JP3482678B2 - エポキシ樹脂組成物 - Google Patents
エポキシ樹脂組成物Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規にして有用なるエポ
キシ樹脂組成物に関し、特にガラス基板、金属基板等の
無機質基板に対して優れた密着性を有し、特に金属材に
対しては密着性の他、耐食性、加工性にも優れる各種、
接着剤、ラミネート剤、塗料、プライマーコート材等と
して有用なエポキシ樹脂組成物に関する。
キシ樹脂組成物に関し、特にガラス基板、金属基板等の
無機質基板に対して優れた密着性を有し、特に金属材に
対しては密着性の他、耐食性、加工性にも優れる各種、
接着剤、ラミネート剤、塗料、プライマーコート材等と
して有用なエポキシ樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、プレコートメタル用下地塗料
に代表される金属板等の無機質基材用の被覆材料として
は、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ブチル化尿素樹
脂、ブチル化メラミン樹脂、ベンゾグアナミン樹脂、フ
ェノール樹脂類、キシレン樹脂類、アクリル樹脂類、ジ
カルボン酸変性エポキシ樹脂、脱水ヒマシ油脂肪酸変性
エポキシ樹脂等、種々のものが使用されているが、実用
的な耐食性、或いは加工部の耐食性ならびに切断部端面
の耐食性に劣るという問題を有しており、それらの問題
を改善した被覆材として例えば、特開59−38261
号公報においては分子中にイミノ基を有するアミノアル
コールによりエポキシ樹脂を変性したエポキシ変性水酸
基含有樹脂を用いた被覆材が提案されている。
に代表される金属板等の無機質基材用の被覆材料として
は、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ブチル化尿素樹
脂、ブチル化メラミン樹脂、ベンゾグアナミン樹脂、フ
ェノール樹脂類、キシレン樹脂類、アクリル樹脂類、ジ
カルボン酸変性エポキシ樹脂、脱水ヒマシ油脂肪酸変性
エポキシ樹脂等、種々のものが使用されているが、実用
的な耐食性、或いは加工部の耐食性ならびに切断部端面
の耐食性に劣るという問題を有しており、それらの問題
を改善した被覆材として例えば、特開59−38261
号公報においては分子中にイミノ基を有するアミノアル
コールによりエポキシ樹脂を変性したエポキシ変性水酸
基含有樹脂を用いた被覆材が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記特開59
−38261号公報に記載された被覆材は、低温硬化性
に優れ、かつ耐食性も改善されているものの、ガラス基
板や金属基板への密着性に劣り、なかでも高温高湿下で
の密着性において充分な性能が得られないものであっ
た。
−38261号公報に記載された被覆材は、低温硬化性
に優れ、かつ耐食性も改善されているものの、ガラス基
板や金属基板への密着性に劣り、なかでも高温高湿下で
の密着性において充分な性能が得られないものであっ
た。
【0004】本発明が解決しようとする課題は、ガラス
基板や金属基板等の無機質基板への密着性、特に高温高
湿下での密着性が著しく改善された組成物を提供するこ
とにある。
基板や金属基板等の無機質基板への密着性、特に高温高
湿下での密着性が著しく改善された組成物を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の状況に鑑み、本発
明者らはエポキシ樹脂中のエポキシ基とアミノアルコー
ル中のイミノ基とを反応させることによって、当該樹脂
の末端ないしは末端近傍に活性な水酸基を導入せしめた
形の変性エポキシ樹脂と、エポキシ樹脂のリン酸変性物
とを必須成分して用いることにより、上記の課題が解決
できることを見いだし本発明を完成するに至った。
明者らはエポキシ樹脂中のエポキシ基とアミノアルコー
ル中のイミノ基とを反応させることによって、当該樹脂
の末端ないしは末端近傍に活性な水酸基を導入せしめた
形の変性エポキシ樹脂と、エポキシ樹脂のリン酸変性物
とを必須成分して用いることにより、上記の課題が解決
できることを見いだし本発明を完成するに至った。
【0006】即ち、本発明は(A)イミノ基含有アミノ
アルコール類(a−1)と、エポキシ当量が450〜5
000g/eqなるエポキシ樹脂(a−2)とを反応さ
せて得られる水酸基含有変性エポキシ樹脂と、 (B)エポキシ樹脂(b−1)と水酸基含有リン酸系化
合物(b−2)とを反応して得られる活性な水酸基を有
する変性エポキシ樹脂とを、前記水酸基含有変性エポキ
シ樹脂(A)/前記変性エポキシ樹脂(B)が重量比で
100/0.5〜100/20となる割合で含有し、更
に、 (C)メチロール基、アルコキシメチレン基、アミノ
基、カルボキシル基、イソシアネート基、及びブロック
イソシアネート基から選択される反応性基を有する硬化
剤を含有すること を特徴とするエポキシ樹脂組成物に関
する。
アルコール類(a−1)と、エポキシ当量が450〜5
000g/eqなるエポキシ樹脂(a−2)とを反応さ
せて得られる水酸基含有変性エポキシ樹脂と、 (B)エポキシ樹脂(b−1)と水酸基含有リン酸系化
合物(b−2)とを反応して得られる活性な水酸基を有
する変性エポキシ樹脂とを、前記水酸基含有変性エポキ
シ樹脂(A)/前記変性エポキシ樹脂(B)が重量比で
100/0.5〜100/20となる割合で含有し、更
に、 (C)メチロール基、アルコキシメチレン基、アミノ
基、カルボキシル基、イソシアネート基、及びブロック
イソシアネート基から選択される反応性基を有する硬化
剤を含有すること を特徴とするエポキシ樹脂組成物に関
する。
【0007】本発明で用いる水酸基含有変性エポキシ樹
脂(A)は、イミノ基含有アミノアルコール類(a−
1)と、エポキシ当量が450〜5000g/eqなる
エポキシ樹脂(a−2)とを反応させて得られるもので
ある。
脂(A)は、イミノ基含有アミノアルコール類(a−
1)と、エポキシ当量が450〜5000g/eqなる
エポキシ樹脂(a−2)とを反応させて得られるもので
