JP3484361B2 - 皮膚化粧料 - Google Patents
皮膚化粧料Info
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Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、電解質を含有して
いても、保形性及び経時安定性に優れ、指どれが良いゲ
ル状の皮膚化粧料に関する。 【０００２】 【従来の技術】化粧料の粘度を調整するために、種々の
増粘剤高分子が使用されているが、そのうち、カルボキ
シビニルポリマーを用いて増粘させたゲル状の化粧料
は、さっぱりした使用感を有し、広く用いられている。
しかし、このような化粧料に電解質を配合すると、系の
粘度低下が起こり、ゲルを形成しなくなるという問題が
あった。一方、カラギーナンは、電解質の存在下でも粘
度を維持するという点では優れているが、極めて固いゲ
ルを形成し、指どれが悪く、また経時的に離水を起こす
などの問題があった。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、電解
質を含有していても、保形性及び経時安定性に優れ、指
どれが良いゲル状の皮膚化粧料を提供することにある。 【０００４】 【課題を解決するための手段】本発明者らは、カルボキ
シビニルポリマーとκ−カラギーナンを組合わせて増粘
させれば、電解質を含有していても、保形性及び経時安
定性に優れ、指どれが良く、さっぱりした使用感のゲル
状の皮膚化粧料が得られることを見出した。 【０００５】すなわち、本発明は、次の成分（Ａ）、
（Ｂ）及び（Ｃ）： （Ａ）カルボキシビニルポリマー０．１〜３重量％及び
κ−カラギーナン０．０５〜２．５重量％、 （Ｂ）成分（Ａ）を中和するための塩基性物質、 （Ｃ）電解質 を含有するゲル状皮膚化粧料を提供するものである。 【０００６】 【発明の実施の形態】本発明で用いる成分（Ａ）のう
ち、カルボキシビニルポリマーとしては、例えばカーボ
ポール９１０、９３４、９４０、９４１、９８０、９８
１、１３８２、ＥＴＤ２０２０（以上、Ｂ．Ｆ．グッド
リッチ社製）、ハイビスワコー１０４、１０５（以上、
和光純薬社製）等の市販品を好適に使用できる。カルボ
キシルビニルポリマーは、全組成中に０．１〜３重量％
配合するが、特に０．１〜２．５重量％、更に０．１〜
２重量％配合するのが、カルボキシビニルポリマー独特
のさっぱりした使用感が得られるので好ましい。 【０００７】また、κ−カラギーナンは、全組成中に
０．０５〜２．５重量％配合するが、特に０．０５〜２
重量％配合するのが、かたすぎないゲルを形成させる上
で好ましい。 【０００８】また、カルボキシビニルポリマーとカラギ
ーナンの配合比（重量比）は、２０：１〜１：１５、特
に１０：１〜１：１０が好ましい。 【０００９】本発明においては、更に成分（Ａ）以外の
水溶性高分子を配合できる。かかる水溶性高分子として
は、成分（Ａ）と共に沈殿を起こさないよう、カチオン
性以外のものが好ましく、具体的には、キサンタンガ
ム、カルボキシメチルセルロース、メチルセルロース、
ヒドロキシセルロース、ヒドロキシプロピルセルロー
ス、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ローカスト
ビーンガム、ヒアルロン酸ナトリウム、寒天、カルボキ
シメチルキチン、ポリビニルアルコール、ポリビニルピ
ロリドン、特開平９−２３５３０１号に記載のスルホン
化多糖類、特開昭６４−１０９９７号に記載の酸性多糖
類、アラビアガム、グアーガム、トラガントガム、澱
粉、デキストリン、アルギン酸、アルギン酸塩、ペクチ
ン、デキストラン、プルラン、ゼラチン、キチン、ポリ
アクリル酸、コラーゲン、エチルセルロース、ヒドロキ
シエチルセルロース、マンナン、ガラクタン、クインス
シード、カゼイン、アルブミン、ポリビニルメチルエー
テル、カルボキシメチルデンプン、メチルデンプン、ア
ルギン酸プロピレングリコール、サクシノグルカン、カ
