JPH0520570Y2 - - Google Patents

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JPH0520570Y2
JPH0520570Y2 JP10448385U JP10448385U JPH0520570Y2 JP H0520570 Y2 JPH0520570 Y2 JP H0520570Y2 JP 10448385 U JP10448385 U JP 10448385U JP 10448385 U JP10448385 U JP 10448385U JP H0520570 Y2 JPH0520570 Y2 JP H0520570Y2
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air conditioning
conditioning control
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は車両用空調制御装置の操作器基体、特
に汎用化された操作器基体に関するものである。
[従来の技術] 近年、車両には空調装置が広く搭載されてお
り、一般にはその制御は車両運転席近傍のフロン
トパネルに設けられた空調制御装置により行われ
る。
第7図には従来の一般的な空調制御装置の操作
面が示されている。
図において、操作面10には、温風・冷風切替
用スライドノブ12、風量切替用スライドノブ1
4、吹出口切替用スライドノブ16、内外気切替
用スライドノブ18が配置され、各スライドノブ
12〜18の操作状態は意匠パネル20上の標識
により認識可能となつている。
すなわち、操作者は操作面10上の所定のスラ
イドノブを所望位置に設定することにより、空気
調和装置のダンパ位置を変更制御し、所望の車室
内空気調和状態を得ることができる。
第8図にはこのような従来のスライドノブ式空
調制御装置の内部機構が示されている。
すなわち、スライドノブ16,18は各々スラ
イドレバー軸支体21の軸受22,24に回動自
在に軸支されたスライドレバー26,28に連動
しており、該スライドノブ16,18の矢印A方
向への摺動は、スライドレバー26,28に設け
られた長孔26a,28aを介してスライドレバ
ー26,28の軸受22,24を中心とした回動
運動に変換される。
そして、各スライドレバー26,28の各中間
部にはケーブル30,32が接続されており、各
スライドレバー26,28の回動運動は該ケーブ
ル30,32を介して各々対応する空調装置内の
ダンパを所定位置に駆動する。
なお、図示例において、軸受22,24は支持
橋34によつて操作面10に強固に固定されてい
る。
従来におけるスライドノブ式空調制御装置は以
上のように構成されていたが、近年操作性あるい
は外観を改善した第9図から第11図に示すよう
な空調制御装置も一部高級車を中心として普及し
てきている。
第9図にはプツシユボタン及びスライドノブの
双方を使用した車両用空調制御装置の操作面が示
されており、第10図は該空調制御装置の上面図
である。
図において、操作面10には、各種風向設定を
行うプツシユボタン40及びエアコン切替用プツ
シユボタン42、内外気切替用プツシユボタン4
4が配置され、比較的無段階制御の要求の高い温
風・冷風切替及び風量切替は前記第7図と同様ス
ライドノブ12,14で制御することとしてい
る。
このような空調制御装置は、第10図からも明
らかなように、プツシユボタン40〜44はハウ
ジング46内に固定された基板48上のプツシユ
スイツチ50等と連動しており、またスライドノ
ブ12,14は各々ハウジングに設けられた軸受
52,54に軸支されたスライドレバー56,5
8と連結されている。
ここで、各スライドレバー56,58はその摺
動に伴い前記第7図に示した車両用空調制御装置
と同様にダンパをケーブルを介して制御すること
もできるが、場合によつてはハウジング46内に
スライドスイツチを設け、該スライドレバー5
6,58の摺動によりスライドスイツチの回路切
替を行うように構成することも行われている。
更に、第11図には空調制御装置の全操作機構
をプツシユボタンから構成したマイコン制御式車
両用空調制御装置の操作面が示されている。
図において、操作面10には、風量切替用プツ
シユボタン60、エアコン切替用プツシユボタン
62、吹出孔切替用プツシユボタン64、内外気
切替用プツシユボタン66及び温度設定用プツシ
ユボタン68が設けられており、所望のボタン操
作によりハウジング内基板上のスイツチ切替が行
われ、所定の車室内空気調和がマイコン機構によ
り自動的に行われる。
このようなプツシユボタン操作による空調制御
装置は、機構が複雑で高価となる反面、良好な操
作性が得られるという利点がある。
以上のように、近年車両用空調制御装置は多様
化しており、その取り付けられる車両のグレード
に応じて最適の装置選択を行うことが可能であ
る。
[考案が解決しようとする問題点] 従来技術の問題点 ところが、このような空調制御装置の多様化
は、装置構成部品の多品種化につながり、多品種
少量生産を行わざるを得ず、コスト高になるとと
