JPH0636249A - 磁気ヘッド - Google Patents
磁気ヘッドInfo
- Publication number
- JPH0636249A JPH0636249A JP18969392A JP18969392A JPH0636249A JP H0636249 A JPH0636249 A JP H0636249A JP 18969392 A JP18969392 A JP 18969392A JP 18969392 A JP18969392 A JP 18969392A JP H0636249 A JPH0636249 A JP H0636249A
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- Japan
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- head
- magnetic head
- spacer
- magnetic
- head base
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Abstract
(57)【要約】
【目的】ヘッド高さの異なる磁気ヘッドのペアリングに
よるシリンダへの取付けを可能にした磁気ヘッドを提供
する。 【構成】磁気ヘッド10は、例えば、銅などで形成した
ヘッドベース11と、このヘッドベース11に貼り付け
た磁気ヘッドチップ12と、この磁気ヘッドチップ12
の絶対高さを所定寸法にするスペーサ13とから構成さ
れている。なお、前記スペーサ13は、ヘッドベース1
1に設けた透孔11aに流し込んだ接着剤の接着層14
が一方でヘッドベース11の透孔11aの内周部と接着
固定すると共に、他方でスペーサ13の底面と接着固定
することによってヘッドベース11とスペーサ13との
間に接着層14を形成することなくヘッドベース11に
接着固定する。ヘッド高さの異なる磁気ヘッド12をペ
アリングしてもスペーサ13の高さを調整することによ
って絶対高さh0 を公差内に設定できる。
よるシリンダへの取付けを可能にした磁気ヘッドを提供
する。 【構成】磁気ヘッド10は、例えば、銅などで形成した
ヘッドベース11と、このヘッドベース11に貼り付け
た磁気ヘッドチップ12と、この磁気ヘッドチップ12
の絶対高さを所定寸法にするスペーサ13とから構成さ
れている。なお、前記スペーサ13は、ヘッドベース1
1に設けた透孔11aに流し込んだ接着剤の接着層14
が一方でヘッドベース11の透孔11aの内周部と接着
固定すると共に、他方でスペーサ13の底面と接着固定
することによってヘッドベース11とスペーサ13との
間に接着層14を形成することなくヘッドベース11に
接着固定する。ヘッド高さの異なる磁気ヘッド12をペ
アリングしてもスペーサ13の高さを調整することによ
って絶対高さh0 を公差内に設定できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、ビデオテープ
レコーダ(以下VTRと略記)のシリンダに180度の
位置に対向して配置されると共に、シリンダ基準面から
トラック幅端面までの高さ(以下絶対高さと記載する)
を所定寸法にすることのできる磁気ヘッドに関する。
レコーダ(以下VTRと略記)のシリンダに180度の
位置に対向して配置されると共に、シリンダ基準面から
トラック幅端面までの高さ(以下絶対高さと記載する)
を所定寸法にすることのできる磁気ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、VTRの高画質再生を図るため、
VTRに設けられているシリンダには標準モード用及び
3倍モード用の磁気ヘッドが一対それぞれ180度の位
置に対向して取り付けてある。前記一対の磁気ヘッド
は、シリンダと共に回転することによってビデオテープ
にビデオ信号を記録、或いは、再生する。このため、前
記一対の磁気ヘッドは、記録・再生時にビデオテープ上
を正確に移動するよう絶対高さを所定寸法にしてシリン
ダに精密に取り付けられていた。
VTRに設けられているシリンダには標準モード用及び
3倍モード用の磁気ヘッドが一対それぞれ180度の位
置に対向して取り付けてある。前記一対の磁気ヘッド
は、シリンダと共に回転することによってビデオテープ
にビデオ信号を記録、或いは、再生する。このため、前
記一対の磁気ヘッドは、記録・再生時にビデオテープ上
を正確に移動するよう絶対高さを所定寸法にしてシリン
ダに精密に取り付けられていた。
【0003】図5(a)ないし(c)に示すように図示
しないシリンダに取り付けられる磁気ヘッド1は、トラ
ック幅t及びギャップ幅gを形成した磁気ヘッドブロッ
ク2をアジマス角度を逆方向に傾斜させて連続的に切断
