JP3479433B2 - 重ね送り検出装置 - Google Patents

重ね送り検出装置

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JP3479433B2
JP3479433B2 JP17744297A JP17744297A JP3479433B2 JP 3479433 B2 JP3479433 B2 JP 3479433B2 JP 17744297 A JP17744297 A JP 17744297A JP 17744297 A JP17744297 A JP 17744297A JP 3479433 B2 JP3479433 B2 JP 3479433B2
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昌和 宮田
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B65H2553/00Sensing or detecting means
    • B65H2553/40Sensing or detecting means using optical, e.g. photographic, elements
    • B65H2553/41Photoelectric detectors

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙葉類の搬送装置
に設けられ、この紙葉類の重ね送りを検出する重ね送り
検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】印刷機や複写機等に適用される紙葉類搬
送装置は、紙葉類を搬送路に沿って搬送する。この紙葉
類搬送装置には、搬送される紙葉類の重ね送りを検出す
る重ね送り検出装置が設けられる。この重ね送り検出装
置は、搬送路を挟んで発光素子及び受光センサからなる
1対の光透過式センサを配置し、光の透過状態に応じた
出力値に基づき紙葉類の重ね送りを検出する構成であ
る。
【0003】1つの光透過式センサで厚紙及び薄紙の2
枚送り検出を行うには、発光素子の発光量や受光センサ
の出力の増幅度(受光センサの感度)を、使用する紙葉
類(用紙)の厚さに合わせて調整する必要がある。図8
は、このような従来の重ね送り検出装置を示す構成図で
ある。
【0004】発光素子40の発光量は、光量手動調整回
路41aで手動調整され、用紙を挟んで対向配置された
受光センサ42で受光される。受光センサ42の出力
は、増幅回路43に入力され、この増幅度は増幅度手動
調整回路44aで手動調整される。この増幅度の出力信
号はマイコン45内等に設けられるA/Dコンバータ4
6でA/D変換され、CPU47に入力される。CPU
47は、ROM48,RAM49を有し入力信号に基づ
き用紙の重ね送りを判別する。重ね送りと判別されたと
きには、装置パネル等に設けられた重ね送り警告ランプ
50を点灯させて搬送を停止させる等の異常時処理が実
行される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記構成によれば、光
透過率の低い厚紙では、発光素子40の発光量や増幅回
路43の増幅度を大きくし、光透過率の高い薄紙では、
発光素子40の発光量や増幅回路43の増幅度を小さく
して行われるが、これらの調整は使用者が光量手動調整
回路41a、または増幅度手動調整回路44aを操作し
て行わねばならず、手間がかかるとともに、誤設定のお
それもある。
【0006】上記手動設定の不都合を解消するため、使
用する用紙の厚さに合わせて自動的に発光素子40の発
光量や受光センサ42の出力の増幅度を調整する方法が
ある。図9は、このような重ね送り検出装置を示す構成
図である。この装置では、CPU47が受光センサ42
側からの出力信号が重ね送り判別のために適切な値とな
るよう、発光素子40の発光量や増幅回路43の増幅度
を可変する構成である。即ち、CPU47によって光量
