JPH0632496A - 重送検知装置 - Google Patents

重送検知装置

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JPH0632496A
JPH0632496A JP4188145A JP18814592A JPH0632496A JP H0632496 A JPH0632496 A JP H0632496A JP 4188145 A JP4188145 A JP 4188145A JP 18814592 A JP18814592 A JP 18814592A JP H0632496 A JPH0632496 A JP H0632496A
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JP4188145A
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Inventor
Kimihiko Sasaki
公彦 佐々木
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2553/00Sensing or detecting means
    • B65H2553/40Sensing or detecting means using optical, e.g. photographic, elements
    • B65H2553/41Photoelectric detectors

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  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 用紙の厚さや種類が異なっても、重送を正し
く検知できるようにする。 【構成】 用紙15を逆L字状の形状をしたガイド板4
3と湾曲通路搬送ローラ44との間を通過させて、重送
が発生している場合には用紙先端部に段差を生じさせ
る。発光ダイオード21とフォトダイオード22は、こ
の段差部分の透過光を検知して、これが段差部分によっ
て段階的に変化しているときには重送が検知されている
と判別するようになっている。段階的な変化は例えばA
/D変換器55を用いて検出することができる。これに
より、用紙の厚さや種類に関係せずに重送の検知が可能
になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばプリンタや複写
機等の画像形成装置に使用される用紙が重送したときこ
れを検知するための重送検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタ等の画像形成装置では、ファイ
ル等を行う際の便宜からカット紙(裁断紙)を画像の記
録に使用することが多い。このようなカット紙はトレイ
に積層され、フィードローラや吸引機構によって記録部
へ1枚1枚送りだされるようになっていることが多い。
カット紙は、十分さばいた状態でトレイにセットされな
かったりすると、一度に複数枚が送りだされる(重送)
場合が発生する。
【0003】重送が発生すると、用紙の重量および厚さ
が実質的に数倍に増加した状態でその搬送が行われるこ
とになる。したがって、搬送が正常に行われないおそれ
があった。また、両面印刷を行う場合には、本来、1枚
の用紙の両面に記録を行うことになるが、重送した用紙
については白紙の面が発生することになるという不都合
が生じることになった。
【0004】そこで従来から、用紙の搬送路上に用紙の
重送検知装置が配置されていることが多い。このような
画像形成装置では、重送が検知された場合には用紙の搬
送を停止させる等の措置をとっている。
【0005】図9は用紙の変位によって重送を検知する
ようにした従来の重送検知装置を原理的に表わしたもの
である。この重送検知装置は、センサ本体11を固定し
回転軸12を回転自在に配置した角度センサ13を備え
ている。回転軸12にはアクチェータ14が取りつけら
れており、その先端が用紙15上に自重で接触するよう
になっている。この状態で用紙15は金属板等からなる
搬送路16上を矢印方向に移動させられる。したがっ
て、用紙15の厚さすなわち変位に応じてアクチェータ
14が所定角度回転し、角度センサ13がこの回転角に
応じた電気信号を出力することになる。
【0006】この従来の重送検知機構では、厚さ測定装
置を構成する角度センサ13から出力される電気信号の
レベルを常に監視しており、測定結果が用紙15の1枚
分の厚さよりも厚くなった場合には、重送が行われたこ
とを検知するようになっていた。
