JPH0911811A - 自動車用入出力装置のコントロールユニット - Google Patents

自動車用入出力装置のコントロールユニット

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JPH0911811A
JPH0911811A JP30903995A JP30903995A JPH0911811A JP H0911811 A JPH0911811 A JP H0911811A JP 30903995 A JP30903995 A JP 30903995A JP 30903995 A JP30903995 A JP 30903995A JP H0911811 A JPH0911811 A JP H0911811A
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JP
Japan
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control unit
case
monitor unit
air conditioner
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JP30903995A
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English (en)
Inventor
Eiji Takahashi
栄二 高橋
Kazushi Akasaka
一志 赤坂
Tsutomu Furukawa
勉 古川
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Marelli Corp
Original Assignee
Calsonic Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車室内空間の効率利用が可能で運転者の視界
の妨げにならない後付け性に優れた「自動車用入出力装
置のコントロールユニット」を提供する。 【解決手段】 内部にテレビジョン装置またはナビゲー
ション装置の制御部が備えられて自動車室内のセンター
コンソール(6)の収納部(7)に収納されるケース
(1)と、空気調和装置の操作を行う操作部(9,1
1)とテレビジョン装置またはナビゲーション装置の表
示部(8)とを有するモニタユニット(2)と、このモ
ニタユニット(2)を前記ケース(1)に位置可変自在
に取付けるためのマウントベース(3)とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用入出力装
置のコントロールユニットに関し、例えば、空気調和装
置、テレビジョン装置、オーディオ装置、ナビゲーショ
ン装置等の各種入出力装置のコントロールユニットに関
する。
【0002】
【従来の技術】自動車には、空気調和装置の他に、テレ
ビジョン装置、オーディオ装置、ナビゲーション装置な
どの各種入出力装置が必要に応じて搭載されている。
【0003】空気調和装置のコントローラやオーディオ
装置は、入出力装置の操作性や限られた車室内空間の効
率利用の観点から、インストルメントパネルのセンター
コンソール部に収納されるのが一般的であり、その他の
テレビジョン装置やナビゲーション装置は、インストル
メントパネルの上面に設置したり、あるいはシフトレバ
ーの前方位置にアームを取付け、このアームの先端に取
付けることが行われている(例えば、実開昭59−9
2,810号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、インス
トルメントパネルの上面にテレビジョン装置やナビゲー
ション装置のディスプレイを設置すると、運転者の前方
視界の妨げになる場合があり、自動車の運転中は特に安
全上の問題となる可能性がある。
【0005】また、中古車として自動車を売却する時な
ど、テレビジョン装置やナビゲーション装置のディスプ
レイを取り外す場合が多いが、内装に傷が残らないよう
に行うことはきわめて困難である。
【0006】一方、ディスプレイを、シフトレバーの前
方位置に取付けられたアームに取付けた場合は、前方視
界は改善されるが、シフトレバー操作の邪魔になり、ま
た助手席に座り難いという問題も発生する。また、エア
コンの吹出口は、インストルメントパネルの前面に設け
られているので、ディスプレイが吹出空気を遮ってしま
うという問題もある。
【0007】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑みてなされたものであり、車室内空間の効率利用が可
能で運転者の視界の妨げにならない後付け性に優れた自
