JP3480399B2 - フラットケーブル用コネクタ - Google Patents

フラットケーブル用コネクタ

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JP3480399B2 JP32552699A JP32552699A JP3480399B2 JP 3480399 B2 JP3480399 B2 JP 3480399B2 JP 32552699 A JP32552699 A JP 32552699A JP 32552699 A JP32552699 A JP 32552699A JP 3480399 B2 JP3480399 B2 JP 3480399B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フラットケーブル
の端末を防水状態で収容することに用いるコネクタに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来この種のコネクタの一例として、特
開平5−129046号公報に記載されたものが知られ
ており、これを図7によって説明すると以下のようであ
る。フラットケーブルの一例であるFPC1(フレキシ
ブルプリント回路板)は、絶縁フィルム1A上に複数条
の導電路1Bが互いに平行に配線され、端末部分を除い
て上面を保護フィルムで覆うことによって、全体として
可撓性を有するリボン状に形成されている。このFPC
1の端末では、三方の外縁に導電路1Bの端末配線部2
を囲むようにして非配線領域からなる取付枠3が一体的
に形成されるとともに、端末配線部2が直角に折曲され
ている。
【0003】一方、コネクタハウジング4の上面には、
上記した端末配線部2が挿入可能なキャビティ5が形成
されているとともに、その上面を覆うカバー6が一方の
長辺部に配されたヒンジ6Aを介して開閉可能に設けら
れている。また、ハウジング4の上面とカバー6の裏面
とには、ほぼ方形の環状をなすシールリング7が嵌着さ
れているとともに、ハウジング4とカバー6の短辺側の
二側面の間には、ロック片8とロック突部9とからなる
ロック機構が両端の2箇所ずつに設けられている。そし
て、FPC1における折曲された端末配線部2がキャビ
ティ5に挿入され、カバー6を閉じてロック機構により
ロックすると、FPC1の端末の取付枠3を含むほぼ方
形の環状領域が両シールリング7により弾性的に挟持さ
れ、もってFPC1における導電路1Bの端末配線部2
が、防水を施された状態でハウジング4のキャビティ5
内に収容されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来のもので
は、ロック機構によりカバー6をハウジング4の上面に
押し付けた状態にロックすることによって、FPC1の
取付枠3を含む環状領域を両シールリング7で弾性的に
挟持するのであるが、ハウジング4とカバー6の4つの
側面のうちで、一方の長辺側の側面ではヒンジ6Aが設
けられ、他方の長辺側の側面ではFPC1が引き出され
るためにロック機構が設けられず、短辺側の二面にしか
設けられない。カバー6を別体に形成すれば、ヒンジ6
Aの代わりにロック機構が設けられるが、もう一方の長
辺側では相変わらずFPC1と干渉するためロック機構
が設けられない。
【0005】要するところ、FPC1が引き出される側
の側面では、FPC1との干渉が避けられないためにロ
ック機構が設けられず、その結果カバー6の押し付け
力、言い換えると両シールリング7による挟持力が、そ
の他の側面と比較して不足する。特に、多極となってハ
ウジング4の長辺側が横に広がった形状となり、そこに
ロック機構が設けられないとなると、カバー6の対応す
る長辺部の中央が浮いたような状態となり、防水機能に
支障を来すおそれがあった。本発明は上記のような事情
に基づいて完成されたものであって、その目的は、防水
機能を向上させることのできるフラットケーブル用コネ
クタを提供するところにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明のフラットケーブル用
コネクタは、絶縁シートに導電路が配線されたフラット
ケーブルの端末では、その端末の三方の外縁に前記導電
路の端末配線部を囲むようにして非配線領域からなる取
付枠が一体的に形成されるとともに、前記端末配線部が
前記フラットケーブルの板面と直交するように折曲可能
とされており、この折曲された端末配線部がコネクタハ
ウジングの内部に後面から挿入され、このコネクタハウ
ジングの後面にカバーが被着されるようにしたものにお
いて、前記コネクタハウジングと前記カバーとの対向面
には、前記取付枠を含むほぼ方形の環状領域を弾性的に
挟持可能なほぼ方形の環状をなすシールリングがそれぞ
れ装着されているとともに、前記コネクタハウジングと
カバーとの間には、このカバーを被着状態にロックする
ためのロック手段が4つの側面においてそれぞれ設けら
れており、かつ、前記カバーの一側面には、前記シール
リングの嵌着位置よりも前記コネクタハウジング側へ出