調整回路41bあるいは増幅度調整回路44bが自動調
整される。しかしながら、この方法では調整アルゴリズ
ムが難しく自動調整のための処理プログラムが複雑とな
るとともに、調整と判別を繰り返し行う必要があるため
最適に調整するのに時間がかかる問題があった。
【0007】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、用紙の重ね送り検出を簡単かつ迅速に
行える重ね送り検出装置を提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の重ね送り検出装置は、請求項1記載のよう
に、発光素子と、前記発光素子と搬送路上を搬送される
用紙を挟んで対向配置され検出信号を出力する受光セン
サと、前記受光センサから出力される前記検出信号をそ
れぞれ異なる増幅率で増幅する複数の増幅器と、前記受
光センサから出力される前記検出信号の大きさに応じて
前記複数の増幅器の中から適切な増幅器を選択し、該増
幅器によって増幅された前記検出信号と予め記憶された
基準となる用紙の厚さに対応した基準データとを比較す
ることにより、前記用紙の重ね送りを検出する処理手段
と、を具備する重ね送り検出装置において、前記受光セ
ンサの検出信号をサンプリング性能が低下しにくい有効
範囲内でサンプリングできるように、複数の前記増幅器
の異なる増幅率が設定されており、前記処理手段は、1
枚目に給紙された用紙についてサンプリングされたデー
タが前記有効範囲内に存在している場合に当該増幅率の
サンプリングされたデータを有効と判断して前記基準デ
ータとして記憶するとともに当該増幅率を有効として選
択し、2枚目以降に給紙された用紙については選択され
ている当該増幅率の検出信号がサンプリングされること
を特徴としている。
【0009】 また、請求項2記載のように、発光素子
と、前記発光素子と搬送路上を搬送される用紙を挟んで
対向配置され検出信号を出力する受光センサと、前記受
光センサから出力される前記検出信号を増幅する増幅器
と、前記検出信号の大きさに応じて、前記増幅器で増幅
された検出信号と前記増幅器で増幅されない前記検出信
号とのどちらかを選択し、該選択された信号と予め記憶
された基準となる用紙の厚さに対応した基準データとを
比較することにより、前記用紙の重ね送りを検出する処
理手段と、を具備する重ね送り検出装置において、前記
受光センサの検出信号をサンプリング性能が低下しにく
い有効範囲内でサンプリングできるように、前記増幅器
の増幅率が設定されており、前記処理手段は、1枚目に
給紙された用紙についてサンプリングされたデータが前
記有効範囲内に存在している場合にサンプリングされた
当該データを有効と判断して前記基準データとして記憶
するとともに低倍率サンプリング側又は高倍率サンプリ
ング側を有効として選択し、2枚目以降に給紙された用
紙については選択されている低倍率サンプリング側又は
高倍率サンプリング側の検出信号がサンプリングされる
ことを特徴としている。
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】発光素子の光は搬送路上を搬送される用紙
を透過して受光センサで検出され、透過率に応じた検出
信号を出力する。検出信号は、各系統別に増幅率の異な
る増幅器で増幅され、A/Dコンバータでデジタル化さ
れ処理手段に入力される。処理手段は、各系統の検出信
号のうち適した値の系統を選択して重ね送りを検出す
る。処理手段には、予め基準となる用紙の厚さに対応し
た基準データが記憶されており、用紙の搬送毎にこの用
紙の透過率に応じた値の検出信号を基準データと比較す
ることにより重ね送りが検出される。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の重ね送り検出装
置の第1実施形態を示す構成図である。本発明は、印刷
機や複写機等に適用されるものであり、紙葉類の搬送路
上での重ね送りを検出する構成である。搬送路を挟む対
向位置には、発光素子1と、受光センサ2からなる1対
