JP3480148B2 - 車両用パワーウインドウ装置 - Google Patents

車両用パワーウインドウ装置

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JP3480148B2
JP3480148B2 JP24366395A JP24366395A JP3480148B2 JP 3480148 B2 JP3480148 B2 JP 3480148B2 JP 24366395 A JP24366395 A JP 24366395A JP 24366395 A JP24366395 A JP 24366395A JP 3480148 B2 JP3480148 B2 JP 3480148B2
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良彦 坂巻
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Mitsubishi Fuso Truck and Bus Corp
Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
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Mitsubishi Fuso Truck and Bus Corp
Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の窓ガラスを
モータにより昇降させるパワーウインドウ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用パワーウインドウ装置は、
特開平1−121485号公報に例示されているよう
に、運転席側方のフロントドアに各窓ガラスを昇降させ
るための操作スイッチが集中的に配置され、窓ガラスの
昇降速度を操作スイッチの操作量に応じて変化させるこ
とにより、窓ガラス昇降の便利性を向上させるようにし
ているが、この場合には、各操作スイッチがそれぞれ同
一形状であり、かつ、各操作スイッチが相互に近接して
配置されているので、車両の運転中に運転者が手探りで
特定のスイッチを迅速に見いだすことは比較的困難であ
り、また、煩雑でもあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、とくに車両
の運転席における窓ガラスの昇降を、運転者自身が容易
に調整できるパワーウインドウ装置を提供しようとする
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため、本発明にかか
る車両用パワーウインドウ装置は、操作板上に配置され
て運転席窓ガラスの開閉を任意の度合いに調整する筒状
もしくは柱状の回動式第1パワーウインドウスイッチ
と、上記第1パワーウインドウスイッチに近接して上記
操作板上に配置され上記運転席窓ガラス以外の窓ガラス
の開閉を調整する角形の第2パワーウインドウスイッチ
と、上記第1パワーウインドウスイッチの近傍あるいは
内部に配置され上方からの1回毎の押し込みにより上記
運転席窓ガラスをそれぞれ所定量ずつ開くセルフリター
ン式プッシュスイッチとをそなえている。
【0005】すなわち、運転席窓ガラスの開閉を任意の
度合いに調整する第1パワーウインドウスイッチが筒状
もしくは柱状で、運転席窓ガラス以外の窓ガラスの開閉
を調整する第2パワーウインドウスイッチが角形であっ
て、両パワーウインドウスイッチの形状が異なっている
ため、両パワーウインドウスイッチが近接して配置され
ていても、車両の運転者はきわめて容易に第1パワーウ
インドウスイッチを探し当てることができ、従って、運
転席窓ガラスの開閉を所望の度合いに容易に調整するこ
とができると共に、第1パワーウインドウスイッチの近
傍あるいは内部に配置されたセルフリターン式プッシュ
スイッチを上方から1回押し込む度に運転席窓ガラスを
所定量ずつ開くことができるので、セルフリターン式プ
ッシュスイッチの押し込み回数に応じて運転席窓ガラス
の開度を微調整することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す本発明の実施形
態例について説明する。車両の運転席側方におけるフロ
ントドア1の内面に、運転席窓ガラス2の開閉を調整す
るパワーウインドウスイッチ3と、その他の図示しない
窓ガラスの開閉をそれぞれ調整するパワーウインドウス
イッチ4、5、6とが、操作板7上で相互に近接して配
置され、パワーウインドウスイッチ4、5、6が通常の
ように角形であるのに対し、パワーウインドウスイッチ