動車用入出力装置のコントロールユニットを提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、テレビジョン装置またはナビゲーション装
置の制御部と、当該制御部を内蔵して自動車室内のセン
ターコンソールに収納されるケースと、空気調和装置の
操作を行う操作部を有する前記テレビジョン装置または
ナビゲーション装置のモニタユニットと、当該モニタユ
ニットを前記ケースの前面に位置変更自在に取付ける取
付け手段と、を有することを特徴とする自動車用入出力
装置のコントロールユニットである。
【0009】また、前記ケースはさらに、前記空気調和
装置の制御部を内蔵していることを特徴とする。
【0010】本発明はまた、空気調和装置およびテレビ
ジョン装置またはナビゲーション装置を制御する制御部
と、当該制御部を内蔵して自動車室内のセンターコンソ
ールに収納されるケースと、前記空気調和装置の操作を
行う操作部を有する前記テレビジョン装置またはナビゲ
ーション装置のモニタユニットと、当該モニタユニット
を前記ケースの前面に位置変更自在に取付ける取付け手
段と、を有することを特徴とする。
【0011】前記取付け手段は、前記ケースに取付けら
れるベースプレートと、当該ベースプレートに取付けら
れ水平方向に移動自在である第1のスライドレール手段
と、当該スライドレール手段に取付けられ鉛直方向に移
動自在であると共に、前記モニタユニットが取付けられ
る第2のスライドレール手段と、を有することを特徴と
する。
【0012】前記ベースプレートと前記スライドレール
手段のいずれか一方または双方が、旋回変向自在のジョ
イント手段を有していることが望ましい。
【0013】前記取付け手段は、前記ケースに取付けら
れる旋回変向自在の第1のジョイント手段と、当該ジョ
イント手段に第1のアーム部材を介して接続された旋回
自在の第2のジョイント手段と、当該ジョイント手段に
第2のアーム部材を介して接続されると共に前記モニタ
ユニットが取付けられる旋回変向自在の第3のジョイン
ト手段と、を有することを特徴とする。
【0014】前記取付け手段は、前記ケースに基端部が
取付けられる形状が変形自在のアーム部材と、当該アー
ム部材の先端部が取付けられると共に前記モニタユニッ
トが取付けられる旋回変向自在のジョイント手段と、を
有することによっても、上記目的を達成することができ
る。
【0015】
【作用】このように構成した本発明は、各構成毎に次の
ように作用する。
【0016】請求項1に記載されている構成にあって
は、テレビジョン装置またはナビゲーション装置の制御
部を内蔵しているケースを、既存の空気調和装置のコン
トローラが収納されていたセンターコンソールのスペー
スに収納することができる一方、モニタユニットを、セ
ンターコンソールの前面に位置可変に設置することがで
きる。
【0017】請求項2に記載されている構成にあって
は、空気調和装置の制御部もケースに内蔵しているた
め、空気調和装置のコントローラに制御部が組み込まれ
ているタイプの既存の装置に対しても、容易に適用する
ことが可能になる。
【0018】請求項3に記載されている構成にあって
は、空気調和装置の制御部が有している既存の回路ある
いはプログラムを修正し、テレビジョン装置またはナビ
ゲーション装置を制御するための回路あるいはプログラ
ムを設けることができる。
【0019】請求項4に記載されている構成にあって
は、取付け手段が、ケースに取付けられるベースプレー
トと、水平方向に移動自在である第1のスライドレール
手段と、鉛直方向に移動自在であると共に、モニタユニ
ットが取付けられる第2のスライドレール手段とを有し
ており、構造が比較的安定しているため、モニタユニッ
トの設置位置を比較的強固に固定できる。
【0020】請求項5に記載されている構成にあって
は、請求項3に記載されている構成に対し、旋回変向自
在のジョイント手段が追加されるため、モニタユニット
の位置変更の自由度が向上する。
【0021】請求項6に記載されている構成にあって
は、取付け手段が、ケースに取付けられる旋回変向自在
の第1のジョイント手段と、第1のアーム部材と、旋回
自在の第2のジョイント手段と、第2のアーム部材と、
モニタユニットが取付けられる旋回変向自在の第3のジ
ョイント手段とを有しており、自由度が高い複数のジョ
イント手段が存在するため、モニタユニットの位置変更
が比較的容易である。
【0022】請求項7に記載されている構成にあって
は、取付け手段が、ケースに基端部が取付けられる形状
が変形自在のアーム部材と、モニタユニットが取付けら
れる旋回変向自在のジョイント手段とを有しており、構
造が単純であるため、製造コストを低減できる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。
