JPS604808Y2 - 自動車用空気調和装置におけるプログラムスイツチ - Google Patents

自動車用空気調和装置におけるプログラムスイツチ

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JPS604808Y2
JPS604808Y2 JP2883680U JP2883680U JPS604808Y2 JP S604808 Y2 JPS604808 Y2 JP S604808Y2 JP 2883680 U JP2883680 U JP 2883680U JP 2883680 U JP2883680 U JP 2883680U JP S604808 Y2 JPS604808 Y2 JP S604808Y2
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JP
Japan
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lever
switch
air
controller
air conditioner
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JP2883680U
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JPS56131208U (ja
Inventor
邦彦 功力
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日本ラヂエ−タ−株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車用空気調和装置におけるスイッチ回路を
切換え制御するプログラムスイッチに関する。
自動車用空気調和装置においては、インテークユニット
内に外気取入口と内気取入口とを開閉するインテークド
アが取付けられ、ヒーターユニット内には冷風と温風と
の混合割合を制御するミックスドア、車室内への配風制
御を行なうデフドア、ルームドア及びベントドアが取付
けられている。
これらのドアの開閉制御は通常運転席前方のインストル
メントパネルに取付けられたコントローラのレバーを左
右方向に移動することによって行ない、送風用のファン
やクーラーのコンプレッサーの駆動を制御するため別の
スイッチを更にインストルメントパネルに取付けている
前記インテークドアの開閉、ミックスドアの開閉及びデ
フドア等の開閉は、実開昭50−102038号公報に
示されるように、従来、それぞれ別々にインストルメン
トパネルに取付けられたレバーを操作することによって
なされており、送風用のファンを制御するためのスイッ
チ及びコンプレッサの駆動を制御するためのスイッチも
それぞれ独立してインストルメントパネルに取付けられ
ていた。
このような従来の自動車用空気調和装置にあっては、車
室内に所望の温度が吹き出されるようにするには、ミッ
クスドアに連結されたレバーを操作する必要があり、車
室内に吹き出される風の吹き出し位置を選定するには、
デフドア、ルームドア、及びベントドアとを一体的に作
動するリンクに連結されたレバーを操作する必要がある
また、車室内に風を吹き出させるためのファンの回転数
も、同様にレバーないしスイッチの操作によって行なう
必要がある。
したがって、従来ではレバーの運動をリンクやカムを用
いて各種ドアの運動に変換するための機構が必要であり
、自動車用空気調和装置におけるスイッチの構造も複雑
となり、部品点数も多くなってしまう。
特に、自動車用空気調和装置にあっては、ファン駆動用
のモータに電力を供給するための電気回路をも必要とし
、これらのケーブルがコトローラに這い回っていると、
コントローラの組み立て工程が複雑となり、組み立てが
容易でないという問題点があった。
本考案はこのような従来の問題点に鑑み、プリント回路
を有する基板をコントローラに取付け、スイッチの組み
立てを容易にすることを目的とする。
上記目的を達成するための本考案は、外気取入口と内気
取入口が設けられたインテークユニットと、該インテー
クユニットからの空気を冷却するクーラーユニットと、
該クーラーユニットからの空気を温度調整し、車室内へ
の配風を制御するヒーターユニットとを有する自動車用
空気調和装置において、運転席前方のインストルメント
パネルに取付けられたコントロールパネルの押しボタン
により作動するレバーを摺動自在にコントローラに取付
け、前記コントローラに固定されたケース内に可動部材
を摺動自在に取付けると共に前記可動部材を前記レバー
に係合し、更に前記ケースと一体の基板に固着されたプ
リント回路と摺接しこれを開閉するスライダを前記可動
部材に取付け、前記基板の一端に前記プリント回路の端
子を集中配置し、前記押ボタンの操作によりスイッチ回
