JPS6347129Y2 - - Google Patents

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JPS6347129Y2
JPS6347129Y2 JP13626483U JP13626483U JPS6347129Y2 JP S6347129 Y2 JPS6347129 Y2 JP S6347129Y2 JP 13626483 U JP13626483 U JP 13626483U JP 13626483 U JP13626483 U JP 13626483U JP S6347129 Y2 JPS6347129 Y2 JP S6347129Y2
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lever
switch
air volume
temperature control
air
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、吹出モードを切換えるモード切換レ
バーと吹出空気の温度を調節する温度コントロー
ルレバーとを備えたマニユアルタイプの自動車用
空調装置の制御操作機構に関するものである。
(従来技術) この種のマニユアルタイプの自動車用空調装置
の制御操作機構の従来例としては、例えば実開昭
54−136247号公報に示される如きものが知られて
いるが、これら従来公知のものは、吹出モード切
換用のモード切換レバーと、吹出空気の温度調整
用の温度コントロールレバーと、吹出空気の風量
を調整するフアンスイツチとを設け、車室温を調
整する場合にはこれら各操作部材をそれぞれ別々
に操作するようにしていたため、例えば夏季の冷
房時において車室温が低下し過ぎたような場合に
は、温度コントロールレバーを操作して吹出空気
温度を下げたり、フアンスイツチを小風量側に切
換えたりしなければならず、その制御操作が煩雑
であつた。
(考案の目的) 本考案は、上記の如き従来の自動車用空調装置
の制御操作機構における問題に鑑み、温度コント
ロールレバーとモード切換レバーを有するマニユ
アルタイプの自動車用空調装置の制御操作機構に
おいて、前記温度コントロールレバーを操作する
ことにより吹出モードに応じて空気吹出風量が自
動的に変化するようにし、もつて温度調整操作の
簡略化を図ることを目的とするものである。
(考案の構成) 本考案の自動車用空調装置の制御操作機構は、
温度コントロールレバーの操作に応じて作動し該
温度コントロールレバーのレバー位置を検出する
レバー位置検出スイツチと、モード切換レバーの
操作に応じて作動し吹出モードを検出するモード
検出スイツチと、前記レバー位置検出スイツチと
モード検出スイツチの出力を受けて作動し吹出空
気の風量を調整する制御回路とを備え、前記温度
コントロールレバーを操作することにより吹出空
気の風量を現在の吹出モードに応じた最適量に自
動的に調整し得る如くし、もつて温度調整操作の
簡略化を図るようにしたことを特徴とするもので
ある。
(考案の技術的背景) 自動車用空調装置において、より快適な車室雰
囲気を得るためには、吹出空気の風量を、吹出モ
ードと吹出空気の温度とによつて下記する如くよ
りシビアに調整してやる必要がある(第3図、第
7図、第10図参照)。
即ち、モード切換レバーを例えばVENT位置
とB/L位置とHEAT位置とDEF位置の4位置
に切換えるようにしたものにおいて該モード切換
レバーをVENTモード(外気導入状態)に固定
して使用する場合において温度コントロールレバ
ーを低温側に設定するのは特に酷暑地での使用と
か急速冷房を必要とするような場合であつて、こ
のような場合には風量を比較的大風量側に設定し
た方が冷房効率がよい。又、逆に温度コントロー
ルレバーを高温側に設定するのは車室温度をあま
り冷さずに中温程度に維持したいような場合であ
つて、このような場合には風量を比較的少風量側
に設定した方がよい。以下の説明においては前者
のような風量特性(VENT・低温冷房・大風量)
を必要とする場合を第1の空調パターン、後者の
ような風量特性(VENT・高温冷房・小風量)
を必要とする場合を第2の空調パターンという。
又、モード切換レバーをB/Lモード(二温度
空調状態)に固定して使用する場合とは、頭寒足
熱の理想的な空調を行なう場合であり、従つて温
度コントロールレバー低温側に設定されている場
合には吹出風量を大風量とした方がよく(即ち、
顔の部分に冷たい空気を送るため)、高温側に設
定されている場合には少風量とした方がよい(顔
