JP4136124B2 - 反射型光学式センサを用いた記録紙端部位置の検出方法および画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、インクジェット記録装置に関し、記録紙に対する画像のオフセット位置を正確にするために、記録紙の位置を反射型光学式センサを用いて検出するインクジェット記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、記録紙に印字する手段としては、サーマル式、インクジェット式等の記録方式のものがあるが、インクジェット記録装置は、安価で、かつ、普通紙に高品質な画像を出力することができるので広く普及している。
【0003】
インクジェット記録装置のうち、特に図面の出力等の用途に使用される記録装置においては、高精度の印字品質が求められる。この種の記録装置においては、印字・印刷が行われる前段階の一連の初期動作において、記録紙のセットされている位置(紙端部位置)の検出や記録紙の幅の検出が行われ、記録紙に対する画像の位置ずれを補正している。
【0004】
記録紙の位置検出には、記録紙に非接触で検出が行える反射型光学式センサが一般に利用されており、通常、このようなセンサはキャリッジと呼ばれるインクジェットカートリッジを保持するためのユニットの側面に搭載され、記録紙上を走査することによって記録紙端部の位置を検出し、検出された端部位置から記録紙の幅を知ることもできる。
【0005】
反射型光学式センサは、発光部と受光部とを有し、発光部には発光ダイオード、受光部にはフォトトランジスタまたはフォトダイオード等の光学部品が使用される。受光部は、光を電流に変換する働きを持っており、この電流は、センサの検出回路で電流増幅され、電圧に変換される。変換された電圧は、ある一定のしきい値で2値化したり、あるいは、A/D変換器を利用してCPUでデジタル値としてセンサ出力を監視したりして、記録紙の有無を判断していた。
【0006】
上述した光学部品は、発光量や受光感度のばらつきが大きく、また、取り付け位置のばらつき、記録紙の反射率のばらつきも考慮すると、安定な記録紙端部位置の検出を行うためには、何らかの調整を行って、前記ばらつきの補正を行う必要がある。
【0007】
従来、光学部品のばらつきを補正するために、発光部の発光量の調整やセンサの検出回路のゲインの調整を、可変抵抗器を用いて行っていた。この方法は、センサの検出レベルを調べながら可変抵抗器を調整することにより、人為的にセンサの発光量や感度の調整を行うものであった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような方法では、作業者による人為的ミスが発生してしまったり、また、輸送中の振動などによってセンサの取り付け位置がずれてしまったり、さらには、ユーザの使用する環境が変わったりしたときに、センサを最良の状態に保つことが難しいという問題があった。
【0009】
本発明はこのような背景においてなされたものであり、その目的は、手動調整を必要とすることなく、記録紙の位置を検出するための反射型光学式センサを、センサの特性のばらつき、取り付け位置のばらつき、環境の変化等に対応して適切な状態に調整することができる、反射型光学式センサを用いた記録紙端部位置の検出方法およびこれを用いた画像形成装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明による方法は、一方向に搬送される記録紙に対して当該方向とほぼ直角の方向に記録ヘッドを走査して画像を形成する画像形成装置において、記録紙に光を照射し、その反射光の出力レベルに基づいて記録紙の端部位置を検出する、反射型光学式センサを用いた記録紙端部位置の検出方法であって、前記反射型光学式センサが記録紙の端部位置を検出する第1の位置より記録紙搬送経路上の上流の第2の位置に配置された別のセンサで新たな記録紙を検出し、その後、前記第1の位置と第2の位置との間隔より大きい予め定められた距離分だけ前記記録紙を下流側へ搬送し、これにより前記第1の位置の上に前記新たな記録紙が存在することが保証された状態で、前記反射型光学式センサの受光部から目標の出力レベルが得られるように、その発光部に対する制御量を調整し、この調整された制御量で前記発光部の制御を行うことにより、前記記録紙の紙端位置を検出を行うことを特徴とする。