っ張った位置に、前記端末配線部が折曲される前の前記
フラットケーブルの端末が挿入される挿入口が形成さ
れ、この挿入口の形成された前記カバーの側面では、前
記挿入口の前記コネクタハウジングに寄った側の口縁
に、前記ロック手段が設けられている構成としたところ
に特徴を有する。
【0007】請求項2の発明は、請求項1に記載のもの
において、前記カバーの前記コネクタハウジングとの対
向面には、折曲された前記端末配線部を支持する支持板
が突設されているところに特徴を有する。請求項3の発
明は、請求項2に記載のものにおいて、前記カバーの前
記コネクタハウジングとの対向面には、前記フラットケ
ーブルの取付枠に開口された位置決め孔に嵌合可能な位
置決めピンが、また前記支持板には、前記端末配線部に
開口された位置決め孔に嵌合可能な位置決めピンがそれ
ぞれ形成されているところに特徴を有する。
【0008】
【発明の作用及び効果】<請求項1の発明>カバーの一
側面の挿入口にフラットケーブルの端末が挿入され、導
電路の端末配線部が折曲される。続いて、端末配線部を
コネクタハウジング内に挿入しつつカバーがコネクタハ
ウジングの後面に当てられ、4面に設けられたロック機
構でロックされる。フラットケーブルの端末の取付枠を
含む方形の環状領域が、表裏両側からシールリングによ
り弾性的に挟持される。これにより、導電路の端末配線
部が防水を施された状態でコネクタハウジング内に収容
される。特に、カバーの一側面において、シールリング
の嵌着位置よりもコネクタハウジング側に寄った位置に
挿入口を形成したことで、そのコネクタハウジング側の
口縁を利用してフラットケーブルと干渉することなくロ
ック機構が設けられる。これにより、4つの側面のすべ
てにおいてロック機構を設けることが可能となり、シー
ルリングで全周にわたって均一に挟持することができ
て、良好な防水性を確保することができる。
【0009】<請求項2の発明>カバーの挿入口に挿入
されたのち、折曲された導電路の端末配線部が支持板で
支持される。導電路の端末配線部が、支持板ともども剛
性が高くされた状態でコネクタハウジング内に挿入可能
とされる。 <請求項3の発明>取付枠の位置決め孔がカバーの対向
面の位置決めピンに、また端末配線部の位置決め孔が支
持板の位置決めピンにそれぞれ嵌められることで、フラ
ットケーブルの端末がカバーに対して正規位置に取り付
けられる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
ないし図6に基づいて説明する。この実施形態では大ま
かには、図1に示すように、フラットケーブルの一例と
して示したFPC10(フレキシブルプリント回路板)
の端末が、コネクタハウジング30(以下、単にハウジ
ングと言う)内に後面(同図の向こう側の面)から挿入
され、その後面にカバー40が被着されるようになって
いる。FPC10は、帯状の絶縁フィルム11の表面
に、複数条の導電路12が所定のピッチで印刷により配
線され、その上が保護フィルム13で覆われて全体とし
て可撓性を有するリボン状に形成され、その端末の裏面
の所定範囲には、剛性を高めるための補強板14が貼着
されている。
【0011】より詳細には、導電路12は絶縁フィルム
11の幅方向の中央部に寄った位置にまとまって配線さ
れ、かつ導電路12の端縁は、絶縁フィルム11の端縁
から少し奥に入った位置までの配線に留められている。
そして、各導電路12の端縁を結ぶ横線と、その横線の
両端から所定寸法奥側に入り込んだ縦線とからなる切断
線15から切断され、切断線15の内側が導電路12の
端末配線部16となり、外側が非配線領域である門形の
取付枠17となっている。
【0012】端末配線部16では、その端縁側の所定範
囲にわたり保護フィルム13が剥ぎ取られて、各導電路
12の端末が露出されている。また、この端末配線部1
6は、切断線15における縦線の奥端付近の折曲線18
から表面側(図1の手前側)に向けて折曲可能であり、
その折曲線18の裏面側では、折曲が容易にできるよう
に補強板14が切除されている(図4の符号14A参
照)。また、端末配線部16の端縁側の左右両端部に
は、第1位置決め孔21が開口されているとともに、取
付枠17の左右の角の部分にも第2位置決め孔22が開
口されている。
【0013】ハウジング30は、合成樹脂材によって背
の低いブロック状に形成され、その上面の後端部には、
一段下がった凹部31が形成されている。ハウジング3
0の後面には、図4に示すように、横方向に細長い端子
収容孔32が形成されており、この端子収容孔32内に
は、弾性接触片34を有する端子金具33が、上記した
FPC10の導電路12と同数、同じピッチで並んで収
容されている。また、ハウジング30の後面における端
子収容孔32の回りには、横長の方形の環状をなす装着
溝36が形成されており、この装着溝36内に同形状の
シールリング37が嵌着されている。
【0014】カバー40は、図2にも示すように、同じ
く合成樹脂材によって、ハウジング30の後面を全域に
わたって覆うことのできる横長の厚肉の板状に形成され
