JP3474665B2 - 計算機システムの電源制御装置及び方法 - Google Patents

計算機システムの電源制御装置及び方法

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JP3474665B2 JP04270195A JP4270195A JP3474665B2 JP 3474665 B2 JP3474665 B2 JP 3474665B2 JP 04270195 A JP04270195 A JP 04270195A JP 4270195 A JP4270195 A JP 4270195A JP 3474665 B2 JP3474665 B2 JP 3474665B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、停電時に予備電源に切
り替えてプロセッサの終了動作やメモリユニットの退避
動作等を行う計算機システムの電源制御装置及び方法に
関し、特に、停電時にオペレーティングシステム(O
S)の終了処理とメモリデータの退避を行う計算機シス
テムの電源制御装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数のプロセッサユニットで使用
する共有メモリユニットを備えた計算機システムとして
は、例えば図11のものがある。図11において、プロ
セッサユニット12−1,12−2は、各々の筐体10
−1,10−2に収容されており、システムバス14−
1,14−2を介して相互に接続される。システムバス
14−1,14−2には共有メモリユニット160が接
続され、また外部記憶サブシステムとして、ディスクコ
ントロールユニット18を介してディスクユニット20
−1,20−2が接続される。
【0003】システムの電源部は、筐体10−1,10
−2毎に、電源制御ユニット60−1,60−2、電源
部62−1,62−2及び予備電源部64−1,64−
2が設けられている。例えば筐体10−1を例にとる
と、外部からAC電源ライン28が予備電源部64−1
を介して電源部62−1に接続され、入力したAC電源
を整流、平滑、更に安定化し、電源供給ライン66によ
ってプロセッサユニット12−1に代表される筐体内部
のユニットに直流電源を供給している。
【0004】また外部の共有メモリ160、ディイスク
コントロールユニット18及びディクスユニット20−
1,20−2に対しても電源部62−1から電源を供給
している。予備電源部64−1はバッテリーを内蔵して
おり、AC電源が正常に得られている場合は、整流平滑
によりバッテリーを充電しており、停電時にバッテリー
に切り替わって電源部62−1をバックアップする。
【0005】このような従来の計算機システムで停電が
発生した場合、電源部62−1,62−2の停電が検出
されると、電源制御ユニット60−1,60−2はプロ
セッサユニット12−1,12−2のオペレーティング
システム(OS)に対して停電発生を通知し、同時に電
源供給元を予備電源64−1,64−2に内蔵したバッ
テリーに切り替える。
【0006】プロセッサユニット12−1,12−2の
オペレーティングシステムは、停電発生通知を受け取る
と、予備電源部64−1,64−2からの電源供給の停
止に備え、現在走行中のプログラムを終了させ、更に、
共有メモリユニット160上の必要なデータ、例えば再
起動するために必要な最小限のデータを、不揮発性の2
次記憶部として機能するディスクユニット20−1,2
0−2に退避する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の計算機システムの電源制御装置にあっては、
計算機システムが大規模になるにつれて、共有メモリユ
ニットから2次記憶部としてのディクスユニットに退避
するデータが多くなり、プロセッサユニットはデータの
退避を指示すると同時にデータ退避の完了を確認しなけ
ればならないため、プロセッサユニットの負荷も増大
し、停電時に必要なバックアップ時間が増加する。この
ことは、同時にバッテリー容量の増加を招き、装置のコ
ストアップを引き起こし、更に、停電復旧時のシステム
運用開始までの復旧に長時間を必要とするという問題が
あった。
【0008】本発明は、このような従来の問題点に鑑
み、電源バックアップ時間を短縮し、同時にプロセッサ
の負荷を軽減させる計算機システムの電源制御装置及び
方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。本発明の計算機システムは、オペレーティン
グシステムにより動作するプロセッサユニット12、プ
ロセッサユニット12に対し接続されたメモリユニット
16と、メモリユニット16の必要な内容を電源停止状
態で保持する不揮発化された2次記憶部20を備える。
【0010】このようなシステム構成に対する電源供給
のため、メモリユニット16と2次記憶部20に対して
のみ電源を供給する第1電源部24と、メモリユニット
16と2次記憶部20以外のユニットに電源を供給する
第2電源部30を設ける。予備電源部26は、停電時に
第1及び第2電源部24,30の電源供給をバックアッ
プする。
