JP3484601B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP3484601B2
JP3484601B2 JP24481297A JP24481297A JP3484601B2 JP 3484601 B2 JP3484601 B2 JP 3484601B2 JP 24481297 A JP24481297 A JP 24481297A JP 24481297 A JP24481297 A JP 24481297A JP 3484601 B2 JP3484601 B2 JP 3484601B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、処理対象物を撮像
して得た処理対象画像から処理対象物の計測・検査等を
行ない、処理対象物の良否を判定する判定信号および計
測データを得る画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、生産ライン上を流れて来る処理対
象物の計測・検査等を行なう画像処理装置においては、
処理対象物の通過を検知する光電スイッチなどから通過
タイミング信号を受け取り、このタイミング信号に同期
して処理対象物を撮像し、画像メモリに記憶するように
している。
【0003】画像メモリに記憶した画像に種々の画像処
理を施し、処理対象物の特徴量を求めるための演算・計
測等を行なう。次いで、この求めた特徴量について予め
設定した判定値と比較して処理対象物の良否を判断し、
その結果を外部に出力する。この結果を表す信号を受け
取った外部の制御装置は、処理対象物を良品と不良品と
に振り分けるための機構を制御するなどの処理を行な
う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の画像処
理装置では、画像メモリに記憶した画像は処理対象物の
良否の判断が終了して次の処理対象物の画像が記憶され
ることで消去され、モニタに表示される画像も次の処理
対象物の画像に切り替わることになる。
【0005】このため、画像を見て良品または不良品の
解析をするためには、良否の判断が終了した処理対象物
の画像を別の記憶装置に保存しておき、この保存した画
像をライン停止後に再生して解析するようにしていた。
【0006】従って、生産ラインの稼働中は、どのよう
な不良品がいつ頃発生したかを知ることができず、不良
品を発生させた生産ラインの原因の解析およびその改善
は即座には実施できないといった不都合があった。
【0007】また、保存した画像と、その画像を計測・
検査したときの判定閾値、検査時刻および生産ライン情
報(ライン速度、照明状態、検査タクト等)等が保存さ
れていないため、不良品が発生したときにこれらの計測
条件が関係しているか否かについて知ることができない
といった不都合があった。
【0008】また、従来の画像処理装置では、処理対象
物の画像を内部の記憶装置に保存する場合、記憶容量に
上限があるため、新たな画像を保存するたびに古い画像
を消去していたのでは、不良品の解析や良品/不良品の
閾値評価をする際に最適な画像を保存することができな
いといった不都合があった。
【0009】本発明は、このような従来の課題を解決す
るためになされたもので、良品および不良品の双方の画
像を保存することによって判定閾値等の計測条件が適切
に設定されている否かを評価することができ、また生産
ラインが稼働中であっても保存した画像の中から任意の
画像をモニタに表示することができ、しかもその画像の
関連情報も同時に表示することができ、さらに画像を保
存する際に記憶容量を考慮して最適な画像を優先的に保
存することができる画像処理装置を提供することを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
画像処理装置は、対象物を撮像する撮像手段と、撮像手
段で撮像した画像に含まれる特徴量を求める計測処理手
段と、対象物の良否を判定する判定閾値、および判定閾
値に所定値を加算もしくは減算した値を画像保存の要否
を判断する保存条件として記憶する記憶手段と、保存条
件を満たす特徴量を有する画像を保存する画像メモリと
を備え、判定閾値を跨いで良品と不良品の双方の画像を
保存するものである。
【0011】本発明によれば、画像メモリに保存する画
像の保存条件を判定閾値とは別に設定することで、判定
閾値を跨いで良品と不良品の双方の画像を保存すること
ができ、判定閾値が適切に設定されているか否かを保存
した画像から評価することができる。
【0012】本発明の請求項2記載の画像処理装置は、
請求項1記載の発明において、画像メモリに保存した画
像の特徴量を前記判定閾値と異なる判定閾値または前記
保存条件と異なる保存条件で再度求めるものである。
【0013】本発明によれば、良品と不良品の判定が適
切に行われない場合、または期待する判定処理が行われ
ない場合は、それまでの計測処理が適切か否か、別の計
測方法ではどうかなどの検証をすることができる。
【0014】本発明の請求項3記載の画像処理装置は、
請求項1記載の発明において、画像メモリの記憶容量を
超えて新たな画像を保存する場合に、判定閾値との差が
最も小さいまたは大きい特徴量を有する画像を優先的に
保存するものである。
