JP2003238380A - 化粧料 - Google Patents

化粧料

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JP2003238380A JP2002033811A JP2002033811A JP2003238380A JP 2003238380 A JP2003238380 A JP 2003238380A JP 2002033811 A JP2002033811 A JP 2002033811A JP 2002033811 A JP2002033811 A JP 2002033811A JP 2003238380 A JP2003238380 A JP 2003238380A
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Junichi Nakamura
順一 中村
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Nikko Chemicals Co Ltd
Nippon Surfactant Industries Co Ltd
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Cosmos Technical Center Co Ltd
Nikko Chemicals Co Ltd
Nippon Surfactant Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】L−アスコルビン酸テトラ分枝脂肪酸エステル
誘導体の総合的な肌荒れ改善機能を効果的に発揮する処
方を見出すことを課題とした。 【解決手段】L−アスコルビン酸テトラ分枝脂肪酸エス
テル誘導体とヒアルロン酸塩、及びその他の保湿剤を併
用することにより、L−アスコルビン酸テトラ分枝脂肪
酸エステル誘導体の肌改善効果を高度に発揮させた、肌
荒れ改善効果に優れた化粧料を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、肌荒れ改善効果に
優れた化粧料に関する。具体的にはL−アスコルビン酸
テトラ分枝脂肪酸エステル誘導体と保湿剤を併用するこ
とにより、L−アスコルビン酸テトラ分枝脂肪酸エステ
ル誘導体の肌改善効果を高度に発揮させた、肌荒れ改善
効果に優れた化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】L−アスコルビン酸テトラ分枝脂肪酸エ
ステル誘導体は、単に油溶性の美白剤であるばかりで無
く、油との相溶性の極めて良好な油溶性アスコルビン酸
誘導体の美白剤として賞用されている。また、L−アス
コルビン酸テトラ分枝脂肪酸エステル誘導体は美白剤と
しての機能だけでなく、一重項酸素補足能、生体脂質の
過酸化防止能、スーパーオキシドジスムターゼ(SO
D)様活性、細胞賦活効果が報告されている。これらの
機能は、肌に対する総合的な効果として肌荒れ改善効果
が期待できるものである。
【0003】しかしながら、L−アスコルビン酸テトラ
分枝脂肪酸エステル誘導体のみで十分な肌荒れ改善効果
を十分に発揮させることはできない。一方、いわゆる保
湿剤は、その保湿効果により肌荒れ改善効果が認めらる
が、アスコルビン酸誘導体のような生理活性機能による
肌改善効果がもたらす肌荒れ改善効果があるわけではな
く、肌荒れ改善効果も一時的なもので十分なものではな
かった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】L−アスコルビン酸テ
トラ分枝脂肪酸エステル誘導体の総合的な肌荒れ改善機
能を効果的に発揮する処方を見出すことを課題とした。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、L−アス
コルビン酸テトラ分枝脂肪酸エステル誘導体の肌荒れ改
善効果を発揮させ、有効な肌荒れ改善剤としての機能を
発揮させるべく鋭意研究したところ、保湿剤を併用する
