JPH11127403A - 車両用情報表示装置 - Google Patents

車両用情報表示装置

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JPH11127403A
JPH11127403A JP28823997A JP28823997A JPH11127403A JP H11127403 A JPH11127403 A JP H11127403A JP 28823997 A JP28823997 A JP 28823997A JP 28823997 A JP28823997 A JP 28823997A JP H11127403 A JPH11127403 A JP H11127403A
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JP
Japan
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display device
liquid crystal
information display
information
mirror
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Pending
Application number
JP28823997A
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English (en)
Inventor
Keiji Ishizuka
恵司 石塚
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Marelli Corp
Original Assignee
Kansei Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】視認性並びに操作性の向上を図ることができる
車両用情報表示装置を提供する。 【解決手段】液晶表示装置14が内壁パネル12bに形
成された開口12cから天井部12内に格納され、天井
部12に回動可能に装着された蓋体15に開口12cが
開閉され、蓋体15の液晶表示装置14の表示面14a
と対向する面に反射鏡16が設けらている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、前席と後
席との間に位置する天井部に格納され、後席から表示情
報を視認することができる車両用情報表示装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば、インストルメントパ
ネルやセンターコンソールなど、車体前方のコックピッ
ト周辺にテレビ等の車両用情報表示装置を設けたものが
知られている。
【0003】ところで、このような車両用情報表示装置
は、主に、車体の前席を利用している乗員からは表示情
報を視認することができるが、後席を利用している乗員
からは表示情報を視認することが困難であるという問題
が生じていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、例えば、図4
(A)に示すように、常時は車体1の天井部2に格納さ
れ、使用時には天井部2から突出するようにケース3が
回動されて、このケース3に保持された液晶表示装置4
からの表示情報を視認することが考えられる。
【0005】しかしながら、このような構成とした場
合、液晶表示装置4の視認を可能とするためには、その
表示面が後席の乗員と対面していなければならない一
方、天井部2に格納する際には、天井部2の薄い格納ス
ペース内に格納する必要があるために液晶表示装置4の
表示面が車体下向き若しくは上向きとなるように液晶表
示装置4も回動させる必要がある。
【0006】従って、ケース3と液晶表示装置4の2つ
の回動機構若しくは互いに連動する連繋機構を必要とす
る高価なものとなってしまうばかりでなく、装置全体が
大型化してしまうといった問題が生じていた。
【0007】しかも、ケース3は、上述したように使用
状態での液晶表示装置4の保持を許容するためには天井
部2からの突出量が比較的大きくなってしまうため、前
席の乗員の頭部にケース3が当接しない位置に設置する
必要がある。
【0008】従って、液晶表示装置4と後席乗員との間
隔L1が非常に狭くなってしまい、視力の低下や眼球疲
労等の健康的な観点では好ましいものではなかった。
【0009】そこで、ケース3を廃止して、図4(B)
に示すように、液晶表示装置5のみを天井部2に設け、
この液晶表示装置5を直接回動させることによって後席