【0011】停電の検出時に、電源制御ユニット22
は、プロセッサユニット12に停電の発生を通知してメ
モリユニット16から2次記憶部20への退避動作を指
示させた後に、第2電源部30に切断を指示して電源供
給を停止させ、予備電源部26によりバックアップされ
た第1電源部24からの電源供給で、メモリユニット1
6と2次記憶部20に電源供給を継続して退避動作を行
わせる。
【0012】このとき電源制御ユニット22は、第2電
源部30への切断指示に先立ってメモリユニット16に
切断を予告してメモリユニット16に2次記憶部20に
対する退避動作を開始させ、予告通知から所定時間後に
第2電源部30の切断を指示する。更に、電源制御ユニ
ット22は、メモリユニット16から退避動作の完了通
知を受けると、第1電源部24に切断を指示して電源を
停止させる。この場合にも、第1電源部22への切断指
示に先立ってメモリユニット16に切断を予告し、予告
通知から所定時間後に第1電源部24に切断を指示す
る。
【0013】一方、電源制御ユニット22は、第1電源
部24からの電源供給によるメモリユニット16から2
次記憶部20への退避動作中に、予備電源部26から予
備電源低下通知を受けた場合、メモリユニット16に退
避動作の中断を指示し、中断指示から所定時間後に第1
電源部24に切断を指示して電源を停止させる。このよ
うな本発明の電源制御装置が適用される計算機システム
としては、例えば、プロセッサユニット12が複数設け
られ、またメモリユニット16は、複数のプロセッサユ
ニット12に対しシステムバスを介して接続された共有
メモリユニットであり、更に2次記憶部20としては、
システムバスにディスクコントロールユニットを介して
接続された1又は複数のディスクユニットを使用する。
【0014】一方、本発明は、計算機システムの電源制
御方法を提供するもので、 外部供給電源が正常に得られている状態で、第1電
源部24からプロセッサユニット12に対し接続された
メモリユニット16及びメモリユニット16の必要な内
容を電源停止状態で保持する不揮発化された2次記憶部
20に電源を供給し、メモリユニット16と2次記憶部
20以外のユニットに対しては第2電源部30から電源
を供給する正常電源供給過程と; 外部供給電源の停電検出時に、プロセッサユニット
12に停電の発生を通知して2次記憶部20への退避動
作を指示させた後に、第2電源部20に切断を指示して
電源供給を停止させ、予備電源部26によりバックアッ
プされた第1電源部24からの電源供給でメモリユニッ
ト16と2次記憶部に電源供給を継続して退避動作を行
わせる停電処理過程と;を備えたことを特徴とする。こ
の計算機システムの電源制御方法における停電処理過程
の詳細は、装置構成の場合と基本的に同じになる。
【0015】
【作用】このような本発明の電源制御装置によれば、計
算機システム内の電源制御ユニット22は、停電を検出
した場合、共有メモリユニットとプロセッサユニットの
OSに停電の発生を通知し、一定時間経過後に行う第2
電源部の切断時に、切断指示に先立ち切断予告を共有メ
モリユニットとOSに通知し、第1電源部のみ投入状態
とすることで、共有メモリユニットと2次記憶部のみの
継続稼働を可能とする。
【0016】停電の発生通知を受信したOSは共有メモ
リユニットに対し、共有メモリユニットに保持するデー
タの2次記憶部へ退避するための書込みを指示し、共有
メモリユニットは書込みが済むと、電源制御ユニットに
書込完了を通知する。この書込完了通知を受けて電源制
御ユニットは、第1電源部に電源供給の停止を指示す
る。
【0017】また、停電通知の受信後、予備電源部の電
源の供給能力が一定限度以下となった場合、予備電源低
下を電源制御ユニットに通知し、共有メモリユニットに
第1電源部の切断を予告通知することで、共有メモリユ
ニットでの2次記憶部への書込みを中断させる。このよ
うにプロセッサは停電時に共有メモリユニットにデータ
の退避の指示をするだけでよいので、処理が軽減してプ
ロセッサの負荷を少なくできる。また、共有メモリユニ
ットが複数存在しても、それぞれの共有メモリユニット
が2次記憶部へのデータ退避を並列的に行うため、デー
タ退避の時間は増加せず、バッテリーに要求されるバッ
クアップ時間が短くて済む。
【0018】
【実施例】図2は本発明の電源制御装置が適用される計
算機システムのブロック図である。図2において、この
計算機システムは、筐体10−1,10−2の2つで構
成されている。筐体10−1にはプロセッサユニット1
2−1が収納され、また筐体10−2にはプロセッサユ
ニット12−2が収納されている。プロセッサユニット
12−1,12−2は、システムバス14−1,14−
2を介して接続される。
【0019】システムバス14−1,14−2に対して
は共有メモリユニット16が接続され、またディスクコ
ントロールユニット18を介してディスクユニット20
−1,20−2が接続されている。共有メモリユニット
16には、プロセッサユニット12−1,12−2が共
通して使用するデータが格納されている。ディスクコン
トロールユニット18およびディスクユニット20−
1,20−2は、プロセッサユニット12−1,12−
