JPH0351826Y2 - - Google Patents

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JPH0351826Y2
JPH0351826Y2 JP12405085U JP12405085U JPH0351826Y2 JP H0351826 Y2 JPH0351826 Y2 JP H0351826Y2 JP 12405085 U JP12405085 U JP 12405085U JP 12405085 U JP12405085 U JP 12405085U JP H0351826 Y2 JPH0351826 Y2 JP H0351826Y2
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disk
flange
mounting reference
reference surface
disks
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、データを記録、再生するハードデ
イスクドライブ装置に係り、特に、デイスクを装
着、固定するデイスク固定構造に関するものであ
る。
〔考案の概要〕
この考案は、スピンドルに固定したフランジに
デイスク押え板を取り付けることによつてデイス
クを固定するデイスク固定構造において、デイス
クが当接する取付基準面をフランジに設け、デイ
スクとデイスク押え板との間に弾性体を介在させ
てデイスクを取付基準面に圧接させることによ
り、デイスク固定時の残留応力、デイスクの温度
変化等による変形(反り、歪等)を小さくしてデ
ータの記録、再生が正確に行えるようにしたもの
である。
〔従来の技術〕
ハードデイスクドライブ装置は、デイスクを回
転させたときの平面性に高精度が要求され、適正
なヘツド当りを得るヘツドの高さ調整が容易に行
えるように構成されている。このようなデイスク
固定構造として、実公昭58−30312号がある。
第4図はかかる従来のデイスク固定構造を示す
左側の半断面図で、1はモータを示し、ステータ
1Sと、ロータ1Rと、ロータ1Rに取り付けら
れたスピンドル1A等で構成されている。
2は前記スピンドル1Aに嵌合されたフランジ
を示し、周回した第1、第2の取付基準面2B,
2Rが設けられている。
3,4は前記フランジ2の第2の取付基準面2
Rが設けられた軸部に挿入された第1、第2のデ
イスク、5は前記両デイスク3,4の間に挿入し
た金属製の環状をしたスペーサリング、6は環状
のデイスク押え板を示し、フランジ2に取付ねじ
7で取り付けられる。
従来のデイスク固定構造は、フランジ2の第2
の取付基準面2Rを案内面として第1のデイスク
3、スペーサリング5、および第2のデイスク4
を装着し、デイスク押え板6を取付ねじ7でフラ
ンジ2に固定することにより、第1のデイスク3
は第1の取付基準面2Bに取付ねじ7の締付力で
圧接、位置決めされる。
また、第2のデイスク4はスペーサリング5に
よつて第1のデイスク3から所定間隔に位置に位
置決めされる構造となつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、従来のデイスク固定構造は第1
のデイスク3またはスペーサリング5に厚みのば
らつきがあると、第2のデイスク4が位置決めさ
れる高さ(位置)にばらつきが発生する。
また、デイスク押え板6を取付ねじ7でフラン
ジ2に固定することによつて両デイスク3,4、
およびスペーサリング5が締め付けられ、位置決
めされるため、両デイスク3,4、およびスペー
サリング5に取付ねじ7の締付力による残留応力
が作用しているので、温度変化、経時変化によつ
て両デイスク3,4に反り、歪等の変形が発生し
易く、ヘツドの高さ調整が困難になり、データの
記録、再生が正確に行えなくなるという問題点が
ある。
この考案は、上記したような問題点を解決した
デイスク固定構造を提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案のデイスク固定構造は、デイスクが当
接する取付基準面をスピンドルに固定したフラン
ジに設け、フランジに取り付けたデイスク押え板
とデイスクとの間に弾性体を介在させる構成とし
たものである。
〔作用〕
この考案のデイスク固定構造は、デイスクとデ
イスク押え板との間に弾性体を介在させているた
め、デイスクは弾性体の付勢力で取付基準面に圧
接、位置決めされる。
〔実施例〕
第1図はこの考案のデイスク固定構造の一実施
例を示す左側の半断面図で、デイスクが2枚の場
合を示し、第4図と同一部分は同一符号を示す。
この第1図において、2Uは前記フランジ2の上
面に設けた第3の取付基準面を示し、第1の取付
基準面2Bと平行で、第2の取付基準面2Rとは
直交している。
6Bは前記デイスク押え板6の下面に設けた取
付基準面を示し、フランジ2の第3の取付基準面
2Uに当接する。
8は前記両デイスク3,4の間に介在された弾
性体、例えば環状のウレタンゴムを示す。
この考案のデイスク固定構造は、従来のデイスク
固定構造と同様に、フランジ2の第2の取付基準
面2Rを案内面として第1のデイスク3、ウレタ
ンゴム8、および第2のデイスク4を装着し、デ
イスク押え板6を取付ねじ7でフランジ2に固定
することにより、両取付基準面2U,6Bが当接
するとともに、ウレタンゴム8に弾性力が蓄積さ
れる。
そして、このウレタンゴム8の弾性力によつて
第1、第2のデイスク3,4は両取付基準面2
B,6Bに圧接、位置決めされる。このとき、第
1、第3の取付基準面2B,2Uの段差Hは各取
付基準面2B,2R、および2Uが高精度に、か
つ、一度で加工できるため、両デイスク3,4は
