JP3483157B2 - X線ct装置 - Google Patents
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Description
X線照射を防止可能としたX線CT装置に関するもので
ある。
検出器とが対向配置されてなるガントリと、前記X線管
とX線検出器との間に被検体を移動させる被検体テーブ
ルと、前記ガントリ及び被検体テーブルの動作を制御す
るスキャナ制御装置と、X線の発生を制御するX線制御
装置と、前記X線検出器より得られたデータを処理し画
像を再構成する演算装置と、演算された画像を表示する
表示装置と、前記X線検出器より得られたデータや演算
された画像を記憶しておく記憶装置と、装置各部を統括
して制御する計測制御装置と、各種撮影条件を入力する
入力装置とを備えてなる。
各照射部位に対してどの位の量のX線が照射されたか、
そして、これから行おうとする計測において更にどの位
X線照射されるかにつき、操作者が一々メモを取って計
算しながらでなければ正確には分からなかった。しか
も、忙しい病院などでのルーチン検査においてそのよう
なメモを取って計算する時間は実際上、取れなかった。
は、同一部位に対して過剰にX線が照射されることがあ
った。また、操作者の不注意で被検体の寝載されている
寝台のスキャン毎の送り量を0に設定してしまい、同一
部位を何度もスキャンして、被検者に無用な照射を与え
てしまうという問題点があった。
による過剰なX線照射を防止することのできるX線CT
装置を提供することにある。
X線量を各々の照射部位において積算し、その積算値を
記憶する手段と、これから行われようとするX線照射に
おいて各々の照射部位における照射線量予想値を計算
し、前記記憶手段に記憶されたそれまでの積算値と加算
し、照射部位毎の加算値を求める手段と、予め決められ
た最大照射限度量を示す目盛と前記加算手段からの照射
部位毎の加算値をグラフ表示する照射状況表示手段とを
設けることにより達成される。また、前記照射状況表示
手段は、前記積算値と前記照射線予想値とを識別可能に
表示してもよい。また、被検体にX線を照射するX線管
と、該被検体を寝載してその位置を移動する寝台と、照
射されたX線量を各々の前記寝台位置に対応した照射部
位において積算し、その積算値を記憶する手段と、これ
から行なわれようとするX線照射において各々の照射部
位における照射線量予想値を計算し、前記記憶手段に記
憶されたそれまでの積算値と照射部位毎に加算し、それ
ぞれの加算値を求める手段と、各々の照射部位における
前記加算値が予め決められた最大照射限度量を超えた場
合に計測がスタートできないように計測条件入力装置と
を制御する手段とを設けることにより達成される。
とするX線照射において各々の照射部位における照射線
量予想値を計算し、前記記憶手段に記憶されたそれまで
の積算値と加算し、照射部位毎の加算値を求め、前記照
射状況表示手段が予め決められた最大照射限度量を示す
目盛と前記加算手段からの照射部位毎の加算値をグラフ
表示する。これによれば、それまでの被検体の照射状況
を把握でき、また引き続きスキャンを行う場合、これか
ら行おうとする計測において、どの位照射されるかを今
までの積算値に加えて把握できる。さらに、前記積算値
と前記照射線量予想値とを識別可能に表示すれば、前記
照射線予想値が今までの積算値に加えてよりよく把握さ
れる。また、被検体にX線を照射するX線管と、該被検
体を寝載してその位置を移動する寝台と、照射されたX
線量を各々の前記寝台位置に対応した照射部位において
積算し、その積算値を記憶する手段と、これから行なわ
れようとするX線照射において各々の照射部位における
照射線量予想値を計算し、前記記憶手段に記憶されたそ
れまでの積算値と照射部位毎に加算し、それぞれの加算
値を求める手段と、計測条件入力装置制御手段とを備
え、該計測条件入力装置制御手段は各々の照射部位にお
ける前記加算値が予め決められた最大照射限度量を超え
た場合に計測がスタートできないように前記計測条件入
力装置を制御する。これによれば、以後計測(X線照射
スタート)を続け得るかを明確に把握できる。以上によ
れば、操作者の無配慮や不注意による過剰なX線照射が
防止されることになる。
する。図1は、本発明によるX線CT装置の一実施例の
要部を示すブロック図である。ここでは、X線管とし
て、現在のX線CT装置において大半が使用している扇
状X線2を発生するX線管1を例に採って述べる。
その計測部位により、また計測目的により、扇状X線2
の厚さが異なる。また、被検体を寝載した寝台3は、診
断に必要な範囲を計測するため、被検体を寝載したまま
