JP2768932B2 - X線ct装置 - Google Patents

X線ct装置

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JP2768932B2
JP2768932B2 JP8271064A JP27106496A JP2768932B2 JP 2768932 B2 JP2768932 B2 JP 2768932B2 JP 8271064 A JP8271064 A JP 8271064A JP 27106496 A JP27106496 A JP 27106496A JP 2768932 B2 JP2768932 B2 JP 2768932B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は螺旋状走査型のX線
CT装置に関し、特に、被検体透過後のX線量を適正化
する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のX線CT装置は、同一断層面では
同一のスキャン条件(管電圧,管電流等)で撮影を行な
うようにしている。また、近年被検体を螺旋状にスキャ
ンするヘリカルスキャンが広く用いられるようになって
いるが、体軸方向のスキャン条件も一定である。
【0003】従って、例えば図6に示すように被検体P
の断面形状が楕円形の場合は、図5に示すように、X線
管の角度位置θ1 (楕円の長軸方向),θ2 (楕円の短
軸方向)によりX線透過量が異なる。また、ヘリカルス
キャンにおいては図2に示すように通常、被検体(患
者)Pは体軸方向(Z方向)に不均一な厚みを有するた
め、透過X線量のレンジR1 は大きなものになる。この
ように角度位置θ1 ,θ2 及び体軸方向の位置により透
過X線量が異なる従来のX線CT装置は、次のような問
題点を有していた。
【0004】第1に透過X線量のレンジR1 に対応して
データ収集部のダイナミックレンジを大きくしなければ
ならないという問題点があった。第2にX線管の角度位
置及び/または体軸方向の位置により透過X線量が多い
部分と少ない部分が混在し、X線量が多い部分のS/N
比は高いがX線量が少ない部分のS/N比は低下するた
め、画像全体のS/N比が低下するという問題点があっ
た。第3に透過X線量が少ない部分のS/N比を高くし
て、画像全体のS/N比を高くするには、全体的に透過
X線量を増さなければならず、被検体の被曝量の増大を
招くという問題点があった。
【0005】上記従来のX線CT装置の問題点を解決す
る手段としては、特開昭53−110495公報に開示されたも
のがあり、この特開昭53−110495公報に開示されたX線
CT装置は、被検体を透過したX線量が一定のある基準
値になるようにX線管に与える管電圧を制御するもので
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
53−110495公報に開示されたX線CT装置では、管電圧
を制御することにより透過X線量を一定に制御できる
が、スキャン中に管電圧を変えるため、これに応じてX
線管球から発せられるX線のスペクトル特性が変化す
る。X線のスペクトル特性が変化すると、被検体を透過
してX線検出器で検出される透過X線量に被検体のX線
吸収係数のスペクトル特性による影響が現れ、このため
正確なCT値が求められないという問題点がある。特
に、ヘリカルスキャンにおいては体軸方向に広い範囲で
スキャンするため、上記の問題点が顕著となる。
【0007】そこで、本発明は上記事情に鑑みてなされ
たものであり、角度方向及び体軸方向で被検体の透過X
線量をほぼ一定に制御し、S/N比の高い断層像を得る
とともに、被検体の被曝量低減し、しかも正確なCT値
を求め得るX線CT装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載のX線CT装置は、被検体の周囲を回
転しながらX線を曝射するX線管及び多チャンネルから
なり前記被検体の透過X線量を検出するX線検出器と、
前記被検体を載置するとともにその体軸方向に移動する
寝台と、この寝台を移動するための寝台駆動部と、を備
えてなり、前記X線検出器が検出する前記X線管の所定
角度及び体軸方向の位置毎の透過X線量に基づいて前記
被検体の断層像を再構成する螺旋状走査型のX線CT装
置において、第1のスキャノ撮影時の被検体透過X線量
