JP2005080444A - 制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 車両のパワーウインドウなどの可動体を駆動制御する制御装置であって、可動体の動作を指令する操作ノブのみの操作により、ユーザ意思に対応した動作速度での可動体の動作(マニュアル動作含む)が実現できる制御装置を提供する。
【解決手段】 操作ノブ1の動作に応じて変化する出力値(出力電圧V)を生成可能な検出手段(スイッチ本体20)と、前記出力値に基づいて操作ノブ1の操作速度を判定し、この操作速度に応じた動作速度を決定し、この動作速度で可動体(ウインドウ)が動作するように、モータ32を駆動制御する制御手段(制御部30、モータ駆動回路31)とを備えた構成とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電動機器の可動体を、ユーザの意図を反映した速度で駆動制御する制御装置に関する。
近年、例えば車両のウインドウ(サンルーフ含む)やスライドシート、或いは建物用の電動自動ドアなどの可動体については、モータなどの電動アクチュエータを利用した駆動システム(即ち、パワーウインドウシステムなど)が増えている。このようなシステムでは、操作スイッチの操作部(例えば、ノブ式のもの、或いはシーソー式のものなど)をユーザが操作することで、可動体が動作するようになっている。
ところで、通常このようなシステムでは、スイッチのオンオフ操作に応じて可動体が一定の動作速度で動作するのみであり、可動体の動作速度を切り替える手段を有していないため、ユーザが意図する速度での操作は不可能であった。そのため、例えばウインドウの開閉量の微調整の際には、行き過ぎたりして何度も操作する必要があり煩わしい、希望する位置に正確に停止させることが困難であるといった問題や、ユーザが早急に動作させたい場合に対応することができないといった課題があった。
そこで、このような課題を解決すべく、従来では以下のような技術が提案されている。
特許文献1には、操作スイッチのオン時には、まず低いスピードでウインドウ(ウインドウガラス)の動作を始動させ、操作スイッチのオン継続時間に応じてデューティを切り替えて、このデューティによりモータをPWM制御することにより、操作スイッチのオン状態が長く継続するにつれて、開閉体の動作速度を徐々に増加させるパワーウインドウの制御装置が開示されている。
次に特許文献2には、ロータリ式スイッチの回動量に応じて開閉速度を調節し、また別個に設けたプッシュスイッチの1回の押し込みによりウインドウが少し開くようにしたパワーウインドウの制御装置が開示されている。
次に特許文献3には、ウインドウの動作速度を低速と高速の2段階に変更可能とし、操作スイッチのオン時には、まず低速でウインドウの動作を始動させ、その後一定時間経過すると高速に切り替えるパワーウインドウの制御装置が開示されている。
次に特許文献4には、ウインドウのオート動作(ユーザが操作を止めても全閉位置或いは全開位置までウインドウが自動的に動く動作)を指令するスイッチがオンしたときには、高速でウインドウを動作させ、ウインドウのマニュアル動作(ユーザが操作を止めるとウインドウの動作が即座に停止する動作)を指令するスイッチがオンしたときには、低速でウインドウを動作させるパワーウインドウの制御装置が開示されている。
実開平5−89771号公報 特開平9−60420号公報 実開平7−21982号公報 特開平7−139260号公報
ところが、上述した各公報に開示された従来の制御装置は、以下のような解決すべき問題点を有する。
まず、特許文献1及び特許文献3の装置では、スイッチ操作時には、必ず低速でウインドウが始動し、所定時間が経過するまでは、ウインドウが必ず低速で動作するため、ユーザが早急に開閉を行いたい場合に、必ずしもユーザ意思に十分対応した早い開閉動作を実現できず、ユーザをいらいらさせてしまうなどの問題がある。
次に、特許文献2の装置では、ロータリ式スイッチ(回転式操作部)の回動量に応じて開閉速度を調節しているため、操作感覚と実際のウインドウの動作速度が必ずしも対応せず、操作性が良くないという問題がある。また、ロータリ式スイッチを用いた場合、一般的な操作部(例えば、引き上げたり、押し下げたりするノブ式、又はシーソー式などの操作部)のスイッチに比較して、スイッチ操作部の回転方向とウインドウの移動方向との関係が感覚的に把握できない、スイッチ操作部の設置場所が突出した状態になり易い等の問題もある。さらに、例えば複数のウインドウの操作スイッチが一箇所(例えば運転席)に設置される場合、一部の操作スイッチ(例えば運転席用)のみにこの技術を適用して、他の操作スイッチを一般的な構成のままとすると、一部の操作スイッチのみが異なる形態となって、意匠的な問題(デザイン上の違和感など)が発生し易い。また特許文献2の装置では、プッシュスイッチを別個に設けることによる、コスト増などの不利もある。
