JP2002177261A - X線ctシステムおよびその操作コンソールおよび制御方法ならびに記憶媒体 - Google Patents
X線ctシステムおよびその操作コンソールおよび制御方法ならびに記憶媒体Info
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Abstract
および修正することが可能なX線CTシステムおよびそ
の操作コンソールおよび制御方法ならびに記憶媒体を提
供すること。 【解決手段】 スカウトスキャンで得られたスカウト画
像を表示して、被検体のスキャン位置を設定するスキャ
ン計画画面(250)において、Auto mA 機能により算
定された各スキャン位置におけるX線管のX線量の制御
値としての管電流値との対応関係を表すグラフ(22
0)を、表示されたスカウト画像に重畳表示する。ま
た、このグラフ(220)の任意の点をマウスを用いて
ドラッグすることで当該点における管電流値を変更する
ことも可能とする。
Description
erized Tomography)システムおよびその操作コンソー
ルおよび制御方法ならびに記憶媒体に関する。
複数方向からX線を照射するスキャンを行い、患者を透
過した各方向からのX線より得られる投影データに基づ
いて画像再構成処理を行うことによって、診断部位の断
層像を提供するものである。オペレータは、かかるスキ
ャン等に先立ち、スキャンの条件や画像再構成処理の条
件について、診断部位や診断目的に合わせて計画を立て
る必要がある。このような計画はスキャン計画とよばれ
る。X線CTシステムは一般に、操作コンソール上で行
うスキャン計画のためのユーザインタフェース環境を提
供している。
部分を占めるためX線減衰量は小さいのに対し、腹部で
は、臓器が多く存在するのでX線減衰量は大きい。ま
た、被検体の体型も個々に異なるので、同じ部位であっ
ても被検体によってX線減衰量も異なる。
位における投影データのS/Nが、X線減衰量の小さい
部位のそれより低下してしまう場合がある。これに対処
するためX線量を大きくしてスキャンすれば、部位に関
係なく良好なS/Nが得られるものの、必要以上の被曝
がなされるので避けなければならない。
線量を決定するX線管に与える管電流値を、被検体のス
キャン位置に応じて自動制御する、いわゆるAuto mAと
いう技術が知られている。この技術を用いると、X線減
衰量が異なる被検体の部位に応じた適切なX線量を設定
することができ、無駄な被曝を抑えつつ、良好なS/N
を有する断層像を得ることができる。さらに、X線管の
寿命の延長にも寄与するという利点を有する。
計画時に指定することができる。Auto mA をONにした
ときは、設定されたスキャン位置ごとにX線管に与える
管電流値を自動的に算定される。算定結果は、スキャン
位置と、対応する管電流値とがリスト形式で列記された
かたちにて表示され、これにより算定結果を確認するこ
とができる。
果が単にリスト形式で数値が表示されるだけでは、設定
したスキャン位置と管電流値との関係を把握しづらいと
いう問題がある。
必要とする場合のモード、最も低い被曝量を必要とする
モードといった複数のモードを有し、オペレータが選択
することができるようになっている。この場合、算定結
果が単にリスト形式で数値が表示されるだけでは、オペ
レータがモードを変更した際に、算定結果がどのように
変更されたのか確認しにくいという問題があった。
値を個々にみると必ずしも適当ではない値を含んでいる
場合もある。従来は、かかる場合に、算定管電流値を個
々に任意の値に修正することのできる手段がなかった。
のであり、X線量自動制御のための制御値を容易に確認
および修正することが可能なX線CTシステムおよびそ
の操作コンソールおよび制御方法ならびに記憶媒体を提
供することを目的とする。
め、例えば本発明のX線CTシステムは、以下の構成を
備える。すなわち、X線管より発生するX線を被検体に
複数方向から照射するスキャンを行い、該被検体の断層
像を再構成するX線CTシステムであって、前記X線管
を所定位置に固定したまま被検体を搬送することで透視
像データを収集することを、前記X線管の複数の所定位
置において行う透視像データ収集手段と、少なくとも、
