JP2553400B2 - 車載用表示装置 - Google Patents

車載用表示装置

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JP2553400B2
JP2553400B2 JP2009773A JP977390A JP2553400B2 JP 2553400 B2 JP2553400 B2 JP 2553400B2 JP 2009773 A JP2009773 A JP 2009773A JP 977390 A JP977390 A JP 977390A JP 2553400 B2 JP2553400 B2 JP 2553400B2
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display
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正明 根本
至夫 高久
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、車室内に設置されて、道路情報などの各種
情報を示す表示装置に係り、特にインストルメントパネ
ルの上部に設置したようなときに運転視野を妨げず、し
かも目視しやすい位置に設置できるようにした車載用表
示装置に関する。
〔従来の技術〕
最近では、自動車の車室内に液晶ディスプレイなどの
表示部材を設置して、道路情報などの各種情報を表示す
る装置が考えられている。この場合、ディスプレイなど
の表示部材は通常インストルメントパネルの前面などの
ように比較的低い位置に配置されることが想定されてい
る。しかしながらこの低い位置では、助手席や運転席か
ら目視しにくく、実用的でない。
〔発明が解決しようとする課題〕
そこで、車室内から最も目視しやすい位置として、表
示部材をインストルメントパネルの上面で且つフロント
ガラスの手前の位置に設置することが考えられる。しか
しながら、この場合、表示装置を高く立ち上がらせると
運転視野の妨げになってしまう。また立ち上がり高さを
低くすると、ディスプレイなどの表示装置を小さくしな
ければならなくなって、表示情報が見にくくなる。また
表示部材はなるべくフロントガラスに近い位置の方が見
やすいが、この位置で且つ立ち上がり高さを低くしてし
まうと、装置そのものが助手席などから見て奥に配置さ
れることになり、各種操作がしずらくなる。
本発明は上記従来の課題を解決するものであり、例え
ば車室内のインストルメントパネルの上面などに設置し
たときに、表示装置の立ち上がり高さを低くでき、しか
もディスクプレイなどの表示装置を十分に大きくでき、
また操作部を運転席や助手席に近く且つ表示部材をフロ
ントガラスに近い位置に配置できるようにした車載用表
示装置を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明による車載用表示装置は、車室内に設置される
シャーシの上面に開口部が形成され、この開口部を覆う
カバートップとこのカバートップの内側に設置される表
示部材とが設けられており、このカバートップは開口部
を覆う姿勢からその一部がシャーシ内に入って立ち上が
る姿勢へ回動するように支持され且つ表示部材もシャー
シに回動するように支持されており、前記表示部材の回
動支持部は、前記カバートップの回動支持部よりも立ち
上がり姿勢のカバートップに近い位置に配置され且つ、
カバートップと表示部材とが相対移動可能に連結されて
成るものである。
〔作用〕
上記手段では、カバートップを閉めるとこのカバート
ップがインストルメントパネルなどと同一面になる。こ
の位置からカバートップを立ちあげると、カバートップ
はその基部がシャーシ内に入り込んだ状態で立ち上がる
ことになり、その立ち上がり高さは低くなる。このカバ
ートップの動作は、例えばディスプレイなどの表示部材
をモータなどにより回動させる際この表示部材に従動し
て行なわれるものである。そして表示部材は、カバート
ップが立ち上がった状態にてカバートップの手前に位置
する。すなわち表示部材はカバートップよりも小さい半
径の回動軌跡にて立ち上がり、カバートップが立ち上が
ったときにほぼカバートップの全面に設置される状態と
なる。またカバートップは回動半径が大きいため、比較
的広い面積にでき、インストルメントパネル上に設置し
たときに運転席や助手席に近い位置から立ちあげること
ができる。しかも立ち上がった状態では表示装置をフロ
