JP3472216B2 - トナー補給容器 - Google Patents

トナー補給容器

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JP3472216B2 JP37405199A JP37405199A JP3472216B2 JP 3472216 B2 JP3472216 B2 JP 3472216B2 JP 37405199 A JP37405199 A JP 37405199A JP 37405199 A JP37405199 A JP 37405199A JP 3472216 B2 JP3472216 B2 JP 3472216B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリプリンター等の電子写真画像形成装置の現像装置に
トナーを補給する為のトナー補給容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、トナー補給容器から電子写真画像
形成装置の装置本体に備える現像装置へトナーを補給す
る手段として、トナーを補給する際にトナー補給容器を
現像装置のトナー貯蔵部へセットし、トナー補給容器内
のトナーを該貯蔵部へ一度に全量補給し、補給終了後、
該装置本体から取りはずす方式のものがあった。
【0003】しかしながら上記方式は、一度に全量補給
する為、トナーの過補給によるトナー汚れ等、操作性の
点で十分ではなかった。
【0004】また、上記の問題点等を解決すべく、特開
平7−20705号公報、特開平10−260574号
公報にて円筒周面にら旋部を形成し、円筒を円筒軸線と
略水平方向位置にて回転させトナーを少量づつ排出し現
像器へ供給するトナー容器、トナー補給装置が提案され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記特開平7−207
05号公報、特開平10−260574号公報の提案に
より、トナー補給時の過補給による汚れは解決できたも
のの、上記方式においてはトナー補給容器内でトナーが
ブリッジした時のトナー排出性を安定化するまでに多少
の時間を要するという状況があり、本発明はこれらを解
決したトナー補給容器を提供する事を目的とするもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】主要な本発明は請求項と
対応する番号を付して示せば以下のとおりである。
【0007】本出願に係る第1の発明はトナー補給装置
にトナーを補給するトナー補給容器であって、トナーを
収納する略円筒状の容器本体と、前記容器本体の長手方
向一端面に設けられ前記容器本体内のトナーを排出する
排出口と、前記容器本体を筒軸線の周りに反転揺動させ
る駆動力を前記トナー補給装置より受ける駆動力受け部
と、前記容器本体の一端面に設けられ前記容器本体の反
転揺動動作に対応して伸縮する伸縮部と、前記容器本体
の一端面であって前記伸縮部の内側に設けられた非伸縮
部と、前記非伸縮部に設けられ前記トナー補給装置と係
合可能な係合部と、前記容器本体内に設けられトナーの
往来を許容する穴部を備えたバッフル板と、を有し、前
記バッフル板を前記容器本体の反転揺動動作に抗して不
動とするため前記係合部を介して前記トナー補給装置に
固定可能に設けたことを特徴とするトナー補給容器であ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、
材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載が
ないかぎりは、この発明の範囲をそれらのみに限定する
ものではない。
【0009】(電子写真画像形成装置) 図13は本発明のトナー補給装置を有する電子写真画像
形成装置の縦断面図である。
【0010】原稿101は原稿台ガラス102の上に置
かれ、光学部の103の複数のミラーとレンズにより感
