JPH10190272A - シールドケース - Google Patents

シールドケース

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JPH10190272A
JPH10190272A JP35620296A JP35620296A JPH10190272A JP H10190272 A JPH10190272 A JP H10190272A JP 35620296 A JP35620296 A JP 35620296A JP 35620296 A JP35620296 A JP 35620296A JP H10190272 A JPH10190272 A JP H10190272A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lower cover
shield case
bent
claw
frame
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP35620296A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroto Kinuyama
弘人 衣山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
Priority to JP35620296A priority Critical patent/JPH10190272A/ja
Publication of JPH10190272A publication Critical patent/JPH10190272A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カバ−が枠体から外れにくく、またカバ−と
枠体の接触が安定したシ−ルドケ−スを提供する。 【解決手段】 枠体に嵌合するカバ−の外周に、嵌合爪
を設けるとともに前記嵌合爪の延在方向とは反対方向に
延在して回路基板に取り付けるための取り付け脚を設
け、前記枠体には、前記取り付け脚に対向して折り曲げ
爪を設け、前記折り曲げ爪を折り曲げて、前記取り付け
脚の近傍のカバ−の閉塞面部に当接した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チュ−ナ等のシ−
ルドケ−スに関わり、さらには、テレビセット内に収納
された回路基板(以下、マザ−基板という)に取り付け
られるチュ−ナに用いて好適なシ−ルドケ−スに関わ
る。
【0002】
【従来の技術】マザ−基板に取り付けられるようになさ
れた従来のチュ−ナを、図3、図4を用いて説明する。
図3は従来のチュ−ナをマザ−基板に取り付けた状態を
示す側面図、図4は、図3におけるA−A線における要
部断面図である。図3、図4において、チュ−ナのシ−
ルドケ−ス1は、上下に開口2、3を有した四角状の枠
体4と、この開口2、3を塞ぐ上カバ−5、下カバ−6
とからなっており、図示しないが、このシ−ルドケ−ス
1内には、回路基板が収納されている。
【0003】上カバ−5、下カバ−6の外周には、これ
ら上カバ−5、下カバ−6の閉塞面部7、8に対してほ
ぼ直角に折り曲げられた嵌合爪9が形成されており、閉
塞面部7、8が枠体4の開口2、3を塞ぐとともに嵌合
爪9が枠体の外側面に嵌合するようになっている。
【0004】また、下カバ−6の外周には、嵌合爪9と
は別に、この嵌合爪9の延在方向とは反対方向に延在し
て折り曲げられた取り付け脚10が形成されている。さ
らに、枠体4には、図示しないアンテナからの信号を受
けるコネクタ11およびテレビセット内の回路と接続す
るための信号端子12等が取り付けられている。
【0005】そして、シ−ルドケ−ス1は、図3、図4
に示すように、下カバ−6がマザ−基板13に対向する
状態で搭載され、この取り付け脚10と信号端子12等
とはマザ−基板13の孔14に挿通され、取り付け脚1
0はマザ−基板13上の図示しない接地用の導体パタ−
ンにはんだ接続され、信号端子12等はマザ−基板13
上の図示しない信号用の導体パタ−ン等にはんだ接続さ
れる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来のシ
−ルドケ−ス1では、マザ−基板13に取り付けるため
の取り付け脚10は、嵌合爪9の折り曲げ方向とは反対
方向に、即ち、図3に示すように、枠体4の開口端面1
6から離間する方向に折り曲げられているので、下カバ
−6を枠体4に取り付けた際、枠体4の開口端面16近
傍における取り付け脚10の折り曲げ部15が、開口端
面16から離れるように反って、取り付け脚10の折り
曲げ部15と枠体4の開口端面16との間にスキマを生
じたり、また、折り曲げ部15が開口端面16に接触し
たとしても接触圧が弱く、その接触状態が不安定となっ
てノイズが発生するという問題があった。また、下カバ
−6は、取り付け脚10を設けたために、その分、嵌合
爪9の数が少なくなり、枠体4との嵌合強度が低下し、
下カバ−6が枠体4から外れ易いという問題があった。
そこで、本発明は、下カバ−6が枠体4から外れにく
く、また下カバ−6と枠体4の接触が安定したシ−ルド
ケ−スを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明のシ−ルドケ−スは、枠体に嵌合するカバ−
の外周に、嵌合爪を設けるとともに前記嵌合爪の延在方
向とは反対方向に延在して回路基板に取り付けるための
取り付け脚を設け、前記枠体には、前記取り付け脚に対
向して折り曲げ爪を設け、前記折り曲げ爪を折り曲げ
て、前記取り付け脚の近傍のカバ−の閉塞面部に当接し
た。
【0008】また、本発明のシ−ルドケ−スは、前記取