ントガラスに近い位置に設置できるようになる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面によって説明する。
第1図は本発明による車載用表示装置が車室内のイン
ストルメントパネル上に設置された状態を示す斜視図、
第2図は車載用表示装置を示す縦断面図である。
第1図において、符号1は車室内のインストルメント
パネル、2はフロントガラスである。
符号10は本発明による車載用表示装置である。この車
載用表示装置10のシャーシ11は、インストルメントパネ
ル1の上面に埋め込まれており、シャーシ11の上辺11a
がインストルメントパネル1の上面1aとほぼ一致し、ま
た前辺11bがインストルメントパネル1の前面1bとほぼ
一致している。シャーシ11はその上面から前面にかけて
開口部Aとなっている。符号12は上記開口部Aを覆うカ
バートップであり、13は液晶ディスプレイを備えた表示
部材である。この表示部材13の前面が表示面13aとなっ
ている。前記カバートップ12の両側部には支持アーム12
aが一体に形成されている。第2図に示すように、この
支持アーム12aの基端部12bはシャーシ11に設けられた支
持軸14に回動自在に支持されている。よってカバートッ
プ12はこの支持軸14を中心として回動する(回動軌跡は
αで示す)。この回動軌跡αにおいて、第2図にて実線
で示している姿勢は、カバートップ12が開口部Aを完全
に覆っている状態である。また第2図において鎖線で示
している姿勢は、カバートップ12がシャーシ11に対して
立ち上がった状態である。カバートップ12は、シャーシ
11内の深い位置にある支持軸14を中心として回動するた
め、カバートップ12が鎖線状態に立ち上がった姿勢で
は、カバートップ12の後部の多くの部分がシャーシ11内
に入り込んでおり、シャーシ11の上辺11aからのカバー
トップ12の立ち上がり寸法Hは非常に小さいものとなっ
ている。しかもカバートップ12は前後に長く開放されて
いる開口部Aをほぼ完全に覆うことができるように広い
面積を有するようになっている。
一方、前記表示部材13はその両側部が支持軸16により
シャーシ11に対して回動支持されている。この支持軸16
は、前記カバートップ12の支持軸14よりも図示左側に位
置している。すなわち開放状態のカバートップ12に対
し、表示部材13の支持軸16は、カバートップ12の支持軸
14よりも接近した位置に配置されている。この表示部材
13の回動軌跡はβで示している。この回動軌跡βはカバ
ートップ12の回動軌跡αと相違している。
第2図に示すように、カバートップ12の内面にはガイ
ド溝12cが形成されており、表示部材13の後部上端に設
けられたピン状の突起13bがこのガイド溝12c内に摺動自
在に挿入されている。カバートップ12と表示部材13は、
上記ガイド溝12cと突起13bとによって互いに連結されて
いる。前述のようにカバートップ12の回動軌跡αと表示
部材13の回動軌跡βとは相違しているため、カバートッ
プ12と表示部材13とが第2図において実線状態から鎖線
状態の間を移動するとき、前記突起13bがガイド溝12cを
摺動して、カバートップ12と表示部材13とが相対移動す
る。第2図に示すように、カバートップ12が開口部Aを
覆っている状態では、表示部材13はカバートップ12に対
して後方(フロントガラス2の方向)にずれた姿勢で収
納されており、またはカバートップ12が鎖線で示すよう
にシャーシ11から立ち上がった状態では、表示部材13は
その上端がカバートップ12とほぼ同じ高さHとなって立
ち上がり姿勢となる。前述のようにこの高さ寸法Hは最
小限であり、表示部材13のインストルメントパネル1の
上面1aからの突出量は最小である。
第1図に示すように、シャーシ11内にはモータMなら
びに減速ギヤなどの機構が配置されており、前記表示部
材13が、第2図において実線の姿勢から鎖線で示す姿勢
までの間を動力駆動されるようになっている。そしてカ
バートップ12は上記表示部材13の回動動作に追従して回
動するようになっている。また、第1図に示すモータM
などの内部機構は適当なカバーによって隠されている。
なおモータMによってカバートップ12と表示部材13の双
方を回動駆動してもよい。この場合カバートップ12の回
動角度と表示部材13の回動角度が相違しているので、両
者の駆動角度の違いはギヤ比などにより調整される。ま
た、カバートップ12がモータにより駆動され、表示部材
13がこれに追従する構造でもよい。
このように上記構造では、シャーシ11の開口部Aの面
積は十分に広く、またカバートップ12はこの広い開口部
