JP3468437B2 - 商品販売登録データ処理装置 - Google Patents

商品販売登録データ処理装置

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JP3468437B2
JP3468437B2 JP31680494A JP31680494A JP3468437B2 JP 3468437 B2 JP3468437 B2 JP 3468437B2 JP 31680494 A JP31680494 A JP 31680494A JP 31680494 A JP31680494 A JP 31680494A JP 3468437 B2 JP3468437 B2 JP 3468437B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、販売商品の販売登録業
務に多くの電子式金銭登録機をPOS(販売時点情報管
理)端末として使用する大手スーパーマーケット、大手
量販店のような大型店舗向けに適した商品販売登録デー
タ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の大型店舗では、ストア
・プロセッサなどのホスト機、或いは、食料品部門、衣
料品部門等のように販売系列毎に設けられたPOSサー
バに対して伝送路(LANやインライン回線など)を介
して複数のPOS端末を接続することにより商品販売登
録データ処理装置をPOSシステムとしてシステム構成
し、各POS端末から得られる販売金額、販売点数など
の販売データをホスト機側で集中的に管理できるように
している。
【0003】この場合、各POS端末において販売登録
業務を能率的に行うためには、販売商品の商品コードを
キーボードのキー操作又はバーコードスキャナのバーコ
ード読取操作によって入力するだけで、その商品の単価
等の商品データを取得して販売金額を算出する等の販売
業務を行えるように、各商品毎に単品ルックアップを行
える機能が必要である。この機能を実現するために、通
常は、各商品コードに対応する各商品の単価等の商品デ
ータを記憶したPLU(プライス・ルック・アップ)フ
ァイルが利用される。
【0004】例えば、扱う全商品分の商品データを記憶
したPLUファイルをセンタPLUファイルとしてPO
Sサーバに備え、任意のPOS端末に販売商品の商品コ
ードが入力されたときにはその商品コードをキーとして
回線を介してPOSサーバに問合せ、POSサーバ中の
センタPLUファイルから送出された商品データに基づ
きその商品の販売業務を行うように構成されているPO
Sシステムがある。しかし、このようなPOSシステム
では1つのPOSサーバ(1つのセンタPLUファイ
ル)と各POS端末との間で問合せや商品データの送出
が並行して行われるので、伝送路を送出されるデータ量
が多く、伝送路自体やその回線制御系の負担が大きい、
という欠点がある。また、伝送路に故障が発生した場合
には全てのPOS端末における販売登録業務が実行不可
能になってしまう、という欠点もある。
【0005】そこで、各POS端末毎に、扱う全商品分
の商品データを記憶したPLUファイルを備えることに
より、販売商品の商品コードが入力されたときにはその
POS端末において商品データを自己のPLUファイル
から読み出してその商品の販売業務を行えるようにした
自己処理型のPOSシステムもある。このようなPOS
システムによれば、伝送路に故障が発生してもその影響
を受けることなく、個々のPOS端末において販売登録
業務を実行できる。このような各POS端末に備えられ
るPLUファイルは、センタPLUファイルに対して
“ローカルPLUファイル”と称されている。伝送路の
障害時であっても、販売登録業務を継続できるPOSシ
ステムを構築する上では、この種のローカルPLUファ
イルを各POS端末が備えることは必須と考えられる。
【0006】しかし、ローカルPLUファイルに全商品
分の商品データを記憶させるとなると、ローカルPLU
ファイルにセンタPLUファイルとほぼ同程度の記憶容
量を必要とする。このため、このようなローカルPLU
ファイルを各POS端末に備えさせた場合には、システ
ム全体として膨大な記憶容量を必要とし、個々のPOS
端末が高価になるとともに、無駄の多いシステムとな
る。また、各商品の単価は、一般に、頻繁に変更される
