JP3431866B2 - 重送検出装置および重送検出方法 - Google Patents

重送検出装置および重送検出方法

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JP3431866B2
JP3431866B2 JP24589899A JP24589899A JP3431866B2 JP 3431866 B2 JP3431866 B2 JP 3431866B2 JP 24589899 A JP24589899 A JP 24589899A JP 24589899 A JP24589899 A JP 24589899A JP 3431866 B2 JP3431866 B2 JP 3431866B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、用紙を搬送路に沿
って搬送させる際に、2枚以上の用紙の重ね送り(重
送)を検出する重送検出装置に関し、特に、印刷物の重
送検出に最適な重送検出装置および重送検出方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】異なる複数の印刷物を1ページから順番
に重ねて丁合し、必要部数の印刷物の束としてまとめる
ことを目的とした装置として、図8及び図9(a),
(b)に示すようなコレータが知られている。
【0003】図8はコレータの全体を示す外観図、図9
(a)は図8の各ビンの部分拡大側面図、図9(b)は
各ビンを給紙側から見た図である。なお、図8におい
て、矢印は各ビンの用紙の流れを示している。
【0004】コレータ1は、異なる印刷物(用紙)がセ
ットされる複数のビン(図8の例では10ビン)2を備
えている。各ビン2(21 〜210)は、本体3に対して
鉛直方向に所定間隔をおいて並設されており、本体3の
正面から所定量突出して配設されている。
【0005】本体3の最下部には、各ビン2から1枚ず
つ給紙される印刷物4を丁合して排紙するための排紙ト
レイ5が本体3の正面から所定量突出して配設されてい
る。本体3の内部には、各ビン2から給紙される印刷物
4を排紙トレイ5に搬送させるための搬送ローラや搬送
ベルト等の搬送機構が配設されている。
【0006】各ビン2は、印刷物4がセットされる給紙
台6を備えている。給紙台6は、固定部6aと、不図示
のモータを動力とする移動機構によって昇降可能な可動
部6bとを有している。可動部6bには、セットされる
印刷物4の有無を検出する例えば反射型センサ等からな
る紙有無センサ7が配設されている。給紙台6には、セ
ットされる印刷物4のサイズに合わせて移動可能な給紙
フェンス8が配設されている。図9(b)における給紙
フェンス8は、右側が固定で、左側が印刷物のサイズ
(幅)に応じて移動できるようになっている。
【0007】各ビン2には、給紙台6上にセットされた
印刷物4を上から一枚ずつ本体の内部に送り込むための
給紙ローラ9とサバキ板10が対向配置されている。給
紙ローラ9の両側には、印刷物4のカール等を抑えるた
めの補助ローラ11が配設されている。給紙ローラ9及
び補助ローラ11の回転軸12は、給紙クラッチ13を
介してメインモータ(駆動モータ26)に接続されてい
る。給紙ローラ9及び補助ローラ11は、メインモータ
の駆動により図9(a)の時計回り方向に回転する。
【0008】各ビン2の給紙ローラ9と本体3の搬送機
構との間の搬送路には、給紙される印刷物4の重送を検
出するための用紙検出手段としての重送センサ15が配
設されている。
【0009】重送センサ15は、発光センサ15aと受
光センサ15bを備えた透過型の光センサで構成され
る。発光センサ15aは、例えば発光ダイオード、レー
ザダイオード、ランプ等で構成される。発光センサ15
aは、印刷物4が給紙される搬送路16から所定距離離
れて配置される。
【0010】受光センサ15bは、例えばフォトダイオ
ード等で構成される。受光センサ15bは、印刷物4が
給紙される搬送路16を挟み、搬送路16から所定距
離、例えば発光センサ15aと搬送路16との間と等距
離離れて発光センサ15aに対向して配置される。
【0011】重送センサ15では、印刷物4が搬送され