ードラン等が挙げられる。 【００１０】これらの水溶性高分子は１種以上を用いる
ことができ、全組成中に０〜３重量％、特に０〜２．５
重量％、更に０〜２重量％配合するのが好ましい。 【００１１】本発明で用いる成分（Ｂ）の塩基性物質
は、成分（Ａ）を中和するのに用いられ、例えばアンモ
ニア、４級アンモニウム塩、アルカノールアミン等のア
ミン類；アルギニン等の塩基性アミノ酸；水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム等が挙げられる。特に水酸化カリ
ウムを用いるのが、安定なゲルを与えるので好ましい。
これらの塩基性物質は１種以上を用いることができ、成
分（Ａ）を中和する量が配合されるのが好ましい。ま
た、系のpHが４．５〜８、特にpH４．８〜７となる量で
あるのが好ましい。 【００１２】成分（Ｃ）の電解質としては、成分（Ｂ）
以外のもので、例えばアミノ酸又はアミノ酸誘導体及び
それらの塩、特開平８−９２０５４号に記載のグアニジ
ン誘導体及びその酸付加塩、亜硫酸塩、亜硫酸水素塩、
ピロ亜硫酸塩、チオ硫酸塩、エデト酸及びその塩、Ｎ−
アシルアミノ酸及びその塩、塩化ナトリウム、塩化カリ
ウム、アニオン性界面活性剤、安息香酸及びその塩、エ
リソルビン酸及びその塩、ε−アミノカプロン酸、核酸
及びその塩、グリチルリチン酸及びその塩、グリチルレ
チン酸及びその塩、サリチル酸及びその塩、タンニン酸
及びその塩、デヒドロ酢酸及びその塩、トラネキサム酸
及びその塩、パラフェノールスルホン酸亜鉛、ヒドロキ
シ酸及びその塩、ピロリン酸及びその塩、ピペリン酸及
びその塩、ピロリドンカルボン酸及びその塩、ベンゼン
スルホン酸又はベンゼンスルホン酸誘導体及びそれらの
塩、ベタイン類、ベンザルコニウム塩酸塩、没食子酸及
びその塩、リン酸及びその塩、メタリン酸及びその塩等
が挙げられる。 【００１３】成分（Ｃ）の電解質は、１種以上を用いる
ことができ、全組成中に０．００１〜１５重量％、特に
０．００１〜１３重量％、更に０．００１〜１０重量％
配合するのが好ましい。また、成分（Ｃ）と成分（Ａ）
の配合比（重量比）は、（Ｃ）：（Ａ）＝０．０５：１
０〜１０：１、特に０．１：１０〜１０：１が好まし
い。 【００１４】更に、本発明の皮膚化粧料には、前記成分
のほか、通常の化粧料に用いられる成分、例えば保湿
剤、界面活性剤、ワックス類、シリコーン類、ステロー
ル類、粉体、低級アルコール、抗炎症剤、一重項酸素消
去剤又は抗酸化剤、被膜形成剤、pH調整剤、粘度調整
剤、キレート剤、防腐剤、色素、美白成分、細胞賦活
剤、紫外線吸収剤、尿素、ビタミン類、皮脂抑制剤、皮
脂分泌促進剤、薬効成分、香料等を適宜配合できる。 【００１５】本発明の皮膚化粧料は、常法に従って製造
でき、ゲル状として得られる。その２５℃における粘度
（Ｂ型粘度計）は、７０００〜２０００００mPa・ｓ、
特に１００００〜１５００００mPa・ｓが好ましい。 【００１６】 【発明の効果】本発明の皮膚化粧料は、保形性及び経時
安定性に優れ、指どれが良く、しかもさっぱりした使用
感で、使用感も良好である。 【００１７】 【実施例】実施例１（フェイスケアジェル） 表２に示す組成のフェイスケアジェルを常法により製造
した。これらを容器に充填し、保形性、経時安定性（１
５日後の保形性）及び指どれを表１に示す基準で評価し
た。経時安定性は１５日後の状態を評価した。結果を表
２に併せて示す。なお、本発明品１の粘度は５００００
mPa・ｓ、pHは５．８であった。 【００１８】 【表１】 【００１９】 【表２】 【００２０】実施例２（ボディケアジェル） 以下に示す組成のボディケアジェルを常法により製造し
