JP3484435B2 - 投写型表示装置 - Google Patents
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Description
をスクリーン上に拡大投写する投写型表示装置に関す
る。
じた光学像を形成し、その光学像に光を照射し、投写レ
ンズによりスクリーン上に拡大投写する方法が従来より
よく知られている。ライトバルブとして、反射型ライト
バルブを用いれば、高い解像度と高い画素開口率を両立
させることができ、光利用効率の高い高輝度の投写画像
を表示できる。
投写型表示装置の光学系の構成図を図10に示す。光源
としてのランプ1から放射される光を反射型ライトバル
ブ6上に集光及び照明する照明光学系は、凹面鏡2、断
面が反射型ライトバルブ6の有効表示面と略同じアスペ
クト比の四角柱状のロッドプリズム3、コンデンサレン
ズ4、及び集光ミラー5によって構成される。
し、第1焦点と第2焦点を有する。ランプ1の発光体の
中心が凹面鏡2の第1焦点付近に位置するように配置さ
れ、ロッドプリズム3の光入射面が凹面鏡2の第2焦点
付近に位置するように配置されている。また、凹面鏡2
はガラス製基材の内面に赤外光を透過させ可視光を反射
させる光学多層膜を形成させたものである。
り反射及び集光され、凹面鏡2の第2焦点にランプ1の
発光体像を形成する。ランプ1の発光体像は光軸に近い
中心付近が最も明るく、周辺ほど急激に暗くなる傾向に
あるため、輝度に不均一性が残る。この問題に対し、第
2焦点付近にロッドプリズム3の入射面を配置し、ロッ
ドプリズム3の側面で入射光を多重反射させて輝度の均
一化を図り、ロッドプリズム3の出射面を2次面光源と
して以降のコンデンサレンズ4、集光ミラー5によっ
て、反射型ライトバルブ6上に結像させれば、照明光の
均一性を確保することができる。
いて、図11を用いて説明する。反射型ライトバルブ6
は映像信号に応じて光の進行方向を制御し反射角の変化
として光学像が形成されるものである。画素ごとにミラ
ー素子21がマトリックス状に形成され、各ミラー素子
21は白表示としてのON信号と黒表示としてのOFF
信号でそれぞれ±θ゜だけ投写レンズの光軸と垂直な平
面22に対して傾く。照明主光線24はカバーガラス2
3を透過後ミラー素子21に入射及び反射され、再びカ
バーガラス23を出射する。
において、照明主光線24の入射角は、ON光主光線2
5が平面22と垂直な方向、即ち投写レンズの光軸に沿
って反射及び進行するように設定する。この場合、照明
主光線24とON光主光線25とのなす角度は2θとな
る。また、図11Bに示すように、OFF信号時におい
ては、OFF光主光線26が投写レンズに入射しない方
向に反射及び進行し、照明主光線24とOFF光主光線
26とのなす角度は6θとなる。
6に入射する照明光8は、ON信号時にはON光9とし
て投写レンズ7に入射し、OFF信号時にはOFF光1
0として投写レンズ7の有効径の外に進行する。このよ
うにON光9とOFF光10の時間配分を映像信号に応
じて制御することによりスクリーン上に投写画像を形成
する。
ス23と外部媒質の空気との界面で発生する反射光は、
図10においては斜線部である不要反射光11として進
行し、その一部は投写レンズ7に入射する。この不要反
射光11は、ON/OFFいずれの信号時においても同
様に進行するため、特にOFF進行時の黒表示の品位に
著しく悪影響を及ぼし、コントラスト性能を劣化させる
要因となるという問題があった。
り、必要光の遮光を抑えて、明るさの低下を最小限に抑
えながら、コントラスト性能を向上させることができる
投写型表示装置を提供することを目的とする。
型表示装置は、光源と、入射した照明光に対する反射光
の進行方向を信号に応じて制御する反射型ライトバルブ
と、前記光源からの光を前記反射型ライトバルブ上に集
光する照明光学系と、前記反射型ライトバルブからの光
を拡大投写する投写レンズと、前記投写レンズの入射瞳
の位置、または前記入射瞳と略共役な位置に配置され、
開口によって前記光源からの放射光の一部を遮光する絞
りとを備え、前記絞りの開口の重心を、前記反射型ライ
トバルブの前面で反射された不要反射光のスクリーン上
への投写を抑えるよう、前記投写レンズまたは照明光学
系の光軸に対し、偏心して配置したことを特徴とする。