【0015】本発明によれば、判定閾値との差が最も小
さい特徴量を有する画像を優先的に保存する場合は、判
定閾値の評価に必要な判定閾値付近の画像を保存するこ
とになるので、不要な画像を保存することなく記憶容量
を有効に活用することができる。また、判定閾値との差
が最も大きい特徴量を有する画像を優先的に保存する場
合は、判定閾値からかけ離れた例外的な不良画像を保存
しておくことで、生産ラインに例外的な事象が発生した
か否か、予想できない対象物が存在したか否かを評価す
ることができる。
【0016】本発明の請求項4記載の画像処理装置は、
請求項1記載の発明において、画像メモリに画像を保存
する際に所定の時間毎に保存する画像メモリの領域を定
め、各領域の記憶容量を超えて新たな画像を保存する場
合に、判定閾値との差が最も小さいまたは大きい特徴量
を有する画像を優先的に保存するものである。
【0017】本発明によれば、判定閾値との差が最も小
さい特徴量を有する画像を優先的に保存する場合は、保
存する画像は所定の時間毎の判定閾値付近の画像となる
ため、時間帯と判定閾値付近の不良品の状態、判定閾値
の適正さの関連を評価することができる。また、判定閾
値との差が最も大きい特徴量を有する画像を優先的に保
存する場合は、保存する画像は所定の時間毎の判定閾値
からかけ離れた例外的な不良画像となるため、時間帯と
例外的な対象物の有無や状態の関連を評価することがで
きる。
【0018】本発明の請求項5記載の画像処理装置は、
請求項1記載の発明において、画像メモリに保存する画
像に関連するデータを記憶する記憶手段を設けるように
したものである。
【0019】本発明によれば、画像メモリに保存する画
像に関連する各種データ、例えば計測データ、判定閾値
データ、検査時刻、検査間隔、生産情報、計測領域、前
処理条件などを記憶手段に記憶し、良品/不良品の発生
原因の解析に用いることができる。
【0020】 本発明の請求項6記載の画像処理装置
は、対象物を撮像する撮像手段と、撮像手段で撮像した
画像に含まれる特徴量を求める計測処理手段と、対象物
の良否を判定する判定閾値、および該判定閾値に所定値
を加算もしくは減算した値を画像保存の要否を判断する
保存条件として記憶する記憶手段と、保存条件を満たす
特徴量を有する画像を保存する画像メモリと、画像メモ
リに保存する画像に関連するデータを記憶する記憶手段
と、画像メモリに保存した画像の中から任意の画像を選
択する操作部と、撮像した対象物または前記画像メモリ
に保存した画像を表示するモニタ手段とを備え、画像メ
モリに保存した判定閾値を跨いで良品と不良品の双方の
画像の中から操作部によって選択した画像を読み出して
モニタ手段に表示するものである。
【0021】本発明によれば、画像メモリに保存されて
いる画像から、使用者が必要とする画像を選択してモニ
タに表示することができる。
【0022】本発明の請求項7記載の画像処理装置は、
請求項6記載の発明において、画像メモリに保存した画
像の中から最新に保存した画像を読み出してモニタ手段
に表示するものである。
【0023】本発明によれば、生産ラインの最新の情報
を常にモニタ手段で確認することができ、生産ラインの
調整にフィードバックを掛けることができる。
【0024】本発明の請求項8記載の画像処理装置は、
請求項6記載の発明において、画像メモリに保存した画
像の中から判定閾値との差が最も小さい特徴量を有する
画像を読み出してモニタ手段に表示するものである。
【0025】本発明によれば、判定閾値が生産ライン上
を流れる対象物を判定するのに最適か否かを常にモニタ
手段で確認し、判定閾値の再調整に反映できる。
【0026】本発明の請求項9記載の画像処理装置は、
請求項6〜8いずれか記載の発明において、モニタ手段
には、表示画像とこの表示画像に関連するデータとを同
時に表示するものである。
【0027】本発明によれば、表示する画像に関連する
データ、例えば検査時刻をモニタ手段に表示すること
で、不良品が発生した時間帯と不良品の状態変化に関連
があるか否かを評価することができる。また、例えば生
産ラインの情報(ラインスピード、検査タクト、照明状
態、時間、生産数量、前後工程の不具合状況など)を表
示することで、不良品が発生したときの生産ラインの諸
状況と不良品の状態変化とに関連があるか否かを評価す
ることができる。
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1〜図11を用いて説明する。
【0033】(実施の形態1)図1は、本発明による画
像処理装置の実施の形態1を示すブロック図で、本体ユ
ニット1と本体ユニット1に接続されたカメラ(撮像手
段)2、モニタ3、ビデオ画像保存装置4、外部メモリ
5、プログラマブルコントローラ6、操作部7などの外
部ユニットとによって構成された状態を示している。
【0034】本体ユニット1は中央処理装置(CPU)
11によって制御され、CPU11にはシステムバス1
2を介してプログラムデータ等の固定データが記憶され
るROM(読み出し専用メモリ)13、各種のデータや
CPU11による処理結果等のデータが一時的に記憶さ
れるRAM(ランダムアクセスメモリ)14、CPU1
1に時間情報を送るタイマー15、外部の入力装置や出
力装置との間でデータの送受を行う入出力部(I/O)