の光透過式センサが配置される。受光センサ2からは、
光の透過状態、即ち、紙葉類の紙厚に応じた値の検出信
号が出力される。
【0015】受光センサ2の出力(増幅度1倍)は、マ
イコンで構成される処理手段4に入力される。マイコン
内にはA/Dコンバータ5aが設けられ、検出信号をA
/D変換してCPU6に出力する。また、この受光セン
サ2の出力は、増幅回路3にも並列入力されており、こ
の増幅回路3で所定の増幅率(例えば、9.2倍)で増
幅出力される。増幅回路3の出力信号は、A/Dコンバ
ータ5bを介してA/D変換され、CPU6に入力され
る。これらA/Dコンバータ5a,5bはいずれも同一
構成で、同一のスケール(例えば8ビットであれば0〜
255のレベル分解能)を有するものが用いられる。
【0016】図2には、両A/Dコンバータ5a,5b
のスケール範囲を示す。この概要図に示すように、低倍
率サンプリング側であるA/Dコンバータ5aの出力の
スケールの一部は、高倍率サンプリング側であるA/D
コンバータ5bによって拡大された形で出力される。A
/Dコンバータ5a,5bは、フルスケール全体を使用
することは望ましくなく、即ち、上下限値に近接する所
定範囲域(例えば、スケールの10%以下、及び90%
以上の範囲)でのサンプリング性能が低下する特性を有
する。即ち、検出信号の値が下限値近傍では雑音影響が
生じやすく、上限値近傍では飽和影響が生じやすい。
【0017】したがって、このA/Dコンバータ5a,
5bをいずれも特性影響が出にくい有効範囲内(例えば
10〜90%の範囲内)で使用することとする。このた
め、低倍率サンプリング側のA/Dコンバータ5aの有
効範囲の下限値Ldと、高倍率サンプリング側のA/D
コンバータ5bの有効範囲の上限値Luとを、それぞれ
検出信号の値に対し同一レベル、あるいは一部重なる状
態となるよう、前記増幅回路3の増幅度を設定してお
く。
【0018】例えば、A/Dコンバータ5a,5bに8
ビット(0〜255のレベル分解能)のものを用い、有
効範囲を10〜90%として用いる構成のときには、低
倍率サンプリング側のA/Dコンバータ5aの有効範囲
の下限値Ldはレベル25となる。対応して高倍率サン
プリング側のA/Dコンバータ5bの有効範囲の上限値
Luは低倍率サンプリング側でのレベル25以上となる
よう設定する。即ち、高倍率サンプリング側の増幅率を
9.2以下となるよう設定すれば、低倍率サンプリング
の有効範囲の下限値Ldと高倍率サンプリングの有効範
囲の上限値Luとが連続し、これらLd,Lu相当の値
(レベル25)の検出信号が入力されても、A/Dコン
バータ5a,5bいずれにおいても有効範囲内に位置
し、雑音及び飽和の影響なくサンプリングできるように
構成されている。
【0019】上記説明では、低倍率サンプリング側の有
効範囲の下限値Ldと高倍率サンプリング側の有効範囲
の上限値Luとを同一レベルとした構成を説明したが、
増幅回路3の増幅率をさらに減少させれば、低倍率サン
プリング側の有効範囲と高倍率サンプリング側の有効範
囲とを重ねることができる。
【0020】CPU6は、ROM7,RAM8を有し、
前記A/Dコンバータ5a,5bの出力信号に基づき後
述する手順で用紙の重ね送りを判別する。重ね送りと判
別されたときには、図3に示す装置パネル10上に設け
られた重ね送り警告ランプ11を点灯させて搬送を停止
させる等の異常時処理が実行される。
【0021】また、この操作パネル10には、印刷開始
のためのスタートキー12、印刷停止のためのストップ
キー13、CPU6が重ね送り検出不可能と判断したと
きに点灯される重ね送り検出不可能ランプ14、印刷枚
数等設定のためのテンキー15が設けられる。
【0022】以下、上記構成による重ね送り検出動作を
図4乃至6のフローチャートを用いて説明する。図4か
ら順に説明すると、印刷開始のためのスタートキー12
が押下されると(SP1-Yes)、初期設定が行われ、操
作パネル10上の重ね送り警告ランプ11、及び重ね送
り検出不可能ランプ14を消灯状態にする(SP2)。