また、特許文献4の装置は、オート動作機能がない場合には、動作速度を切り替えられないという問題がある。例えば、車両における後部座席のウインドウなどに関しては、通常オート動作機能がなく(即ち、オート動作用のスイッチはなく)、この場合には特許文献4の技術は適用できない。また、高速の場合には、必ずオート動作機能によって全閉又は全開まで動作するため、任意の位置まで高速で動かすといったマニュアル操作ができない。
そこで本発明は、可動体の動作を指令する操作部のみの操作により、ユーザ意思に対応した動作速度での可動体の動作(マニュアル動作又は/及びオート動作)が操作性良く実現できる制御装置を提供することを目的としている。
本願の制御装置は、操作部の動作に応じて、電動機器の可動体を駆動制御する制御装置であって、
前記操作部の動作に応じた出力値を生成可能な検出手段と、
前記検出手段の出力値に基づいて、前記操作部の操作速度を判定する操作速度判定手段と、
前記操作速度判定手段が判定した操作速度に応じた動作速度を決定し、この動作速度で前記可動体が動作するように、前記可動体のアクチュエータを駆動制御する制御手段とを備えたものである。
この制御装置によれば、ユーザが、操作部を異なる速度で動作させる操作を故意又は無意識に行うことにより、可動体の動作速度をいつでも容易に切り替えることができ、可動体をユーザの意思や感性に対応した所要の速度で操作性良く動作(マニュアル動作又は/及びオート動作)させることができる。
しかも本装置は、可動体の動作を指令する操作部のみにより、ユーザ意思に対応した動作速度での可動体の動作が実現でき、操作部は一般的なものでもよいため、既述した従来技術のような特殊なスイッチ(例えば、ロータリ式スイッチ)を設けることによるデザイン上の問題等も発生しない。
なお、「操作部」とは、可動体の動作を指令するためにユーザが指などで動かす部分であり、例えば、引き上げたり押し下げたりするノブ式、又はシーソー式などがあり得る。この「操作部」は、マニュアル動作用のものでも、オート動作用のものでもよいし、両者兼用のものでもよい。マニュアル動作用のものであれば、ユーザ意思に対応した動作速度での可動体のマニュアル動作が実現できるため、ユーザが所望する任意の位置まで可動体を所要の速度で動かすことができる。
また「操作部」は、可動体の動作が指令される特定の操作位置において節度感が生じるように構成されていてもよいし、節度感のないものであってもよい。「節度感」とは、いわゆるクリック感のことであり、操作部を操作するのに必要な操作力が、特定の操作位置(ピーク位置)において増加して操作力のピークが形成され、その後、所定のエンド位置まで操作力が減少することにより、操作部を操作するユーザに与えられる手ごたえ感であり、操作が実行されたことをユーザに実感させるとともに、操作部の操作時の動作を安定させ、これによって操作の確実性を担保するためのものである。
また、「可動体」としては、例えば乗物や建物におけるウインドウ(サンルーフ含む)又は座席、或いは、乗物や建物における扉などがあり得る。ここで、「乗物」には、車両や飛行機の他、エレベータなども含まれる。
また、「電動機器」としては、例えば、乗物におけるパワーウインドウ、パワーシート、又はパワースライドドア、建物における電動自動ドアなどがあり得る。
また、前記検出手段の具体的態様としては、次のようなものがあり得る。
即ち、操作部の動作に応じて抵抗値が変化する接触式の可変抵抗よりなり、この可変抵抗の抵抗値を電圧に変換し、この電圧を前記出力値として出力するもの、又は、操作部の動作速度に応じた頻度でパルス信号を生成するパルス発生器よりなり、このパルス信号が前記出力値として前記操作速度判定手段の判定において使用されるもの、があり得る。
或いは、前記操作部が特定の操作位置以上に動作すると開閉状態が切り替わるスイッチ接点よりなり、前記特定の操作位置とこれに対応する前記スイッチ接点が複数存在し、これらスイッチ接点の開閉状態によって変化する前記スイッチ接点の端子電圧が、前記出力値として前記操作速度判定手段の判定において使用されるものがあり得る。
ここで、パルス発生器の具体的構成としては、櫛刃状の固定接点と可動接点とよりなり、操作部の動作に伴って固定接点と可動接点がオンオフを繰り返す構成でもよいし、或いは、発光素子及び受光素子と、これら素子間に配置された遮蔽板(例えば、光を通すスリットが一定間隔で複数形成されたもの)とよりなり、操作部の動作に伴って遮蔽板が例えば回転して遮蔽状態と非遮蔽状態を繰り返す構成でもよい。
なお、検出手段が上述したような可変抵抗よりなる態様である場合には、操作部が非操作位置にあるときに、可変抵抗の抵抗値が極大になる構成であることが望ましい。