要光の遮光を抑えることができるので、明るさの低下を
最小限に抑えながら、コントラスト性能を向上させるこ
とができる。
の開口は、円と直線で囲まれた形状であることが好まし
い。また、前記絞りの開口は、2つの円を重ねた場合の
重なりあう部分の形状であることが好ましい。また、前
記絞りを、少なくとも一辺が直線である遮光板と円形の
開口を有する固定絞りで構成し、前記固定絞りの開口に
対し前記遮光手段を変位させたことが好ましい。また、
前記絞りを、円形の開口を有する遮光板と円形の開口を
有する固定絞りで構成し、前記固定絞りの開口に対し前
記遮光板を変位させたことが好ましい。また、前記絞り
を、円形の開口を有し、かつ開口径が変化可能な遮光板
と円形の開口を有する固定絞りで構成し、前記遮光板の
開口の重心を前記固定絞りの開口に対し偏心させたこと
が好ましい。また、前記投写型表示装置においては、遮
光手段と前記遮光手段の可動手段とをさらに備えてお
り、前記絞りの開口の形状は、前記遮光手段により遮光
された形状であり、前記遮光手段により遮光された形状
は、前記照明光学系又は前記投写レンズの光軸に対して
非回転対称であり、前記可動手段は前記遮光手段を変位
させて、前記開口の面積を可変できることが好ましい。
前記のような投写型表示装置によれば、回転対称に遮光
する絞り、例えば開口を同心円状に狭めて行く絞りに比
べ、必要光の遮光を抑えることができるので、明るさの
低下を最小限に抑えながら、コントラスト性能を向上さ
せることができる。また、コントラスト性能と光出力と
を任意に調整できる。
反射型ライトバルブへ反射するとともに、前記反射型ラ
イトバルブからの反射光を透過するプリズムを備えたこ
とが好ましい。前記のような投写型表示装置によれば、
照明光学系をコンパクトに構成でき、プリズム界面で発
生する不要反射光についても、明るさの低下を最小限に
抑えながら、カットすることができる。
ており、前記照明光学系からの照明光を前記反射型ライ
トバルブへ反射し、前記反射型ライトバルブからの光を
透過する第1のプリズムと、前記照明光を赤、青、及び
緑の3原色光に分解し、かつ前記3原色光に対応した前
記各反射型ライトバルブからの反射光を1つに合成する
第2のプリズムとをさらに備えたことが好ましい。前記
のような投写型表示装置によれば、高精細でフルカラー
の投写画像を表示でき、第1のプリズム、及び第2のプ
リズムの界面で発生する不要反射光についても、明るさ
の低下を最小限に抑えながら、カットすることができ
る。
成面と、前記画像形成面の出射側に、前記画像形成面と
平行に配置された透明板とを有していることが好まし
い。
号に応じて光の反射方向を制御する複数のミラー素子が
マトリックス状に配列されていることが好ましい。
記反射型ライトバルブに斜め方向から入射し、前記照明
光の外周と前記反射型ライトバルブからの不要反射光の
外周とが最も近接する前記遮光手段の位置を基準位置と
すると、前記遮光手段は、前記可動手段により、前記基
準位置から前記光軸に向かう一方向に移動でき、前記一
方向の移動を継続するにつれて、前記絞りの遮光面積が
増大することが好ましい。前記のような投写型表示装置
によれば、前記反射型ライトバルブからの不要反射光を
光軸側から順にカットすることができる。
では円形であることが好ましい。
部の形状が、略半円形状であることが好ましい。前記の
ような投写型表示装置によれば、光軸に対して非回転対
称である遮光部の形状を容易に形成できる。
平面方向について見ると、前記光軸上の点を通る水平線
と平行な直線であり、前記平行な直線と、前記絞りの開
口の内周線とで囲まれる遮光部の形状が略半円形状であ
ることが好ましい。
部の形状が、略三日月形状であることが好ましい。前記
のような投写型表示装置によれば、光軸に対して非回転
対称である遮光部の形状を容易に形成できる。
ており、前記円形の開口を前記絞りの開口に対して偏心
させることにより前記遮光部が形成され、前記遮光手段
の開口の内周線と、前記絞りの開口の内周線とで囲まれ
る前記遮光部の形状が略三日月形状であることが好まし
い。
能で、前記絞りの開口に対して偏心して配置された開口
を有しており、前記遮光手段の開口の内周線と、前記絞
りの開口の内周線とで囲まれる前記遮光部の形状が略三
日月形状であり、前記遮光手段の開口の内径寸法を変化
させることにより、前記遮光部の面積が変化することが