被検体のスキャン位置を設定するスキャン計画手段と、
前記透視像データ収集手段で収集された各透視像データ
に基づいて、前記スキャン計画手段で設定された被検体
の各スキャン位置における前記X線管のX線量の制御値
を算定する算定手段と、を備え、前記スキャン計画手段
は、前記透視像データ収集手段で収集された透視像デー
タに基づく被検体透視像を表示する被検体透視像表示手
段と、各スキャン位置と前記算定手段で算定された前記
制御値との対応関係を表すグラフを、表示された前記被
検体透視像に重畳表示するグラフ表示手段と、を含むこ
とを特徴とする。
ついて詳細に説明する。
テムのブロック構成図である。図示のように本システム
は、被検体へのX線照射と被検体を透過したX線を検出
するためのX線検出機構を一体的に取り付けるガントリ
装置100と、ガントリ装置100に対して各種動作設
定を行うとともに、ガントリ装置100から出力された
データに基づいてX線断層像を再構成し、表示する操作
コンソール200により構成されている。
つかさどるメインコントローラ1をはじめ、以下の構成
を備える。
ためのインタフェース、3はテーブル12上に横たえた
被検体(患者)を搬送(図面に垂直な方向、すなわち、
z軸方向)するための空洞部を有するガントリであり、
内部には、X線発生源であるX線管4(X線管コントロ
ーラ5により駆動制御される)、X線の照射範囲を画定
するためのスリットを有するコリメータ6、コリメータ
6のX線照射範囲を画定するスリット幅の調整用モータ
であるモータ7aが設けられている。このモータ7aの
駆動はコリメータコントローラ7により制御される。
X線を検出するX線検出部8、およびX線検出部8で得
た透過X線より得られる投影データを収集するデータ収
集部9も備える。なお、X線検出部8は、X線ビームを
検出する検出器アレイを被検体の搬送方向に複数列隣接
して設けたマルチ検出器を使用するものであってもよい
し、一列の検出器アレイのシングル検出器を使用するも
のであってもよい。
部8とは、互いに空洞部分を挟んで、すなわち、被検体
を挟んで対向する位置に設けられ、その関係が維持され
た状態でガントリ3のまわりを回動するようになってい
る。この回動は、モータコントローラ11からの駆動信
号により駆動される回転モータ10によって行われる。
また、被検体を乗せるテーブル12は、z軸方向への搬
送がなされるが、その駆動はテーブルモータ13によっ
て行われる。
2を介して受信した各種コマンドの解析を行い、それに
基づいて上記のX線管コントローラ5、コリメータコン
トローラ7、モータコントローラ11、テーブルモータ
コントローラ14、そして、データ収集部9に対し、各
種制御信号を出力することになる。また、メインコント
ローラ1は、データ収集部9で収集された投影データ
を、インタフェース2を介して操作コンソール200に
送出する処理も行う。
ステーションであり、図示するように、装置全体の制御
をつかさどるCPU51、ブートプログラムやBIOS
を記憶しているROM52、主記憶装置として機能する
RAM53をはじめ、以下の構成を備える。
て、ここにOS、ガントリ装置100に各種指示を与え
たり、ガントリ装置100より受信したデータに基づい
てX線断層像を再構成するための診断プログラムが格納
されている。診断プログラムには、後述するスキャン制
御処理のプログラムが含まれる。また、VRAM55は
表示しようとするイメージデータを展開するメモリであ
り、ここにイメージデータ等を展開することでCRT5
6に表示させることができる。57および58は、各種
設定を行うためのキーボードおよびマウスである。ま
た、59はガントリ装置100と通信を行うためのイン
タフェースである。
ムの構成は概ね上記の通りであるが、かかる構成のX線
CTシステムにおける処理の概要は、図5のフローチャ
ートに示すとおりである。フローチャートは、操作コン
ソール200で行う処理(a)と、ガントリ装置100
で行う処理(b)とに分けて描かれている。
て、撮影のための位置合わせを行う(ステップS60
1)。位置合わせを終えしだい、スカウトスキャンを実
施する。スカウトスキャンとは、X線管4を所定位置に
固定したまま(すなわち、ガントリ3を回転させずに、