【0007】図10は、これに対して用紙の透過率を測
定して重送を検知する重送検知装置を原理的に表わした
ものである。重送検知装置は、発光素子としての発光ダ
イオード21とこれに対向して配置された受光素子とし
てのフォトダイオード22から構成されている。この装
置では、フォトダイオード22の出力を、用紙15の1
枚に対する光の透過量よりも大きな値としての基準値と
比較し、この基準値を越えた場合には重送を検知するよ
うになっていた。
【0008】図11は、この図10に示した重送検知装
置における重送検知のための重送検知回路の構成を表わ
したものである。発光ダイオード21のカソード側は接
地され、アノード側は電力制限抵抗23を介して直流電
源に接続されている。また、フォトダイオード22のエ
ミッタ側は接地され、コレクタ側はプルアップ抵抗24
を介して直流電源に接続されている。用紙15の通過に
よってフォトダイオード22に入射する光量が減少する
と、プルアップ抵抗24の一端に接続された増幅器26
の入力側の電位が変動する。増幅器26はこれを増幅し
てその出力を第1のコンパレータ27の一方の入力端子
に入力するようになっている。
【0009】第1のコンパレータ27の他方の入力端子
には、直列接続された2つの抵抗28、29の接続点が
接続されている。一方の抵抗28の他端は直流電源に接
続されており、他方の抵抗29の他端は接地されてい
る。これにより、前記した接続点を介して第1のコンパ
レータ27には抵抗28、29によって分圧された所定
の基準電圧が印加されるようになっている。第1のコン
パレータ27から出力される第1の比較結果信号31
は、重送の判別結果を出力するための2入力アンドゲー
ト32の一方の入力となる。
【0010】ところで、増幅器26の出力は第2のコン
パレータ33の一方の入力端子にも入力されるようにな
っている。第2のコンパレータ33の他方の入力端子に
は一方を直流電源に、他方を地気に接続した2つの可変
抵抗34、35からなる直列回路の分圧された電圧が供
給されるようになっている。この第2のコンパレータ3
3から出力される第2の比較結果信号37はアンドゲー
ト32の他方の入力となるようになっている。アンドゲ
ート32の出力端子からは、重送時にH(ハイ)レベル
となり、これ以外にはL(ロー)レベルとなる重送検知
信号38が出力されるようになっている。
【0011】このような回路構成の従来の重送検知装置
では、用紙15が発光ダイオード21とフォトダイオー
ド22の間を通過していないとき、フォトダイオード2
2に光線が減衰しない状態でそのまま入射し、コレクタ
電流が比較的大量に流れる結果としてプルアップ抵抗2
4の増幅器26側の電位が低い状態に保たれる。このた
め、増幅器26から出力される信号レベルは第1のコン
パレータ27の閾値を越えることができず、アンドゲー
ト32は遮断されたままとなる。すなわち、重送検知信
号38はLレベルの状態に維持される。
【0012】これに対して、用紙15が1枚または重送
状態で複数枚一度に発光ダイオード21とフォトダイオ
ード22の間を通過したとする。第1のコンパレータ2
7の閾値は比較的低く設定されており、用紙15が1枚
通過した状態でもこれを越えるようになっている。そこ
で、用紙15の通過状態で第1のコンパレータ27から
はHレベルの第1の比較結果信号31が出力される。
【0013】一方、第2のコンパレータ33の閾値の方
は、2つの可変抵抗34、35の抵抗値を調整すること
によって、用紙15が1枚の場合にはこれを越えず、2
枚以上となったときに越えるような値に設定されてい
る。したがって、用紙15が1枚のときには、アンドゲ
ート32に入力する第2の比較結果信号37が依然とし
てLレベルのままとなっている。このため、アンドゲー
ト32の出力端子から出力される重送検知信号38はL
レベルを保持し、重送状態でないことが示される。用紙
15が2枚以上一度に搬送されてきた場合には、第1お
よび第2の比較結果信号31、37が共にHレベルとな
るので、重送検知信号38はHレベルに変化し、重送が
検知されることになる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のこの
ような重送検知装置を使用すると、重送が発生していな
い場合でも重送として検知されたり、重送が発生してい
てもこれを検知することができない場合があった。
【0015】図12は、前者の重送検知装置に使用され
る角度センサの出力特性を表わしたものである。図では
縦軸が角度センサ13の出力レベルを表わしており、横
軸が時間を表わしている。この例では、時刻t1 に用紙
15(図9)が検出されると、角度センサ13の出力レ