好ましい。
合、前記絞りの開口のうち光軸上の点を通る水平線に対
して上側を上側部分、下側を下側部分とすると、前記絞
りの開口は、前記上側部分又は下側部分のいずれか一方
の側から他方の側へと順次、前記遮光手段により遮光さ
れることにより、遮光面積が増大することが好ましい。
を80%以上の反射率で反射する金属、又は誘電体多層
膜で形成されていることが好ましい。前記のような投写
型表示装置によれば、光吸収量を抑えることができ、遮
光部表面の温度が高温となり、輻射熱によって周辺の光
学部品が破損することを防止できる。
変位量を制御する制御手段を備えており、前記絞りの遮
光量が、入力される映像信号のレベルに応じて変化する
ように前記制御手段により制御されることが好ましい。
前記のような投写型表示装置によれば、例えば、暗いシ
ーンほどコントラストや黒レベルの低さを重視し、明る
いシーンほど白レベルの高さを重視するように制御すれ
ば、よりコントラスト感の高い表示性能を得ることがで
きる。
制御できることが好ましい。前記のような投写型表示装
置によれば、使用用途に応じて、明るさ重視の投写画像
とコントラスト重視の投写画像とを任意に選択できる。
ら、参照しながら説明する。
略構成を示している。同図において、1は光源としての
ランプ、31は絞り、6は反射型ライトバルブ、7は投
写レンズである。また、凹面鏡2、ロッドプリズム3、
コンデンサレンズ4、集光ミラー5によって構成される
光学系を総称して照明光学系と呼ぶ。12は照明光学系
の光軸を示している。
は、図10を用いて説明した通り、画素毎にミラー素子
21がマトリックス状に形成され、映像信号に応じて光
の進行方向を制御し反射角の変化として光学像が形成さ
れるものである。凹面鏡2は、反射面の断面形状が楕円
形をなす楕円面鏡であり、第1焦点と第2焦点を有す
る。
り、発光体の中心が凹面鏡2の第1焦点付近に位置する
ように配置され、ロッドプリズム3の光入射面が凹面鏡
2の第2焦点付近に位置するように配置されている。ま
た、凹面鏡2は、ガラス製基材の内面に赤外光を透過さ
せて可視光を反射させる光学多層膜を形成したものであ
る。
面が反射型ライトバルブ6の有効表示面と同じアスペク
ト比である四角柱であり、ランプ1からの放射光が集光
される場所に配置されるため、材質は耐熱性に優れる石
英ガラスからなる。ロッドプリズム3の入射面付近に凹
面鏡2によって集光されたランプ1の発光体像を形成さ
せる。凹面鏡2によって集光されたランプ1の発光体像
は光軸12に近い中心付近が最も明るく、周辺ほど急激
に暗くなる傾向にあるため、面内に輝度の不均一性が残
る。
光線束はロッドプリズム3の側面で多重反射され、反射
回数分だけ発光体像が細分割及び重畳されて照明される
ため、ロッドプリズム3の出射面においては輝度が均一
化される。このようにランプ発光体像の細分割及び重畳
効果によって、ロッドプリズム3内で反射される回数が
多いほど均一性が向上する。このため、均一性の度合い
はロッドプリズム3の長さに依存する。本実施形態にお
いては、スクリーン上の周辺照度が中心照度に対して9
0%以上となるようにロッドプリズム3の長さを設定し
た。
ズム3の出射面を2次面光源とし、それ以降に配置され
ているコンデンサレンズ4と集光ミラー5によって、反
射型ライトバルブ6の有効表示面積とマッチングする倍
率で結像させれば、集光効率の確保と均一性の向上とを
両立させることができる。ランプ1から放射される光は
照明光学系によって集光され、照明光32は反射型ライ
トバルブ6に入射する。
2うち、白表示に相当するON光33は投写レンズ7に
入射してスクリーン上(図示せず)に拡大投写される。
一方、黒表示に相当するOFF光34は投写レンズ7の
有効径外に進行し、スクリーンには到達しない。
を、より具体的に説明する。図2に示した投写型表示装
置は、各光学部材の位置関係の理解を容易にするため、
図1に示した構成において、光軸が同一線上となるよう
に展開したものである。
要素である集光ミラー5を、透過要素であるレンズ5a
に置き換え、かつ反射要素である反射型ライトバルブ6
を透過要素であるライトバルブ6aに置き換えててい
る。図2中、斜線で示している光線束は、軸上光線束9
0であり、91及び92は軸外光線束である。
てロッドプリズム3の入射面に結像される。ロッドプリ
ズム3を通る光は,ロッドプリズム3の内面で多重反射