ので、単価変更の度に全てのPOS端末のローカルPL
Uファイルに記憶されている単価を変更する必要も生
じ、単価変更作業が非常に煩雑になってしまう。同時
に、単価変更操作時の誤操作も多発しやすくなる弊害も
ある。
【0007】そこで、通常は、各POS端末に、結果的
に使用頻度の高い所定数の商品データのみが更新記憶さ
れる一時記憶メモリをローカルPLUファイルとして備
えさせることにより、必要とする記憶容量を抑えつつ、
商品コードによる商品データの問合せ・応答の大半をP
OS端末内で自己処理可能として、伝送路の故障時にも
殆ど支障なく対処できるようにPOSシステムを構成し
ている。即ち、各POS端末は所定数のデータ領域を有
するローカルPLUファイルを備えており、商品コード
が入力されたときには、まず、自己のPOS端末中のロ
ーカルPLUファイルを検索して該当する商品コードが
検索されればその商品データを読み出して販売業務を実
行し、検索されなければ回線を通じてPOSサーバに問
合せてセンタPLUファイル中から検索された商品デー
タの送出を受けて販売業務を実行する。このとき、セン
タPLUファイルから送出された商品データを自己のP
OS端末中のローカルPLUファイルへも記憶させる。
このローカルPLUファイルへの記憶に際して、例え
ば、時刻データも併せて記憶させることにより、既に記
憶されていた商品データであれば今回の検索時刻を更新
記憶させ、新規な商品データの場合であってローカルP
LUファイルが一杯なときには、最も古い時刻に記憶さ
れた商品データを削除して最新の商品データを新たに記
憶させるような更新記憶制御が行われ、常に最新の問合
せに基づく商品データが格納される構成とされている。
【0008】即ち、POS端末において商品販売に伴い
商品コードが入力されてPOSサーバへの問合せに基づ
き単品登録を行った際に、POSサーバからの応答デー
タ(商品データ)を順次ローカルPLUファイルに記憶
蓄積させることにより、ローカルPLUファイルのPL
Uデータが生成されていくものであり、時刻を基準とし
たローテション更新法によって最新のPLUデータとな
る。よって、個々のPOS端末単独で考えれば、そのP
OS端末が扱った商品中、自己のローカルPLUファイ
ルの検索が頻繁に行われる商品、所謂、売れ筋商品或い
はトレンド商品の商品データが、ローカルPLUファイ
ルに最新情報として記憶されることになる。
【0009】このようなPOSシステムにおいては、良
く売れる一部の商品(売れ筋商品或いはトレンド商品)
の販売点数が、全販売点数のかなりの割合を占めてお
り、例えば、20%程度の売れ筋商品が全販売点数の6
0%以上を占めており、ローカルPLUファイルのデー
タ領域数を全商品数の20%程度に設定しても支障ない
ことが報告されている。
【0010】ところで、このようなPOSシステムにお
いて、POS端末側から回線を通じてPOSサーバ側に
問合せがある度に、POSサーバにおいてハードディス
ク構成のセンタPLUファイルを検索して応答するので
は処理時間がかかる。そこで、POSサーバにおいて、
PLUファイルをハードディスク構成のセンタPLUフ
ァイルと、処理速度の速いRAM構成で所定数のデータ
領域に設定されたPLUファイルとの二重構造として構
成し、RAM構成のPLUファイルをいうなれば抽出セ
ンタPLUファイルとして利用できるようにしたものも
ある。即ち、POS端末側から問合せのあった商品コー
ドに対応する商品データをセンタPLUファイルから順
次抽出センタPLUファイルに更新記憶させ、POS端
末側から問合せがあった場合に該当する商品コードが抽
出センタPLUファイル中から検索されればこの抽出セ
ンタPLUファイルから即座に応答できるようにしたも
のである。この抽出センタPLUファイルにおいても、
個々のPOS端末におけるローカルPLUファイルの場
合と同様に例えば時刻を基準としたローテション更新法
により記憶内容を更新制御するように構成されており、
複数のPOS端末から問合せが頻繁に行われる商品、所
謂、売れ筋商品或いはトレンド商品の商品データほど、
最新情報となるように抽出センタPLUファイルに記憶
されることになる。
【0011】よって、販売登録業務において、或るPO
S端末に商品コードが入力された場合、 自己のPOS端末内のローカルPLUファイル POSサーバ中の抽出センタPLUファイル POSサーバ中のセンタPLUファイル なる優先順位でこれらのファイル中を必要に応じて検索