た。 【表３】 （成分） （重量％） カルボキシビニルポリマー （カーボポール980、B.F.グッドリッチ社製） ０．８ κ−カラギーナン （ソアギーナMV101、MRCポリサッカライド社製） ０．２ コハク酸 ０．５ 塩酸リジン １．０ 水酸化カリウム ０．３５ 酸性多糖類（特開平1-213213号の実施例２に記載のもの） ０．１ ヒアルロン酸ナトリウム ０．１ １，３−ブチレングリコール ５．０ グリセリン １０．０ ポリエチレングリコール ５．０ スクワラン １．０ アミド誘導体（特開平10-87422号の実施例１に記載のもの） １．０ ポリオキシエチレン(20)イソセチルエーテル １．０ 防腐剤 ０．２ 精製水 残部 【００２１】実施例３（拭き取り用パック） 以下に示す組成の拭き取り用パックを常法により製造し
た。 【表４】 （成分） （重量％） カルボキシビニルポリマー（カーボポール940） ０．８ κ−カラギーナン（ソアギーナMV101） ０．３ ピロリドンカルボン酸ナトリウム ０．５ クエン酸３ナトリウム ０．５ 水酸化カリウム ０．３５ カルボキシメチルセルロース ０．１ コラーゲン ０．１ グリセリン １０．０ ポリオキシエチレンメチルグルコシド ５．０ 架橋型メチルポリシロキサン １．０ ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体 （SH3775M、東レ・ダウコーニング社製) ０．５ テトラヒドロキシベンゾフェノン ０．１ 黄色４号 ０．００３ 防腐剤 ０．２ 精製水 残部 【００２２】実施例４（マッサージジェル） 以下に示す組成のマッサージジェルを常法により製造し
た。 【表５】 （成分） （重量％） カルボキシビニルポリマー （カーボポール981、B.F.グッドリッチ社製） ０．６０ κ−カラギーナン（ソアギーナMV101） ０．２０ グアニジン誘導体のコハク酸塩（特開平8-92054号の実施例 １に記載のもの） １．００ コハク酸 １．００ 酸性多糖類（特開平1-213213号の実施例２に記載のもの） ０．２０ グリセリン ３０．００ 水酸化カリウム ０．２５ メチルポリシロキサン ２．００ 防腐剤 ０．２０ 精製水 残部 【００２３】実施例２〜４で得られた皮膚化粧料はいず
れも、保形性及び経時安定性に優れ、指どれが良く、さ
っぱりした使用感を有するものであった。
いても、保形性及び経時安定性に優れ、指どれが良いゲ
ル状の皮膚化粧料に関する。 【０００２】 【従来の技術】化粧料の粘度を調整するために、種々の
増粘剤高分子が使用されているが、そのうち、カルボキ
シビニルポリマーを用いて増粘させたゲル状の化粧料
は、さっぱりした使用感を有し、広く用いられている。
しかし、このような化粧料に電解質を配合すると、系の
粘度低下が起こり、ゲルを形成しなくなるという問題が
あった。一方、カラギーナンは、電解質の存在下でも粘
度を維持するという点では優れているが、極めて固いゲ
ルを形成し、指どれが悪く、また経時的に離水を起こす
などの問題があった。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、電解
質を含有していても、保形性及び経時安定性に優れ、指
どれが良いゲル状の皮膚化粧料を提供することにある。 【０００４】 【課題を解決するための手段】本発明者らは、カルボキ
シビニルポリマーとκ−カラギーナンを組合わせて増粘
させれば、電解質を含有していても、保形性及び経時安
定性に優れ、指どれが良く、さっぱりした使用感のゲル
状の皮膚化粧料が得られることを見出した。 【０００５】すなわち、本発明は、次の成分（Ａ）、
（Ｂ）及び（Ｃ）： （Ａ）カルボキシビニルポリマー０．１〜３重量％及び
κ−カラギーナン０．０５〜２．５重量％、 （Ｂ）成分（Ａ）を中和するための塩基性物質、 （Ｃ）電解質 を含有するゲル状皮膚化粧料を提供するものである。 【０００６】 【発明の実施の形態】本発明で用いる成分（Ａ）のう
ち、カルボキシビニルポリマーとしては、例えばカーボ
ポール９１０、９３４、９４０、９４１、９８０、９８
１、１３８２、ＥＴＤ２０２０（以上、Ｂ．Ｆ．グッド
リッチ社製）、ハイビスワコー１０４、１０５（以上、
和光純薬社製）等の市販品を好適に使用できる。カルボ
キシルビニルポリマーは、全組成中に０．１〜３重量％
配合するが、特に０．１〜２．５重量％、更に０．１〜
２重量％配合するのが、カルボキシビニルポリマー独特
