JP3490092B2 - ポリマーの凝固仕上げ方法 - Google Patents

ポリマーの凝固仕上げ方法

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JP3490092B2 JP51819296A JP51819296A JP3490092B2 JP 3490092 B2 JP3490092 B2 JP 3490092B2 JP 51819296 A JP51819296 A JP 51819296A JP 51819296 A JP51819296 A JP 51819296A JP 3490092 B2 JP3490092 B2 JP 3490092B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はポリマーの凝固仕上げ(coagulation finish
ing)方法に関するものである。より詳細には本発明
は、主として共役ジエンおよび/または主としてモノビ
ニル芳香族化合物から誘導されるブロックコポリマーお
よびランダムコポリマーを仕上げる水蒸気凝固法の改良
に関するものである。
有機アルカリ金属開始剤の存在下での主としてモノビ
ニル芳香族化合物と主として共役ジエンとのアニオン重
合反応を、完全に逐次合成されたブロックコポリマーの
場合にはプロトン供与剤により或いは最初に製造された
中間体ジブロックコポリマーの場合にはカップリング剤
を用いて停止させた後に、有機溶剤中のコポリマーの溶
液からランダムコポリマーおよびブロックコポリマーを
仕上げるために水蒸気凝固方法を使用することは、たと
えばヨーロッパ特許出願第0413403号から公知である。
前記ヨーロッパ特許出願、特に第6頁、第7、8行およ
び第54〜56行から、モノビニル芳香族化合物と共役ジエ
ンとのランダムコポリマーもしくはブロックコポリマー
のセメントおよび大量のシクロペンタンからなる溶剤を
水蒸気凝固によって処理することは公知である。
しかしながら、上記方法、特にこの方法をモノビニル
芳香族化合物と共役ジエンとから誘導される比較的低粘
度を有するブロックコポリマーに適用する場合に一般的
に明らかにされた上記方法の欠点は、大きな凝塊が形成
されること、反応器がひどく汚染されていることおよび
/または極めて低い処理量でしか前記ブロックコポリマ
ーの仕上げが行えないことであり、したがって回収コス
トがかさむことである。他方、比較的低い粘度および/
または比較的高いポリ(モノビニル芳香族化合物)含有
量を有するブロックコポリマーに対する別の仕上げ方法
は高価な装置を更に必要とするため極めて高い資本投資
を伴うことも当業者にはよく知られている。
主としてモノビニル芳香族化合物と主として共役ジエ
ンとから誘導される比較的低粘度を有するブロックコポ
リマーの場合、たとえば感圧接着剤のような幾つかのブ
ロックコポリマーの最終用途に対する需要がなお増大し
ているのに対しブロックコポリマーの仕上げはより経済
的に、すなわちより高い処理量と共に、汚染を回避し或
いは低減させてより短い清浄時間、さらにより少ない資
本支出が求められていることも当業者には了解されよ
う。
したがって本発明の目的は、(コ)ポリマー、特に主
として共役ジエンおよび/または主としてモノビニル芳
香族物から誘導される(コ)ポリマーの凝固仕上げの改
良方法を提供することにある。
本明細書にて使用する「(コ)ポリマーの凝固仕上げ
方法」という用語は、(コ)ポリマーを含有する有機溶
剤溶液を、該ポリマーが実質的に不溶性である不混和性
液体と混合し、たとえば水蒸気または熱不活性ガス(た
とえば窒素)のような熱流体により有機溶剤の実質的部
分を蒸発除去すべく同時に熱を供給するような全ての仕
上げ方法を原則として網羅することが了解されよう。
これら具体態様のうち、水蒸気凝固仕上げ法が最も好
適である。
