JPS6340323Y2 - - Google Patents

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JPS6340323Y2
JPS6340323Y2 JP1982200728U JP20072882U JPS6340323Y2 JP S6340323 Y2 JPS6340323 Y2 JP S6340323Y2 JP 1982200728 U JP1982200728 U JP 1982200728U JP 20072882 U JP20072882 U JP 20072882U JP S6340323 Y2 JPS6340323 Y2 JP S6340323Y2
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JP
Japan
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link member
manual operation
operation lever
shaft
air conditioning
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JP1982200728U
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JPS59102513U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車の空調コントロール装置の改
良に関するものである。
従来、自動車の空調コントロール装置は、空調
装置の温度をコントロールする手動操作レバー
と、空調モードをコントロールする別の手動操作
レバーとを別に直線的に操作することにより、空
調装置の温度および空調モードをコントロールす
るようになつている。
そのため、所望の空調状態にするには、2度に
亘つて手動操作レバーを操作しなければならず、
操作性が低いという不具合があつた。
因に、先行技術として、空調装置において、吹
出空気温度と風量とを、2つの操作ノブで、平面
的にコントロールするものはある(例えば、実開
昭51−16351号公報参照)。
本考案はかかる点に鑑みてなされたもので、1
つの手動操作レバーで、空調装置の温度と空調モ
ードとをコントロールすることができる自動車の
空調コントロール装置を提供することを主目的と
する。
本考案は、上記目的を達成するために、操作部
が二次元の平面内を自由に移動し、空調装置の温
度と空調モードとをコントロールする手動操作レ
バーと、該手動操作レバーを自在軸受を介して支
持し、この軸受から延びる横方向の第1軸および
縦方向の第2軸を有する支持部材と、該支持部材
に延長部を介し、所定距離離間して取り付けら
れ、手動操作レバーの操作部が挿通される基枠
と、該支持部材の第1軸の両端部に取り付けら
れ、前記手動操作レバーの末端部が挿入される横
方向の長孔を有し、第1軸の回りに回動せしめら
れるコ字状の第1リンク部材と、前記支持部材の
第2軸の両端部に取り付けられ、前記手動操作レ
バーの末端部が挿入される縦方向の長孔を有し、
前記第1軸に直交する第2軸の回りに回動せしめ
られるコ字状の第2リンク部材とを具備し、前記
第1リンク部材および第2リンク部材の側板部に
は基枠側に向かつてのびる延長部がそれぞれ形成
され、前記第1リンク部材の延長部に空調装置の
温度切換用ワイヤとモード切換用ワイヤの何れか
一方が連結される一方、前記第2リンク部材の延
長部に前記両ワイヤの他方が連結されていること
を特徴とするものである。
以下、本考案の構成を、実施例について、図面
に沿つて説明する。
1は自動車の空調コントロール装置で、空調装
置(図示省略)の温度と空調モードとを、二次元
の平面内を自由に移する手動操作レバー2にて、
コントロールするものである。
3は基枠で、後方に延設された1対の延長部3
a,3bを有し、該両延長部3a,3bの後端に
十字形状の支持部材4が取付けられている。
この基枠3の正面部には、手動操作レバー2の
操作部2aが自由に移動する二次元の平面を構成
する矩形状の開口3cが形成され、該開口3cの
側縁に沿つて鉛直方向に空調装置の温度について
の目盛Aが、水平方向に空調モードについての目
盛Bがそれぞれ付設されている(第3図参照)。
なお、空調モードについての目盛Bは、第3図に
おいて左側から、ベントモードB1、ハイレベル
モードB2、ヒートモードB3、デフモードB4、と
なつている。
この支持部材4は縦軸部4aと横軸部4bとか
らなり、該軸部4a,4bの交わる中央部に、手
動操作レバー2の球状部2bを支持する球面状の
自在軸受5を有する(第4図参照)。
6は第1リンク部材で、長孔6aが穿設された
基板部6bと、該基板部6bの両端より該基板部
6bに直交して延びる側板部6c,6dとにより
基本的に断面コ字状に形成されている。両側板部
6c,6dは、その端部が支持部材4の横軸部4
bに枢着され、しかして該横軸部4b(第1軸)
の回りを、第1リンク部材6が鉛直方向に回動可
能となつている。換言すれば、第1リンク部材6
は、その両端を通る水平方向の回動軸(第1軸)
を有する。
また、一方の側板部6cには延長部6eが延設
され、該延長部6eの端部付近に温度切換用ワイ
ヤ8(インナワイヤ)が連結されている。
7は第2リンク部材で、第1リンク部材6と同
様に、長孔7aが穿設された基板部7bと、該基
板部7bの両端より該基板部7bに直交して延び
る側板部7c,7dとにより基本的に断面コ字状
に形成されている。両側板部7c,7dは、その
両端が支持部材4の縦軸部4aに枢着され、しか
して該縦軸部4aの回りを、第2リンク部材7が
水平方向に回動可能となつている。すなわち、第
2リンク部材7は、その両端を通る鉛直方向の回
動軸(第2軸)を有することになる。
また、一方の側板部7cには延長部7eが延設
され、該延長部7eの端部付近にモード切換用ワ
イヤ9(インナワイヤ)の端部が連結されてい
る。
第1および第2リンク部材6,7の長孔6a,
7aには手動操作レバー2の末端部が貫通し、し
かして第1リンク部材6の長孔6aが手動操作レ
バー2の水平方向の動きを遊ばせる一方、第2リ
ンク部材7の長孔7aが手動操作レバー2の鉛直
方向の動きを遊ばせるようになつている。
10は内部へのほこり等の侵入を防止する蛇腹
部材、11は温度切換用ワイヤ8(アウタワイ
ヤ)を基枠3の延長部3aに取付固定する取付金
具である。
上記のように構成すれば、空調装置の温度のみ
をコントロールする場合には、手動操作レバー2
の操作部2aを把持して鉛直方向に動かせば、手
動操作レバー2の末端部が第1および第2リンク
部材6,7の長孔6a,7aに挿通されているこ