尚、スタートキー12押下時において重ね送りが発生し
ていないものとする。
【0023】次に、印刷機の給紙部が印刷用紙を給紙す
る(SP3)。この給紙により用紙は印刷部及び排紙部
に至る搬送路上で搬送される。この搬送路を挟んで対面
状に発光素子1と受光センサ2が配置されており、受光
センサ2からは、光の透過状態、即ち、紙葉類の紙厚に
応じた値の検出信号が出力される。この受光センサ2の
検出信号は、A/Dコンバータ5a,5bによりデジタ
ルでサンプリングされる(SP4)。
【0024】ここでサンプリングされるのは、1枚目に
給紙された用紙に対してであり、この1枚目の用紙のサ
ンプリングデータはCPU6にそれぞれ入力され、後述
する重ね送り判断のための基準データとして用いられ
る。ここで、一方のA/Dコンバータ5bは、前段に設
けられた増幅回路3によって前述した1桁以上(9.2
倍)に増幅された検出信号をデジタルサンプリングして
CPU6に出力し、他方のA/Dコンバータ5aは増幅
なしの検出信号をデジタルサンプリングしてCPU6に
出力する。尚、A/Dコンバータ5a,5bは、いずれ
も同一の検出信号からそれぞれ異なる増幅率で増幅され
た後の検出信号をサンプリングしている。
【0025】これにより、例えば、比較的厚みのある紙
であって検出信号の値がレベル10(デジタル変換後に
おける分解能の値)であるとき、低倍率サンプリング5
a側の出力は、有効範囲外で下限値Ld以下であるた
め、検出信号は雑音影響を受けやすい状態となるが、高
倍率サンプリング5b側は、9.2倍に増幅されたレベ
ル92(元の検出信号のレベルは10)をサンプリング
するためスケールの中間付近の値となり、雑音影響を受
けることがなく、この高倍率サンプリング5b側の出力
を用いるのが適切となる。また、トレーシングペーパー
のように比較的薄めの紙であって検出信号の値がレベル
180であるとき、高倍率サンプリング5b側では、
9.2倍の増幅でレベル1656で飽和状態となるた
め、低倍率サンプリング5a側の出力を用いるのが適切
となる。このように、検出信号を所定の倍率比でそれぞ
れ異なるA/Dコンバータ5a,5bを用いて個別にサ
ンプリングすることにより、A/Dコンバータの特性影
響を受けないサンプリングデータが出力できるようにな
る。
【0026】CPU6は、これら低倍率サンプリングさ
れたA/Dコンバータ5aのサンプリングデータと、高
倍率サンプリングされたA/Dコンバータ5bのサンプ
リングデータのうち、適切な値である側のサンプリング
データを取得する。このためCPU6は、所得した両サ
ンプリングデータが、各A/Dコンバータ5a,5bの
スケールの有効範囲(フルスケールの10〜90%)に
存在している側のA/Dコンバータ5aあるいは5bの
出力を「有効」と判断する。
【0027】したがって、SP4の処理実行後、高倍率
サンプリング側であるA/Dコンバータ5bの出力が有
効であると判断されたときには(SP5-Yes)、このA
/Dコンバータ5bから出力される高倍率サンプリング
データをRAM8の所定の記憶エリアに記憶し、高倍率
側が「有効」である旨、選択設定する(SP6)。尚、
高倍率サンプリング5b側における上記有効範囲での元
データ(受光センサ2の出力)の値は2.7〜25のレ
ベルとなる。高倍率サンプリング側が有効である判断が
なされなかったときには(SP5-No )、低倍率サンプ
リング側であるA/Dコンバータ5aの出力が有効であ
るか否かを判断する。有効であると判断されたときには
(SP7-Yes)、このA/Dコンバータ5aから出力さ
れる低倍率サンプリングデータをRAM8の所定の記憶
エリアに記憶し、低倍率側が「有効」である旨、選択設
定する(SP8)。
【0028】この低倍率サンプリング側も有効でないと
判断されたときには(SP9)、A/Dコンバータ5
a,5bいずれの側の出力も「有効」ではない状態であ
るため、この1枚目の用紙で得られたサンプリングデー
タは、後述する重ね送り検出のための基準データとして
用いることができないと判断し、重ね送り検出不可能ラ