することになる。そして、ローカルPLUファイル中か
ら該当する商品コードが検索されればその商品コードに
対応する商品データに基づき販売業務を行う。しかし、
ローカルPLUファイル中からは検索されず、抽出セン
タPLUファイル中から該当する商品コードが検索され
たときにはその商品データを問合せ元POS端末に送出
させて販売業務を行う。このとき、抽出センタPLUフ
ァイルにおいてその商品データが検索されたことを時刻
更新により更新処理する。さらに、ローカルPLUファ
イル及び抽出センタPLUファイル中からは検索され
ず、センタPLUファイル中から該当する商品コードが
検索されたときにはその商品データを問合せ元POS端
末へ送出させて販売業務を行う。同時に、センタPLU
ファイルから読み出された商品データを抽出センタPL
Uファイル中に記憶させる。
【0012】これにより、任意のPOS端末からPOS
サーバ側に問合せを行う場合であっても、システム全体
でみれば、大半は、RAM構成の抽出センタPLUファ
イルからの応答で済むことになり、より高速度な処理が
可能となる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
改良されたローカルPLUファイルを備えたPOSシス
テムにあっても、システム全体で考えれば、未だ、不十
分な点がある。
【0014】まず、前述したように、各POS端末にロ
ーカルPLUファイルを備えさせる目的の一つは、PO
Sサーバ等の制御主体側との間に回線障害が生じてオフ
ライン状態となったような場合であってもPOS端末単
独で販売業務を継続できるようにすることである。この
機能を実現するためには、常に、ローカルPLUファイ
ル中に商品データがある程度記憶されていることが前提
となる。即ち、ローカルPLUファイルにデータが十分
に蓄積されていない状態で回線障害が生じてオフライン
状態になったようなケースでは、実質的にPOS端末単
独では販売業務を継続できないことになる。
【0015】この点、上記のPOSシステムにおいて
は、各ローカルPLUファイル間の蓄積データ内容に差
が出やすく、或るPOS端末のローカルPLUファイル
にあっては蓄積データ量が十分であるが、或るPOS端
末のローカルPLUファイルにあっては蓄積データ量が
不十分となるケースを生ずる。特に、レジの混み具合に
応じて今まで中止或いは休止させていたPOS端末、或
いは、増設させたPOS端末を始動再開させるような場
合には、他の稼動中のPOS端末に比べて、ローカルP
LUファイルのデータ蓄積量が極端に少ないものとな
る。このようなケースであっても、自己のPOS端末中
のローカルPLUファイルの蓄積データを充実させるに
は、自己のPOS端末において実際に商品販売を行って
商品コードによる問合せをPOSサーバ側に対して行う
必要があり、回線障害の場合に対処できないことにな
る。これでは、単独使用可能なPOS端末と単独使用不
可能なPOS端末とが混在し、システムとしては不都合
である。
【0016】また、売れ筋商品或いはトレンド商品は、
各POS端末で扱うケースが多く、自己のPOS端末中
のローカルPLUファイルにその商品データを取り込む
必要性が高い。この点、何れかのPOS端末からPOS
サーバ側に問合せがあれば、トレンド最新情報として抽
出センタPLUファイル中に更新記憶されており、他の
POS端末からPOSサーバ側に問合せがあった場合、
この抽出センタPLUファイルにて高速で応答処理し得
る確率の高いものとなる。しかし、問合せに対する応答
速度が速いだけの利用に留まっており、トレンド商品に
関する商品データを自己のローカルPLUファイル中に
取り込むためには少なくとも個々のPOS端末からPO
Sサーバ側に対して実際の問合せを行わなければならな
い。
【0017】つまり、各POS端末によるPOSサーバ
側に対する問合せ等の利用状況が他のPOS端末側に反
映されず、システム構築のメリットが十分に活かされて
いない現状にある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の商品販売登録デ
ータ処理装置は、複数の端末機とファイル制御部とを接
続してなる商品販売登録データ処理装置に適用したもの
で、各端末機は、販売商品の商品コードを入力させる入
力装置と、商品コードに対応する単価等の商品データを