してAヘッド用の磁気ヘッドチップ3a及びBヘッド用
の磁気ヘッドチップ3bを形成する一方、これらの磁気
ヘッドチップ3をヘッドベース4に接着する。そして、
ヘッドベース4に接着した磁気ヘッドチップ3のテープ
走行面を研摩し、巻き線5を施して磁気ヘッド1を形成
する。そして、このように形成したAヘッド用磁気ヘッ
ド1a及びBヘッド用磁気ヘッド1bをそれぞれシリン
ダに取り付ける。なお、同図(c)に示すようにヘッド
ベース4の磁気ヘッドチップ接着面側にはこの磁気ヘッ
ド1をシリンダに取り付けたときの絶対高さを調整する
ためのスペーサ6を接着するようになっている。
しないシリンダに取り付けられる磁気ヘッド1は、トラ
ック幅t及びギャップ幅gを形成した磁気ヘッドブロッ
ク2をアジマス角度を逆方向に傾斜させて連続的に切断
してAヘッド用の磁気ヘッドチップ3a及びBヘッド用
の磁気ヘッドチップ3bを形成する一方、これらの磁気
ヘッドチップ3をヘッドベース4に接着する。そして、
ヘッドベース4に接着した磁気ヘッドチップ3のテープ
走行面を研摩し、巻き線5を施して磁気ヘッド1を形成
する。そして、このように形成したAヘッド用磁気ヘッ
ド1a及びBヘッド用磁気ヘッド1bをそれぞれシリン
ダに取り付ける。なお、同図(c)に示すようにヘッド
ベース4の磁気ヘッドチップ接着面側にはこの磁気ヘッ
ド1をシリンダに取り付けたときの絶対高さを調整する
ためのスペーサ6を接着するようになっている。
【0004】図6(a)及び(b)に示すように前記A
ヘッド用磁気ヘッド1a及びBヘッド用磁気ヘッド1b
は、シリンダに取り付けられたときの絶対高さを所定寸
法にするために、まず、Aヘッド用磁気ヘッド1a及び
Bヘッド用磁気ヘッド1bに形成した磁気ヘッド1の磁
気ヘッドチップ接着面からトラック幅端面までの高さ
(以下ヘッド高さと記載する)を調べる。前記磁気ヘッ
ド1のヘッド高さは、磁気ヘッドブロック2を切断する
ときの加工精度及び磁気ヘッドチップ3とヘッドベース
4との接着層精度によってばらついてしまうため、磁気
ヘッド1を、例えば、ヘッド高さH1 からヘッド高さH
8 の8ランクに区分けしていた。そして、図の(b)に
示すようにシリンダに磁気ヘッド1を取り付けるときに
は、例えば、ヘッド高さH2 の同ランクの磁気ヘッド1
a及び1bを選択すると共に、この磁気ヘッド1a及び
1bの絶対距離を所定寸法にするために同一寸法hに加
工したスペーサ6を接着してシリンダに取り付けてい
た。
ヘッド用磁気ヘッド1a及びBヘッド用磁気ヘッド1b
は、シリンダに取り付けられたときの絶対高さを所定寸
法にするために、まず、Aヘッド用磁気ヘッド1a及び
Bヘッド用磁気ヘッド1bに形成した磁気ヘッド1の磁
気ヘッドチップ接着面からトラック幅端面までの高さ
(以下ヘッド高さと記載する)を調べる。前記磁気ヘッ
ド1のヘッド高さは、磁気ヘッドブロック2を切断する
ときの加工精度及び磁気ヘッドチップ3とヘッドベース
4との接着層精度によってばらついてしまうため、磁気
ヘッド1を、例えば、ヘッド高さH1 からヘッド高さH
8 の8ランクに区分けしていた。そして、図の(b)に
示すようにシリンダに磁気ヘッド1を取り付けるときに
は、例えば、ヘッド高さH2 の同ランクの磁気ヘッド1
a及び1bを選択すると共に、この磁気ヘッド1a及び
1bの絶対距離を所定寸法にするために同一寸法hに加
工したスペーサ6を接着してシリンダに取り付けてい
た。
【0005】ところが、図7に示すように磁気ヘッド1
は、加工精度や接着層精度によって8ランクの規格から
外れるものが生じたり、磁気ヘッドチップ3に加工歪が
残留することによって変形するものなどがあった。この
ため、前記規格外の磁気ヘッド1は、廃棄処分されてい
たが膨大な数量となるために前記規格外の磁気ヘッド1
のヘッドベース4と磁気ヘッドチップ3との間にスペー
サを貼り付けてヘッド高さを規格内にすることが検討さ
れていた。
は、加工精度や接着層精度によって8ランクの規格から
外れるものが生じたり、磁気ヘッドチップ3に加工歪が
残留することによって変形するものなどがあった。この
ため、前記規格外の磁気ヘッド1は、廃棄処分されてい
たが膨大な数量となるために前記規格外の磁気ヘッド1
のヘッドベース4と磁気ヘッドチップ3との間にスペー
サを貼り付けてヘッド高さを規格内にすることが検討さ
れていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述のよ
うにヘッドベースと磁気ヘッドチップとの間にスペーサ
を挟んでヘッド高さを調整するという方法では、接着層
をさらに高精度に管理してヘッド高さを規格内にするこ
とが要求されるばかりでなく、スペーサを介してヘッド