広範な研究および実験の結果、目的とする水蒸気凝固
仕上げの改良方法が驚くことに見出された。
したがって本発明は、分散剤としてのポリビニルアル
コールの存在下での(コ)ポリマー含有セメントの凝固
による(コ)ポリマー(特に主として共役ジエンおよび
/または主としてモノビニル芳香族化合物から誘導され
た(コ)ポリマー)の凝固仕上げ方法に関するものであ
る。好ましくは本発明は、(コ)ポリマーの水蒸気凝固
仕上げ方法、より好ましくは少なくとも1個の主として
共役ジエンから誘導されたブロックと少なくとも1個の
主としてモノビニル芳香族化合物から誘導されるブロッ
クとを含むブロックコポリマーの水蒸気凝固仕上げ方法
に関するものである。
本発明の方法に使用されるポリビニルアルコールは20
0〜200,000、好ましくは3000〜30,000の範囲の重量平均
分子量を有し、25〜98%、好ましくは60〜90%の範囲の
平均加水分解度を有しうる。
ポリビニルアルコールは凝固水の重量に対し10〜10,0
00ppm、好ましくは25〜1000ppm、特に好ましくは40〜10
0ppmの量で添加される。
本発明の方法の好適態様によれば、ポリビニルアルコ
ールを小水流によって接触器に導入するが、他の態様に
よればPVAを予備混合セメントとして接触器に導入しう
ることも了解されよう。
驚くことに、凝固仕上げの過程、特に少なくとも1個
の主として共役ジエンからなるブロックと少なくとも1
個の主としてモノビニル芳香族化合物からなるブロック
とを有するブロックコポリマーの水蒸気凝固仕上げ過程
において、分散剤としてポリビニルアルコールを使用す
れば、低粘度ブロックコポリマーの場合に大きな凝塊の
形成および反応器の著しい汚染を防止しうる一方、スラ
リーにおけるブロックコポリマー濃度を、たとえば50pp
mのポリビニルアルコールを凝固水に加える場合は1重
量%から4.5重量%まで顕著に増大させうることが判明
した。
ポリビニルアルコール分散剤の使用は、水性スラリー
中のブロックコポリマー濃度の増大により処理量を高め
且つ反応器汚染のための清浄時間を短縮することができ
る。
本明細書で用いる「主として」という用語は、特定モ
ノマーを実質的に純粋な形態で用いうること或いは或る
特定少量(<20重量%)の、ブロックセグメントの主た
るモノマー成分と構造上類似または構造上異なりうるコ
モノマーと混合していてもよいことを意味する。たとえ
ば主たる成分1,3−ブタジエンを少量の他の共役ジエ
ン、たとえばイソプレン、1,3−ペンタジエン、2,3−ジ
メチル−1,3−ブタジエン、2−メチル−1,3−ペンタジ
エンもしくは2,3−ジメチル−1,3−ペンタジエンまたは
その混合物と、或いは構造上異なるコモノマー、たとえ
ばモノビニル芳香族化合物と混合することができる。モ
ノビニル芳香族モノマーである主たる成分は一般に、必
要に応じ少量のα−メチルスチレン、3,5−ジエチルス
チレン、4−n−プロピルスチレン、2,4,6−トリメチ
ルスチレン、4−フェニルスチレン、4−メチルスチレ
ン、3,5−ジフェニルスチレン、1−ビニルナフタレ
ン、3−エチル−1−ビニルナフタレン、フェニル−1
−ビニルナフタレンもしくはその混合物と混合された、
或いはイソプレン、ブタジエン、1,3−ペンタジエン、
2,3−ジメチル−1,3−ブタジエン、2−メチル−1,3−
ペンタジエン、2,3−ジメチル−1,3−ペンタジエンもし
くはその混合物と混合されたスチレンから選択される。
この種のモノマー混合物から得られるコポリマーブロッ
クセグメントは実質的にランダム構造もしくはテーパ構
造を有することができる。
所望ならば、好ましくは1つの特定ブロックセグメン
トの主たるモノマー成分を他のブロックセグメントの主
たるモノマー成分と混合する。たとえばブタジエンをス
チレンと混合する。
本発明の方法は、(コ)ポリマーセメント、好ましく