及び第1のスキャノ撮影とは異なるX線曝射方向から撮
影した第2のスキャノ撮影時の被検体透過X線量に基づ
いて適正発生X線量値のパターンを作成する演算手段
と、その作成されたパターンを記憶する記憶手段と、前
記所定角度及び体軸方向の位置毎の発生X線量が前記適
正発生X線量値のパターンに等しくなるように、前記X
線管に与える電流を制御する制御手段をさらに備えたこ
とを要旨とする。
【0009】また、請求項2記載のX線CT装置におけ
る制御手段は、更に、前記X線管に与える電流の最大値
及び/又は最小値を制御することができる。
【0010】<作用>上記構成により、本願発明のX線
CT装置は、被検体の螺旋状走査に先立って、第1及び
第2のスキャノ撮影を例えば次のようにしておこなう。
第1のスキャノ撮影中には、X線管は被検体の周囲を回
転することなく被検体に対して第1の角度に固定され、
X線管はX線を曝射しながら、被検体の体軸方向に水平
に相対移動して被検体をスキャンするとともに、X線検
出器が被検体の透過X線量を検出し、演算手段に出力す
る。次いで、X線管を被検体の周囲に一定角度回転さ
せ、第2のスキャノ撮影のX線曝射方向が第1のスキャ
ノ撮影と異なるようにされる。次いで、X線管が第2の
角度位置に固定された状態で、第1のスキャノ撮影と同
様に第2のスキャノ撮影が行われる。
【0011】そして、第1のスキャノ撮影時の被検体透
過X線量及び第2のスキャノ撮影時の被検体透過X線量
に基づいて、演算手段により螺旋走査時の適正発生X線
量値のパターンを作成し、これを記憶手段に記憶させ
る。
【0012】次いで、被検体の螺旋走査時にX線管の所
定角度及び体軸方向の位置毎の発生X線量がこの記憶さ
れたパターンに等しくなるようにX線管電流を制御手段
で制御することにより、断面形状が均等でなく、しかも
体軸方向に大きさや材質が変わる被検体の透過X線量を
螺旋状走査の全行程において適正なものとすることがで
きる。
【0013】
【発明の実施の形態】
<実施形態1>図1及び図2は本発明の第1のX線CT
装置1の一実施形態の概略構成を示すものである。本装
置1は、X線を曝射するX線管2と、被検体透過前のX
線量を検出する補償用検出器3と、被検体透過後のX線
量を検出する、例えば、800 チャンネルの多数のチャン
ネルからなるX線検出器4と、X線管2に管電圧、管電
流を与える高圧発生部5と、被検体Pの周囲をX線管2
及びX線検出器4を回転させる回転駆動部6と、被検体
(患者)Pをのせた寝台12を被検体の体軸方向に水平
移動(スライド)させる寝台駆動部13と、X線検出器
4が検出した透過データを収集するデータ収集部7と、
透過データを基に画像を再構成する画像再構成部8と、
再構成された画像を可視表示する表示部9と、平均透過
X線量を演算する平均透過線量演算部10と、この装置
1の各部を制御するシステム制御部11と、から構成さ
れている。
【0014】前記高圧発生部5は、システム制御部11
の制御の下に、X線管2に印加する管電圧は一定のまま
とし、管電流を制御するようにしている。
【0015】前記平均透過線量演算部10は、図1のX
線量検出器4に斜線をほどこした中央部分の例えば400
チャンネルが出力した透過データを基に、平均透過X線
量を演算する。この中央部分のチャンネル数は平均透過
X線量を求めるのに不要な透過データ、すなわち被検体
Pを通過しないX線による透過データをできるだけ除く
意味から、被検体Pの撮影対象部位の大部分をカバーで
きる数を選べばよい。また、中央部分のチャンネル数は
撮影対象部位の大きさに応じて例えば300 ないし500 の
ように変更できるようにしてもよい。
【0016】前記システム制御部11は、図3に示すよ
うにθn 方向のX線曝射をする場合は、補償用検出器3
の出力値と1つ前の透過データから求めた平均透過X線
量とを基にθn 方向の平均透過X線量がθn −1 方向の
平均透過X線量に等しくなるように高圧発生部5を制御
している。補償用検出器3の出力値を用いることにより
実際にX線管2が曝射するX線量を知ることができるの
で、角度方向で平均透過X線量が等しくなるように正確
に高圧発生部5を制御できる。X線管2が曝射するX線
量は、X線管2に与える電流及び電圧、曝射時間等のパ
ラメータによりシミュレーションできるので、この補償
用検出器3の出力を用いなくても同様の制御は可能であ
る。