ベルが一度大幅に上昇する。その後は用紙15の厚さに
相当するセンサ出力S1 となり、時刻t2 に用紙15の
後端が検知された時点で再び搬送路16(図9)の高さ
に相当するセンサ出力S0 まで低下している。
【0016】ここで用紙15の両端、特にこの例では先
端でセンサ出力が大幅に上昇しているのは、これらの部
位で用紙がカールしていることによるものである。この
結果として時刻t1 の近辺ではセンサ出力が重送判別の
ための閾値S2 を越えてしまい、用紙15が一枚搬送さ
れているにも係わらず、重送として検知されてしまうこ
とになる。
【0017】一方、後者の重送検知装置では、用紙がカ
ール等によって変位していても、等化する光量自体は大
きな変動を受けないので、これに対する誤動作を防止す
ることができる。ところが、後者の重送検知装置では、
用紙の厚さが変わると透過率が変動するばかりでなく、
用紙の種類によっても透過率が変動するという問題があ
る。すなわち、重送の検知を正確に行うためには、使用
する用紙に合わせて2つの可変抵抗34、35(図1
1)の抵抗値を調整する必要があり、これを怠ると厚い
用紙や色の付いた用紙を重送と検知したり、薄い用紙の
重送を検知することができないという問題があった。
【0018】したがって、後者の重送検知装置では使用
する用紙の厚さや種類をオペレータが画像形成装置に入
力し、あるいは基準値を直接入力して、装置がこれを基
にして重送の検知を行うようになっていた。このため、
各種の用紙を使用するオペレータの負担が重くなるばか
りでなく、基準値に関する入力操作が正しく行われなか
った場合には重送に関して誤検知が発生するといった問
題があった。
【0019】そこで本発明の目的は、用紙の厚さや種類
が異なっても、重送を正しく検知することのできる重送
検知装置を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、用紙を通過させる湾曲した通路と、この通路を通過
中の用紙の先端の厚さを検知する厚さ検知手段と、この
厚さ検知手段により検知された厚さが段階的に複数回増
加するとき用紙に重送が発生しているものと判別する判
別手段とを重送検知装置に具備させる。
【0021】すなわち請求項1記載の発明では、湾曲し
た通路を用紙が通過するときに、厚さ検知手段によって
用紙の先端部の厚さを検知する。用紙の厚さ検知は、例
えば図9で説明した角度センサ13によっても良いし、
他の厚さ検知方法を用いてもよい。用紙が重送されてき
たときには、用紙の先端の湾曲した部分で用紙1枚ごと
に段差が生じるので、この部分の厚さが段階的に複数回
増加することになる。したがって、厚さ検知手段によっ
て厚さが段階的に複数回増加したときには、2回目以降
が重送した用紙の部分による検知であるとして重送を判
別するようにしている。
【0022】請求項2記載の発明では、用紙を通過させ
る湾曲した通路と、この通路を通過中の用紙の透過率を
測定する透過率測定手段と、この透過率測定手段によっ
て測定された透過率が段階的に複数回減少するとき用紙
に重送が発生しているものと判別する判別手段とを重送
検知装置に具備させる。
【0023】すなわち請求項2記載の発明では、湾曲し
た通路を用紙が通過するときに、透過率測定手段によっ
て用紙の先端部の透過率を測定する。用紙の透過率は、
例えば図10で説明した発光ダイオード21とフォトダ
イオード22から構成してもよい。用紙が重送されてき
たときには、用紙の先端の湾曲した部分で用紙1枚ごと
に段差が生じるので、この部分の透過率が段階的に複数
回減少することになる。したがって、透過率測定手段に
よって透過率が段階的に複数回減少したときには、2回
目以降が重送した用紙によるものであるとして重送を判
別するようにしている。
【0024】請求項3記載の発明では、用紙を通過させ
る湾曲した通路と、この通路を通過中の用紙の先端の厚
さを検知する厚さ検知手段と、この厚さ検知手段により
検知された厚さを微分する微分回路と、1回の用紙の通
過に際してこの微分回路から出力されるパルスの個数が
所定数以上であるとき重送が発生しているものと判別す
る判別手段とを重送検知装置に具備させる。
【0025】すなわち請求項3記載の発明では、湾曲し
た通路を用紙が通過するときに、厚さ検知手段によって
用紙の先端部の厚さを検知する。そして、検知結果を微
分して厚さの変化点に対応するパルスを発生させ、この
数が所定数以上であるときに重送が検知されたものとす
るようにしている。
【0026】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0027】図1は本発明の一実施例における重送検知
