JP2001273949A - 電気コネクタ - Google Patents
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- H01R12/51—Fixed connections for rigid printed circuits or like structures
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- H01R12/57—Fixed connections for rigid printed circuits or like structures characterised by the terminals surface mounting terminals
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- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
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Abstract
れるコネクタとを、嵌合時での嵌合方向寸法を小型化し
かつ導入嵌合しやすいものとすることを目的とする。 【解決手段】 ハウジング外に突出せる接触子の脚部4
2に形成された接続部42Aにて回路基板P2等へ表面
実装されている相手コネクタ30を受け入れる嵌合空間
14がハウジング11の周壁部13によって形成され、
該周壁部13の前面に開口せる開口縁に、上記相手コネ
クタ30の嵌合導入のための導入斜面18が設けられて
いる電気コネクタ10において、周壁部の前面が、相手
コネクタの上記脚部に対応する部位X1以外の部位で、
嵌合完了時における嵌合方向Zでの上記相手コネクタ3
0の脚部42の範囲にまで及ぶ導入部17を有し、該導
入部17の内縁に導入斜面18が形成されている。
Description
に、回路基板等に表面実装(SMT)された相手コネク
タと嵌合するコネクタに関する。
開平8−148240に開示されているものが知られて
いる。
ごとく、嵌合する二つのコネクタ50,60が、ともに
回路基板55,65へ表面実装されている。一方のコネ
クタ50の接触子51はハウジング52の取付面位置で
屈曲されている略L字状をなし、接続部51Aはハウジ
ング外で取付面に沿って延出している。他方のコネクタ
60の接触子61はハウジング62の取付面位置でU字
状に屈曲され、該取付面に沿った部分で接続部61Aが
形成されている。
れの接続部51A,61Aが半田により回路基板55,
65の回路部55A,65Aに接続(表面実装)され
る。
ハウジング52に形成された嵌合空間53と突部54
が、他方のコネクタのハウジング62に形成された壁部
63と嵌合空間64に対応して嵌合される。嵌合開始時
には、縁部に形成された導入斜面50A,60Aにて、
いわゆる「さそい込み」による導入がなされ、嵌合を確
実なものとする。
のコネクタは、一方のみではなく、両方コネクタ共に回
路基板へ表面実装されることが多く、両回路基板の間隔
が少しでも小さい方が、これらを用いる装置の小型化の
上で好ましく、又、強く要望されている。換言すれば、
両コネクタの嵌合時の高さ寸法を小さくすることが必要
となる。
コネクタにあっては、一方のコネクタ50に対して、他
方のコネクタ60が同図で二点鎖線で示されているよう
に嵌合がなされても、一方のコネクタ50の上面と相手
方の回路基板65の面との間が距離Hだけ大きくあいて
しまい、その分だけ装置の小型化には貢献しない。
で、又、両コネクタが回路基板に実装されている状態で
嵌合させることが多いので、互いの位置出しが行いにく
く、小型化を図らんがために上記導入斜面を小さくして
しまうことはできない。
そい込み」のための導入斜面を十分確保しつつも、小型
化を可能とする表面実装のための電気コネクタを提供す
ることを目的とする。
タは、ハウジング外に突出せる接触子の脚部に形成され
た接続部にて回路基板等へ表面実装されている相手コネ
クタを受け入れる嵌合空間がハウジングの周壁部によっ
て形成され、該周壁部の前面に開口せる開口縁に、上記
相手コネクタの嵌合導入のための導入斜面が設けられて
いる。
周壁部の前面が、相手コネクタの上記脚部に対応する部
位以外の部位で、嵌合完了時における嵌合方向での上記
相手コネクタの脚部の範囲にまで及ぶ導入部を有し、該
導入部の内縁に導入斜面が形成されていることを特徴と
している。
タの導入部が嵌合方向で相手コネクタの脚部の範囲にま
で及んでいるので、相手コネクタの回路基板に至近す
る。その結果、その分だけ装置として小型化し、かつ導
入斜面が十分に確保されることとなる。
方向にて配列域外に設けられているようにすることがで
きる。この導入部は接触子の配列方向とこれに直角な方
向とに延びる部分とを有していることが望ましい。その
場合、導入部は、接触子の配列方向でハウジングの両端
側に、嵌合方向から見てコ字状をなすように設けられて
いることとすることができる。
り、嵌合方向に対し直角な面にて、導入部を広い範囲で
確保できる。もともと、この部分には、嵌合空間形成の
ための周壁部が存在するので、この周壁部を利用でき、
上記面内で幅方向に大型化することはない。