【0017】また、システム制御部11は、被検体P内
に高X線減衰物質がある場合に、理論上では被検体Pに
曝射するX線量は非常に大きくなってしまうため、高圧
発生部5とX線管2の制約により上限値を定め、それ以
上の値にならないように高圧発生部5が出力する電流の
制御もしている。また、必要により下限値を定めて制御
することも有効な場合がある。さらに、2回転目以降の
スキャンにおいては、1つ前の透過データから求めた平
均透過X線量に加えて、1回転前の同一角度θn 方向の
平均透過線量を加味することにより、より精度を向上さ
せることもできる。
【0018】次に、このように構成された本実施形態の
X線CT装置1の動作を説明する。被検体Pは、図1に
示すように体軸方向に直角な断面が楕円状のものとし、
内部に高X線減衰物質があるものとする。高圧発生部5
はシステム制御部11の制御によりX線管2に所定の管
電圧、管電流を与える。回転駆動部6はシステム制御部
11の制御の下にX線管2及びX線検出器4を回転させ
る。
【0019】また、寝台駆動部13はシステム制御部1
1の制御の下に被検体Pを載せた寝台12を体軸方向に
水平移動する。X線管2は被検体の周囲をX線を曝射し
ながら回転し螺旋状に被検体をスキャンする。X線検出
器4は被検体Pの透過後のX線量を検出する。補償用検
出器3は被検体Pの透過前のX線量を検出する。
【0020】X線検出器4が検出した被検体透過後のX
線量は透過データとしてデータ収集部7に収集される。
平均透過量演算部10はデータ収集部7が収集した透過
データのうち中央の400 チャンネルの素子が出力した透
過データを基に平均透過X線量を計算し、その結果をシ
ステム制御部11に出力する。
【0021】システム制御部11は平均透過線量演算部
10及び補償用検出器3の出力値を基に未曝射の直前の
既曝射の角度位置における平均透過線量にその未曝射の
角度位置における平均透過X線量が等しくなるように、
高圧発生部5を制御する。高圧発生部5はシステム制御
部11の制御の下に、X線管2に印加する管電圧は一定
のままとし、管電流を制御する。X線管2は与えられた
管電圧、管電流に応じた量のX線を被検体Pに向けて曝
射する。
【0022】ここで図4に示すように角度θ3 でX線が
高X線減衰物質を透過したとしても、システム制御部1
1の制御により高圧発生部5がX線管2に与える電流は
上限値で制限される。このようにして例えば360 °デー
タを収集すると、画像再構成部8はデータ収集部7が収
集した透過データに基づき画像を再構成し、画像が表示
部9に可視表示される。また、1回転前の同一角度の平
均X線量を加味することにより、特に、上記のような特
異点(例えば、高X線減衰物質を透過した場合)を含む
場合により適正な電流の制御が可能となる。
【0023】このように本実施形態のX線CT装置によ
れば、被検体Pの形状が異なっていても透過X線量をほ
ぼ一定にできるので、図4に示すようにダイナミックレ
ンジR11を図5に示す従来例の装置のダイナミックレン
ジR1 と比較して格段と小さくできる。また、被検体P
の内部に高X線減衰物質がある場合でもダイナミックレ
ンジR11を小さくできる。また未曝射の直前及び1回転
前の既曝射の平均透過X線量を基準としているので、デ
ータ収集部7より前段の系の経時的変化や脈変動があっ
ても透過X線量を角度方向及び体軸方向でほぼ一定にで
きる。
【0024】このように透過X線量を角度方向及び体軸
方向でほぼ一定にできることから、データ収集部7のダ
イナミックレンジを小さくでき、データ収集部7の小型
化が図れる。
【0025】また、スキャノ撮影を事前に実施する場合
はそのスキャノ時のデータを加味することによりより精
度の向上を図ることができ、また、必要に応じてスキャ
ノを2方向以上からとって精度の向上を図ることもでき
る。
【0026】本実施形態の装置10は、X線管に与える
電流を制御して角度方向及び体軸方向で平均透過X線量
が等しくなるように制御しているので、角度方向及び体
軸方向で透過線量をほぼ一定に制御でき、しかも正確な
CT値を求め且つ被曝線量ならびにX線管の負荷を低減
し得る。
【0027】なお、本発明は上記実施形態に限定されず
その要旨を変更しない範囲内で種々に変形実施可能であ
る。例えば、X線検出器はX線管と共に回転するものと
したが、架台固定部の全周に固定配置されていてもよ
い。
【0028】<実施形態2>図7は本発明の第2のX線