ていなければ、発光センサ15aから出射された光がそ
のまま受光センサ15bに受光されることになる。これ
に対し、印刷物4が搬送されている状態では、印刷物4
を透過した光が受光センサ15bに受光される。
【0012】上記のように構成されるコレータ1では、
例えば1ページに該当する印刷物4をビン21 、2ペー
ジに該当する印刷物4をビン22 といったように、1〜
10ページの印刷物4が順に各ビン21 〜210にセット
されると、最上部のビン21から順に印刷物4を1枚ず
つ給紙して排紙トレイ5に排紙している。これにより、
排紙トレイ5には、1〜10ページを1部として丁合さ
れた印刷物4が排紙される。
【0013】ところで、各ビン2にセットされた印刷物
4は、図10(a)に示すような本体3の搬送機構の搬
送ローラ17に届く前の状態、図10(b)に示すよう
な搬送ローラ17に届き弛みが出来ている状態、図10
(c)に示すような給紙ローラ9と搬送ローラ17に押
さえられて重送センサ15間の用紙通過位置が一定にな
っている状態、図10(d)に示すような末端が給紙ロ
ーラ9から離れて浮き上がった状態を経て本体3の内部
に給紙される。
【0014】そして、従来、上記のように構成されるコ
レータ1において、各ビン2から給紙される印刷物4の
重送を検出する場合には、重送センサ15間に印刷物4
を通紙させ、通紙中の印刷物4の光透過量の最大値を測
定し、その最大値と基準値を比較して検出する方法を採
用していた。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の方法では、通紙中の印刷物4の光透過量の最大
値を測定する際、図10(b)に示すような印刷物に弛
みが生じたり、図10(d)に示すような印刷物に浮き
上がりが生じると、重送センサ15間の用紙通過位置が
既定の位置からずれ、光透過量が実際より大きくなって
しまう。
【0016】図11は給紙時における印刷物の光透過量
の一例を示している。図10(b),(d)に示すよう
な印刷物4に弛みや浮き上がりを生じている場合、図1
1の領域(イ),(ロ)に示すように、印刷物4の光透
過量が大きく変化しており、不安定であることが判る。
【0017】したがって、上述した従来の方法では、図
10(b),(d)に示すような印刷物4に弛みや浮き
上がりが生じているときの印刷物4の光透過量をそのま
ま最大値として測定してしまうと、実際に重送した場合
でも測定値が基準値を下回らずに誤検出となる場合があ
った。
【0018】また、上記方法とは別に、印刷物のある範
囲の光透過量の平均値を求め、その平均値と基準値を比
較する方法も知られている。
【0019】しかしながら、上記方法では、印刷部分の
濃度が濃かったり、印刷部分の割合が大きいと、重送時
に印刷物の「印刷部分の光透過量の変化量」が「下地部
分の光透過量の変化量」より小さくなってしまう。つま
り、以下の例1〜4(図12〜15)で説明するよう
に、未重送時と重送時の平均値の差が小さくなり、検出
精度の低下を招くという問題があった。
【0020】例1)図12に示すように、未重送時の印
刷物の下地部分の光透過量100の頻度が50、印刷物
の印刷部分の光透過量40の頻度が50とすると、その
平均は70になる。この条件下で、重送時に下地部分及
び印刷部分の光透過量が1/2になると想定すると、全
体の変化量の平均は35になる。その際、下地部分の光
透過量の変化量は50、印刷部分の光透過量の変化量は
20となる。この例1は、印刷物の下地部分と印刷部分
の頻度が同等の場合の例である。
【0021】例2)図13に示すように、未重送時の印
刷物の下地部分の光透過量100の頻度が50で、印刷
物の印刷部分の光透過量20の頻度が50とすると、そ
の平均は60になる。この条件下で、重送時に下地部分
及び印刷部分の光透過量が1/2になると想定すると、
全体の変化量の平均は30になる。その際、下地部分の
光透過量の変化量は50、印刷部分の光透過量の変化量
は10となる。この例2は、例1に比べて印刷物の印刷
部分の濃度が濃い場合の例である。
【0022】例3)図14に示すように、未重送時の印
刷物の下地部分の光透過量100の頻度が80で、印刷