【0011】
本発明により、自動的に、前記第1の位置の上に新たな記録紙が存在することが保証された状態で、反射型光学式センサの制御量の調整が行える。すなわち、反射型光学式センサのセンサ特性のばらつき、取り付け位置のばらつき、記録紙の反射率の違い、等の出力変動要因に関わらず、任意の記録紙から一定の出力レベルを得ることができる。これにより、固定的なしきい値を用いてセンサ出力の適正な2値化、すなわち記録紙の有無の判定を行うことができる。
【0012】
1台の画像記録装置についてみれば、上記出力変動要因のうち記録紙の反射率以外の要因の時間的な変化は小さい。そこで、前記別のセンサを用いて新たな記録紙を検出することにより、記録紙が変化したときのみ前記制御量の調整を行えばよい。
【0013】
前記別のセンサとしては、記録装置において別の目的で存在していた構成要素を有効に利用することができる。
【0014】
前記新たな記録紙の先端位置を検出する際には、前記発光部に対する制御量を検出した後、当該記録紙を上流側へ一旦戻し、その後、再度下流側へ搬送する際に前記制御量で前記発光部の制御を行いながら記録紙先端位置の検出動作を行う。
【0015】
前記新たな記録紙の側端位置を検出する際には、前記発光部に対する制御量を検出した後、前記反射型光学式センサを当該記録紙の幅方向に沿って走査し、その走査の際に前記制御量で前記発光部の制御を行いながら記録紙側端位置の検出動作を行う。
【0016】
本発明による画像形成装置は、一方向に搬送される記録紙に対して当該方向とほぼ直角の方向に記録ヘッドを走査して画像を形成する画像形成装置において、発光部および受光部を有し、発光部から記録紙に光を照射し、その反射光を受けた受光部の出力レベルに基づいて記録紙の端部位置を検出する反射型光学式センサと、前記反射型光学式センサが記録紙の端部位置を検出する第1の位置より記録紙搬送経路上の上流の第2の位置に配置された、記録紙を検出する別のセンサと、記録紙を前記一方向に搬送する記録紙搬送手段と、前記記録ヘッドを前記一方向とほぼ直角の方向に走査する走査手段と、新たな記録紙が前記別のセンサにより検出された後、前記第1の位置と第2の位置との間隔より大きい予め定めた距離分だけ前記記録紙を下流側へ搬送し、これにより前記第1の位置上に前記新たな記録紙が存在することが保証された状態で、前記反射型光学式センサの受光部から目標の出力レベルが得られるように、その発光部に対する制御量を調整する制御量調整手段と、この調整された制御量で前記発光部の制御を行うことにより、前記反射型光学式センサによる記録紙の紙端位置を検出動作を行う制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0017】
前記反射型光学式センサは、前記記録ヘッドとともに前記走査手段により走査されることが望ましい。これにより、別途、当該センサ専用の走査手段を設ける必要がなくなる。
【0018】
前記制御量調整手段は、好ましくは、発光部から前記記録紙へ光を照射した状態で、前記受光部の出力レベルを検出する手段と、この検出された出力レベルが目標のレベルとなるように前記発光部の制御量を調整する手段とを有する。
【0019】
前記制御量調整手段は、発光部から前記記録紙へ光を照射した状態で、前記制御量の調整を複数回実行し、これにより得られた複数の制御量の平均値を前記記録紙の紙端位置の検出動作に利用するようにしてもよい。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態を図面を参照しながら説明する。以下では、画像形成装置の一例としてインクジェット記録装置を挙げるが、本発明は、搬送される記録紙を用いる任意の画像形成装置に適用することができる。
【0021】
まず、図1に、本実施の形態におけるインクジェット記録装置の構成を示す。この構成は、大別すると、制御部10と記録紙検出部20とヘッド部30の3要素から構成されている。
【0022】
このような構成のインクジェット記録装置の動作概要は、次の通りである。すなわち、図示しないホストコンピュータ等の外部装置から受信した画像データに対して制御部10が所定の処理を行い、ヘッド部30を用いて記録紙に画像イメージを形成する。