もに、各部品の管理にも手数がかかるという問題
点があつた。
考案の目的 本考案は前述した従来技術の問題点に鑑みなさ
れたものであり、その目的は、各種空調制御装置
に汎用可能な操作器基体を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 前記目的を達成するために、本考案は、車両用
空調制御装置の車室側に設けられた操作面上のス
ライドノブまたはスイツチボタンの操作により所
望の車室内空気調和を行う車両用空調制御装置の
操作器基体において、前記各スイツチボタンと連
動する複数のプツシユスイツチが前記操作面に沿
つて複数個整列配置された基板を取り付けるため
に、前記操作面の奥行き方向近傍に操作面と平行
に形成されたプツシユスイツチ用基板取り付け部
と、前記スライドノブが固定される先端部が前記
プツシユスイツチ用基板取付部と同じ奥行方向位
置にくるよう、前記プツシユスイツチ用基板取付
部の上方および下方で、前記操作面から奥行方向
に所定距離を隔てて複数のスライドレバーを軸支
するスライドレバー軸支部と、が一体形成され、
単一の基体に対し、スライドレバーとプツシユス
イツチとを任意に組み合わせて取付可能としたこ
とを特徴とする。
[作用] 前記構成から明らかなように、本考案に係る車
両用空調制御装置の操作器基体によれば、スライ
ドノブ式車両用空調制御装置の操作器基体として
使用するときには、該操作器基体のスライドレバ
ー軸支部にスライドノブを先端に固定したスライ
ドレバーを軸支する。
また、プツシユボタン式車両用空調制御装置の
操作器基体として用いるときには、該操作器基体
のプツシユスイツチ用基板取付部にスイツチボタ
ンと連動したプツシユスイツチを載置する。
むろん、スライドノブ及びスイツチボタンの双
方を用いて操作する車両用空調制御装置にあつて
は、操作器基体のスライドレバー軸支部及びプツ
シユスイツチ用基板取付部にそれぞれスライドレ
バー及びプツシユスイツチを取り付けることも可
能である。
この結果、本考案に係る操作器基体は、あらゆ
る操作形態の車両用空調制御装置に使用可能とな
り、部品点数の削減を図ることができる。
[実施例] 以下、図面に基づいて本考案の好適な実施例を
説明する。
第1図には本考案の適用された車両用空調制御
装置の操作器基体が示されており、第2図はその
縦断面図を示す。
図において、操作器基体100は、プツシユス
イツチ用基板取付部102及びスライドレバー軸
支部104を含む。
本実施例において、プツシユスイツチ用基板取
付部102はその上下左右に操作面取付用のネジ
穴タブ106a,106b,106c,106d
を有する。ここで、ネジ穴タブ106aはプリン
ト基板固定用のネジ穴タブを兼用しており、該ネ
ジ穴タブにネジ止めされたプリント基板は、プツ
シユスイツチ用基板取付部102は逆L字状に形
成されたプリント基板係止片108に支持され
る。
更に、本実施例に係るプツシユスイツチ用基板
取付部102は、スライドレバー支持片110を
有し、該支持片110に設けられた摺動孔110
aによりスライドレバー軸支部104に軸支され
たスライドレバーは摺動可能に支持される。
なお、該スライドレバー支持片110とスライ
ドレバー112との間にはスライドレバー操作時
に適度の操作感を付与する節度機構が設けられる
ことが好適である。
また、本実施例において、スライドレバー軸支
部104は各々上下にスライドレバーを軸支可能
な軸受114,116を有し、該軸受114,1
16及びプツシユスイツチ用基板取付部102
は、支持橋118a,118b,118c,11
8dにより相互に連結されている。
そして、軸受114にはその下側に前記スライ
ドレバー112が、また軸受116にはその下側
にスライドレバー120がそれぞれ軸支されてい
る。
なお、本実施例においてスライドレバー11
2,120の回動運動を操作面上のスライドノブ
の直線運動に滑かに変換するため、各スライドレ
バー112,120の回動角度を減少させる必要
があり、更に該スライドレバーに直接ダンパ駆動
用のケーブルが接続された場合には梃の原理に基
づき少量のスライドノブ操作力によりダンパ駆動
を行う必要があるため、軸受114,116は操
作面(すなわちプツシユスイツチ用基板取付部1
02)から後方に所定距離を隔てて配置する必要
がある。
本実施例に係る操作器基体は以上のように構成
され、次に第3図及び第4図に基づきスライドノ
ブ式車両用空調制御装置に使用される状態を説明
する。
図において、操作器基体100には、前記7図
に示すように4個のスライドレバーが配置される
必要があり、第1図に示したスライドレバー11
2,120の外に更に2個のスライドレバー12
2,124が取付けられる。
すなわち、スライドレバー122,124は、
その回動中心に設けられた回動孔122a,12
4aを介して取付具126a,126bにより軸
受114,116に回動自在に軸支される。
この状態で、車両用空調制御装置の操作面12
8がネジ穴タブ106a〜106dのネジ穴を介
してネジ130a,130b,130c,130
dにより固定される。
ここで、スライドレバー122,124に関し