り付け脚の近傍の前記閉塞面部に、凹部を形成し、前記
折り曲げ爪を前記凹部に当接した。
【0009】また、本発明のシ−ルドケ−スは、前記取
り付け脚には孔を有する基部を形成し、前記孔に対向し
て、前記閉塞面部に前記凹部を形成するとともに、前記
枠体の前記折り曲げ爪を、前記孔に位置させて形成し
た。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1および
図2により説明する。図1は、本発明のシ−ルドケ−ス
の分解斜視図、図2は図1のB−B線における要部断面
図である。なお、図1、図2では、下カバ−を上側にし
て示し、また、上カバ−5の図示を省略してある。これ
らの図において、従来の構成と同じ構成には同一符号を
付してその説明を省略する。
【0011】図1、図2において、シ−ルドケ−ス21
は、上下に開口2、3を有した四角状の枠体22と、こ
の開口2、3を塞ぐ上カバ−5(図示せず)、下カバ−
23とからなり、従来のシ−ルドケ−スと同様に下カバ
−23に形成された取り付け脚24によってマザ−基板
13に取り付けられる。
【0012】下カバ−23に形成された取り付け脚24
は、嵌合爪9が折り曲げられた方向とは反対方向に延在
して折り曲げられている。取り付け脚24は、幅広の基
部25と幅狭の先端部26とからなり、基部25には孔
27が形成されている。また、下カバ−23の閉塞面部
8には、取り付け脚24が形成された位置の近傍、例え
ば、この孔27に対向した位置に、閉塞面部8よりも低
くなってシ−ルドケ−ス21の内方に突出する凹部28
が形成されている。取り付け脚24の基部25の内側に
位置する凹部28の側端部29は、下カバ−23が枠体
22に組み合わされた際、枠体22の内側に位置するよ
うになっており、また、凹部28の幅は、孔27の幅に
ほぼ等しくなっている。さらに、取り付け脚24の基部
25の両側に位置する下カバ−23の側端部30は枠体
22の開口端面16上に重なるように、開口端面16に
沿って延在している。なお、この側端部30を設けるこ
となく、基部25に隣接して嵌合爪9を形成してもよ
い。
【0013】一方、枠体22には、下カバ−23に形成
した取り付け脚24の位置に対向して、二つの切り溝3
1によって形成された折り曲げ爪32が設けられてい
る。そして、下カバ−23を枠体22に嵌合した際に、
枠体22の折り曲げ爪32を、取り付け脚24の基部2
5に形成した孔27の下側から凹部28上に突出させ、
凹部28側に折り曲げるとともに凹部28に当接させ
る。また、折り曲げ爪32は孔27に折り曲げ用の治具
(図示せず)を挿入することで容易に折り曲げることが
できる。
【0014】この結果、凹部28は折り曲げ爪32によ
って枠体22の内方に押圧され、取り付け脚24の根本
部分の折り曲げ部15およびその両側の側端部30は枠
体22の開口端面16に確実に接触する。また、折り曲
げ爪32を折り曲げているので下カバ−23は枠体22
から外れることがない。また、凹部28は下カバ−23
の閉塞面部8の他の部分よりも低くなっているので、折
り曲げ爪32を凹部28に折り曲げ当接しても、折り曲
げられた折り曲げ爪32は下カバ−の閉塞面部8の他の
部分よりもカシメ爪32が高くなることがない。
【0015】このようにして組み立てられたシ−ルドケ
−ス21は、マザ−基板13に取り付けられるが、この
際、下カバ−23の取り付け脚24の先端部26がマザ
−基板13の孔14に挿通され、基部25はシ−ルドケ
−ス21の取り付け高さの位置決めとなる。
【0016】なお、取り付け脚24を設ける位置や数に
ついては、特に説明しなかったが、下カバ−23の4辺
に各一個乃至二個を適宜の間隔で設ければ充分な嵌合強
度が得られる。
【0017】
【発明の効果】以上のように、本発明のシ−ルドケ−ス
は、枠体に嵌合するカバ−の外周に、嵌合爪の延在方向
とは反対方向に延在して回路基板に取り付けるための取
り付け脚を設け、枠体には、この取り付け脚に対向して
折り曲げ爪を設け、折り曲げ爪を折り曲げて、取り付け
脚の近傍のカバ−の閉塞面部に当接したので、凹部は折
り曲げ爪によって枠体の内方に押圧され、取り付け脚の
基部の折り曲げ部およびその両側の側端部は枠体の開口
端面に確実に接触し、いわゆる接触ノイズが発生するこ
とはない。また、折り曲げ爪を折り曲げているのでカバ
−は枠体から外れることがない。
【0018】また、本発明のシ−ルドケ−スは、取り付
け脚の近傍の閉塞面部に、凹部を形成し、折り曲げ爪を
凹部に当接したので、折り曲げ爪を凹部に折り曲げ当接
してもカバ−の主面よりも折り曲げ爪が高くなることが
なく、シ−ルドケ−スをマザ−基板に取り付た場合に取
り付け高さが高くなることがない。
【0019】また、本発明のシ−ルドケ−スは、取り付
け脚には孔を有する基部を形成し、孔に対向して、閉塞
面部に凹部を形成するとともに、枠体の折り曲げ爪を、
取り付け脚の基部の孔に位置させて形成したので、折り
曲げ爪は、孔に折り曲げ用の治具を挿入することで容易
に折り曲げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシ−ルドケ−スの分解斜視図である。
【図2】図1のB−B要部断面図である。
【図3】従来のシ−ルドケ−スの側面図である。
【図4】図3のA−A要部断面図である。
【符号の説明】
1.21 シ−ルドケ−ス 2.3 開口 4.22 枠体 5 上カバ− 6.23 下カバ− 7.8 閉塞面部 9 嵌合爪 10.24 取り付け脚 11 コネクタ 12 信号端子 13 マザ−基板 14 孔 15 折り曲げ部 16 開口端面 25 基部 26 先端部 27 孔 28 凹部 29.30 側端部 31 切り溝 32 折り曲げ爪