【0024】図1は、本発明の実施の形態を示す分解斜
視図、図2(A)および図2(B)は、本発明の実施の
形態を示す側面図および正面図、図3は、本発明の実施
の形態を示すブロック図、図4は、本発明の他の実施の
形態を示すブロック図である。
【0025】本発明に係る自動車用入出力装置のコント
ロールユニットは、図1に示すように、テレビジョン装
置またはナビゲーション装置の制御部などが収納される
ケース1と、テレビジョン装置またはナビゲーション装
置の表示部であるモニタユニット2と、このモニタユニ
ット2をケース1に取付けるためのマウントベース3と
を有している。
【0026】ケース1は、ボックス状に形成されてお
り、自動車室内のセンターコンソール6に形成された収
納部7へ取付けられる。ケース1の内部には、図3に示
す実施の形態であればテレビジョン装置またはナビゲー
ション装置の制御部4が収納され、図4に示す実施の形
態であればテレビジョン装置またはナビゲーション装置
の制御部4と空気調和装置の制御部5とが収納されるこ
とになる。
【0027】また、ケース1は、従来の空気調和装置の
制御部が収納されるコントローラケースと同じ形状に形
成されており、コントロールユニット100を後付けす
る場合、それまでセンターコンソール6の収納部7に取
付けられていた既存のコントローラケースと交換し、そ
のまま取付けることができるようになっている。
【0028】モニタユニット2は、ナビゲーション情報
を表示する液晶表示部8や空気調和装置の操作を行うた
めの各種スイッチ9が前面に設けられている。
【0029】また、液晶表示部8は、例えば、空気調和
装置の操作を行うための各種スイッチ9と兼用するため
に、一部をタッチパネルとすることも可能である。
【0030】図1に示すモニタユニット2では、その前
面にナビゲーション情報を表示するための液晶表示部8
と、空気調和装置の強制デフモードスイッチ、自動モー
ドスイッチ、空気調和装置のOFFスイッチ、温度設定
スイッチなどの各種操作スイッチ9とを設ける一方で、
上面に空気調和装置の制御状態を表示するための第2の
液晶表示部10と前面に設けられたスイッチ9以外の空
気調和装置の制御スイッチ11とを設けている。
【0031】図3は、空気調和装置の既存の制御部が、
コントローラケースから分離して設けられていた場合を
示している。つまり、空気調和装置の既存の制御部が使
用可能であるため、ケース1の内部には、テレビジョン
装置またはナビゲーション装置の制御部4のみが収納さ
れている。
【0032】したがって、テレビジョン装置またはナビ
ゲーション装置は、例えば、リモートコントローラ12
からの指示に基づき、ケース1の内部に収納された制御
部4によりコントロールされ、一方、空気調和装置のフ
ァンモータや各種アクチュエータ14は、モニタユニッ
ト2に設けられた操作スイッチ9,11からの指示に基
づき、空気調和装置の既存の制御部によりコントロール
される。
【0033】つまり、本発明に係る自動車用入出力装置
のコントロールユニットでは、テレビジョン装置または
ナビゲーション装置の制御部を内蔵しているケースを、
既存の空気調和装置のコントローラが収納されていたセ
ンターコンソールのスペースに収納することができるた
め、車室内空間の効率利用が可能であると共に、これを
後付けするのもきわめて容易であり、しかも取付け跡を
残すことなく後から取り外すことができる。
【0034】またモニタユニットは、センターコンソー
ルの前面で位置可変であるため、運転者の視界の妨げに
なることはなく、エアコンの吹出空気を遮ったり、ある
いはシフトレバーの操作や乗員の邪魔になったりするこ
ともない。
【0035】さらに、モニタユニットに表示された情報
の視認性が向上するだけでなく、空気調和装置の操作ス
イッチの操作性もこれにともなって向上することにな
る。
【0036】図4は、空気調和装置の既存の制御部が、
コントローラケースに内部に設けられていた場合を示し
ている。つまり、空気調和装置の既存の制御部は、取り
外されて使用不可能であるため、ケース1の内部には、
テレビジョン装置またはナビゲーション装置の制御部4
と空気調和装置の制御部5とが収納されている。
【0037】そのため、空気調和装置のファンモータや
各種アクチュエータ14は、モニタユニット2に設けら
れた操作スイッチ9,11からの指示に基づき、ケース
1の内部の空気調和装置の制御部5によりコントロール
される。
【0038】したがって、本発明に係る自動車用入出力
装置のコントロールユニットは、空気調和装置のコント
ローラに制御部が組み込まれているタイプの既存の装置
に対しても、適用することが可能になり、後付け性が向