ている。カバー40の裏面(ハウジング30と対向した
面)には、上記のハウジング30の後面に形成された装
着溝36と対応して同様の装着溝41が形成され、この
装着溝41にも、ハウジング30側のシールリング37
と同じシールリング42が嵌着可能とされている。
【0015】カバー40の裏面の上縁からは、挿入口形
成板44が全幅にわたって小寸法張り出して形成されて
いる。この挿入口形成板44には、図1及び図4に示す
ように、端末配線部16を折り曲げる前のFPC10の
端末が挿入可能なスリット状の挿入口45が形成されて
いる。この挿入口45は、カバー40の裏面よりもさら
に裏側(図4の左側)に出っ張った位置に形成されてい
る。上記の挿入口45の裏に出っ張った側の口縁45A
は、図5に示すように、カバー40がハウジング30の
後面に正規に被せられた場合に、丁度ハウジング30の
上面後部の凹部31に嵌まるようになっている。したが
って、カバー40が正規に被着された場合には、挿入口
45はハウジング30の後面と、カバー40の裏面の間
に位置することになる。
【0016】また、カバー40の裏面における装着溝3
6の内側には、支持板47が水平姿勢で突設され、FP
C10における折曲された端末配線部16の全幅を載せ
て支持できるようになっている。支持板47の左右両側
縁には壁48が立てられている。この支持板47の先端
側の上面の左右両端部には、端末配線部16の第1位置
決め孔21に嵌入可能な第1位置決めピン51が立てら
れているとともに、カバー40の裏面の下縁側の左右両
端部には、取付枠17の第2位置決め孔22に嵌入可能
な第2位置決めピン52が立てられている。
【0017】カバー40の上下左右の4つの側面では、
それぞれの幅方向の中央部からロック片55が、裏側に
突出するようにして形成されている。ロック片55は、
先端よりも少し入った位置から基端に開口するロック溝
56が形成され、先端側が外方への撓み変形可能となっ
ている。ここで、下面と左右の面に配された3本のロッ
ク片55については、図4に示すように、それぞれの基
端がシールリング42の装着溝41の溝底と対応する付
近まで入り込んでいるのに対して、挿入口45の形成さ
れた上面側に配されたロック片55Aでは、基端が挿入
口45の裏側に出っ張った口縁45Aに留まっている。
言い換えると、上面のロック片55Aは、挿入口45よ
りも裏側に出っ張った位置から形成されている。但し、
4本のロック片55とも、先端の位置は揃っている。
【0018】一方、ハウジング30の上下左右の4つの
側面には、それぞれの幅方向の中央部でかつ後面から所
定寸法入った位置において、上記したカバー40のロッ
ク片55のロック溝56に嵌合可能なロック突部58が
形成されている。このロック突部58の前面側は切り立
った垂直面とされ、後面側は傾斜したガイド面59とさ
れている。
【0019】続いて、本実施形態の組付けの手順につい
て説明する。まずハウジング30側では、図4に示すよ
うに、端子収容孔32に端子金具33が収容されるとと
もに、装着溝36にシールリング37が嵌着される。一
方カバー40側では、同じく装着溝41にシールリング
42が嵌着される。そののち、図1に示すように、端末
配線部16が折曲される前のFPC10の端末が、露出
した導電路12が同図の手前に向けられた姿勢で挿入口
45に上方から挿入される。
【0020】そうしたら、端末配線部16が取付枠17
を残して折曲線18から直角に折曲される。そののち、
図4に示すように、取付枠17が支持板47を枠内に潜
らせつつカバー40の裏面に当てられ、第2位置決め孔
22がカバー40の裏面の第2位置決めピン52に嵌め
られて固定される。それとともに、折曲された端末配線
部16が支持板47上に載せられ、第1位置決め孔21
が支持板47の第1位置決めピン51に嵌められて固定
される。これによりFPC10の端末では、取付枠17
を含むほぼ方形の環状領域が、カバー40の裏面のシー
ルリング42に当てられた状態となり、端末配線部16
は導電路12を上方に露出させた状態で支持板47上に
べた当たりに支持される。
【0021】係る状態からカバー40をハウジング30
の後面に被せる。カバー40は、各ロック片55を対応
するハウジング30の側面に後縁側から摺接させるよう
にして押し込まれ、支持板47並びにその上の端末配線
部16が端子収容孔32内に進入する。カバー40が所
定位置まで押し込まれると、図5及び図6に示すよう
に、端末配線部16の各導電路12が、対応する端子金
具33の弾性接触片34と接触され、そのとき各ロック
片55,55Aのロック溝56の先端がロック突部58
を通過するため、ロック片55,55Aが復元変形しつ
つロック突部58がロック溝56内に嵌まって係止し、
カバー40がハウジング30の後面にロックされる。こ
のとき、FPC10の端末における取付枠17を含む方
形の環状領域が、表裏両側からシールリング37,42
により弾性的に挟持される。これにより、端子金具33
と接続された端末配線部16が外部から防水された状態
となる。
【0022】以上説明したように本実施形態によれば、