CT装置20の一実施形態の概略構成を示すものであ
る。本装置20は、X線を曝射するX線管2と、被検体
透過前のX線量を検出する補償用検出器3と、被検体透
過後のX線量を検出する、例えば、800 チャンネルの多
数のチャンネルからなるX線検出器4と、X線管2に管
電圧、管電流を与える高圧発生部5と、被検体Pの周囲
をX線管2及びX線検出器4を回転させる回転駆動部6
と、被検体Pをのせた寝台12を被検体の体軸方向に水
平移動させる寝台駆動部13と、X線検出器4が検出し
た透過データを収集するデータ収集部7と、透過データ
を基に画像を再構成する画像再構成部8と、再構成され
た画像を可視表示する表示部9と、スキャノ時の透過X
線量から適正発生X線量値のパターンを作成するパター
ン演算部25と、その作成されたパターンを記憶する記
憶部26と、この装置20の各部を制御するシステム制
御部27と、から構成されている。
【0029】前記高圧発生部5は、システム制御部27
の制御の下に、X線管2に印加する管電圧は一定のまま
とし、管電流を制御するようにしている。
【0030】スキャノ撮影時にパターン演算部25はX
線検出器から出力された透過X線量から被検体の撮影・
観察したい範囲のX線透過量から被検体の吸収するX線
量を算出し適正発生X線量値のパターンを作成し、その
作成されたパターンをパターン記憶部26に記憶する。
【0031】前記システム制御部27は、図3に示すよ
うにθn 方向のX線曝射をする場合は、平均発生X線量
がパターン化された適正発生X線量値に基づき高圧発生
部5を制御している。補償用検出器3の出力値を用いる
ことにより実際にX線管2が曝射するX線量を知ること
ができるので、透過X線量を正確に求めることができ
る。X線管2が曝射するX線量は、X線管2に与える電
流、電圧、曝射時間等のパラメータによりシミュレーシ
ョンできるので、この補償用検出器3の出力を用いなく
ても同様の制御は可能である。
【0032】また、システム制御部27は、被検体P内
に高X線減衰物質がある場合に、理論上では被検体Pに
曝射するX線量は非常に大きくになってしまうため、高
圧発生部5とX線管2の制約により上限値を定め、それ
以上の値にならないように高圧発生部5が出力する電流
の制御もしている。また、必要により下限値を定めて制
御することも有効な場合がある。
【0033】次に、このように構成された本実施形態の
X線CT装置20の動作を説明する。被検体Pは、図6
に示すように体軸方向に直交する断面が楕円状のものと
し、内部に高X線減衰物質があるものとする。高圧発生
部5はシステム制御部27の制御によりX線管2に所定
の管電圧、管電流を与える。
【0034】本実施の形態ではヘリカルスキャン実行前
に、第1及び第2のスキャノ撮影を行う。第1のスキャ
ノ撮影時と第2のスキャノ撮影時では、互いに異なる方
向から被検体を曝射した投影データがX線検出器4で検
出され、データ収集部7で収集されるように、X線管2
の角度位置及び必要に応じてX線検出器4の角度位置を
第1及び第2のスキャノ撮影でそれぞれ異なる角度位置
に設定する。
【0035】なお、被検体の体軸方向に垂直な断面形状
が略楕円形である場合、第1のスキャノ撮影時における
投影方向と、第2のスキャノ撮影時における投影方向
は、被検体のX線吸収量が最大となる前記略楕円形の長
軸方向(図6のθ1)及び最小となる短軸方向(図6の
θ2)とすることが望ましい。長軸方向及び短軸方向の
スキャノ撮影の順序は任意であることはいうまでもな
い。
【0036】また、スキャノ撮影時に、パターン演算部
25がシステム制御部27の制御の下に、データ収集部
7が収集した透過データのうち中央の400 チャンネルの
素子が出力した透過データを基に適正発生X線量値を計
算し、その結果を記憶部26に記憶する。
【0037】そして、スキャン時には、回転駆動部6は
システム制御部27の制御の下にX線管2及びX線検出
器4を回転させる。また、寝台駆動部13はシステム制
御部27の制御の下に被検体Pを載せた寝台12を体軸
方向に水平移動する。X線管2は被検体の周囲をX線を
曝射しながら回転し螺旋状スキャンをおこなう。X線検
出器4は被検体Pの透過後のX線量を検出する。補償用
検出器3は被検体Pの透過前のX線量を検出する。X線
検出器4が検出した被検体透過後のX線量は透過データ
としてデータ収集部7に収集される。
【0038】システム制御部27は適正発生X線量値の