ある。
【0008】イミノ基含有アミノアルコール類(a−
1)とは、エポキシ樹脂(a−2)中のエポキシ基と容
易に反応して分子の末端ないしは末端近傍に水酸基を導
入させるための化合物であって、通常の第2級アミンの
アミノアルコールが何れも使用でき、例えば、モノエタ
ノールアミン、ジエタノールアミン、N−メチル−モノ
エタノールアミン、ジイソプロパノールアミンまたはア
ミノジベンジルアルコール等が挙げられる。
1)とは、エポキシ樹脂(a−2)中のエポキシ基と容
易に反応して分子の末端ないしは末端近傍に水酸基を導
入させるための化合物であって、通常の第2級アミンの
アミノアルコールが何れも使用でき、例えば、モノエタ
ノールアミン、ジエタノールアミン、N−メチル−モノ
エタノールアミン、ジイソプロパノールアミンまたはア
ミノジベンジルアルコール等が挙げられる。
【0009】エポキシ当量が450〜5000g/eq
なるエポキシ樹脂(a−2)としてはエポキシ当量が4
50〜5000g/eqなることが必須の条件であり、
この範囲にする事により、無機質基材への密着性が極め
て良好なものとなり、また、程度な流動性を有すること
から塗装の作業性も向上する。なかでも、数平均分子量
(Mn)が600〜10000であることが、皮膜強度
や作業性の面から好ましい。
なるエポキシ樹脂(a−2)としてはエポキシ当量が4
50〜5000g/eqなることが必須の条件であり、
この範囲にする事により、無機質基材への密着性が極め
て良好なものとなり、また、程度な流動性を有すること
から塗装の作業性も向上する。なかでも、数平均分子量
(Mn)が600〜10000であることが、皮膜強度
や作業性の面から好ましい。
【0010】したがってこれらのエポキシ当量と数平均
分子量(Mn)とを併せ有するものが、さらに好ましい
ものである。このようなエポキシ樹脂としては特に限定
されるものではなく、例えば、ビスフェノールA型エポ
キシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂等のビスフ
ェノール型エポキシ樹脂、ビフェノールのジグリシジル
エーテル、テトラメチルビフェノールのジグリシジルエ
ーテル等のビフェノール型エポキシ樹脂、フェノールノ
ボラック型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型エポ
キシ樹脂、ビスフェノールAノボラック型エポキシ樹脂
等のノボラック型エポキシ樹脂、ビスフェノールA型エ
ポキシ樹脂とフェノールノボラック樹脂との共重合型エ
ポキシ樹脂、ジヒドロキシナフタレンのジグリシジルエ
ーテル、モノ(ジ)ヒドロキシナフタレンノボラックの
ポリグリシジルエーテル、フェノール−ジビニルベンゼ
ン架橋型フェノール樹脂のポリグリシジルエーテル、ビ
スフェノールA−ジビニルベンゼン架橋型フェノール樹
脂のポリグリシジルエーテル、モノ(ジ)ヒドロキシナ
フタレン−ジビニルベンゼン架橋型フェノール樹脂のポ
リグリシジルエーテル、ビスフェノール型エポキシ樹脂
若しくはビフェノール型エポキシ樹脂のカルボン酸、カ
ルボン酸無水物、アルコール類またはアミン類などで変
性した変性エポキシ樹脂等が挙げられるが、なかでも無
機質基材との密着性あるいは硬化皮膜の強度等に優れる
点からビスフェノールA型エポキシ樹脂或いはビスフェ
ノールF型エポキシ樹脂が好ましい。
分子量(Mn)とを併せ有するものが、さらに好ましい
ものである。このようなエポキシ樹脂としては特に限定
されるものではなく、例えば、ビスフェノールA型エポ
キシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂等のビスフ
ェノール型エポキシ樹脂、ビフェノールのジグリシジル
エーテル、テトラメチルビフェノールのジグリシジルエ
ーテル等のビフェノール型エポキシ樹脂、フェノールノ
ボラック型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型エポ
キシ樹脂、ビスフェノールAノボラック型エポキシ樹脂
等のノボラック型エポキシ樹脂、ビスフェノールA型エ
ポキシ樹脂とフェノールノボラック樹脂との共重合型エ
ポキシ樹脂、ジヒドロキシナフタレンのジグリシジルエ
ーテル、モノ(ジ)ヒドロキシナフタレンノボラックの
ポリグリシジルエーテル、フェノール−ジビニルベンゼ
ン架橋型フェノール樹脂のポリグリシジルエーテル、ビ
スフェノールA−ジビニルベンゼン架橋型フェノール樹
脂のポリグリシジルエーテル、モノ(ジ)ヒドロキシナ
フタレン−ジビニルベンゼン架橋型フェノール樹脂のポ
リグリシジルエーテル、ビスフェノール型エポキシ樹脂
若しくはビフェノール型エポキシ樹脂のカルボン酸、カ
ルボン酸無水物、アルコール類またはアミン類などで変
性した変性エポキシ樹脂等が挙げられるが、なかでも無
機質基材との密着性あるいは硬化皮膜の強度等に優れる
点からビスフェノールA型エポキシ樹脂或いはビスフェ
ノールF型エポキシ樹脂が好ましい。
【0011】尚、以上に掲げたものは飽くまでも代表例
でしかなく、エポキシ当量が450〜5000なるもの
であれば、前掲以外のタイプのエポキシ樹脂も使用でき
るし、さらにMnが600〜10000なる範囲内であ
るものであれば、いずれのタイプのエポキシ樹脂でも使
用できることは無論である。
でしかなく、エポキシ当量が450〜5000なるもの
であれば、前掲以外のタイプのエポキシ樹脂も使用でき
るし、さらにMnが600〜10000なる範囲内であ
るものであれば、いずれのタイプのエポキシ樹脂でも使
用できることは無論である。
【0012】而して、前記したそれぞれのアミノアルコ
ール類(a−1)とエポキシ樹脂(a−2)とを反応さ
せて水酸基含有変性エポキシ樹脂(A)を得るには、無
触媒下に常温で緩やかに反応させても目的を得ることが
できるが、好ましくはエポキシ基の1化学当量に対して
アミノ基の0.5〜2.0、好ましくは0.8〜1.5
さらに好ましくは0.9〜1.05化学当量となる割合
でこれらの両化合物を混合し、50〜250℃、好まし
くは80〜200℃で、溶剤および触媒の存在下または