物の印刷部分の光透過量40の頻度が20とすると、そ
の平均は88になる。この条件下で、重送時に下地部分
及び印刷部分の光透過量が1/2になると想定すると、
全体の変化量の平均は44になる。その際、下地部分の
光透過量の変化量は50、印刷部分の光透過量の変化量
は20となる。この例3は、印刷物の下地部分と印刷部
分の頻度が異なる場合の例である。
【0023】例4)図15に示すように、未重送時の印
刷物の下地部分の光透過量100の頻度が60で、印刷
物の印刷部分の光透過量40の頻度が40とすると、そ
の平均は76になる。この条件下で、重送時に下地部分
及び印刷部分の光透過量が1/2になると想定すると、
全体の変化量の平均は38になる。その際、下地部分の
光透過量の変化量は50、印刷部分の光透過量の変化量
は20となる。この例4は、例1に比べて印刷物の印刷
部分の頻度が下地部分の頻度に近い場合である。
【0024】このように、上述した例1〜4(図12〜
15参照)より、印刷物の印刷部分の濃度が濃くなり、
光透過量が小さくなる程、光透過量の平均値が小さくな
ることが判る。また、印刷物の印刷部分の頻度の割合が
大きくなると、光透過量の平均値が小さくなることが判
る。
【0025】これに対し、印刷物の下地部分の変化量の
みに注目すれば、未重送時と重送時との間の変化量は変
化していないことが判る。
【0026】図16は重送センサ間の印刷物通過時の光
透過量(A/D変換値)の頻度分布を示している。この
図16より、A/D変換値毎の頻度を示すヒストグラム
を作成すると、破線Aで囲まれる「下地部分」と、破線
Bで囲まれる「印刷部分」とに大きく分けられることが
判る。
【0027】そこで、本発明は、特に、印刷物の重送検
出を行う場合、印刷物の「下地部分」での重送時の光透
過量の変化量が大きいことに着目し、従来の問題点を解
消すべくなされたものであり、従来に比べて重送検出率
の向上を図ることができる重送検出装置および重送検出
方法を提供することを目的としている。
【0028】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明に係る重送検出装置は、用紙の搬送
される搬送路の一部を検知対象として該搬送路近傍に配
置された発光センサと受光センサとを有する用紙検出手
段と、前記用紙検出手段から出力される光量を表す電気
信号を規定のサンプル数だけ記憶する記憶手段と、前記
記憶手段に記憶された光量のヒストグラムを作成し、該
作成したヒストグラムから前記用紙の下地部分の最大頻
度の光量を検出し、該下地部分の最大頻度の光量の変化
量に基づいて前記用紙の重送検出を行う処理手段とを備
えたことを特徴とする。
【0029】請求項2の発明は、請求項1の重送検出装
置において、前記処理手段は、低濃度を表す光量から高
濃度を表す光量に向かって頻度をスキャンしていくこと
により所定条件を満たす頻度のピークを前記用紙の下地
部分の最大頻度の光量として検出することを特徴とす
る。
【0030】請求項3の発明は、請求項2の重送検出装
置において、前記処理手段は、注目する光量に隣接する
所定個数(α+1)の光量の頻度の総和を求め、前記頻
度の総和が前記サンプル数に対する所定割合となったと
きに、前記総和した頻度を構成する光量の中から一つを
前記最大頻度の光量として検出することを特徴とする。
【0031】請求項4の発明は、請求項3の重送検出装
置において、前記処理手段は、1枚目の用紙の搬送のと
きに、前記総和した頻度の中で最大頻度の光量に対する
既定の割合の値を前記用紙の重送検出の基準値とし、2
枚目以降の用紙の搬送のときに、前記総和した頻度の中
で最大頻度の光量を比較値として前記基準値と比較して
前記用紙の重送検出を行うことを特徴とする。
【0032】請求項5の発明に係る重送検出方法は、発
光センサと受光センサを有する用紙検出手段を用紙の搬
送される搬送路の一部を検知対象として該搬送路近傍に
配置し、前記用紙検出手段から出力される光量を表す電
気信号を規定のサンプル数だけ記憶し、この記憶した光
量のヒストグラムを作成し、該作成したヒストグラムか
ら前記用紙の下地部分の最大頻度の光量を検出し、該下