パターンを基にして高圧発生部5を制御する。高圧発生
部5はシステム制御部27の制御の下にX線管2に印加
する管電圧は一定のままとし、管電流を制御する。X線
管2は与えられた管電圧、管電流に応じた量のX線を被
検体Pに向けて曝射する。
【0039】このようにして、例えば、収集したデータ
から、画像再構成部8はデータ収集部7が収集した透過
データに基づき画像を再構成し、画像が表示部9に可視
表示される。
【0040】このように本実施形態のX線CT装置20
によれば、被検体Pの形状が異なっていても透過X線量
をほぼ一定にできるので、図4に示すようにダイナミッ
クレンジR11を図5に示す従来例の装置のダイナミック
レンジR1 と比較して格段と小さくできる。
【0041】本実施形態の装置20は、透過X線量を角
度方向及び体軸方向でほぼ一定にできることから、デー
タ収集部7のダイナミックレンジを小さくでき、データ
収集部7の小型化が図れる。また、スキャノ時に自動的
に適正発生X線量値をパターン化しているので、スキャ
ン実行時の演算部の比較計算を要せず更に高い精度で透
過線量を制御でき、しかも正確なCT値を求め且つ被曝
線量ならびにX線管の負荷を低減したヘリカルスキャン
方式のX線CT装置として構成できる。
【0042】なお、本発明は上記実施形態に限定されず
その要旨を変更しない範囲内で種々に変形実施可能であ
る。例えば、X線検出器はX線管と共に回転するものと
したが、架台固定部の全周に固定配置されていてもよ
い。
【0043】<実施形態3>図8は本発明の第3のX線
CT装置30の一実施形態の概略構成を示すものであ
る。本装置30は、X線を曝射するX線管2と、被検体
透過前のX線量を検出する補償用検出器3と、被検体透
過後のX線量を検出する、例えば、800 チャンネルの多
数のチャンネルからなるX線検出器4と、X線管2に管
電圧、管電流を与える高圧発生部5と、被検体Pの周囲
をX線管2及びX線検出器4を回転させる回転駆動部6
と、被検体Pをのせた寝台12を被検体の体軸方向に水
平移動させる寝台駆動部13と、X線検出器4が検出し
た透過データを収集するデータ収集部7と、透過データ
を基に画像を再構成する画像再構成部8と、再構成され
た画像を可視表示する表示部9と、オペレーターが所定
の基準発生X線量のパターン値を指定若しくは入力する
ための入力部34と、指定されるパターンを記憶してい
るか或いは入力されたパターンを記憶する記憶部36
と、この装置30の各部を制御するシステム制御部37
と、から構成されている。
【0044】前記高圧発生部5は、システム制御部37
の制御の下に、X線管2に印加する管電圧は一定のまま
とし、管電流を制御するようにしている。
【0045】オペレータはスキャンの前に被検体の外観
や身長、胸囲、体重等の基礎データを見てキーボード或
いはマウス等の入力装置からなる入力部34から予めパ
ターン化された基準発生X線量値のパターンコードを入
力する。記憶部36には予めパターン化された基準発生
X線量値のリストが記憶されている。また、この場合オ
ペレータはスキャンの前に被検体の外観や身長、胸囲、
体重等の基礎データを見てキーボード等の入力装置から
なる入力部34から基準発生X線量値のパターンを入力
してもよい。この場合、必要により上限値及び/又は下
限値を自動的に設定してもよい。記憶部36には入力さ
れた基準発生X線量値が記憶される。
【0046】前記システム制御部37は、図3に示すよ
うにθn 方向のX線曝射をする場合は、パターン化され
た適正発生X線量値に基づき高圧発生部5を制御してい
る。
【0047】X線管2が曝射するX線量は、X線管2に
与える電流、電圧、曝射時間等のパラメータによりシミ
ュレーションできるので、この補償用検出器3の出力を
用いなくても同様の制御は可能である。
【0048】次に、このように構成された本実施形態の
X線CT装置30の動作を説明する。被検体Pは、図6
に示すように体軸方向に直交する断面が楕円状のものと
し、内部に高X線減衰物質があるものとする。高圧発生
部5はシステム制御部37の制御によりX線管2に所定
の管電圧、管電流を与える。回転駆動部6はシステム制
御部37の制御の下にX線管2及びX線検出器4を回転
させる。また、寝台駆動部13はシステム制御部37の
制御の下に被検体Pを載せた寝台12を体軸方向に水平
移動する。
【0049】X線管2は被検体の周囲をX線を曝射しな