ことによりL−アスコルビン酸テトラ分枝脂肪酸エステ
ル誘導体の肌荒れ改善効果が著しく向上されることを見
出した。保湿剤としてはムコ多糖類が、その中で特にヒ
アルロン酸塩が併用効果が高いことを見出すに至り、本
発明を完成した。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明で用いるL−アスコルビン
酸テトラ分枝脂肪酸エステル誘導体としては、脂肪酸残
基として炭素数8〜18の分枝脂肪酸であれば特に制限
されることはないが、これらのなかでテトライソパルミ
チン酸L−アスコルビルが好ましく、またテトライソパ
ルミチン酸L−アスコルビルのなかでもテトラ2−ヘキ
シルデカン酸L−アスコルビルが特に好ましい。L−ア
スコルビン酸テトラ分枝脂肪酸エステル誘導体、テトラ
イソパルミチン酸L−アスコルビル、テトラ2−ヘキシ
ルデカン酸L−アスコルビルとしては特許第32537
35号に製造法方が記載されている。
【0007】本発明で用いるL−アスコルビン酸テトラ
分枝脂肪酸エステル誘導体は、直接には還元性を示さ
ず、またテトラ脂肪酸エステルであるため、アミノ酸、
蛋白質、ペプチド、糖類等とメイラード反応を極めて起
こしにくい。従って以下に示す保湿剤等との無用の反応
を起こすことが無いので、処方としての安定性が極めて
高く、優位に保湿剤等との併用することが可能となる。
【0008】本発明で用いるL−アスコルビン酸テトラ
分枝脂肪酸エステル誘導体の添加量としては、特に制限
されることはないが、0.01重量%〜5重量%の範囲
が好ましい。これ以下の濃度では機能が発揮されず、ま
たこれ以上の濃度では効果の向上が期待できない。
【0009】本発明で用いる保湿剤としては、保湿機能
を有するものであれば特に制限されることはないが、保
湿剤の中でも多価アルコール、糖類、ムコ多糖類、キチ
ン・キトサン、水溶性高分子、タンパク質加水分解物、
アミノ酸、アミノ酸誘導体、スフィンゴ脂質、セラミド
類、レシチン類が好ましい。
【0010】多価アルコール及び糖類としては、エチレ
ングリコール、ジエチレングリコール、ポリエチレング
リコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコ
ール、ポリプロピレングリコール、グリセリン、ジグリ
セリン、ポリグリセリン、3-メチル-1,3-ブタンジオー
ル、1,3-ブチレングリコール、ソルビトール、マンニト
ール、ラフィノース、エリスリトール、グルコース、シ
ョ糖、果糖、キシリトール、ラクトース、マルトース、
マルチトール、トレハロース、アルキル化トレハロー
ス、混合異性化糖、硫酸化トレハロース、プルラン等が
挙げられる。またこれらの化学修飾体等も使用可能であ
る。
【0011】ムコ多糖類としては、コンドロイチン―4
―硫酸、コンドロイチン―6―硫酸、ヒアルロン酸、デ
ルマタン硫酸、ケラタン硫酸、ヘパリン硫酸、ムコイチ
ン酸等、又はこれらの塩が挙げられる。
【0012】水溶性高分子としては、アルギン酸、カラ
ーギナン、寒天、ファーセラン、グアガム、クインスシ
ード、コンニャクマンナン、タマリンドガム、タラガ
ム、デキストリン、デンプン、ローカストビーンガム、
アラビアガム、ガッティガム、カラヤガム、トラガカン
トガム、アラビノガラクタン、ペクチン、マルメロ等の
植物系高分子、カードラン、キサンタンガム、ジェラン
ガム、シクロデキストリン、デキストラン、プルラン等
の微生物系高分子が挙げられる。
【0013】また水溶性高分子として、微結晶セルロー
ス、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシ
エチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒ
ドロキシプロピルメチルセルロース、カルボキシメチル
セルロース、カチオン化セルロース、デンプンリン酸エ
ステル、デンプングルコール酸ナトリウム、カチオン化
グアーガム、カルボキシメチル・ヒドロキシプロピル化