3は操作板7から上方へ円筒状に突出しており、パワー
ウインドウスイッチ3の内部には、プッシュスイッチ8
がパワーウインドウスイッチ3とほぼ同じ高さとなるよ
うに配置されている。
【0007】パワーウインドウスイッチ3は既知のセル
フリターン式ロータリースイッチであって、パワーウイ
ンドウスイッチ3を図4にそれぞれ示すその中立位置1
0から図2〜図4の時計方向へ回動させれば(MANU
AL DOWN)、コントローラ11がパワーウインド
ウスイッチ3からの電気信号を受けて、フロントドア1
に内蔵されたモータ12を作動させることにより、運転
席窓ガラス2を下降させる、すなわち、開くようにす
る。
【0008】また、パワーウインドウスイッチ3をその
中立位置10から図2〜図4の反時計方向へ回動させれ
ば(MANUAL UP)、コントローラ11がパワー
ウインドウスイッチ3からの電気信号を受けてモータ1
2を作動させることにより、運転席窓ガラス2を上昇さ
せる、すなわち、閉じるようにする。
【0009】しかも、パワーウインドウスイッチ3のそ
れぞれの回動量が大きいほど、コントローラ11が回路
の抵抗値を変化させてモータ12を作動制御することに
より、運転席窓ガラス2の昇降速度がそれぞれ大きくな
るように調節され、パワーウインドウスイッチ3を回動
させている間中、モータ12の作動による運転席窓ガラ
ス2の上記昇降動作がそれぞれ継続し、パワーウインド
ウスイッチ3から手を離せば、パワーウインドウスイッ
チ3は自動的にその中立位置10へ戻って、運転席窓ガ
ラス2の開閉動作が停止するように構成されている。
【0010】さらに、パワーウインドウスイッチ3を図
4にそれぞれ示す右端位置13にまで回動させると(A
UTO DOWN)、コントローラ11がパワーウイン
ドウスイッチ3からの電気信号を受けてモータ12を作
動させることにより、運転席窓ガラス2を自動的に設定
速度で最後まで下降させて全開し、また、パワーウイン
ドウスイッチ3を図4にそれぞれ示す左端位置14にま
で回動させると(AUTO UP)、コントローラ11
がパワーウインドウスイッチ3からの電気信号を受けて
モータ12を作動させることにより、運転席窓ガラス2
を自動的に設定速度で最後まで上昇させて全閉する。
【0011】プッシュスイッチ8は既知のセルフリター
ン式スイッチであって、プッシュスイッチ8を図3に示
すその中立状態から下方へ押し込んで、図4に示されて
いるように閉じると(PUSH DOWN)、コントロ
ーラ11がプッシュスイッチ8からの電気信号を受けて
モータ12を作動させることにより、運転席窓ガラス2
をそのときの開閉位置から所定の小間隔、例えば、10
mm下降させて少し開くようにし、プッシュスイッチ8
から手を離せばプッシュスイッチ8は自動的にその中立
状態へ戻るので、プッシュスイッチ8を再度下方へ押し
込めば(PUSH DOWN)、上記と同様にして、運
転席窓ガラス2をさらに前記小間隔だけ下降させて一層
開くように構成されており、これらの適当な繰り返し等
により運転席窓ガラス2の開度を必要に応じて微調整す
ることができる。
【0012】上記装置においては、運転席側方のパワー
ウインドウスイッチ3が操作板7から上方に突出した円
筒状となっていて、他のパワーウインドウスイッチ4、
5、6と形状が全く異なっているため、各パワーウイン
ドウスイッチ3、4、5、6が相互に近接して集中的に
配置されていても、運転席窓ガラス2の開閉を調整する
パワーウインドウスイッチ3を運転者が手探りで容易に
選択することができるので、車両の運転中であってもパ
ワーウインドウスイッチ3の選定が簡単であって、運転
席窓ガラス2の開閉操作を楽に、かつ、迅速に行うこと
ができ、大層便利である。
【0013】また、パワーウインドウスイッチ3の回動
方向により運転席窓ガラス2を下降または上昇させてそ
れぞれ開閉すると共に、パワーウインドウスイッチ3の
回動量により運転席窓ガラス2の開閉速度をそれぞれ自
由に調節することができ、しかも、パワーウインドウス
イッチ3を図4を右端位置13または左端位置14にま
で回動させることにより、運転席窓ガラス2をそれぞれ
一気に全開または全閉させることができるので、運転席
窓ガラス2の開閉調整が非常に容易となって、その取扱
いが楽となる。
【0014】さらに、パワーウインドウスイッチ3の内
部に配置されたプッシュスイッチ8をその中立状態から
下方へ押し込む毎に、運転席窓ガラス2を所定の小間
隔、例えば、10mmずつ下降させて少し開くことがで
きるので、雨天時の車両走行中や乗員の喫煙時等の際、
プッシュスイッチ8の簡単な操作により全閉されていた
運転席窓ガラス2をわずかに開いて、車内の換気を行う