地部分の最大頻度の光量の変化量に基づいて前記用紙の
重送検出を行うことを特徴とする。
【0033】請求項6の発明は、請求項5の重送検出方
法において、低濃度を表す光量から高濃度を表す光量に
向かって頻度をスキャンしていくことにより所定条件を
満たす頻度のピークを前記用紙の下地部分の最大頻度の
光量として検出することを特徴とする。
【0034】請求項7の発明は、請求項6の重送検出方
法において、注目する光量に隣接する所定個数(α+
1)の光量の頻度の総和を求め、前記頻度の総和が前記
サンプル数に対する所定割合となったときに、前記総和
した頻度を構成する光量の中から一つを前記最大頻度の
光量として検出することを特徴とする。
【0035】請求項8の発明は、請求項7の重送検出方
法において、1枚目の用紙の搬送のときに、前記総和し
た頻度の中で最大頻度の光量に対する既定の割合の値を
前記用紙の重送検出の基準値とし、2枚目以降の用紙の
搬送のときに、前記総和した頻度の中で最大頻度の光量
を比較値として前記基準値と比較して前記用紙の重送検
出を行うことを特徴とする。
【0036】
【発明の実施の形態】図1は本発明による重送検出装置
を図8〜図10に示す構成のコレータに適用した場合の
ブロック図である。なお、コレータ1の各部の構成につ
いての説明は省略している。
【0037】図1に示すように、重送検出装置21は、
重送センサ15、増幅回路22、操作パネル23、マイ
クロコンピュータ24、モータ駆動回路25、駆動モー
タ26、エンコーダセンサ27を備えて構成される。
【0038】増幅回路22は、重送センサ15の受光セ
ンサ15bから入力される光透過量を表す電気信号を所
定の増幅率で増幅してマイクロコンピュータ24に入力
している。
【0039】操作パネル23は、例えば丁合動作の開始
を指定するスタートキー23a、丁合動作の停止を指定
するストップキー23b等のユーザーによって操作され
る操作キーを有している。また、操作パネル23には、
重送(印刷物4が2枚以上重なって送られる状態)が生
じたときに点灯する重送警告ランプ23cが設けられて
いる。その他、操作パネル23には、上記重送警告をメ
ッセージ表示する等の各種表示を行うための液晶等の表
示器23dが設けられている。
【0040】処理手段としてのマイクロコンピュータ2
4は、A/Dコンバータ28、演算手段としてのCPU
29、記憶手段としてのROM30とRAM31を備え
た1チップマイコンで構成される。
【0041】A/Dコンバータ28は、増幅回路22か
ら入力される信号を、そのアナログ値に応じたデジタル
信号に変換して光透過量としてCPU29に入力してい
る。
【0042】CPU29は、マイクロプロセッサなどで
構成され、操作パネル23からの情報、増幅回路22か
らの信号、エンコーダセンサ27からの信号に基づき、
印刷物4の搬送制御、サンプル範囲の設定、後述する図
2及び図3のフローに基づく印刷物4の重送検出等を行
っている。
【0043】さらに説明すると、CPU29は、設定さ
れたサンプル範囲内で、A/Dコンバータ28から入力
されるデジタル信号を、エンコーダセンサ27からの割
り込み信号の入力タイミングでサンプルしている。な
お、上記サンプル範囲は、重送センサ15による印刷物
4の先端の検知を基準として、エンコーダセンサ27の
パルス数のカウント値として設定されている。
【0044】CPU29は、操作パネル23のスタート
キー23a、ストップキー23bの操作信号に基づき、
搬送用モータ26を駆動、停止制御するための指令をモ
ータ駆動回路25に出力している。
【0045】CPU29は、内部に給紙カウンタを備え
ており、エンコーダセンサ27から割り込み信号が入力
される毎にカウント値を1ずつインクリメントする処理
を行っている。
【0046】ROM30には、CPU29によって図2
及び図3に示す処理を含む一連の処理を行うために必要
な処理プログラム、印刷物4のサイズに応じたサンプル
範囲のデータ等が格納されている。
【0047】RAM31は、CPU29で設定されたサ
ンプル範囲内の1枚目の印刷物4のサンプルデータを記
憶するとともに、CPU29で設定されたサンプル範囲
内の2枚目以降の印刷物4のサンプルデータを逐次更新