装置の概要を表わしたものである。この重送検知装置は
図示しない供給トレイから送り出されてきた用紙15を
図で下向きに搬送する一対の搬送ローラ41、42を備
えている。搬送ローラ41、42によって下向きに搬送
された用紙15は、逆L字状に湾曲したガイド板43
と、このガイド板43に対向して配置された湾曲通路搬
送ローラ44からなる湾曲部45に到達し、ここでほぼ
90度向きを変えて図で左横方向に搬送されるようにな
っている。ガイド板43の出口側には、発光ダイオード
21とフォトダイオード22が搬送路を横切るように対
向配置されている。ガイド板43に案内されて図で左横
方向に進行する用紙15は、図示しない他の搬送ローラ
によって図示しない記録部に供給されることになる。
【0028】図2は、図1に示した用紙がガイド板の近
傍を通過する様子を拡大して表わしたものである。今、
2枚の用紙151 、152 が完全に重なった状態で重送
されてきたものとする。湾曲部45で用紙151 、15
2 の先端は強制的に湾曲されて搬送される。このとき、
内側に位置する第1の用紙151 の搬送経路は、外側に
位置する第2の用紙152 のそれよりも短くなる。そこ
で、湾曲通路搬送ローラ44を通過した先端部では、第
1の用紙151 の方が第2の用紙152 よりもわずかに
先行して搬送が行われることになる。
【0029】2枚の用紙151 、152 の先端部で“ず
れ”が生じているこの箇所に、発光ダイオード21とフ
ォトダイオード22が対向配置されており、透過光の強
度を検出するようになっている。そして、(イ)第1お
よび第2の用紙151 、15 2 の検出が行われていない
場合の透過光の状態から、(ロ)第1の用紙151 の先
端のみを検出した際の透過光の状態に変化し、更に
(ハ)第1および第2の用紙151 、152 の検出が行
われた際の透過光の状態に変化することになる。このよ
うに、2枚の用紙151 、152 による重送が発生した
場合には、透過光の強度が最も強い状態から、1枚の用
紙151 を透過した状態、2枚の用紙151、152
透過した状態へと段々弱い方向に2回だけ段階的に変化
することになる。
【0030】これに対して、重送が発生しなかったよう
な場合には、(イ)用紙15の検出が行われていない場
合の透過光の状態から、(ロ)用紙15を1枚のみを検
出した際の透過光の状態に変化するだけになり、用紙1
5の先端部の通過の際に透過光は1回だけ変化すること
になる。また、一般にN枚の用紙151 、152 、……
15N が重送したような場合には、これらの先端部が湾
曲部45を通過する際に、いずれの用紙151 、1
2 、……15N も検出されていない場合の透過率から
N回だけ透過率が段階的に低下することになる。
【0031】図3は、このような透過率の変化から重送
の検知を行う重送検知回路を表わしたものである。図1
1と同一部分には同一の符号を付しており、これらの説
明を適宜省略する。
【0032】本実施例による重送検知回路は、図11で
示した増幅器26およびそれ以前の回路部分と、第1の
コンパレータ27およびこれに基準電圧を供給するため
の2つの抵抗28、29からなる回路部分をそのまま使
用している。第1のコンパレータ27から出力される第
1の比較結果信号31は、この重送検知回路で重送の判
別処理を行うためのCPU(中央処理装置)51の入力
信号として図示しない入力ポートを介して供給されるよ
うになっている。CPU51は、データバス等のバス5
2を介してROM53およびRAM54その他と接続さ
れている。ここてROM53は、重送検知のための制御
手順を格納したリード・オンリ・メモリであり、RAM
54はこの制御を行う上で一時的に必要なデータを格納
するためのランダム・アクセス・メモリである。
【0033】増幅器26の出力は、第1のコンパレータ
27に供給される他、A/D(アナログ・ディジタル)
変換器55にも供給され、ここでディジタル信号56に
変換されるようになっている。ディジタル信号56は、
同じくCPU51に入力され処理される。A/D変換器
55のクロック入力端子CKには、アンドゲート57の
出力端子が接続されており、ここからサンプリングクロ
ック58が供給されるようになっている。このサンプリ
ングクロック58は、パルス発生素子59から出力され
るパルス信号61と、第1の比較結果信号31の論理積
をとったものとなっている。すなわち、第1の比較結果
信号31は、用紙15が最低1枚でも発光ダイオード2
1とフォトダイオード22の間を通過している状態でH
レベルとなるので、A/D変換器55は用紙15が通過
している状態でのみサンプリングクロック58の供給を
受けて、増幅器26の出力信号をA/D変換することに
