JPH0548144U - スイッチ装置 - Google Patents

スイッチ装置

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JPH0548144U
JPH0548144U JP10859791U JP10859791U JPH0548144U JP H0548144 U JPH0548144 U JP H0548144U JP 10859791 U JP10859791 U JP 10859791U JP 10859791 U JP10859791 U JP 10859791U JP H0548144 U JPH0548144 U JP H0548144U
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contact
operation knob
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広幸 森
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ラバーコンタクトのストロークを一定にする
と共に、不快な操作音を発しないように、操作ノブの作
動を規制し得るスイッチ装置を提供する。 【構成】 接点機構10,20を固定するハウジング1
と、これに回動自在に支持する操作ノブ2を有する。更
に、固定接点12を有する基板6上に配設し可動接点1
1を有するラバーコンタクト7と、可動接点11が固定
接点12に当接する方向にラバーコンタクト7を駆動す
るリテーナ4を備え、ラバーコンタクト7にはストッパ
31,32が設けられている。このストッパ31,32
により、可動接点11が固定接点12に当接したときリ
テーナ4の移動が阻止されて操作ノブ2の作動が規制さ
れる。これにより、ラバーコンタクト7のストロークが
一定とされ、操作音を発することもない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、操作ノブの操作に応じてラバーコンタクトを駆動してスイッチング 作動を行なうスイッチ装置に関し、特に操作ノブの作動を規制する手段を備えた スイッチ装置に係る。
【0002】
【従来の技術】
操作ノブの操作に応じてラバーコンタクトを駆動してスイッチング作動を行な うスイッチ装置は種々の分野において活用されている。例えば実開平1−106 039号公報には、自動車のパワーウインドウモータ制御用として、ラバーコン タクトを備えたスイッチ装置が記載されている。その他、実開昭62−1421 29号、実開昭63−60234号等の公報にもラバーコンタクトを備えたスイ ッチ装置が記載されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記公報に記載のラバーコンタクトを備えたスイッチ装置においては、何れも 構成部品の公差等によりラバーコンタクトのストロークにバラツキが生じ、接点 間の接触圧不足による接触不良や、過大な接触圧によるラバーコンタクトの破損 等を惹起するおそれがある。また、操作ノブの下部がハウジングに直接当接した ときに操作ノブの作動が停止するように構成した場合には、操作ノブがハウジン グに当接する度に高音の操作音を発し不快感を与えることになる。
【0004】 そこで、本考案はラバーコンタクトのストロークを一定にすると共に、不快な 操作音を発しないように、操作ノブの作動を規制し得るスイッチ装置を提供する ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本考案は、ハウジングと、該ハウジングに移動可 能に支持する操作ノブと、該操作ノブの移動方向に配設し固定接点を有する基板 と、該基板上に配設し前記固定接点と対向する可動接点を有するラバーコンタク トを備え、前記操作ノブの操作に応じて前記可動接点が前記固定接点に当接する 方向に前記ラバーコンタクトを駆動するスイッチ装置において、前記可動接点が 前記固定接点に当接したとき前記操作ノブの作動を規制する係止部材を前記ラバ ーコンタクトに設けることとしたものである。
【0006】 また、本考案は、ハウジングと、該ハウジングに移動可能に支持する操作ノブ と、該操作ノブの移動方向に配設し固定接点を有する基板と、該基板上に配設し 前記固定接点と対向する可動接点を有するラバーコンタクトと、前記ハウジング に摺動自在に支持し前記操作ノブの操作に応じて前記可動接点が前記固定接点に 当接する方向に前記ラバーコンタクトを駆動する可動部材とを備えたスイッチ装 置において、前記可動接点が前記固定接点に当接したとき前記可動部材の移動を 阻止し、前記操作ノブの作動を規制する係止部材を前記ラバーコンタクトに設け ることとするとよい。
【0007】
【作用】