記憶している。また、RAM31は、CPU29の給紙
カウンタによるカウント値を記憶している。
【0048】モータ駆動回路25は、CPU29からの
指令に基づいて駆動モータ26を回転、停止駆動してい
る。
【0049】エンコーダセンサ27は、駆動モータ26
が印刷物4を所定長さ送り出す分だけ回転したときに、
ワンショットパルス信号を出力している。このワンショ
ットパルス信号は、割り込み信号としてCPU29に入
力される。
【0050】次に、上記重送検出装置21の動作を図2
及び図3に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0051】なお、図2及び図3に示すフローチャート
の処理は、コレータ1の各ビン21〜210から印刷物4
が給紙される時に、ROM30の処理プログラムに従っ
てCPU29の制御のもとに各ビン21 〜210毎に実行
されるものである。
【0052】まず、1枚目の印刷物4が給紙され、サン
プリングを開始する信号が出力されると(ST1−YE
S)、印刷物4の光透過量のサンプリングを開始する。
すなわち、重送センサ15が印刷物4の先端を検知した
ときのタイミングを基準としてエンコーダセンサ27の
パルス信号をカウントし、このカウント値がサンプル開
始位置の値に達すると、重送センサ15より増幅回路2
2を介してA/Dコンバータ28により変換された光透
過量がCPU29に取り込まれる。そして、この光透過
量を記憶手段(RAM31)に記憶する(ST2)。
【0053】なお、上記サンプリングによるサンプル総
数は、多いほど重送検出の精度を向上させることができ
るが、記憶手段(RAM31)の容量やCPU29の演
算処理スピードの関係で制限を設けている。特に、記憶
手段(RAM31)の容量やCPU29の演算処理スピ
ードが問題にならなければ、同じサンプル領域でもサン
プル間隔を狭くしてサンプル総数を増やす事も可能であ
る。逆に、記憶手段(RAM31)の容量が小さく、C
PU29の演算処理スピードが遅ければ、サンプル間隔
を広くすればよい。
【0054】次に、エンコーダセンサ27からのパルス
信号のカウント値がサンプル終了位置の値に達し、既定
したサンプル数の光透過量が記憶手段(RAM31)に
記憶されると(ST3−YES)、記憶手段(RAM3
1)に記憶した光透過量の頻度を求めるヒストグラムを
作成する(ST4)。このヒストグラムが作成される
と、後述する図3の基準値/比較値演算処理(SUB
1)に移行する。
【0055】次に、2枚目以降の印刷物4が給紙された
場合には、1枚目の印刷物4が給紙されたときと同様
に、サンプリングを開始する信号が出力されると(ST
11−YES)、印刷物4の光透過量のサンプリングを
開始する。すなわち、重送センサ15が印刷物4の先端
を検知したときのタイミングを基準としてエンコーダセ
ンサ27のパルス信号をカウントし、このカウント値が
サンプル開始位置の値に達すると、重送センサ15より
増幅回路22を介してA/Dコンバータ28により変換
された光透過量がCPU29に取り込まれる。そして、
この光透過量を記憶手段(RAM31)に記憶する(S
T12)。
【0056】次に、エンコーダセンサ27からのパルス
信号のカウント値がサンプル終了位置の値に達し、既定
したサンプル数の光透過量が記憶手段(RAM31)に
記憶されると(ST13−YES)、記憶手段(RAM
31)に記憶した光透過量の頻度を求めるヒストグラム
を作成する(ST14)。このヒストグラムが作成され
ると、後述する図3の基準値/比較値演算処理(SUB
1)に移行する。
【0057】上記ST4又はST14において作成され
たヒストグラムには、重送センサ15の発光センサ15
aと受光センサ15bとの間の用紙通過位置の影響や印
刷物4内の印刷部分の影響により複数の頻度の山が存在
する。
【0058】SUB1の基準値/比較値演算処理では、
複数の頻度の山の中から重送した時の光透過量の変化量
が大きい印刷物4の下地部分の頻度の山を抽出する為、
光透過量の大きい方(濃度の低い方)からある光透過量
を注目値「n」とし、この注目値「n」から光透過量の
小さいに向かって隣り合った「n−1」、「n−2」、