不存在下に加熱することにより容易に目的とする水酸基
含有変性エポキシ樹脂(A)を得ることができる。
ール類(a−1)とエポキシ樹脂(a−2)とを反応さ
せて水酸基含有変性エポキシ樹脂(A)を得るには、無
触媒下に常温で緩やかに反応させても目的を得ることが
できるが、好ましくはエポキシ基の1化学当量に対して
アミノ基の0.5〜2.0、好ましくは0.8〜1.5
さらに好ましくは0.9〜1.05化学当量となる割合
でこれらの両化合物を混合し、50〜250℃、好まし
くは80〜200℃で、溶剤および触媒の存在下または
不存在下に加熱することにより容易に目的とする水酸基
含有変性エポキシ樹脂(A)を得ることができる。
【0013】一方、エポキシ樹脂(b−1)と水酸基含
有リン酸系化合物(b−2)とを反応して得られる活性
な水酸基を有する変性エポキシ樹脂(B)は、上述の通
りエポキシ樹脂(b−1)と、水酸基含有リン酸系化合
物(b−2)とを反応して得られるものであるが、これ
を変性エポキシ樹脂(A)と併用することにより、無機
質基材への密着性を著しく向上させることができる。
有リン酸系化合物(b−2)とを反応して得られる活性
な水酸基を有する変性エポキシ樹脂(B)は、上述の通
りエポキシ樹脂(b−1)と、水酸基含有リン酸系化合
物(b−2)とを反応して得られるものであるが、これ
を変性エポキシ樹脂(A)と併用することにより、無機
質基材への密着性を著しく向上させることができる。
【0014】エポキシ樹脂(b−1)としては、特に限
定されるものではなく、エポキシ樹脂(a−2)として
上掲したものが何れも使用可能であり、具体的にはビス
フェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポ
キシ樹脂等のビスフェノール型エポキシ樹脂、フェノー
ルノボラック型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型
エポキシ樹脂、ビスフェノールAノボラック型エポキシ
樹脂等のノボラック型エポキシ樹脂、ビスフェノールA
型エポキシ樹脂とフェノールノボラック樹脂との共重合
型エポキシ樹脂、ジヒドロキシナフタレンのジグリシジ
ルエーテル、モノ(ジ)ヒドロキシナフタレンノボラッ
クのポリグリシジルエーテル、フェノール−ジビニルベ
ンゼン架橋型フェノール樹脂のポリグリシジルエーテ
ル、ビスフェノールA−ジビニルベンゼン架橋型フェノ
ール樹脂のポリグリシジルエーテル、モノ(ジ)ヒドロ
キシナフタレン−ジビニルベンゼン架橋型フェノール樹
脂のポリグリシジルエーテル、ビスフェノールA型エポ
キシ樹脂若しくはビスフェノールF型エポキシ樹脂のカ
ルボン酸、カルボン酸無水物、アルコール類またはアミ
ン類などで変性した変性エポキシ樹脂等が挙げられる
が、なかでも無機質基材との密着性あるいは硬化皮膜の
強度等に優れ、また、変性エポキシ樹脂(A)との相溶
性も良好な点からビスフェノールA型エポキシ樹脂或い
はビスフェノールF型エポキシ樹脂が好ましい。
定されるものではなく、エポキシ樹脂(a−2)として
上掲したものが何れも使用可能であり、具体的にはビス
フェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポ
キシ樹脂等のビスフェノール型エポキシ樹脂、フェノー
ルノボラック型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型
エポキシ樹脂、ビスフェノールAノボラック型エポキシ
樹脂等のノボラック型エポキシ樹脂、ビスフェノールA
型エポキシ樹脂とフェノールノボラック樹脂との共重合
型エポキシ樹脂、ジヒドロキシナフタレンのジグリシジ
ルエーテル、モノ(ジ)ヒドロキシナフタレンノボラッ
クのポリグリシジルエーテル、フェノール−ジビニルベ
ンゼン架橋型フェノール樹脂のポリグリシジルエーテ
ル、ビスフェノールA−ジビニルベンゼン架橋型フェノ
ール樹脂のポリグリシジルエーテル、モノ(ジ)ヒドロ
キシナフタレン−ジビニルベンゼン架橋型フェノール樹
脂のポリグリシジルエーテル、ビスフェノールA型エポ
キシ樹脂若しくはビスフェノールF型エポキシ樹脂のカ
ルボン酸、カルボン酸無水物、アルコール類またはアミ
ン類などで変性した変性エポキシ樹脂等が挙げられる
が、なかでも無機質基材との密着性あるいは硬化皮膜の
強度等に優れ、また、変性エポキシ樹脂(A)との相溶
性も良好な点からビスフェノールA型エポキシ樹脂或い
はビスフェノールF型エポキシ樹脂が好ましい。
【0015】エポキシ樹脂(b−1)は、特にそのエポ
キシ当量が限定されず、エポキシ樹脂(b−2)よりも
広範なエポキシ当量から選択することができ、具体的に
はエポキシ当量150〜5000g/eqであることが
好ましい。
キシ当量が限定されず、エポキシ樹脂(b−2)よりも
広範なエポキシ当量から選択することができ、具体的に
はエポキシ当量150〜5000g/eqであることが
好ましい。
【0016】水酸基含有リン酸系化合物(b−2)とし
ては、特に限定されるものではなく、リン原子上に少な
くとも1個の水酸基を有するものであればよいが、例え
ば、下記一般式(1)で表わされる化合物が挙げられ
る。
ては、特に限定されるものではなく、リン原子上に少な
くとも1個の水酸基を有するものであればよいが、例え
ば、下記一般式(1)で表わされる化合物が挙げられ
る。
【0017】
【化1】
【0018】(一般式(1)中、R1、R2は夫々同一又
は別個に炭素原子数1〜12のアルキル基、アルケニル
基、ベンジル基または水酸基を表す。) 一般式(1)で表わされる構造を有するもののなかで
も、特に本発明の効果が顕著である点からリン酸が好ま
しい。
は別個に炭素原子数1〜12のアルキル基、アルケニル
基、ベンジル基または水酸基を表す。) 一般式(1)で表わされる構造を有するもののなかで
も、特に本発明の効果が顕著である点からリン酸が好ま
しい。
【0019】エポキシ樹脂(b−1)と水酸基含有リン
酸系化合物(b−2)との反応は、特に条件が制限され
るものではなく、両者を無触媒化に常温で緩やかに反応