ンプ14を点灯させ(SP9)、印刷を中断させる等、
重ね送り検出不可の各種処理を実行して初期状態(SP
1)に復帰する。このような「検出不可」の状態は、給
紙された用紙が透明フィルム等透明体であるときや、ダ
ンボール等厚紙である時、即ち、光透過性が極端に良
い、あるいは悪いものである場合に発生する。即ち、こ
のときのサンプリングデータは、高倍率サンプリング
側、あるいは低倍率サンプリング側のいずれにおいても
有効範囲外となる値を取っており、このサンプリングデ
ータでは光透過率の変化に基づき用紙の重ね送りを検出
するための基準データとして用いることはできない。
【0029】SP6にて高倍率サンプリングデータ側が
「有効」と判断された後には、選択された高倍率側のA
/Dコンバータ5bの出力に基づき重ね送りを検出す
る。この重ね送り検出の処理工程は図5のフローチャー
トに示される。高倍率側のA/Dコンバータ5bが選択
されるときは、用紙が比較的厚い場合が多く、用紙の光
透過率が比較的少なく、増幅回路3により検出信号を増
幅させる状態にある。
【0030】1枚目の用紙は、搬送路に沿って搬送され
印刷が実行された後に排紙されるという、一連の印刷処
理が実行される(SP10)。2枚目以降の用紙に対し
ては、ストップキー13が押下されるまでの間(SP1
1-Yes)、継続して以下の重ね送り検出処理が実行され
る。
【0031】2枚目の用紙が給紙されると(SP1
2)、選択されている高倍率サンプリング側のA/Dコ
ンバータ5bにより、増幅後の検出信号がサンプリング
される(SP13)。CPU6は、RAM8から基準サ
ンプリングデータを読出し、検出された今回(2枚目)
のサンプリングデータとを比較する(SP14)。比較
の結果、基準サンプリングデータに比して今回のサンプ
リングデータの値が所定範囲内である場合、「正常」で
あると判断して(SP15-No )、SP10に移行して
次の3枚目以降に対する重ね送り検出処理を実行する。
【0032】一方、SP15における比較の結果、基準
サンプリングデータに比して今回のサンプリングデータ
の値が所定範囲以下の小さい値である場合、「重ね送り
発生」であると判断して(SP15-Yes)、重ね送り警
告ランプ11を点灯させるとともに、印刷を中断させる
等の重ね送り検出時処理を実行し、初期状態(SP1)
に移行する。
【0033】前記比較判断処理では、基準サンプリング
データは最初の1枚の用紙の透過率に対応した値を有し
ており、2枚目以降の用紙が重なった場合には光透過率
が低下し、今回のサンプリングデータは基準サンプリン
グデータに比して相対的に小さな値となることに基づ
き、「重ね送り発生」を検出できる。また、前記所定範
囲は、毎回搬送される各用紙別の厚さ等、1枚の用紙に
おける透過率の変動範囲に対応した範囲を設定する。
【0034】また、図6には図5とほぼ同様の処理内容
が記載されている。同図記載の各処理はSP8の処理を
経て実行されるものであり、低倍率側のA/Dコンバー
タ5aを用いた重ね送り検出の各処理について記載され
ている。このため、同図に関する詳細な説明は省略す
る。この低倍率側のA/Dコンバータ5aが選択される
ときは、用紙が比較的薄い場合が多く、用紙の光透過率
が比較的高めであり、受光センサ2の出力を増幅なしに
サンプリングデータとして用いることができる状態にあ
る。尚、受光センサ2は、設計時のI−V特性によって
各種電圧出力が得られる構成とされており、増幅回路3
を介さずともA/Dコンバータ5aに直接入力させ得
る。
【0035】また、上記構成では、2枚目以降に給紙さ
れる用紙は、低倍率側あるいは高倍率側のA/Dコンバ
ータ5a,5bのいずれかを選択後、選択された側に固
定して重ね送りを検出する構成としたが、各用紙の給紙
毎に両A/Dコンバータ5a,5bの出力を参照して、
適切な側、即ち検出信号が前記有効範囲内にある側の出
力を使用して重ね送りを検出する構成としてもよい。こ
の場合、SP13においては、高倍率、及び低倍率双方
でサンプリングし、SP14では、高倍率及び低倍率双