ベースと磁気ヘッドチップとを接着することによる磁気
ヘッドチップの接着強度の問題があった。
うにヘッドベースと磁気ヘッドチップとの間にスペーサ
を挟んでヘッド高さを調整するという方法では、接着層
をさらに高精度に管理してヘッド高さを規格内にするこ
とが要求されるばかりでなく、スペーサを介してヘッド
ベースと磁気ヘッドチップとを接着することによる磁気
ヘッドチップの接着強度の問題があった。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、ヘッド高さの異なる磁気ヘッドのペアリングによる
シリンダへの取付を可能にした磁気ヘッドを提供するこ
とを目的としている。
で、ヘッド高さの異なる磁気ヘッドのペアリングによる
シリンダへの取付を可能にした磁気ヘッドを提供するこ
とを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による磁気ヘッド
は、シリンダ基準面からトラック幅端面までの絶対高さ
を所定寸法に位置決めするスペーサをヘッドベースの透
孔に設けた接着層でヘッドベースに一体に接着する一
方、前記スペーサとヘッドベースとの接着層の厚みを皆
無にした。
は、シリンダ基準面からトラック幅端面までの絶対高さ
を所定寸法に位置決めするスペーサをヘッドベースの透
孔に設けた接着層でヘッドベースに一体に接着する一
方、前記スペーサとヘッドベースとの接着層の厚みを皆
無にした。
【0009】
【作用】この構成で、シリンダに取り付ける磁気ヘッド
の絶対高さは、この磁気ヘッドのヘッドベースに厚さ調
整したスペーサを接着層を皆無にして接着することによ
って形成される。
の絶対高さは、この磁気ヘッドのヘッドベースに厚さ調
整したスペーサを接着層を皆無にして接着することによ
って形成される。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1ないし図4は本発明の一実施例に係り、図1
は磁気ヘッドの概略構成を示す図、図2は磁気ヘッドに
設けた透孔を示す図、図3は絶対高さとヘッド高さとの
関係を示す図、図4はヘッドベースとスペーサとの接着
を示す図である。
する。図1ないし図4は本発明の一実施例に係り、図1
は磁気ヘッドの概略構成を示す図、図2は磁気ヘッドに
設けた透孔を示す図、図3は絶対高さとヘッド高さとの
関係を示す図、図4はヘッドベースとスペーサとの接着
を示す図である。
【0011】図1に示すように磁気ヘッド10は、例え
ば、銅などで形成したヘッドベース11と、このヘッド
ベース11に貼り付けた磁気ヘッドチップ12と、この
磁気ヘッドチップ12の絶対高さを所定寸法にするスペ
ーサ13とから構成されている。なお、前記スペーサ1
3は、ヘッドベース11に設けた透孔11aに流し込ん
だ接着剤の接着層14によってヘッドベース11に接着
固定されている。
ば、銅などで形成したヘッドベース11と、このヘッド
ベース11に貼り付けた磁気ヘッドチップ12と、この
磁気ヘッドチップ12の絶対高さを所定寸法にするスペ
ーサ13とから構成されている。なお、前記スペーサ1
3は、ヘッドベース11に設けた透孔11aに流し込ん
だ接着剤の接着層14によってヘッドベース11に接着
固定されている。
【0012】ここでヘッドベース11とスペーサ13と
の接着方法について説明する。図2(a)に示すよう図
示しない磁気ヘッドチップ及び端子板15などを配設し
た磁気ヘッド10のヘッドベース11には、このヘッド
ベース11とスペーサ13との間の接着層14の厚みを
皆無にして接着するための透孔11aが設けられてい
る。同図(b)に示すように前記透孔11aは、磁気ヘ
ッド接着面側が大径部となるように形成する。なお、前
記透孔11aは、磁気ヘッド10に配設される端子板1
5や配線などに影響の無い場所に所望の接着強度が得ら
れるよう穴径及び数量を任意に設定している。
の接着方法について説明する。図2(a)に示すよう図
示しない磁気ヘッドチップ及び端子板15などを配設し
た磁気ヘッド10のヘッドベース11には、このヘッド
ベース11とスペーサ13との間の接着層14の厚みを
皆無にして接着するための透孔11aが設けられてい
る。同図(b)に示すように前記透孔11aは、磁気ヘ
ッド接着面側が大径部となるように形成する。なお、前
記透孔11aは、磁気ヘッド10に配設される端子板1
5や配線などに影響の無い場所に所望の接着強度が得ら
れるよう穴径及び数量を任意に設定している。
【0013】図3に示すようにシリンダに取り付けられ
る磁気ヘッド10a及び10bは、例えば、磁気ヘッド
10aの場合、ヘッドベース11aと磁気ヘッドチップ
12aとの接着層16aとの関係によってヘッド高さが
H3 であり、磁気ヘッド10bの場合、ヘッドベース1