2の外部記憶サブシステムを構成している。
【0020】またディスクコントロールユニット18、
ディスクユニット20−1,20−2で構成される外部
記憶システムは、共有メモリユニット16に対する不揮
発化された2次記憶部を構成し、停電時に共有メモリユ
ニット16から必要なデータをディスクユニット20−
1,20−2に書き込む退避動作を行うことになる。筐
体10−1,10−2に設けられたプロセッサユニット
12−1,12−2に対しては、それぞれ電源制御ユニ
ット22−1,22−2、第1電源部24−1,24−
2、予備電源部26−1,26−2および第2電源部3
0−1,30−2が設けられる。本発明の電源制御装置
にあっては、第1電源部24−1,24−2から電源供
給ライン32,36が引き出され、共有メモリユニット
16、ディスクコントロールユニット18およびディス
クユニット20−1,20−2に電源供給を行ってい
る。
【0021】ここで、共有メモリユニット16、ディス
クコントロールユニット18およびディスクユニット2
0−1,20−2に対しては、筐体10−1,10−2
の第1電源部24−1,24−2の両方から電源供給ラ
イン32,36を接続しているが、いずれか一方の第1
電源部からの電源供給であってもよい。これに対し、第
2電源部30−1,30−2は、電源供給ライン34,
38によりプロセッサユニット12−1,12−2に対
し電源供給を行っている。即ち、第2電源部30−1,
30−2は、計算機システムにおける電源制御ユニット
22−1,22−2、共有メモリユニット16および共
有メモリユニット16の2次記憶部を構成するディスク
コントロールユニット18、ディスクユニット20−
1,20−2以外のユニットに対する電源供給を行う。
【0022】予備電源部26−1,26−2はバッテリ
ーを内蔵しており、AC電源ライン28より正常にAC
入力があるときは、その整流電圧によりバッテリーを充
電しており、停電によりAC入力が得られなくなると、
内蔵したバッテリー出力をバックアップ電源供給ライン
35,37により第1電源部24−1,24−2と第2
電源部30−1,30−2に供給する。
【0023】図3は、図2の筐体10−1を例にとって
各ユニットの電源制御に関する機能を示したブロック図
である。図3において、電源制御ユニット20−1に
は、電源投入切断指示部40、安定供給状態通知部4
2、電源監視部44、停電発生通知部46、電源切断予
告部48が設けられる。まず電源監視部44は、AC電
源ライン28の状態、第1電源部24−1の状態、およ
び第2電源部30−1の状態を監視している。即ち、A
C電源ライン28については、AC電源電圧を監視して
停電の有無を検出している。
【0024】第1電源部24−1,第2電源部30−1
については、電源投入後に規定の直流電源電圧が安定供
給状態となったか否かを検出している。電源監視部44
でAC入力が断たれる停電が検出されると、停電検出信
号E4が停電発生通知部46に出力される。また、電源
投入に伴って第1電源部24−1,第2電源部30−1
の直流出力電圧が規定の電源電圧に達すると、規定電圧
に達したことを示す検出信号を安定供給状態通知部42
に出力する。
【0025】電源投入切断指示部40は、オンオフ指示
信号E1により第1電源部24−1の電源投入と電源切
断を行わせる。またオンオフ指示信号E2により第2電
源部30−1の電源投入と電源切断を行わせる。計算機
システムの運用監視に伴う電源投入は、筐体に設けられ
ている操作パネルからの電源投入指示を受けて、電源投
入切断指示部40がオンオフ指示信号E1,E2により
第1電源部24−1と第2電源部30−1に対する電源
投入指示を行うことになる。
【0026】また通常の運用状態で計算機システムを停
止したい場合には、同じく筐体に設けている操作パネル
からの電源切断指示に基づき、電源投入切断指示部40
よりオンオフ指示信号E1,E2による切断指示で第1
電源部24−1および第2電源部30−1の電源切断動
作を行わせる。この場合、電源投入切断指示部40より
オンオフ指示信号E1,E2により電源切断指示を行っ
てから、第1電源部24−1,第2電源部30−1は、
予め定めた一定時間後例えば200ms後に、電源供給
ライン32,34に対する電源供給を遮断する。
【0027】安定供給状態通知部42は、第1電源部2
4−1および第2電源部30−1で電源投入動作が行わ
れた後に、電源監視部44より規定の直流電源電圧が得
られたときの検出信号を受けて、第1電源部24−1お
よび第2電源部30−1が共に電源電圧の安定供給状態
に達したものと判断して、安定供給状態通知信号E3
を、共有メモリユニット16、プロセッサユニット12
−1および他のユニット45に出力する。
【0028】プロセッサユニット10−1,共有メモリ
ユニット16および他のユニット45は、この安定供給
状態通知信号E3を受けたときに各々パワーオンスター
ト動作を開始し、初期化診断処理を実行した後に、それ
ぞれの運用状態に移行する。停電発生通知部46は、電
源監視部44より停電検出信号E4を受けると、プロセ
ッサユニット12−1、共有メモリユニット16および
他のユニット45のそれぞれに対し停電発生通知信号E