移動する。
な要件となる。次に、X線2の強度も、部位,目的によ
り異なる。X線の強度は、主にX線管電流、管電圧、照
射時間により決まり、これらの計測条件は、操作者によ
って入力装置(計測条件入力装置)8を用いて設定され
る。
測が行われる。計測されたときのこれらの設定条件は、
X線照射量積算装置4へ送られる。X線照射量積算装置
4では、寝台3の位置毎に照射されたX線強度を積算し
ていく。
る。図2において、寝台3の位置nでX線幅wのX線2
が管電流cミリアンペア、照射時間t秒で照射されたと
する。図2(a)のグラフ21に、この1回のスキャン
分の照射状態を示す。
すような、寝台3の位置に対応したアドレス(例えば寝
台3の1mmピッチにつき1アドレス)を持つメモリ2
2を持ち、X線2が照射された位置に対応するアドレス
に照射されたX線強度(ここではc×t)を加算してい
く(初期値は0)。1検査内での他のスキャンについて
も同様のことが行われ、X線照射量(照射線量)を積算
していく。
れ、同時に表示装置6に送られ、例えば図3に示すよう
なグラフ表示31で操作者に示される。この時、グラフ
表示31を被検体のスキャノグラム像と重ね合わせて表
示すると、実際に被検体のどの部位にどれだけ照射され
たか(照射状況)がより明確に捕らえることができる。
また、X線照射量積算装置4に、ある位置においてそこ
での照射線量がある限度量を超えた場合に警告音が鳴る
警告音発生装置(図示せず)等を付加して、過剰照射を
抑止できるようにすることもできる。
射線量を予想する動作について述べる。先に述べたよう
に、計測条件は操作者が入力装置8から入力するが、こ
のとき入力設定された条件(主にX線管電流、管電圧、
照射時間)を照射線量の予想・警告装置7に送る。
て照射されたX線の線量を記憶装置5から読み出し、そ
のデータと入力装置8から入力された、これから行われ
る計測でのX線照射データ(各照射部位毎の予想照射線
量)とを各位置毎に加算し、照射状況として図4に示す
ように表示装置6へグラフ表示31する。図4におい
て、斜線を付したグラフ部分が、これから行われる計測
でのX線照射データ分を示す。この時、上記加算値が予
め決められた最大照射限度量MAXを超えた場合に、そ
の旨を報知、例えば表示装置6へ警告文を表示したり、
警告音を鳴らしたり、更には、計測条件入力装置8へ信
号を送ってそれ以上操作が先へ進まないように、特に計
測(X線照射スタート)ができないように、することも
可能である。
CT装置による1回の検査であり、記憶装置5の記憶値
のクリアは、一般的にはX線CT装置による1回の検査
終了毎となる。
被検体へのX線の現在までの照射線量(積算値)と、こ
れから行われようとするX線照射における照射線量予想
値との加算値を表示装置のグラフ表示を通して操作者に
報知するようにする、あるいは各々の照射部位における
前記加算値が予め決められた最大照射限度量を超えた場
合に計測がスタートできないように計測条件入力装置を
制御するので、操作者の無配慮や不注意による被検体に
対する過剰なX線照射を防止することができるという効
果がある。
である。
説明するための図である。
示す図である。
照射量のグラフ表示例を示す図である。
Claims (3)
- 【請求項1】照射されたX線量を各々の照射部位におい
て積算し、その積算値を記憶する手段と、これから行わ
れようとするX線照射において各々の照射部位における
照射線量予想値を計算し、前記記憶手段に記憶されたそ
れまでの積算値と加算し、照射部位毎の加算値を求める
手段と、予め決められた最大照射限度量を示す目盛と前
記加算手段からの照射部位毎の加算値をグラフ表示する
照射状況表示手段とを具備することを特徴とするX線C
T装置。 - 【請求項2】前記照射状況表示手段は、前記積算値と前
記照射線予想値とを識別可能に表示することを特徴とす
る請求項1に記載のX線CT装置。 - 【請求項3】 被検体にX線を照射するX線管と、該被
検体を寝載してその位置を移動する寝台と、照射された
X線量を各々の前記寝台位置に対応した照射部位におい
て積算し、その積算値を記憶する手段と、これから行な
われようとするX線照射において各々の照射部位におけ
る照射線量予想値を計算し、前記記憶手段に記憶された
それまでの積算値と照射部位毎に加算し、それぞれの加
算値を求める手段と、各々の照射部位における前記加算
値が予め決められた最大照射限度量を超えた場合に計測
がスタートできないように計測条件入力装置を制御する
手段とを具備することを特徴とするX線CT装置。
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