16が接続されている。
【0035】入出力部16には、前述した外部ユニット
のうちアナログ映像信号を保存するビデオ画像保存装置
4、種々のデータを外部に保存する外部メモリ5、処理
対象物の画像を取り込むときのタイミングを入力したり
計測データや良品/不良品判定データを受けて生産ライ
ンの制御を行うプログラマブルコントローラ6、使用者
がデータやコマンド等を入力するキーボード等からなる
操作部7がそれぞれ接続されている。
【0036】また、本体ユニット1は、生産ライン上を
流れて来る処理対象物を撮像したカメラ2からの映像信
号をディジタル画像データに変換するA/D変換部1
7、このディジタル画像データの画像メモリ18への書
き込みおよび読み出しを制御する画像メモリ制御部19
を備え、画像メモリ18は計測対象となるディジタル画
像データおよび保存対象となるディジタル画像データを
記憶する。
【0037】また、画像メモリ制御部19には、ディジ
タル画像データに含まれる様々な特徴量を高速に演算・
計測する計測処理部20、画像メモリ制御部19からの
ディジタル画像データと文字図形メモリ21からのディ
ジタル画像データとの重ね合せおよび選択を制御する表
示制御部22が接続されている。文字図形メモリ21は
CPU11からシステムバス12を介して図形イメージ
や文字情報のディジタル画像データが書き込まれるよう
に構成されている。
【0038】表示制御部22の出力には、D/A変換部
23が接続されており、ディジタル画像データをアナロ
グ映像信号に変換してモニタ3およびビデオ画像保存装
置4に出力するように構成されている。
【0039】また、本体ユニット1は同期制御部24を
備え、A/D変換部17、画像メモリ制御部18、表示
制御部22およびD/A変換部23に同期信号を送り、
アナログ映像信号とディジタル画像データに対する様々
な処理のタイミングが同期するように制御する。なお、
同期制御部24、計測処理部20および文字図形メモリ
21はシステムバス12を介してCPU11等に接続さ
れている。
【0040】ところで、この実施の形態ではプログラム
データを記憶するプログラムメモリとしてROM13を
用いるようにしたが、フロッピーディスク等の外部記録
媒体にプログラムデータを記録し、機械読み取りによっ
て入出力部16を介してRAM14にロードし、RAM
14をプログラムメモリとして用いてもよい。
【0041】次に、動作について説明する。カメラ2は
生産ライン(図示せず)を流れて来る処理対象物を撮像
し、その映像信号を本体ユニット1に出力する。本体ユ
ニット1では、映像信号をモニタ3に出力し、通過する
処理対象物を表示する。
【0042】また、本体ユニット1は生産ライン上を流
れる処理対象物が所定位置を通過すると、プログラマブ
ルコントローラ6から通過タイミング信号を受け、カメ
ラ2から送られて来る映像信号のうち1画面分の映像信
号を計測対象のディジタル画像データとして画像メモリ
18に記憶する。
【0043】次いで、画像メモリ18から計測対象とな
るディジタル画像データを読み出して、計測処理部20
でこの画像データに含まれる様々な特徴量を高速に演算
・計測し、その結果を特徴量を表す計測データとしてR
AM14に記憶する。
【0044】次いで、RAM14に記憶した計測データ
と良品/不良品を判定する判定閾値とを比較し、良品信
号または不良品信号を入出力部16からプログラムコン
トローラ6に出力する。プログラムコントローラ6はこ
の信号を受けて生産ライン上を流れる処理対象物の良品
/不良品の分別などの制御を行う。
【0045】次いで、RAM14に記憶した計測データ
と画像保存の要否を判断する保存条件とを比較し、計測
データがこの条件を満たしている場合は、計測した画像
を画像メモリ制御部19の制御のもとに保存対象の画像
として画像メモリ18に記憶する。この場合、多くの画
像が保存できるように画像データに圧縮処理を施して保
存し、読み取り時に伸張処理して再生してもよい。
【0046】保存条件としては、計測データが所定の判
定閾値以上を良品と判定する場合には、例えば判定閾値
に所定値αを加算した値とし、または計測データが所定
の上限値および下限値の間に存在する場合に良品と判定
する場合は、例えば「下限値−α」〜「上限値+α」と
する。
【0047】保存条件としては、これ以外にも目的に応
じて種々の条件を設定することができる。図2にその様
子を示す。同図(a)は保存条件が前述した「下限値−
α〜上限値+α」の場合、(b)は保存条件が「下限値
+α〜上限値−α」の場合、(c)は保存条件が「下限
値−α〜下限値+α」の場合、(d)は保存条件が「上
限値−α〜上限値+α」の場合である。
【0048】また、画像メモリ18に保存する画像に関
連付けて、その画像の計測データ、判定閾値データ、検
査時刻、検査間隔などの各データをRAM14に記憶す
る。さらに、入出力部16を介して外部から生産情報を
読み込み、例えば生産ラインの速度、検査タクト、照明
状態、生産個数、前後工程の生産歩留りなどの各データ
をRAM14に記憶する。さらに、比較のための基準画
像、計測領域、前処理の条件(エッジ抽出のためのマス
クデータ、ノイズ除去のためのマスクデータ、エッジ強
調のためのマスクデータ等)、2値化のための閾値など