【0023】
制御部10は、CPU11と、このCPU11の動作プログラム及び固定的なデータを格納したROM13、CPU11の作業領域および一時記憶領域を提供するRAM14、およびヘッド部30を制御するヘッド制御部15を有する。
【0024】
記録紙検出部20は、本発明に係る記録紙の検出を行う部分であり、センサ22,24、8ビットD/A変換器21、A/D変換器23から構成されている。
【0025】
光学式センサ22は、発光部221より記録紙223の表面に対して光を照射し、記録紙223からの反射光を受光部222で検出して記録紙223の検出を行う反射型光学式センサである。図2に示すように、この反射型光学式センサ22の発光部221は発光ダイオード(LED)41で構成され、受光部222はフォトトランジスタ(またはフォトダイオード)42で構成される。
【0026】
センサ24は、記録紙の有無を検出できるセンサであれば任意のセンサを用いうる。この実施の形態では、センサ24として、図3に示すような構造のセンサを用いている。このセンサ24は、軸55を中心に回転可能に保持された紙当接部56およびフラグ54と、フォトインタラプタ50とからなる。フラグ54には図で半時計回り方向に比較的弱いバネ力が付勢されており、プラテン32上に記録紙223が存在しない場合には、紙当接部56の先端がプラテン32の開口部35から上方へ突出する。この状態でフラグ54はフォトインタラプタ50の発光部52と受光部53の間の光を遮断する。開口部35上に記録紙223が到来すると紙当接部56が記録紙223の先端に押されて図の時計方向に回転し、これに伴ってフラグ54も回転し、フォトインタラプタ50の遮光が解除される。図3に示した光学式センサでは、このようにして記録紙の検出が行われる。
【0027】
本実施の形態では、センサ24として図3に示したようなフラグを用いる型の光学式センサを用いたが、図2のような反射型光学式センサを用いても全く問題ない。
【0028】
CPU11(図1)は、前記2つのセンサ22,24の出力を監視し、装置の動作を制御している。この動作を、インクジェット記録装置のキャリッジ回りの概略構成を示した図4を用いて、以下に具体的に説明する。
【0029】
光学式センサ22は、ヘッド30を保持するためのユニットであるキャリッジ31の側面に設置されており、キャリッジ31とともに記録紙上を移動することができる。光学式センサ22は、主に、記録紙223のセットされている位置を検出する役割を持っている。記録紙搬送方向と直角方向(Y方向)の記録紙の位置は、記録紙223を固定しておき、キャリッジ31をY方向に移動させることによって、記録紙223の左端および右端の位置を検出する。一方、記録紙搬送方向(X方向)の記録紙223の位置は、キャリッジ31を固定しておき記録紙223を搬送することによって検出する。このときのキャリッジ31の固定位置は、光学式センサ22が確実に記録紙上にあることが保証される位置であり、図の例ではA点である。
【0030】
CPU11(図1)は、記録紙の検出位置(先端および左右端位置)に応じて画像をオフセットし、記録紙223に対する印字画像の位置ずれを補正する機能を有する。センサ24は、記録紙搬送経路上、前記A点より上流の位置に固定されており、記録紙223がセットされたことを検出し、また、記録紙223の後端の検出も行う。
【0031】
印字動作に先立ち、CPU11は、センサ24が記録紙223を検出すると、記録紙223を搬送して、記録紙223の先端を光学式センサ22によって検出し、カット紙の場合のみ、センサ24によって記録紙223の後端を検出するまで記録紙223の搬送を続け、記録紙223の長さを検出する。この後、記録紙223を一旦上流へ戻した後、記録紙先端が所定の位置に来るよう再度下流へ搬送し、印字待機状態とする。この際、記録紙先端の位置を正確に検出する必要がある。そのために、後述するセンサ22の発光量の調整を行う。
【0032】
センサ24は、印字中も記録紙の検出を続け、もし、印字途中で記録紙の後端が検出されると、印字動作を中止し、プラテンにインクが吐出されるのを防ぐ働きを有する。また、CPU11は、センサ24の出力に基づいて、記録紙が一旦途切れ、新たな記録紙が供給されたことを検出することができる。
【0033】