光体ドラム104上に原稿の情報が結像するように配置
される。給紙カセット105〜108に積載された用紙
Pのうち、不図示の操作部から使用者が入力した情報も
しくは原稿101の紙サイズから最適な給紙カセット1
05〜108を用紙サイズ情報から選択する。そして給
紙、分離装置105A〜108Aの何れか1つにより搬
送された1枚の用紙Pを搬送部109を経由してレジス
トローラ110まで搬送し、感光体ドラム104の回転
と光学部103のスキャンのタイミングとを同期させて
用紙Pを搬送する。転写、分離帯電器111,112で
感光体ドラム104上のトナー像を転写され分離された
用紙Pは搬送部113により、搬送されて定着部114
に到り、定着部114で熱と圧力により、用紙P上のト
ナーを定着させた後、 1)片面コピーの場合、排紙反転部115を通過し排紙
ローラ116により排紙トレー117へと排出される。
【0011】2)多重コピーの場合、排紙反転部115
のフラッパー118の制御により、用紙Pは再給紙搬送
路119,120を搬送され、レジストローラ110ま
で達し、前記と同様に画像形成、搬送、定着部を通り、
今度は排紙トレー117上に排出される。
【0012】3)両面コピーの場合、排紙反転部115
を通り、一度、排紙ローラ116により用紙Pの一部を
機外へ排出し、用紙Pの終端がフラッパー118を通過
し、排紙ローラ116に挟持させているタイミングに前
記フラッパー118を制御し前記排紙ローラ116を逆
回転させ用紙Pを再度機内へ搬送し再給紙搬送部11
9,120を搬送され、レジストローラ110まで搬送
し、前記と同様に画像形成、搬送、定着部を通り今度は
排紙トレー117上に排出される。
【0013】上記構成の電子写真画像形成装置におい
て、感光体ドラム104の回りには現像装置201とク
リーニング器202、一次帯電器203等の装置が配置
されている。現像装置201は原稿101の情報を光学
部103により感光体ドラム104に静電潜像として結
像した情報を顕在化するためにトナーを前記感光体ドラ
ム104上に吸着させるのにトナーを供給しており、前
記現像装置201にトナーを補給するためのトナー補給
容器(以下トナー収納容器という)50が装置本体12
4に着脱可能に設けられている。
【0014】上記において、現像装置201は感光体ド
ラム104と微小隙間(約300μm)をおいて現像ロ
ーラ201aを有し、現像に際しては、現像ブレード2
01bによってトナーに摩擦帯電電荷を与えると共に現
像ローラ201aに薄層のトナー層を形成し、感光体ド
ラム104との間に現像バイアスを加えることにより感
光体ドラム104上に潜像を現像する。
【0015】現像によって減少するトナーはトナー補給
装置100から補給される。
【0016】トナー補給装置100内のトナーがなくな
ると、図14に示すように装置本体124の前面上部角
に設けた開口部122下縁に枢着してある開閉部材12
1を開けるとトナー収納容器50を取り外し可能に装着
する装着手段であるホルダー35が見える。このホルダ
ー35にトナー収納容器50を挿入するとホルダー35
の長手方向に設けたガイド手段に導かれてトナー収納容
器50は挿入される。挿入されたトナー収納容器50は
トナー補給装置100の後述の駆動部21に嵌入保持さ
れ、現像バッファー24を介して現像装置201に供給
される(図11参照)。そして上記開閉部材121を閉
めると電源スイッチが入り画像形成装置は駆動可能とな
る。
【0017】(トナー収納容器の実施の形態1) 本実施の形態1のトナー収納容器50は、図1(a)
(b)に示す様に主に容器本体1、端面2で構成されて
おりこれら各部材について説明する。
【0018】容器本体1は、一端面が塞がれた中空筒形
状で構成されており、筒断面の形状は、円形状または、
図2に示された様な方円形の異形状であってもかまわな
いが、容器の底部にあたる部位4が少なくとも略円弧状
となっており容器の揺動反転運動に依り容器内部に収納
されているトナーが効率的に搬送、排出され易い形状と
