JP2514290B2 - 化粧料用添加剤および化粧料 - Google Patents

化粧料用添加剤および化粧料

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、化粧料用添加剤およ
び化粧料に関し、詳しくは、スキンローションのような
皮膚化粧料、あるいは、ウエットジェルのような毛髪化
粧料、その他の各種化粧料に、べとつき防止の目的で添
加する添加剤と、このような添加剤を用いた化粧料に関
するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】化粧
料には、その利用目的に合わせて、各種の多価アルコー
ル類や油剤、乳化剤等の添加剤が用いられる。これらの
添加剤は、それぞれの機能を十分に発揮できるだけの量
を添加しなければならないが、添加剤によっては、添加
量が増えると別な欠点や弊害が生じる場合がある。
【0003】例えば、保湿剤として使用されるグリセリ
ン等の多価アルコール類は、その添加量が多くなると、
べとつきを生じるという欠点がある。例えば、皮膚化粧
料の場合、多価アルコール類の添加量が10%を超える
と、べとつきが生じる。また、整髪料の1種であるウエ
ットジェルでは、多価アルコール類の添加量が40〜7
0%もの高配合量になるので、べとつき感が非常に強
く、重い感じを与える。同様のことは、セタノール等の
油剤でも起きていた。
【0004】そのため、化粧料に多価アルコール類など
を添加する場合、その添加量が制限され、目的とする機
能、例えば保湿性の向上などが十分に果たせないという
問題があった。例えば、皮膚化粧料に添加する多価アル
コール類の添加量は、通常、5%程度に制限されてお
り、保湿性向上などの機能が十分に果たせない。そこ
で、このような添加剤を、べとつきを発生させることな
く、その添加量を増大させることが要求されている。
【0005】この発明の課題は、上記従来技術の問題点
を解消し、添加量が多くなると、べとつき感を生じる添
加剤とともに化粧料に添加することにより、化粧料のべ
とつきを抑えることのできる添加剤を提供することにあ
る。また、このような添加剤が添加された化粧料を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する、こ
の発明のうち、請求項1の発明にかかる化粧料用添加剤
は、κ−カラギーナンK塩および/またはκ−カラギー
ナンCa塩からなり、粒径40μ以下であり、溶解温度
50℃以上である膨潤性カラギーナン粉末からなる。カ
ラギーナンは、紅藻類に多く含まれる天然高分子材料で
ある。通常、上記のような原料から得られるカラギーナ
ンは、原料の違いや抽出方法の違いによって、κタイ
プ、ιタイプ、λタイプの3種類に分けられる。何れの
タイプのカラギーナンも、Na塩やK塩、Ca塩等の混
合体として得られる。この発明では、上記カラギーナン
のうち、溶解温度が50℃以上であって、膨潤性を有す
るものを用いる。カラギーナンのうち、Na塩やλ−カ
ラギーナンは、常温でも水に溶けるため、この発明の目
的には不適当である。κ−カラギーナンのK塩およびC
a塩が、上記の条件を満足するものとして好ましい。
【0007】カラギーナンの膨潤性については、その原
料や製造処理方法によって異なる。この発明では、膨潤
率2000%以上の膨潤性に優れたカラギーナンを用い
るのが好ましい。ここで言う膨潤率とは、カラギーナン
粉末の乾燥重量と、これを水で十分に膨潤させた状態の
重量から、下式で求められる値である。 膨潤率%=(膨潤重量/乾燥重量)×100 ……(1) 膨潤率が2000%未満では、化粧料に含まれるべとつ
き成分をカラギーナン中に十分に取り込むことができな
い。なお、膨潤率があまり高すぎるものは、低い温度で
も部分的に溶解したりするので好ましくない。通常は、
膨潤率が9000%以下程度のものが好ましい。
【0008】カラギーナン粉末は、粒径40μ以下のも
のを用いる。粒径40μ以下のカラギーナン粉末は、カ
ラギーナン原料を、微粉砕することによって得られる。
粉砕装置や粉砕方法などの粉砕条件は、通常の微粉末作
製と同様の条件でよい。粒径40μ以上のものは、化粧
料を使用したときに、ざらついた感触を与えるので好ま
しくない。粒径30μ以下のものが、滑らかな肌触りを
示し、好ましいものとなる。
【0009】この発明の添加剤は、前記スキンローショ
ンやスキンクリームのような皮膚化粧料、あるいは、ウ
エットジェルやヘアローションのような毛髪化粧料、そ
の他の任意の化粧料に適用できる。化粧料としては、添
加量が多くなるとべとつきが生じ易い添加剤を使用する
ものに、この発明の添加剤を加えるのが好ましい。添加
量が多くなるとべとつき易い添加剤としては、以下の材
料が挙げられる。