…「n−α」までの計α+1個の光透過量における頻度
の総和を求める(ST21)。
【0059】なお、最初に注目値「n」とする光透過量
は、印刷物4を通紙していないときの光透過量に設定す
るか、又は、演算処理時間を短縮するため、印刷物4を
通紙していないときの光透過量よりも所定量小さい値に
設定される。また、上記αは整数による既定値(例えば
4)であり、この値が小さいほど1回当たりの演算処理
時間を短縮することができる。
【0060】そして、上記総和が総サンプル数の既定数
未満で(ST22−NO)、注目値が「β」でなければ
(ST23−NO)、注目値「n」から1減算した値を
次の注目値とし(ST24)、ST21に戻って頻度の
総和を求め続ける。
【0061】注目値が「β」であり(ST23−YE
S)、1枚目の印刷物4の搬送であれば(ST25−Y
ES)、重送検出不可とし、その旨をユーザーに知らせ
る(ST26)。なお、「β」は、未通紙時の光透過量
の所定の値(例えば10%の値)に設定される。これに
対し、2枚目以降の印刷物4の搬送であれば(ST25
−NO)、CPU29から重送検出信号が出力され(S
T27)、重送した場合の動作を開始する(ST2
8)。例えば重送した印刷物4を含む1部の丁合された
印刷物が排紙トレイ5に排紙された後、全てのビン2か
らの給紙を停止し、操作パネル23の重送警告ランプ2
3cを点灯してユーザーに重送の旨を知らせる。この
時、どのビンで重送したかもユーザーに知らせる。
【0062】上記総和が総サンプル数の既定数以上にな
ると(ST22−YES)、総和した頻度の中で最大頻
度の光透過量を求める(ST29)。
【0063】そして、総和した頻度の中で最大頻度の値
が印刷物4の下地部分の光透過量であるものと見なし、
1枚目の印刷物4の搬送であれば(ST30−YE
S)、この値から重送検出する為の基準値を求める(S
T31)。基準値は、上記総和した頻度の中の最大頻度
を示す光透過量に対する既定の割合の値としている。例
えば、上記総和した頻度の中の最大頻度の光透過量に対
して75%の値と150%の値を基準値とする。
【0064】また、2枚目以降の印刷物4の搬送であれ
ば(ST30−NO)、上記総和した頻度の中の最大頻
度を示す光透過量を比較値とし(ST32)、基準値と
比較することで重送検出を行う。そして、重送検出され
ると(ST15−YES)、CPU29から重送検出信
号が出力され(ST16)、重送した場合の動作を開始
する(ST17)。例えば重送した印刷物4を含む1部
の丁合された印刷物が排紙トレイ5に排紙された後、全
てのビン2からの給紙を停止し、操作パネル23の重送
警告ランプ23cを点灯してユーザーに重送の旨を知ら
せる。この時、どのビンで重送したかもユーザーに知ら
せる。なお、重送検出されず(ST15−NO)、残り
の印刷物4の給紙があれば(ST18−YES)、ST
11の動作に戻る。
【0065】次に、上記基準値/比較値演算処理に関す
る具体的数値例を図4〜図7に基づいて説明する。
【0066】図4は未重送時の重送検出サンプル範囲の
ヒストグラムの一例を示す図、図5は図4において基準
値を演算する際の頻度の合計を示す図、図6は重送時の
重送検出サンプル範囲のヒストグラムの一例を示す図、
図7は図6において比較値を演算する際の頻度の合計を
示す図である。
【0067】今、1枚目の印刷物4が給紙され、図2の
ST4において、図4に示すようなヒストグラムが作成
されると、図5に示すように、光透過量「124」が注
目値nのとき、α=4とすると、注目値nと隣り合った
n−1=123、n−2=122、n−3=121、n
−4=120までの頻度の総和が求められる。そして、
サンプル総数「100」の40%である「40」を既定
数とすると、このときの頻度の総和「52」はサンプル
総数の既定数「40」を超えるので、総和した頻度の中
で最大頻度を示す光透過量「120」が求まる。そし
て、この光透過量「120」の75%の値である「9
0」と、150%の値である「180」が基準値として
演算される。
【0068】次に、2枚目の印刷物4が給紙されたとき
に、図2のST14において、図6に示すようなヒスト