1bと磁気ヘッドチップ12bとの接着層16bとの関
係によってヘッド高さがH5 であるとする。前記磁気ヘ
ッド10a及び10bを図示しないシリンダに絶対高さ
が所定寸法h0 になるように取り付けるためには、前記
ヘッドベース11aにh0 とH3 を加えた厚みのスペー
サ13aを取り付けて絶対高さを決める。また、同様
に、ヘッドベース11bにはh0 とH5 を加えた厚みの
スペーサ13bを取り付けて絶対高さを決める。
る磁気ヘッド10a及び10bは、例えば、磁気ヘッド
10aの場合、ヘッドベース11aと磁気ヘッドチップ
12aとの接着層16aとの関係によってヘッド高さが
H3 であり、磁気ヘッド10bの場合、ヘッドベース1
1bと磁気ヘッドチップ12bとの接着層16bとの関
係によってヘッド高さがH5 であるとする。前記磁気ヘ
ッド10a及び10bを図示しないシリンダに絶対高さ
が所定寸法h0 になるように取り付けるためには、前記
ヘッドベース11aにh0 とH3 を加えた厚みのスペー
サ13aを取り付けて絶対高さを決める。また、同様
に、ヘッドベース11bにはh0 とH5 を加えた厚みの
スペーサ13bを取り付けて絶対高さを決める。
【0014】図4に示すようにヘッドベース11にスペ
ーサ13を取り付けるときには、同図(b)に示すよう
にヘッドベース面とスペーサ面との間のほこりや汚れが
あるとスペーサ13を正確にヘッドベース11に接着す
ることができないと共に、ヘッドベース11とスペーサ
13との間に接着剤の接着層16ができてしまうので完
全に汚れなどを除去してから接着する。
ーサ13を取り付けるときには、同図(b)に示すよう
にヘッドベース面とスペーサ面との間のほこりや汚れが
あるとスペーサ13を正確にヘッドベース11に接着す
ることができないと共に、ヘッドベース11とスペーサ
13との間に接着剤の接着層16ができてしまうので完
全に汚れなどを除去してから接着する。
【0015】まず、接着面のほこりや汚れを除去したヘ
ッドベース11の接着面とスペーサ13の接着面とを合
わせる。次に、ヘッドベース11の接着面側に設けられ
ている透孔11aの大径部を完全に塞ぐと共に、ヘッド
ベース11及びスペーサ13を両側からプレス部材17
で加圧して固定する。そして、ヘッドベース11の透孔
11aにUVモールドなどの接着剤を流し込んで固定す
る。このとき、ヘッドベース11とスペーサ13とは加
圧固定されているので、このヘッドベース11とスペー
サ13との間に接着剤が流れ込まない。すなわち、図5
に示すように、ヘッド高さの異なる磁気ヘッド12をペ
アリングしてもスペーサ13の高さを調整すると共に、
ヘッドベース11とスペーサ13との間の接着層14を
皆無にすることによって絶対高さh0 を容易に公差内に
設定することができる。
ッドベース11の接着面とスペーサ13の接着面とを合
わせる。次に、ヘッドベース11の接着面側に設けられ
ている透孔11aの大径部を完全に塞ぐと共に、ヘッド
ベース11及びスペーサ13を両側からプレス部材17
で加圧して固定する。そして、ヘッドベース11の透孔
11aにUVモールドなどの接着剤を流し込んで固定す
る。このとき、ヘッドベース11とスペーサ13とは加
圧固定されているので、このヘッドベース11とスペー
サ13との間に接着剤が流れ込まない。すなわち、図5
に示すように、ヘッド高さの異なる磁気ヘッド12をペ
アリングしてもスペーサ13の高さを調整すると共に、
ヘッドベース11とスペーサ13との間の接着層14を
皆無にすることによって絶対高さh0 を容易に公差内に
設定することができる。
【0016】このことより接着剤を固化して形成する接
着層14は、一方でヘッドベース11の透孔11aの内
周部と接着固定すると共に、他方でスペーサ13の底面
と接着固定することによってヘッドベース11とスペー
サ13との間に接着層14を形成することなく接着固定
することができることになる。また、絶対高さを所定寸
法に設定した磁気ヘッド10は、シリンダに取り付ける
際に絶対高さを調整することなく容易に取り付けること
ができる。さらに、磁気ヘッド10のヘッド高さが所望
ランク内に入らなかったものでもスペーサ13によって
絶対高さを容易に調整してシリンダに取り付けられるの
で磁気ヘッド10の歩止まりが向上すると共に、磁気ヘ
ッドのコストを安価にすることができる。
着層14は、一方でヘッドベース11の透孔11aの内
周部と接着固定すると共に、他方でスペーサ13の底面
と接着固定することによってヘッドベース11とスペー
サ13との間に接着層14を形成することなく接着固定
することができることになる。また、絶対高さを所定寸
法に設定した磁気ヘッド10は、シリンダに取り付ける
際に絶対高さを調整することなく容易に取り付けること