等の処置が非常に簡単となり、この面からも運転席窓ガ
ラス2の取扱い性を改善することができる。
【0015】なお、上記実施形態例においては、プッシ
ュスイッチがパワーウインドウスイッチの内部に配置さ
れているが、このプッシュスイッチをパワーウインドウ
スイッチの周辺に配置することも可能であると共に、操
作板から上方に突出したセルフリターン式パワーウイン
ドウスイッチのつまみ部分を、それより下方の同スイッ
チ部分よりも大径とすれば、同スイッチに沿って操作板
の下方へごみ等が入り込むことをそのつまみ部分により
容易に制止することができるようになるものであり、ま
た、前記各実施形態例のつまみ部分を円柱状としてプッ
シュスイッチの配置を省略することも可能であり、さら
には、前記各実施形態例のつまみ部分を適宜の多角筒状
もしくは多角柱状等として、近接配置された他のパワー
ウインドウスイッチと形状が全く異なるようにしても、
それぞれ前記各実施形態例と同様な作用効果を奏するこ
とができるのはいうまでもない。
【0016】
【発明の効果】本発明にかかる車両用パワーウインドウ
装置にあっては、第1パワーウインドウスイッチと第2
パワーウインドウスイッチとの形状が異なっているた
め、両パワーウインドウスイッチが近接して配置されて
いても、車両の運転者はきわめて容易に第1パワーウイ
ンドウスイッチを探し当てることができ、従って、運転
席窓ガラスの開閉を所望の度合いに容易に調整すること
ができると共に、第1パワーウインドウスイッチの近傍
あるいは内部に配置されたセルフリターン式プッシュス
イッチの押し込み回数に応じて運転席窓ガラスの開度を
微調整することができるので、大層便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態例における斜視図。
【図2】上記実施形態例の要部上面拡大図。
【図3】上記要部の一部拡大斜視図。
【図4】上記実施形態例の制御系統図。
【符号の説明】
2 運転席窓ガラス 3 パワーウインドウスイッチ 7 操作板 8 プッシュスイッチ 10 中立位置 11 コントローラ 12 モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平4−31985(JP,U) 実開 昭61−101922(JP,U) 実開 平3−2520(JP,U) 実開 平7−21978(JP,U) 国際公開94/018684(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05F 15/16 B60J 1/17

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作板上に配置されて運転席窓ガラスの
    開閉を任意の度合いに調整する筒状もしくは柱状の回動
    第1パワーウインドウスイッチと、上記第1パワーウ
    インドウスイッチに近接して上記操作板上に配置され上
    記運転席窓ガラス以外の窓ガラスの開閉を調整する角形
    第2パワーウインドウスイッチと、上記第1パワーウ
    インドウスイッチの近傍あるいは内部に配置され上方か
    らの1回毎の押し込みにより上記運転席窓ガラスをそれ
    ぞれ所定量ずつ開くセルフリターン式プッシュスイッチ
    とをそなえた車両用パワーウインドウ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記第1パワーウイ
    ンドウスイッチがその中立位置から回動する方向に応じ
    たモータの作動により上記運転席窓ガラスをそれぞれ上
    昇または下降させ、かつ、上記第1パワーウインドウス
    イッチが上記中立位置から回動する量に応じ上記モータ
    の作動を制御して上記窓ガラスの昇降速度をそれぞれ調
    節するように構成された車両用パワーウインドウ装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、上記第1パワーウイ
    ンドウスイッチがセルフリターン式ロータリースイッチ
    である車両用パワーウインドウ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜請求項3のいずれかにおい
    て、上記第1パワーウインドウスイッチをそれぞれの方
    向に最大量回動させることにより、上記運転席窓ガラス
    が自動的にそれぞれ設定速度で全開または全閉するよう
    に構成された車両用パワーウインドウ装置。
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