5を出力する。プロセッサユニット12−1はOS50
を有し、停電発生通知信号E5を受けると、OSが割込
動作により共有メモリユニット16に対しメモリ部56
のデータを2次記憶部20に退避させるための指示信号
E7(退避書込指示コマンド)を出力する。
【0029】続いてプロセッサユニット12−1のOS
50は、現在走行中のプログラムを終了させて、電源遮
断に備える。このOS50における停電発生に伴う必要
な処理に要する時間は、電源制御ユニット22−1側で
設定されており、例えば15秒の処理時間が割り当てら
れている。電源切断予告部48は、停電発生通知部46
より停電発生通知を受けると、プロセッサユニット12
−1のOS50の退避動作に必要な所定時間例えば15
秒経過後に、プロセッサユニット12−1、共有メモリ
ユニット16、更に他のユニット45に対し、第2電源
部切断予告信号E6を出力する。この第2電源部切断予
告信号E6の出力は電源投入切断指示部40にも伝えら
れ、切断予告から所定時間後例えば200ms後に、電
源投入指示部40は第2電源部30−1に対しオンオフ
指示信号E2により電源切断を指示する。
【0030】このため、第2電源部30−1からの電源
供給ライン34による電源供給で動作しているプロセッ
サユニット12−1および他のユニット45は、この時
点で動作を停止することになる。このとき動作している
のは、第1電源部24−1からの電源供給ライン32に
より電源供給を受けているユニットは、共有メモリユニ
ット16、2次記憶部20、更に電源制御ユニット22
−1のみとなる。
【0031】共有メモリユニット16には、退避書込部
52、書込完了通知部54およびメモリ部56が設けら
れている。退避書込部52は、電源制御ユニット22−
1からの停電通知信号E5に基づくOS50の動作で出
力された退避書込指示信号(退避書込指示コマンド)E
7に基づき、メモリ56のデータを2次記憶部20に書
き込む。
【0032】この書込中に、電源制御ユニット22−1
からの指示で第2電源部30−1の切断が行われる。書
込完了通知部54は、2次記憶部20に対するメモリ部
56からのデータの書込みが完了すると、書込完了通知
信号E8を電源制御ユニット22−1の停電発生通知部
46に出力する。停電発生通知部46は、書込完了通知
信号E8を受けると、共有メモリユニット16に対する
停電発生通知信号E5をオフし、これによって第1電源
部24−1の切断予告を通知する。
【0033】同時に停電発生通知部46は、電源投入切
断指示部40に対し書込完了信号E8の受信を通知し、
電源投入切断指示部40は所定時間後例えば200ms
後に、第1電源部24−1に対しオンオフ指示信号E1
を出力して電源切断指示を行い、共有メモリユニット1
6、2次記憶部20および電源制御ユニット22−1に
対する電源供給を停止させる。
【0034】更に予備電源部26−1には、予備電源低
下通知部58が設けられる。予備電源低下通知部58
は、内蔵したバッテリーによる電源供給能力を監視して
おり、電源供給能力が規定値以下に低下すると、電源制
御ユニット22−1の停電発生通知部46に対し予備電
源低下通知信号E9を出力する。停電発生通知部46
は、共有メモリユニット16より書込完了信号E8が出
力される以前に予備電源低下通知信号E9を受信する
と、共有メモリユニット16に対する停電発生信号E5
をオフして、第1電源部24−1の切断予告を行う。
【0035】そして電源投入切断指示部40より200
ms後にオンオフ指示信号E1を出力して、第1電源部
24−1の電源切断を行う。共有メモリユニット16の
退避書込部52は、予備電源低下通知信号E9に基づく
停電通知信号E5のオフによる第1電源部24−1の切
断予告を受信すると、実行中の退避書込動作を強制終了
し、第1電源部24−1による200ms後の電源切断
に備え、それまでに2次記憶部20に書き込まれたデー
タのみを有効とする。
【0036】図4は、図3の電源制御ユニット22−1
による通常時の電源投入から切断までのタイミングチャ
ートである。この電源投入と切断は、図4(A)のよう
に、時刻t1で電源投入指示を行い、時刻t3で電源切
断指示を行っている。時刻t1で投入指示を行うと、電
源制御ユニット22−1からのオンオフ指示信号E1,
E2により第1電源部24−1および第2電源部30−
1に対し投入指示が行われ、図4(E)の状態に示すよ
うに、電源投入シーケンスが実行される。
【0037】この電源投入シーケンスを行っている間
に、電源供給ライン32,34に対する供給電圧が規定
電圧に達すると、時刻t2で図4(B)の安定供給状態
通知信号E3がHレベルとなり、プロセッサユニット1
2−1、共有メモリユニット16、更に他のユニット4
5がパワーオンスタートし、初期化診断後に運用状態に
移行する。
【0038】計算機システムの運用状態における時刻t
3で切断指示が行われると、図4(D)の切断予告信号
E6がHレベルとなり、この切断予告信号E6を受け
て、プロセッサユニット12−1、共有メモリユニット
16、更に他のユニット45のそれぞれで、図4(E)
のように電源切断に備えるための終了処理を切断シーケ