になま暖い空気を吹付ける場合は少ないから)。
以下の説明においては前者のような風量特性
(B/L・低温設定・大風量)を必要とする場合
を第3の空調パターン、後者のような風量特性
(B/L・高温設定・小風量)を必要とする場合
を第4の空調パターンという。
次にモード切換レバーをHEATモード(暖房
状態)に固定して使用するのは暖房運転時である
が、この場合において特に、温度コントロールレ
バーを低温側に設定するのは車室温度を中温程度
に維持したいような場合であつて、このような場
合には吹出風量を比較的少風量とした方が都合が
よい。又、逆に温度コントロールレバーを高温側
に設定するのは寒冷地での使用あるいは急速暖房
を必要とするような場合であつて、このような場
合には吹出風量を比較的大風量とした方が効果的
である。以下の説明においては、前者のような風
量特性(HEAT・低温暖房・小風量)を必要と
する場合を第5の空調パターン、後者のような風
量特性(HEAT・高温暖房・大風量)を必要と
する場合を第6の空調パターンという。
又、モード切換レバーをDEFモード(曇りと
り状態)に設定するのはフロントガラス等につい
たくもりを取除く場合であり、このような場合に
は温度コントロールレバーを高温側に設定し最大
風量とした方が得策である。以下の説明において
はこのような風量特性(DEF・高温設定・最大
風量)を必要とする場合を第7の空調パターンと
いう。
次項の本考案の実施例の自動車用空調装置の説
明においては、モード切換レバー位置と温度コン
トロールレバー位置に応じて上述の如き各空調パ
ターンに最適な風量特性が得られるように制御操
作機構を構成している。
(実施例) 第1図及び第2図には本考案の第1実施例に係
る自動車用空調装置の制御操作機構が示されてい
る。この制御操作機構は、基板6の両側面に支点
ピン3により回動自在に枢着されたモード切換レ
バー1と温度コントロールレバー2とを有してい
る。
モード切換レバー1は、その一端1aを操作部
20とし、他端1bを後述する温度コントロール
レバー2側に取付けられる第1スイツチ10と係
合して該第1スイツチ10をON−OFF作動させ
る係合部15とする一方、その中間位置1cには
図示しないダンパー装置駆動用のモード切換用ワ
イヤ4が取付けられている。このモード切換レバ
ー1は、支点ピン3を中心として回動され、
VENT位置−B/L位置−HEAT位置−DEF位
置の4位置のうちの任意の回動位置に位置決めさ
れる。
又、基板6のしかもモード切換レバー1取付側
面のDEF位置寄りの位置には、第2スイツチ1
1が取りつけられている。この第2スイツチ11
は、実用新案登録請求の範囲の項でいうところの
モード検出スイツチに相当するものであつて、モ
ード切換レバー1がDEF位置に設定された場合
において該モード切換レバー1と係合しその接点
を閉じるようになつている(第4図参照)。
温度コントロールレバー2は、その一端2aを
操作部21とする一方、その中間部2cには温度
コントロール用ワイヤ5を取付けている。この温
度コントロールレバー2は、前記モード切換レバ
ー1と全く同じ回動範囲内でCOLD位置から
HOT位置まで回動自在とされており、COLD位
置に設定された時にはVENT位置に設定された
モード切換レバー1と、2/3COLD位置に設定さ
れた時にはB/L位置に設定されたモード切換レ
バー1と、また1/3COLD位置に設定された時に
はHEAT位置に設定されたモード切換レバー1
と、さらにHOT位置に設定された時にはDEF位
置に設定されたモード切換レバー1とそれぞれ重
合するようになつている。
又、この温度コントロールレバー2の他端2b
には、前記モード切換レバー1の係合部15と係
合して該温度コントロールレバー2のレバー位置
を検出する第1スイツチ10が取付けられてい
る。この第1スイツチ10は、前記実用新案登録
請求の範囲の項でいうところのレバー位置検出装
置に相当するものであつて、前記モード切換レバ
ー1と温度コントロールレバー2との相対回動角
度が、該モード切換レバー1あるいは温度コント
ロールレバー2のそれぞれ相隣接するレバー位置
間のレバー回動角度以内であるような場合に前記
モード切換レバー1の係合部15と相互に係合し
てその接点を閉じるようになつている。例えば、
今、モード切換レバー1がB/L位置に設定され
ていると仮定すれば、この第1スイツチ10は、
温度コントロールレバー2がモード切換レバー1
のB/L位置に対応する2/3COLD位置をはさん
でその両側に位置するCOLD位置と1/3COLD位