を繰り返して、出射面側では輝度が均一化される。
像とすると、この光源像はレンズ4a、5aによってラ
イトバルブ6aに結像し、さらに投写レンズ7によって
スクリーン上(図示せず)に結像する。すなわち、ロッ
ドプリズム3の出射面とライトバルブ6aの光学像形成
面との関係は、互いに共役な関係にあり、ライトバルブ
6aの光学像形成面とスクリーン面との関係も互いに共
役な関係にある。
応する絞りであり、照明光学系の光路中に配置されてお
り、レンズ4a、レンズ5aとの間にある。絞り93
は、投写レンズ7中に配置されている。絞り31a、及
び絞り93は、軸上光線束90、軸外光線束91、及び
軸外光線束92の光線束断面積の大きさを決定する開口
絞りである。絞り93は投写レンズ7の入射瞳の位置に
配置されており、絞り31aは絞り93と略共役な位置
に配置されている。
の構成は、光軸が同一線上にはないが、共役な関係につ
いては、図2の構成と同様である。また、これらの各図
では、不要光の作用を説明するため、軸外光線束の図示
は省略している。
示している。各図において、固定絞り36は、光が透過
する開口を有しており、配置位置及び開口形状が固定さ
れている。絞りは、この固定絞り36と、遮光手段であ
る遮光板37a、37b、又は37cとの組み合わせに
よって構成される。
よって変位が可能であり、この変位によって、遮光面積
を可変できる。遮光手段の変位とは、遮光手段の位置の
移動や、遮光手段の開口面積変化のような遮光手段自体
の形状変化も含んでいる。
6と、遮光手段である遮光板37aとを備えている。本
図において、固定絞り36の開口の一部は、遮光板37
aによって、遮光されている。斜線部が遮光部(例え
ば、右端図の符号38aで示した部分。図3B、Cの符
号38b、38cについても同じ。)である。
移動するにつれて、遮光面積が大きくなる。遮光板37
aは、固定絞り36の開口の中心36a(図1の光軸1
2上の点)を通る水平線39と平行な直線である辺37
dを有している。このため、辺37dと、固定絞りの開
口の内周線とで囲まれる遮光部の形状が略半円形状とな
っている。このことは、遮光板37aを下方に移動させ
ても同様であり、辺37dと水平線39とが一致すれ
ば、遮光部は完全な半円形状となる。
ある遮光板37bには、開口が形成されている。本図に
示した例においても、図3Aに示した例と同様に、遮光
板37bが下方に移動するにつれて、遮光面積が変化す
る。すなわち、遮光板37bの開口と、固定絞り36の
開口との偏心量が大きくなるにつれて、遮光面積が大き
くなる。本図に示した例では、遮光板37bの開口の内
周線と、固定絞り36の開口の内周線とで囲まれる遮光
部の形状が略三日月形状となっている。
光手段である遮光板37cには、開口が形成されてい
る。遮光板37cの開口は、開口径が変化可能であり、
遮光面積を可変できる。すなわち、本図に示したよう
に、遮光板37cの開口径が小さくなるにつれて、遮光
面積は大きくなる。また、本図の例も図3Bの例と同様
に、遮光板37cの開口の内周線と、固定絞り36の開
口の内周線とで囲まれる遮光部の形状が略三日月形状と
なっている。
とると、遮光板37aの辺37dが固定絞り36の開口
の上方にある場合は、遮光面積がゼロとなる。この状態
では、図1において、照明光32と反射型ライトバルブ
6のカバーガラス界面で発生する不要反射光35とが最
も近接する状態になる。すなわち、この状態では、投写
レンズ7に入射する不要反射光の量も多くなる。
方向に移動しながら、遮光面積が可変する。すなわち照
明光32の外周と反射光35の外周とが最も近接する前
記遮光手段の位置を基準位置とすると、下辺37dを、
この基準位置から光軸12に向かう方向に移動開始さ
せ、以後この移動方向と同じ一方向に移動し続けると、
遮光面積は増大し続け、固定絞り36の開口は、上方か
ら順に遮光されることになる。また、遮光部が形成され
た状態において、矢印40方向と逆方向に下辺37dを
移動させると、遮光面積は減少し、固定絞り36の開口
は一方向に開放して行くことになる。
射光35は、光軸側から順にカットされることになる。
すなわち、遮光板37aの下辺37dの位置の矢印40
方向の移動により、遮光面積は大きくなるものの、遮光
部の形状は、光軸に対して非回転対称であるので、遮光
部は固定絞り36の上方から順に大きくなり、固定絞り