ンスとして実行する。
【0039】時刻t3の切断予告に対し、所定時間T例
えばT=200ms経過した時刻T4に至ると、図4
(B)の安定供給状態通知信号E3がLレベルとなり、
この時点から電源切断が実際に開始されることになる。
そして最終的に時刻t5で、時刻t3より開始された電
源切断シーケンスが終了し、電源停止状態に移行する。
図5は、図3の実施例における停電時のタイミングチャ
ートである。今、図5(A)のように、時刻t1でAC
入力が断たれる停電が発生したとする。この停電は電源
制御ユニット22−1の電源監視部44で検出され、停
電時刻t1から設定時間T1例えばT1=15秒停電が
継続すると、時刻t2で停電検出信号E4がHレベルに
立ち上がる。
【0040】この停電検出信号E4を受けて、停電発生
通知部46は、図5(C)の停電通知信号E5をHレベ
ルとし、プロセッサユニット12−1、共有メモリユニ
ット16および他のユニット45に対し、停電発生を通
知する。プロセッサユニット12−1のOS50は、図
5(D)のように、時刻t2の停電発生通知に基づき、
共有メモリユニット16に対し退避書込指示信号E7
(退避書込指示コマンド)の送出により、2次記憶部2
0に対するデータの退避書込動作を開始させる。
【0041】続いてOS50は、現在走行中のプログラ
ムを強制終了させ、電源切断に備える。時刻t2の停電
発生通知から設定時間T2例えばT2=15秒経過した
時刻t3に至ると、電源切断予告部48より、図5
(E)のように第2電源部切断予告信号E6がHレベル
に立ち上がり、プロセッサユニット12−1、共有メモ
リユニット16および他のユニット45に第2電源部3
0−1の切断予告が通知される。
【0042】この時刻t3の切断予告から設定時間T3
例えばT3=200msを経過すると、図5(H)のよ
うに、第2電源部30−1に対するオンオフ指示信号E
2がLレベルに立ち下がり、これによって第2電源部3
0−1の電源切断を指示する。このため、第2電源部3
0−1から電源供給ライン34に対する電源電圧の供給
が断たれ、安定供給状態通知部42は第2電源部30−
1の切断を認識して、図5(J)のように、安定供給状
態通知信号E3を時刻t4でHレベルからLレベルとす
る。
【0043】共有メモリユニット16の退避書込部52
は、時刻t2でOS50より退避書込指示信号E7を受
けているが、退避動作は、この実施例にあっては時刻t
3の第2電源部30−1の切断予告信号E6がHレベル
に立ち上がったタイミングから開始する。共有メモリユ
ニット16から2次記憶部20に対するデータの退避書
込動作が時刻t5で終了すると、書込通知部54より、
図5(G)のように、書込完了信号E8がLレベルから
Hレベルに立ち上がって書込完了を通知する。
【0044】この書込完了通知を受けて、停電発生通知
部46は、図5(C)の、それまでHレベルにしていた
停電発生通知信号E5をLレベルにオフし、この停電発
生通知信号E5のLレベルへのオフにより、共有メモリ
ユニット16は、第1電源部24−1の切断予告を認識
する。そして時刻t5の第1電源部24−1の切断予告
から所定時間T4例えばT4=200ms後の時刻t6
で、図5(I)のように、第1電源部24−1に対する
オンオフ指示信号E1がHレベルからLレベルに立ち下
がって電源切断を指示し、全てのユニットに対する電源
供給の停止状態となる。
【0045】このような停電時における予備電源部26
−1からのバックアップ電源の供給状態を見ると、図5
(A)の時刻t1で、AC入力が断たれた停電時に第1
電源部24−1および第2電源部30−1に対する電源
供給は予備電源部26−1に内蔵しているバッテリーか
らの電源入力に切り替わり、全てのユニットは予備電源
部26−1によるバックアップ電源の供給で動作してい
る。
【0046】この状態で時刻t4に至ると、第2電源部
30−1の電源切断が行われ、プロセッサユニット12
−1および他のユニット45に対する予備電源部26−
1からのバックアップ電源の供給が停止し、バックアッ
プ電源の供給は、電源制御ユニット22−1、共有メモ
リユニット16および2次記憶部20に限定される。こ
のため時刻t4以降は、それまでに比べ予備電源部26
−1の電力消費が大幅に抑えられることになる。
【0047】図6は、共有メモリユニット16から2次
記憶部20に対するデータの退避書込中に予備電源部2
6−1からの電源供給能力が停止した場合のタイミング
チャートである。図6(A)〜(F)、(H)〜(K)
における停電発生時刻t1から時刻t3での退避書込動
作の開始、更に時刻t4での第2電源部30−1の電源
切断までは、図5(A)〜(K)と同じである。時刻t
3から開始した共有メモリ16から2次記憶部20に対
するデータの退避書込中に、予備電源部26−1に設け
ているバッテリーの容量が低下し、電源供給能力が規定
値以下に低下すると、時刻t5´で予備電源低下通知部
58より、図6(G)のように、予備電源低下通知信号
E9がLレベルからHレベルに立ち上がり、電源制御ユ
ニット22−1の停電発生通知部46に予備電源の能力
低下を通知する。
【0048】この予備電源低下通知信号E9を受けた停