上する。
【0039】なお、図3および図4では、テレビジョン
装置またはナビゲーション装置の制御部4および空気調
和装置の制御部5は、独立したモジュールとして示され
ているが、一体化することも可能である。
【0040】つまり、空気調和装置の制御部5は、例え
ば、センサにより検出された外気温度、日射量、車室内
温度等や、温度スイッチにより設定された温度設定値等
の入力信号を、内蔵しているマイコンにより、演算処理
して、吹出温度、吹出風量、吸込口の切り換え等を自動
的に行うものである。したがって、空気調和装置の制御
部5が有している既存の回路あるいはプログラムを修正
し、テレビジョン装置またはナビゲーション装置を制御
するための回路あるいはプログラムを設けることは容易
である。
【0041】したがって、空気調和装置の既設の制御部
5を、テレビジョン装置またはナビゲーション装置の制
御部4として兼用する場合は、制御装置全体の構造を単
純化することが可能となり、装置コストを低減すること
ができる。
【0042】次に、本発明に係るモニタユニットの取付
け手段について説明をする。
【0043】図5(A)および図5(B)は、本発明に
係るモニタユニットを取付けるための取付け手段の実施
の形態を示す平面図および側面図、図6(A)および図
6(B)は、本発明に係るモニタユニットを取付けるた
めの取付け手段の他の実施の形態を示す平面図および側
面図、図7(A)および図7(B)は、本発明に係るモ
ニタユニットを取付けるための取付け手段のさらに他の
実施の形態を示す平面図および側面図である。
【0044】本発明に係るモニタユニットの取付け手段
は、例えば、図5に示すマウントベース3であり、ケー
ス1に取付けられたベースプレート20と、このベース
プレート20の先端に取付けられる第1のスライドレー
ル21と、この第1のスライドレール21に対し交差す
る方向に取付けられる第2のスライドレール22とを有
している。なお、モニタユニット2は、第2のスライド
レール22に固定されている。
【0045】また、第1のスライドレール21は、駆動
部材として例えばボールベアリングを有するレールに沿
って水平方向に伸延自在のスライド部21aと、このス
ライド部を位置決めするためのネジ部材21bと、リミ
ット手段(図示せず)とを備えている。第2のスライド
レール22も、同様に、レールに沿って水平方向に伸延
自在のスライド部22aと、このスライド部を位置決め
するためのネジ部材22bと、リミット手段(図示せ
ず)とを備えている。
【0046】つまり、第1のスライドレール21によ
り、第2のスライドレール22およびこれに固定された
モニタユニット2は、水平方向に移動することができる
一方、第2のスライドレール22により、モニタユニッ
ト2は、鉛直方向にも移動することができる。
【0047】したがって、モニタユニット2は、ケース
1に対して第1のスライドレール21および第2のスラ
イドレール22の移動範囲で規定される面内を、自由に
移動することができるようになっている。
【0048】特に、本実施の形態の自動車用入出力装置
のコントロールユニット100は、センターコンソール
6に収納されるので、このように構成することにより、
使用時にはモニタユニット2を必要に応じて最も視認性
の良い位置に移動することができるとともに、使用しな
いときは最も邪魔にならない位置に移動させておくこと
ができる。
【0049】さらに、この取付け手段は、構造が比較的
安定しているため、モニタユニットの設置位置を比較的
強固に固定できる。
【0050】なお、ケース1にベースプレート20を旋
回変向自在に取付けたり、第2のスライドレール22に
モニタユニット2を旋回変向自在に取付けることによ
り、モニタユニットの位置変更の自由度を向上させるこ
とも可能である。
【0051】図6に示す取付け手段の別の実施の形態で
あるマウントベース3は、ケース1に取付けられた第1
のボールジョイント30と、この第1のボールジョイン
ト30に第1のアーム31を介して接続され鉛直軸Qを
中心に回動自在の関節32と、第2のアーム33を介し
てこの関節32に接続された第2のボールジョイント3
4を有している。なお、モニタユニット2は、第2のボ
ールジョイント34の先端に固定されている。
【0052】また、関節32には、第1のボールジョイ
ント30、第2のボールジョイント34の揺動を許容/
固定するための締めつけネジ35が設けられている。
【0053】そのため、第1のボールジョイント30お
よび第2のボールジョイント34は、それぞれ旋回変向
自在に構成されているので、モニタユニット2は、ケー
ス1に対して、第1のアーム31および第2のアーム3
3、第1のボールジョイント30、関節32および第2