一定の投影角度に固定したまま)、被検体を乗せたテー
ブル12を徐々に搬送しながらX線を連続的に照射して
得た投影データ(透視像データ)より、1枚の被検体透
視像(スカウト画像)を得るものである。
被検体の真上にあたる投影角度0度に位置させて(モー
タコントローラ11の制御による)の第1のスカウトス
キャンと、X線管4を被検体の真横に当たる投影角度9
0度に位置させての第2のスカウトスキャンを行い、2
種類の被検体透視像を得る。
操作コンソール200側でスカウトスキャンの計画を行
い、その後、実行指令をガントリ装置100に出す(ス
テップS501)。スカウトスキャンの条件設定および
実行指令は、例えば図4に示すような、設定画面400
(操作コンソール200のCRT56に表示される)を
介して行われる。
おいて、所定の基準位置に対するスカウトスキャンの開
始位置、終了位置、X線管4に与える管電圧および管電
流、そして、投影角度を設定できるようになっている。
上記した2種類の被検体透視画像を得るためには、スカ
ウトスキャン設定欄に投影角度「0」を入力した後、ス
カウトスキャン実行のスタートボタン402を押して、
第1のスカウトスキャンを実行させる。続いて、同様
に、スカウトスキャン設定欄に投影角度「90」を入力
した後、スタートボタン402を押して、第2のスカウ
トスキャンを実行させることになる。もちろん、逆に、
第2のスカウトスキャンを先に行うようにしてもよい
し、第1および第2のスカウトスキャンを自動的に連続
して行わせるモードを設けてもかまわない。
の実行指令を受けて、上記した計画内容に従いスカウト
スキャンを実施する(ステップS602)。スカウトス
キャンによる透視像データは操作コンソール200側に
転送される。この結果、図7に示す如く、テーブル12
上の被検体透視画像を取得することができる。
502に進み、スキャン計画を立てる。スキャン計画
は、CRT56に表示されるスキャン計画画面において
行われる。スキャン計画画面内には、取得した2枚のス
カウト画像のうちいずれかのスカウト画像(例えば図7
(b)のスカウト画像)も表示される。オペレータはこ
のスカウト画像を見ながらスキャン計画を進めていく。
スキャン計画についての詳細な説明は後述する。
ャン実行指示(ステップS503)に従い、投影データ
の収集(スキャン)を開始する(ステップS603)。
スキャンは次のように行われる。まず、z軸方向の位置
を固定して、X線管4からのX線ビームを被検体に照射
し(X線の投影)、その透過X線をX線検出部8で検出
する。そして、この透過X線の検出を、X線管4とX線
検出部8を被検体の周囲を回転させながら(すなわち、
投影角度を変化させながら)複数(例えば、1000)
のビュー方向で、360度分行う。これを1つの単位と
して1スキャンとよぶ。検出された各透過X線は、デー
タ収集部9でディジタル値に変換されて投影データとし
てメインコントローラ1を介して操作コンソール200
に転送される。そして、順次z軸方向にスキャン位置を
所定量移動して、次のスキャンを行っていく。このよう
なスキャン方式はアキシャルスキャン方式とよばれる
が、投影角度の変化に同期してスキャン位置を移動させ
ながら(X線管4とX線検出部8とが被検体の周囲をら
せん状に周回することになる)投影データを収集する、
ヘリカルスキャン方式であってもよい。
ル200は、転送された投影データに基づいてX線断層
画像を再構成し(ステップS504)、CRT56に表
示出力する(ステップS505)。
計画について詳細に説明する。
計画画面250の一例を示す図である。同図において、
201は、上記したステップS602のスカウトスキャ
ンで得られたスカウト画像を表示するイメージエリアで
ある。[開始位置]欄202は、所定の基準位置に対す
るスキャンの開始位置を入力する欄、同様に、[終了位
置]欄203は、所定の基準位置に対するスキャンの終
了位置を入力する欄である。[スライス厚]欄204
は、スキャンにおけるスライス厚を入力する欄である。
[管電圧]欄205は、管電圧の値を入力する欄であ
り、そして、[管電流]欄206は、Auto mA を使用し
ないときに、X線管4の管電流値を入力する欄である。