書換え自在に記憶する所定数のデータ領域のローカルP
LUファイルとを備え、ファイル制御部は、扱う全商品
分の商品データを商品コードに対応させて記憶したセン
タPLUファイルと、商品コードに対応させて商品デー
タを書換え自在に記憶する所定数のデータ領域の抽出セ
ンタPLUファイルと、任意の前記端末機から前記セン
タPLUファイルへの商品コードによる問合せに応答し
た最新の商品データを前記抽出センタPLUファイルに
抽出記憶させるデータ抽出手段とを備え、任意の端末機
の入力装置から商品コードが入力されたときには自己の
端末機内のローカルPLUファイル、抽出センタPLU
ファイル、センタPLUファイルの優先順位でこれらの
ファイル中を検索し、前記ローカルPLUファイル中か
ら該当する商品コードが検索されたときにはその商品コ
ードに対応する商品データに基づき販売業務を行い、前
記抽出センタPLUファイル中から該当する商品コード
が検索されたときにはその商品データを問合せ元端末機
に送出させてその問合せ元端末機のローカルPLUファ
イルへの格納と販売業務を行い、前記センタPLUフ
ァイル中から該当する商品コードが検索されたときには
その商品データを前記データ抽出手段により前記抽出セ
ンタPLUファイルに記憶させるとともに問合せ元端末
機へ送出させてその問合せ元端末機のローカルPLUフ
ァイルへの格納と販売業務を行うようにした。
【0019】請求項1記載の発明では、抽出センタPL
Uファイルに記憶されている商品データの、前記端末機
内のローカルPLUファイルへのダウンロードと、何件
分の商品データをダウンロードさせるかの設定と、ダウ
ンロードさせる対象となる端末機の設定とを指示する指
示手段と、この指示手段によりダウンロードが指示され
た場合に前記設定した端末機内のローカルPLUファ
イルに対して前記抽出センタPLUファイル中の商品デ
ータを設定件数分だけダウンロードさせるダウンロード
処理手段とを設けた。請求項2記載の発明では、抽出セ
ンタPLUファイルに記憶されている商品データの、前
記端末機内のローカルPLUファイルへのダウンロード
と、何件分の商品データをダウンロードさせるかの設定
、ダウンロードさせる対象となる端末機の設定とを指
示する指示手段と、この指示手段によりダウンロードが
指示された場合に前記設定した端末機内のローカルP
LUファイルに対して前記抽出センタPLUファイル中
の商品データを設定件数分だけ最新のものより順にダウ
ンロードさせるダウンロード処理手段とを設けた。
【0020】
【作用】本発明の商品販売登録データ処理装置において
は、指示手段によってダウンロードを指示することによ
り、制御ファイル内の抽出センタPLUファイルに記憶
されている商品データが、端末機中のローカルPLUフ
ァイルに対してダウンロード処理手段によって一斉にダ
ウンロードされ、これらのローカルPLUファイルが抽
出センタPLUファイルと同等の商品データを保有す
る。ここに、抽出センタPLUファイルは各端末機から
の問合せに共用されて最新の商品データ、即ち、売れ筋
商品或いはトレンド商品に関する商品データを記憶して
いるので、ダウンロードが指示された場合には、各端末
機では個々にファイル制御部側に問合せを行うことな
く、そのまま最新の商品データをローカルPLUファイ
ルに保有することができる。よって、以後は商品コード
が入力された場合、自己の端末機内のローカルPLUフ
ァイル中から検索できる確率が高くなり、ファイル制御
部側への問合せの確率が少なくなるような処理形態を実
現できる。つまり、抽出センタPLUファイルに抽出記
憶されている最新の商品データをシステム内で最大限に
活用できる。
【0021】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。まず、本実施例の商品販売登録データ処理装置は、
POSシステムに適用したもので、そのPOSシステム
の全体的構成例を図2に示す。本実施例のPOSシステ
ムでは、ストア・プロセッサ1を備え、このストア・プ
ロセッサ1に例えばLAN構成の伝送路2を介してn台
のPOSサーバ3が接続されている。ストア・プロセッ
サ1はホスト機として機能し、売上データの集計や分
析、後述する各POS端末からの問合せに対する応答、
マスタファイルの管理等の業務を受け持つ。POSサー
バ3はファイル制御部として機能するもので、各POS