ができる。さらに、磁気ヘッド10のヘッド高さが所望
ランク内に入らなかったものでもスペーサ13によって
絶対高さを容易に調整してシリンダに取り付けられるの
で磁気ヘッド10の歩止まりが向上すると共に、磁気ヘ
ッドのコストを安価にすることができる。
【0017】なお、本実施例はシリンダに一対に取り付
ける磁気ヘッド10に限定することなく、単体で取り付
けられる特殊ヘッドなどの絶対高さを設定して形成する
こともできる。
ける磁気ヘッド10に限定することなく、単体で取り付
けられる特殊ヘッドなどの絶対高さを設定して形成する
こともできる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ヘ
ッド高さの異なる磁気ヘッドのペアリングによるシリン
ダへの取付けを可能にした磁気ヘッドを提供することが
できる。
ッド高さの異なる磁気ヘッドのペアリングによるシリン
ダへの取付けを可能にした磁気ヘッドを提供することが
できる。
【図1】図1ないし図5は本発明の一実施例に係り、図
1は磁気ヘッドの概略構成及び接着層を示す図
1は磁気ヘッドの概略構成及び接着層を示す図
【図2】磁気ヘッドに設けた透孔を示す図
【図3】絶対高さとヘッド高さとの関係を示す図
【図4】ヘッドベースとスペーサとの接着を示す図
【図5】磁気ヘッドの絶対高さを調整したときの状態を
示す図
示す図
【図6】図6ないし図8は従来例に係り、図6は磁気ヘ
ッドの概略構成を示す図
ッドの概略構成を示す図
【図7】磁気ヘッドのヘッドベースと磁気ヘッドチップ
との関係を示す図
との関係を示す図
【図8】磁気ヘッドのヘッドベースと磁気ヘッドチップ
との接着状態を示す図
との接着状態を示す図
10… 磁気ヘッド 11… ヘッドベース 11a… 透孔 12… 磁気ヘッドチップ 13… スペーサ 14… 接着層
Claims (1)
- 【請求項1】 シリンダ基準面からトラック幅端面まで
の絶対高さを所定寸法に位置決めするスペーサをヘッド
ベースの透孔に設けた接着層でヘッドベースに一体に接
着する一方、前記スペーサとヘッドベースとの接着層の
厚みを皆無にしたことを特徴とする磁気ヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18969392A JPH0636249A (ja) | 1992-07-16 | 1992-07-16 | 磁気ヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18969392A JPH0636249A (ja) | 1992-07-16 | 1992-07-16 | 磁気ヘッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0636249A true JPH0636249A (ja) | 1994-02-10 |
Family
ID=16245611
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18969392A Pending JPH0636249A (ja) | 1992-07-16 | 1992-07-16 | 磁気ヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0636249A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0894756A2 (en) * | 1997-07-02 | 1999-02-03 | Riso Kagaku Corporation | Overlapped feed detecting device |
-
1992
- 1992-07-16 JP JP18969392A patent/JPH0636249A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0894756A2 (en) * | 1997-07-02 | 1999-02-03 | Riso Kagaku Corporation | Overlapped feed detecting device |
EP0894756A3 (en) * | 1997-07-02 | 1999-04-14 | Riso Kagaku Corporation | Overlapped feed detecting device |
US6105959A (en) * | 1997-07-02 | 2000-08-22 | Riso Kagaku Corporation | Overlapped feed detecting device |
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