のボールジョイント34で規定される空間内を自由に移
動することができる。
【0054】つまり、このマウントベース3を用いると
モニタユニット2を前後方向にも移動させることができ
るので、モニタユニット2を、センタコンソールの位置
においてより適切な位置に移動させることができ、図5
に示す実施の形態に比べると、モニタユニットの位置変
更が比較的容易となる。
【0055】図7に示す取付け手段の別の実施の形態で
あるマウントベース3は、形状が変形自在のアーム(フ
レキシブルチューブ)40の基端部40aをケース1に
固定するとともに、先端部40bに設けられたボールジ
ョイント41に、モニタユニット2を固定したものであ
る。
【0056】したがって、モニタユニット2は、ケース
1に対して、アーム40の長さと揺動範囲で規定される
空間内を移動することができ、このようなマウントベー
ス3を用いるとモニタユニット2を前後方向にも移動さ
せることができるだけでなく、より細かい位置でモニタ
ユニット2を停止することができる。なお、図7(B)
において「42」はボールジョイント41の揺動を許容
/固定するための締め付けネジである。
【0057】また、構造が単純であるため、製造コスト
が低減することも可能である。
【0058】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、それ
ぞれの請求項に記載された構成によって、次のような効
果が得られることになる。
【0059】請求項1に記載されている構成にあって
は、テレビジョン装置またはナビゲーション装置の制御
部を内蔵しているケースを、既存の空気調和装置のコン
トローラが収納されていたセンターコンソールのスペー
スに収納することができるため、車室内空間の効率利用
が可能であると共に、これを後付けするのもきわめて容
易であり、しかも取付け跡を残すことなく後から取り外
すことができる。またモニタユニットは、センターコン
ソールの前面で位置可変であるため、運転者の視界の妨
げになることはなく、エアコンの吹出空気を遮ったり、
あるいはシフトレバーの操作や乗員の邪魔になったりす
ることもない。さらに、モニタユニットに表示された情
報の視認性が向上するだけでなく、空気調和装置の操作
スイッチの操作性もこれにともなって向上することにな
る。
【0060】請求項2に記載されている構成にあって
は、空気調和装置の制御部もケースに内蔵しているた
め、空気調和装置のコントローラに制御部が組み込まれ
ているタイプの既存の装置に対しても、容易に適用する
ことが可能になるため、後付け性が向上する。
【0061】請求項3に記載されている構成にあって
は、空気調和装置の制御部が有している既存の回路ある
いはプログラムを修正し、テレビジョン装置またはナビ
ゲーション装置を制御するための回路あるいはプログラ
ムを設けることにより、空気調和装置の既設の制御部
を、テレビジョン装置またはナビゲーション装置の制御
部として兼用できるため、制御装置全体の構造を単純化
することが可能となり、装置コストを低減することがで
きる。
【0062】請求項4に記載されている構成にあって
は、取付け手段が、ケースに取付けられるベースプレー
トと、水平方向に移動自在である第1のスライドレール
手段と、鉛直方向に伸移動自在であると共に、モニタユ
ニットが取付けられる第2のスライドレール手段とを有
しており、構造が比較的安定しているため、モニタユニ
ットの設置位置を比較的強固に固定できる。
【0063】請求項5に記載されている構成にあって
は、請求項3に記載されている構成に対し、旋回変向自
在のジョイント手段が追加されるため、モニタユニット
の位置変更の自由度が向上する。
【0064】請求項6に記載されている構成にあって
は、取付け手段が、ケースに取付けられる旋回変向自在
の第1のジョイント手段と、第1のアーム部材と、旋回
自在の第2のジョイント手段と、第2のアーム部材と、
モニタユニットが取付けられる旋回変向自在の第3のジ
ョイント手段とを有しており、自由度が高い複数のジョ
イント手段が存在するため、モニタユニットの位置変更
が比較的容易である。
【0065】請求項7に記載されている構成にあって
は、取付け手段が、ケースに基端部が取付けられる形状
が変形自在のアーム部材と、モニタユニットが取付けら
れる旋回変向自在のジョイント手段とを有しており、構
造が単純であるため、製造コストを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態を示す分解斜視図であ
る。
【図2】 (A)は、本発明の実施の形態を示す側面
図、(B)は、同実施の形態の正面図である。
【図3】 本発明の実施の形態を示すブロック図であ
る。