このようにすれば、抵抗値の変化を電圧変化に変換するために可変抵抗に流さなければならない電流値が、非操作状態において極小となり、非操作状態での消費電流(即ち、暗電流)を低減することができる。なお、「抵抗値が極大」とは、非操作位置近傍の操作位置に操作部が操作された状態における抵抗値よりも格段に高いことを意味し、抵抗値が無限大である状態(即ち、暗電流がゼロになる状態)も含む。
また、本装置の好ましい態様は、少なくとも前記可変抵抗、パルス発生器、又はスイッチ接点が、基板上に実装可能となるようにモジュール化されている態様である。このような態様であると、設計の標準化や大量生産によるコストダウンが容易になるとともに、部品の管理や組み立て作業が容易になる。
また、本装置の好ましい態様は、前記操作速度判定手段が、前記操作部が特定の操作位置に到達するまでの動作過程における前記操作部の動作速度を前記操作速度として判定し、前記制御手段が、前記操作部が特定の操作位置以上に動作すると、この特定の操作位置に到達するまでの動作過程における前記操作部の動作速度として前記操作速度判定手段が判定した操作速度に応じた前記可動体の動作速度を決定し、決定した動作速度でかつ前記特定の操作位置に対応した特定の動作態様で前記可動体が動作するように、前記アクチュエータを駆動制御する態様である。
この態様であると、可動体の特定の動作態様が指令された時点(即ち、操作部が特定の操作位置以上に動作した時点)よりも前の操作部の動作過程における動作速度に応じて、可動体の動作速度が決定され、この決定された動作速度になるように可動体が駆動制御される。このため、可動体の特定の動作態様が指令された時点で、即座にその動作態様の動作速度を決定して可動体のアクチュエータの駆動を開始することが可能であり、ユーザが意図する動作速度での可動体の動作が応答性良く可能となる。
また、本制御装置の制御手段が決定する可動体の動作速度は、規定の上限値に到達するまでは、前記操作速度の増加に対して増加する特性をもつことが好ましい。このような態様であると、ユーザが操作部をより早く動かすと可動体もより早く動くことになり、一般的な人の感性にあった高い操作性が得られる。また、上限値が設けられているので、可動体が過度な高速で動作することが防止される。なお上記特性は、必ずしも線形なもの(比例関係)である必要はなく、非線形であってもよい。
また、本装置における操作部は、一方向にのみ操作されるもの、或いは節度感が1段目だけのもの(操作段数が1段のもの)でもよいが、両方向に操作されて各方向毎に異なる動作態様(例えば、ウインドウの開動と閉動)を指令するもの、両方向に操作されて各方向に節度感が設けられて各方向毎に異なる動作態様を指令するもの、或いは節度感が2段階以上設けられていて異なる動作態様(例えば、ウインドウのマニュアル動作とオート動作)の指令を2段階以上で入力するもの(操作段数が2段以上のもの)でもよい。また操作部は、揺動式に限らず、スライド式でもよいし、回転式のものでもよい。但し、可動体の動作方向と操作部の動作方向との関係が分かり易いものが好ましい。
本発明の制御装置によれば、ユーザが、操作部を異なる速度で動作させる操作を故意又は無意識に行うことにより、可動体の動作速度をいつでも容易に切り替えることができ、可動体をユーザの意思や感性に対応した所要の速度で操作性良く動作(マニュアル動作又は/及びオート動作)させることができる。
しかも本装置は、可動体の動作を指令する操作部のみにより、ユーザ意思に対応した動作速度での可動体の動作が実現でき、操作部は一般的なものでもよいため、既述した従来技術のような特殊なスイッチ(例えば、ロータリ式スイッチ)を設けることによるデザイン上の問題等も発生しない。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(第1形態例)
まず、本発明の第1形態例(パワーウインドウ用の制御装置)について、図1乃至図2により説明する。
図1(a)は、本例における操作部である操作ノブ1と検出手段であるスイッチ本体20(可変抵抗)を示す側面図であり、図1(b)は、スイッチ本体20の縦断面図であり、図1(c)は本例の制御装置の回路図である。また、図2(a)は、操作ノブ1のストロークと操作力の関係を示す図であり、図2(b)は、操作ノブ1のストロークとスイッチ本体20の出力電圧Vの関係を示す図である。また、図2(c)は、スイッチ本体20の出力電圧Vの経時変化例を示す図であり、図2(d)は、操作ノブ1の動作速度(ノブ操作速度VN)とウインドウ(可動体)の動作速度(ウインドウ速度VW)の関係(動作速度変化の特性)を示す図である。
操作ノブ1は、図1(a)に示すように、軸2を中心として引き上げ方向(アップ方向)と押し込み方向(ダウン方向)に揺動するもので、下端側の係合部3においてスイッチ本体20の後述するスライダ23に係合している。このため、この操作ノブ1が引き上げ方向に操作されると、後述するスライダ23(可動接点24)が図1(a),(b)において左側に平行移動し、逆に操作ノブ1が押し込み方向に操作されると、スライダ23(可動接点24)が図1(a),(b)において右側に平行移動する。