させて目的物を得ることができるが、溶媒及び触媒の存
在下又は不存在下で50〜200℃好ましくは80〜1
40℃で反応させ目的エポキシ変性物を得ることが好ま
しい。
酸系化合物(b−2)との反応は、特に条件が制限され
るものではなく、両者を無触媒化に常温で緩やかに反応
させて目的物を得ることができるが、溶媒及び触媒の存
在下又は不存在下で50〜200℃好ましくは80〜1
40℃で反応させ目的エポキシ変性物を得ることが好ま
しい。
【0020】さらにエポキシ化合物(b−1)と水酸基
含有リン酸系化合物(b−2)との割合は特に限定され
るものではないが、前記一般式のR1、R2が夫々水酸基
でない場合、即ちリン原子に1個の水酸基が結合してい
る場合0.8〜1.5モル。R1、R2のいずれかが水酸
基、即ちリン原子に2個の水酸基が結合している場合
0.4〜1.0モル。R1、R2の双方が水酸基、即ちリ
ン酸の場合0.20〜1.0モルが好ましく、更に好ま
しくはエポキシ基1化学当量に対しリン酸が0.25〜
0.35モルが好ましい。
含有リン酸系化合物(b−2)との割合は特に限定され
るものではないが、前記一般式のR1、R2が夫々水酸基
でない場合、即ちリン原子に1個の水酸基が結合してい
る場合0.8〜1.5モル。R1、R2のいずれかが水酸
基、即ちリン原子に2個の水酸基が結合している場合
0.4〜1.0モル。R1、R2の双方が水酸基、即ちリ
ン酸の場合0.20〜1.0モルが好ましく、更に好ま
しくはエポキシ基1化学当量に対しリン酸が0.25〜
0.35モルが好ましい。
【0021】エポキシ変性水酸基含有化合物(A)とリ
ン酸系化合物と反応して得られる活性な水酸基を有する
変性エポキシ樹脂(B)との割合は、特に限定されるも
のではないが、重量部基準で(A)100重量部に対し
(B)0.5〜20重量部であることが、密着性に加
え、耐食性が極めて優れたものとなり好ましい。また、
両者の存在比を当該範囲にすることにより、上述した上
塗り塗料の硬化促進効果も顕著になる。また、これらの
諸物性のバランスが特に優れる点から1.0〜10重量
部がさらに好ましい。
ン酸系化合物と反応して得られる活性な水酸基を有する
変性エポキシ樹脂(B)との割合は、特に限定されるも
のではないが、重量部基準で(A)100重量部に対し
(B)0.5〜20重量部であることが、密着性に加
え、耐食性が極めて優れたものとなり好ましい。また、
両者の存在比を当該範囲にすることにより、上述した上
塗り塗料の硬化促進効果も顕著になる。また、これらの
諸物性のバランスが特に優れる点から1.0〜10重量
部がさらに好ましい。
【0022】本発明の被覆用組成物は、上述した水酸基
含有変性エポキシ樹脂(A)と、変性エポキシ樹脂
(B)とを必須成分とするものであるが、両者の併用に
より上記の密着性のみでなく、金属素材、とりわけ鉄
板、亜鉛引き鉄板、錫引き鉄板、さらに、アルミニュウ
ム、クロムを含有した処理鋼板およびその他種々の化成
処理をも含めた鉄板類の被覆用組成物として、硬化性を
も含めた万般の塗装作業性に加え、耐食性および加工性
にも優れ、プレコートメタル用途において極めて有用で
ある。即ち、現在主流と成りつつある家電、シャッター
等の用途においては、加工部の耐食性や、或いは施工時
の端面切断部を補修することのないまま使用される際の
端面部の耐食性が問題となっているが、本発明の組成物
は、上記加工部並びに端面切断部の耐食性を著しく向上
させることができる。
含有変性エポキシ樹脂(A)と、変性エポキシ樹脂
(B)とを必須成分とするものであるが、両者の併用に
より上記の密着性のみでなく、金属素材、とりわけ鉄
板、亜鉛引き鉄板、錫引き鉄板、さらに、アルミニュウ
ム、クロムを含有した処理鋼板およびその他種々の化成
処理をも含めた鉄板類の被覆用組成物として、硬化性を
も含めた万般の塗装作業性に加え、耐食性および加工性
にも優れ、プレコートメタル用途において極めて有用で
ある。即ち、現在主流と成りつつある家電、シャッター
等の用途においては、加工部の耐食性や、或いは施工時
の端面切断部を補修することのないまま使用される際の
端面部の耐食性が問題となっているが、本発明の組成物
は、上記加工部並びに端面切断部の耐食性を著しく向上
させることができる。
【0023】また、プレコートメタル用途においては、
上塗り塗料にベンゼンスルホン酸およびまたはベンゼル
カルボン酸系硬化促進剤等酸触媒による促進剤が添加さ
れている場合、イミノ基がそれら促進剤の硬化促進作用
を減殺し、結果として特徴である低温硬化性が維持出来
なくなる問題が生ずるが、本発明の組成物は、それらの
点についても同時に改良できるものである。
上塗り塗料にベンゼンスルホン酸およびまたはベンゼル
カルボン酸系硬化促進剤等酸触媒による促進剤が添加さ
れている場合、イミノ基がそれら促進剤の硬化促進作用
を減殺し、結果として特徴である低温硬化性が維持出来
なくなる問題が生ずるが、本発明の組成物は、それらの
点についても同時に改良できるものである。
【0024】次に、本発明の被覆用組成物は、水酸基含
有変性エポキシ樹脂(A)と、変性エポキシ樹脂(B)
に、更に硬化剤(C)を併用することにより更に硬化性
や皮膜強度を向上せしめることが可能となる。
有変性エポキシ樹脂(A)と、変性エポキシ樹脂(B)
に、更に硬化剤(C)を併用することにより更に硬化性
や皮膜強度を向上せしめることが可能となる。
【0025】ここで、硬化剤(C)とは、水酸基含有変
性エポキシ樹脂(A)および/又は変性エポキシ樹脂
(B)と加熱することにより硬化可能な官能基を有する
ものであればよい。ここで硬化可能な官能基とは、水酸
基含有変性エポキシ樹脂(A)又は変性エポキシ樹脂
(B)の分子の末端ないしはその近傍に存する活性な水
酸基および分子内に存する水酸基と反応し、硬化し得る
活性な反応性基(官能基)であり、代表的なものを挙げ
れば、分子中に複数のメチロール基、アルコキシメチレ
ン基、アミノ基、カルボキシル基、イソシアネート基、
ブロックイソシアネート基等が挙げられる。
性エポキシ樹脂(A)および/又は変性エポキシ樹脂
(B)と加熱することにより硬化可能な官能基を有する