欄203に値が入力されると、イメージエリア201の
スカウト画像上に、対応するスキャン開始位置を示す線
zaおよびスキャン終了位置を示す線zbが表示され、
その後、[スライス厚]欄204に値が入力されると、
その値に基づき、線za−zb区間内におけるスキャン
位置を示す線が表示される。
あり、欄内の各ボタン212ないし214をクリックす
ることで各々のモードが選択される。211は、Auto m
A をOFFとするためのボタンである。212をクリッ
クすると、高画質の断層像を得るための高画質モードと
なる。213をクリックすると、標準的に推奨されるノ
ーマルモードになる。214をクリックすると、最も低
い被曝量でスキャンするための低被曝モードとなる。も
ちろん、これ以外のモードが用意されている場合もあ
る。
モードにより、Auto mAの算定を行う。具体的には、ス
テップS602で得られた2種類の投影データを用い
て、被検体の各スキャン位置における体幅および体厚情
報を得る。被検体の断面は一般に円形とはいえず、むし
ろ楕円に近いことから、形状によるノイズが発生する。
そこで、上記の体幅/体厚情報に基づいて、各スキャン
位置における楕円率を算出するとともに、X線減衰量に
基づいて、各スキャン位置におけるスライス面の断面積
を算出することで、ノイズを所定の範囲とするように、
スキャン位置ごとの管電流を算定する。スキャン位置と
算定管電流との対応関係は、Auto mAテーブル53aと
してRAM53内に作成される。
示すとおりであって、所定の基準位置に対するスキャン
位置(単位はmm)と、そのスキャン位置における管電
流値(単位はmA)の組み合わせが記述されている。こ
の記述内容は、[mA table]ボタン215をクリックする
ことで確認可能となっている。
フ] ボタン216をクリックすることにより、図3に示
すように、イメージエリア201のスカウト画像上にそ
のスキャン位置に対応した算定管電流のグラフ220が
表示される。このように Auto mA による算定管電流の
グラフがスカウト画像に重畳表示されるので、スキャン
位置と管電流値との対応関係を明確に認識することがで
きる。
更後のモードでスキャン位置ごとの管電流が計算しなお
され、スキャン位置と算定管電流との対応関係を表すAu
to mA テーブル53aが更新される。そして、それに伴
いグラフ220の表示も更新される。これにより、モー
ドを変更する度に [mA table] ボタン215をクリック
して Auto mAテーブル53aの内容を確認するまでもな
く、モードの変更によって管電流値がどの程度変動する
のかを容易に確認することができる。
ックすることでグラフ表示を消すことも可能である。
8によりグラフ220の任意のスライス位置における点
をドラッグすることで任意の管電流値に変更することが
できる。CPU21は、この操作イベントを受けて、R
AM53のAuto mAテーブル53aの該当部分を更新す
ることになる。このように、オペレータは、使い勝手の
よいユーザインタフェースを介して容易に、きめ細かく
管電流値を設定することができる。
スキャン条件ファイル53bとして作成・保存される。
そして、上記したステップS603のスキャンは、RA
M53に記憶された Auto mA テーブル53aおよびス
キャン条件設定ファイル53bの内容に従って実施され
ることになる。
の制御のほとんどは操作コンソール200において行っ
た。操作コンソール200の構成自体は、汎用の情報処
理装置(ワークステーションやパーソナルコンピュータ
等)で実現できるものであるので、ソフトウェアを同装
置にインストールし、それでもって実現することも可能
である。
態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを
記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムある
いは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピ
ュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納され
たプログラムコードを読み出し実行することによっても