なおこの場合、操作ノブ1には、例えば図2(a)に示すような2段階の節度感が、両方向に付与されているが、この節度感を生成させる節度感生成手段の構成は、従来の構成(例えば、特開2001−118465号公報に記載された構成)と同様でよいので、図示及び説明を省略する。
スイッチ本体20は、図1(a),(b)に示すように、基板上に実装可能となるようモジュール化されたものであり、合成樹脂製の後部ケース21及び前部ケース22と、これらケース内に移動自在に収納される合成樹脂製のスライダ23と、このスライダ23の内部奥側に装填される可動接点24と、この可動接点24とスライダ23の間に配置されて可動接点24を奥側(後述する印刷抵抗26の側)に付勢するバネ(図示省略)とを備える。また、後部ケース21の奥側の内面上には、図1(b)に示すように、印刷抵抗26と、固定接点27と、端子A,B,Cとが、インサート成形等によって形成されている。なお、スライダ23は、前部ケース22よりも外方(手前側前方)に突出して、操作ノブ1の前述した係合部3に係合する係合用突出部を有しているが、図1(a)では、このスライダ23の係合用突出部を図示しており、スライダ23の本体部分については図示省略している。
ここで、スライダ23や可動接点24は、既述したように操作ノブ1を操作すると、図1(b)において左右方向(印刷抵抗26の長手方向)に移動するようになっている。なおこの場合、操作ノブ1が中立位置(外力の加わっていないニュートラル位置)にあるときには、可動接点24が印刷抵抗26の中央に位置し、操作ノブが引き上げ方向に操作されると可動接点24が中央位置から左に、押し込み方向に操作されると可動接点24が中央位置から右に変位する構成となっている。
また、端子A,B,Cの接続端部は、図1(b)に示すように、後部ケース21の下面から下方に向かって突出した状態(基板のスルーホールに対して挿入可能な状態)となっており、スイッチ本体20が容易に基板に実装可能となっている。
また、図1(b)に示すように、印刷抵抗26は、この場合一定幅の帯状のものであり、固定接点27は、印刷抵抗26と平行に配置されたやはり一定幅の帯状の導体である。
また可動接点24は、前記バネに付勢されて印刷抵抗26と固定接点27の両方に接触しており、操作ノブ1の動作に伴って左右にスライドする際にも、印刷抵抗26と固定接点27の両方に接触しながら移動する。
また端子Aは、印刷抵抗26の一端に接続されており、端子Bは、印刷抵抗26の他端に接続されている。また端子Cは、固定接点27と一体に形成された端子である。
そして、このスイッチ本体20は、可動接点24の印刷抵抗26への接触が局部的とされて、この接触位置が可動接点24の移動に伴って変位することによって、端子AC間又はBC間の抵抗値が変化するようになっており、これにより、本発明の検出手段を構成する可変抵抗を実現している。
次に、本例の制御装置の回路構成は、図1(c)に示す構成となっている。
即ち、スイッチ本体20の端子Aが電源ライン(例えば、5V)に接続され、端子Bがグランドに接続され、端子Cが制御部30の信号入力端子に接続され、制御部30がモータ駆動回路31を介してモータ32(パワーウインドウのアクチュエータ)をPWM制御する構成となっている。
このようにスイッチ本体20が電源ライン及び信号ラインに接続されていると、前述した抵抗値の変化が電圧変化(例えば、0Vから5Vの範囲内の変化)に変換されて端子Cから出力され、この端子Cから出力される出力電圧V(検出手段の出力値)が、図2(b)に示す如く、操作ノブのストロークに対してリニアに変化する良好な特性となる。
なお、操作ノブが揺動するタイプの場合、操作ノブの揺動角度と前記可動接点24の変位量とは、厳密にはリニアな関係にないため、このような非線形性を考慮すれば、図2(b)のグラフは正確にはリニアな特性にならないが、このような非線形成分は通常僅かであるため無視できる。ちなみに、印刷抵抗26の幅寸法を長手方向(可動接点24のスライド方向)に変化させて、操作ノブのストローク(揺動角度)と可動接点24の変位量の関係における上述した非線形成分を打ち消すことにより、よりリニアな特性を得ることも容易に可能である。
また、モータ駆動回路31は、モータ32の各コイル端子をそれぞれグランドライン又は電源ライン(例えば、12V)に切り換えて接続する二つのリレーよりなるリレー回路33と、このリレー回路33の通電ライン上(即ち、モータ32の通電ライン上)のグランド側に接続されてこの通電ラインを開閉するFET(電界効果型トランジスタ)34とよりなる。