【0010】多価アルコール類:グリセリン、プロピレ
ングリコール 油剤:セタノール、植物精製油 界面活性剤:ソルビタンエステル、POEソルビタンエ
ステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、POEポリグ
リセリン脂肪酸エステル、レシチン、アルキルサルフェ
ート、アルキルエーテルサルフェート、アルキルスルフ
ォネート、ソープ類(ステアリン酸カリウム) 塩類:乳酸ソーダ、ピロリドンカルボン酸ソーダ、アミ
ノ酸塩(グルタミン酸ソーダ) 合成高分子剤:ポリビニルピロリドン(PVP)、PV
P−酢酸ビニル(VA)共重合体、アクリル酸エステル
・メタアクリル酸エステル共重合体、ポリビニルアルコ
ール、シリコーン、ポリエチレングリコール、カルボキ
シビニルポリマー、カルボキシメチルセルロース、ヒド
ロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロー
ス 天然高分子剤:ヒアルロン酸ソーダ、コラーゲンおよび
その分解物、アルギン酸ソーダ、ローカストビーンガム これらの添加剤は、化粧料の種類や目的にしたがって、
1種もしくは複数種が添加される。化粧料には、上記以
外に、顔料や香料その他の、液体および固体からなる通
常の各種成分も含まれる。化粧料に添加する、この発明
の膨潤性カラギーナンからなる添加剤の添加割合は、同
時に添加する前記べとつき易い添加剤の添加量によって
も変わるが、通常、0.01〜5.0重量%で使用さ
れ、より好ましくは0.1〜3.0重量%で使用され
る。
【0011】この発明の膨潤性カラギーナンからなる添
加剤を、化粧料に添加する方法や化粧料の製造方法は、
通常の添加剤および化粧料の場合と同様でよい。但し、
この発明の添加剤を加えた後の製造工程および保管状態
で、カラギーナンの溶解温度以上の環境に長時間さらさ
ないようにするのが好ましい。
【0012】
【作用】溶解温度50℃以上の膨潤性カラギーナン粉末
は、化粧料に添加すると、化粧料に含まれる液体成分を
吸収して膨潤する。詳しく説明すると、カラギーナン微
粒子を構成する三次元網目状組織が拡大して、この網目
状組織の内部に化粧料に含まれる各種成分が浸入するこ
とになる。化粧料に含まれる前記べとつき易い添加剤
も、膨潤したカラギーナン微粒子の網目状組織内に取り
込まれる。
【0013】その結果、化粧料を使用したときに、前記
べとつき易い添加剤が、手や顔の皮膚に直接触れること
が少なくなるので、化粧料のべとつきが改善される。膨
潤性に優れたカラギーナン微粒子は、前記べとつき易い
添加剤を大量に取り込むことができるので、べとつきを
起こす添加剤が大量に含まれていても、化粧料のべとつ
きを良好に防止することができる。
【0014】カラギーナンには、保湿性や増粘性もある
ので、これらの機能を化粧料に与える作用も果たせる。
しかも、この発明のカラギーナン粉末は、50℃未満で
は溶解しないので、化粧料に添加した後、通常の処理工
程を経て化粧料製品を製造したり、製造された化粧料を
保管したり、皮膚につけて使用したりしても、カラギー
ナン微粒子の網目状組織が分解したり壊れたりすること
はなく、個々の粒子単位を維持できる。したがって、従
来行われていた、溶解状態のカラギーナンを用いる技術
のように、一旦溶解したカラギーナンが、ゲル化を起こ
して、化粧料の取り扱いが行い難くなるような問題が起
きない。溶解状態のカラギーナンを化粧料に添加する場
合、ゲル化を起こさせないために、その添加量を一定量
以下に抑える必要があるが、この発明の膨潤性カラギー
ナン粉末であれば、添加量を大幅に増やしても、ゲル化
を起こす心配は全くない。
【0015】さらに、この発明では、カラギーナン粉末
として粒径が40μ以下のものを用いるので、化粧料が
ざらつくことがなく、滑らかな使用感が得られる。
【0016】
【実施例】
−粒径について− 粒径の異なる膨潤性カラギーナン粉末を作製し、その性
能を評価した。膨潤性カラギーナン粉末としては、κ−
カラギーナンのK塩からなる材料を、通常の粉砕手段で
粉砕したものを用いた。このカラギーナン粉末は、水に
分散させると、水を吸収して膨潤するとともに、50℃
に加熱しても溶解しないことが確認できた。
【0017】評価試験 カラギーナン粉末を少量、手にとって、その感触を評価
した。 評価試験 カラギーナン粉末2重量部を水98重量部に分散させ、
ペースト状の分散物を得た後、この分散物を手にとっ
て、その感触を評価した。
【0018】評価試験の結果を、下記表1に示してい
る。
【0019】
【表1】 ──────────────────────────── 平均粒径μ 評価試験(粉末) 評価試験(分散物) ──────────────────────────── 100 ざらつき ざらつき 50 ざらつき ざらつき 20 なめらか なめらか ──────────────────────────── 以上の結果、カラギーナン粉末の粒径は、40μ以下で