なる。
【0034】図4は、このような構成の重送検知回路に
おけるCPUの制御内容を表わしたものである。図3に
示したCPU51は、重送検知動作の開始に先立って図
3に示したRAM54のカウント値記憶領域に格納され
る値Cをクリアする(ステップS101)。そして第1
の比較結果信号31の監視を開始し、これがHレベルに
変化して用紙15が通過状態となると(ステップS10
2;Y)、このとき出力を開始されるサンプリングクロ
ック58によってA/D変換器55からディジタル信号
56が出力されるので、これを値Vn-1 としてRAM5
4の値Vn-1 格納領域に格納する(ステップS10
3)。
【0035】次にCPU51はA/D変換器55から次
に出力されるディジタル信号56を値Vn としてRAM
54の値Vn 格納領域に格納する(ステップS10
4)。そして、両者の値Vn-1 、Vn を比較し(ステッ
プS105)、これらが等しくない場合には値Vn 格納
領域に格納されている値Vn を値Vn-1 格納領域に格納
して値Vn-1 を値Vn に置き換える(ステップS10
6)。そして、これと共に、カウント値記憶領域に格納
されている値Cを“1”だけカウントアップする(ステ
ップS107)。値Cは、用紙15中に透過率の異なっ
た部分が存在する数を表わしている。したがって、ステ
ップS105で値Vn が値Vn-1 と等しいと判別された
場合には(N)、ステップS106およびS107の処
理は行われない。
【0036】この後、CPU51は再び第1の比較結果
信号31をチェックして、用紙15が通過中であること
を確認し、通過中である限り(ステップS108;
Y)、ステップS104に戻って次のディジタル信号5
6の取り込みを行う。このようにして用紙15の通過状
態が終了したら(ステップS108;N)、CPU51
は値Cが“1”以上であるかどうかを判別し(ステップ
S109)、“1”以上であれば重送であると検知し、
用紙15の搬送停止等の必要な措置をとる(ステップS
110)。値Cが“0”のままであれば(ステップS1
09;N)、重送ではないので、用紙1に対する通常の
処理が継続することになる。
【0037】図5は、各種の状態の用紙が通過する場合
の重送検知回路の動作を説明するためのものである。こ
の図で(イ)〜(ニ)は用紙の搬送される各場合を表わ
している。同図(イ)は薄い用紙15U が1枚だけ搬送
される状態を示しており、同図(ロ)は薄い第1および
第2の用紙15U1、15U2が重送される状態を示してい
る。同図(ハ)は厚い用紙15A が1枚だけ搬送される
状態を示しており、同図(ニ)は厚い第1および第2の
用紙15A1、15A2が重送される状態を示している。図
5で(a)は用紙15が検知されるタイミングを表わし
ている。なお、同図(ロ)および(ハ)で第1の用紙1
U1、15A1の方が先行しているのは、図2で説明した
ように湾曲部45でこれらの用紙に“ずれ”が発生する
ためである。同図(b)〜(g)は、重送検知回路の各
部分の信号波形等を表わしたものである。
【0038】まず、同図(イ)について回路動作を説明
する。薄い用紙15U の先端が発光ダイオード21とフ
ォトダイオード22(図2)の間を通過すると、そのタ
イミングで増幅器26の出力する信号レベル71(同図
(b))が増大し第1の閾値V1 を越える。ここで第1
の閾値V1 は、どのような用紙でも通過によって越える
ことのできる比較的低い信号レベルを示している。な
お、この第1の閾値V1と後に説明する第2および第3
の閾値V2 、V3 はいずれも説明の便宜のために設けた
ものであり、現実の回路では必要としない。第2の閾値
2 は薄い用紙15U で重送を検知することができ、厚
い用紙15A では重送を検知できない信号レベルを示し
ている。第3の閾値V3 は、厚い用紙15A で重送を検
知することのできる信号レベルである。
【0039】ところで、パルス発生素子59からは同図
(c)に示すようなパルス信号61が出力されているの
で、アンドゲート57は第1の比較結果信号31(同図
d)がHレベルとなった区間でのみこれを通過させ、同
図(e)に示すサンプリングクロック58をA/D変換
器55に供給することになる。A/D変換器55は、サ
ンプリングクロック58の到来するタイミングで、薄い
用紙15U の透過光量に対応するディジタル信号56
(同図f)を出力する。本実施例では、これを濃度
“2”の状態のディジタル信号56であるとする。
【0040】この図(イ)に示す例では、用紙15U
1枚だけ搬送されるので、量子化された後の濃度を表わ
したディジタル信号56は常に同一の値“2”となって