は主としてポリ(共役ジエン)または共役ジエンとモノ
ビニル芳香族化合物とのコポリマーからなりうるポリマ
ーに適用されることが了解されよう。より好ましくは、
本発明の方法は、15〜90重量%、特に25〜85重量%の範
囲の結合ポリ(モノビニル芳香族化合物)含有量を有す
るブロックコポリマーを仕上げるべく使用される。
本発明の方法により好適に仕上げられる他の特定種の
ブロックコポリマーは、接着組成物に使用される低粘度
ブロックコポリマー類である。これらの種類のブロック
コポリマーは特にタイプABAもしくは(AB1nXのブロッ
クコポリマーからなり、ここで成分Aは5000〜30,000の
範囲の平均分子量を有する主としてポリスチレンブロッ
クを示し、Bは30,000〜70,000の範囲の平均分子量を有
し、必要に応じ選択的に水素化された主としてポリ(イ
ソプレン)ブロックおよび/またはポリ(ブタジエン)
ブロックを示し、B1は15,000〜35,000の範囲の平均分子
量を有し、必要に応じ選択的に水素化された主としてポ
リ(イソプレン)および/またはポリ(ブタジエン)ブ
ロックセグメントを示し、Xはハロゲン非含有カップリ
ング剤の残基であり、n>3であり、その全分子量は5
0,000〜300,000の範囲であると共に、ブロックコポリマ
ー中の結合スチレンの含有量は最終ブロックコポリマー
の重量に対し10〜50重量%の範囲である。
より詳細には、前記特定ABAトリブロックコポリマー
におけるBブロックの平均分子量は30,000〜50,000の範
囲であり、Aブロックの平均分子量は8,000〜25,000の
範囲であり、コポリマーの全分子量は50,000〜200,000
の範囲であり、A成分は10〜30重量%の範囲の量にて存
在する。
トリブロックコポリマーABAまたはラジアルブロック
コポリマー(AB1nXは主生成物は種々異なる量のジブ
ロックコポリマーAB1を含んでいてもよく、これは事前
に作成されたリビングブロックコポリマーAB1とカップ
リング剤とをカップリングして(AB1nXもしくはABAと
したためか(<95%のカップリング効率に基づく)、或
いは充分に逐次重合されたトリブロックコポリマーと同
時に生成させ或いは添加してホットメルト接着組成物の
製造のために加工性を適合させたためであることが了解
されよう。本発明のジブロックコポリマーは40,000〜8
0,000の平均分子量を有しうる。
本発明の方法は、事前に重合を行った広範な種類の不
活性有機溶剤を含む(コ)ポリマーセメントに好適に適
用しうることが判明した。より詳細には、本発明の方法
は、純粋なスチレンブロックとブタジエンおよび/また
はイソプレンのブロックとを含有するブロックコポリマ
ーからなるセメントに好適に適用しうることが判明し
た。
一般に、これら溶剤は、必要に応じ少量(<50容量
%)の5〜7個の炭素原子を有する線状もしくは分岐鎖
アルカン(たとえばn−ヘキサン、イソペンタンもしく
はn−ペンタン)から選択される溶剤と混合したシクロ
ヘキサンもしくはシクロペンタンから選択されうる。
一般に本発明の方法によれば、セメントを3〜12bara
の範囲の圧力および120〜200℃の範囲の温度の水蒸気と
接触器内で混合して、混合物を一般に90〜120℃の範囲
の温度および1.0〜2.5baraの圧力にて操作されるコアギ
ュレータに導入して溶剤の大部分をフラッシュ除去して
凝縮させる。
得られるゴム状スラリーは一般に3〜5重量%のポリ
マー(特にエラストマー)と約5重量%のポリマーにお
ける残留溶剤とを含有し、溶剤は1回もしくはそれ以上
の追加水蒸気フラッシュ工程にて除去される。このフラ
ッシュ工程は95〜105℃の温度および1〜1.5baraの圧力
にて0.2重量%もしくはそれ以下の溶剤含有量に達する
まで操作される。
一般に、各水蒸気フラッシュ容器における滞留時間は