グラムが作成されると、図7に示すように、光透過量
「71」が注目値nのとき、α=4とすると、注目値n
と隣り合ったn−1=70、n−2=69、n−3=6
8、n−4=67までの頻度の総和が求められる。そし
て、サンプル総数「100」の40%である「40」を
既定数とすると、このときの頻度の総和「42」はサン
プル総数の既定数「40」を超えるので、総和した頻度
の中で最大頻度を示す光透過量「68」が比較値として
演算される。そして、この比較値「68」は1枚目の印
刷物4が給紙されたときに演算された基準値「90」、
「180」と比較される。この場合、比較値「68」は
基準値「90」よりも小さいので、重送と判別される。
【0069】このように、本実施の形態では、印刷物の
光透過量の頻度を求めるヒストグラムを作成し、その頻
度分布から光透過量の変化量が大きい印刷物の下地部分
の頻度の山を検出し、この検出された頻度の山の中で最
大頻度時の光透過量の変化量を重送検出に利用している
ので、従来に比べて重送検出率を向上させることができ
る。
【0070】また、本実施の形態では、重送センサ15
は搬送路16上を搬送される印刷物2を挟んで対向配置
された光透過型の受発光センサ対であったが、本発明は
それに限られることなく搬送路上の一方に配置された反
射型の受発光センサ対であっても適用される。又そのと
きはA/D変換された電気信号の値は光透過量ではなく
光反射量となることはいうまでもない。
【0071】さらに、重送検出の対象となる用紙として
は、印刷物に限らず合紙とするための印刷されていない
紙も含まれるのは言うまでもない。
【0072】ところで、上記実施の形態では、コレータ
に採用した場合を例にとって説明したが、この構成に限
定されるものではなく、印刷機、複写機等に装備された
給紙機構に採用することもできる。例えば図17に示す
ように、積載された印刷用紙41をスクレーパ42およ
びピックアップロール43により上から一枚ずつ分離さ
せ、この分離した印刷用紙41をガイドロール44およ
びタイミングロール45を介して不図示の製版済の孔版
原紙が巻装された版胴部とローラ部材(プレスローラ)
との間に搬送する給紙機構にも採用することが可能であ
る。この場合、ピックアップロール43とタイミングロ
ール45との間の搬送路46に重送センサ15(発光セ
ンサ15a、受光センサ15b)が配置され、搬送路4
6を通過する印刷用紙41の重送検出が行われる。
【0073】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、重送検出時に、光透過量の変化量が大きい下地
部分の頻度の山を見つけ、その山の中で最大頻度時の光
透過量の変化量を重送検出に利用しているので、従来に
比べて重送検出率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による重送検出装置をコレータに適用し
た場合のブロック図
【図2】本発明による重送検出動作のフローチャート
【図3】図3における基準値/比較値の演算処理のフロ
ーチャート
【図4】未重送時の重送検出サンプル範囲のヒストグラ
ムの一例を示す図
【図5】図4において基準値を演算する際の頻度の合計
を示す図
【図6】重送時の重送検出サンプル範囲のヒストグラム
の一例を示す図
【図7】図6において比較値を演算する際の頻度の合計
を示す図
【図8】コレータの全体を示す外観図
【図9】(a)図8のコレータにおける各ビンの側面図 (b)各ビンを給紙側から見た図
【図10】(a)〜(d)図8の各ビンから印刷物を本
体の内部に給紙する際の搬送の流れを示す図
【図11】給紙時における印刷物の光透過量の一例を示
す図
【図12】下地部分と印刷部分の頻度が同じ時の未重送
の場合と重送の場合の光透過量と頻度の関係を示す図
【図13】下地部分と印刷部分の頻度が同じで、図12
のときよりも印刷部分の濃度が濃い時の未重送の場合と
重送の場合の光透過量と頻度の関係を示す図
【図14】下地部分と印刷部分の頻度が異なる時の未重
送の場合と重送の場合の光透過量と頻度の関係を示す図
【図15】図14のときよりも印刷部分の頻度が下地部
分の頻度に近い時の未重送の場合と重送の場合の光透過