がら回転し螺旋状に被検体をスキャンする。X線検出器
4は被検体Pの透過後のX線量を検出する。補償用検出
器3は被検体Pの透過前のX線量を検出する。X線検出
器4が検出した被検体透過後のX線量は透過データとし
てデータ収集部7に収集される。
【0050】システム制御部37は記憶部36に記憶さ
れている基準発生X線量値のパターンに基づき高圧発生
部5を制御する。高圧発生部5はシステム制御部37の
制御の下にX線管2に印加する管電圧は一定のままと
し、管電流を制御する。X線管2は与えられた管電圧、
管電流に応じた量のX線を被検体Pに向けて曝射する。
【0051】このようにして、例えば、収集したデータ
により、画像再構成部8はデータ収集部7が収集した透
過データに基づき画像を再構成し、画像が表示部9に可
視表示される。
【0052】このように本実施形態のX線CT装置30
によれば、被検体Pの形状が異なっていても透過X線量
をほぼ一定にできるので、図4に示すようにダイナミッ
クレンジR11を図5に示す従来例の装置のダイナミック
レンジR1 と比較して格段と小さくできる。またオペレ
ータが予めパターン化された基準発生X線量値を入力し
その値を基準としているので、制御部の構成は単純化さ
れ、経済的で取扱の簡単なヘリカルスキャン方式のX線
CT装置として構成できる。
【0053】なお、本発明は上記実施形態に限定されず
その要旨を変更しない範囲内で種々に変形実施可能であ
る。例えば、X線検出器はX線管と共に回転するものと
したが、架台固定部の全周に固定配置されていてもよ
い。
【0054】<実施形態4>図9は本発明の第4のX線
CT装置40の一実施形態の概略構成を示すものであ
る。本装置40は、X線を曝射するX線管2と、被検体
透過前のX線量を検出する補償用検出器3と、被検体透
過後のX線量を検出する、例えば、800 チャンネルの多
数のチャンネルからなるX線検出器4と、X線管2に管
電圧、管電流を与える高圧発生部5と、被検体Pの周囲
をX線管2及びX線検出器4を回転させる回転駆動部6
と、X線検出器4が検出した透過データを収集するデー
タ収集部7と、透過データを基に画像を再構成する画像
再構成部8と、再構成された画像を可視表示する表示部
9と、スキャノ時の透過X線量から適正発生X線量値の
パターンを作成するパターン演算部45と、その作成さ
れたパターンを記憶する記憶部46と、この装置40の
各部を制御するシステム制御部47と、から構成されて
いる。
【0055】前記高圧発生部5は、システム制御部47
の制御の下に、X線管2に印加する管電圧は一定のまま
とし、管電流を制御するようにしている。
【0056】スキャノ操作時にパターン演算部45はX
線検出器から出力された透過X線量から被検体の撮影・
観察したい部位のX線透過量から被検体の吸収するX線
量を算出し適正発生X線量値のパターンを作成し、その
作成されたパターンを記憶部46に記憶する。
【0057】前記システム制御部47は、図3に示すよ
うにθn 方向のX線曝射をする場合は、適正発生X線量
値に等しくなるように高圧発生部5を制御している。
【0058】次に、このように構成された本実施形態の
X線CT装置40の動作を説明する。被検体Pは、図6
に示すように断面が楕円状のものとし、内部に高X線減
衰物質があるものとする。高圧発生部5はシステム制御
部47の制御によりX線管2に所定の管電圧、管電流を
与える。
【0059】本実施形態ではスキャン実行前のスキャノ
時に、パターン演算部45がシステム制御部47の制御
の下に、データ収集部7が収集した透過データのうち中
央の400 チャンネルの素子が出力した透過データを基に
適正発生X線量値を計算し、その結果を記憶部46に記
憶する。この適正X線量値を計算する際、上限値及び/
又は下限値を設定できるようにしておいてもよい。
【0060】そして、スキャン時には、回転駆動部6は
システム制御部47の制御の下にX線管2及びX線検出
器4を回転させる。また、X線管2は被検体の周囲をX
線を曝射しながら回転する。X線検出器4は被検体Pの
透過後のX線量を検出する。補償用検出器3は被検体P
の透過前のX線量を検出する。X線検出器4が検出した
被検体透過後のX線量は透過データとしてデータ収集部
7に収集される。
【0061】システム制御部47は、記憶されている適
正発生X線量値のパターンに基づき高圧発生部5を制御