乗員との距離を確保することが考えられるが、この距離
を確保すると、上述したように液晶表示装置5の前方に
は前席乗員が位置しているため、液晶表示装置5の回動
範囲はある程度規制されてしまう。
【0010】従って、前席乗員と液晶表示装置5との間
隔L2をある程度確保した上で後席乗員との距離を確保
した場合、液晶表示装置5の下端が上端よりも前席側に
位置する傾斜状態とすることが困難であることから、座
席に座ったままの上向き姿勢で液晶表示装置5を視認す
ることができず、表示情報を無理な姿勢で視認しなけれ
ばならないといった新たな問題が生じていた。
【0011】また、これら液晶表示装置4,5は、ある
程度の重量を要しているために、液晶表示装置4,5を
使用状態と非使用状態とに手動で回動するには比較的大
きな力を必要とし、しかも、モータ等によって自動とし
た場合も含めて、液晶表示装置4,5の支持部材に耐重
量性に優れたものを用いる必要があった。
【0012】本発明は、上記事情に鑑みなされたもので
あって、視認性並びに操作性の向上を図ることができる
車両用情報表示装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】その目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、車体の天井部を構成する
内壁パネルに形成された開口から前記天井部内に格納さ
れた情報表示器本体と、前記天井部に回動可能に装着さ
れ前記開口を開閉する蓋体と、該蓋体の前記情報表示器
本体の表示面と対向する面に設けられた反射鏡とを備え
ていることを要旨とする。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の車両用情報表示装
置の実施の形態を図1〜図3に基づいて説明する。
【0015】図3において、11は車体、12は天井
部、13は天井部12に設置された車両用情報表示装置
である。
【0016】天井部12は、図1に示すように、外壁パ
ネル12aと内壁パネル12bとを備え、この内壁パネ
ル12bの車体前後方向略中間部には、車体左右にそれ
ぞれ位置する開口12cが形成されている。
【0017】車両用情報表示装置13は、情報表示器本
体としての液晶表示装置14、蓋体15、反射鏡16、
ルーバー17、回動操作機構部18を備えている。
【0018】液晶表示装置14は、開口12cから天井
部12の内部へと挿入された状態でブラケット(図示せ
ず)を介して内壁パネル12bに固定されており、その
表示面14aは車体下方にやや傾斜して向いている。
【0019】蓋体15は回動操作機構部18によって開
口12cを開閉するもので、常時、即ち、非使用状態の
時には開口12cを閉成している。また、蓋体15は反
射鏡16の反射面16aが液晶表示装置14の表示面1
4aと対向するように反射鏡16を保持している。尚、
反射鏡16は全反射ミラーでも良いしハーフミラーでも
良いが、ここでは、全反射ミラーが用いられているもの
として説明する。
【0020】ルーバー17は、図2に示すように、一定
間隔を開けて多数設けられ、そのルーバー17間の幅と
傾き角度を適宜設定することにより、表示面14aから
出射されて後席乗員に向かって発散する情報表示光P’
がないように遮光される。また、表示面14aから出射
されてルーバー17間を通過した情報表示光Qは、反射
面16aに反射される。
【0021】この際、後席乗員は、反射面16aに提示
された情報表示像を、反射面16aよりも前席乗員側に
位置する虚像Q’として視認する。この虚像Q’は、図
1に示すように、その下端が上端よりも前席に位置する
傾斜状態となるよう設定されており、これにより、後席
乗員がリラックス姿勢で座席に座ったままの上向きの視
線Pで表示情報を視認することができる。
【0022】回動操作機構部18は、駆動モータ19、
駆動モータ19の出力軸に取り付けられたウオーム2
0、ウオーム20に噛み合わされたウオームホイール2
1、ウオームホイール21と同軸の駆動ギヤ22、駆動
ギヤ22に噛み合わされた従動ギヤ23、従動ギヤ23
と同軸な伝達ギヤ24、伝達ギヤ24と噛み合わされた
扇形ギヤ25とを備えている。
【0023】上記の構成において、蓋体15の開閉操作
や表示情報の切り換え操作等は、例えば、図示を略する
リモートコントロールスイッチや運転者の手元スイッ
チ、或は、蓋体15に開閉スイッチを設けると共に反射
鏡16に隣接して表示情報切換スイッチ等を設けること
によって可能となる。
【0024】そして、これらのスイッチ操作によって蓋
体15の開放命令信号が出力されると、液晶表示装置1