いる。したがって、この例の場合には、同図(g)に示
す第2の閾値V2 で重送を検知した場合にも、また同図
(h)に示す第3の閾値V3 で重送を検知した場合に
も、いずれの場合でも重送は検知されないことになる。
【0041】次に同図(ロ)についての回路動作を説明
する。重送が発生した場合には、薄い第1および第2の
用紙15U1、15U2が相次いで発光ダイオード21とフ
ォトダイオード22の間を通過することになる。このと
き、第1または第2の用紙15U1、15U2のいずれか1
つが検知されている状態で増幅器26の出力する信号レ
ベル71(同図b)は第1の閾値V1 と第2の閾値V2
の間に位置し、第1および第2の用紙15U1、15U2
共に検出している状態で第2の閾値V2 よりも大きく第
3の閾値V3 以下の状態にある。
【0042】また、同図(c)に示したように第1また
は第2の用紙15U1、15U2が通過している状態では、
第1の比較結果信号31がHレベルとなる。したがっ
て、同図eに示したように、この間だけサンプリングク
ロック58がA/D変換器55に供給され、透過光量に
対応するディジタル信号56(同図f)が出力されるこ
とになる。この図(ロ)に示す例では、第1の用紙15
U1のみが検知されている状態でディジタル信号56は値
“2”である。第1および第2の用紙15U1、15U2
共に検知されている状態では、透過光量が下がるので、
ディジタル信号56は値“4”に変化している。最後に
第2の用紙15U2のみが検知されている状態では再びデ
ィジタル信号56が値“2”に復帰する。この結果、こ
の例ではディジタル信号56が2回変化し、値Cが
“2”となって重送が検知されることになる。同図g
は、第2の閾値V2 によって薄い第1および第2の用紙
15U1、15U2による重送が検知された状態を表わして
いる。
【0043】次に同図(ハ)についての回路動作を説明
する。この例では1枚の厚い用紙15A が搬送されてき
ている。この用紙15A が仮に薄い用紙15U の2枚分
程度の厚さを有しているものとすれば、同図(f)に示
したように透過光量に対応するディジタル信号56の値
は、それぞれのサンプリングクロック58(同図
(e))に対して例えば値“4”に保持される。したが
って、この値に変化はないので、重送として検知される
ことはない。
【0044】同図gは、第1の閾値V2 を示している。
厚い用紙15A なのでこの閾値V2を越えており、従来
では抵抗等の調整を行わない限り重送として検知される
ことになる。
【0045】最後に同図(ニ)についての回路動作を説
明する。厚い第1および第2の用紙15A1、15A2が重
送されてきた場合には、これらのいずれか1つが検知さ
れている状態で増幅器26の出力する信号レベル71
(同図b)は第2の閾値V2 と第3の閾値V3 の間に位
置し、第1および第2の用紙15A1、15A2を共に検出
している状態で第3の閾値V3 よりも大きくなる。
【0046】また、同図(c)に示したように第1また
は第2の用紙15A1、15A2が通過している状態では、
第1の比較結果信号31がHレベルとなる。したがっ
て、同図eに示したように、この間だけサンプリングク
ロック58がA/D変換器55に供給され、透過光量に
対応するディジタル信号56(同図f)が出力される。
この図(ニ)に示す例では、第1の用紙15A1のみが検
知されている状態でディジタル信号56は値“4”であ
り、第1および第2の用紙15A1、15A2が共に検知さ
れている状態では、透過光量が更に大幅に下がるので、
ディジタル信号56は値“8”に変化している。最後に
第2の用紙15A2のみが検知されている状態では再びデ
ィジタル信号56が値“4”に復帰する。この結果、こ
の例ではディジタル信号56が2回変化し、値Cが
“2”となって重送が検知されることになる。同図g
は、第1または第2の用紙15A1、15A2のいずれか一
方でも通過したとき第2の閾値V2 を越えることを示し
ており、同図hは重送が発生した範囲で第3の閾値を越
えることが示されている。
【0047】なお、以上説明した実施例ではカウント値
記憶領域に格納される値Cが“1”以上のときに重送が
発生したものと検知したが、これは重送した2つの用紙
15の長さがわずかに相違して用紙15の先端と後端の
いずれかで“ずれ”が発生しないような場合についても
重送検知を行えるようにしたためである。精度良く裁断
した通常のカット紙を使用する場合には、湾曲部45で
用紙15の先端と後端に必ず“ずれ”が発生するので、
値Cが“2”以上のときに重送が発生したものと判別す
るようにしてもよい。
【0048】変形例
【0049】図6は、本発明の第1の変形例における重