をRAM14に記憶する。
【0049】なお、保存対象の画像を画像メモリ18に
記憶する場合に、画像メモリ18の記憶容量を超える場
合は、画像メモリ18から一定の条件を満たす画像を削
除して、その空き領域に新たに保存しようとする画像を
記憶する。
【0050】画像メモリ18から画像を削除する条件と
しては、保存されている画像の計測データと判定閾値と
の差が最も大きい画像あるいは最も小さい画像などであ
る。判定閾値との差が最も大きい画像を削除することは
判定閾値に近い計測データを持つ画像を優先的に保存す
ることになり、保存する画像は判定閾値付近の画像とな
るため、不要な画像を保存することなく保存容量を有効
に活用できる。
【0051】これに対し、判定閾値との差が最も小さい
画像を削除することは判定閾値からかけ離れた例外的な
不良画像を優先的に保存することになるため、生産ライ
ンに例外的な事象が発生したかどうか、予想できない処
理対象物があったかどうかなどを評価できる。
【0052】また、画像データを画像メモリ18に保存
する際に、検査時刻によって保存領域を特定し、記憶容
量を超える場合の画像データの削除を、各保存領域毎に
行うようにしてもよい。
【0053】図3はその様子を示す画像メモリ18のメ
モリマップ図で、領域18aはカメラ2で撮像した計測
対象画像を記憶する計測画像格納領域、この装置の稼働
時刻を9時から17時とした場合、領域18bは9時〜
10時に発生した画像データを記憶する保存画像格納領
域、領域18cは10時〜11時に発生した画像データ
を記憶する保存画像格納領域、領域18dは12時〜1
3時に発生した画像データを記憶する保存画像格納領
域、…、領域18iは16時〜17時に発生した画像デ
ータを記憶する保存画像格納領域である。
【0054】なお、優先付けによって画像メモリ18に
保存されなくなる画像データは、ビデオ画像保存装置4
に保存するようにしてもよい。この場合、削除する画像
データの映像信号をD/A変換部23から出力する際
に、入出力部16からビデオ画像保存装置4にタイミン
グ信号を出力し、このタイミング信号に同期してビデオ
画像保存装置4が確実に映像信号を取り込むようにす
る。
【0055】画像メモリ18に記憶した複数の画像の中
から任意の画像を選択して消去する場合は、使用者が操
作部7から消去準備命令を入力する。CPU11はこの
命令を受けて消去可能であることをモニタ3に表示し、
次いで画像メモリ18に保存されている画像と画像番号
とをモニタ3に順次表示する。
【0056】使用者が操作部7から消去する画像番号を
入力すると、その画像番号に関連した画像データを画像
メモリ18から読み出してモニタ3に表示する。そし
て、使用者が操作部7から入力した消去命令を読み取
り、そのとき表示されている画像を画像メモリ18から
消去する。このモードを解除するときは、使用者が操作
部7から消去準備解除命令を入力する。
【0057】ところで、モニタ3には通常はカメラ2が
撮像している生産ライン上の処理対象物が表示されてい
るが、画像メモリ18に記憶した複数の画像データの中
から任意の画像データを選択し表示することができる。
例えば、使用者が操作部7から再表示命令を入力する
と、CPU11はこの命令を受けてモニタ3に再表示可
能であることを表示する。そして、ここからはカメラ2
から取り込んだ画像は計測処理するがモニタ3には表示
しないようにする。
【0058】次いで、使用者が操作部7から画像メモリ
18に記憶した複数の画像の中から任意の画像の番号を
選択すると、CPU11はこの命令を受けてモニタ3に
その番号とその番号に相当する画像を表示する。
【0059】図4は、その様子を示すモニタ3の画面表
示例を示す図である。同図において(a)は画像番号2
の画像を示す画面で、黒く塗り潰された部分が不良箇所
である。画面の右端に画像番号が表示され、画像番号2
にマークが付されている。同様にして(b)〜(d)は
それぞれ画像番号3〜5の画像を示す画面である。
【0060】こうして選択した画像はモニタ3に表示さ
れ続ける。この画像を消去し再びカメラ2が撮像してい
る処理対象物の画像に切り換えるには、使用者が操作部
7から再表示解除命令を入力することで行う。
【0061】また、画像メモリ18に記憶した複数の画
像の中から最新の画像を選択してモニタ3へ表示するこ
とができる。この場合は、使用者が操作部7から最新保
存画像表示命令を入力すると、CPU11はこの命令を
受けてカメラ2から取り込んだ画像を計測処理はしても
モニタ3に表示しないようにし、RAM14に記憶され
ている検査時刻データの中から最新データを検索し、こ
のデータに関連した画像データを画像メモリ18から読
み出しモニタ3に表示する。
【0062】こうして選択した画像はモニタ3に表示さ
れ続ける。この画像を消去し再びカメラ2が撮像してい
る処理対象物の画像に切り換えるには、使用者が操作部
7から表示解除命令を入力することで行う。
【0063】また、画像メモリ18に記憶した複数の画
像の中から判定閾値との差が最も小さい計測データを有
する画像を選択してモニタ3へ表示することができる。
この場合は、使用者が操作部7から判定閾値付近画像表
示命令を入力すると、CPU11はこの命令を受けてカ
メラ2から取り込んだ画像を計測処理はしてもモニタ3