置の回動範囲内に設定されている場合に前記係合
部15と係合してその接点を閉じるようになつて
いる(第4図参照)。この第1スイツチ10と前
記第2スイツチ11は、ともに第4図に示す風量
調整用の制御回路P内に組込まれている。
制御回路Pは、第4図に示す如くブロアフアン
駆動用のフアンモータ30と、該フアンモータ3
0との間に三つの抵抗即ち、第1抵抗35と第2
抵抗36と第3抵抗37を直列に介在せしめた状
態で接続されるL接点と第1抵抗35と第2抵抗
36を直列に介在せしめた状態で接続されるM接
点と第1抵抗のみを介在せしめた状態で接続され
るH接点とを有する三接点式のフアンスイツチ
(ロータリースイツチ)31と、前記フアンモー
タ30とH接点との間にしかも第1抵抗35と並
列に接続された前記第1スイツチ10と第2スイ
ツチ11より構成されており、後述する如く該フ
アンスイツチ31によつて固定的に設定されるフ
アンモータ30の回転数を、その特定の設定回転
数を基準としてさらに前記温度コントロールレバ
ー2とモード切換レバー1のレバー位置に応じて
自動的に調整するものである。
以下、この第1実施例の制御操作機構の作用を
第1図ないし第4図を参照して説明すると、先
ず、フアンモータ30の回転数即ち、吹出空気の
基本風量は、フアンスイツチ31の接続位置によ
つて設定される。即ち、フアンスイツチ31がH
接点に接続されているときには、三つの抵抗のう
ち第1抵抗35のみが有効となるため、フアンモ
ータ30は高速で回転し大風量の吹出空気が得ら
れ、またフアンスイツチ31がM接点に接続され
ているときには第1抵抗35と第2抵抗36が有
効となるため、フアンモータ30は中速で回転し
中風量の吹出空気が得られ、さらにフアンスイツ
チ31がL接点に接続されているときには三つの
抵抗全てが有効となるためフアンモータ30は低
速で回転し吹出空気の風量は少風量とされる。
このようにフアンスイツチ31によつて固定的
に設定される基本風量は、さらに温度コントロー
ルレバー2とモード切換レバー1のレバー位置に
応じて自動的にしかも前述の「考案の技術的背
景」の項で説明した各空調パターンにおける風量
特性に対応する如く適宜に調整される。即ち、
今、フアンスイツチ31を第4図において破線図
示する如くH接点に接続したと仮定する。この状
態において先ず、モード切換レバー1をVENT
位置に固定して(即ち、冷房運転時)温度コント
ロールレバー2をCOLD位置からHOT位置側に
回動させる場合について考えると、この場合には
第3図アに示す風量特性図の如く、温度コントロ
ールレバー2がCOLD位置と2/3COLD位置の間
において操作される第1の空調パターンでは、第
1スイツチ10が閉じられるため電流はフアンモ
ータ30から第1スイツチ10を通つてH接点側
に流れ(即ち、第1抵抗35が無効とされ)、吹
出風量は前記H接点接続時の基本風量Q0より適
宜量だけ増量せしめられた調整風量Q1とされる。
一方、温度コントロールレバー2が2/3COLD位
置とHOT位置の間において操作される第2の空
調パターンでは第1スイツチ10と第2スイツチ
11がともに開かれており、吹出風量は第1抵抗
35によつて設定される基本風量Q0に維持され
る。
モード切換レバー1をB/L位置に固定した場
合においては、第3図ロに示す風量特性図の如
く、温度コントロールレバー2がCOLD位置と1/
3COLD位置の間において操作される第3の空調
パターンでは、第1スイツチ10が閉じているた
め、吹出風量は調整風量Q1に設定されるが、温
度コントロールレバー2が1/3COLD位置とHOT
位置の間において操作される第4の空調パターン
では第1、第2スイツチ10,11がともに開か
れるため吹出風量は基本風量Q0に設定される。
又、モード切換レバー1をHEAT位置に固定
した場合においては、第3図ハに示す風量特性図
の如く、温度コントロールレバー2がCOLD位置
と2/3COLD位置において操作される第5の空調
パターンでは第1、第2スイツチ10,11がと
もに開かれるため吹出風量は基本風量Q0に設定
されるが、温度コントロールレバー2が2/3
COLD位置とHOT位置の間において操作される
第6の空調パターンでは第1スイツチ10が閉じ
られるため吹出風量は調整風量Q1に設定される。
さらに、モード切換レバー1がDEF位置に固
定されている第7の空調パターンでは、第2スイ
ツチ11が閉じられるため、第3図ニに示す風量
特性の如く吹出風量は調整風量Q1に維持される。
即ち、この第1実施例の制御操作機構において