端末からの問合せに対する応答や売上データの集計等の
業務を受け持つ。ここに、POSサーバ3は2台1組で
販売系列毎に配設され(例えば、Aは食料品部門、Bは
衣料品部門)、対をなす2台のPOSサーバ3間は相互
に売上データのバックアップを行うためのGP‐IBに
よるパラレルインタフェースバス4により接続されてい
る。また、各POSサーバ3にはTDLCなるインライ
ン回線5を介して各々複数台のPOS端末6が端末機と
して接続されている。各POS端末6は商品売場におい
て、キャッシャが商品登録処理を行うためのものであ
る。
【0022】ここに、対をなす2台のPOSサーバ3に
は、インライン回線5を制御するためのスイッチボック
ス7が接続されている。このスイッチボックス7は、一
方のPOSサーバ3が故障した場合に他方のPOSサー
バ3のインライン回線5に自動的に併合させ、故障した
POSサーバ3に接続されていたPOS端末6へのサー
ビスを継続させる機能を持つ。
【0023】次に、各POSサーバ3の内部構成につい
て図3を参照して説明する。まず、POSサーバ3自身
の制御を受け持つCPU11が設けられ、このCPU1
1にはバス12を介してROM13、RAM14、時計
回路(TOD)15が接続されているとともに、ハード
ディスク16、フロッピディスク17、CRT18、キ
ーボード19、LAN2、インライン回線5、パラレル
インタフェースバス4及びリモートパソコン20が各々
インタフェース21〜28及びバス12を介して接続さ
れている。これにより、CPU11はキーボード19
や、LAN2、インライン回線5、パラレルインタフェ
ースバス4等の各種回線からの入力情報に基づいて各種
演算処理を行うとともに、プログラム等の固定データを
記憶したROM13や入力情報や演算結果などを記憶す
るRAM14を、バス12を介して動作させる。ハード
ディスク16は、ストア・プロセッサ1からDLL(D
ownLine Loading)されるPLUデータ等の設定デー
タファイルや、POS端末6から送られてくる売上デー
タを集計するアフェクトファイル等として機能する。フ
ロッピディスク17は、例えば、プログラムデータ等を
ロードさせるために用いられる。時計回路15は各種回
線のプロトコル監視タイマとして機能する他、例えば、
ログファイルへの時刻処理を行う等の現在の時刻の計時
管理を受け持つ。リモートパソコン20は、POSサー
バ3にダイアグ・ユーティリティ機能を持たせるための
ものである。
【0024】次に、PLU関連構成について説明する。
まず、各POS端末6にあっては、販売商品のPLUコ
ード等の商品コードを入力させるための入力装置とし
て、例えば、キーボードや、商品に付されているバーコ
ード情報を読み取るバーコードスキャナが設けられてい
る(何れも図示せず)。また、各POS端末6中には、
商品コードに対応する商品の品名、単価、ステイタス等
の商品データを書換え自在に記憶するローカルPLUフ
ァイル31がRAM(図示せず)の一部として設けられ
ている。このローカルPLUファイル31のデータ領域
は、所定数の商品データのみを記憶し得る容量に制限さ
れている。例えば、扱う全商品数に対して20%程度の
商品数に相当するデータ領域とされている。このローカ
ルPLUファイル31は初期状態では空とされている。
【0025】一方、POSサーバ3にあっては、図4に
示すように、ハードディスク16の一部がセンタPLU
ファイル16aとして割り当てられ、RAM14の一部
が抽出センタPLUファイル14aとして割り当てら
れ、これらのファイル16a,14aにより二重構造の
PLUファイルとされている。ここに、前記センタPL
Uファイル16aにはストア・プロセッサ1によって、
扱う全商品に対応するPLUコード等の商品コード毎
に、該当する商品の品名、単価、ステイタス等の商品デ
ータがロードされて格納されている。また、抽出センタ
PLUファイル14aはローカルPLUファイル31と
同様に所定数の商品データのみを記憶し得る容量に制限
されたもので、初期状態では空とされている。なお、こ
の抽出センタPLUファイル14a中には各商品コード
毎に時刻領域も割り当てられている。また、この抽出セ
ンタPLUファイル14a用に設定されている記憶容量
(商品データの格納数)は、前記ローカルPLUファイ
ル31の記憶容量よりも大きく設定されている。