のさっぱりした使用感が得られるので好ましい。 【０００７】また、κ−カラギーナンは、全組成中に
０．０５〜２．５重量％配合するが、特に０．０５〜２
重量％配合するのが、かたすぎないゲルを形成させる上
で好ましい。 【０００８】また、カルボキシビニルポリマーとカラギ
ーナンの配合比（重量比）は、２０：１〜１：１５、特
に１０：１〜１：１０が好ましい。 【０００９】本発明においては、更に成分（Ａ）以外の
水溶性高分子を配合できる。かかる水溶性高分子として
は、成分（Ａ）と共に沈殿を起こさないよう、カチオン
性以外のものが好ましく、具体的には、キサンタンガ
ム、カルボキシメチルセルロース、メチルセルロース、
ヒドロキシセルロース、ヒドロキシプロピルセルロー
ス、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ローカスト
ビーンガム、ヒアルロン酸ナトリウム、寒天、カルボキ
シメチルキチン、ポリビニルアルコール、ポリビニルピ
ロリドン、特開平９−２３５３０１号に記載のスルホン
化多糖類、特開昭６４−１０９９７号に記載の酸性多糖
類、アラビアガム、グアーガム、トラガントガム、澱
粉、デキストリン、アルギン酸、アルギン酸塩、ペクチ
ン、デキストラン、プルラン、ゼラチン、キチン、ポリ
アクリル酸、コラーゲン、エチルセルロース、ヒドロキ
シエチルセルロース、マンナン、ガラクタン、クインス
シード、カゼイン、アルブミン、ポリビニルメチルエー
テル、カルボキシメチルデンプン、メチルデンプン、ア
ルギン酸プロピレングリコール、サクシノグルカン、カ
ードラン等が挙げられる。 【００１０】これらの水溶性高分子は１種以上を用いる
ことができ、全組成中に０〜３重量％、特に０〜２．５
重量％、更に０〜２重量％配合するのが好ましい。 【００１１】本発明で用いる成分（Ｂ）の塩基性物質
は、成分（Ａ）を中和するのに用いられ、例えばアンモ
ニア、４級アンモニウム塩、アルカノールアミン等のア
ミン類；アルギニン等の塩基性アミノ酸；水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム等が挙げられる。特に水酸化カリ
ウムを用いるのが、安定なゲルを与えるので好ましい。
これらの塩基性物質は１種以上を用いることができ、成
分（Ａ）を中和する量が配合されるのが好ましい。ま
た、系のpHが４．５〜８、特にpH４．８〜７となる量で
あるのが好ましい。 【００１２】成分（Ｃ）の電解質としては、成分（Ｂ）
以外のもので、例えばアミノ酸又はアミノ酸誘導体及び
それらの塩、特開平８−９２０５４号に記載のグアニジ
ン誘導体及びその酸付加塩、亜硫酸塩、亜硫酸水素塩、
ピロ亜硫酸塩、チオ硫酸塩、エデト酸及びその塩、Ｎ−
アシルアミノ酸及びその塩、塩化ナトリウム、塩化カリ
ウム、アニオン性界面活性剤、安息香酸及びその塩、エ
リソルビン酸及びその塩、ε−アミノカプロン酸、核酸
及びその塩、グリチルリチン酸及びその塩、グリチルレ
チン酸及びその塩、サリチル酸及びその塩、タンニン酸
及びその塩、デヒドロ酢酸及びその塩、トラネキサム酸
及びその塩、パラフェノールスルホン酸亜鉛、ヒドロキ
シ酸及びその塩、ピロリン酸及びその塩、ピペリン酸及
びその塩、ピロリドンカルボン酸及びその塩、ベンゼン
スルホン酸又はベンゼンスルホン酸誘導体及びそれらの
塩、ベタイン類、ベンザルコニウム塩酸塩、没食子酸及
びその塩、リン酸及びその塩、メタリン酸及びその塩等
が挙げられる。 【００１３】成分（Ｃ）の電解質は、１種以上を用いる
ことができ、全組成中に０．００１〜１５重量％、特に
０．００１〜１３重量％、更に０．００１〜１０重量％
配合するのが好ましい。また、成分（Ｃ）と成分（Ａ）
の配合比（重量比）は、（Ｃ）：（Ａ）＝０．０５：１
０〜１０：１、特に０．１：１０〜１０：１が好まし
い。 【００１４】更に、本発明の皮膚化粧料には、前記成分
のほか、通常の化粧料に用いられる成分、例えば保湿
剤、界面活性剤、ワックス類、シリコーン類、ステロー
ル類、粉体、低級アルコール、抗炎症剤、一重項酸素消