20〜40分間の範囲である。
ポリマービーズ(特にポリエステルビーズ)の水性ス
ラリー(このスラリーはポリビニルアルコールおよび分
散安定剤を含有する)を脱水する方法は、たとえば米国
特許第4,154,923号から公知である。この方法は: (a)スラリー中に、少なくとも200の分子量を有する
不溶性有機安定解除剤(destabilizer)を、溶解性イオ
ン化基を含有する可溶性の親化合物から、スラリーを凝
集させると共に脱水を促進するのに充分な量にて沈澱さ
せ、 (b)スラリーから水を少なくとも50℃の温度で物理的
に分離して処理されたスラリーを脱水して、実質的にポ
リ(ビニルアルコール)分散安定剤を含まないポリマー
ビーズの軟質ケーキを形成させる 工程からなっている。
しかしながら、従来ポリ(ビニルアルコール)の使用
は不利になるだけと当業者には考えられていた。何故な
ら、ポリ(ビニルアルコール)含有ポリマーの回収すべ
きスラリーは追加の沈澱工程を必要とすると共に、ポリ
(ビニルアルコール)を含まないポリマーを作成するに
は安定解除剤を必要とするからである。したがって、当
業者は凝固仕上げにポリビニルアルコールを使用するこ
とを除外していた。
以下、非限定的実施例により本発明をさらに説明す
る。
実施例1 1500gのCariflex(登録商標)TR−1112(Shell Chemi
cal社製造)を攪拌機を装着した25Lのステンレス鋼反応
器に充填し、14.1L(11.0kg)のシクロヘキサンと9L
(5.7kg)のイソペンタンとを添加した。反応器を1barg
の窒素で加圧すると共に12時間にわたり撹拌した。得ら
れた溶液を容器に移し、4bargの窒素圧力下で撹拌しな
がら貯蔵した。
攪拌機を装着した100Lのコアギュレータに30Lの脱イ
オン水を充填した。次いで、この反応物に9000g/モル〜
10000g/モルの範囲の平均分子量(Mw)と80%の平均加
水分解度とを有するポリビニルアルコール1.616gを固体
として添加した。水溶液を高圧水蒸気により加熱しなが
ら撹拌し、さらに高圧水蒸気と炭化水素熱可塑性エラス
トマー溶液との混合物を、水と炭化水素溶剤とよりなる
蒸留液の定常流が得られるような速度でコアギュレータ
に注入した。コアギュレータの内容物を取り出して回収
した。湿潤ポリマーを約45℃の熱風により8時間にわた
り乾燥させた。1480gの微細な白色小片が得られた。
ポリビニルアルコールを添加せずに上記と同様な条件
下でCariflex(登録商標)TR−1112(Shell Chemical社
製造)を凝固させると、大きな凝塊が形成され、コアギ
ュレータが著しく汚染された。
実施例2 9L(7.0kg)の実験用熱可塑性エラストマー(シクロ
ヘキサン中10重量%、分岐鎖SBS、Mw工程−I 35000g/
モル、70重量%のポリスチレン含有量)を容器に充填
し、6L(3.7kg)のイソペンタンを添加した。得られた
溶液を4bargの窒素圧力下で撹拌しながら貯蔵した。
100Lのコアギュレータに30Lの脱イオン水を充填し
た。次いで、この反応器に9000g/モル〜10000g/モルの
範囲の平均分子量(M)と80%の平均加水分解度とを有
するポリビニルアルコール1.50gを固体として添加し
た。
この水溶液を、高圧水蒸気注入により95〜100℃の範
囲の温度まで加熱しながら約30分間にわたり撹拌した。
高圧水蒸気と炭化水素熱可塑性エラストマー溶液との混
合物をコアギュレータへ、水と炭化水素溶剤とよりなる
蒸留液の定常流が得られような速度で注入した。同時
に、0.7重量%の上記ポリビニルアルコールを含有する
水溶液を高圧水蒸気/ポリマー溶液混合物に10mL/minの
平均速度で添加した。コアギュレータの内容物を取り出
して回収した。湿潤ポリマーを約45℃の熱風により8時
間にわたり乾燥させた。約700gの白色小片が得られた。
