JPS6233614Y2 - - Google Patents

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JPS6233614Y2
JPS6233614Y2 JP1981170200U JP17020081U JPS6233614Y2 JP S6233614 Y2 JPS6233614 Y2 JP S6233614Y2 JP 1981170200 U JP1981170200 U JP 1981170200U JP 17020081 U JP17020081 U JP 17020081U JP S6233614 Y2 JPS6233614 Y2 JP S6233614Y2
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lever
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controller
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JP1981170200U
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JPS5875110U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、自動車用空気調和装置のモード切換
え等を行なうコントローラの改良に関する。
(従来の技術) 自動車用空気調和装置は、車室内の環境を快適
にするため、温度、湿度、風速、空気清浄度及び
これらの分布をその使用目的に適した状態に作り
出し保持するもので、その空気調和はインストル
メントパネルに取付けられたコントローラのコン
トロールレバーあるいはダイアルを操作すること
により達成されている。ここで、吹出口の切換え
を図るモードレバーや、温度調節を図るテンプレ
バーなどを装着したコントローラは、第1図に示
すような構造のものが一般的である。該コントロ
ーラに装着されたコントロールレバー1は、その
基端部がコントローラの基板2上に回転自在に軸
支される一方、先端側がインストルメントパネル
のスリツト3を貫通して車室内側に突出するよう
に設けられており、前記スリツトに沿つて揺動す
ることで、前記レバー1に係留した操作ワイヤ4
を作動させるものである。この型式のコントロー
ルレバー1によれば、レバー長さを短くすると、
移動軌跡が急な円弧となつてワイヤ4の操作力が
大きくなつたり、レバー先端がインストルメント
パネルから大きく突出し危険であることから、近
似的直線移動を得るために長いレバーが必要とさ
れ奥行き方向に場所をとる欠点がある。したがつ
て、この方式のコントロールレバー1は、特に自
動車等のスペースがない箇所で使用するには問題
がある。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、近年スイツチ類などの操作性を高め
るため、各種スイツチ類及びコントローラ等をハ
ンドルの近傍に集中させることが考えられてお
り、これに伴つて、インストルメントパネルの改
良が図られている。例えば、第2図に示すような
インストルメントパネルが挙げられる。該インス
トルメントパネル5によれば、ハンドル6側方の
突出部分Aに、他のスイツチ類と共に自動車用空
気調和装置のコントローラを配置し、運転姿勢を
崩さずに操作できるようにして走行時におけるコ
ントローラの操作性の向上と運転の安全性の向上
とを図ることが企図されている。この場合、他の
計器類、スイツチ類等との関係及びデザイン上の
問題からコントロールレバーは前述の突出部分の
側壁部分に縦型として取付けたいのであるが、従
来のコントロールレバーを縦型に置き換えて設置
しても奥行き方向に場所を取るので他の装置類と
の関連上取付けは困難である。そこで、このイン
ストルメントパネルのスペースの有効利用による
スイツチ類の集中化とコントロールレバーの操作
性の向上を達成するため、狭空間において上下方
向に移動できる構造のコントロールレバー(この
方式を縦型と呼ぶ)が望まれる。また、インスト
ルメントパネルの構造によつては奥行き方向の場
所を取らない横型(水平方向に操作するもの)の
コントロールレバーが必要とされることもある。
本考案は、このような要望に応えるためになさ
れたもので、狭隘なインストルメントパネル内部
に設置することが可能な、奥行き方向に場所を取
らないコントロールレバーを備えたコントローラ
を提供することを目的とする。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) かかる目的を達成するために、本考案は、コン
トローラ基板に沿つて直線移動可能なスライダに
支持されインストルメントパネルに形成されたス
リツト内を直線往復動し、このインストルメント
パネルから突出する先端に操作ノブが装着された
第1レバーと、前記コントローラ基板に基端部が
軸支され、この基端部を支点として揺動可能に取
付けられると共に、先端が前記第1レバーの直線
往復動に応じて揺動方向移動自在にかつ前記第1
レバーの直線移動が揺動移動に変化するように交
差係合された比較的長尺の第2レバーとを有し、
前記第2レバーに操作ワイヤを取付けると共に、
当該第2レバーを狭隘なインストルメントパネル
内部形状に沿わせたことを特徴とする。
(作用) このような本考案に係るコントローラにあつて
は、操作ノブが装着された第1レバーが直線移動
するため、操作性が向上すると共に操作ノブの移
動操作に伴ない、レバー先端のインストルメント
パネルからの突出量が変化することにない。ま
た、操作力を低減させる等の理由から比較的長尺
なものとせざるを得ない第2レバーをインストル
メントパネル形状に沿わせているため、かなり狭
隘なインストルメント内部にもこのコントロール
レバーを装着することが可能になる。
(実施例) 以下、本考案の構成を図面に示す一実施例に基
づいて詳細に説明する。第3図は、第2図の突出
部分Aに本考案のコントローラと装着した実施例
の要部拡大図である。図上、右斜め下方に運転席
が設置される。尚、本実施例は縦型のコントロー
ルレバーである。
第3図に示すように搭乗者が直接操作する第1
レバー10は、コントローラ基板2に沿つて上下
移動するスライダ20に基端部が埋設されて片持
支持されている。該第1レバー10は、インスト
ルメントパネル5に穿設されたスリツトを貫通し
て車室内に突出しており、操作と安全のため先端
に操作ノブ12が冠着されている。本実施例によ
れば、この第1レバー10は、助手席方向を向い