去剤又は抗酸化剤、被膜形成剤、pH調整剤、粘度調整
剤、キレート剤、防腐剤、色素、美白成分、細胞賦活
剤、紫外線吸収剤、尿素、ビタミン類、皮脂抑制剤、皮
脂分泌促進剤、薬効成分、香料等を適宜配合できる。 【００１５】本発明の皮膚化粧料は、常法に従って製造
でき、ゲル状として得られる。その２５℃における粘度
（Ｂ型粘度計）は、７０００〜２０００００mPa・ｓ、
特に１００００〜１５００００mPa・ｓが好ましい。 【００１６】 【発明の効果】本発明の皮膚化粧料は、保形性及び経時
安定性に優れ、指どれが良く、しかもさっぱりした使用
感で、使用感も良好である。 【００１７】 【実施例】実施例１（フェイスケアジェル） 表２に示す組成のフェイスケアジェルを常法により製造
した。これらを容器に充填し、保形性、経時安定性（１
５日後の保形性）及び指どれを表１に示す基準で評価し
た。経時安定性は１５日後の状態を評価した。結果を表
２に併せて示す。なお、本発明品１の粘度は５００００
mPa・ｓ、pHは５．８であった。 【００１８】 【表１】 【００１９】 【表２】 【００２０】実施例２（ボディケアジェル） 以下に示す組成のボディケアジェルを常法により製造し
た。 【表３】 （成分） （重量％） カルボキシビニルポリマー （カーボポール980、B.F.グッドリッチ社製） ０．８ κ−カラギーナン （ソアギーナMV101、MRCポリサッカライド社製） ０．２ コハク酸 ０．５ 塩酸リジン １．０ 水酸化カリウム ０．３５ 酸性多糖類（特開平1-213213号の実施例２に記載のもの） ０．１ ヒアルロン酸ナトリウム ０．１ １，３−ブチレングリコール ５．０ グリセリン １０．０ ポリエチレングリコール ５．０ スクワラン １．０ アミド誘導体（特開平10-87422号の実施例１に記載のもの） １．０ ポリオキシエチレン(20)イソセチルエーテル １．０ 防腐剤 ０．２ 精製水 残部 【００２１】実施例３（拭き取り用パック） 以下に示す組成の拭き取り用パックを常法により製造し
た。 【表４】 （成分） （重量％） カルボキシビニルポリマー（カーボポール940） ０．８ κ−カラギーナン（ソアギーナMV101） ０．３ ピロリドンカルボン酸ナトリウム ０．５ クエン酸３ナトリウム ０．５ 水酸化カリウム ０．３５ カルボキシメチルセルロース ０．１ コラーゲン ０．１ グリセリン １０．０ ポリオキシエチレンメチルグルコシド ５．０ 架橋型メチルポリシロキサン １．０ ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体 （SH3775M、東レ・ダウコーニング社製) ０．５ テトラヒドロキシベンゾフェノン ０．１ 黄色４号 ０．００３ 防腐剤 ０．２ 精製水 残部 【００２２】実施例４（マッサージジェル） 以下に示す組成のマッサージジェルを常法により製造し
た。 【表５】 （成分） （重量％） カルボキシビニルポリマー （カーボポール981、B.F.グッドリッチ社製） ０．６０ κ−カラギーナン（ソアギーナMV101） ０．２０ グアニジン誘導体のコハク酸塩（特開平8-92054号の実施例 １に記載のもの） １．００ コハク酸 １．００ 酸性多糖類（特開平1-213213号の実施例２に記載のもの） ０．２０ グリセリン ３０．００ 水酸化カリウム ０．２５ メチルポリシロキサン ２．００ 防腐剤 ０．２０ 精製水 残部 【００２３】実施例２〜４で得られた皮膚化粧料はいず
れも、保形性及び経時安定性に優れ、指どれが良く、さ
っぱりした使用感を有するものであった。
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(56)参考文献 特開 平２−19310（ＪＰ，Ａ)
特開 平８−92054（ＪＰ，Ａ)
特開 平９−255547（ＪＰ，Ａ)
特開 平９−255546（ＪＰ，Ａ)
特開 平９−249546（ＪＰ，Ａ)
特開 平５−178718（ＪＰ，Ａ)
特開 平９−132516（ＪＰ，Ａ)