路をなす前記プリント回路を開閉するようにしたことを
特徴とする自動車用空気調和装置におけるプログラムス
イッチである。
かかる構成のプログラムスイッチにあっては、レバー操
作によってヒーターユニット等に取付けられたドアを開
閉するためにレバーを操作すると、プログラムスイッチ
が作動し、ファン等の電気回路を同時に制御できる。
次に、本考案の一実施例について図面をもとに説明する
第1図に示すコントローラ108は特願昭55−206
12 (特開昭56−1204川号公報)に示されるよ
うに、外気の温度がどのような温度であっても、乗員が
設定した所望の温度の空気が所定の吹き出し口から車室
内に吹き出されるようにし、ファンの回転数も所定の回
転数となるようにした自動車用空気調和装置(以後オー
トエアコンと称す。
)に用いられるである。
このようなオートエアコンに設けられたインテークドア
、ミックスドア、デフドア、ルームドア、ベントドアの
五枚のドアの開閉制御及び車室内の温度及び風量制御は
、インストルメントパネルに取付けられるコントロール
パネル67の押しボタン100〜107を操作すること
によりなされる。
これらのボタン100〜107はそれぞれコントローラ
108に設けられたレバー100 a〜107aの先端
に固着されている。
また、コントローラ108には第1と第2の二つのバキ
ュームコントロールスイッチ109.110が取付けら
れており、これらのスイッチ109,110によってデ
フドア、ルームドア及びベントドアの開閉の制御がなさ
れる。
そして、これらのボタン100〜107を操作したとき
に、前述したようにドアの開閉制御を行なっているが、
これと同時にボタン102〜106を操作したときには
クーラー用のコンプレッサやファンの回転数等の制御を
行なっている。
これは第2図Aに示すプログラムスイッチ141によっ
て為される。
このプログラムスイッチ141について説明すると、第
2図Bに示す基板142に固着されたケース143内に
は第2図Eに示すような6つの可動部材144がそれぞ
れ矢印Aで示す方向に摺動自在に設けられ、それぞれの
可動部材144にはスライダー145がねじ止めされて
、可動部材144の突起部146が第1図に示すように
レバー101a〜106aに形成された孔146aに係
合している。
したがって、ボタン101〜106の何れかを操作する
と、可動部材144が移動することにより基板142に
固着されたプリント回路を選択し、クーラー用のコンプ
レッサやブロアの回転数を制御する。
前記プリント回路のそれぞれの端子147〜151は、
第2図Aに示すように、基板142の一端に集中配置さ
れており、これらの端子を介してプログラムスイッチ1
41は、第3図に示すようにアンプ等に電気的に接続さ
れている。
これらの端子147〜151とブロアーコントローアン
プ153等との配線を第4,5図により説明する。
第4図において、端子147は、各レバー101a〜1
06aの共通切片(図示せず)に連通した端子であり、
端子148はエアコンリレー156、端子149はブロ
アHIリレー152、端子150はブロアーコントロー
ルアンプ153、端子151はブロアーコントロールレ
ジスター154にそれぞれ連通した端子である。
スイッチSW1は端子147と端子151とを、スイッ
チsw2は、端子147と端子150とを、スイッチs
w3は、端子147と端子149とを、スイッチSW4
は、端子147と端子148とをそれぞれ導通するため
のスイッチである。
これらの端子を有するプリント回路と、これらのスイッ
チとにより、各種ドアの開閉制御、ブロアの回転制御及
びコンプレッサのON、OFF制御を行なうスイッチ回
路を構成している。
尚、第5図は各ボタンを操作した場合の端子と端子との
導通状態を示す表である。
第5図において’EC0NJはレバー101aに対応し
、’ LOJはレバー102aに対応し、’AUTOJ
はレバー103aに対応し、’Hi、はレバー104a
に対応し、’B/LJはレバー105aに対応し、’D
EFJはレバー106aに対応する。
第4図に示すように、モータ4の回転数を制御するため
のブロアーコントロールアンプ153にはミックスドア
の開閉を行なう図示しないパワーサーボにより作動して
抵抗値が変化スるブロアコントロールレジスタ154が
組み付けられており、このコントロールレジスタ154
はスイッチSW1がオンとなると作動する。
このスイッチSW□がオンとなるのは、第5図に示すよ
うに、レバー101a、103a或は105aの操作で
一端子151と端子147とが導通状態となったときで
ある。
このブロアコントロールレジスタ154はその抵抗値が
高い程、モータ4の回転数は低くなる。
このブロアーコントロールレジスタ154の作用により
ミックスドアが最大暖房位置或いは最大冷房位置に近い
ときにモータ4が最大の回転数となる。
前記モータ4を、ミックスドアの開度のいかんに拘らず