実現できるものである。この場合、記憶媒体から読み出
されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能
を実現することになり、そのプログラムコードを記憶し
た記憶媒体は本発明を構成することになる。また、コン
ピュータが読み出したプログラムコードを実行すること
により、前述した実施形態の機能が実現されるだけでな
く、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュー
タ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)
などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理に
よって前述した実施形態の機能が実現される場合も含ま
れる。
の記憶媒体には、先に説明したフローチャート(図5
(a)に示すステップS501ないしS505)に対応
するプログラムコードが格納されることになる。
憶媒体としては、例えばフロッピー(登録商標)ディス
ク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、C
D−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、R
OM等を用いることができる。更には、ネットワーク
(例えばインターネット)という媒体を介してダウンロ
ードしても良いであろう。
X線量自動制御のための制御値を容易に確認および修正
することが可能なX線CTシステムおよびその操作コン
ソールおよび制御方法ならびに記憶媒体を提供すること
ができる。
構成図である。
す図である。
定管電流値のグラフ表示の一例を示す図である。
の一例を示す図である。
計画およびスキャンを含む一連の処理を示すフローチャ
ートである。
明するための図である。
である。
す図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 X線管より発生するX線を被検体に複数
方向から照射するスキャンを行い、該被検体の断層像を
再構成するX線CTシステムであって、 前記X線管を所定位置に固定したまま被検体を搬送する
ことで透視像データを収集することを、前記X線管の複
数の所定位置において行う透視像データ収集手段と、 少なくとも、被検体のスキャン位置を設定するスキャン
計画手段と、 前記透視像データ収集手段で収集された各透視像データ
に基づいて、前記スキャン計画手段で設定された被検体
の各スキャン位置における前記X線管のX線量の制御値
を算定する算定手段と、を備え、 前記スキャン計画手段は、 前記透視像データ収集手段で収集された透視像データに
基づく被検体透視像を表示する被検体透視像表示手段
と、 各スキャン位置と前記算定手段で算定された前記制御値
との対応関係を表すグラフを、表示された前記被検体透
視像に重畳表示するグラフ表示手段と、 を含むことを特徴とするX線CTシステム。 - 【請求項2】 前記スキャン計画手段は、 表示された前記グラフ上の前記制御値を示す点を指定し
て移動することにより、当該点に対応する制御値を修正
する修正手段を更に有することを特徴とする請求項1に
記載のX線CTシステム。 - 【請求項3】 前記制御値は、前記X線管の管電流値と
することを特徴とする請求項1または2に記載のX線C
Tシステム。 - 【請求項4】 X線管より発生するX線を被検体に複数
方向から照射するスキャンを行うガントリ装置に接続さ
れ、当該ガントリ装置に対してスキャンに係る情報の出
力および当該ガントリ装置から転送されてきたデータに
基づき断層像を再構成する操作コンソールであって、 前記X線管を所定位置に固定したまま被検体を搬送する
ことで透視像データを収集することを、前記X線管の複
数の所定位置において行うよう前記ガントリ装置に指示
する第1の指示手段と、 少なくとも、被検体のスキャン位置を設定するスキャン
計画手段と、 前記第1の指示手段によって、前記ガントリ装置より転
送されてきた各透視像データに基づいて、前記スキャン
計画手段で設定された被検体の各スキャン位置における
前記X線管のX線量の制御値を算定する算定手段と、 前記スキャン計画手段で設定された前記スキャン位置と