グアーガム、ヒドロキシプロピル化グアーガム等の天然
高分子誘導体が挙げられる。
【0014】また更に水溶性高分子として、カルボキシ
ビニルポリマー、ポリアクリル酸アミド、ポリエチレン
イミン、高重合ポリエチレングリコール、ポリビニルア
ルコール、ポリビニルピロリドン等の合成高分子誘導体
が挙げられる。
【0015】アミノ酸としては、グリシン、アラニン、
バリン、ロイシン、イソロイシン、セリン、トレオニ
ン、フェニルアラニン、チロシン、トリプトファン、シ
スチン、メチオニン、プロリン、ヒドロキシプロリン、
アスパラギン酸、アスパラギン、グルタミン酸、グルタ
ミン、アルギニン、ヒスチジン、リシン、アミノ酪酸等
が挙げられる。
【0016】アミノ酸誘導体としては、アシルサルコシ
ン及びその塩、アスルグルタミン酸及びその塩、アシル
―β―アラニン及びその塩、グルタチオン、ピロリドン
カルボン酸及びその塩、グルタチン、カルノシン、グラ
ムシギンS、チロシジンA、チロシジンB等が挙げられ
る。
【0017】これらの保湿剤の中で、ムコ多糖類が好ま
しく、特にヒアルロン酸塩が望ましい。またヒアルロン
酸塩に加えて他の保湿剤一種類あるいは二種類以上を併
用することにより、更に肌荒れ改善効果を発揮すること
ができる。特にヒアルロン酸塩と多価アルコール、ある
いはヒアルロン酸塩とレシチン類の組み合わせが好まし
い。
【0018】本発明の化粧料には、本発明の効果を損な
わない範囲で化粧品、医薬部外品等の化粧料に配合され
る成分として動植物油由来の硬化油、天然由来のロウ、
炭化水素系の油相成分、動植物由来の油相成分、シリコ
ーン系の油相成分、フッ素系の油相成分、高級アルコー
ル、増粘剤、紫外線吸収剤、粉体、顔料、色材、陰イオ
ン性界面活性剤、陽イオン性界面活性剤、非イオン性界
面活性剤、多価アルコール、糖、高分子化合物、生理活
性成分、経皮吸収促進剤、溶媒、酸化防止剤、香料、防
腐剤等を配合することができる。
【0019】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明
するが、本発明の技術的範囲がこれらに限定されるもの
ではない。なお配合量は重量%で示す。L−アスコルビ
ン酸テトラ分枝脂肪酸エステルと保湿剤の組合せによる
乳化処方における実施例として、テトラ2−ヘキシルデ
カンL−アスコルビル、ヒアルロン酸ナトリウム、1,
3−ブチレングリコール、及び水素添加大豆レシチンを
用いた実施例を説明する。肌荒れ改善効果の評価方法と
しては、実施例及び比較例の乳化処方を皮膚に適用した
場合の経表皮水分喪失量(TEWL)による方法、すな
わち荒れ肌が、TEWLが大きいことに基づく方法(評
価方法1)、及び官能評価による方法(評価方法2)に
より行った。
【0020】(評価方法1):経表皮水分喪失量(TE
WL)による肌荒れ改善効果の評価方法 冬期(11月〜1月)に男女混合計20名を被験者と
し、左上腕内側部及び右上腕内側部を各5箇所に分け
て、未処理部位、実施例1〜4及び比較例1〜4を1日
2回、一般的な乳化処方の塗布方法により、20日間塗
布部位に塗布を続けた後、塗布部位及び未塗布部位のT
EWL値を測定した。乳化処方の塗布によるTEWL値
から、以下の評価基準1及び判定基準1に基づいて肌荒
れ改善効果を評価した。
【0021】(評価基準1):TEWLによる肌荒れ改
善効果の評価基準 著効:未塗布部位に比べてTEWL値が30%以上減少
し、かなりの肌荒れの改善が推測された。 有効:未塗布部位に比べてTEWL値が10%以上減少
し、肌荒れの改善が推測された。 やや有効:未塗布部位に比べてTEWL値の減少は10%
未満程度であり、若干の肌荒れ改善が推測された。 無効:未塗布部位に比べてTEWL値が10%以上増加
し、肌荒れの改善は見られず、むしろ肌荒れの悪化が推
測された。
【0022】(判定基準1):TEWLによる肌荒れ改
善効果の判定基準 ◎:被験者のうち、評価基準1に示す著効、有効の示す
割合が90%以上の有効性を示す。 ○:被験者のうち、評価基準1に示す著効、有効の示す