上記の構成になるスイッチ装置において、操作ノブを操作すると、これに応じ てラバーコンタクトが駆動される。そして、ラバーコンタクトの可動接点が基板 の固定接点に当接しオン状態となると、ラバーコンタクトに設けられた係止部に よって操作ノブの作動が規制される。即ち、操作ノブをそれ以上同方向に操作す ることができなくなる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案のスイッチ装置の実施例を図面を参照して説明する。 図1乃至図3は本考案の一実施例に係るスイッチ装置を示すもので、操作ノブ 2の押下(プッシュ)及び引上(プルアップ)操作により夫々スイッチ作動を行 ない得るように構成されており、例えば自動車のパワーウインドウスイッチに適 用される。
【0009】 上記プッシュ・プルアップ型の操作ノブ2は、図3に示すようにピン2sによ ってハウジング1に揺動自在に支持されている。即ち、操作ノブ2の把持部2a を上下動することによってピン2sを中心に時計回転方向及び反時計回転方向に 回動し得るように支持されている。操作ノブ2は図1に示すように中空で、内側 略中央の底面(図1では上面)に節度面2bが形成されており、操作ノブ2の両 回転方向にリブ2c,2dが延出形成されている。
【0010】 ハウジング1は例えば筐体で、これにプリント配線基板6(以下、単に基板6 という)が取り付けられ、この基板6上にラバーコンタクト7が配設されている 。ラバーコンタクト7には、接点部7aと、これを覆うスカート部7bが一体的 に形成されており、接点部7aの先端面に可動接点11が形成されている。一方 、基板6上には可動接点11と対向する固定接点12が設けられており、従って これらにより対向接点方式の接点機構10が構成されている。同様に、接点機構 20が構成され、操作ノブ2の両回転方向に夫々接点機構10,20が配設され ている。
【0011】 ハウジング1の上部には操作ノブ2と共に節度機構が構成されている。即ち、 ハウジング1に筒体部1aが一体的に形成されており、その中空部に有底筒体形 状の節度子3が摺動自在に収容されている。節度子3の一方の端部は球面形状に 形成され、他方の端部は開口端を構成し、この開口端から中空部内に圧縮コイル スプリング3s(以下、単にスプリング3sという)が収容されている。これに より、スプリング3sは節度子3の内部底面と筒体部1aの内部底面との間に介 装され、節度子3が操作ノブ2の節度面2bに押接される方向に付勢されている 。
【0012】 更に、ハウジング1の上部には筒状の支持部1b,1cが形成され、これらに リテーナ4,5が摺動自在に支持されている。リテーナ4,5は図1に示すよう に断面略T字状の板体で、各々の軸方向端部の端面が夫々接点機構10,20の ラバーコンタクト7に当接するように配設されている。
【0013】 一方、ラバーコンタクト7には、本考案にいう係止部材たる柱状のストッパ3 1,32が一体的に突出形成されており、これらのストッパ31,32の端面に 対向するようにリテーナ4に延出部4a,4bが形成されている。尚、本実施例 では、接点機構20側についてはストッパを省略したが、リテーナ5にも同様に 延出部を形成し、これに対向する位置のラバーコンタクト7にストッパを形成す ることとしてもよい。
【0014】 次に、上記の構成になるスイッチ装置の作動を説明する。図1に示すように操 作ノブ2が初期位置にあるときには、ラバーコンタクト7の弾性力によって可動 接点11と固定接点12との間が一定の間隔に保持されており、接点機構10, 20は何れも開放状態にある。操作ノブ2を押圧操作し操作ノブ2を図1の位置 から反時計回転方向に駆動すると、図2に示すようにリブ2cによってリテーナ 4が下方に駆動され、ラバーコンタクト7の接点部7aが下方に移動して可動接 点11が固定接点12に当接し、接点機構10が閉成する。
【0015】 このとき、操作ノブ2を図2のように反時計回転方向に大きな力で駆動しても 、リテーナ4を介して可動接点11と固定接点12が当接した後は、リテーナ4 の延出部4a,4bが夫々ストッパ31,32に当接するのでリテーナ4の摺動 が阻止される。即ち、操作ノブ2の作動が規制され、これ以上反時計回転方向に 操作することはできなくなる。これにより、ラバーコンタクト7のストロークは 一定とされ、接点部7aが必要以上に圧縮されることはなく、スカート部7bに 亀裂が生ずるおそれもない。
【0016】 これに対し、操作ノブ2の把持部2aに指を引掛けて引上操作し操作ノブ2を 図1の時計回転方向に駆動した場合には、リテーナ5を介して接点機構20が閉 成する。この場合において、リテーナ5に対してもラバーコンタクト7にストッ パを設けることとすれば、操作ノブ2が図1の時計回転方向に操作されたときに も、接点機構20が閉成後は操作ノブ2をそれ以上同方向に操作できないように することができる。
【0017】 尚、上記操作ノブ2の両方向の作動に伴い、節度機構の節度子3が、これに摺 接する節度面2b上をスプリング3sの付勢力に抗して移動するので、操作ノブ 2に節度感が付与される。