36の開口の下方部分は開口したままである。
る絞り、例えば開口を同心円状に狭めて行く絞りに比べ
て、必要光の遮光を抑えることができるので、明るさの
低下を最小限に抑えながら、コントラスト性能を向上さ
せることができる。
えばモーターの回転軸にギアを介して遮光板を取り付
け、モーターの回転と連動して遮光板の位置が変位する
構造を用いればよい。この場合、回転軸の回転量を制御
して、遮光板を任意の位置に制止させて、遮光面積を制
御できるようにすればよい。
移動して遮光面積が増大する例を示しているが、図3C
の例では、遮光板37cは固定されたままで、遮光板3
7cの開口面積を変化させて遮光面積を増大させてい
る。このような、開口面積を可変できる遮光板37c及
び可動手段の機構には、例えば虹彩絞りと同様な機構を
用いればよい。
の材質は、表面の反射率が80%以上のものが望まし
い。遮光部には高いエネルギーの光が入射するため、遮
光部表面の光吸収量が大きくなると、遮光面積が大きく
なるにつれて遮光部の温度が高温となり、場合によって
はその輻射熱によって周辺の光学部品が破損する恐れも
あるからである。
させ反射率が約88%のアルミニウム板を用いた。な
お、これに限るものではなく、ステンレス等の金属鏡面
仕上げ品や、誘電体多層膜を基板の表面に形成したミラ
ー素子を用いてもよい。
の絞り遮光量と投写画像性能との関係を示したグラフで
ある。図4Aは絞り遮光量(横軸S)とコントラスト比
(縦軸C)との関係を、図4Bは絞り遮光量(横軸S)
と光出力相対値(縦軸P)との関係を表したものであ
る。グラフに示したように、絞り遮光量Sが増大するに
つれて、コントラスト比Cが増大する一方、光出力Pは
減少する。すなわち、絞り遮光量に対する投写画像の投
写画像のコントラスト比と光出力との関係は相反関係に
ある。
け、可動手段の変位量を制御する制御手段により、絞り
の遮光面積を装置の外側からリモートコントロールで制
御できるようにすればよい。この構成によれば、必要に
応じてコントラストと光出力とのバランスを任意に設定
することができる。
矢印40方向に移動させれば、遮光面積が大きくなり、
光出力は低下するがコントラストを向上させることがで
き、逆に遮光板37aを矢印40方向と反対方向に移動
させれば、絞りの開放量が大きくなり、コントラストは
低下するが、光出力を向上させることができる。この構
成によれば、使用用途に応じて、明るさ重視の投写画像
とコントラスト重視の投写画像とを任意に選択できる。
絞りの遮光面積を映像信号のレベルに応じて自動制御し
てもよい。例えば、暗いシーンほどコントラストや黒レ
ベルの低さを重視し、明るいシーンほど白レベルの高さ
を重視するように制御すれば、よりコントラスト感の高
い表示性能を得ることができる。
略構成を示している。同図において、光源としてのラン
プ1、反射型ライトバルブ6、投写レンズ7は図1に示
したものと同様である。また、凹面鏡2、ロッドプリズ
ム3、コンデンサレンズ4、反射ミラー42、フールド
レンズ43、及び全反射プリズム44によって構成され
る光学系を総称して照明光学系と呼ぶ。
レンズ4の作用は、図1を用いて説明した実施形態の場
合と同様であるので、その説明は省略する。本実施形態
では、コンデンサレンズ4を出射した後の光が、反射ミ
ラー42、フィールドレンズ43を経て全反射プリズム
44に入射するように構成している。
て説明する。全反射プリズム44は2つのプリズムから
構成され、互いのプリズムの近接面には非常に薄い空気
層45を形成している。空気層45は、照明光46が空
気層45に入射する場合には臨界角以上の角度で入射し
て全反射されて反射型ライトバルブ6に斜め方向から入
射し、ON光47は投写画像として臨界角以下の角度で
空気層45に入射及び透過して投写レンズ7に入射する
ように角度設定されている。このように、全反射プリズ
ム44を照明光学系の光路中に設けることにより、照明
光学系をコンパクトに構成できる。
6うち、白表示に相当するON光47は全反射プリズム
44,投写レンズ7を透過してスクリーン上(図示せ
ず)に拡大投写される。一方、黒表示に相当するOFF
光48は投写レンズ7の有効径外に進行し、スクリーン
には到達しない。
のカバーガラス界面で発生する第1の不要反射光49に
加え、全反射プリズム44の反射型ライトバルブ6側の