割合が70%〜90%以上の有効性を示す。 △:被験者のうち、評価基準1に示す著効、有効の示す
割合が50%〜70%以上の有効性を示す。 ×:被験者のうち、評価基準1に示す著効、有効の示す
割合が50%以下の有効性しか示さない。
【0023】(評価方法2):官能評価による肌荒れ改
善効果の評価方法 冬期に男女混合計80名の被験者を8群各10名に分
け、1群に実施例1〜4、他群に比較例1〜4を肌荒れ
の気になる部分に1日2回通常の使用状態と同様に塗布
し、これを30日間続けた後、以下の評価方法2及び判
定基準2により評価した。
【0024】(評価基準2)官能評価による肌荒れ改善
効果の評価基準 著効:肌荒れが、著しく改善された。 有効:肌荒れが、かなり改善された。 やや有効:肌荒れが、わずかに改善された。 無効:ほとんど効果が見られなかった、あるいは悪化し
た。
【0025】(判定基準2):官能評価による肌荒れ改
善効果の評価基準 ◎:被験者のうち、評価基準2に示す著効、有効の示す
割合が90%以上の有効性を示す。 ○:被験者のうち、評価基準2に示す著効、有効の示す
割合が70%〜90%以上の有効性を示す。 △:被験者のうち、評価基準2に示す著効、有効の示す
割合が50%〜70%以上の有効性を示す。 ×:被験者のうち、評価基準2に示す著効、有効の示す
割合が50%以下の有効性しか示さない。
【0026】
【表1】 表1に見られるように、実施例のL−アスコルビン酸テ
トラ分枝脂肪酸エステルと保湿剤の併用による肌荒れ改
善の効果は、実施例のTEWL値比較例に比して有意に
小さく、また官能評価による評価においてもかなりの改
善効果を示すことが分かる。更にL−アスコルビン酸テ
トラ分枝脂肪酸エステルと保湿剤を併用した化粧品処方
の具体例を示す。
【0027】 実施例5:化粧水 (処方) 重量% ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 2.0 テトラ2−ヘキシルデカンL−アスコルビル 0.2 セラミドIII 0.01 キサンタンガム 0.05 ヒアルロン酸ナトリウム 0.2 プロピレングリコール 5.0 ピロリドンカルボン酸ナトリウム 0.5 クエン酸 0.05 エデト酸2ナトリウム 0.1 防腐剤 適量 精製水 残部 (調製方法)全ての成分を室温で均一になるまで混合
し、調製した。
【0028】 実施例6:化粧水 (処方) 重量% ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 2.0 テトラ2−ヘキシルデカンL−アスコルビル 0.2 水酸化レシチン 0.1 ヒアルロン酸ナトリウム 0.1 ヒドロキシエチルセルロース 0.05 グリセリン 3.0 ソルビトール 1.0 トレハロース 1.0 加水分解コラーゲン 0.05 水溶性エラスチン 0.05 クエン酸 0.05 エデト酸2ナトリウム 0.1 防腐剤 適量 精製水 残部 (調製方法)実施例7と同様の方法で調製した。
【0029】 実施例7:スキンローション (処方) 重量% 油相 テトラ2−ヘキシルデカンL−アスコルビル 0.05 アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体 0.1 グアーガム 0.1 水酸化大豆レシチン 1.0 水相 L−アルギニン 0.1 コンドロイチン硫酸 0.1 1,3−ブチレングリコール 5.0 グリセリン 5.0 クエン酸 0.05 クエン酸ナトリウム 0.2 防腐剤 適量 精製水 残部 (調製方法)油相及び水相を70℃に加温して均一に溶
解した後、油相に水相を攪拌しながら添加する。攪拌を
続けながら35℃まで冷却して調製した。
【0030】 実施例8:乳液 (処方) 重量% 油相 テトラ2−ヘキシルデカンL−アスコルビル 1.5 ステアリン酸 2.5 水素添加レシチン 0.1 セタノール 1.2 ワセリン 5.0 流動パラフィン 10.0 モノオレイン酸ポリエチレングリコール10 2.0 水相 ポリエチレングリコール 2.5 グルタミン酸 0.2 トリエタノールアミン 1.0 ヒアルロン酸ナトリウム 0.2 グリセリン 3.0 防腐剤 適量 精製水 残部 (調製方法)実施例7と同様の方法で調製した。