ものであればよい。ここで硬化可能な官能基とは、水酸
基含有変性エポキシ樹脂(A)又は変性エポキシ樹脂
(B)の分子の末端ないしはその近傍に存する活性な水
酸基および分子内に存する水酸基と反応し、硬化し得る
活性な反応性基(官能基)であり、代表的なものを挙げ
れば、分子中に複数のメチロール基、アルコキシメチレ
ン基、アミノ基、カルボキシル基、イソシアネート基、
ブロックイソシアネート基等が挙げられる。
【0026】この様な官能基を有する硬化剤(C)とし
ては、メラミンもしくは尿素などから誘導され、かつ、
メチロール基若しくはアルコキシメチレン基を有するア
ミノ樹脂をはじめ、メチロール基若しくはアルコキシメ
チレン基を有するアクリル樹脂、m−キシレンとホルマ
リンとから合成され、かつ、メチロール基若しくはアル
コキシメチレン基を有するキシレン樹脂、または、フェ
ノール系化合物とホルムアルデヒド供給物質から得ら
れ、メチロール基若しくはアルコシキメチレン基を有す
るレゾール型フェノール樹脂、あるいはトリレンジイソ
シアネートで代表されるイソシアネート類と多価アルコ
ール類との付加物をフェノール、オキシム、アルコール
などの如き公知慣用の各種のブロック化剤でマスクせし
めた、いわゆるブロックイソシアネート化合物等が挙げ
られるが、なかでも耐食性が良好である点からメチロー
ル基若しくはアルコキシメチレン基を有するアミノ樹
脂、ブロックイソシアネート化合物が好ましい。
ては、メラミンもしくは尿素などから誘導され、かつ、
メチロール基若しくはアルコキシメチレン基を有するア
ミノ樹脂をはじめ、メチロール基若しくはアルコキシメ
チレン基を有するアクリル樹脂、m−キシレンとホルマ
リンとから合成され、かつ、メチロール基若しくはアル
コキシメチレン基を有するキシレン樹脂、または、フェ
ノール系化合物とホルムアルデヒド供給物質から得ら
れ、メチロール基若しくはアルコシキメチレン基を有す
るレゾール型フェノール樹脂、あるいはトリレンジイソ
シアネートで代表されるイソシアネート類と多価アルコ
ール類との付加物をフェノール、オキシム、アルコール
などの如き公知慣用の各種のブロック化剤でマスクせし
めた、いわゆるブロックイソシアネート化合物等が挙げ
られるが、なかでも耐食性が良好である点からメチロー
ル基若しくはアルコキシメチレン基を有するアミノ樹
脂、ブロックイソシアネート化合物が好ましい。
【0027】本発明の被覆用組成物は、前記したそれぞ
れの水酸基含有変性エポキシ樹脂(A)および変性エポ
キシ樹脂(B)とを特定の割合で含む組成物およびそれ
らの組成物と硬化剤(C)とを必須成分のビヒクル成分
として含有する物であるが、これらの使用比率は
[(A)+(B)成分]/(C)成分=95/5〜60
/40(固形分重量比)なる範囲が適当である。
れの水酸基含有変性エポキシ樹脂(A)および変性エポ
キシ樹脂(B)とを特定の割合で含む組成物およびそれ
らの組成物と硬化剤(C)とを必須成分のビヒクル成分
として含有する物であるが、これらの使用比率は
[(A)+(B)成分]/(C)成分=95/5〜60
/40(固形分重量比)なる範囲が適当である。
【0028】また必須成分(A)と(B)の割合は上述
した通り、A/B=100/0.5〜100/20(固
形分重量比)なる範囲が好ましいが、前期イミノ基1化
学当量に対し、リン原子および/又はリン原子に結合す
る水酸基が当量付近であることが、プレコートメタル用
途において、上塗り塗料にベンゼンスルホン酸およびま
たはベンゼルカルボン酸系硬化促進剤等酸触媒による促
進剤が添加されている場合の硬化性に優れる点から好ま
しい。
した通り、A/B=100/0.5〜100/20(固
形分重量比)なる範囲が好ましいが、前期イミノ基1化
学当量に対し、リン原子および/又はリン原子に結合す
る水酸基が当量付近であることが、プレコートメタル用
途において、上塗り塗料にベンゼンスルホン酸およびま
たはベンゼルカルボン酸系硬化促進剤等酸触媒による促
進剤が添加されている場合の硬化性に優れる点から好ま
しい。
【0029】かくして得られた本発明の組成物は、それ
自体で被覆材として十分に有用であるが、さらに必要に
応じて、本発明の効果を損なわない範囲、具体的には全
固形分中50重量%以下で、ポリビニルブチラール、ポ
リビニルホルマール、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合
体、エポキシ樹脂、ポリヒドロキシ・ポリエーテル樹
脂、ポリヒドロキシ・ポリエステル樹脂、アルキッド樹
脂またはアクリル樹脂などの如き含水酸基合成樹脂をは
じめ、尿素ホルムアルデヒド樹脂または塩化ゴムなどの
合成樹脂類を併用しても差し支えない。
自体で被覆材として十分に有用であるが、さらに必要に
応じて、本発明の効果を損なわない範囲、具体的には全
固形分中50重量%以下で、ポリビニルブチラール、ポ
リビニルホルマール、塩化ビニル・酢酸ビニル共重合
体、エポキシ樹脂、ポリヒドロキシ・ポリエーテル樹
脂、ポリヒドロキシ・ポリエステル樹脂、アルキッド樹
脂またはアクリル樹脂などの如き含水酸基合成樹脂をは
じめ、尿素ホルムアルデヒド樹脂または塩化ゴムなどの
合成樹脂類を併用しても差し支えない。
【0030】また、本発明の被覆用組成物は更に有機溶
剤を用い固形分を希釈してもよく、使用し得る有機溶剤
としては、例えば、メタノール、エタノール、イソプロ
パノール、イソブタノール、n−ブタノール、トルエ
ン、キシレン、酢酸エチル、酢酸ブチル、アセトン、メ
チルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘ
キサノン、エチルセロソルブ、ブチルセロソルブ、セロ
ソルブアセテート、メトキシプロパノール、メトキシプ
ロピルアセテート、エチルエトキシプロピオン酸等が挙
げられ、これらは単独で用いてもよいし、或いは複数併
用して用いてもよい。これらの中でも特に溶解性に優れ
る点から、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン等の
ケトン系溶剤、エチルセロソルブ、ブチルセロソルブ、
セロソルブアセテート等のセロソルブ系溶剤、その他メ