次に、光学式センサ22について今少し詳しく説明する。
【0034】
図1に示したように、発光部221はここでは、アノード側を電源に、カソード側を差動増幅器224に接続された発光ダイオードとしている。差動増幅器224は、基準電圧VrefとD/A変換器21の差信号を出力する。この回路構成によると、差動増幅器224の出力電圧によって発光ダイオード221に流れる電流値を設定することができる。差動増幅器224の入力電圧は、CPU11から出力されたデジタル信号をD/A変換器21にてアナログ化された電圧である。したがって、CPU11は、発光ダイオード221に流れる電流量(制御量)を、D/A変換器21に与えるデジタル値で設定できることになる。なお、この構成例では、D/A変換器21の出力が大きくなるほど、差動増幅器224の出力は小さくなることに留意されたい。
【0035】
受光部であるフォトトランジスタ222の検出電流は検出回路抵抗225を流れ、検出電圧としてA/D変換器23に出力される。A/D変換器23では、検出電圧をデジタル化し、そのデジタル値はCPU11に入力される。その結果、CPU11は、光学式センサ22によって検出された検出電圧をデジタル値として認識することができる。
【0036】
このような構成において、本実施の形態における光学式センサ22の調整動作を説明する。
【0037】
光学式センサ22における発光ダイオード221の発光量やフォトトランジスタ222の受光感度は、不可避的に特性のばらつきが大きく、また、センサ22の取り付け位置のばらつきや、記録紙の反射率のばらつきなどもある。このような要因のため、発光ダイオード221の駆動電流およびフォトトランジスタ222の検出回路抵抗225を固定値とすると、記録紙の検出ができなくなる、あるいは検出位置精度が悪くなるおそれがある。
【0038】
そこで、本実施の形態では、まず、記録紙がセットされてから、印字待機状態に入るまでの動作について、より具体的に説明する。記録紙のセットは、センサ24によって検出される。センサ24が記録紙を検出しているということは、そこから記録紙を所定量(少なくともA点とセンサ24の位置との間の距離分)下流へ搬送すると、記録紙は確実に、図4中のA点上に到達することが容易に理解される。そこで、キャリッジ31(図4)を移動させ、キャリッジ側面に取り付けられている光学式センサ22をA点上に位置させる。この位置で、本発明に係る、光学式センサ22の発光量の調整動作を行う。すなわち、A点上で、CPU11は、デジタル値をD/A変換器に出力し、光学式センサ22を点灯させる。ここで、CPU11が出力するデジタル値は当初適当な値とする。
【0039】
この後、CPU11はA/D変換器23の出力値が目標値となるように、D/A変換器21に出力するデジタル値を増減させる。例えば、A/D変換器23の値が目標値よりも小さい場合には、D/A変換器21に与えるデジタル値を上げ、A/D変換器23の値が目標値よりも大きい場合には、D/A変換器21に与えるデジタル値を下げる、といった具合である。なお、図1の光学式センサ22の回路構成から分かるように、本実施の形態では、差動増幅器224の出力が小さいほど、LED221の発光量が大きくなることに留意されたい。
【0040】
以上の動作を繰り返すことにより、遂には、A/D変換器23の出力値が目標値に一致し、LED発光量の調整が終了する。これは、センサの特性のばらつき、取り付け位置のばらつき、記録紙の反射率の違い、等の出力変動要因に関わらず、任意の記録紙について一定のA/D変換器23の出力値を得ることができたことを意味する。これにより、固定的なしきい値を用いてセンサ出力の適正な2値化、すなわち記録紙の有無の判定を行うことができる。
【0041】
なお、A/D変換器23の値は、ノイズや、A/D変換誤差などの影響を受け、変化する場合がある。このような場合には、同じ記録紙に対して同じ位置で一定の周期をもって複数回読み取りを行い、その結果を平均化することによって、光学式センサ22の出力電圧検出精度を向上させることができる。
【0042】
図5に、光学式センサ22のLED221の光量調整処理について、フローチャートを示した。
【0043】