なっている。
【0019】容器本体1を構成する材質としては、ポリ
プロピレンPP、ポリエチレンPE、ポリスチレンPS
等に代表される様な各種樹脂やステンレスSUS、アル
ミニウムAl等の各種金属があげられるが、品質、コス
ト、量産性の点で、ブロー成形法や、インジェクション
成形法による、樹脂の成形品が好ましい。
【0020】また容器本体1の内側にはトナー搬送方向
に傾斜した、凸状のスジ部5を設け(図3参照)容器の
反転揺動運動に対応してトナーの搬送性を向上させるこ
とが好ましい。スジ部5は容器本体1の軸方向に対して
傾いている。例えばらせんの一部である。
【0021】また、容器本体1をトナー排出方向へ若干
傾斜する様に筒底部6を傾斜させた構成(図4参照)に
する事が残トナー量を低減するうえでは効果的である。
【0022】トナー排出口7の位置は図1(b)に示す
ように端面2の一部に配置されており、端面2の最も低
い位置またはその近傍にある事が好ましい。
【0023】端面2は、容器本体1と係合する部分と対
応する形状をなしており容器本体1の反転揺動運動に抗
して図1に示すように少なくとも一部が伸縮する伸縮部
10と非伸縮部11を有した構成であり、トナー排出口
7は端面2の周面近傍の非伸縮部11に配置され、容器
本体1がトナー補給装置(不図示)から駆動力を受けて
反転揺動運動するのに抗して静止状態を維持できるよう
な構成となっている。伸縮部10は図1(b)に示すよ
うに容器本体1の中心線を含む断面で見て曲線状であ
る。
【0024】また、端面2の伸縮部10は、図5に示す
ように容器本体1の筒面側に延出した構成であっても良
い。
【0025】端面2の伸縮部10の形態としては、図6
に示される様にシート状の伸縮部と非伸縮部が略同芯円
上に形成されドーナツ状である事が好ましい。
【0026】端面2に使用可能な材質としては、非伸縮
部11がポリプロピレンPP、ポリエチレンPE、ポリ
スチレンPS等の合成樹脂やステンレスSUS、アルミ
ニウムAl(エル)等の各種金属があげられ、伸縮部1
0は、シリコンゴム、スチレンゴム、ブタジエンゴム、
EPDM、ラテックスゴムや各種エラストマー等の弾性
体からなり、品質、コストの点でインジェクション成形
や伸縮部と非伸縮部を一体的に成形する二色成形やイン
サート成形法により成形される事が好ましいが、伸縮部
10、非伸縮部11の接合は熱溶着、超音波溶着、粘着
剤や接着剤による方法も可能である。
【0027】更に、端面2の一部には容器の内側へ配設
されたバッフル板3と容器本体1の反転揺動に抗して前
記バッフル板3を不動状態に固定する為のバッフル固定
部(係合部)9を有している。
【0028】図7、図8に示すようにバッフル板3は突
部3aを有する。バッフル板3は図6に示す端面2の非
伸縮部11のバッフル固定部9(トナー補給装置100
と係合可能な係合部)に設けられた凹部となったバッフ
ル取付部13に突部3aを嵌入固定され容器本体1の内
側へ配設されており、容器本体1の反転揺動運動に抗し
て不動の状態を維持することにより物流等の振動を受け
て容器内で凝集し固化した状態のトナーをほぐし流動性
を向上させ、更には、トナー排出口7から容器外部へト
ナーを効果的に排出させる機能を有している。
【0029】バッフル板3のトナー排出口7近傍での端
面部の位置関係は、容器の反転揺動軸線方向の端面側か
ら見てトナー排出口7の内側に配置された構成となって
おり、排出口7を左右に二分する位置にあることがより
好ましい。
【0030】前記バッフル板3と容器本体1の筒部内面
との距離は、反転揺動運動中にトナー粗粒が発生しない
様に非接触状態に保たれているが、図7の様にバッフル
板端面にウレタンゴムやポリエステルフィルム等の可と
う性のシート14を容器本体の筒部内面に接触するよう
に取付け、残トナー量を低減する構成とする事がより好
ましい。また粗粒については、可とう性のシート14を
使用している為に発生がない。
【0031】また、前記バッフル板3は、容器本体1の