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
A61K 7/00 - 7/50
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項１】 次の成分（Ａ）、（Ｂ）及び（Ｃ）： （Ａ）カルボキシビニルポリマー０．１〜３重量％及び
κ−カラギーナン０．０５〜２．５重量％、 （Ｂ）成分（Ａ）を中和するための塩基性物質、 （Ｃ）電解質 を含有するゲル状皮膚化粧料。
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| JP31239298A JP3484361B2 (ja) | 1998-11-02 | 1998-11-02 | 皮膚化粧料 |
| TW88118958A TW513316B (en) | 1998-11-02 | 1999-11-01 | Humectant skin cosmetic containing acrylic acid-based polymer |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31239298A JP3484361B2 (ja) | 1998-11-02 | 1998-11-02 | 皮膚化粧料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000143478A JP2000143478A (ja) | 2000-05-23 |
| JP3484361B2 true JP3484361B2 (ja) | 2004-01-06 |
Family
ID=18028707
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31239298A Expired - Fee Related JP3484361B2 (ja) | 1998-11-02 | 1998-11-02 | 皮膚化粧料 |
Country Status (1)
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Families Citing this family (4)
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| JP2006241028A (ja) * | 2005-03-02 | 2006-09-14 | Pola Chem Ind Inc | エッセンス剤形の皮膚外用剤 |
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Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2514290B2 (ja) * | 1991-12-27 | 1996-07-10 | 新田ゼラチン株式会社 | 化粧料用添加剤および化粧料 |
| JP3018137B2 (ja) * | 1994-09-22 | 2000-03-13 | 花王株式会社 | 皮膚化粧料 |
| JPH09132516A (ja) * | 1995-11-10 | 1997-05-20 | Kao Corp | 非発泡性ゲル状シェービング剤組成物 |
| JPH09249546A (ja) * | 1996-03-13 | 1997-09-22 | Pola Chem Ind Inc | 皮膚化粧料 |
| JPH09255546A (ja) * | 1996-03-22 | 1997-09-30 | Kao Corp | 皮膚外用剤 |
| JPH09255547A (ja) * | 1996-03-22 | 1997-09-30 | Kao Corp | 皮膚外用剤 |
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1998
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