次に制御部30は、例えばマイクロコンピュータなどの処理手段と、操作判定のための基準値を書き換え可能に記憶するEEPROMなどのメモリ(記憶手段)と、端子Cの電圧をデジタル値に変換するコンバータと、FET34をPWM駆動するためのPWM駆動回路35などを有する制御回路であり、本発明の操作速度判定手段を構成する要素である。また、モータ駆動回路31とこの制御部30は、本発明の制御手段を構成している。
即ち、制御部30には、各操作方向それぞれについて、基準値V1,V2が予め登録されている。図1(c)に示す回路構成の場合、操作ノブ引き上げ方向(アップ方向)の基準値V1,V2としては、例えば3V程度と4V程度の値が設定され、操作ノブ押し込み方向(ダウン方向)の基準値V1,V2としては、例えば2V程度と1V程度の値が設定されている。そして制御部30は、スイッチ本体20の出力値(端子Cの電圧)をこの基準値と比較することで操作内容を判定し、この操作判定の結果に基づいてリレー回路33の何れか一方のリレーを駆動して、ウインドウのマニュアルアップ、オートアップ、マニュアルダウン、又はオートダウンの駆動制御を行う構成となっている。
例えば、スイッチ本体20の出力値が、アップ方向の基準値V1以上になると、マニュアルアップが指令されたと判定し、アップ方向の基準値V2以上になると、オートアップが指令されたと判定する。また、スイッチ本体20の出力値が、ダウン方向の基準値V1以下になると、マニュアルダウンが指令されたと判定し、ダウン方向の基準値V2以下になると、オートダウンが指令されたと判定する。
なお、各操作方向の基準値V1,V2は、部品の寸法精度や位置決め精度のばらつきを吸収するかたちで、以下のような手順で容易に最適値に設定できる。すなわち、操作ノブやスイッチ本体20を実際に組み付けた状態で、操作ノブ1を実際に操作しつつ上記出力値(端子Cの電圧)や操作力を計測し、アップ方向とダウン方向のそれぞれについて、1段目の節度感が生じた直後(ON1の位置)の出力値を基準値V1とし、2段目の節度感が生じた直後(ON2の位置)の出力値を基準値V2とすればよい。
また制御部30は、操作指令がなされる特定の操作位置(この場合、ON1の位置)までの操作ノブ1の動作過程における操作ノブの動作速度(操作速度VN)を、スイッチ本体20の出力電圧Vに基づいて判定し、その後のウインドウの動作速度VWを決定する機能を有する。この場合具体的には、例えば図2(a),(b)に示すストローク上のSX点(出力電圧V=VX)まで操作ノブ1が操作されると、このSX点において(或いは、このSX点の前後の一定範囲において)、例えば図2(c)に示すように経時変化する出力電圧Vの単位時間当りの差分値(ΔV/Δt)、或いは微分値(dV/dt)を求め、これを操作速度VNとして更新登録する処理を毎回実行する。
なお、操作速度VNを測定するためのストローク上のSX点は、操作するユーザが操作速度VNをコントロールし易い領域内に設定することが好ましい。本例では、例えば図2(a)に示す領域A(節度感が生じる直前までの領域)内に設定することが好ましい。
そして制御部30は、こうして操作ノブ1の操作速度VNを更新登録すると、この操作速度VNから、可動体であるウインドウの動作速度VWを、予め設定された関係式又はデータテーブルに基づいて決定して更新登録する。この場合制御部30には、例えば図2(d)に示すような操作速度VNと動作速度VWの関係(規定の上限値VWmaxに到達するまでは、操作速度VNの増加に対して動作速度VWが増加する特性)が、関係式又はデータテーブルとして登録されている。
次に制御部30は、操作ノブ1がそのまま同方向に操作されてストローク上のON1点(出力電圧V=V1)以上になると、既述したようにマニュアル動作を実行し、さらにON2点(出力電圧V=V2)以上になると、既述したようにオート動作を実行するが、この際、ウインドウの動作速度VWが上述したように操作速度VNに応じて決定した値となるよう、PWM駆動のデューティを調整してFET34を駆動する。
これにより、ウインドウ(モータ32)が少なくとも定常状態(始動停止時などの過渡状態を除く状態)においては、図2(d)に示すような操作速度VNと動作速度VWの関係どおりの速度でマニュアル動作又はオート動作する。
以上説明した本例の制御装置によれば、操作ノブ1の操作状態(操作方向及び操作量)に応じた出力値(端子Cの電圧)が制御部30に入力されて、マニュアルアップ、オートアップ、マニュアルダウン、又はオートダウンの操作判定がなされ、従来と同様のウインドウの駆動制御が実現される。
そしてこの制御装置によれば、ユーザが、操作ノブ1を異なる速度で動作させる操作を故意又は無意識に行うことにより、可動体であるウインドウの動作速度をいつでも容易に切り替えることができ、ウインドウをユーザの意思や感性に対応した所要の速度で操作性良く動作(マニュアル動作及びオート動作)させることができる。