する。高圧発生部5はシステム制御部47の制御の下に
X線管2に印加する管電圧は一定のままとし、管電流を
制御する。X線管2は与えられた管電圧、管電流に応じ
た量のX線を被検体Pに向けて曝射する。このようにし
て、例えば、収集したデータにより、画像再構成部8は
データ収集部7が収集した透過データに基づき画像を再
構成し、画像が表示部9に可視表示される。
【0062】このように本実施形態のX線CT装置によ
れば、被検体Pの形状が異なっていても透過X線量をほ
ぼ一定にできるので、図4に示すようにダイナミックレ
ンジR10を図5に示す従来例の装置のダイナミックレン
ジR1 と比較して格段と小さくできる。
【0063】本実施形態の装置40は、透過X線量を角
度方向及び体軸方向でほぼ一定にできることから、デー
タ収集部7のダイナミックレンジを小さくでき、データ
収集部7の小型化が図れる。また、スキャノ時に自動的
に適正透過X線量値をパターン化しているので、スキャ
ン実行時の演算部の比較計算を要せず更に制御部の比較
制御が単純化されると共に高い精度で透過線量を制御で
き、しかも正確なCT値を求め且つ被曝線量ならびにX
線管の負荷を低減したシングルスキャン方式のX線CT
装置として構成できる。
【0064】なお、本発明は上記実施形態に限定されず
その要旨を変更しない範囲内で種々に変形実施可能であ
る。例えば、X線検出器はX線管と共に回転するものと
したが、架台固定部の全周に固定配置されていてもよ
い。
【0065】<実施形態5>図10は本発明の第5のX
線CT装置50の一実施形態の概略構成を示すものであ
る。本装置50は、X線を曝射するX線管2と、被検体
透過前のX線量を検出する補償用検出器3と、被検体透
過後のX線量を検出する、例えば、800 チャンネルの多
数のチャンネルからなるX線検出器4と、X線管2に管
電圧、管電流を与える高圧発生部5と、被検体Pの周囲
をX線管2及びX線検出器4を回転させる回転駆動部6
と、X線検出器4が検出した透過データを収集するデー
タ収集部7と、透過データを基に画像を再構成する画像
再構成部8と、再構成された画像を可視表示する表示部
9と、オペレーターが所定の基準発生X線量のパターン
値を指定若しくは入力するための入力部54と、指定さ
れるパターンを記憶しているか或いは入力されたパター
ンを記憶する記憶部56と、この装置50の各部を制御
するシステム制御部57と、から構成されている。そし
て、高圧発生部5は、システム制御部57の制御の下
に、X線管2に印加する管電圧は一定のままとし、管電
流を制御するようにしている。
【0066】オペレータはスキャンの前に被検体の外観
や身長、胸囲、体重等の基礎データを見てキーボード或
いはマウス等の入力装置からなる入力部54から予めパ
ターン化された基準発生X線量値対応値のパターンコー
ドを入力する。記憶部56には予めパターン化された基
準発生X線量値のリストが記憶されている。また、この
場合オペレータはスキャンのまえに被検体の外観や身
長、胸囲、体重等の基礎データを見てキーボード等の入
力装置からなる入力部54から基準発生X線量値のパタ
ーンを入力するようにしてもよい。この場合、記憶部5
6には入力された基準発生X線量値が記憶される。そし
て、システム制御部57は、パターン化された適正発生
X線量値を基に高圧発生部5を制御している。
【0067】次に、このように構成された本実施形態の
X線CT装置50の動作を説明する。被検体Pは、図6
に示すように断面が楕円状のものとする。高圧発生部5
はシステム制御部57の制御によりX線管2に所定の管
電圧、管電流を与える。回転駆動部6はシステム制御部
57の制御の下にX線管2及びX線検出器4を回転させ
る。X線管2は被検体の周囲をX線を曝射しながら回転
する。X線検出器4は被検体Pの透過後のX線量を検出
する。補償用検出器3は被検体Pの透過前のX線量を検
出する。X線検出器4が検出した被検体透過後のX線量
は透過データとしてデータ収集部7に収集される。シス
テム制御部57は記憶されている基準発生X線量値のパ
ターンを基に高圧発生部5を制御する。高圧発生部5は
システム制御部57の制御の下にX線管2に印加する管
電圧は一定のままとし、管電流を制御する。X線管2は
与えられた管電圧、管電流に応じた量のX線を被検体P
に向けて曝射する。このようにして収集したデータによ
り画像再構成部8はデータ収集部7が収集した透過デー