界面で発生する第2の不要反射光50が、いずれも投写
画像のコントラスト性能に影響を及ぼす。この場合も、
遮光部の面積が可変できる絞り41によって、投写レン
ズ7に入射する第1の不要反射光49と第2の不要反射
光50の影響度合いを任意に可変できる。
に、図3に例示したものを用いることによって可変され
る。遮光部の可変による絞り又は開放は、実施形態1の
場合と同様であり、遮光手段を基準位置から光軸12に
向かう方向に移動開始させ、以後この移動開始の方向と
同じ一方向に移動し続けることにより、遮光面積は増大
し、絞り41の開口は、片側から順に遮光されることに
なる。また、遮光部が形成された状態において、逆方向
に移動させると、遮光面積は減少し、絞り41の開口は
一方向に開放して行くことになる。
係る投写型表示装置の概略構成図を示している。図6に
示した比較例では、絞り41が配置されていない構成、
又は絞り41の開口が開放状態の構成である。この場合
の照明光51は、反射型ライトバルブ6に入射した後、
白表示に相当するON光52が全反射プリズム44、投
写レンズ7を透過してスクリーン上(図示せず)に拡大
投写される。一方、黒表示に相当するOFF光53は投
写レンズ7の有効径外に進行し、スクリーンには到達し
ない。
不要反射光55は、いずれも投写画像のコントラスト性
能を劣化させる要因となる。図5の実施形態と、図6の
比較例とを比較すると、図5では、絞り41を用いて固
定絞りの開口の一部を遮光しているので、図5に示した
第1の不要反射光49、及び第2の不要反射光50の光
線束の太さが、図6に示した第1の不要反射光54、及
び第2の不要反射光55の光線束よりも細くなっている
ことが分かる。
41によって、第1の不要反射光49と第2の不要反射
光50はいずれも、図6に示した比較例と比べ、効率的
にカットすることができる。すなわち、回転対称に遮光
面積を可変する絞り、例えば開口を同心円状に狭めて行
く絞りに比べて、必要光の遮光を抑えることができるの
で、明るさの低下を最小限に抑えながら、コントラスト
性能を向上させることができる。
いては、実施形態1と同様である。さらに、絞りの遮光
面積をセットの外側からリモートコントロールで制御で
きるのが好ましいことや、映像信号に応じて遮光面積を
制御できるのが好ましいことも実施形態1と同様であ
る。また、絞り41の遮光面積の可変は、遮光手段を移
動させる例で説明したが、図3Cの構成のように、遮光
手段の開口が可変する構成でもよい。
略構成を示している。同図において、光源としてのラン
プ1、反射型ライトバルブ6、投写レンズ7は図1に示
したものと同様である。また、図5と同様に、凹面鏡
2,ロッドプリズム3,コンデンサレンズ4,反射ミラ
ー42,フィールドレンズ43,全反射プリズム44に
よって構成されるシステムを総称して照明光学系と呼
ぶ。
レンズ4の作用は、図1を用いて説明した実施形態の場
合と同様であるので、その説明は省略する。本実施形態
では、全反射プリズム44と反射型ライトバルブ6との
間に色分解合成プリズム62を配置し、反射型ライトバ
ルブ6を3つ用いている。
作用について、図8を参照して以下に説明する。図8
は、図7に図示した色分解合成プリズム62の水平方向
の断面図である。色分解合成プリズム62は、3つのプ
リズムからなり、それぞれのプリズムの近接面には第1
のダイクロイックミラー71と第2のダイクロイックミ
ラー72が形成されている。本実施形態で用いた色分解
合成プリズム62の場合、全反射プリズム44から入射
した光73が、まず第1のダイクロイックミラー71に
よって青色光のみ反射され青色光74となって青色用反
射型ライトバルブ6Bに入射する。
よって赤色光のみ反射され赤色光75となって赤色用反
射型ライトバルブ6Rに入射する。そして、第1のダイ
クロイックミラー71と第2のダイクロイックミラー7
2のいずれをも透過した緑色光76は緑色用反射型ライ
トバルブ6Gに入射する。3色の光はそれぞれ対応する
反射型ライトバルブ6B、6R、6Gによって反射され
た後、再び第1のダイクロイックミラー71と第2のダ
イクロイックミラー72によって1つに合成され、全反
射プリズム44に入射する。
に分解及び合成し、それぞれの映像信号に対応する3つ
の反射型ライトバルブ6B、6R、6Gを用いること
で、高精細でフルカラーの投写画像を表示できる。図7