、最小の回転数で回転させる場合は、可変抵抗器である
ブロアーコントロールレジスタ154による制御に代え
て、アンプ153内に設けられている固定抵抗回路を作
動させるにより行なう。
このアンプ153内に設けられた固定抵抗回路は、スイ
ッチSW2がオンとなると作動する。
このスイッチSW2がオンとなるのは、第5図に示すよ
うに、レバー102aの操作で端子150と端子147
とが導通状態となったときである。
また、ミックスドアの開度のいかんに拘わらず、モータ
4の回転数を最大にするためのブロアーHIリレー15
2はスイッチSW3がオンとなると作動する。
このスイッチSW3がオンとなるのは、第5図に示すよ
うに、レバー104或いは106の操作で端子149と
147とが導通状態となったときである。
エバポレータを作動するためのコンプレッサー用クラッ
チ160はエアコンリレー156により制御されるが、
このリレー156はスイッチSW4がオンとなると作動
する。
このスイッチSW4がオンとなるのは第5図に示すよう
に、レバー102a〜106aの操作により端子148
と端子147とが導通状態となったときである。
このようにプログラムスイッチ141はこれらのスイッ
チSW1〜SW4がまとめられたものであり、レバー1
01a〜106aの操作により各種ドアの開閉制御に併
せてこれらと同時に電気的スイッチの制御がなされる。
以上のように本考案によれば、インストルメントパネル
に取付けられたレバーにプログラムスイッチが係合して
おり、レバー操作によってヒーターユニット等に取付け
られたドアを開閉するためにレバーを操作するとプログ
ラムスイッチが作動し、ファン等の電気回路を同時に制
御できるようになっているため、コントローラにおける
複雑な配線をなくシ、簡素なコントローラとすることが
できる。
さらに、これにより、コントローラの組立てが容易にな
り、かつ、コントローラのインストルパネルノ取付けも
容易になるという実用上優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のプログラムスイッチが取付けられたコ
ントローラを示す斜視図、第2図Aはプログラムスイッ
チを示す平面図、第2図Bは同図Aの正面図、第2図C
は同図Aの底面図、第2図りは同図Aの側面図、第2図
Eは同図AのD−D線に沿う断面図、第3図はプログラ
ムスイッチの接続状態を示すブロック図、第4図は第3
図の詳細を示す配線図、第5図はプログラムスイッチの
端子の導通状態を示す表である。 67・・・・・・コントロールパネル、100,101
.102,103,104,105,106゜7・・・
・・・押しボタン、100av 101at 1a
、103a、104・at 105a、106107
a・・・・・・レバー 108 mmmm4mコントロ
ー141・・・・・・プログラムスイッチ、142・・
・・・・基板、143・・・・・・ケース、144・・
・・・・可動部材、145・・・・・・スライダ、14
7,148,149゜150.151・・・・・・端子

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外気取入口と内気取入口が設けられたインテークユニッ
    トと、該インテークユニットからの空気を冷却するクー
    ラーユニットと、該クーラーユニットからの空気を温度
    調整し、車室内への配風を制御するヒーターユニットと
    を有する自動車用空気調和装置において、運転席前方の
    インストルメントパネルに取付けられたコントロールパ
    ネルの押しボタンにより作動するレバーを摺動自在にコ
    ントローラに取付け、前記コントローラに固定・された
    ケース内に可動部材を摺動自在に取付けると共に前記可
    動部材を前記レバーに係合し、更に前記ケースと一体の
    基板に固着されたプリント回路と摺接しこれを開閉する
    スライダを前記可動部材に取付け、前記基板の一端に前
    記プリント回路の端子を集中配置し、前記押しボタンの
    操作によりスイッチ回路をなす前記プリント回路を開閉
    するようにしたことを特徴とする自動車用空気調和装置
    におけるプログラムスイッチ。
JP2883680U 1980-03-07 1980-03-07 自動車用空気調和装置におけるプログラムスイツチ Expired JPS604808Y2 (ja)

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JPS56131208U JPS56131208U (ja) 1981-10-05
JPS604808Y2 true JPS604808Y2 (ja) 1985-02-13

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