【図4】 本発明の他の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図5】 (A)は、本発明に係るモニタユニットを取
付けるための取付け手段の実施の形態を示す平面図、
(B)は、同実施の形態の側面図である。
【図6】 (A)は、本発明に係るモニタユニットを取
付けるための取付け手段の他の実施の形態を示す平面
図、(B)は、同実施の形態の側面図である。
【図7】 (A)は、本発明に係るモニタユニットを取
付けるための取付け手段のさらに他の実施の形態を示す
平面図、(B)は、同実施の形態の側面図である。
【符号の説明】
1…ケース、 2…モニタユニット、 3…マウントベース、 4…テレビジョン装置またはナビゲーション装置の制御
部、 5…空気調和装置の制御部 6…センターコンソール、 7…収納部、 8…液晶表示部、 9,11…空気調和装置の操作を行う操作部。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビジョン装置またはナビゲーション
    装置の制御部(4)と、 当該制御部(4)を内蔵して自動車室内のセンターコン
    ソールに収納されるケース(1)と、 空気調和装置の操作を行う操作部を有する前記テレビジ
    ョン装置またはナビゲーション装置のモニタユニット
    (2)と、 当該モニタユニット(2)を前記ケース(1)の前面に
    位置変更自在に取付ける取付け手段と、 を有することを特徴とする自動車用入出力装置のコント
    ロールユニット。
  2. 【請求項2】 前記ケース(1)はさらに、 前記空気調和装置の制御部(5)を内蔵していることを
    特徴とする請求項1に記載の自動車用入出力装置のコン
    トロールユニット。
  3. 【請求項3】 空気調和装置およびテレビジョン装置ま
    たはナビゲーション装置を制御する制御部と、 当該制御部を内蔵して自動車室内のセンターコンソール
    に収納されるケース(1)と、 前記空気調和装置の操作を行う操作部を有する前記テレ
    ビジョン装置またはナビゲーション装置のモニタユニッ
    ト(2)と、 当該モニタユニット(2)を前記ケース(1)の前面に
    位置変更自在に取付ける取付け手段と、 を有することを特徴とする自動車用入出力装置のコント
    ロールユニット。
  4. 【請求項4】 前記取付け手段は、 前記ケース(1)に取付けられるベースプレート(2
    0)と、 当該ベースプレート(20)に取付けられ水平方向に移
    動自在である第1のスライドレール手段(21)と、 当該スライドレール手段(21)に取付けられ鉛直方向
    に移動自在であると共に、前記モニタユニット(2)が
    取付けられる第2のスライドレール手段(22)と、 を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項
    に記載の自動車用入出力装置のコントロールユニット。
  5. 【請求項5】 前記ベースプレート(20)と前記スラ
    イドレール手段(22)のいずれか一方または双方が、 旋回変向自在のジョイント手段を有していることを特徴
    とする請求項4に記載の自動車用入出力装置のコントロ
    ールユニット。
  6. 【請求項6】 前記取付け手段は、 前記ケース(1)に取付けられる旋回変向自在の第1の
    ジョイント手段(30)と、 当該ジョイント手段(30)に第1のアーム部材(3
    1)を介して接続された旋回自在の第2のジョイント手
    段(32)と、 当該ジョイント手段(32)に第2のアーム部材(3
    3)を介して接続されると共に前記モニタユニット
    (2)が取付けられる旋回変向自在の第3のジョイント
    手段(34)と、 を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項
    に記載の自動車用入出力装置のコントロールユニット。
  7. 【請求項7】 前記取付け手段は、 前記ケース(1)に基端部が取付けられる形状が変形自
    在のアーム部材(40)と、 当該アーム部材(40)の先端部が取付けられると共に
    前記モニタユニット(2)が取付けられる旋回変向自在
    のジョイント手段(41)と、 を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項
    に記載の自動車用入出力装置のコントロールユニット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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