に表示しないようにし、RAM14に記憶されている計
測データの中から判定閾値との差が最も小さい計測デー
タを検索し、このデータに関連した画像データを画像メ
モリ18から読み出してモニタ3に表示する。
【0064】図5は、その様子を示すモニタ3の画面表
示例を示す図で、判定閾値との差が最も小さい計測デー
タを有する画像を表示し、画面の左上に判定閾値と計測
データとを表示した様子を示している。この例の場合
は、|J−A|>|J−B|、となっているので、図
(a)の画像の次に図(b)の画像が表示される。な
お、Jは判定閾値、A,Bは計測データである。
【0065】こうして選択した画像はモニタ3に表示さ
れ続ける。この画像を消去して再びカメラ2が撮像して
いる処理対象物の画像に切り換えるには、使用者が操作
部7から表示解除命令を入力することで行う。
【0066】モニタ3への画像表示例としては、これ以
外にも、図6に示すように、処理対象画像Kの上に計測
領域M1〜M4を破線で表示し、その領域が良であれば
その領域内に丸印Pを表示し、不良であればその計測領
域、この例では計測領域M2を実線Qで表示する。そし
て、画面の左上に計測データを表示する。
【0067】また、図7に示すように、画面の左上に計
測データ、検査時刻、検査間隔、生産量、歩留まり、ラ
インスピードなどの情報を表示するようにしてもよい。
【0068】また、画像メモリ18に記憶した複数の画
像の中から任意の画像を選択して再度計測し、その結果
をモニタ3へ表示することができる。これは、例えばそ
れまでの計測方法が適切かどうか、別の計測方法ではど
うなるのかを検証する場合に行う。
【0069】この場合は、使用者が操作部7から再計測
準備命令を入力すると、CPU11はこの命令を受けて
再計測が可能であることをモニタ3に表示する。そし
て、画像メモリ18に保存されている画像番号1の画像
を表示する。使用者が操作部7から再計測を行う画像番
号を入力すると、画像番号に関連した画像データを画像
メモリ18から読み出してモニタ3に表示する。
【0070】次いで、そのときに表示されている画像を
計測処理部20で処理し、その計測結果をモニタ3に表
示する。使用者は計測データを書き替えるか否かを決
め、再計測解除命令によって再計測モードを解除する。
【0071】(実施の形態2)図8は、本発明による画
像処理装置の実施の形態2を示すブロック図である。本
実施の形態では、本体ユニット1にD/A変換部25を
新たに設け、画像メモリ制御部19から出力される画像
データを外部のビデオ画像保存装置4に直接出力するよ
うに構成されている。その他の構成は前述の図1に示す
構成と同一である。
【0072】この構成において、画像メモリ18に記憶
されている画像データを画像メモリ制御部19で選択
し、D/A変換部25および表示制御部22に出力し、
D/A変換部25で画像データをアナログ映像信号に変
換してビデオ画像保存装置4に保存する場合は、D/A
変換部25からアナログ映像信号が出力された時点に同
期して入出力部16からビデオ画像保存装置4にタイミ
ング信号を出力する。その他の動作は前述の実施の形態
1と同様であるので省略する。
【0073】(実施の形態3)図9〜図11は、本発明
による画像処理装置の実施の形態3を示すブロック図で
ある。この画像処理装置は複数の画像処理ユニットを備
え、処理対象物が生産ラインを高速かつ大量に送られて
来た場合に、それらの画像を複数の画像処理ユニットに
順次振り分けることによって、装置全体としての処理速
度を高速化するようにしたものである。
【0074】本実施の形態による画像処理装置は、コン
トロールユニット31、カメラユニット32および複数
N個の画像処理ユニット33A〜33Nから構成され、
各ユニットはカメラバス41、I/Oバス42、表示バ
ス43によって互いに接続されている。
【0075】カメラバス41はカメラユニット32から
の撮像画像データCD、同期データCVD,CHD、ク
ロックデータCBCLKを画像処理ユニット33A〜3
3Nに転送する。
【0076】I/Oバス42はカメラユニット32およ
び画像処理ユニット33A〜33Nからの割り込みデー
タINTをコントロールユニット31に転送し、コント
ロールユニット31からの制御データ(ハイ・アドレス
・ストローブHAS,ロー・アドレス・ストローブLA
S,データ・ストローブDS,リード・ライト信号R/
W)をカメラユニット32および画像処理ユニット33
A〜33Nに転送し、さらに各ユニット31,32,3
3A〜33N間でデータADの転送を行う。
【0077】表示バス43は画像処理ユニット33A〜
33Nからの表示画像データDDをコントロールユニッ
ト31に転送し、コントロールユニット31からの同期
データVD,HDを画像処理ユニット33A〜33Nに
転送する。
【0078】カメラユニット32は、生産ライン上を送
られて来る処理対象物をカメラ(図示せず)で撮像した
映像信号を、撮像画像データCDに変換し、カメラバス
41を介して画像処理ユニット33A〜33Nに送出す
る。カメラユニット32は内部にCPUを備えており、
それに付随して各種のメモリ、割り込みポートなどを備
えている。なお、接続するカメラは複数台であってもよ
い。
【0079】コントロールユニット31は、この装置全