しかも本装置は、ウインドウの動作を指令する通常の操作ノブ1のみにより、ユーザ意思に対応した動作速度での可動体の動作が実現できるため、既述した従来技術のような特殊なスイッチ(例えば、ロータリ式スイッチ)を設けることによるデザイン上の問題等も発生しない。
なお、本例における検出手段(スイッチ本体20)は出力値が連続的に変化するので、操作速度VNを演算判定する操作ノブ1のストローク位置(例えば、上記SX点の位置)や範囲が、任意に設定可能である。このため、例えば上述したように領域A内に測定位置や範囲を限定することによって、より正確に操作ノブ1の速度が検出できるという長所がある。
(第2形態例)
次に、本発明の第2形態例(パワーウインドウ用の制御装置)について、図3(a),(b)により説明する。
図3(a)は、本例の制御装置の回路図である。また図3(b)は、スイッチ本体40のストローク位置の経時変化例を示す図である。なお、第1形態例と同様の構成要素については、同符号を使用して重複する説明を省略する。
本例の制御装置は、図3(a)に示すように、複数のスイッチ接点41〜45を有するスイッチ本体40を備えるとともに、このスイッチ本体40の各スイッチ接点41〜45の出力電圧VS0,VD1,VD2,VU1,VU2に基づいて操作判定等を行い、モータ32の駆動制御を実行する制御部30aを備える。
スイッチ本体40のスイッチ接点41は、中立位置(ニュートラル位置)に操作ノブ1があるときにオン状態(閉状態)となり、操作ノブ1がこの中立位置以外の位置に動作するとオフ状態(開状態)となるb接点である。
またスイッチ接点42は、操作ノブ1がダウン方向に操作されてダウン方向のON1の位置以上に動作すると、オフ状態からオン状態となるa接点である。
またスイッチ接点43は、操作ノブ1がダウン方向に操作されてダウン方向のON2の位置以上に動作すると、オフ状態からオン状態となるa接点である。
またスイッチ接点44は、操作ノブ1がアップ方向に操作されてアップ方向のON1の位置以上に動作すると、オフ状態からオン状態となるa接点である。
またスイッチ接点45は、操作ノブ1がアップ方向に操作されてアップ方向のON2の位置以上に動作すると、オフ状態からオン状態となるa接点である。
そして、各スイッチ接点41〜45の低電位側端子はグランドに接続され、高電位側端子(出力端子)は図示省略したプルアップ抵抗を介して電源(5V)に接続されている。
このため、スイッチ接点41がオン状態であると、このスイッチ接点41の出力電圧VS0(高電位側端子の電圧)がLレベル(グランド電位)となり、このスイッチ接点41がオフ状態になると、前記出力電圧VS0がHレベル(電源電位)となる。
また同様に、各スイッチ接点42〜45がオフ状態であると、各スイッチ接点42〜45の出力電圧VD1,VD2,VU1,VU2がそれぞれHレベルとなり、各スイッチ接点42〜45がオン状態であると、各出力電圧VD1,VD2,VU1,VU2がそれぞれLレベルとなる。
次に制御部30aは、これら出力電圧VS0,VD1,VD2,VU1,VU2により、各スイッチ接点41〜45の状態、即ち操作ノブ1の操作状態を判定し、この操作判定の結果に基づいてリレー回路33の何れか一方のリレーを駆動して、ウインドウのマニュアルアップ、オートアップ、マニュアルダウン、又はオートダウンの駆動制御を行う構成となっている。
即ち、スイッチ接点44の出力電圧VU1がLレベルになると、マニュアルアップが指令されたと判定し、さらにスイッチ接点45の出力電圧VU2がLレベルになると、オートアップが指令されたと判定する。また、スイッチ接点42の出力電圧VD1がLレベルになると、マニュアルダウンが指令されたと判定し、さらにスイッチ接点43の出力電圧VD2がLレベルになると、オートダウンが指令されたと判定する。
また制御部30aは、操作指令がなされる特定の操作位置(この場合、ON1の位置)までの操作ノブ1の動作過程における操作ノブ1の動作速度(操作速度VN)を、スイッチ本体40の出力電圧に基づいて判定し、その後のウインドウの動作速度VWを決定する機能を有する。この場合具体的には、図3(b)に示すように、ニュートラル位置(ストローク;S0)から操作ノブ1が離れた時(出力電圧VS0がLレベルからHレベルに変化した時)の時間T0と、その後ストローク上のON1の位置(ストローク;S1)に操作ノブ1が到達した時(出力電圧VU1又はVD1がHレベルからLレベルに変化しマニュアル動作が指令された時)の時間T1とを記憶しておき、例えば操作ノブ1がON1の位置に到達した直後のタイミングで、これら時間T0〜T1までの間の操作ノブ1の平均動作速度((S1−S0)/(T1−T0))を求め、これを操作速度VNとして更新登録する処理を毎回実行する。