両取付基準面2B,6Bによつて精度よく位置決
めされる。
このように、両デイスク3,4の位置決めを行
うと、両デイスク3,4の固定時の残留応力がウ
レタンゴム8で吸収され、温度変化、経時変化に
よる両デイスク3,4の変形(反り、歪等)が少
なくなり、データの記録、再生が正確になる。ま
た、両デイスク3,4の取付けが位置精度よくな
ることにより、両デイスク3,4が平面性よく回
転することになり、ヘツド高さの調整が容易に行
える。
第2図はこの考案の他の実施例を示す左側の半
断面図で、デイスクが2枚の場合を示し、第1図
と同一符号は同一部分を示す。
この第2図において、9はワツシヤ、10は皿
ばねを示す。
この実施例は、第1図の実施例のウレタンゴム
8の代りに両デイスク3,4にワツシヤ9を当接
させ、このワツシヤ9の間に皿ばね10を介在さ
せている。
したがつて、両デイスク3,4は皿ばね10の
付勢力で両取付基準面2B,6Bに圧接、位置決
めされるため、第1図の実施例と同様な効果が得
られる。
なお、皿ばね10の代りにコイルばねを用いて
もよい。
第3図はこの考案のさらに他の実施例を示す左
側の半断面図で、デイスクが1枚の場合を示し、
第1図と同一符号は同一または相当部分を示す。
この実施例は、ウレタンゴム8の付勢力で第1
のデイスク3を第1の取付基準面2Bに圧接、位
置決めするため、第1図の実施例と同様な効果が
得られる。
そして、固定するのは第1のデイスク3のみで
あるため、第1のデイスク3を第1の取付基準面
2Bに圧接すると、デイスク押え板6の下面を取
付基準面6Bとして仕上げなくともよい。
なお、デイスク押え板6に取付基準面6Bを設
けると、第1のデイスク3の取付基準面2B,6
Bの一方へ圧接させる構成にできる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案のデイスク固定
構造は、デイスクが当接する取付基準面をスピン
ドルに固定したフランジに設け、フランジに取り
付けたデイスク押え板とデイスクとの間に弾性体
を介在させる構成としたので、デイスクは弾性体
の付勢力で取付基準面に精度よく圧接、位置決め
され、デイスク固定時の残留応力を弾性体が吸収
するため、温度変化、経時変化によるデイスクの
変形(反り、歪等)が少なくなり、データの記
録、再生が正確に行える。
また、デイスクの取付け位置精度がよくなるこ
とにより、デイスクが平面性よく回転することに
なり、ヘツド高さの調整が容易に行える等の利点
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、および第3図はそれぞれこの
考案のデイスク固定構造の実施例を示す半断面
図、第4図は従来のデイスク固定構造を示す半断
面図である。 図中、1はモータ、1Aはスピンドル、2はフ
ランジ、2Bは第1の取付基準面、2Rは第2の
取付基準面、3,4は第1、第2のデイスク、6
はデイスク押え板、7は取付ねじ、8はウレタン
ゴムを示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. デイスクの中心穴へスピンドルに固定したフラ
    ンジの軸部を挿通し、デイスク押え板を前記フラ
    ンジに取り付けることによつて前記デイスクを固
    定するデイスク固定構造において、前記フランジ
    に前記デイスクが当接する取付基準面を設け、前
    記デイスクと前記デイスク押え板との間に弾性体
    を介在させて前記デイスクを前記取付基準面に圧
    接させる構成としたことを特徴とするデイスク固
    定構造。
JP12405085U 1985-08-14 1985-08-14 Expired JPH0351826Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP12405085U JPH0351826Y2 (ja) 1985-08-14 1985-08-14

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JP12405085U JPH0351826Y2 (ja) 1985-08-14 1985-08-14

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Publication Number Publication Date
JPS6235446U JPS6235446U (ja) 1987-03-02
JPH0351826Y2 true JPH0351826Y2 (ja) 1991-11-07

Family

ID=31015711

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JP12405085U Expired JPH0351826Y2 (ja) 1985-08-14 1985-08-14

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4024217B2 (ja) 2004-02-16 2007-12-19 株式会社日立グローバルストレージテクノロジーズ 磁気ディスク装置
JP2005332448A (ja) * 2004-05-18 2005-12-02 Sony Corp 光記録媒体固定装置、光記録媒体の固定方法及び光記録再生装置

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JPS6235446U (ja) 1987-03-02

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