に示した反射型ライトバルブ6に入射した照明光63う
ち、白表示に相当するON光64は色分解合成プリズム
62,全反射プリズム44、投写レンズ7を透過してス
クリーン上(図示せず)に拡大投写される。一方、黒表
示に相当するOFF光65は投写レンズ7の有効径外に
進行し、スクリーンには到達しない。
ような反射型ライトバルブ6のカバーガラス界面で発生
する不要反射光や、図5に示した全反射プリズム44の
反射型ライトバルブ6側界面で発生する不要反射光に加
え(いずれも図7においては図示せず。)、色分解合成
プリズムの界面で発生する不要反射光66も投写画像の
コントラスト性能に影響を及ぼすことになる。
る絞り61によって、投写レンズ7に入射する不要反射
光66の影響度合いを任意に可変できるようにしてい
る。絞り61の開口形状は、前記実施形態1と同様に図
3に例示したものを用いることにより可変され、遮光部
の可変による絞り又は開放は、実施形態1の場合と同様
であり、遮光手段を基準位置から光軸12に向かう方向
に移動開始させ、以後この移動開始の方向と同じ一方向
に移動し続けることにより、遮光面積は増大し、絞り6
1の開口は、片側から順に遮光されることになる。ま
た、遮光部が形成された状態において、逆方向に移動さ
せると、遮光面積は減少し、絞り61の開口は一方向に
開放して行くことになる。
係る投写型表示装置の概略構成図を示している。図9に
示した比較例では、絞り61が配置されていない構成、
又は絞りの開口が開放状態の構成である。この場合の照
明光81は反射型ライトバルブ6に入射した後、白表示
に相当するON光82が色分解合成プリズム62,全反
射プリズム44,投写レンズ7を透過してスクリーン上
(図示せず)に拡大投写される。
写レンズ7の有効径外に進行し、スクリーンには到達し
ない。また、不要反射光84は投写画像のコントラスト
性能を劣化させる要因となる。
型ライトバルブ6のカバーガラス界面で発生する不要反
射光や全反射プリズム44の界面で発生する不要反射光
は図1や図5に示した場合と同様の影響を及ぼす。
すると、図7では、絞り61を用いて固定絞りの開口の
一部を遮光しているので、図7に示した不要反射光66
の光線束の太さが、図9に示した不要反射光84の光線
束よりも細くなっていることが分かる。
61によって、不要反射光66は図9に示した比較例と
比べ、効率的にカットすることができる。すなわち、回
転対称に遮光面積を可変する絞り、例えば開口を同心円
状に狭めて行く絞りに比べて、必要光の遮光を抑えるこ
とができるので、明るさの低下を最小限に抑えながら、
コントラスト性能を向上させることができる。
いては、実施形態1と同様である。さらに、絞りの遮光
面積をセットの外側からリモートコントロールで制御で
きるのが好ましいことや、映像信号に応じて遮光面積を
制御できるのが好ましいことも、実施形態1と同様であ
る。また、絞り61の遮光面積の可変は、遮光手段を移
動させる例で説明したが、図3Cの構成のように、遮光
手段の開口が可変する構成でもよい。
スト性能と光出力とを任意に調整できるようにするた
め、絞りの遮光面積を可変できるように構成したが、絞
りの開口が固定された構成とし、所望のコントラスト性
能に固定して使用してもよい。この構成では、可動手段
はなくてもよく、この場合の開口の形状は、図3の各図
の例では、開放状態の開口から遮光部(斜線部)を除い
た残りの開口の形状になる。
態に相当する開口に対して、略半円形状又は略三日月形
状等の光軸に対して非回転対称の部分を遮光した形状と
同じである。この場合、遮光部形状に相当する部分が光
軸に対して非回転対称であるので、固定した開口の形状
も光軸に対して非回転対称になる。
は、照明光学系の光路中において投写レンズの入射瞳と
略共役な位置としたが、投写レンズの入射瞳に直接配置
しても同様の効果が得られる。
図11に示した反射型ライトバルブのように、映像信号
に応じて光の進行方向を制御して光学像が形成されるラ
イトバルブに対して最も大きな効果を発揮する。しかし
ながら、このような反射型ライトバルブに限るものでは
なく、画像形成面の出射側に透明なガラス又はプラスチ
ックを有している反射型ライトバルブであれば、不要反
射光を低減させるという効果が得られる。例えば、変調
材料として液晶等を用いた光の偏光状態や回折状態、又
は散乱状態の変化として光学像を形成するタイプのライ