方の出力のうち適切な側のサンプリングデータを比較し
SP15で重ね送りを判断する構成とする。
【0036】上記のように、受光センサ2の出力を低倍
率サンプリング及び高倍率サンプリングし、適切な方を
選択して重ね送り検出する構成とすれば、1つの光透過
式センサを用いて、光透過率の異なる厚紙及び薄紙の重
ね送り検出を行うことができるようになる。このとき、
発光素子1の発光量や受光センサ2出力の増幅度(受光
センサの感度)を、使用する用紙の厚さに合わせて調整
する必要はない。
【0037】次に、図7に示すのは、本発明の第2実施
形態を示す図である。同実施形態において基本構成は第
1実施形態同様であるが、受光センサ2から出力される
検出信号が2つの増幅回路3a,3bで増幅され、A/
Dコンバータ5a,5bに出力される点が異なる。即
ち、受光センサ2が出力する検出信号のレベルが低くそ
のままでは検出信号が雑音影響を受ける場合には、この
ように増幅回路3a,3bで検出信号を増幅させる必要
がある。
【0038】A/Dコンバータ5a,5bをいずれも特
性影響が出にくい有効範囲内(例えば10〜90%の範
囲内)で使用することを前提として、これら増幅回路3
a,3bは、それぞれ異なる所定の増幅率を有して構成
される。例えば、増幅回路3a側が低い増幅率とし、増
幅回路3b側を高い増幅率に設定する。ここで、低倍率
サンプリング側のA/Dコンバータ5aの有効範囲の下
限値Ldと、高倍率サンプリング側のA/Dコンバータ
5bの有効範囲の上限値Luとを、それぞれ検出信号の
値に対し同一レベル、あるいは一部重なる状態となるよ
う、これら増幅回路3a,3bそれぞれの増幅度を設定
しておく。上記構成によっても、前述した図4乃至図6
記載のフローチャートに従い用紙の重ね送り検出を行え
る。
【0039】上記各実施の形態では、2つのA/Dコン
バータ5a,5bを用い、低倍率サンプリング側と、高
倍率サンプリング側とに2分して重ね送り検出に最適な
側を選択する構成としたが、この分割数は、2つに限ら
ず3分割以上に構成してもよく、検出信号の増幅率がさ
らに細かく設定されることにより、重ね送り検出をより
高精度化できるようになる。このように3分割以上の構
成としたときにおいても、分割されたうち1つの系統に
は増幅回路3を設けない構成(第1実施形態と同様)と
してもよい。
【0040】また、上記各実施の形態では、分割された
各系統別にそれぞれこの系統数分だけの個数のA/Dコ
ンバータ5a,5b,…を設ける構成としたが、分割数
に限らず、CPU6は、単一個のA/Dコンバータで各
系統から出力された検出信号を時分割して取込む構成と
することもできる。この場合、単一個のA/Dコンバー
タの入力と各増幅回路の出力との間には、各系統の出力
を時分割して切り替え、このA/Dコンバータに入力さ
せるためのスイッチを設けておく。また、上記実施の形
態では、処理手段4がA/Dコンバータ5a,5bを内
蔵したマイコンの例を説明したが、A/Dコンバータは
マイコン外部、すなわち、処理手段4外部に設けられた
構成としてもよい。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、用紙の透過率に基づき
重ね送りを検出するものにおいて、受光センサの出力は
複数の系統別に異なる増幅率で増幅された後、検出信号
が適した値の系統側を選択して重ね送りを検出する構成
であるため、用紙の重ね送りを簡単な構成で迅速に検出
できるようになる。また、検出信号を各系統別に複数の
増幅率で増幅して重ね送りを検出するため、薄紙から厚
紙まで幅広い範囲の厚さの用紙の重ね送りを検出できる
ようになる。そして、本装置によれば、発光素子の発光
量の調整や受光センサの増幅度を重ね送り検出動作中に
調整する必要がないため、調整の手間がかからない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の重ね送り検出装置の実施の形態を示す
構成図。
【図2】サンプリングの有効範囲を示す概要図。
【図3】操作パネルを示す図。