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枠体に嵌合するカバ−の外周に、嵌合爪
    を設けるとともに前記嵌合爪の延在方向とは反対方向に
    延在して回路基板に取り付けるための取り付け脚を設
    け、前記枠体には、前記取り付け脚に対向して折り曲げ
    爪を設け、前記折り曲げ爪を折り曲げて、前記取り付け
    脚の近傍のカバ−の閉塞面部に当接したことを特徴とす
    るシ−ルドケ−ス。
  2. 【請求項2】 前記取り付け脚の近傍の前記閉塞面部
    に、凹部を形成し、前記折り曲げ爪を前記凹部に当接し
    たことを特徴とする請求項1記載のシ−ルドケ−ス。
  3. 【請求項3】 前記取り付け脚には孔を有する基部を形
    成し、前記孔に対向して、前記閉塞面部に前記凹部を形
    成するとともに、前記枠体の前記折り曲げ爪を、前記孔
    に位置させて形成したことを特徴とする請求項2記載の
    シ−ルドケ−ス。
JP35620296A 1996-12-25 1996-12-25 シールドケース Withdrawn JPH10190272A (ja)

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JP35620296A JPH10190272A (ja) 1996-12-25 1996-12-25 シールドケース

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ID=18447852

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JP35620296A Withdrawn JPH10190272A (ja) 1996-12-25 1996-12-25 シールドケース

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100299533B1 (ko) * 1998-09-15 2001-10-27 구본준, 론 위라하디락사 액정표시장치
KR100514561B1 (ko) * 2001-11-12 2005-09-14 닛본 덴끼 가부시끼가이샤 전자 장치용 하우징
JP2010016186A (ja) * 2008-07-03 2010-01-21 Pioneer Electronic Corp シールド取り外し構造

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KR100299533B1 (ko) * 1998-09-15 2001-10-27 구본준, 론 위라하디락사 액정표시장치
KR100514561B1 (ko) * 2001-11-12 2005-09-14 닛본 덴끼 가부시끼가이샤 전자 장치용 하우징
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040302