LED221の発光量は、D/A変換器21にセットするデジタル値αによって決まり、このデジタル値αが大きいほど、LE221Dの発光量は大きくなる。また。フォトトランジスタ222の出力は、A/D変換器23を通して、デジタル値βとしてCPU11が認識する。記録紙からの反射光量が大きいほど、このデジタル値βは大きくなる。
【0044】
図5のフローチャートには、最初、変数αを最大値(ここでは10進値255)とし(S11)、これをD/A変換器21にセットする(S12)。その結果得られるA/D変換器23の出力デジタル値を変数βに代入する(S13)
そこで、変数βの値を目標値Dと比較し、βの方が大きければ(S14,T)、変数αの値をデクリメント(−1)して(S15)、上記ステップS12〜S15を繰り返す。その後、βの値が目標値Dと同じかそれより小になったとき(S14,F)、この処理を終了する。
【0045】
この後、光量調整終了時点における変数αをメモリ(RAM14)に格納しておき、光学式センサ22によって記録紙端部位置の検出を行うときには、このαの値をD/A変換器21にセットしてLED221の点灯を行う。従って、光学式センサ22の記録紙検出レベルは、記録紙の種類によらず、常に一定のレベルを得ることができるので、安定な記録紙の検出が行える。
【0046】
なお、α値によるLED221の点灯は、センサ24によって、次の新たな記録紙が検出されるまで維持される。すなわち、記録紙が変わるまでは光量調整動作を行う必要がない。例えば、ロール紙を利用した場合には、原則として、ロール紙の最初で光量調整動作を行えば、そのロール紙を使い切るまで、あるいは交換するまでは、再度の光量調整動作は不要である。カット紙の場合には、センサ24により1枚毎に新たな記録紙として検出される。勿論、ユーザの指示に応じて光量調整動作を行うようにしてもよい。
【0047】
最後に、記録紙の端部位置の具体的な検出方法について説明する。
【0048】
まず、前述のとおり、光量調整によって得られたデジタル値αをD/A変換器21にセットして、LED221を点灯する。LED221を点灯した状態で、光学式センサ22がプラテンを検出する位置まで、キャリッジ31を移動させる。このとき、記録紙は上流に後退させられておりプラテン上に記録紙は存在しない。このときの検出レベルのA/D変換値をγとする。記録紙の有無は、光学式センサ22の出力があるしきい値レベルより大きいか小さいかで判断し、しきい値レベルは、記録紙の検出レベルDと、プラテンの検出レベルγとの中心値とする。そこで、キャリッジ31を固定して記録紙を再度下流側へ搬送しながらセンサ検出レベルをA/D変換器23を通して監視し、光学式センサ22の出力がしきい値レベルを横切った時点を記録紙先端の検出時点とする。
【0049】
記録紙の幅方向の側端位置の検出は、キャリッジ31を移動させながら、同様にセンサ検出レベルを監視することにより行える。なお、側端検出時点のY方向位置は、例えば周知のリニアスケールエンコーダの出力に基づいて認識することができる。
【0050】
【発明の効果】
本発明による反射型光学式センサを用いた記録紙端部位置の検出方法および画像形成装置によれば、手動調整を必要とすることなく、記録紙の位置を検出するための反射型光学式センサを、センサの特性のばらつき、取り付け位置のばらつき、環境の変化等に対応して適切な状態に調整することができる。
【0051】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるインクジェット記録装置のハードウエア構成を示すブロック図である。
【図2】図1の装置に用いられる反射型光学式センサの構成を示す説明図である。
【図3】図1の装置に用いられる他の光学式センサの構成を示す説明図である。
【図4】図1のインクジェット記録装置のキャリッジ回りの概略構成を示す斜視図である。
【図5】図1の光学式センサ22のLED221の光量調整処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10…制御部、11…CPU、13…ROM、14…RAM、15…ヘッド制御部、20…記録紙検出部、30…ヘッド部、21…D/A変換器、22…光学式センサ、23…A/D変換器、24…センサ、31…キャリッジ、32…プラテン、34…搬送ローラ、35…開口部、41,52…発光ダイオード、42,53…フォトトランジスタ、54…フラグ、55…軸、56…紙当接部、221…発光部(発光ダイオード)、222…受光部(フォトトランジスタ)、223…記録紙、224…差動増幅器、225…抵抗。