【0018】 図4は本考案のスイッチ装置の他の実施例を示すもので、前述の実施例におい てはストッパ31,32はラバーコンタクト7と一体の柱状に形成されているの に対し、本実施例ではインサート成形により剛性大の補強材33を内蔵すること としたものである。これにより、前述の実施例に比しストッパ31,32の剛性 が大となり、操作ノブ2の大きな操作力にも対抗し得る。
【0019】 また、図5は本発明の更に他の実施例を示すもので、基板6に孔6aが穿設さ れ、この孔6aを挿通する突起1dがハウジング1に一体的に形成されている。 一方、ラバーコンタクト7には図5に示すように中空部を有する有底筒体形状の 膨出部7cが形成されており、この膨出部7cに突起1dが挿入されてストッパ 31,32が構成される。而して、本実施例においては、突起1dによってスト ッパ31,32の剛性が大となるというのみならず、突起1d及び孔6aにより 、基板6をハウジング1に配置する際の位置決めを容易に行なうことができると 共に、突起1d及び膨出部7cによって、ラバーコンタクト7を基板6上に配置 する際の位置決めを容易に行なうことができる。
【0020】 尚、上記実施例においてはプッシュ・プルアップ型のスイッチ装置としたが、 本考案はこれに限るものではなくシーソ型スイッチ装置等他の形式のスイッチ装 置にも適用可能であり、操作ノブによって直接ラバーコンタクトを駆動するスイ ッチ装置にも適用し得る。また、自動車のパワーウインドウスイッチ以外の種々 の用途に供し得る。
【0021】
【考案の効果】
本考案は前述のように構成されているので以下に記載する効果を奏する。 即ち、本考案のスイッチ装置においては基板上のラバーコンタクトに設けた係 止部材により、操作ノブの作動を規制することができるので、ラバーコンタクト を損なうことなく一定のストロークで安定したスイッチング作動を確保すること ができる。また、操作ノブがハウジング等に当接して不快な操作音を発するとい ったことは生じず、良好な操作性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るスイッチ装置の断面図
である。
【図2】本考案の一実施例に係るスイッチ装置の操作ノ
ブを押圧した状態を示す断面図である。
【図3】本考案の一実施例に係るスイッチ装置の正面図
である。
【図4】本考案の他の実施例に係るスイッチ装置のラバ
ーコンタクト部分の断面図である。
【図5】本考案の更に他の実施例に係るスイッチ装置の
ラバーコンタクト部分の断面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 操作ノブ 2b 節度面 2c,2d リブ 3 節度子 3s スプリング 4,5 リテーナ 4a,4b 延出部 6 基板 7 ラバーコンタクト 10 接点機構 11 可動接点 12 固定接点 20 接点機構 31,32 ストッパ(係止部材)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングと、該ハウジングに移動可能
    に支持する操作ノブと、該操作ノブの移動方向に配設し
    固定接点を有する基板と、該基板上に配設し前記固定接
    点と対向する可動接点を有するラバーコンタクトを備
    え、前記操作ノブの操作に応じて前記可動接点が前記固
    定接点に当接する方向に前記ラバーコンタクトを駆動す
    るスイッチ装置において、前記可動接点が前記固定接点
    に当接したとき前記操作ノブの作動を規制する係止部材
    を前記ラバーコンタクトに設けたことを特徴とするスイ
    ッチ装置。
JP10859791U 1991-12-05 1991-12-05 スイッチ装置 Expired - Lifetime JP2542376Y2 (ja)

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JPH0548144U true JPH0548144U (ja) 1993-06-25
JP2542376Y2 JP2542376Y2 (ja) 1997-07-23

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010160920A (ja) * 2009-01-06 2010-07-22 Alps Electric Co Ltd 車載用スイッチ装置
JP2011515011A (ja) * 2008-03-13 2011-05-12 オムロン・デュアルテック・オートモーティブ・エレクトロニクス・インコーポレイテッド 電気スイッチアセンブリ

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JP2010160920A (ja) * 2009-01-06 2010-07-22 Alps Electric Co Ltd 車載用スイッチ装置

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