【0026】そこで、この抽出センタPLUファイル1
4aへの商品コード毎の商品データの格納は、CPU1
1による制御の下、時刻を基準としたローテション抽出
法によるデータ抽出手段によって制御されるように構成
されている。具体的には、任意のPOS端末6からPO
Sサーバ3側へ商品コードをキーとする問合せがあった
場合にCPU31によって実行される図5に示すような
処理として、このデータ抽出手段による制御が実行され
る。
【0027】即ち、任意のPOS端末6からPOSサー
バ3側に商品コードをキーとして問合せがあると、ま
ず、抽出センタPLUファイル14a中を検索する(ス
テップS1、図4中のに相当)。この抽出センタPL
Uファイル14a中に該当する商品コードが存在すれば
(S2)、抽出センタPLUファイル14aからその商
品コードに該当するデータ領域から品名、単価等の商品
データを読み出し、インライン回線5を介して、問合せ
元POS端末6にその商品データを送出する(S3、図
4中のに相当)。これにより、問合せ元POS端末6
では送出された商品データに基づき通常通り販売業務を
実行できることになる。このとき、従来例で説明したよ
うに、この商品データは問合せ元POS端末6中のロー
カルPLUファイル31にも格納される。POSサーバ
3において、ステップS3の問合せ元POS端末への商
品データ送出が終了すると、時計回路15から現在の時
刻を読み出して抽出センタPLUファイル14a中の該
当する商品コードの時刻領域へ現在の時刻が更新格納さ
れる(S4)。
【0028】一方、ステップS2の判断において、抽出
センタPLUファイル14a中からは該当する商品コー
ドが検出されなかった場合には、センタPLUファイル
16a内の検索に移行する(S5、図4中のに相
当)。このセンタPLUファイル16a内には扱う全商
品分の商品データが格納されているので、センタPLU
ファイル16aからその商品コードに該当する品名、単
価等の商品データを読み出し、インライン回線5を介し
て、問合せ元POS端末6にその商品データを送出する
(S6、図4中のに相当)。これにより、問合せ元
POS端末6では送出された商品データに基づき通常通
り販売業務を実行できることになる。
【0029】この処理に並行して、抽出センタPLUフ
ァイル14aの空きデータ領域が検索され(S7)、ス
テップS8の判断において空きデータ領域が存在すれば
その空きデータ領域に、今回、センタPLUファイル1
6aから読み出された商品データを格納させる(S
9)。同時に、時計回路15から現在の時刻を読み出し
て抽出センタPLUファイル14a中の該当する商品コ
ードの時刻領域へ現在の時刻も格納させる(S4)。
【0030】ステップS8の判断において、抽出センタ
PLUファイル14a中に空きデータ領域が検出されな
かった場合には、抽出センタPLUファイル14aの全
部の時刻領域中に格納されている時刻情報の内で最も古
い時刻情報のものを検索し(S10)、この最も古い時
刻情報のものに対応するデータ領域に格納されている商
品データに対して、今回、センタPLUファイル16a
から読み出された商品データを上書きして格納させる
(S11)。同時に、時計回路15から現在の時刻を読
み出して抽出センタPLUファイル14a中の該当する
商品コードの時刻領域へ現在の時刻も格納させる(S
4)。よって、上書きされた商品データが現時点では抽
出センタPLUファイル14a中で最新の商品データと
なる。
【0031】このようにして、抽出センタPLUファイ
ル14a内では新旧の商品データのローテションが検索
・問合せ時点の時刻を基準に行われ、抽出センタPLU
ファイル14aが一杯になった後は、最も古い商品デー
タが最新の商品データによって順次削除されることにな
る。特に、複数台のPOS端末6から問合せられるトレ
ンド商品に関しては、抽出センタPLUファイル14a
中においてより最新の商品データとなる。よって、抽出
センタPLUファイル14a中には常にその時点で最新
なるトレンド商品に関する商品データが蓄積されている
ことになる。
【0032】なお、任意のPOS端末6において、商品
コードが入力された場合、最先に自己のPOS端末6内
のローカルPLUファイル31中が検索され、このロー
カルPLUファイル31中から該当する商品コードが検
索されればその商品データが読み出されて販売業務に供
される。よって、POSサーバ3側へは問合せが行われ