【0031】 実施例9:エモリエントクリーム (処方) 重量% 油相 テトラ2−ヘキシルデカンL−アスコルビル 1.0 ポリオキシエチレン20セチルエーテル 1.0 テトラオレイン酸ポリオキシエチレン40ソルビット 0.5 モノステアリン酸グリセリル 1.0 セタノール 5.0 スクワラン 10.0 ミリスチン酸イソセチル 6.0 トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 3.0 ホホバ油 1.0 水素添加大豆レシチン 0.2 ジメチコン 0.2 水相 1,3−ブチレングリコール 5.0 キサンタンガム 0.1 ヒアルロン酸ナトリウム 0.01 クエン酸 0.1 クエン酸ナトリウム 0.4 防腐剤 適量 精製水 残部 (調製方法)実施例7と同様の方法で調製した。
【0032】(肌荒れ改善効果の評価)評価方法2の官
能評価の方法に準じて、実施例5〜9の化粧品処方の肌
荒れ改善効果を評価したところ、いずれも有効あるいは
著効の評価結果が得られ、L−アスコルビン酸テトラ分
枝脂肪酸エステルと保湿剤の併用による肌荒れ改善の効
果は、有意な改善効果を示した。
【0033】
【発明の効果】L−アスコルビン酸テトラ分枝脂肪酸エ
ステル誘導体とヒアルロン酸塩、及びその他の保湿剤を
併用することにより、L−アスコルビン酸テトラ分枝脂
肪酸エステル誘導体の肌改善効果を高度に発揮させるこ
とが可能となり、肌荒れ改善効果に優れた化粧料を得る
ことができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 7/00 A61K 7/00 J M N Fターム(参考) 4C083 AA122 AC012 AC022 AC072 AC111 AC122 AC132 AC182 AC242 AC302 AC352 AC392 AC422 AC432 AC442 AC532 AC542 AC581 AC582 AC612 AD042 AD092 AD152 AD191 AD211 AD212 AD272 AD282 AD321 AD331 AD332 AD342 AD352 AD411 AD432 AD571 AD572 AD641 AD642 BB36 BB51 CC01 CC04 CC05 DD23 DD27 EE12 EE13

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】L−アスコルビン酸テトラ分枝脂肪酸エス
    テル誘導体及び保湿剤を必須成分とする化粧料。
  2. 【請求項2】L−アスコルビン酸テトラ分枝脂肪酸エス
    テル誘導体の分枝脂肪酸残基がイソパルミチン酸である
    請求項1に記載の化粧料。
  3. 【請求項3】L−アスコルビン酸テトラ分枝脂肪酸エス
    テル誘導体の分枝脂肪酸残基が2−ヘキシルデカン酸で
    ある請求項1に記載の化粧料。
  4. 【請求項4】保湿剤が多価アルコール、糖類、ムコ多糖
    類、キチン・キトサン、水溶性高分子、タンパク質加水
    分解物、アミノ酸、スフィンゴ脂質、セラミド類、レシ
    チン類から選択される1種類あるいは2種類以上の保湿
    剤である請求項1〜3に記載の化粧料。
  5. 【請求項5】保湿剤として用いるムコ多糖類が、ヒアル
    ロン酸塩であることを特徴とする、請求項1〜4に記載
    の化粧料。
  6. 【請求項6】保湿剤がヒアルロン酸塩と、請求項4に記
    載のヒアルロン酸塩以外の保湿剤から選択される1種類
    あるいは2種類以上の保湿剤の混合物であることを特徴
    とする、請求項1〜5に記載の化粧料。
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