ていて運転者と対向する面に露呈するものではな
いので、モード位置ないし温度設定位置を示す表
示パネル13は、例えばインストルメントパネル
の突出部分の前面に電気的ないし機械的なものと
して組み込まれる。例えば、1つの光源14から
分岐された複数の光路15をコントロールレバー
の移動で任意に選択遮蔽する形式でもよい。この
第1レバー10の中程には前後にフランジを有す
る環状カラー16が嵌着されており、該カラー1
6を介して第2レバー17が係合されている。
第2レバー17は、操作ワイヤ18を直接作動
させるもので、第1レバー10に対して交差する
ようにコントローラ基板2に基端部が揺動可能に
軸支されている。該実施例の場合、他の機器との
関係上第1レバー10に対し第2レバー17を直
交させずに多少傾斜させて第2レバー17の図上
左右に他の装置を収納する空間を形成している
が、完全に直交状態に配置して全空間を一方に集
中させることも可能である。第4図に詳示するよ
うに、第2レバー17の先端には揺動方向と直交
する方向(揺動半径方向)に長溝19が形成され
ている。該長溝19と前述のカラー16との係合
により第2レバー17は第1レバー10と連動関
係にあり、かつ第1レバー10の上下方向の往復
直線移動を第2レバー17の揺動に変換する際の
両レバーの干渉を回避している。
第1レバー10を支持する前記スライダ20
は、第3図に示すように基板2に穿設された上下
方向に延びるスリツト11内に嵌め込まれ、この
スリツト11をガイドとして上下方向に移動す
る。即ち、スリツト11部分に嵌合するスライダ
20の溝部21において基板2を挟持することに
より、スライダの支持と動きを規制している。し
たがつて、片持支持された第1レバー10を上下
移動させる際にスライダ20部に加わる回転モー
メントを溝部21全面において受け止めステイツ
ク(こじれ)を解消できる。又、このスライダ2
0には、ボール22とスプリング23から成るク
リツク機構が組み込まれており、基板側の所定位
置に形成された凹部24との間で第1レバー10
の位置決めを図ると共に節度感を持たせている。
第5図は他のスライダ20の実施例を示す。該
実施例の場合、スライダ20の周囲を基板2で囲
繞してスライダ20の支持と動きを規制したもの
で、基板2と接する各面に複数の凸条25を形成
して摩擦の低減が図られている。スライダ20
は、まずコ形の基板2に収められ、その上から蓋
26をビス止めすることにより基板2に取付けら
れる。ビス止めに限らず弾性的に蓋26を止める
事も可能である。
また、第6図は同じくスライダの他の実施例を
示す。該実施例の場合、基板2側に形成された二
又部27の溝及びこれと対向する位置に形成され
た凸条28と、基板側の溝に嵌合すべく第1レバ
ー10に形成された凸条29とでスライダは構成
されている。第7図は、第6図の−断面図を
示す側面図である。の場合、クリツク機構は、図
示していないが、溝底部と第1レバー10の凸条
29の先端との間に構成してもよい。又第6図、
第8図に示すように第2レバー17にクリツプス
プリング30と基板にクリツク溝24′を設け両
者が係合するようにしてもよい。又、第1レバー
の摺動時の安定化を図るため、第1レバー10の
凸条29あるいは、基板に形成される凸条28を
複数にするとよい。
第8図は第1レバー10とカラー16を基板の
内側に設けた実施例を示す。カラー16をローラ
又はキヤツプ状コロに変えることもできる。又、
スライダ−20とカラー16を一体に形成しても
よい。
[考案の効果] 以上のように本考案は、搭乗者の操作により、
第1レバーと、揺動して操作ワイヤを作動させる
第2レバーとを設け、これらを交差させて係合さ
せることにより、前記第2レバーの揺動を、第1
レバーの運動面と異なる面において行なわせるよ
うにしたので、奥行き方向に場所を取らないコン
トロールレバーが可能となる。したがつて、第2
図に示す如き運転者側に突出したインストルメン
トパネルの突出部分のような狭い空間においても
コントロールレバーを縦形にして接置できる。勿
論、本考案のコントロールレバーは上述の如きイ
ンストルメントパネルに組み込む場合に限られ
ず、どのような奥行きの無い空間においても実施
できるし、第1レバーを水平方向に移動できるよ
うにして横形として使用することも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のコントローラの一例を示す斜視
図、第2図は本考案のコントローラを組み込むイ
ンストルメントパネルの一例を示す概略平面図、
第3図は本考案のコントローラの一実施例を示す
平面断面図、第4図はその側面図、第5図はスラ
イダの他の実施例を示す平面断面図、第6図は同
じくスライダの他の実施例を示す平面断面図、第
7図は第6図の−線断面図、第8図は他の実
施例を示す平面断面図である。 2……コントローラ基板、10……第1レバ
ー、11……スリツト、16……カラー、17…
…第2レバー、18……操作ワイヤ、19……長
溝、20……スライダ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 コントローラ基板2に沿つて直線移動可能なス
    ライダ20に支持されインストルメントパネルに
    形成されたスリツト内を直線往復動し、このイン
    ストルメントパネルから突出する先端に操作ノブ
    12が装着された第1レバー10と、 前記コントローラ基板2に基端部が軸支され、
    この基端部を支点として揺動可能に取付けられる
    と共に、先端が前記第1レバー10の直線往復運
    動に応じて揺動方向移動自在にかつ前記第1レバ
    ー10の直線移動が揺動移動に変化するように交
    差係合された比較的長尺の第2レバー17とを有
    し、 前記第2レバー17に操作ワイヤを取付けると
    共に、当該第2レバー17を狭隘なインストルメ
    ントパネル内部形状に沿わせたことを特徴とする
    自動車用空気調和装置のコントローラ。
JP17020081U 1981-11-17 1981-11-17 自動車用空気調和装置のコントロ−ラ Granted JPS5875110U (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5875110U JPS5875110U (ja) 1983-05-20
JPS6233614Y2 true JPS6233614Y2 (ja) 1987-08-28

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