反転揺動時にトナーをほぐす為に発生するトルクを低減
する為に図8に示す様な窓(穴)15を設けることが効
果的であり、更に前記窓部を通してトナーの行来ができ
る為容器内のバッフル板3を境にして左右側のトナー量
を均一化させる効果がある。
【0032】バッフル板3を構成する材質としては、ポ
リプロピレンPP、ポリエチレンPE、ポリスチレンP
S、ポリエチレンテレフタレートPET等に代表される
様な各種合成樹脂やステンレスSUS、ばね鋼板等の各
種金属が上げられるが、品質、コスト、量産性の点でイ
ンジェクション成形による樹脂の成形品が好ましい。
【0033】トナー排出口7のシール方法は、イージー
オープンフィルムやシャッターにパッキン部材を貼着し
たスライドシャッター方式が良い。
【0034】(トナー収納容器の組み立て方法) トナー収納容器の組み立て方法を図9にそって説明す
る。
【0035】筒状の容器本体1、端面2(非伸縮部1
1、伸縮部10)バッフル板3を射出成形法等により各
々作成しておく。
【0036】次に、非伸縮部11と伸縮部10を接合す
る。
【0037】接合方法は熱溶着、超音波溶着、両面テー
プ粘着等シール性が維持出来ればどのような方法でも良
い。本実施例では、伸縮部10と非伸縮部11を2色成
形により作成した。次に非伸縮部11とバッフル板3を
接合する。
【0038】固定方法としては、非伸縮部11の固定部
9の内側にあるバッフル取付部13に軽圧入等の方法で
行う。また事前に非伸縮部11とバッフル板3を一体的
に成形しておいても良い。
【0039】非伸縮部11に形成されたトナー排出口7
をイージーオープンフィルム8を熱溶着してシールして
おく。熱溶着以外の方法では、粘着層付のフィルムを貼
り付ける方法でも良い。
【0040】次に図10に示す様なオーガ式充填機を用
いて、トナー排出口7をシールした容器本体1に所定量
のトナーを充填する。トナー充填済みのトナー容器本体
1の開口端部16にバッフル板3をあらかじめ取り付け
たフランジユニット18をかぶせ、トナー容器本体1と
トナーが漏れない様接合する。接合方法は、ポリプロピ
レンPP等の粘着テープ17を巻き付ける方法が良い
が、超音波溶着、ホットメルト接着等の方法も可能であ
るが、リサイクル性を考慮するならば粘着テープを巻き
付ける方法が良い。
【0041】上記組み立て方法とは別にトナー充填口を
容器本体1の開口とは別に容器本体1の底面(端面部2
と対向する面)等に設ける方法がある。この場合は、容
器本体1と端面ユニット18を前述の方法にて接合した
後に前記トナー充填口よりトナーを所定量充填し、キャ
ップ等のシール部材で充填口を塞いでも良い。
【0042】次に前記構成のトナー収納容器50(図1
1参照)のトナー補給操作について説明する。
【0043】図11は、トナー補給装置の概略図であ
る。
【0044】トナー補給装置は、トナー収納容器50を
反転揺動させる為トナー収納容器50をその内側に嵌め
込まれる外周が円筒形の駆動部21と、トナー収納容器
50の端面2の固定部9を容器本体1の反転駆動運動に
抗して常時不動状態に固定するロック部22とが係合し
トナー排出口7をトナー補給装置のトナー受入れ口27
と係合する構成を有するとともにトナー収納容器50に
収納されたトナー23を排出口7を通して排出し現像器
側へ供給するための現像バッファー24を有している。
【0045】図11において、リンクである連結杆26
bは図の紙面とは概略直角方向に配されており、駆動部
21とピン26cで結合され、駆動部21の回転中心を
中心としピン26cをとおる円の接線を間に揺動する。
【0046】駆動部21は駆動モーター25の回転によ
りモーター25の軸に固定したクランクディスク26a
に一端がピン26dにより結合された連結杆26bが往
復揺動運動する事によって駆動部21がモーター25の
回転速度、連結杆26bの長さによって所定角度、所定
反転速度で反転揺動する構成となっている。また、駆動