あることが必要であり、20μ以下が好ましいことが判
る。
【0020】−添加量について− この発明のカラギーナン粉末からなる添加剤と、従来の
溶解状態のカラギーナンからなる添加剤とについて、添
加量がどのくらいまで、化粧料に良好に添加できるかを
比較評価した。 評価試験 粉末分散液:前項と同様にして得られた平均粒径20μ
のカラギーナン粉末を、下記表2の割合で水に分散させ
た。
【0021】溶解液:上と同じようにして、水に分散さ
せたカラギーナン粉末を、60℃に加熱して溶解させ
た。 両方の材料を、20℃および10℃の環境下で、18時
間静置した後、その性状を評価した。その結果を表2に
示している。試験結果は、環境温度20℃および10℃
で行ったが、何れも同じ結果であった。
【0022】
【表2】 ◎:流動性のあるペースト状態 ○:流動性の少ない
ペースト状態 ×:ゲル化 −:試験行わず 以上の結果、溶解状態のカラギーナンは、添加量1%以
下でなければ使用困難であるのに対し、この発明の膨潤
性カラギーナン粉末を用いた添加剤であれば、添加量3
%まで良好に使用できることが判る。さらに試験を進め
たところ、この発明の添加剤は、添加量を5%程度まで
増やしても使用可能であることも確認できた。
【0023】−膨潤率の測定− 前項と同様のカラギーナン粉末を用いて、その膨潤率を
測定した。膨潤率測定法:乾燥した試料1.000g
(W1 )を精製水99mlに、攪拌しながら均一に分散さ
せて、試料を水で膨潤させた。つぎに、遠心分離により
固液分離を行った。分離回収された沈殿物の重量W2
測定した。乾燥重量W1 と膨潤重量W2 から、前記(1)
式により膨潤率が測定できる。上記測定の操作条件は以
下のとおりであった。
【0024】遠心分離条件:温度20℃、回転数150
00rpm 、処理時間10分間 乾燥条件:温度105℃、時間10分間 前項で用いたκ−カラギーナンのK塩粉末の場合、膨潤
率は2000%〜9000%の範囲であった。 −他成分の取り込み性能− この発明のカラギーナン粉末からなる添加剤が、化粧料
に含まれる他成分をどの程度まで取り込むことができる
のかを評価した。
【0025】評価試験 平均粒径20μの前項と同じカラギーナン粉末からなる
添加剤3重量部を、エタノール、グリセリン、プロピレ
ングリコールのそれぞれの水溶液(0〜100重料%)
100重量部に分散させ、各分散液の状態を評価した。
分散液が固液分離等を起こして不均一な状態にならず、
均一なペースト状態となる溶液の最大濃度を求めた。
【0026】
【表3】 ──────────────────── 添加成分 最大濃度(重量%) ──────────────────── エタノール 30 グリセリン 100 プロピレングリコール 100 ──────────────────── 上記試験結果から、この発明の添加剤は、各成分ととも
に化粧料に添加したときに、各成分を良好に取り込める
ことが判る。この発明の添加剤と同時に化粧料に添加す
る他の成分がべとつき易いものであっても、それらの成
分のべとつきを確実に防止できることが確認できた。
【0027】−べとつき防止性能− 通常の化粧料に含まれている各種成分の水溶液を調製
し、この試験水溶液に、この発明の添加剤(カラギーナ
ン粉末)と比較例になる添加剤(カラギーナン溶液、寒
天)を加えて、べとつき状態の変化を評価した。表中、
エマルジョンとは、以下の組成配合からなるものであ
る。
【0028】エマルジョン組成(重量部): ステアリン酸 4 トリ(カプリル、カプリン酸)グリセリン 4 POE(12)セトステアリルエーテル 2 精製水を加えて100重量部とした。
【0029】
【表4】 ────────────────────────────────── 添加剤 カラギーナン カラギーナン 寒天 無し 粉末 溶液 ────────────────────────────────── 添加量(重量%) 0.5 1.0 0.2 0.5 0.5 0 ────────────────────────────────── 10%グリセリン水溶液 ○ ◎ × − △ × 40%グリセリン水溶液 ○ ○ × − △ × 5%PVP水溶液 ◎ ◎ × − △ × 5%PVP−VA水溶液 ◎ ◎ × − △ × エマルジョン ◎ ◎ × − △ × ────────────────────────────────── 評価基準 ◎:非常に良好 ○:良好 △:少しべとつく ×:べとつく −:ゲル化 以上の試験結果によれば、カラギーナン溶液には、べと
つきを防止する効果は全くないとともに、添加量が0.