ては、操作器基体100自体には前記スライドレ
バー支持片110のごとき機構は設けられていな
いが、図示例において操作面128の摺動孔周域
には凹凸面を有するスライドレバー支持片132
a,132bが設けられており、各スライドレバ
ー122,124先端近傍に設けられた押えバネ
122b,124bの押圧作用によりスライドノ
ブ操作に適度な節度感を付与している。
更に、第5図及び第6図には本実施例に係る操
作器基体が、スライドノブ及びスイツチボタン双
方の操作により車室内空気調和を行う車両用空調
制御装置に使用された状態が示されている。
すなわち、図示例において、スイツチボタンと
連動したプツシユスイツチ133が固定されたプ
リント基板134が、ネジ136a,136bに
より操作面138に固定されており、該プリント
基板134は操作器基体100にネジ穴タブ10
6aに設けられたネジ穴を介してネジ130aに
より載置・固定されている。
従つて、図示例においてスライドレバー11
2,120及びプツシユスイツチを配したプリン
ト基板134は同一の操作器基体100に取付け
られており、本実施例に係る操作器基体100の
汎用性が極めて高いことが理解される。
なお、本実施例に係る操作器基体100はスラ
イドレバー112,120を取り外すことで、前
記第11図に示すごときマイコン制御式の空気制
御装置にも使用可能であることが言うまでもな
い。
更に、本実施例に係る操作器基体は、スライド
レバー中間部にケーブルを接続し、スライドノブ
操作により直接にダンパ駆動を行い得ることは勿
論、スライドレバーにスライドスイツチを連動さ
せ、ダンパ駆動はモータ機構等により行うように
構成することも好適である。
以上説明したように、本実施例に係る車両用空
調制御装置の操作器基体によれば、一の操作器基
体により各種の空調制御装置に使用可能である。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案に係る車両用空調
制御装置の操作器基体によれば、一の操作器基体
の各種の空調制御装置に使用することができるの
で、部品点数の増加を抑制しコスト低下を図るこ
とができるとともに、部品管理も容易となるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る操作器基体の好適な一実
施例を示す斜視図、第2図は第1図に係る操作器
基体の縦断面図、第3図は第1図に係る操作器基
体をスライドノブ式空調制御装置に適用する場合
の説明図、第4図は第3図に示した操作器基体の
縦断面図、第5図は第1図に係る操作器基体をプ
ツシユスイツチ及びスライドノブの双方使用式空
調制御装置に適用した状態の説明図、第6図は第
5図に示す操作器基体の縦断面図、第7図は従来
の一般的なスライドノブ式空調制御装置の操作面
の説明図、第8図は第7図に示す空調制御装置の
内部機構説明図、第9図は従来のプツシユボタン
及びスライドノブ双方使用式の車両用空調制御装
置の操作面の説明図、第10図は第9図に係る車
両用空調制御装置の上面図、第11図は従来のマ
イコン制御式車両用空調制御装置の操作面の説明
図である。 100……操作器基体、102……プツシユス
イツチ用基板取付部、104……スライドレバー
軸支部、112,120,122,124……ス
ライドレバー、128,138……操作面、13
4……プツシユスイツチが固定されたプリント基
板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車両用空調制御装置の車室側に設けられた操作
    面上のスライドノブまたはスイツチボタンの操作
    により所望の車室内空気調和を行う車両用空調制
    御装置の操作器基体において、 前記各スイツチボタンと連動する複数のプツシ
    ユスイツチが前記操作面に沿つて複数個整列配置
    された基板を取り付けるために、前記操作面の奥
    行き方向近傍に操作面と平行に形成されたプツシ
    ユスイツチ用基板取り付け部と、 前記スライドノブが固定される先端部が前記プ
    ツシユスイツチ用基板取付部と同じ奥行方向位置
    にくるよう、前記プツシユスイツチ用基板取付部
    の上方および下方で、前記操作面から奥行方向に
    所定距離を隔てて複数のスライドレバーを軸支す
    るスライドレバー軸支部と、が一体形成され、 単一の基体に対し、スライドレバーとプツシユ
    スイツチとを任意に組み合わせて取付可能とした
    ことを特徴とする車両用空調制御装置の操作器基
    体。
JP10448385U 1985-07-08 1985-07-08 Expired - Lifetime JPH0520570Y2 (ja)

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JPS6212515U JPS6212515U (ja) 1987-01-26
JPH0520570Y2 true JPH0520570Y2 (ja) 1993-05-27

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