とから、第1リンク部材6を鉛直方向に回動せし
めるが、第2リンク部材7は、手動操作レバー2
の末端部が長孔7aに沿つて移動するので、回動
しない。したがつて、第1リンク部材6の延長部
6eに連結された温度切換用ワイヤ8のみが動
き、空調装置の温度を所望の状態に調節できる。
この場合、空調モードは変化しない。
また、空調モードをコントロールする場合に
は、手動操作レバー2の操作部2aを把持して水
平方向に動かせば、前述した温度コントロールの
場合とは逆に、第2リンク部材7のみが水平方向
に回動してモード切換用ワイヤ9を動かすので、
温度を変化させずに、空調モードのみをコントロ
ールすることができる。
しかして、手動操作レバー2の回動軸とリンク
部材6,7の回動軸がそれぞれ同軸状になつてい
るので、操作力が略一定となり、操作フイーリン
グがよい。
さらに、空調装置の温度と空調モードとを同時
にコントロールする場合には、手動操作レバー2
の操作部2aを把持して、所望の温度および空調
モードに対応した位置に動かせば、手動操作レバ
ー2の末端部と、第1および第2リンク部材6,
7の長孔6a,7aとの係合関係により、両リン
ク部材6,7が所定の状態に回動され、温度切換
用ワイヤ8およびモード切換用ワイヤ9を動か
し、所望の空調状態となる。
また、手動操作レバー2を支持する支持部材4
に第1、第2リンク部材6,7を取付けているの
で、この装置全体をユニツト化できる。それによ
つて、車体への組み付けが簡単となり、組み付け
性が向上する。すなわち、基枠3をインストルメ
ントパネルなどに固定するのみでよい。
さらに、基枠から支持部材4が所定距離離間し
ているので、手動操作レバー2の回動中心から操
作部2a先端までの距離を十分とることができる
ので、操作力を損なうことなく車室内への操作レ
バー2の突出量を少なくすることができる。これ
は、この装置が一般的にはインストルメントパネ
ルの後面に取り付けられるためである。
また、モードおよび温度切換ワイヤ8,9の取
り付け部が、支持部材4と基枠3との間に位置す
るので、装置が小型化され、インストルメントパ
ネルなどの狭い空間内に収納しやすい。
本考案は上記のように構成したから、1本の手
動操作レバーで、温度モードおよび空調モードの
2系統の切換操作ができ、したがつて一回の操作
で前記2系統の切換を同時にすることができる。
特に、手動操作レバーとリンク部材との回動中心
が同じなので、操作力が略一定となり、操作フイ
リーングがよく、また、ユニツト化が図れて組み
付け性がよくなる。さらに、操作レバーの突出量
が少なく、小型化も図れる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施態様を例示するもので、第
1図は自動車の空調コントロール装置の斜視図、
第2図は同側面図、第3図は同正面図、第4図は
自在軸受の説明図である。 1……空調コントロール装置、2……手動操作
レバー、2a……操作部、4……支持部材、5…
…自在軸受、6……第1リンク部材、7……第2
リンク部材、8……温度切換用ワイヤ、9……モ
ード切換用ワイヤ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 操作部が二次元の平面内を自由に移動し、空調
    装置の温度と空調モードとをコントロールする手
    動操作レバーと、該手動操作レバーを自在軸受を
    介して支持し、この軸受から延びる横方向の第1
    軸および縦方向の第2軸を有する支持部材と、該
    支持部材に延長部を介し、所定距離離間して取り
    付けられ、手動操作レバーの操作部が挿通される
    基枠と、該支持部材の第1軸の両端部に取り付け
    られ、前記手動操作レバーの末端部が挿入される
    横方向の長孔を有し、第1軸の回りに回動せしめ
    られるコ字状の第1リンク部材と、前記支持部材
    の第2軸の両端部に取り付けられ、前記手動操作
    レバーの末端部が挿入される縦方向の長孔を有
    し、前記第1軸に直交する第2軸の回りに回動せ
    しめられるコ字状の第2リンク部材とを具備し、
    前記第1リンク部材および第2リンク部材の側板
    部には基枠側に向かつてのびる延長部がそれぞれ
    形成され、前記第1リンク部材の延長部に空調装
    置の温度切換用ワイヤとモード切換用ワイヤの何
    れか一方が連結される一方、前記第2リンク部材
    の延長部に前記両ワイヤの他方が連結されている
    ことを特徴とする自動車の空調コントロール装
    置。
JP20072882U 1982-12-27 1982-12-27 自動車の空調コントロ−ル装置 Granted JPS59102513U (ja)

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JP20072882U JPS59102513U (ja) 1982-12-27 1982-12-27 自動車の空調コントロ−ル装置

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JP20072882U JPS59102513U (ja) 1982-12-27 1982-12-27 自動車の空調コントロ−ル装置

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JPS59102513U JPS59102513U (ja) 1984-07-10
JPS6340323Y2 true JPS6340323Y2 (ja) 1988-10-21

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ID=30426244

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JP20072882U Granted JPS59102513U (ja) 1982-12-27 1982-12-27 自動車の空調コントロ−ル装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5337400U (ja) * 1976-09-03 1978-04-01

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5337400U (ja) * 1976-09-03 1978-04-01

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JPS59102513U (ja) 1984-07-10

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