体を制御するもので、カメラユニット32で取り込んだ
画像データを画像処理ユニット33A〜33Nのどのユ
ニットに割り当てるかの決定、外部ユニットとのデータ
のやり取りの制御、モニタ3(図示せず)に表示する画
像の選択などの処理を行う。
【0080】コントロールユニット31は、これらの処
理を行うために、図10に示すように、CPU31a、
プログラムROM31b、RAM31c、フラッシュメ
モリ31d、割り込みポート31e、I/Oバスインタ
ーフェイス31fを備え、これらの各部はCPUバス3
1gを介して互いに接続されている。
【0081】CPUバス31gには、このほかにも後述
する表示メモリ制御部31h、シリアルデータの送受を
行うシリアルバスインターフェイス31i、パラレルデ
ータの送受を行うパラレルバスインターフェイス31
j、操作卓からのデータを受けるコンソールインターフ
ェイス31k、キーボードからのデータを受けるキーボ
ードインターフェイス31m、メモリカードとデータの
送受を行うメモリカードインターフェイス31nが接続
されている。
【0082】表示メモリ制御部31hは、画像処理ユニ
ット33A〜33Nから表示バス43を介して送られて
来る表示画像データDDを、フリップフロップ(FF)
31pでタイミングを揃えて受け取り、この受け取った
表示画像データDDをD/A変換部31qに送出してア
ナログ映像信号に変換し、モニタ3に表示したり、画像
メモリ31rに蓄積したりする。また、同期バス31t
を介して表示バス43に同期信号HD,VDを送出した
り、文字図形メモリ31sの文字データ等をモニタ3に
表示するなどの処理を行う。
【0083】画像処理ユニット33A〜33Nは、カメ
ラユニット32から取り込んだ処理対象物の撮像画像デ
ータCDの中から、自己に割り当てられた画像データを
受け取り、計測画像データとして画像メモリに格納する
と共に、格納した画像データの特徴量を求め、所定の判
定閾値と比較して対象物の良否を求めると共に、その特
徴量が保存条件を満たす場合は、その画像データを保存
画像データとして画像メモリに格納する。
【0084】これらの処理を行うために、CPU33
a、プログラムROM33b、RAM33c、フラッシ
ュメモリ33d、割り込みポート33e、デュアルポー
トRAM33fを備え、これらはCPUバス33gを介
して互いに接続されている。また、CPUバス33gに
は、画像データの計測処理や画像メモリの制御を行う画
像処理・メモリ制御部33hが接続されている。
【0085】この画像処理・メモリ制御部33hには、
撮像画像データCDを保存するための計測画像メモリ3
3i、特徴量が保存条件を満たしている画像データを格
納するための保存画像メモリ33j、画像データの良否
を判定する際の基準となるモデル画像を格納するための
モデルメモリ33kが接続されている。
【0086】また、画像処理・メモリ制御部33hに
は、カメラバス41を転送されて来た撮像画像データC
Dを受け取るための入力バス33m、画像データをコン
トロールユニット31に送出するための出力バス33n
が接続されている。そして、この出力バス33nには、
表示バス43を介してコントロールユニット31に送出
する表示画像データDDの各ビットを揃えるためのフリ
ップフロップ(FF)33pが接続されている。
【0087】次に、動作について説明する。カメラ2は
生産ラインを流れて来る処理対象物を撮像し、その映像
信号をカメラユニット32に入力する。カメラユニット
32は映像信号をディジタル画像データに変換し、撮像
画像データCDとしてカメラバス41に出力する。
【0088】カメラバス41に送られた撮像画像データ
CDは、コントロールユニット31によって選択された
画像処理ユニットを経由して表示バス43に出力され、
表示バス43からコントロールユニット31に送られ
る。コントロールユニット31では、送られて来た表示
画像データをD/A変換部31qでアナログ映像信号に
変換し、モニタ3に出力する。こうしてモニタ3の画面
には生産ラインを流れて来る処理対象物の画像が表示さ
れる。
【0089】処理対象物が所定の位置を通過すると、コ
ントロールユニット31のシリアルI/F31iに外部
の検出センサから通過タイミング信号が入力される。コ
ントロールユニット31はこの信号を受けるとI/Oバ
ス42を介して画像処理ユニット33A〜33Nの中の
空いているユニット(例えば、画像処理ユニット33
A)を選択し、そのユニット内の画像処理・メモリ制御
部33hの制御の下に、カメラバス41に送られて来る
撮像画像データCDの1画面分の撮像画像データCD
を、計測画像メモリ33iに記憶する。
【0090】次いで、画像処理・メモリ制御部33hは
計測画像メモリ33iに記憶した画像データに含まれる
様々な特徴量を求め、あるいはモデルメモリ33kに記
憶したモデル画像と比較し、良品または不良品を表す信
号をI/Oバス42を介してコントロールユニット31
に出力する。また、画像保存の要否を判断する保存条件
と比較し、保存条件を満たしている場合は保存対象の画
像として保存画像メモリ33jに記憶する。
【0091】こうした処理の最中に、外部の検出センサ
から次の処理対象物が所定の位置を通過したことを示す
通過タイミング信号がコントロールユニット31に入力