前記算定手段で算定された前記制御値とに従ってスキャ
ンを行うよう前記ガントリ装置に指示する第2の指示手
段と、を備え、 前記スキャン計画手段は、 前記ガントリ装置より転送されてきた透視像データに基
づく被検体透視像を表示する被検体透視像表示手段と、 各スキャン位置と前記制御値との対応関係を表すグラフ
を、表示された前記被検体透視像に重畳表示するグラフ
表示手段と、 を含むことを特徴とするX線CTシステムの操作コンソ
ール。 - 【請求項5】 X線管より発生するX線を被検体に複数
方向から照射するスキャンを行うガントリ装置に接続さ
れ、当該ガントリ装置に対してスキャンに係る情報の出
力および当該ガントリ装置から転送されてきたデータに
基づき断層像を再構成する操作コンソールの制御方法で
あって、 前記X線管を所定位置に固定したまま被検体を搬送する
ことで透視像データを収集することを、前記X線管の複
数の所定位置において行うよう前記ガントリ装置に指示
する第1の指示工程と、 少なくとも、被検体のスキャン位置を設定するスキャン
計画工程と、 前記第1の指示工程によって、前記ガントリ装置より転
送されてきた各透視像データに基づいて、前記スキャン
計画工程で設定された被検体の各スキャン位置における
前記X線管のX線量の制御値を算定する算定工程と、 前記スキャン計画工程で設定された前記スキャン位置と
前記算定工程で算定された前記制御値とに従ってスキャ
ンを行うよう前記ガントリ装置に指示する第2の指示工
程と、を備え、 前記スキャン計画工程は、 前記ガントリ装置より転送されてきた透視像データに基
づく被検体透視像を表示する被検体透視像表示工程と、 各スキャン位置と前記制御値との対応関係を表すグラフ
を、表示された前記被検体透視像に重畳表示するグラフ
表示工程と、 を含むことを特徴とするX線CTシステムの操作コンソ
ールの制御方法。 - 【請求項6】 X線管より発生するX線を被検体に複数
方向から照射するスキャンを行うガントリ装置に接続さ
れ、当該ガントリ装置に対してスキャンに係る情報の出
力および当該ガントリ装置から転送されてきたデータに
基づき断層像を再構成する操作コンソール用のプログラ
ムを格納する記憶媒体であって、 前記X線管を所定位置に固定したまま被検体を搬送する
ことで透視像データを収集することを、前記X線管の複
数の所定位置において行うよう前記ガントリ装置に指示
する第1の指示工程のプログラムコードと、 少なくとも、被検体のスキャン位置を設定するスキャン
計画工程のプログラムコードと、 前記第1の指示工程によって、前記ガントリ装置より転
送されてきた各透視像データに基づいて、前記スキャン
計画工程で設定された被検体の各スキャン位置における
前記X線管のX線量の制御値を算定する算定工程のプロ
グラムコードと、 前記スキャン計画工程で設定された前記スキャン位置と
前記算定工程で算定された前記制御値とに従ってスキャ
ンを行うよう前記ガントリ装置に指示する第2の指示工
程のプログラムコードと、を備え、 前記スキャン計画工程のプログラムコードは、 前記ガントリ装置より転送されてきた透視像データに基
づく被検体透視像を表示する被検体透視像表示工程のプ
ログラムコードと、 各スキャン位置と前記制御値との対応関係を表すグラフ
を、表示された前記被検体透視像に重畳表示するグラフ
表示工程のプログラムコードと、 を格納することを特徴とする記憶媒体。
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JP2000372983A JP2002177261A (ja) | 2000-12-07 | 2000-12-07 | X線ctシステムおよびその操作コンソールおよび制御方法ならびに記憶媒体 |
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JP2009275924A Division JP4951055B2 (ja) | 2009-12-03 | 2009-12-03 | X線ctシステムおよびその操作コンソール |
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