5%ではゲル化してしまうことが判る。また、寒天に
は、少しはべとつきを抑制する作用があるが、その効果
は不十分である。試験に用いた寒天の膨潤率を測定した
ところ、膨潤率850%であった。また、カラギーナン
粉末の膨張率は8000%であった。
【0030】−化粧料の製造と評価− この発明の添加剤を化粧料に添加して、その性能を評価
した。この発明の添加剤としては、前項と同じ平均粒径
20μのカラギーナン粉末を用いた。皮膚化粧料とし
て、スキンローションとスキンクリームを製造した。毛
髪化粧料として、ウェットジェルとヘアローションを製
造した。 <スキンローション> 配合(重量部): 親油型モノステアリル酸グリセリン 8 POE(12)セトステアリルエーテル 3 トリ(カプリル、カプリン酸)グリセリン 8 オクチルドデカノール 4 グリセリン 10 粉末カラギーナン 0.7 精製水 66.3 上記配合で、常法によりスキンローションを製造し、使
用感を評価したところ、べとつきが無く、しっとりとし
た感触が得られた。 <スキンクリーム> 配合(重量部): セタノール 10 オクチルドデカノール 8 グリセリン 10 粉末カラギーナン 1.5 精製水 70.5 上記配合で、常法によりスキンクリームを製造し、使用
感を評価したところ、べとつきが無く、しっとりとした
感触が得られた。 <ウェットジェル> 配合(重量部): グリセリン 40 粉末カラギーナン 1.5 カルボキシビニールポリマー 0.3 トリエタノールアミン 適量(pH6.5に調
整) 精製水を加えて100重量部とした。
【0031】上記配合で、常法によりウェットジェルを
製造し、使用感を評価したところ、重いべとつき感が無
く、光沢があり、濡れた感じの好ましいものであった。 <ヘアローション> 配合(重量部): ポリビニルピロリドン 5 粉末カラギーナン 1 エタノール 5 精製水 89 上記配合で、常法によりウェットジェルを製造し、使用
感を評価したところ、ねとつきの発生が無く、良好な整
髪効果が得られた。
【0032】
【発明の効果】以上に述べた、この発明にかかるカラギ
ーナン粉末からなる化粧料用添加剤は、化粧料のべとつ
きを確実に防ぎ、良好な使用感を与えることができる。
また、カラギーナン溶液のようにゲル化を起こすことが
なく、皮膚へのなじみも滑らかである。また、保湿性等
のカラギーナン自体が有する機能も勿論良好に発揮する
ことができる。
【0033】特に、添加量が増えるとべとつきが生じる
他の添加剤とともに化粧料に加えても、化粧料のべとつ
きが生じないので、このようなべとつき易い添加剤の添
加量を増やして、その機能を十分に発揮させることが可
能になる。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 κ−カラギーナンK塩および/またはκ
    −カラギーナンCa塩からなり、粒径40μ以下であ
    り、溶解温度50℃以上である膨潤性カラギーナン粉末
    からなる化粧料用添加剤。
  2. 【請求項2】 請求項1の化粧料用添加剤を含む化粧
    料。
  3. 【請求項3】 多価アルコール類、油剤、塩類、界面活
    性剤および天然または合成高分子剤の中から選ばれた、
    べとつきを生じる添加剤を少なくとも1種と、請求項1
    の化粧料用添加剤とを含む化粧料。
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