タに基づき画像を再構成し、画像を表示部9に可視表示
する。
【0068】このように本実施形態のX線CT装置50
によれば、被検体Pの形状が異なっていても透過X線量
をほぼ一定にできるので、図4に示すようにダイナミッ
クレンジR11を図5に示す従来例の装置のダイナミック
レンジR1 と比較して格段と小さくできる。また本実施
形態の装置50はオペレータが予めパターン化された基
準発生X線量値を入力しその値を基準としているので、
制御部の構成は単純化され、経済的で取扱の簡単な所定
スライス位置をスキャンする通常のX線CT装置として
構成される。
【0069】なお、本発明は上記実施形態に限定されず
その要旨を変更しない範囲内で種々に変形実施可能であ
る。例えば、X線検出器はX線管と共に回転するものと
したが、架台固定部の全周に固定配置されていてもよ
い。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に基づくX
線CT装置によれば、被検体に対して予め互いに異なる
方向からの第1及び第2のスキャノ撮影を行い、この2
方向から収集された2つのスキャノ画像に基づいて適正
発生X線量値のパターンを作成し、このパターンに従っ
てヘリカルスキャンにおけるX線管電流を制御するの
で、高い精度で透過線量を適正に制御でき、しかも正確
なCT値を求め且つ被曝線量ならびにX線管の負荷を低
減したヘリカルスキャン方式のX線CT装置を提供する
ことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく第1のX線CT装置の一実施形
態の概略構成図である。
【図2】本発明に基づく第1のX線CT装置の一実施形
態の概略構成図(側面図)である。
【図3】図1及び図2に示すX線CT装置の作用を示す
説明図である。
【図4】図1に示すX線CT装置の透過X線量と角度の
関係を示す図である。
【図5】従来例のX線CT装置における透過X線と角度
の関係を示す図である。
【図6】X線CT装置の作用を示す図である。
【図7】本発明に基づく第2のX線CT装置の一実施形
態の概略構成図である。
【図8】本発明に基づく第3のX線CT装置の一実施形
態の概略構成図である。
【図9】本発明に基づく第4のX線CT装置の一実施形
態の概略構成図である。
【図10】本発明に基づく第5のX線CT装置の一実施
形態の概略構成図である。
【符号の説明】
1、20、30、40、50 X線CT装置 2 X線管 3 補償用検出器 4 X線検出器 5 高圧発生部 6 回転駆動部 7 データ収集部 8 画像再構成部 9 表示部 10 平均透過線量演算部(演算部) 11、27、37、47、57 システム制御部 12 寝台 13 寝台駆動部 25、45 パターン演算部(演算部) 26、36、46、56 記憶部 34、54 入力部 P 被検体

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体の周囲を回転しながらX線を曝射
    するX線管及び多チャンネルからなり前記被検体の透過
    X線量を検出するX線検出器と、前記被検体を載置する
    とともにその体軸方向に移動する寝台と、この寝台を移
    動するための寝台駆動部と、を備えてなり、前記X線検
    出器が検出する前記X線管の所定角度及び体軸方向の位
    置毎の透過X線量に基づいて前記被検体の断層像を再構
    成する螺旋状走査型のX線CT装置において、 第1のスキャノ撮影時の被検体透過X線量及び第1のス
    キャノ撮影とは異なるX線曝射方向から撮影した第2の
    スキャノ撮影時の被検体透過X線量に基づいて適正発生
    X線量値のパターンを作成する演算手段と、その作成さ
    れたパターンを記憶する記憶手段と、前記所定角度及び
    体軸方向の位置毎の発生X線量が前記適正発生X線量値
    のパターンに等しくなるように、前記X線管に与える電
    流を制御する制御手段をさらに備えたことを特徴とする
    X線CT装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、更に、前記X線管に与
    える電流の最大値及び/又は最小値を制御することを特
    徴とする請求項1に記載のX線CT装置。
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