は、モード切換レバー1と温度コントロールレバ
ー2に連動して第1スイツチ10と第2スイツチ
11を適宜に作動させることにより、ブロアフア
ンから吹出される風量を、第3図に示す風量特性
図の如く空調装置の各作動条件に適応した風量に
しかも自動的に増減調整することができるもので
ある。
次に、本考案の第2実施例の制御操作機構を第
5図ないし第8図に基いて説明すると、この制御
操作機構は、前記第1実施例の制御操作機構の場
合と同様に第5図及び第6図に示す如く支点ピン
3を中心としてVENT位置とDEF位置の間で回
動自在なる如く枢支されたモード切換レバー1
と、支点ピン3を中心としてCOLD位置とHOT
位置の間で回動自在なる如く枢支された温度コン
トロールレバー2を有している。このモード切換
レバー1の側方には、該モード切換レバー1が
VENT位置とB/L位置に設定されている場合
には該モード切換レバー1と係合してb接点を閉
じ、それ以外の位置に設定されている場合には該
モード切換レバー1と非係合とされてa接点を閉
じる第2スイツチ11(第8図参照)が取付けら
れている。この第2スイツチ11は、吹出モード
を検出するものであり、前記第1実施例の第2ス
イツチ11と同様に実用新案登録請求の範囲の項
でいうところのモード検出スイツチに相当する。
又、温度コントロールレバー2の側方には、該温
度コントロールレバー2がCOLD位置と1/2
COLD位置の間にある場合に該温度コントロール
レバー2と非係合とされてb接点を閉じ、それ以
外の位置にある場合には該温度コントロールレバ
ー2と係合してa接点を閉じる第1スイツチ10
(第8図参照)が取付けられている。この第1ス
イツチ10は、温度コントロールレバー2のレバ
ー位置を検出するものであり、前記第1実施例の
第1スイツチ10と同様に実用新案登録請求の範
囲の項でいうところのレバー位置検出スイツチに
相当する。尚、第5図及び第6図において符号4
はモード切換用ワイヤ、5は温度コントロール用
ワイヤ、6は基板、7はガイド板である。
又、上記第1スイツチ10と第2スイツチ11
は、第8図に示す如くフアンスイツチ31とフア
ンモータ30を有する制御回路P中に組込まれて
おり、その接点切換にによつて第1抵抗35を有
効あるいは無効とすることによりフアンモータ3
0の回転数即ち、吹出風量をフアンスイツチ31
によつて設定される基本風量Q0を基準として増
量調整する如く作用する。
この第2実施例の制御操作機構の作用を、フア
ンスイツチ31をH接点に接続した場合を例にと
つて説明する。先ず、モード切換レバー1を
VENT位置に固定した状態においては、第7図
イに示す風量特性図の如く温度コントロールレバ
ー2がCOLD位置と1/2COLD位置の間に設定さ
れている第1の空調パターンでは第1スイツチ1
0がb接点に、また第2スイツチ11がb接点に
それぞれ接続され、第1抵抗35が無効とされる
ため、吹出風量は基本風量Q0より大風量の調整
風量Q1に設定されるが、温度コントロールレバ
ー2が1/2COLD位置とHOT位置の間において操
作される第2の空調パターンでは第1スイツチ1
0がa接点側に切換わるため第1抵抗35が有効
となり吹出風量は基本風量Q0に設定される。
又、モード切換レバー1がB/L位置に固定さ
れている場合においては、第7図ロに示す風量特
性図の如く温度コントロールレバー2がCOLD位
置と1/2COLD位置の間において操作される第3
の空調パターンでは第1スイツチ10がb接点に
また第2スイツチ11がb接点にそれぞれ接続さ
れるため吸出風量は調整風量Q1に設定されるが、
温度コントロールレバー2が1/2COLD位置と
HOT位置の間において操作される第4の空調パ
ターンでは第1スイツチ10がa接点側に切換わ
るため吹出風量は基本風量Q0に設定される。
さらに、モード切換レバー1がHEAT位置に
固定された場合においては、第7図ハに示す風量
特性図の如く温度コントロールレバー2がCOLD
位置と1/2COLD位置の間において操作される第
5の空調パターンでは第1スイツチ10がb接点
にまた第2スイツチがa接点に接続されるため吹
出風量は基本風量Q0に設定されるが、温度コン
トロールレバー2が1/2COLD位置とHOT位置の
間において操作される第6の空調パターンでは第
1スイツチ10がa接点にまた第2スイツチ11
がa接点にそれぞれ接続されるため吹出風量は調
整風量Q1に設定される。
又、モード切換レバー1をDEF位置に固定し
た第7の空調パターンでは、第1スイツチ10が