電発生通知部46は、共有メモリユニット16に対する
図6(C)の停電発生通知信号E5をそれまでのHレベ
ルからLレベルにオフし、第1電源部24−1の切断予
告を行う。共有メモリユニット16の退避書込部50に
は、電源制御ユニット22−1からの停電通知信号E5
をLレベルとする第1電源部24−1の切断予告を認識
すると、2次記憶部20に対する書込動作を強制終了
し、電源切断に備える。
【0049】共有メモリユニット16に対する停電通知
信号E5のLレベルへの立下げによる切断予告の時刻t
5´から所定時間T4=200ms経過した時刻t6´
に至ると、電源制御ユニット22−1の電源投入切断指
示部40より図6(I)のオンオフ指示信号E1がHレ
ベルからLレベルとなって切断を指示し、第1電源部2
4−1による電源供給の切断が行われる。
【0050】このような退避書込みの途中における予備
電源部26−1の電源供給能力の低下の検出による強制
終了で、2次記憶部20に対する書込途中にあっても、
それまでに書き込んだデータを正常に保持し、突然の電
源遮断による電源異常終了による退避書込みのエラー終
了を回避し、AC入力が復旧した後の立上げに利用でき
るデータを可能な限り保存する。
【0051】図7は、図3の電源制御ユニット22−1
の処理動作を示したフローチャートである。図7におい
て、まずステップS1で電源投入指示があると、ステッ
プS2で電源投入シーケンスを実行し、ステップS3
で、安定供給状態にあるか否かチェックし、安定供給状
態に至ると、ステップS4で安定供給状態信号E3を送
出する。
【0052】続いてステップS5で切断指示の有無をチ
ェックしており、切断指示があれば、ステップS6で切
断シーケンスを実行する。切断指示がなければ、ステッ
プS7で停電検出の有無をチェックする。もし停電検出
があれば、ステップS8で、T=15秒停電検出が継続
したか否かチェックし、15秒の停電検出継続を判断す
ると、ステップS9で、停電発生を停電発生通知信号E
5の出力によりプロセッサユニット12−1のOS50
および共有メモリユニット16、更には他のユニット4
5に通知する。
【0053】続いてステップS10で、停電通知に対す
るOS50の終了処理時間T2=15sec経過か否か
チェックし、T2時間を経過すると、ステップS11で
電源切断予告信号E6を出力し、プロセッサユニット1
2−1、共有メモリユニット16および他のユニット4
5に第2電源部30−1の切断を予告する。続いてステ
ップS12で、T3=200msの経過を待って、図8
のステップS13に進み、第2電源部30−1への切断
を指示する。
【0054】この状態で共有メモリユニット16にあっ
ては、2次記憶部20に対する退避書込動作が行われて
おり、ステップS14で、書込完了通知の有無をチェッ
クする。書込完了通知がなければ、次のステップS15
で、予備電源低下通知の有無をチェックする。ステップ
S14で書込完了通知を認識すると、ステップS16
で、共有メモリユニット16に対する停電発生通知信号
E5をLレベルにオフすることで第1電源部24−1の
切断を予告し、ステップS17で、T4=200msの
経過を待って、ステップS18で、第1電源部24−1
の切断指示を行う。
【0055】一方、ステップS14で書込完了通知が得
られる前に、ステップS15で予備電源低下通知を認識
した場合には、ステップS14で同様に第1電源部24
−1の切断予告を行った後、ステップS17で、T4=
200msの経過を待って、ステップS18で、第1電
源部24−1への切断を指示する。図9は、図3のプロ
セッサユニット12−1に設けたOS50の停電終了処
理である。OS50は、電源制御ユニット22−1より
停電発生通知信号E5を受けると、割込処理により図9
の停電終了処理を開始する。この停電終了処理は、ステ
ップS1で、共有メモリユニット16に対し2次記憶部
20へのデータ退避書込みを指示し、次のステップS2
で、現在走行中のプログラムを強制終了する。
【0056】図10は、図3の共有メモリユニット16
の処理動作を示したフローチャートである。まず電源安
定供給状態通知信号E3がHレベルとなっている通常の
運用状態にあっては、ステップS1で、プロセッサユニ
ット12−1あるいは他の筐体のプロセッサユニットか
らの入出力要求に基づく通常のメモリアクセスを実行し
ている。
【0057】この状態で、ステップS2で、電源制御ユ
ニット22−1からの停電発生通知を認識すると、ステ
ップS3で、現在実行中のアクセスを強制終了し、ステ
ップS4で、プロセッサユニット12−1のOS50か
らの退避書込指示を待つ。OS50から退避書込指示を
受けると、ステップS5で、電源制御ユニット22−2
からの第2電源部30−1の切断予告を待ち、切断予告
を認識すると、ステップS6に進んで、2次記憶部20
に対するデータの退避書込みを行う。
【0058】このデータ退避書込中にあっては、ステッ
プS7で、電源制御ユニット22−1からの第1電源部
24−1の切断予告の有無をチェックしている。第1電
源部24−1の切断予告がなければ、ステップS8で、
書込完了か否かチェックし、書込みを完了すると、ステ
ップS9で、書込完了通知信号を電源制御ユニット22