ない。しかし、自己のPOS端末6内のローカルPLU
ファイル31中からは該当する商品コードが検出されな
かった場合には、上述したようなPOSサーバ3側への
問合せが行われ、抽出センタPLUファイル14a又は
センタPLUファイル16aから検出された該当する商
品コードの商品データの送出を受けて販売業務を実行す
る。また、POSサーバ3側から商品データの送出を受
けた場合には、自己のPOS端末6内のローカルPLU
ファイル31中にも格納する。これにより、次回同一の
商品コードの入力時には、自己のPOS端末6のローカ
ルPLUファイル31中の検索で済む。
【0033】このようにして、POSサーバ3側に問合
せを多く行ったPOS端末6ほど、そのローカルPLU
ファイル31の蓄積データ量の多いものとなる。逆にい
えば、中止或いは休止されていたPOS端末6や新たに
増設されたPOS端末6の場合には、POSサーバ3側
への問合せが少なく、或いは、皆無であり、そのローカ
ルPLUファイル31中の蓄積データ量は極めて少ない
状況にある。
【0034】このような状況に対処するため、本実施例
では、POSサーバ3内の抽出センタPLUファイル1
4aからPOS端末6内のローカルPLUファイル31
への商品データのDLLを指示する指示手段と、この指
示手段の指示に基づき商品データをDLLさせるダウン
ロード処理手段とが設けられている。POSサーバ3内
におけるこのDLL処理について、図1を参照して説明
する。
【0035】まず、指示手段は、抽出センタPLUファ
イル14a中に格納されている商品データに関して、何
件分の商品データ、何台のPOS端末6にDLLさせる
かを具体的に指示するための手段であり、本実施例で
は、POSサーバ3自身、ストア・プロセッサ1、各P
OS端末6の各々に用意されている。POSサーバ3自
身の場合には、そのダイアグ・ユーティリティ用として
接続されたリモートパソコン20が指示手段として機能
し、抽出センタPLUファイル14a中に格納されてい
る複数件分の商品データ中で何件分の商品データをDL
LさせるかのDLL件数の設定(S21)、及び、DL
Lさせる対象となるPOS端末6のIDの設定(S2
2)なる操作を行うことにより、DLL指示がなされ
る。
【0036】ストア・プロセッサ1によるDLL起動の
場合にも、ストア・プロセッサ1の操作部において、上
記ステップS21,S22と同様なDLL件数の設定、
IDの設定をコマンドにて行うと、POSサーバ3側で
はこのDLLコマンドをLAN2を介して受信すること
により(S23)、DLL指示として起動する。任意の
POS端末6によるDLL起動の場合にも、POS端末
6のキーボードにおいて、上記ステップS21,S22
と同様なDLL件数の設定、IDの設定をコマンドにて
行うと、POSサーバ3側ではこのDLLコマンドをイ
ンライン回線5を介して受信することにより(S2
4)、DLL指示として起動する。
【0037】これらの3態様の何れかにより、DLL指
示がなされると、POSサーバ3内では、CPU11に
よる制御の下に、ダウンロード処理手段がステップS2
5〜S27のDLL処理を実行する。まず、抽出センタ
PLUファイル14a中に格納されている商品データ等
を最新の商品データを読み出し(S25)、ID指示さ
れたPOS端末6(1台でも複数台でもよい)のローカ
ルPLUファイル31中に一斉にDLLさせる(S2
6)。次に、ステッS25に戻り、最新の次に新しい
商品データを抽出センタPLUファイル14aから読み
出して、同様に、ID指示されたPOS端末6のローカ
ルPLUファイル31中に一斉にDLLさせる。このス
テップS25,S26のDLL処理を、DLL指示され
たDLL件数分だけ繰り返して行い(S27)、最新の
ものより順にDLL件数分だけを各ローカルPLUファ
イル31中に送信を行う。
【0038】これにより、DLL指示されたPOS端末
6内のローカルPLUファイル31中は、抽出センタP
LUファイル14a中の商品データと同等の商品データ
を保有することになる。この場合、抽出センタPLUフ
ァイル14aは前述したように各POS端末6に共用さ
れて最新の商品データ、即ち、トレンド商品に関する商
品データを格納しているので、DLLが指示されたPO
S端末6でも、POSサーバ3側へ問合せを行うことな
く、そのままトレンド商品に関する商品データをローカ