されると、コントロールユニット31はI/Oバス42
を介して画像処理ユニット33A〜33Nの中の空いて
いるユニット(例えば、画像処理ユニット33B)を選
択し、カメラバス41に送られて来る撮像画像データC
Dの1画面分の画像データをそのユニット内に取り込
む。それ以降の処理は前述と同様である。
【0092】このように、複数の画像処理ユニット33
A〜33Nを設けることによって、順次送られて来る画
像データを各画像処理ユニットに振り分け、装置全体と
しての処理速度を高速化するようにしている。
【0093】なお、カメラユニット32に複数台のカメ
ラが接続されている場合は、各カメラの画像データ別に
各画像処理ユニットで異なる処理を行わせるようにして
もよい。また、保存条件を満たしている保存対象の画像
データは、コントロールユニット31の画像メモリ31
rに記憶するようにしてもよい。
【0094】
【発明の効果】本発明の画像処理装置によれば、処理対
象物の良否を判定する判定閾値と画像を保存するための
保存条件とを異ならせるようにしたので、必要に応じて
良品または不良品あるいは双方の画像を保存することが
でき、こうして保存した画像を再生することによって判
定閾値が適切に設定されているか否かを評価することが
できる。
【0095】また、本発明の画像処理装置によれば、良
品と不良品の判定が適切に行われない場合、または期待
する判定処理が行われない場合は、それまでの計測処理
が適切か否か、別の計測方法ではどうかなどの検証を行
うことができる。
【0096】また、本発明の画像処理装置によれば、画
像メモリの記憶容量を超えて画像を保存する場合に、判
定閾値付近の画像を優先的に保存すれば、不要な画像を
保存することなく記憶容量を有効に活用することができ
る。あるいは判定閾値からかけ離れた例外的な不良画像
を優先的に保存すれば、生産ラインに例外的な事象が発
生したか否か、予想できない対象物が存在したか否か等
を評価することができる。
【0097】また、本発明の画像処理装置によれば、画
像メモリに画像を保存する際に所定の時間毎に保存する
領域を定め、各領域の記憶容量を超えたときに新たな画
像を保存する場合に、判定閾値付近の画像を優先的に保
存するので、時間帯と判定閾値付近の不良品の状態、判
定閾値の適正さの関連を評価することができる。あるい
は判定閾値からかけ離れた例外的な不良画像を優先的に
保存するので、時間帯と例外的な対象物の有無や状態の
関連を評価することができる。
【0098】また、本発明の画像処理装置によれば、画
像メモリに保存する画像に関連する各種データ、例えば
計測データ、判定閾値データ、検査時刻、検査間隔、生
産情報、計測領域、前処理条件などを記憶手段に記憶
し、良品/不良品の発生原因の解析等に用いることがで
きる。
【0099】また、本発明の画像処理装置によれば、画
像メモリに保存されている画像から使用者が必要とする
画像を操作部で選択し、モニタに表示することができ
る。
【0100】また、本発明の画像処理装置によれば、画
像メモリに最新に保存した画像をモニタに表示すること
ができる。これにより生産ラインの最新の情報を常に確
認し、生産ラインの調整にフィードバックを掛けること
ができる。
【0101】また、本発明の画像処理装置によれば、画
像メモリに保存した画像の中から判定閾値との差が最も
小さい特徴量を有する画像をモニタに常に表示すること
ができる。これにより判定閾値が生産ライン上を流れる
対象物を判定するのに最適か否かを常に確認し、判定閾
値の再調整に反映できる。
【0102】また、本発明の画像処理装置によれば、表
示する画像とこの画像に関連するデータとをモニタに同
時に表示することができるので、例えば検査時刻を表示
することで、不良品が発生した時間帯と不良品の状態変
化に関連があるか否かを評価することができる。また、
例えば生産ライン情報を表示することで、不良品が発生
したときの生産ラインの諸状況と不良品の状態とに関連
があるか否かを、ラインスピード、検査タクト、照明状
態、時間、生産数量、前後工程の不具合状況などから評
価することができる。
【0103】また、本発明の画像処理装置によれば、複
数の画像処理ユニットを設け、カメラユニットから順次
送られて来る処理対象物の画像データをコントロールユ
ニットによって各画像処理ユニットに振り分けるので、
処理対象物が生産ラインを高速かつ大量に送られて来た
場合でも、装置全体としての処理速度を高速化すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像処理装置の実施の形態1を示
すブロック図である。
【図2】画像データを画像メモリに記憶する際の保存条
件を説明する説明図である。
【図3】画像メモリのメモリマップ図である。
【図4】モニタの画面表示例を示す図である。
【図5】モニタの画面表示例を示す図である。
【図6】モニタの画面表示例を示す図である。
【図7】モニタの画面表示例を示す図である。
【図8】本発明による画像処理装置の実施の形態2を示
すブロック図である。
【図9】本発明による画像処理装置の実施の形態3を示
すブロック図である。
【図10】図9に示すコントロールユニットのブロック
図である。