そして制御部30aは、こうして操作ノブ1の操作速度VNを更新登録すると、この操作速度VNから、可動体であるウインドウの動作速度VWを、予め設定された関係式又はデータテーブル(例えば図2(d)に示すような操作速度VNと動作速度VWの関係)に基づいて決定して更新登録し、既述したマニュアル動作を実行する。さらにその後、ストローク上のON2の位置(ストローク;S2)に操作ノブ1が到達すると(出力電圧VU2又はVD2がHレベルからLレベルに変化しオート動作が指令されると)、既述したようにオート動作を実行する。この際、ウインドウの動作速度VWが上述したように操作速度VNに応じて決定した値となるよう、PWM駆動のデューティを調整してFET34を駆動する。
これにより、ウインドウ(モータ32)が少なくとも定常状態においては、例えば図2(d)に示すような操作速度VNと動作速度VWの関係どおりの速度でマニュアル動作又はオート動作する。
したがって、この第2形態例の装置によっても、前記第1形態例と同様の効果が得られる。
なお、本発明は上述した形態例に限られず、各種の変形や応用があり得る。
例えば、同様の回路構成で、車両のサンルーフやパワーシート又はパワースライドドアの制御装置、或いは建物の電動自動ドアなどを実現し、同様の効果を奏することができる。
また、本発明の検出手段を可変抵抗により構成する場合、前記第1形態例のような3端子式のものに限定されず、例えば図4(a)に示すような2端子式のスイッチ本体20aよりなるものでもよい。このような2端子式の可変抵抗であっても、分圧抵抗又は定電流回路と直列にグランド電源間に接続することによって、この可変抵抗の一方の端子電圧を操作ノブの動作に応じて変化させ、この端子電圧を出力値とする本発明の検出手段を構成することができる。
また望ましくは、既述したように、検出手段が可変抵抗よりなる態様である場合、操作ノブが非操作位置にあるときに、可変抵抗の抵抗値が極大になる構成としてもよい。例えば、図4(a)に示したスイッチ本体20aの印刷抵抗26において、操作ノブ1が中立位置にあるときに可動接点24に接触する部分のみを、高抵抗体(又は非導電体)によって構成してもよい。
また、検出手段を構成する可変抵抗は、ロータリ式のものであってもよい。
また既述したように、本発明の検出手段は、パルス発生器よりなるものでもよい。
以下、この態様の一例を、図4(b)により説明する。図4(b)は、この形態例のスイッチ本体70を示す縦断面図である。
本例のスイッチ本体70は、操作ノブ1の動作速度に応じた頻度でパルス信号を生成するパルス発生器を構成するもので、図4(b)に示すように、端子Aに接続された帯状の固定接点71と、端子Bに接続された櫛刃状の固定接点72と、操作ノブの動作に伴って左右にスライドする可動接点24とよりなる。
ここで、固定接点71は、長手方向が左右方向(可動接点24のスライド方向)となるように配置され、また固定接点72は、この固定接点71と平行に配置され、固定接点72の櫛刃状部分が固定接点71に沿って配置された構成となっている。そして、可動接点24は、横長の固定接点71に常に接触しているが、固定接点72に対しては、その櫛刃状部分において接触するため、操作ノブ1の動作に伴って接続状態と非接続状態を一定間隔で交互に繰り返す構成(オンオフを繰り返す構成)となっている。
このため、例えば端子Aに電源電圧を印加し、端子Bの電圧をスイッチ本体70の出力とすれば、この出力は、例えば図4(c)に示すように、操作ノブ1の動作速度(ノブ操作速度VN)に応じた頻度(パルス周波数f)のパルス信号となる。
したがって、このパルス信号を制御回路30に入力し、このパルス信号の出力回数(パルス数)を操作判定やノブ操作速度VNの演算に使用するようにすれば、第1形態例と同様の動作が可能であり、同様の作用効果が得られる。
なおこの形態例の場合、操作ノブ1の絶対位置を検出することができないので、原点(例えば中立位置)を制御部30において把握することが必要となるが、非操作状態において操作ノブ1がバネの復元力によって中立位置に自動復帰する構成であれば、このような原点の把握は容易に可能である。例えば、装置の電源投入後に制御部30が起動した直後の操作ノブ1の位置が中立位置であると把握すればよいからである。
次に、本発明におけるノブ操作速度VNの判定方法や可動体の動作速度VWの決定方法についても、前述の第1形態例や第2形態例のものに限定されない。
例えば、図2(a)に示すB領域における検出手段の出力値変化に基づいてノブ操作速度VNを求め、このノブ操作速度VNに応じて動作速度VWを決定してもよい。また、マニュアル動作の速度と、オート動作の速度を別個に決定するようにしてもよい。例えば第1形態例におけるオート動作の速度については、ON1の位置より後のA領域(ON2の位置の前のA領域)における出力電圧Vの微分値として求めたノブ操作速度VNに基づいて決定してもよい。