量と頻度の関係を示す図
【図16】印刷物を給紙したときの光透過量(A/D変
換値)と頻度の関係の一例を示す図
【図17】本発明が採用される給紙機構の他の一例を示
す図
【符号の説明】
4,41…印刷物、印刷用紙、15…重送センサ(用紙
検出手段)、15a…発光センサ、15b…受光セン
サ、16…搬送路、21…重送検出装置、24…マイク
ロプロセッサ(処理手段)、31…RAM(記憶手
段)。

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙の搬送される搬送路の一部を検知対
    象として該搬送路近傍に配置された発光センサと受光セ
    ンサとを有する用紙検出手段と、 前記用紙検出手段から出力される光量を表す電気信号を
    規定のサンプル数だけ記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された光量のヒストグラムを作成
    し、該作成したヒストグラムから前記用紙の下地部分の
    最大頻度の光量を検出し、該下地部分の最大頻度の光量
    の変化量に基づいて前記用紙の重送検出を行う処理手段
    とを備えたことを特徴とする重送検出装置。
  2. 【請求項2】 前記処理手段は、低濃度を表す光量から
    高濃度を表す光量に向かって頻度をスキャンしていくこ
    とにより所定条件を満たす頻度のピークを前記用紙の下
    地部分の最大頻度の光量として検出することを特徴とす
    る請求項1記載の重送検出装置。
  3. 【請求項3】 前記処理手段は、注目する光量に隣接す
    る所定個数(α+1)の光量の頻度の総和を求め、前記
    頻度の総和が前記サンプル数に対する所定割合となった
    ときに、前記総和した頻度を構成する光量の中から一つ
    を前記最大頻度の光量として検出することを特徴とする
    請求項2記載の重送検出装置。
  4. 【請求項4】 前記処理手段は、1枚目の用紙の搬送の
    ときに、前記総和した頻度の中で最大頻度の光量に対す
    る既定の割合の値を前記用紙の重送検出の基準値とし、
    2枚目以降の用紙の搬送のときに、前記総和した頻度の
    中で最大頻度の光量を比較値として前記基準値と比較し
    て前記用紙の重送検出を行うことを特徴とする請求項3
    記載の重送検出装置。
  5. 【請求項5】 発光センサと受光センサを有する用紙検
    出手段を用紙の搬送される搬送路の一部を検知対象とし
    て該搬送路近傍に配置し、前記用紙検出手段から出力さ
    れる光量を表す電気信号を規定のサンプル数だけ記憶
    し、この記憶した光量のヒストグラムを作成し、該作成
    したヒストグラムから前記用紙の下地部分の最大頻度の
    光量を検出し、該下地部分の最大頻度の光量の変化量に
    基づいて前記用紙の重送検出を行うことを特徴とする重
    送検出方法。
  6. 【請求項6】 低濃度を表す光量から高濃度を表す光量
    に向かって頻度をスキャンしていくことにより所定条件
    を満たす頻度のピークを前記用紙の下地部分の最大頻度
    の光量として検出することを特徴とする請求項5記載の
    重送検出方法。
  7. 【請求項7】 注目する光量に隣接する所定個数(α+
    1)の光量の頻度の総和を求め、前記頻度の総和が前記
    サンプル数に対する所定割合となったときに、前記総和
    した頻度を構成する光量の中から一つを前記最大頻度の
    光量として検出することを特徴とする請求項6記載の重
    送検出方法。
  8. 【請求項8】 1枚目の用紙の搬送のときに、前記総和
    した頻度の中で最大頻度の光量に対する既定の割合の値
    を前記用紙の重送検出の基準値とし、2枚目以降の用紙
    の搬送のときに、前記総和した頻度の中で最大頻度の光
    量を比較値として前記基準値と比較して前記用紙の重送
    検出を行うことを特徴とする請求項7記載の重送検出方
    法。
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