【図11】図9に示す画像処理ユニットのブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 本体ユニット 2 カメラ 3 モニタ 4 ビデオ画像保存装置 5 外部メモリ 6 プログラマブルコントローラ 7 操作部 11 CPU 12 システムバス 13 ROM 14 RAM 15 タイマー 16 入出力部 17 A/D変換部 18 画像メモリ 18a 計測画像格納領域 18b〜18i 保存画像格納領域 19 画像メモリ制御部 20 計測処理部 21 文字図形メモリ 22 表示制御部 23,25 D/A変換部 24 同期制御部 31 コントロールユニット 32 カメラユニット 33(33A〜33N) 画像処理ユニット 33h 画像処理・メモリ制御部 33i 計測画像メモリ 33j 保存画像メモリ 33k モデルメモリ 41 カメラバス 42 I/Oバス 43 表示バス
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−94536(JP,A) 特開 平8−334475(JP,A) 特開 平7−113762(JP,A) 特開 平8−91543(JP,A) 特開 平8−21803(JP,A) 特開 平8−101915(JP,A) 特開 平7−234934(JP,A) 特開 平5−90365(JP,A) 特開 平8−105713(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 1/00 300 G01N 21/84

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対象物を撮影する撮像手段と、 前記撮像手段で撮像した画像に含まれる特徴量を求める
    計測処理手段と、 前記対象物の良否を判定する判定閾値、および該判定閾
    値に所定値を加算もしくは減算した値を画像保存の要否
    を判断する保存条件として記憶する記憶手段と、 前記保存条件を満たす特徴量を有する画像を保存する画
    像メモリと、 を備え 判定閾値を跨いで良品と不良品の双方の画像を保存す
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記判定閾値と異な
    る判定閾値または前記保存条件とは異なる保存条件を満
    たす特徴量を有する画像を再度保存するように構成した
    ことを特徴とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記画像メモリの記
    憶容量を超えて新たな画像を保存する場合に、前記判定
    閾値との差が最も小さいまたは大きい特徴量を有する画
    像を優先的に保存することを特徴とする画像処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記画像メモリに画
    像を保存する際に所定の時間毎に保存する画像メモリの
    領域を定め、各領域の記憶容量を超えて新たな画像を保
    存する場合に、前記判定閾値との差が最も小さいまたは
    大きい特徴量を有する画像を優先的に保存することを特
    徴とする画像処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1において、前記画像メモリに保
    存する画像に関連するデータを記憶する記憶手段を有す
    ることを特徴とする画像処理装置。
  6. 【請求項6】 対象物を撮像する撮像手段と、 前記撮像手段で撮像した画像に含まれる特徴量を求める
    計測処理手段と、 前記対象物の良否を判定する判定閾値、および該判定閾
    値に所定値を加算もしくは減算した値を画像保存の要否
    を判断する保存条件として記憶する記憶手段と、 前記保存条件を満たす特徴量を有する画像を保存する画
    像メモリと、 前記画像メモリに保存する画像に関連するデータを記憶
    する記憶手段と、 前記画像メモリに保存した画像の中から任意の画像を選
    択する操作部と、 前記撮像した対象物または前記画像メモリに保存した画
    像を表示するモニタ手段とを備え、 前記画像メモリに保存した判定閾値を跨いで良品と不良
    品の双方の画像の中から前記操作部によって選択した画
    像を読み出して前記モニタ手段に表示することを特徴と
    する画像処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記画像メモリに保
    存した画像の中から最新に保存した画像を読み出し前記
    モニタ手段に表示することを特徴とする画像処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項6において、前記画像メモリに保
    存した画像の中から前記判定閾値との差が最も小さい特
    徴量を有する画像を読み出して前記モニタ手段に表示す
    ることを特徴とする画像処理装置。
  9. 【請求項9】 請求項6〜8のいずれかにおいて、前記
    モニタ手段には、表示画像とこの表示画像に関連するデ
    ータとを同時に表示することを特徴とする画像処理装
    置。
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