Aを覆うことができる大きさを有している。しかもカバ
ートップ12が立ち上がった状態では、カバートップ12な
らびに表示部材13の突出高さ寸法Hを最小限にできる。
しかもカバートップ12を伴なって立ち上がる表示部材13
は広い開口部Aの後方のフロントガラス2に近い位置と
なるため、開口部A内を通して表示部材13の表示面13a
が助手席や運転席から見やすくなる。なお、図の実施例
では、表示部材13が立ち上がった状態にてその表示面13
aが垂直よりもやや時計方向へ回動した姿勢となってお
り、すなわち表示部材13の先端が車室内の方向へやや倒
れた姿勢となっている。よって外光によって表示面13a
が見にくくなるのが防止されている。
第1図ならびに第2図に示すように、この車載用表示
装置にはキーボード21が設けられている。このキーボー
ド21の両側部は回動アーム22に支持されている。また回
動アーム22はシャーシ11の両側壁の内面に設けられた支
持軸23によって回動自在に支持されている。その結果、
キーボード21ならびに回動アーム22は第2図において実
線で示すように、シャーシ11内に収納できるようにな
る。この収納された状態では、収納状態の表示部材13が
キーボード21の上方に重ねられた状態となる。またキー
ボード21ならびに回動アーム22をシャーシ11の外部に回
動させると、第1図に示す姿勢となる。
またシャーシ11の底部にはプッシュロックスイッチ30
が設けられており、その押圧部31がシャーシ11内に突出
している。そしてキーボード21が収納されると、このキ
ーボード21により押圧部31が押されてロックされた状態
となっている。表示部材13が立ち上がってカバートップ
12が開放された状態でキーボード21を指で押すと、プッ
シュロックスイッチ30の押圧部31が押され、押圧部31が
スプリングによって突出する。その結果キーボード21は
指でつかむことができる位置まで持ち上げられる。また
押圧部31が突出しているときにプッシュロックスイッチ
30がOFFとなり、このときモータMが駆動されない状態
となり、表示部材13ならびにカバートップ12が閉じられ
るのが防止される。
〔効果〕
以上のように本発明によれば、カバートップが開放さ
れたときにその一部がシャーシ内に入り込んだ状態で立
ち上がり姿勢となるため、開放状態のカバートップの立
ち上がり高さ寸法は低くなる。またカバートップの回動
支持部よりも表示部材の回動支持部を開放状態のカバー
トップに近い位置としているため、カバートップが大き
くてもその開放状態にて表示部材をカバートップとほぼ
同じ高さにできる。またカバートップを大きいものにで
き、開口部を広くしながら、立ち上がった表示部材は開
口部の後方に位置させることができ、図の実施例のよう
に表示部材をフロントガラスに近い位置などに立ち上が
らせることができるようになる。またカバートップを大
きいものにでき、また開口部を広くできるため、後方に
位置する表示部材は見やすくなる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すものであり、第1図は車載
用表示装置が車室内のインストルメントパネルに設置さ
れた状態を示す斜視図、第2図は車載用表示装置の縦断
面図である。 1……インストルメントパネル、2……フロントガラ
ス、10……車載用表示装置、11……シャーシ、A……開
口部、12……カバートップ、13……表示部材、13a……
表示面、14……カバートップの支持軸、16……表示部材
の支持軸。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車室内に設置されるシャーシの上面に開口
    部が形成され、この開口部を覆うカバートップとこのカ
    バートップの内側に設置される表示部材とが設けられて
    おり、このカバートップは開口部を覆う姿勢からその一
    部がシャーシ内に入って立ち上がる姿勢へ回動するよう
    に支持され且つ表示部材もシャーシに回動するように支
    持されており、前記表示部材の回動支持部は、前記カバ
    ートップの回動支持部よりも立ち上がり姿勢のカバート
    ップに近い位置に配置され且つ、カバートップと表示部
    材とが相対移動可能に連結されて成る車載用表示装置
JP2009773A 1990-01-19 1990-01-19 車載用表示装置 Expired - Lifetime JP2553400B2 (ja)

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