Claims (7)
- 一方向に搬送される記録紙に対して当該方向とほぼ直角の方向に記録ヘッドを走査して画像を形成する画像形成装置において、記録紙に光を照射し、その反射光の出力レベルに基づいて記録紙の端部位置を検出する、反射型光学式センサを用いた記録紙端部位置の検出方法であって、
前記反射型光学式センサが記録紙の端部位置を検出する第1の位置より記録紙搬送経路上の上流の第2の位置に配置された別のセンサで新たな記録紙を検出し、
その後、前記第1の位置と第2の位置との間隔より大きい予め定められた距離分だけ前記記録紙を下流側へ搬送し、
これにより前記第1の位置の上に前記新たな記録紙が存在することが保証された状態で、前記反射型光学式センサの受光部から目標の出力レベルが得られるように、その発光部に対する制御量を調整し、
この調整された制御量で前記発光部の制御を行うことにより、前記記録紙の紙端位置を検出を行い、
前記新たな記録紙の先端位置を検出する際には、前記発光部に対する制御量を検出した後、当該記録紙を上流側へ一旦戻し、その後、再度下流側へ搬送する際に前記制御量で前記発光部の制御を行いながら記録紙先端位置の検出動作を行う
ことを特徴とする反射型光学式センサを用いた記録紙端部位置の検出方法。 - 前記新たな記録紙の側端位置を検出する際には、前記発光部に対する制御量を検出した後、前記反射型光学式センサを当該記録紙の幅方向に沿って走査し、その走査の際に前記制御量で前記発光部の制御を行いながら記録紙側端位置の検出動作を行う請求項1記載の反射型光学式センサを用いた記録紙端部位置の検出方法。
- 一方向に搬送される記録紙に対して当該方向とほぼ直角の方向に記録ヘッドを走査して画像を形成する画像形成装置において、
発光部および受光部を有し、発光部から記録紙に光を照射し、その反射光を受けた受光部の出力レベルに基づいて記録紙の端部位置を検出する反射型光学式センサと、
前記反射型光学式センサが記録紙の端部位置を検出する第1の位置より記録紙搬送経路上の上流の第2の位置に配置された、記録紙を検出する別のセンサと、
記録紙を前記一方向に搬送する記録紙搬送手段と、
前記記録ヘッドを前記一方向とほぼ直角の方向に走査する走査手段と、
新たな記録紙が前記別のセンサにより検出された後、前記第1の位置と第2の位置との間隔より大きい予め定めた距離分だけ前記記録紙を下流側へ搬送し、これにより前記第1の位置上に前記新たな記録紙が存在することが保証された状態で、前記反射型光学式センサの受光部から目標の出力レベルが得られるように、その発光部に対する制御量を調整する制御量調整手段と、
この調整された制御量で前記発光部の制御を行うことにより、前記反射型光学式センサによる記録紙の紙端位置を検出動作を行う制御手段とを備え、
前記新たな記録紙の先端位置を検出する際には、前記発光部に対する制御量を検出した後、当該記録紙を上流側へ一旦戻し、その後、再度下流側へ搬送する際に前記制御量で前記発光部の制御を行いながら記録紙先端位置の検出動作を行う
ことを特徴とする画像形成装置。 - 前記新たな記録紙の側端位置を検出する際には、前記発光部に対する制御量を検出した後、前記反射型光学式センサを当該記録紙の幅方向に沿って走査し、その走査の際に前記制御量で前記発光部の制御を行いながら記録紙側端位置の検出動作を行う請求項3記載の画像形成装置。
- 前記反射型光学式センサは、前記記録ヘッドとともに前記走査手段により走査される請求項3または4記載の画像形成装置。
- 前記制御量調整手段は、発光部から前記記録紙へ光を照射した状態で、前記受光部の出力レベルを検出する手段と、この検出された出力レベルが目標のレベルとなるように前記発光部の制御量を調整する手段とを有する請求項3、4または5記載の画像形成装置。
- 前記制御量調整手段は、発光部から前記記録紙へ光を照射した状態で、前記制御量の調整を複数回実行し、これにより得られた複数の制御量の平均値を前記記録紙の紙端位置の検出動作に利用することを特徴とする請求項3、4、5または6記載の画像形成装置。
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