部21は、トナー収納容器50の排出口7と係合する位
置にトナー受入れ口27を有し、トナー受入れ口27は
排出口7と対面する部分を弾性部材28で囲み、トナー
をシールする構成を有している。更に駆動部21の外面
には、駆動ガイド部29がある。駆動部21と駆動ガイ
ド部29、現像バッファー24との間には摺動体30が
配置されている。
【0047】現像バッファー24には、トナー供給口3
2、搬送スクリュー33、トナー排出口34が具備され
ている。
【0048】図11の(a)において矢印方向にトナー
収納容器50を押し込み、トナー補給装置の駆動部21
にセットする。
【0049】その後にイージーオープンフィルム8を引
き剥がし、排出口7を開口する。この状態を示したの
が、図11の(b)である。
【0050】図11の(b)においては、トナー収納容
器50の固定部9とロック部22が係合状態にあり、ト
ナー排出口7及びバッフル板3は容器本体1の反転揺動
運動に抗して固定位置状態を保持できる。容器本体1の
外周面の一部(駆動力受け部)は駆動部21と係合し、
駆動部21の反転揺動力を受けてトナー収納容器50を
反転揺動可能な状態になっている。
【0051】トナー収納容器50が反転揺動している時
の端面2の状態を図12で説明する。
【0052】図12(a)は、トナー補給装置にセット
された時のトナー収納容器50の端面2側から見た状態
でバッフル板3の排出口7側の端面部は、排出口7のほ
ぼ中央を左右に二分するように配置されている。トナー
排出口7は、容器軸線下方に位置しており伸縮部10に
は、反転揺動時のストレスは、かかってない状態であ
る。
【0053】駆動部21の作動により揺動角1/2θ
だけトナー収納容器50が動いた状態が図12(b)
である。トナー容器本体1は反転揺動軸中心に対し1/
2θ だけ角度がずれ、一方、排出口7は、上記の動
きに関係なく固定状態にある。容器本体1が1/2θ
角度だけ回転することにより伸縮部10はよじれる方
向に伸びた状態になる。
【0054】次に容器本体1は、反対方向に揺動する。
再び図12(a)の状態となり更に1/2θ 角度移
動して図12(c)の状態となる。伸縮部10は、前記
とは、逆方向によじれ伸びた状態となる。当然のことな
がら排出口7は、常に同位置を維持している。
【0055】この様な動き、(a)→(b)→(a)→
(c)→(a)を繰り返し行う反転揺動運動によりトナ
ー収納容器50内のトナー23は、バッフル板3のトナ
ー捲き出し作用により効率的にトナー排出口7側へ搬送
され現像バッファー24側へ排出される。
【0056】本実施例での排出テストの結果を以下に説
明する。
【0057】容器本体内径80mm、内容積500cc
のトナー収納容器50に一成分系磁性トナー300gを
充填し、上下方向に2cmの高さから1,000回タッ
プした後に本トナー補給装置にセットしθ を30°
〜180°の角度、反転サイクルを30〜300回/分
の範囲で行ったがいずれの条件においてもトナーの排出
性は良好であり、反転揺動開始直後からトナーが排出さ
れ始め、残トナー量も2〜5g程度と極わずかであっ
た。
【0058】以上説明した様に本発明の実施の形態によ
ればトナー収納容器を、容器の一端面に配設されたフラ
ンジ部の少なくとも一部を容器本体の反転揺動に抗して
伸縮構成し、更に上記フランジの非伸縮部にトナー排出
開口を設け、トナー収納容器内側へ上記フランジの非伸
縮部よりバッフル板を設置し、及び非伸縮部を固定して
トナー収納容器を揺動反転するトナー補給装置を用いる
事により、物流輸送等で振動を受けトナーが凝集固化し
た状態であっても何ら問題なく排出が可能となった。
【0059】
【発明の効果】本発明によれば、トナー補給容器内のト
ナーが凝集固化した状態であっても、排出口からトナー
を何ら問題なく排出することができる。そして、バッフ
ル板の穴部はトナーをほぐすためのトルクを低減すると
共にバッフル板の両側のトナー量を均一化させる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】図面は何れも本発明の実施の形態