は、導入部以外での前面が同一レベルに位置しているこ
とが望ましい。こうすることにより、吸着具を用いた自
動実装組立時の吸引搬送の際、吸着具の前面が上記同一
レベルの面に当接し易くなり、搬送中のコネクタの姿勢
が安定する。
発明のコネクタも表面実装型のときには、本発明の特徴
が十分に発揮されて、互いのコネクタが取りつけられて
いる回路基板が存在しているが故の嵌合しずらさが解消
される。
けることも、あるいは両コネクタに設けることもでき
る。すなわち、一方のコネクタが、ハウジング外に突出
せる接触子の脚部に形成された接続部にて回路基板等へ
表面実装されている他方のコネクタを受け入れる嵌合空
間をハウジングの周壁部によって形成し、上記一方のコ
ネクタのハウジングの周壁部の前面に開口せる開口縁又
は他方のコネクタのハウジングの外周縁に、両コネクタ
の相互の嵌合導入のための導入斜面が設けられている電
気コネクタにおいて、一方のコネクタのハウジングの周
壁面の前面が、他方のコネクタの上記脚部に対応する部
位以外の部位で、嵌合完了時における嵌合方向での上記
他方のコネクタの脚部の範囲にまで及ぶ導入部を有して
いることを特徴とするようにできる。
にもとづき、本発明の実施の形態を説明する。図1は本
実施形態のコネクタの斜視図で、方向性を判りやすくす
るために直交座標XYZが設定されており、図2は図1
のコネクタと相手コネクタとを示す正面図(図1でY方
向から見た図)、図3は図2のコネクタを側方から見た
断面図(YZ面での断面図)である。
ネクタ10は、ハウジング11の外形が比較的薄型でX
Y面に広がる略直方体をなしており、中央に島状の突部
12を有している。
周壁部13との間に、該突部12をとり囲むようにして
Z方向に開口せる凹部をなす嵌合空間14が形成されて
いる。該嵌合空間14は、図2に見られる相手コネクタ
30が嵌合する空間として機能する。
て複数の接触20がX方向に配列されるように植設され
ている。接触子20はYZ面に拡がる金属シートから抜
き加工により作られている。配列の接触子20は、図3
によく見られるように、同一に作られていて対称となる
ように位置づけられており、中央に固定部21、外側に
脚部22、そしてその端部に接続部22A、さらに内側
に接触部をもつ弾性腕部23を有している。上記固定部
21は縦方向にほぼまっすぐに延びており、その縁部に
は係止突起21Aを有している。脚部22はハウジング
外へ横方向に延びクランク状に屈曲した形状をなして、
その端部をなす接続部22Aがハウジングのほぼ底面と
同じか、もしくは若干下方に位置している。又、弾性腕
部23は固定部21の基部からハウジングの内方へ延び
た後にC状に湾曲し、その先端部に接触部24を有して
いる。かかる接触子20の接続部22Aは、コネクタ1
0が回路基板P1に配置された後に、半田等により回路
基板P1の対応回路部と接続される。
めの収容溝15が形成されている。この収容溝15は、
周壁面13の下部にて下方へ開口するよう形成されて、
接触子20の固定部21、脚部22そして弾性腕部23
の三つの部分が連結されている領域を収容する入口部1
5Aと、接触子20の固定部21が圧入される固定溝部
15Bと、弾性腕部23の弾性変形を許容する空間を提
供するように突部12に形成された開放溝部15Cとを
有している。このような収容溝15のそれぞれに、上記
の接触子20が下方から収容される。該接触子20の固
定部21は固定溝部15B内へ圧入され、その係止突起
21Aが溝内面に喰い込むことにより、抜けが防止され
る。上記接触子20の接触部24は、ハウジングの凹部
14内へ突出している。
は、接触子20の配列方向、すなわちX方向にて、該接
触子20列の植設範囲である配列域X1内の平面16に
対し、この配列域X1外では該平面16よりもZ方向に
突出して導入部17を形成している。該導入部17は、
XY平面としてみたときに、ハウジング11のX方向両
端部で「コ」字状に形成されており、その内縁には、上
記平面16のレベル以上に深く進入して導入斜面18が
形成されている。
30は、回路基板へ表面実装される、いわゆるSMTコ
ネクタとして作られており、ハウジング31の外形面3
2が上記コネクタ10のハウジング11の嵌合空間14
の対応内面に合致するように形成され、中央部には、コ
ネクタ10の突部12を受入れる凹部33が形成されい
ている。該凹部33の内側面には、接触子40が植接さ
れている。接触子40は、上記コネクタ10の接触子2
0と同様に金属シートを抜き加工して作られており、上
記ハウジング31の凹部33の内面で支持される接触部
41と、凹部33の奥部位置で屈曲されてハウジングへ
延出する脚部42とを有している。該脚部42は、ハウ
ジング外へ横方向に延びクランク状に屈曲した形状をな
して、その端部をなす接続部42Aがハウジング31の
底面31A(図にて上面)とほぼ同一レベルもしくは若
干上方に位置している。かかる相手コネクタ30は、上
記ハウジングの底面31が回路基板P2上に配置され、
接続部42Aが対応回路部と半田等により接続され、い
わゆる表面実装がなされる。
は、上記コネクタ10に嵌合される。所定位置まで嵌合
されると、コネクタ10の接触子の配列域X1外にある
導入部17は、図3の二点鎖線に見られるように、嵌合