4が作動されると共に、駆動モータ19が作動される。
そして、駆動モータ19が作動することにより、蓋体1
5が開口12cを開放するように回動され、反射鏡16
が後席乗員と対面するように露呈される。
【0025】また、表示面14aには地図等のナビゲー
ター情報が表示され、その表示情報がルーバー17の間
から反射鏡16の反射面16aに反射されることによっ
て虚像Q’として後席乗員が視認できるように提示され
るものである。
【0026】また、蓋体15の内面に設けられている反
射鏡16は、単に液晶表示装置14の表示像を反射表示
するのみでなく、蓋体15の内部に後席乗員側に向けて
照明光束を出射する照明手段を組み込むと共に、蓋体1
5の開放角度を液晶表示装置14の表示像を見る角度よ
りさらに開放方向に回動させ、その開放角度を大きくし
て反射鏡16の下端が上端位置と略同じか、それよりも
前席側に傾斜させることによって情報表示装置13と対
向する後席乗員の顔等を映し出すことが可能となり、バ
ニティミラー(化粧鏡)として利用することも可能であ
る。
【0027】尚、その時の回転駆動機構については、予
め液晶表示装置14の視認位置(第1位置)と、バニテ
ィミラーの利用位置(第2位置)とを設定しておき、ス
イッチで切り替え可能とし、また、蓋体15がバニティ
ミラー利用位置にある時には液晶表示装置14をOFF
するものとする。
【0028】このように、本発明の車両用情報表示装置
13にあっては、比較的重量と厚みのある液晶表示装置
14を、その表示面14aが下向きとなるように寝かせ
た状態で天井部12に固定すると共に、比較的軽くて薄
い蓋体15のみを回動させることにより、手動での開閉
操作の場合にはその操作を容易に行うことができ、自動
での開閉操作の場合には一つの駆動機構のみで自動開閉
が可能となため、操作性を向上し得て、しかも装置全体
の軽量化を実現することができる。
【0029】また、表示情報を反射鏡16に反射させて
視認させることにより、表示情報の虚像Q’を後席乗員
から離れた位置に表示させることができ、しかも、その
表示情報の下端が上端よりも前席寄りに位置させた傾斜
状態とすることが可能であるため、視認性が向上され
る。
【0030】ところで、本発明の車両用情報表示装置1
3は、図3に示すように、車体左右に独立して設けたも
のを開示したが、車体左右の略中央に1つ設けてもよ
い。また、このような車両用情報表示装置13は、乗用
車のみならず、ワゴン車等への適用も可能である。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の車両用情
報表示装置にあっては、車体の天井部を構成する内壁パ
ネルに形成された開口から前記天井部内に格納された情
報表示器本体と、前記天井部に回動可能に装着され前記
開口を開閉する蓋体と、該蓋体の前記情報表示器本体の
表示面と対向する面に設けられた反射鏡とを備えている
ことにより、視認性並びに操作性の向上を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係わる車両用情報表示装
置を示し、要部の拡大断面図である。
【図2】同じく、ルーバーの作用の示す要部の説明図で
ある。
【図3】同じく、車両用情報表示装置を車体に設置した
使用状態の外観を示す概略斜視図である。
【図4】従来の車両用情報表示装置を示し、(A)はカ
バー開閉式の液晶表示装置の説明図、(B)は液晶表示
装置回動式の説明図である。
【符号の説明】
12…天井部 12b…内壁パネル 12c…開口 13…車両用情報表示装置 14…液晶表示装置(情報表示器本体) 14a…表示面 15…蓋体 16…反射鏡

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体の天井部を構成する内壁パネルに形成
    された開口から前記天井部内に格納された情報表示器本
    体と、前記天井部に回動可能に装着され前記開口を開閉
    する蓋体と、該蓋体の前記情報表示器本体の表示面と対
    向する面に設けられた反射鏡とを備えていることを特徴
    とする車両用情報表示装置。
  2. 【請求項2】前記蓋体の開放位置は、前記情報表示器本
    体の表示像を反射する第1位置と、乗員を映し出す第2
    位置とを有することを特徴とする請求項1に記載の車両
    用情報表示装置。
JP28823997A 1997-10-21 1997-10-21 車両用情報表示装置 Pending JPH11127403A (ja)

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