を示し、
【図1】トナー収納容器の実施の形態1であって、
(a)は斜視図、(b)は縦断面図である。
【図2】別の実施の形態を示し、異形状のトナー収納容
器の筒部断面形状略図である。
【図3】別の実施の形態の筒部の凸状スジを示した略図
であって、(a)は縦断面図、(b)は正面図である。
【図4】別の実施の形態の筒部形状を示した略図であっ
て、(a)は縦断面図、(b)は正面図である。
【図5】別の実施の形態の伸縮部を示した略縦断面図で
ある。
【図6】実施の形態1の端面を示した略図であって、
(a)は縦断面図、(b)は正面図である。
【図7】実施の形態1のバッフル板を示した略図であっ
て、(a)は正面図、(b)は側面図である。
【図8】別の実施の形態のバッフル板を示した略図であ
って、側面図である。
【図9】実施の形態1のトナー収納容器の組み立てに関
する略図であって、斜視図である。
【図10】オーガ充填機を示す略図であって、(a)は
正面図、(b)は側面図である。
【図11】トナー補給装置を示す略図であって、(a)
はトナー収納容器の装着前、(b)は装着後を夫々示す
縦断面図である。
【図12】(a)(b)(c)は夫々が端面の作用の状
態を示す正面図である。
【図13】画像形成装置の縦断面図である。
【図14】画像形成装置の斜視図である。
【符号の説明】
1…容器本体 2…端面 3…バッフル板 3a…突部 4…部位 5…スジ部 6…筒底部 7…トナー排出口 8…イージーオープンフィルム 9…バッフル固定部(係合部) 10…伸縮部 11…非伸縮部 13…バッフル取付部 14…可とう性のシート 15…窓 16…開口面端部 17…粘着テープ 18…端面ユニット 21…駆動部 22…バッフルロック部 23…トナー 24…現像バッファー 25…モーター 26a…クランクディスク 26b…連結杆 26c…
ピン 26d…ピン 27…トナー受入れ口 28…弾性部材 29…駆動ガイド部 30…摺動パッキン 31…摺動パッキン 32…トナー供給口 33…搬送スクリュー 33a…モーター 34…トナー排出口 35…ホルダー 50…トナー収納容器(トナー補給容器) 100…トナー補給装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/08 112 G03G 15/08 507 G03G 15/095

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナー補給装置にトナーを補給するトナ
    ー補給容器であって、 トナーを収納する略円筒状の容器本体と、 前記容器本体の長手方向一端面に設けられ前記容器本体
    内のトナーを排出する排出口と、 前記容器本体を筒軸線の周りに反転揺動させる駆動力を
    前記トナー補給装置より受ける駆動力受け部と、 前記容器本体の一端面に設けられ前記容器本体の反転揺
    動動作に対応して伸縮する伸縮部と、前記容器本体の一端面であって前記伸縮部の内側に設け
    られた非伸縮部と、 前記非伸縮部に設けられ前記トナー補給装置と係合可能
    な係合部と、 前記容器本体内に設けられ トナーの往来を許容する穴部
    を備えたバッフル板と、を有し、 前記バッフル板を前記容器本体の反転揺動動作に抗して
    不動とするため前記係合部を介して前記トナー補給装置
    に固定可能に設けたことを特徴とするトナー補給容器。
  2. 【請求項2】 前記バッフル板前記排出口を左右に分
    ける位置に配置されていることを特徴とする請求項1に
    記載のトナー補給容器。
  3. 【請求項3】 前記バッフル板は前記容器本体の一端面
    側から他端面側に向けて延出して設けられていることを
    特徴とする請求項1又は2に記載のトナー補給容器。
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