a接点にまた第2スイツチ11がa接点にそれぞ
れ接続されるため第7図ニに示す風量特性図の如
く吹出風量は調整風量Q1に設定される。
又、第9図には本考案の第3実施例に係る制御
操作機構が示されている。この第3実施例の制御
操作機構は、前記第1、第2実施例の各制御機構
がそれぞれ第1スイツチ10と第2スイツチ11
をモード切換レバー1と温度コントロールレバー
2によつて機械的に制御することによつて制御回
路中の抵抗値を直接的に調整し、もつて風量調整
を行なうようにしているのに対して、モード検出
部40から出力されるモード信号S1と温度コント
ロールレバー位置検出器41から出力されるレバ
ー位置信号S2をコントローラ42に入力し、該コ
ントローラ42によつて(即ち、電気的制御手段
によつて)フアンモータ30を流れる電流値を空
調装置の作動条件に最適な値に設定して吹出風量
を、第10図に示す風量特性図の如く調整するも
のである。この第3実施例のものは、上記第1、
第2実施例のものと異なり、フアンモータ30の
電流値を連続的に変化させて風量を無段階に増減
調整することが可能である。
(考案の効果) 本考案の自動車用空調装置の制御操作機構は、
モード切換レバーの操作に応じて作動し現在の吹
出モードを検出するモード検出スイツチと、温度
コントロールレバーの操作に応じて作動し該温度
コントロールレバーのレバー位置を検出するレバ
ー位置検出スイツチと、前記モード検出スイツチ
とレバー位置検出スイツチからの出力信号を受け
て作動し、モード切換レバーと温度コントロール
レバーのレバー位置に応じてフアンモータの回転
数を制御する如く作用する制御回路を設けている
ため、温度コントロールレバーを操作することの
みによつて吹出風量が現在の吹出モードに最適な
風量に自動的に調整され、従来の自動車用空調装
置の制御操作機構(例えば、実開昭54−136247号
公報)の如く温度コントロールレバーの切換操作
時には該温度コントロールレバー操作とは別にフ
アンスイツチにより風量調整をしなければならな
いようなものに比して空調装置の操作性が向上す
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例に係る自動車用空
調装置の制御操作機構部の平面図、第2図は第1
図の−矢視図、第3図は第1図に示した制御
操作機構によつて制御される吹出空気の風量特性
図、第4図は第1図の制御操作機構の制御回路
図、第5図は本考案の第2実施例に係る制御操作
機構の平面図、第6図は第5図の−矢視図、
第7図は第5図に示した制御操作機構によつて制
御される吹出空気の風量特性図、第8図は第5図
に示した制御操作機構の制御回路図、第9図は本
考案の第3実施例に係る制御操作機構の制御ブロ
ツク図、第10図は第9図に示した制御操作機構
によつて制御される吹出空気の風量特性図であ
る。 1……モード切換レバー、2……温度コントロ
ールレバー、3……支点ピン、4……モード切換
用ワイヤ、5……温度コントロール用ワイヤ、6
……基板、7……ガイド板、10……レバー位置
検出スイツチ、11……モード検出スイツチ、3
0……ブロアモータ、31……フアンスイツチ、
35,36,37……抵抗、40……モード検出
器、41……レバー位置検出器、42……コント
ローラ、P……制御回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ブロアフアンによつて車室内に吹出される空気
    の吹出モードを選択的に切換えるモード切換レバ
    ーと、前記車室内の温度調整を行なう温度コント
    ロールレバーとを有する自動車用空調装置の制御
    操作機構であつて、前記モード切換レバーの操作
    に応じて作動し吹出モードを検出するモード検出
    スイツチと、前記温度コントロールレバーの操作
    に応じて作動し該レバーのレバー位置を検出する
    レバー位置検出スイツチと、前記モード検出スイ
    ツチと前記レバー位置検出スイツチからの出力信
    号を受けて作動し前記ブロアフアンのフアンモー
    タの回転数を制御することにより前記吹出空気の
    風量を制御する如く作用する制御回路とを備えた
    ことを特徴とする自動車用空調装置の制御操作機
    構。
JP13626483U 1983-08-31 1983-08-31 自動車用空調装置の制御操作機構 Granted JPS6045110U (ja)

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