トキシプロパノール、メトキシプロピルアセテート等が
好ましい。
剤を用い固形分を希釈してもよく、使用し得る有機溶剤
としては、例えば、メタノール、エタノール、イソプロ
パノール、イソブタノール、n−ブタノール、トルエ
ン、キシレン、酢酸エチル、酢酸ブチル、アセトン、メ
チルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘ
キサノン、エチルセロソルブ、ブチルセロソルブ、セロ
ソルブアセテート、メトキシプロパノール、メトキシプ
ロピルアセテート、エチルエトキシプロピオン酸等が挙
げられ、これらは単独で用いてもよいし、或いは複数併
用して用いてもよい。これらの中でも特に溶解性に優れ
る点から、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン等の
ケトン系溶剤、エチルセロソルブ、ブチルセロソルブ、
セロソルブアセテート等のセロソルブ系溶剤、その他メ
トキシプロパノール、メトキシプロピルアセテート等が
好ましい。
【0031】また、上記有機溶剤の使用割合としては、
特に限定されるものではなく、目的および用途に応じて
適宜選択できる。
特に限定されるものではなく、目的および用途に応じて
適宜選択できる。
【0032】また、本発明の被覆用組成物は、それぞれ
の目的、使途に応じて、公知慣用の各種の着色材、充填
材、骨材、補強材、可とう性付与剤(可塑剤)、流動性
調整剤、硬化促進剤、界面活性剤、増粘剤、難燃剤、揺
変剤または瀝青物質その他の添加剤を加えてもよい。
の目的、使途に応じて、公知慣用の各種の着色材、充填
材、骨材、補強材、可とう性付与剤(可塑剤)、流動性
調整剤、硬化促進剤、界面活性剤、増粘剤、難燃剤、揺
変剤または瀝青物質その他の添加剤を加えてもよい。
【0033】このようにして得られる本発明の被覆用組
成物は、金属をはじめ、石材、スレート・コンクリート
またはモルタル、陶器、磁器、ガラス等の無機質基材に
対して極めて有用であるが、プラスチック、木材、繊
維、紙等の有機質基材への被覆剤として用いてもよい。
とりわけ本発明組成物は金属被覆材として好適なもので
あり、そのうちでもプレコートメタル用の下地塗料とし
て最適なものである。
成物は、金属をはじめ、石材、スレート・コンクリート
またはモルタル、陶器、磁器、ガラス等の無機質基材に
対して極めて有用であるが、プラスチック、木材、繊
維、紙等の有機質基材への被覆剤として用いてもよい。
とりわけ本発明組成物は金属被覆材として好適なもので
あり、そのうちでもプレコートメタル用の下地塗料とし
て最適なものである。
【0034】皮膜形成方法としては、例えば、無機質基
材表面に刷毛塗り、スプレー、浸漬、ロールコート、ブ
レードコート、フローコートまたは静電塗装その他の方
法で被覆ないしは浸漬して、これを自然乾燥ないしは加
熱その他公知慣用の処理により乾燥若しくは硬化乾燥せ
しめて被覆製品となすことができる。
材表面に刷毛塗り、スプレー、浸漬、ロールコート、ブ
レードコート、フローコートまたは静電塗装その他の方
法で被覆ないしは浸漬して、これを自然乾燥ないしは加
熱その他公知慣用の処理により乾燥若しくは硬化乾燥せ
しめて被覆製品となすことができる。
【0035】かくして、本発明の被覆用硬化性組成物を
使用して得られる硬化被覆物は、優れた加工性、硬化性
および耐食性を示すばかりでなく、水浸漬後あるいは高
湿度下に放置したのちにおける密着性その他の二次物性
も極めて優れたものとなる。
使用して得られる硬化被覆物は、優れた加工性、硬化性
および耐食性を示すばかりでなく、水浸漬後あるいは高
湿度下に放置したのちにおける密着性その他の二次物性
も極めて優れたものとなる。
【0036】
【実施例】次に、本発明を参考例、実施例及び比較例に
より具体的に説明するが、部および%は特に断りのない
限りは、すべて重量基準であるものとする。
より具体的に説明するが、部および%は特に断りのない
限りは、すべて重量基準であるものとする。
【0037】参考例1[エポキシ変性水酸基含有化合物
(A)の調整例] ビスフェノールAとエピクロルヒドリンとから得られた
市販の「EPICLON4055」(大日本インキ化学
工業(株)製エポキシ樹脂:エポキシ当量=925、M
n=約1600)の925部と、N−メチル−モノエタ
ノールアミンの75.1部と、キシレンの250部とを
145℃で5時間加熱して反応せしめたのち、シクロヘ
キサノンの333.4部とキシレンの83.4部とを加
えて不揮発分(以下、NVと略する。)が60%で、粘
度(25℃におけるガードナー法;以下同様)がZなる
目的化合物を得た。
(A)の調整例] ビスフェノールAとエピクロルヒドリンとから得られた
市販の「EPICLON4055」(大日本インキ化学
工業(株)製エポキシ樹脂:エポキシ当量=925、M
n=約1600)の925部と、N−メチル−モノエタ
ノールアミンの75.1部と、キシレンの250部とを
145℃で5時間加熱して反応せしめたのち、シクロヘ
キサノンの333.4部とキシレンの83.4部とを加
えて不揮発分(以下、NVと略する。)が60%で、粘
度(25℃におけるガードナー法;以下同様)がZなる
目的化合物を得た。
【0038】以下、これを化合物(A−1)と略記す
る。
る。
【0039】参考例2〜4(同 上)
第1表に記載される如き処方に変更した以外は、参考例
1と同様に示されるような性状値をもった目的化合物
(A−2)〜(A−4)を得た。
1と同様に示されるような性状値をもった目的化合物
(A−2)〜(A−4)を得た。
【0040】
【表1】
註)「EPICLON 7055」 大日本インキ化学工業
(株)製 エポキシ樹脂 エポキシ当量 2,000、Mn 3300 「EPICLON 9055」 大日本インキ化学工業(株)製
エポキシ樹脂 エポキシ当量 3,000、Mn 5000 a−2−1;ビスフェノールAとエピクロルヒドリンか
ら製造される液状エポキシ樹脂、EPICLON 85
0:大日本インキ化学工業(株)製、(エポキシ当量
185)740g、ビスフェノールA 205g、ビス