送検知回路の制御動作の流れを表わしたものである。こ
の変形例では、ステップS201で値Cと値Nを共にク
リアしている。ここで値Nとはサンプリングクロック5
8の数を用紙15の先端から数えた場合の回数である。
この変形例では、この値Nが所定の値NP よりも多くな
ったときに、用紙15の先端から少なくとも“ずれ”量
以上の長さで透過率の測定を行ったものとして、重送の
検知を終了させることにしている。
【0050】すなわち、この変形例でステップS202
〜S207はそれぞれ図4に示したステップS102〜
S107と同一であり、ステップS204〜S208の
処理が1回行われる度に値Nが“1”だけカウントアッ
プされる(ステップS208)。そして、この値Nが所
定の値NP を越えるまで(ステップS209;N)は、
用紙15の先端部分についての透過率の測定が継続して
行われる。値Nが所定の値NP を越えると(ステップS
109;Y)、値Cが“1”以上であるかどうかがチェ
ックされ(ステップS210)、“1”以上であれば重
送として検知されることになる。
【0051】この変形例では、用紙15の先端部分につ
いてのみ透過率のチェックを行った段階で重送の有無を
結論付けることにしているので、重送が発生した場合の
応答性がよいという効果がある。
【0052】図7は、本発明の第2の変形例における重
送検知装置の要部を表わしたものである。この変形例で
は発光ダイオード21とフォトダイオード22とを備え
た検出部81から出力される信号が増幅器82によって
増幅された後、用紙通過信号検出部83と変化点検出回
路84の双方に入力される。用紙通過信号検出部83
は、例えば図5における第1の閾値V1 を用いて、重送
である無にかかわらず用紙15が搬送されてきたかどう
かの判別を行う。そして、この判別結果を用紙通過信号
86としてCPU制御部87と2入力アンドゲート88
の一方の入力端子に供給する。
【0053】一方、変化点検出回路84の方は微分回路
で構成されており、変化点を検出した時点でパルス信号
89を出力するようになっている。このパルス信号89
は、アンドゲート88の他方の入力端子に供給される。
この結果としてアンドゲート88の出力端子から出力さ
れる変化点検出信号90は同じくCPU制御部87に入
力されるようになっている。
【0054】図8は、この第2の変形例における重送検
知装置の回路動作を説明するためのものである。この図
でも、(イ)〜(ニ)は用紙の搬送される各場合を表わ
しており、図10と同一部分には同一の符号を付してい
る。
【0055】まず、図8の(イ)について説明する。こ
の図の場合は同図(a)に示したように薄い用紙15U
の先端が発光ダイオード21とフォトダイオード22
(図2)の間を通過すると、そのタイミングで増幅器8
2の出力する信号レベル91(同図(b))が増大す
る。このため、この時点で同図(c)に示すように用紙
通過信号検出部83はHレベルの用紙通過信号86を出
力する。また、変化点検出回路84の方は信号レベル9
1の立ち上がりに同期してパルス信号89(同図
(d))を出力する。このパルス信号89はアンドゲー
ト88を通過してパルス信号90(同図(e))として
CPU制御部87に供給される。CPU制御部87で
は、このパルス信号90をカウントし、総計が1つなの
で、重送していない用紙15として検知する。
【0056】次に、同図(ロ)について説明する。この
図の場合には、重送が発生し、同図aに示したように薄
い第1および第2の用紙15U1、15U2が相次いで発光
ダイオード21とフォトダイオード22の間を通過する
ことになる。同図(b)は増幅器82の出力する信号レ
ベル91を示している。また、同図(c)は用紙通過信
号86を示しており、これがHレベルとなっている期間
だけゲートが開くことになる。同図(d)は変化点検出
回路84の出力するパルス信号89を表わしている。こ
の場合には透過率が段階的に2回減少するので、増加の
方向の変化点が2回発生し、それぞれについてパルス信
号89が出力される。アンドゲート88はこの結果とし
て2つのパルス信号90を出力する(同図(e))。C
PU制御部87では、このパルス信号90をカウント
し、総計が2つなので、重送を検知することになる。
【0057】次に、同図(ハ)について説明する。ここ
では同図(a)に示したように1枚の厚い用紙15A
搬送されてきている。この場合には同図(イ)と同様に
用紙通過信号86が発生し、立ち上がりが1か所なの
で、同図(d)に示したようにパルス信号89が1回発
生する。CPU制御部87はアンドゲート88を通過し
たパルス信号90の数を計数し、これが1つなので、重
送していない用紙15として検知する。