−1に出力して、処理を終了する。一方、ステップS7
で、退避書込中に予備電源部26−1の電源供給能力が
低下して第1電源切断予告が得られると、ステップS1
0で、中断処理を実行して電源切断に備える。
【0059】尚、図2〜図5の説明は、図2の筐体10
−1側を例にとるものであったが、筐体10−2側につ
いても全く同じになる。また、上記の実施例は2台のプ
ロセッサユニット12−1,12−2と1台の共有メモ
リユニット16を備えた計算機システムを例にとってい
るが、プロセッサユニットの数は3台以上でもよく、ま
た共有メモリユニットも2台以上設けたシステム構成で
あってもよい。また、実施例に示した停電検出のための
停電継続時間T1、OSの停電に伴う退避処理のための
時間T2、電源切断予告から切断指示までの時間T3,
T4は、実施例の数値に限定されず、必要に応じて適宜
の時間を設定することができる。
【0060】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、共有メモリユニットとその2次記憶部に対する電源
部と、プロセッサユニットを含む他のユニットに対する
電源部を別々に設け、停電時にはプロセッサユニットの
OSによる共有メモリユニットに対する退避動作の指示
と自己のプログラム終了が済んだ時点で、プロセッサユ
ニットを含む他のユニットに対する電源部からの電源供
給を切断し、共有メモリユニットと2次記憶部に対する
電源供給のみを生かすことで、停電時のバッテリーによ
るバックアップ電源の電力消費を抑え、必要なバックア
ップ時間を確保するためのバッテリー容量を低減でき
る。逆にバッテリー容量を変えなければ、バックアップ
に要する時間を十分に引き延ばすことができる。
【0061】また、停電時にプロセッサユニットは共有
メモリユニットに対する退避書込指示を行い且つ自己の
走行プログラムの終了処理を行うだけでよく、それ以降
の共有メモリから2次記憶部に対するデータ退避書込み
から解放されるため、停電時におけるプロセッサユニッ
トの負荷を大幅に低減でき、プロセッサユニットを速や
かに電源切断可能状態に移行させることができる。
【0062】更に、停電に伴う電源切断処理の段階で、
プロセッサユニットを含む他のユニット側の電源供給を
早めに終わらせ、共有メモリユニットと2次記憶部に対
する電源供給のみを、バッテリーによる電源供給で賄う
ため、不必要な電力消費が防止でき、共有メモリユニッ
トから2次記憶部に対するデータの退避書込みを保証す
ることができ、このため、停電が復旧した際の計算機シ
ステムの立上げを2次記憶部の退避データを使用して迅
速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図
【図2】本発明が適用される計算機システムのブロック
【図3】図2の筐体内の各ユニットの機能ブロック図
【図4】通常時の電源投入と電源切断のタイミングチャ
ート
【図5】停電時の動作のタイミングチャート
【図6】停電時の退避中に予備電源低下が起きた場合の
タイミングチャート
【図7】図3の電源制御ユニットの処理動作のタイムチ
ャート
【図8】図7の処理動作の続きのタイムチャート
【図9】図3のプロセッサユニットの処理動作のフロー
チャート
【図10】図3の共有メモリユニットの処理動作のフロ
ーチャート
【図11】従来装置のブロック図
【符号の説明】
10−1,10−2:筐体 12,12−1,12−2:プロセッサユニット 14−1,14−21:システムバス 16:共有メモリユニット 18:ディスクコントロールユニット 20:2次記憶部 20−1,20−2:ディスクユニット 22−1,22−2:電源制御ユニット 24−1,24−2:第1電源部 26−1,26−2:予備電源部 28:AC電源ライン 30−1,30−2:第2電源部 32,34,36,38:電源供給ライン 40:電源投入切断部 42:安定供給状態通知部 44:電源監視部 46:停電発生通知部 48:電源切断予告部 50:オペレーティングシステム(OS) 52:退避書込部 54:書込完了通知部 56:メモリ部 58:予備電源低下通知部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭52−52525(JP,A) 特開 平6−12153(JP,A) 特開 昭53−136442(JP,A) 特開 平5−46287(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 1/26 - 1/32

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】オペレーティングシステムにより動作する
    プロセッサユニットと、 前記プロセッサユニットに対し接続されたメモリユニッ
    トと、 前記メモリユニットの必要な内容を電源停止状態で保持
    する不揮発化された2次記憶部と、 前記メモリユニットと2次記憶部に対してのみ電源を供
    給する第1電源部と、 前記メモリユニットと2次記憶部以外のユニットに電源
    を供給する第2電源部と、 停電時に前記第1及び第2電源部の電源供給をバックア