フェノールF 180gを窒素ガス中で加熱混合し、タ
ーシャリーブチルホスホニウムハイドロオキサイド
0.2重量部を加え、シクロヘキサノン中でエポキシ当
量が4100となるまで反応した。分子量は約7500
であった。
(株)製 エポキシ樹脂 エポキシ当量 2,000、Mn 3300 「EPICLON 9055」 大日本インキ化学工業(株)製
エポキシ樹脂 エポキシ当量 3,000、Mn 5000 a−2−1;ビスフェノールAとエピクロルヒドリンか
ら製造される液状エポキシ樹脂、EPICLON 85
0:大日本インキ化学工業(株)製、(エポキシ当量
185)740g、ビスフェノールA 205g、ビス
フェノールF 180gを窒素ガス中で加熱混合し、タ
ーシャリーブチルホスホニウムハイドロオキサイド
0.2重量部を加え、シクロヘキサノン中でエポキシ当
量が4100となるまで反応した。分子量は約7500
であった。
【0041】参考例−5 [リン酸系化合物で変性した
変性エポキシ樹脂(B)の調整例] エピクロルヒドリンとビスフェノールAより製造された
EPICLON 850(大日本インキ化学工業(株)
製、エポキシ当量 185)600部、ビスフェノール
A 250部から水酸化ナトリウムを触媒とし常法によ
りエポキシ当量900のエポキシ樹脂を得た。キシレン
/エチレングリコールモノブチルエーテル/1−ブチル
アルコールを夫々400/200/200部に溶解後8
0℃で89%リン酸24部を少量づつ滴下し、10時間
反応せしめ、もはや粘度の変化がないことを確認したの
ち、エチレングリコールモノブチルエーテルで不揮発分
が50%となるよう調整した後、粘度Wの変性エポキシ
樹脂B−1を得た。
変性エポキシ樹脂(B)の調整例] エピクロルヒドリンとビスフェノールAより製造された
EPICLON 850(大日本インキ化学工業(株)
製、エポキシ当量 185)600部、ビスフェノール
A 250部から水酸化ナトリウムを触媒とし常法によ
りエポキシ当量900のエポキシ樹脂を得た。キシレン
/エチレングリコールモノブチルエーテル/1−ブチル
アルコールを夫々400/200/200部に溶解後8
0℃で89%リン酸24部を少量づつ滴下し、10時間
反応せしめ、もはや粘度の変化がないことを確認したの
ち、エチレングリコールモノブチルエーテルで不揮発分
が50%となるよう調整した後、粘度Wの変性エポキシ
樹脂B−1を得た。
【0042】参考例−6〜8
第2表に記載される如き処方に変更した以外は、参考例
−5と同様にして変性エポキシ樹脂B−2〜B−4を得
た。
−5と同様にして変性エポキシ樹脂B−2〜B−4を得
た。
【0043】
【表2】
註)「EPICLON 1055」 大日本インキ化学工業
(株)製 エポキシ樹脂 エポキシ当量 475 「EPICLON 4050」 大日本インキ化学工業(株)製
エポキシ樹脂 エポキシ当量 950
(株)製 エポキシ樹脂 エポキシ当量 475 「EPICLON 4050」 大日本インキ化学工業(株)製
エポキシ樹脂 エポキシ当量 950
【0044】実施例1〜4および比較例1
固形分換算重量部で(第3表)の割合で混合した配合物
を三本ロールで充分に混練した後、シクロヘキサノン/
キシレン/セロソルブアセテート/1−ブタノール=1
00/200/100/100の混合シンナーで粘度
(フォードカップ)30秒なる様に調整し、エアスプレ
ーを使用し、厚み0.5mmのリン酸亜鉛処理綱板(J
IS−3441)に塗装し、150℃/30分乾燥し、
膜厚8μの皮膜を得た。
を三本ロールで充分に混練した後、シクロヘキサノン/
キシレン/セロソルブアセテート/1−ブタノール=1
00/200/100/100の混合シンナーで粘度
(フォードカップ)30秒なる様に調整し、エアスプレ
ーを使用し、厚み0.5mmのリン酸亜鉛処理綱板(J
IS−3441)に塗装し、150℃/30分乾燥し、
膜厚8μの皮膜を得た。
【0045】これを用いて密着性試験を行った。
(密着性試験)試験片を80℃温水に2時間浸漬し、風
乾20分後、鋭利な刃物で塗膜に1mm角マス目100
コを作り、セロハンテープを充分に接着させた後、これ
を一気に剥し、剥離されたマス目の数を測定した。評価
基準は以下の通りである。
乾20分後、鋭利な刃物で塗膜に1mm角マス目100
コを作り、セロハンテープを充分に接着させた後、これ
を一気に剥し、剥離されたマス目の数を測定した。評価
基準は以下の通りである。
【0046】A:全く剥離せず
B:剥離したマス目が1〜10コ
C:剥離したマス目が11〜20コ
D:剥離したマス目が21〜99コ
E:すべてが剥離
次いで、一次物性、耐食性をJIS K−5600に準
拠し評価した。結果を第3表に示す。
拠し評価した。結果を第3表に示す。
【0047】一次物性の評価基準は以下の通りである。
A:塗膜の割れ、はがれ、失透などが全くない。
B:ごく微細な割れが発生。
【0048】C:割れが発生。
D:塗膜が著しく損傷し、かつ、素材より剥離する。
耐食性の評価基準は以下の通りである。
【0049】A:ブリスター(膨れ)なし、光沢減、白
化等の異常がない。 B:ブリスター(膨れ)なし、僅かに白化。 C:ブリスター(膨れ)なし、白化。
化等の異常がない。 B:ブリスター(膨れ)なし、僅かに白化。 C:ブリスター(膨れ)なし、白化。
【0050】D:直径0.1mm以下の微細なブリスタ
ー(膨れ)が10コ/cm2以下発生。 E:直径0.1mm以上の大きなブリスター(膨れ)が
塗面全体に発生。
ー(膨れ)が10コ/cm2以下発生。 E:直径0.1mm以上の大きなブリスター(膨れ)が
塗面全体に発生。
【0051】
【表3】
【0052】実施例5〜10および比較例2
固形分換算重量部で第4表の1に示される割合で配合し
た配合物を三本ロールで充分に混練した後、更に加熱す
ることにより硬化可能な官能基含有化合物(C)を配合
し、被服用組成物を得た後、JIS G−3302に定
められた#37処理亜鉛引き鉄板に塗装後、板温200
℃となる様加熱し、30秒焼付し、乾燥塗膜厚4μの下
塗り塗料を得た。
た配合物を三本ロールで充分に混練した後、更に加熱す
ることにより硬化可能な官能基含有化合物(C)を配合