トバルブを用いた場合でもよい。
よって遮光された遮光部の形状を照明光学系の光軸に対
して非回転対称とすることにより、必要光の遮光を抑え
ることができるので、明るさの低下を最小限に抑えなが
ら、コントラスト性能を向上させることができ、ライト
バルブ上に形成された光学像をスクリーン上に拡大投写
する投写型表示装置に用いることができる。 [図面の簡単な説明] 図1は、本発明の実施形態1に係る投写型表示装置の概
略構成図。 図2は、本発明の一実施形態に係る絞り位置を説明する
概略構成図。 図3Aは、本発明の第1の実施形態に係る絞りの概略構
成図。 図3Bは、本発明の第2の実施形態に係る絞りの概略構
成図。 図3Cは、本発明の第3の実施形態に係る絞りの概略構
成図。 図4Aは、本発明の一実施形態に係る投写型表示装置の
絞り遮光量とコントラスト比との関係を示す図。 図4Bは、本発明の一実施形態に係る投写型表示装置の
絞り遮光量と光出力との関係を示す図。 図5は、本発明の実施形態2に係る投写型表示装置の概
略構成図。 図6は、絞りを備えていない比較例に係る投写型表示装
置の概略構成図。 図7は、本発明の実施形態3に係る投写型表示装置の概
略構成図。 図8は、本発明の実施形態3に係る色分解合成プリズム
の構成図。 図9は、絞りを備えていない比較例に係る投写型表示装
置の概略構成図。 図10は、従来の投写型表示装置の一例の概略構成図。 図11Aは、ON信号時における反射型ライトバルブの
動作説明図。 図11Bは、OFF信号時における反射型ライトバルブ
の動作説明図。
Claims (10)
- 【請求項1】 光源と、 入射した照明光に対する反射光の進行方向を信号に応じ
て制御する反射型ライトバルブと、 前記光源からの光を前記反射型ライトバルブ上に集光す
る照明光学系と、 前記反射型ライトバルブからの光を拡大投写する投写レ
ンズと、 前記投写レンズの入射瞳の位置、または前記入射瞳と略
共役な位置に配置され、開口によって前記光源からの放
射光の一部を遮光する絞りとを備え、 前記絞りの開口の重心を、前記反射型ライトバルブの前
面で反射された不要反射光のスクリーン上への投写を抑
えるよう、前記投写レンズまたは照明光学系の光軸に対
し、偏心して配置したことを特徴とする投写型表示装
置。 - 【請求項2】 前記絞りの開口は、円と直線で囲まれた
形状である請求項1に記載の投写型表示装置。 - 【請求項3】 前記絞りの開口は、2つの円を重ねた場
合の重なりあう部分の形状である請求項1に記載の投写
型表示装置。 - 【請求項4】 前記絞りを、少なくとも一辺が直線であ
る遮光板と円形の開口を有する固定絞りで構成し、前記
固定絞りの開口に対し前記遮断手段を変位させた請求項
2に記載の投写型表示装置。 - 【請求項5】 前記絞りを、円形の開口を有する遮光板
と円形の開口を有する固定絞りで構成し、前記固定絞り
の開口に対し前記遮光板を変位させた請求項3に記載の
投写型表示装置。 - 【請求項6】 前記絞りを、円形の開口を有し、かつ開
口径が変化可能な遮光板と円形の開口を有する固定絞り
で構成し、前記遮光板の開口の重心を前記固定絞りの開
口に対し偏心させた請求項3に記載の投写型表示装置。 - 【請求項7】 前記照明光学系からの照明光を前記反射
型ライトバルブへ反射するとともに、前記反射型ライト
バルブからの反射光を透過するプリズムを備えた請求項
1に記載の投写型表示装置。 - 【請求項8】 前記反射型ライトバルブを3つ有してお
り、前記照明光学系からの照明光を前記反射型ライトバ
ルブへ反射し、前記反射型ライトバルブからの光を透過
する第1のプリズムと、前記照明光を赤、青、及び緑の
3原色光に分解し、かつ前記3原色光に対応した前記各
反射型ライトバルブからの反射光を1つに合成する第2
のプリズムとをさらに備えた請求項1に記載の投写型表
示装置。 - 【請求項9】 前記反射型ライトバルブは、画面形成面
と、前記画像形成面の出射側に、前記画像形成面と平行
に配置された透明板とを有している請求項1に記載の投
写型表示装置。 - 【請求項10】 前記反射型ライトバルブは、映像信号
に応じて光の反射方向を制御する複数のミラー素子がマ
トリックス状に配列されている請求項1に記載の投写型
表示装置。
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