【0058】最後に同図(ニ)について説明する。この
場合は、同図(a)に示したように厚い第1および第2
の用紙15A1、15A2が重送されている。したがって、
同図(d)に示したように各立ち上がりの変化点でパル
ス信号89が発生し、これらがアンドゲート88を通過
してパルス信号90としてCPU87に供給される。C
PU87はパルス信号90を合計で2個計数し、これに
よって重送を検知することになる。
【0059】このようにこの第2の変形例では立ち上が
りの変化点の数を計数し、これが2以上となったときに
は重送を検知することにした。
【0060】なお、以上説明した実施例および変形例で
は用紙15の透過率あるいは光線の透過量をチェックし
て重送の検知を行ったが、用紙15の厚さを機械的に検
知して同様に重送の検知を行うことができることはもち
ろんである。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように請求項1〜請求項3
記載の発明によれば、用紙を湾曲させてその端部に生じ
る段差を利用して重送の検知を行うようにしたので、用
紙の端部が揃えられて送り出されたような場合に確実に
重送の検知を行うことができ、しかも先端部のみの検知
によって重送か否かを判別することができるので、検知
動作を迅速に行うことができるという利点がある。しか
もオペレータが用紙の種類等に応じて閾値を設定するこ
となく重送を信頼性よく検知することができるという優
れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例における重送検知装置の概
要を表わした概略構成図である。
【図2】 図1に示した重送検知装置の一部を拡大して
示した要部拡大図である。
【図3】 本実施例の重送検知装置に使用される重送検
知回路の構成を表わしたブロック図である。
【図4】 本実施例の重送検知回路におけるCPUの制
御内容を表わした流れ図である。
【図5】 本実施例で各種の状態の用紙が通過する場合
の重送検知回路の動作を示した説明図である。
【図6】 本発明の第1の変形例における重送検知回路
の制御動作の流れを表わした流れ図である。
【図7】 本発明の第2の変形例における重送検知装置
の要部を表わした回路図である。
【図8】 本発明の第2の変形例における各種の状態の
用紙が通過する場合の重送検知回路の動作を示した説明
図である。
【図9】 用紙の厚さを用いて重送を検知する従来の重
送検知装置の構成を示す概略構成図である。
【図10】 用紙の透過率を用いて重送を検知する従来
の重送検知装置の構成を示す概略構成図である。
【図11】 図10に示した従来の重送検知装置で重送
検知を行う回路部分の構成を表わした回路図である。
【図12】 従来の重送検知装置でカールした用紙の測
定を行った場合の測定結果を示す特性図である。
【符号の説明】
15…用紙、21…発光ダイオード、22…フォトダイ
オード、26、82…増幅器、27…第1のコンパレー
タ、33…第2のコンパレータ、43…ガイド板、44
…湾曲通路搬送ローラ、45…湾曲部、51…CPU、
53…ROM、54…RAM、55…A/D変換器、5
7、87…アンドゲート、59…パルス発生素子、83
…用紙通過信号検出部、84…変化点検出回路、86…
CPU制御部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙を通過させる湾曲した通路と、 この通路を通過中の用紙の先端の厚さを検知する厚さ検
    知手段と、 この厚さ検知手段により検知された厚さが段階的に複数
    回増加するとき用紙に重送が発生しているものと判別す
    る判別手段とを具備することを特徴とする重送検知装
    置。
  2. 【請求項2】 用紙を通過させる湾曲した通路と、 この通路を通過中の用紙の透過率を測定する透過率測定
    手段と、 この透過率測定手段によって測定された透過率が段階的
    に複数回減少するとき用紙に重送が発生しているものと
    判別する判別手段とを具備することを特徴とする重送検
    知装置。
  3. 【請求項3】 用紙を通過させる湾曲した通路と、 この通路を通過中の用紙の先端の厚さを検知する厚さ検
    知手段と、 この厚さ検知手段により検知された厚さを微分する微分
    回路と、 1回の用紙の通過に際してこの微分回路から出力される
    パルスの個数が所定数以上であるとき重送が発生してい
    るものと判別する判別手段とを具備することを特徴とす
    る重送検知装置。
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