方向であるZ方向にて相手コネクタ30の上記脚部42
の範囲にまで及んでいる。したがって、この導入部17
の上面は相手コネクタ30側の回路基板Pの面に至近し
ている。なお、導入部17は、接続部42Aの範囲にま
で及んでいると、導入部17の上面は相手コネクタ30
側の回路基板P2の面に最も至近する。
にこのような位置関係をもてるように作られており、し
たがって、導入斜面18も大きく確保できる。これは、
大きな導入斜面18にて相手コネクタ30を容易に導入
し、いわゆる「さそい込み」が簡単になされ、あるいは
導入斜面18がそれ程大きく必要としないときには、Z
方向にコネクタを小型化することができることを意味す
る。上記さそい込みを容易にすることは、特に両コネク
タが回路基板に取りつけれている状態で嵌合するときに
は、嵌合がきわめてやりずらいので、非常に大切なこと
であり、又、上記Z方向に小型化することは、この種の
コネクタを用いる機器の小型化にとって重要なことであ
る。
配列域X1内では、周壁部13の平面(上面)16と突
部12の上面とは一つの延長平面内にある。したがっ
て、コネクタ10を回路基板への表面実装の際に吸着具
によって搬送するとき、上記突部12へ吸着具の吸着口
を当てても、該吸着具の他の部分に対して周壁部13が
障害とならず、むしろ同一面にあるために当接支持さ
れ、搬送中のコネクタの姿勢が安定する。なお、このコ
ネクタには、突部12は必須ではなく、ハウジングが周
壁部と相手コネクタを受入れる凹部を有していれば、十
分である。
ず、変形可能である。相手コネクタのさそい込みを行う
導入斜面を当該コネクタのハウジングの導入部に設けな
くとも、この導入斜面を相手コネクタに設けてもよい。
勿論、この導入部と相手コネクタの接触子の脚部との嵌
合方向(Z方向)における位置関係は図1ないし図3の
ものと同様である。図4はかかる形態のコネクタ10の
導入部17と相手コネクタ30のハウジング31に形成
された導入斜面31Bとを示している。かかる導入斜面
は、両コネクタに設けることもできる。
形態において、導入斜面は、嵌合方向でみたときに導入
部「コ」字状をなしているときに、どの辺に設けられて
いても良い。又、本実施形態では、接触子は金属シート
から抜き加工により作られているが、曲げ加工により作
られたものでも良いことは勿論である。
面実装される相手コネクタの脚部に対応する部位以外の
部位で、嵌合方向での該脚部の範囲にまで及んでハウジ
ングの導入部を形成し、ここに導入嵌合部を形成し、も
しくは相手方のハウジングに対応導入斜面を形成するこ
ととしたので、嵌合方向で大型化することなく導入斜面
を大きく確保でき、導入嵌合がきわめて行いやすい。換
言すれば、導入斜面を従来と同じ大きさに留めるなら
ば、嵌合方向での小型化が可能となる。さらには、導入
部の前面は相手コネクタ側の回路基板の面に至近するの
で、嵌合時のふらつきは小さくなり、安定した嵌合を期
することができる。
る。
す図1でのY方向から見た図である。
す、導入部におけるYZ面での断面図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 ハウジング外に突出せる接触子の脚部に
形成された接続部にて回路基板等へ表面実装されている
相手コネクタを受け入れる嵌合空間がハウジングの周壁
部によって形成され、該周壁部の前面に開口せる開口縁
に、上記相手コネクタの嵌合導入のための導入斜面が設
けられている電気コネクタにおいて、周壁部の前面が、
相手コネクタの上記脚部に対応する部位以外の部位で、
嵌合完了時における嵌合方向での上記相手コネクタの脚
部の範囲にまで及ぶ導入部を有し、該導入部の内縁に導
入斜面が形成されていることを特徴とする電気コネク
タ。 - 【請求項2】 導入部は、接触子の配列方向にて配列域
外に設けられていることとする請求項1に記載の電気コ
ネクタ。 - 【請求項3】 導入部は接触子の配列方向とこれに直角
な方向とに延びる部分とを有していることとする請求項
1又は請求項2に記載の電気コネクタ。 - 【請求項4】 導入部は、接触子の配列方向でハウジン
グの両端側に、嵌合方向から見てコ字状をなすように設
けられていることとする請求項3に記載の電気コネク
タ。 - 【請求項5】 ハウジングは、導入部以外での前面が同
一レベルに位置していることとする請求項1に記載の電
気コネクタ。 - 【請求項6】 コネクタが表面実装型のコネクタである
こととする請求項1に記載の電気コネクタ。 - 【請求項7】 一方のコネクタが、ハウジング外に突出
せる接触子の脚部に形成された接続部にて回路基板等へ
表面実装されている他方のコネクタを受け入れる嵌合空
間をハウジングの周壁部によって形成し、上記一方のコ
ネクタのハウジングの周壁部の前面に開口せる開口縁又
は他方のコネクタのハウジングの外周縁に、両コネクタ
の相互の嵌合導入のための導入斜面が設けられている電
気コネクタにおいて、一方のコネクタのハウジングの周
壁面の前面が、他方のコネクタの上記脚部に対応する部
位以外の部位で、嵌合完了時における嵌合方向での上記
他方のコネクタの脚部の範囲にまで及ぶ導入部を有して
いることを特徴とする電気コネクタ。
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