し、被服用組成物を得た後、JIS G−3302に定
められた#37処理亜鉛引き鉄板に塗装後、板温200
℃となる様加熱し、30秒焼付し、乾燥塗膜厚4μの下
塗り塗料を得た。
【0053】さらに酸系触媒を含有する市販ポリエステ
ル系上塗り塗料を乾燥塗膜が12μとなる様塗装し、板
温220℃となる様加温し、60秒間焼付し、2コー
ト、2ベークの塗膜を得た。このものの密着性試験の評
価を行ない、また、一次物性をJIS K−5600に
準拠、二次物性を80℃温水4時間浸漬後にJIS K
−5600に準拠、耐食性試験を塩水噴霧1000時間
後にJIS K−5600に準拠し評価した。結果を第
4表の2に示す。
ル系上塗り塗料を乾燥塗膜が12μとなる様塗装し、板
温220℃となる様加温し、60秒間焼付し、2コー
ト、2ベークの塗膜を得た。このものの密着性試験の評
価を行ない、また、一次物性をJIS K−5600に
準拠、二次物性を80℃温水4時間浸漬後にJIS K
−5600に準拠、耐食性試験を塩水噴霧1000時間
後にJIS K−5600に準拠し評価した。結果を第
4表の2に示す。
【0054】尚、第4表の1中、硬化剤として使用した
C−1は大日本インキ化学工業(株)製メチル化メラミ
ン樹脂「スーパーベッカミン L−105−60」であ
る。尚、耐食性の評価方法は実施例1〜4の場合と同様
であるが、第4表の2中、「端面部」とは試験片端部よ
り5mm、平面部とは端面部以外の平面を指標する。ま
た、密着性試験の評価方法は実施例1〜4の場合と同様
であり、二次物性は80℃温水4時間浸漬後の物性で評
価基準は、一次物性の場合と同様である。
C−1は大日本インキ化学工業(株)製メチル化メラミ
ン樹脂「スーパーベッカミン L−105−60」であ
る。尚、耐食性の評価方法は実施例1〜4の場合と同様
であるが、第4表の2中、「端面部」とは試験片端部よ
り5mm、平面部とは端面部以外の平面を指標する。ま
た、密着性試験の評価方法は実施例1〜4の場合と同様
であり、二次物性は80℃温水4時間浸漬後の物性で評
価基準は、一次物性の場合と同様である。
【0055】
【表4】
【0056】
【表5】
【0057】実施例11〜14および比較例3
固形分換算重量部で(第5表)の割合で用い、シクロヘ
キサノン/キシレン/セロソルブアセテート/1−ブタ
ノール=100/200/100/100の混合シンナ
ーで粘度(フォードカップ)30秒なる様に混合調整
し、エアスプレーを使用し、厚み3.0mmのガラス基
板に塗装し、150℃/30分乾燥し、膜厚10μmの
皮膜を得た。
キサノン/キシレン/セロソルブアセテート/1−ブタ
ノール=100/200/100/100の混合シンナ
ーで粘度(フォードカップ)30秒なる様に混合調整
し、エアスプレーを使用し、厚み3.0mmのガラス基
板に塗装し、150℃/30分乾燥し、膜厚10μmの
皮膜を得た。
【0058】これを60℃温水に2時間浸漬した後に風
乾した後に評価する他は実施例1〜4の場合と同様にし
て密着性試験を行った。評価基準は実施例1〜4の場合
と同様である。また、この60℃温水2時間浸漬、風乾
後の外観評価を行った。
乾した後に評価する他は実施例1〜4の場合と同様にし
て密着性試験を行った。評価基準は実施例1〜4の場合
と同様である。また、この60℃温水2時間浸漬、風乾
後の外観評価を行った。
【0059】(外観評価)
A:異常なし
B:わずかに白化
C:白化
尚、第5表中、硬化剤として使用したC−1は大日本イ
ンキ化学工業(株)製メチル化メラミン樹脂「スーパー
ベッカミン L−105−60」である。
ンキ化学工業(株)製メチル化メラミン樹脂「スーパー
ベッカミン L−105−60」である。
【0060】
【表6】
【0061】
【発明の効果】本発明によれば、ガラス基板や金属基板
等の無機質基板への密着性、特に高温高湿下での密着性
が著しく改善された被覆材料、特に金属基板へ塗布した
場合の加工性、耐食性に極めて優れ、プレコートメタル
用のプライマーコート材として有用な被覆材料を提供で
きる。
等の無機質基板への密着性、特に高温高湿下での密着性
が著しく改善された被覆材料、特に金属基板へ塗布した
場合の加工性、耐食性に極めて優れ、プレコートメタル
用のプライマーコート材として有用な被覆材料を提供で
きる。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 昭59−38261(JP,A)
特開 昭58−63758(JP,A)
特開 平3−111465(JP,A)
特開 平2−153915(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
C08G 59/14
C08G 59/20
C09D 163/00 - 163/10
C09J 163/00 - 163/10
Claims (4)
- 【請求項1】 (A)イミノ基含有アミノアルコール類
(a−1)と、エポキシ当量が450〜5000g/e
qなるエポキシ樹脂(a−2)とを反応させて得られる
水酸基含有変性エポキシ樹脂と、 (B)エポキシ樹脂(b−1)と水酸基含有リン酸系化
合物(b−2)とを反応して得られる活性な水酸基を有
する変性エポキシ樹脂とを、前記水酸基含有変性エポキ
シ樹脂(A)/前記変性エポキシ樹脂(B)が重量比で
100/0.5〜100/20となる割合で含有し、更
に、 (C)メチロール基、アルコキシメチレン基、アミノ
基、カルボキシル基、イソシアネート基、及びブロック
イソシアネート基から選択される反応性基を有する硬化
剤を含有すること を特徴とするエポキシ樹脂組成物。 - 【請求項2】 エポキシ樹脂(b−1)が、エポキシ当
量150〜5000g/eqのものである請求項1記載
の組成物。 - 【請求項3】 変性エポキシ樹脂(B)が、リン酸変性
エポキシ樹脂である請求項1又は2記載の組成物。 - 【請求項4】 エポキシ樹脂(a−2)が、ビスフェノ
ール型エポキシ樹脂である請求項1、2、又は3記載の
組成物。
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