【図4】装置の動作を示すフローチャート(その1)。
【図5】装置の動作を示すフローチャート(その2)。
【図6】装置の動作を示すフローチャート(その3)。
【図7】本発明の第2実施形態を示す構成図。
【図8】従来の重ね送り検出装置を示す構成図。
【図9】従来の重ね送り検出装置を示す構成図。
【符号の説明】
1…発光素子、2…受光センサ、3(3a,3b)…増
幅回路、4…処理手段(マイコン)、5(5a,5b)
…A/Dコンバータ、6…CPU、7…ROM、8…R
AM、10…操作パネル、11…重ね送り警告ランプ、
12…スタートキー、13…ストップキー、14…重ね
送り検出不可能ランプ。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−83951(JP,A) 特開 平4−182244(JP,A) 特開 平2−176899(JP,A) 特開 昭61−256225(JP,A) 特開 平6−316365(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 7/12 B65H 7/14 B65H 3/46

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光素子と、 前記発光素子と搬送路上を搬送される用紙を挟んで対向
    配置され検出信号を出力する受光センサと、 前記受光センサから出力される前記検出信号をそれぞれ
    異なる増幅率で増幅する複数の増幅器と、 前記受光センサから出力される前記検出信号の大きさに
    応じて前記複数の増幅器の中から適切な増幅器を選択
    し、該増幅器によって増幅された前記検出信号と予め記
    憶された基準となる用紙の厚さに対応した基準データと
    を比較することにより、前記用紙の重ね送りを検出する
    処理手段と、 を具備する重ね送り検出装置において、 前記受光センサの検出信号をサンプリング性能が低下し
    にくい有効範囲内でサンプリングできるように、複数の
    前記増幅器の異なる増幅率が設定されており、 前記処理手段は、1枚目に給紙された用紙についてサン
    プリングされたデータが前記有効範囲内に存在している
    場合に当該増幅率のサンプリングされたデータを有効と
    判断して前記基準データとして記憶するとともに当該増
    幅率を有効として選択し、2枚目以降に給紙された用紙
    については選択されている当該増幅率の検出信号がサン
    プリングされることを特徴とする重ね送り検出装置
  2. 【請求項2】 発光素子と、 前記発光素子と搬送路上を搬送される用紙を挟んで対向
    配置され検出信号を出力する受光センサと、 前記受光センサから出力される前記検出信号を増幅する
    増幅器と、 前記検出信号の大きさに応じて、前記増幅器で増幅され
    た検出信号と前記増幅器で増幅されない前記検出信号と
    のどちらかを選択し、該選択された信号と予め記憶され
    た基準となる用紙の厚さに対応した基準データとを比較
    することにより、前記用紙の重ね送りを検出する処理手
    段と、 を具備する重ね送り検出装置において、 前記受光センサの検出信号をサンプリング性能が低下し
    にくい有効範囲内でサンプリングできるように、前記増
    幅器の増幅率が設定されており、 前記処理手段は、1枚目に給紙された用紙についてサン
    プリングされたデータが前記有効範囲内に存在している
    場合にサンプリングされた当該データを有効と判断して
    前記基準データとして記憶するとともに低倍率サンプリ
    ング側又は高倍率サンプリング側を有効として選択し、
    2枚目以降に給紙された用紙については選択されている
    低倍率サンプリング側又は高倍率サンプリング側の検出
    信号がサンプリングされることを特徴とする重ね送り検
    出装置
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