カバー40の裏面の上縁から挿入口形成板44を張り出
し形成し、シールリング37の嵌着位置よりも裏側に出
っ張った位置にFPC10の挿入口45を開口した構造
としたから、その挿入口45の裏側に出っ張った口縁4
5Aを利用して、FPC10と干渉することなくロック
片55Aを設けることができる。その結果、ハウジング
30とカバー40との間では、4つの側面のすべてにお
いてロック片55,55Aとロック突部58からなるロ
ック機構を設けることが可能となり、FPC10の端末
における取付枠17を含む方形の環状領域が、表裏両側
からシールリング37,52により全周にわたって均一
に挟持され、もって良好な防水性を確保することができ
る。
【0023】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)上記実施形態とは逆に、ハウジング側にロック片
を、カバー側にロック突部を設けるようにしてもよい。 (2)上記実施形態では、導電路の端末配線部を直接に
端子収容孔内に挿入して端子金具と接触させる形式のも
のを例示したが、各導電路に端子金具をかしめ固着し、
この端子金具をハウジングのキャビティ内に収容する形
式のものにも、本発明は同様に適用することが可能であ
る。
【0024】(3)FPCを2枚以上重ねるように配設
してそれらの端末をハウジングに収容する場合にも、本
発明は適用できる。 (4)また本発明は、上記実施形態に例示したFPCに
限らず、所定ピッチで配線された複数の導線の表裏両面
を絶縁シートで挟着したリポンケーブル等、要は、絶縁
シートに導電路が配線されたフラットケーブルの端末を
防水状態で収容するためのコネクタ全般に広く適用する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る分解斜視図
【図2】カバーの背面図
【図3】FPCの端末を装着した状態のカバーの背面図
【図4】カバーの組み付け前の縦断面図
【図5】カバーの組み付け後の縦断面図
【図6】その斜視図
【図7】従来例の分解斜視図
【符号の説明】
10…FPC(フラットケーブル) 11…絶縁フィルム(絶縁シート) 12…導電路 16…端末配線部 17…取付枠 18…折曲線 21,22…位置決め孔 30…ハウジング 32…端子収容孔 36…装着溝 37…シールリング 40…カバー 41…装着溝 42…シールリング 44…挿入口形成板 45…挿入口 45A…(挿入口45の裏側の)口縁 47…支持板 51,52…位置決めピン 55,55A…ロック片(ロック手段) 56…ロック溝 58…ロック突部(ロック手段)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁シートに導電路が配線されたフラッ
    トケーブルの端末では、その端末の三方の外縁に前記導
    電路の端末配線部を囲むようにして非配線領域からなる
    取付枠が一体的に形成されるとともに、前記端末配線部
    が前記フラットケーブルの板面と直交するように折曲可
    能とされており、この折曲された端末配線部がコネクタ
    ハウジングの内部に後面から挿入され、このコネクタハ
    ウジングの後面にカバーが被着されるようにしたものに
    おいて、 前記コネクタハウジングと前記カバーとの対向面には、
    前記取付枠を含むほぼ方形の環状領域を弾性的に挟持可
    能なほぼ方形の環状をなすシールリングがそれぞれ装着
    されているとともに、 前記コネクタハウジングとカバーとの間には、このカバ
    ーを被着状態にロックするためのロック手段が4つの側
    面においてそれぞれ設けられており、 かつ、前記カバーの一側面には、前記シールリングの嵌
    着位置よりも前記コネクタハウジング側へ出っ張った位
    置に、前記端末配線部が折曲される前の前記フラットケ
    ーブルの端末が挿入される挿入口が形成され、 この挿入口の形成された前記カバーの側面では、前記挿
    入口の前記コネクタハウジングに寄った側の口縁に、前
    記ロック手段が設けられていることを特徴とするフラッ
    トケーブル用コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記カバーの前記コネクタハウジングと
    の対向面には、折曲された前記端末配線部を支持する支
    持板が突設されていることを特徴とする請求項1記載の
    フラットケーブル用コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記カバーの前記コネクタハウジングと
    の対向面には、前記フラットケーブルの取付枠に開口さ
    れた位置決め孔に嵌合可能な位置決めピンが、また前記
    支持板には、前記端末配線部に開口された位置決め孔に
    嵌合可能な位置決めピンがそれぞれ形成されていること
    を特徴とする請求項2記載のフラットケーブル用コネク
    タ。
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