    ップする予備電源部と、 停電の検出時に、前記プロセッサユニットに停電の発生
    を通知して前記メモリユニットから前記2次記憶部への
    退避動作を指示させた後に、前記第2電源部に切断を指
    示して電源供給を停止させ、前記予備電源部によりバッ
    クアップされた前記第1電源部からの電源供給で前記メ
    モリユニットと2次記憶部に電源供給を継続して退避動
    作を行わせる電源制御ユニットと、を備えたことをする
    計算機システムの電源制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の計算機システムの電源制御
    装置に於いて、前記電源制御ユニットは、前記第2電源
    部への切断指示に先立って前記メモリユニットに切断を
    予告して前記メモリユニットに前記2次記憶部に対する
    退避動作を開始させ、前記予告通知から所定時間後に前
    記第2電源部の切断を指示することを特徴とする計算機
    システムの電源制御装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の計算機システムの電源制御
    装置に於いて、前記電源制御ユニットは、前記メモリユ
    ニットから退避動作の完了通知を受けた際に、前記第1
    電源部に切断を指示して電源を停止させることを特徴と
    する計算機システムの電源制御装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載の計算機システムの電源制御
    装置に於いて、前記電源制御ユニットは、前記第1電源
    部への切断指示に先立って前記メモリユニットに切断を
    予告し、前記予告通知から所定時間後に前記第1電源部
    に切断を指示することを特徴とする計算機システムの電
    源制御装置。
  5. 【請求項5】請求項1記載の計算機システムの電源制御
    装置に於いて、前記電源制御ユニットは、前記第1電源
    部からの電源供給による前記メモリユニットから2次記
    憶部への退避動作中に、前記予備電源部から予備電源低
    下通知を受けた場合、前記メモリユニットに退避動作の
    中断を指示し、該中断指示から所定時間後に前記第1電
    源部に切断を指示して電源を停止させることを特徴とす
    る計算機システムの電源制御装置。
  6. 【請求項6】計算機システムの電源制御方法に於いて、 外部供給電源が正常に得られている状態で、第1電源部
    からプロセッサユニットに対し接続されたメモリユニッ
    ト及び前記メモリユニットの必要な内容を電源停止状態
    で保持する不揮発化された2次記憶部に電源を供給し、
    前記メモリユニットと2次記憶部以外のユニットに対し
    ては第2電源部から電源を供給する正常電源供給過程
    と、 前記外部供給電源の停電検出時に、前記プロセッサユニ
    ットに停電の発生を通知して前記メモリユニットから前
    記2次記憶部への退避動作を指示させた後に、前記第2
    電源部に切断を指示して電源供給を停止させ、前記予備
    電源部によりバックアップされた前記第1電源部からの
    電源供給で前記メモリユニットと2次記憶部に電源供給
    を継続して退避動作を行わせる停電処理過程と、を備え
    たことを特徴とする計算機システムの電源制御方法。
  7. 【請求項7】請求項6記載の計算機システムの電源制御
    方法に於いて、前記停電処理過程は、前記第2電源部へ
    の切断指示に先立って前記メモリユニットに切断を予告
    して前記2次記憶部に対する退避動作を開始させ、前記
    予告通知から所定時間後に前記第2電源部の切断を指示
    することを特徴とする計算機システムの電源制御方法。
  8. 【請求項8】請求項6記載の計算機システムの電源制御
    方法に於いて、前記停電処理過程は、前記メモリユニッ
    トから退避動作の完了通知を受けた際に、前記第1電源
    部に切断を指示して電源を停止させることを特徴とする
    計算機システムの電源制御方法。
  9. 【請求項9】請求項8記載の計算機システムの電源制御
    方法に於いて、前記停電処理過程は、前記第1電源部へ
    の切断指示に先立って前記メモリユニットに切断を予告
    し、前記予告通知から所定時間後に前記第1電源部に切
    断を指示することを特徴とする計算機システムの電源制
    御方法。
  10. 【請求項10】請求項6記載の計算機システムの電源制
    御方法に於いて、前記停電処理過程は、前記第1電源部
    からの電源供給による前記メモリユニットから2次記憶
    部への退避動作中に、前記予備電源部から予備電源低下
    通知を受けた場合、前記メモリユニットに退避動作の中
    断を指示し、該中断指示から所定時間後に前記第1電源
    部に切断を指示して電源を停止させることを特徴とする
    計算機システムの電源制御方法。
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