また、第2形態例において、ON1より前の位置(ON1´;ストロークS1´)でオンするスイッチ接点をさらに設けて、このスイッチ接点がオンした時点(T1´)の後、スイッチ接点42又は44がオンするまでの時間(T1−T1´)と、これら位置間のストローク差(S1−S1´)に基づき、ノブ操作速度VN(=(S1−S1´)/(T1−T1´))を求め、このノブ操作速度VNに応じてマニュアル動作等の動作速度VWを決定するようにしてもよい。
或いは、第2形態例において、ON1より後でON2より前の位置(ON2´;ストロークはS2´)でオンするスイッチ接点をさらに設けて、スイッチ接点42又は44がオンした時点(T1)の後、このスイッチ接点がオンするまでの時間(T2´−T1)と、これら位置間のストローク差(S2´−S1)に基づいて、ノブ操作速度VN(=(S2´−S1)/(T2´−T1))を求め、このノブ操作速度VNに応じてマニュアル動作等の動作速度VWを決定するようにしてもよい。
このようなスイッチ接点をさらに設けると、第2形態例における中立位置のスイッチ接点41を削除することができる。
また、ノブ操作速度VNに応じて動作速度VWを変化させるのは、マニュアル動作のみとし、オート動作については、予め定められた速度(例えば、最大速度VWmax)で常に動作する態様であってもよい。
また、ノブ操作速度VNと動作速度VWの関係は、例えば図2(d)に一点鎖線で示すような非線形の特性であってもよい。
また、前述の形態例におけるモータ駆動回路31は、例えば、4個のトランジスタをHブリッジ形に接続してなるHブリッジ回路により構成されるものでもよい。
制御装置の構成を示す図である。 制御装置の機能を説明する図である。 制御装置の他の例を示す図である。 制御装置の他の例を示す図である。
符号の説明
1 操作ノブ(操作部)
20,20a,40,70 スイッチ本体(検出手段)
30,30a 制御部(操作速度判定手段、制御手段)
31 モータ駆動回路(制御手段)
32 モータ(可動体のアクチュエータ)
41〜45 スイッチ接点

Claims (7)

  1. 操作部の動作に応じて、電動機器の可動体を駆動制御する制御装置であって、
    前記操作部の動作に応じた出力値を生成可能な検出手段と、
    前記検出手段の出力値に基づいて、前記操作部の操作速度を判定する操作速度判定手段と、
    前記操作速度判定手段が判定した操作速度に応じた動作速度を決定し、この動作速度で前記可動体が動作するように、前記可動体のアクチュエータを駆動制御する制御手段と
    を備えたことを特徴とする制御装置。
  2. 前記検出手段は、前記操作部の動作に応じて抵抗値が変化する接触式の可変抵抗よりなり、この可変抵抗の抵抗値を電圧に変換し、この電圧を前記出力値として出力するものであることを特徴とする請求項1記載の制御装置。
  3. 前記検出手段は、前記操作部の動作速度に応じた頻度でパルス信号を生成するパルス発生器よりなり、このパルス信号が前記出力値として前記操作速度判定手段の判定において使用される構成であることを特徴とする請求項1記載の制御装置。
  4. 前記検出手段は、前記操作部が特定の操作位置以上に動作すると開閉状態が切り替わるスイッチ接点よりなり、前記特定の操作位置とこれに対応する前記スイッチ接点が複数存在し、これらスイッチ接点の開閉状態によって変化する前記スイッチ接点の端子電圧が、前記出力値として前記操作速度判定手段の判定において使用される構成であることを特徴とする請求項1記載の制御装置。
  5. 前記操作速度判定手段は、前記操作部が特定の操作位置に到達するまでの動作過程における前記操作部の動作速度を前記操作速度として判定し、
    前記制御手段は、前記操作部が特定の操作位置以上に動作すると、この特定の操作位置に到達するまでの動作過程における前記操作部の動作速度として前記操作速度判定手段が判定した前記操作速度に応じた前記可動体の動作速度を決定し、決定した動作速度でかつ前記特定の操作位置に対応した特定の動作態様で前記可動体が動作するように、前記アクチュエータを駆動制御することを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の制御装置。
  6. 前記制御手段が決定する前記可動体の動作速度は、規定の上限値に到達するまでは、前記操作速度の増加に対して増加する特性をもつことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の制御装置。
  7. 前記電動機器が、乗物におけるパワーウインドウ、パワーシート、又はパワースライドドアであることを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の制御装置。
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