行ったポリビニルアルコールを添加せずに上記と同様
な条件下で同じ実験用熱可塑性エラストマー(シクロヘ
キサン中10重量%、分枝鎖SBS、Mw工程−I 35000g/モ
ル、70重量%のポリスチレン含有量)を凝固させること
極めて大きい凝塊が形成され、コアギュレータの排出お
よび乾燥工程に問題を残した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フローテンハイス,パウルス・アレクサ ンデル・マリア オランダ国、エヌ・エル−1031・セー・ エム・アムステルダム、バドハイスウエ ヒ・3 (56)参考文献 欧州特許出願公開442569(EP,A 2) 欧州特許出願公開77561(EP,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08F 6/12 C08J 3/00 WPI/L(QUESTEL)

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】分散剤としてのポリビニルアルコールの存
    在下に(コ)ポリマーを水蒸気凝固仕上げする方法であ
    って、(コ)ポリマーのセメントを3〜12baraの範囲の
    圧力および120〜200℃の範囲の温度の水蒸気と接触器内
    で混合し、得られた混合物を90〜120℃の範囲の温度お
    よび1.0〜2.5baraの圧力にて操作されるコアギュレータ
    に導入することを特徴とする(コ)ポリマーの水蒸気凝
    固仕上げ方法。
  2. 【請求項2】(コ)ポリマーが主として共役ジエンおよ
    び/または主としてモノビニル芳香族化合物から誘導さ
    れることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の方法。
  3. 【請求項3】タイプABAもしくは(AB1nXのブロックコ
    ポリマー(ここで成分Aは5000〜30,000の範囲の平均分
    子量を有する主としてポリスチレンブロックを示し、B
    は30,000〜70,000の範囲の平均分子量を有し、必要に応
    じ選択的に水素化された主としてポリ(イソプレン)ブ
    ロックおよび/またはポリ(ブタジエン)ブロックを示
    し、B1は15,000〜35,000の範囲の平均分子量を有し、必
    要に応じ選択的に水素化された主としてポリ(イソプレ
    ン)および/またはポリ(ブタジエン)ブロックセグメ
    ントを示し、Xはハロゲン非含有カップリング剤の残基
    であり、n>3であり、その全分子量は50,000〜300,00
    0の範囲であると共に、ブロックコポリマー中の結合ス
    チレンの含有量は最終ブロックコポリマーの重量に対し
    10〜50重量%の範囲である)を水蒸気凝固仕上げするこ
    とを特徴とする請求の範囲第1または第2項に記載の方
    法。
  4. 【請求項4】ポリビニルアルコールが3000〜30,000の範
    囲の重量平均分子量を有することを特徴とする請求の範
    囲第1〜3項のいずれか一項に記載の方法。
  5. 【請求項5】ポリビニルアルコールが60〜90%の範囲の
    平均加水分解度を有することを特徴とする請求の範囲第
    1〜4項のいずれか一項に記載の方法。
  6. 【請求項6】ポリビニルアルコールを40〜100ppmの量に
    て添加することを特徴とする請求の範囲第1〜5項のい
    ずれか一項に記載の方法。
  7. 【請求項7】ポリビニルアルコールを小水流により接触
    器に導入することを特徴とする請求の範囲第1〜6項の
    いずれか一項に記載の方法。
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