ルPLUファイル31に保有することができる。よっ
て、DLL処理を行った後は、そのPOS端末6におい
て商品コードが入力された場合、自己のローカルPLU
ファイル31中の検索で済む確率が高くなり、POSサ
ーバ3側への問合せの確率が少なくなる。
【0039】この結果、例えば、定期的に同一のPOS
サーバ3に接続されている全てのPOS端末6をDLL
先として指定してDLL処理を行えば、個々のPOS端
末6からPOSサーバ3側への問合せの頻度の如何に拘
らず、これらのPOS端末6では全てのローカルPLU
ファイル31は同一のトレンド商品に関する商品データ
を一斉に保有でき、各POS端末6ではインライン回線
5の故障等の影響を受けることなく販売業務を実行でき
る。これは、単価の変更等があった場合においても、ス
トア・プロセッサ1による単価変更処理業務において、
POSサーバ3内のセンタPLUファイル16a及び抽
出センタPLUファイル14a中の商品データ中で単価
データを変更した後、上記のDLL処理を全てのPOS
端末6を指定して行えば、適正かつ迅速に対処できる。
また、中止或いは休止されていたPOS端末6を始動再
開させる場合や、新たに増設されたPOS端末6の場合
には、これらのPOS端末6のみをDLL先POS端末
として指定してDLL処理を行わせれば、これらのPO
S端末6についても当初からトレンド商品に関する商品
データをローカルPLUファイル31に保有した状態で
使用できる。つまり、抽出センタPLUファイル14a
の商品データを、POS端末6のローカルPLUファイ
ル31中にDLLさせる機能を持たせたことにより、P
OSシステム全体で考えれば、各POS端末6によるP
OSサーバ3への問合せ利用状況を他のPOS端末6へ
も反映させることができ、抽出センタPLUファイル1
4aに抽出記憶されている最新の商品データをシステム
内で最大限に活用できる。
【0040】ところで、本実施例のPOSサーバ3にお
いては、ハードディスク16の一部が端末用PLUセー
ブファイル16bとして割り当てられ、任意のPOS端
末6のローカルPLUファイル31に格納されている商
品データをこの端末用PLUセーブファイル16bに格
納させるセーブ処理手段と、この端末用PLUセーブフ
ァイル16bに格納された商品データを任意のPOS端
末6のローカルPLUファイル31中にロードさせるロ
ード処理手段も設けられている。セーブ処理手段による
処理は、CPU1によって実行される図6に示すような
処理として実行され、ロード処理手段による処理は、C
PU1によって実行される図7に示すような処理として
実行される。
【0041】まず、セーブ処理について図6を参照して
説明する。リモートパソコン20において、セーブ元と
なるPOS端末6のIDを指定し(S31)、ついで、
端末用PLUセーブファイル16bへセーブさせる際の
ファイル名を設定する(S32)。このような指定や設
定が行われると、指定されたIDのPOS端末6内のロ
ーカルPLUファイル31中の全ての商品データを読み
出し(S33)、これらの商品データを端末用PLUセ
ーブファイル16bへ書き込む(S34)。このような
処理により、或るPOS端末6内のローカルPLUファ
イル31に格納された商品データが全て端末用PLUセ
ーブファイル16b中にセーブされる。
【0042】次に、ロード処理について図7を参照して
説明する。リモートパソコン20において、ロード対象
としたいファイル名を指定し(S41)、ついで、ロー
ド先となるPOS端末6のIDを指定する(S42)。
このような指定が行われると、端末用PLUセーブファ
イル16b中から指定されたファイル名のデータが読み
出され(S43)、指定されたIDのPOS端末6中の
ローカルPLUファイル31中にそのデータがロードさ
れる(S44)。このような処理により、端末用PLU
セーブファイル16b中にセーブされている商品データ
が、或るPOS端末6内のローカルPLUファイル31
にロードされる。
【0043】これにより、例えば、図4中に示すよう
に、ローカルPLUファイル31xに商品データが十分
に蓄積された既存のPOS端末6xと、ローカルPLU
ファイル31yが空の新規なPOS端末6yとが存在す
るような場合、上記のセーブ処理とロード処理とを利用
することにより、ローカルPLUファイル31xの商品
データをローカルPLUファイル31yにコピーするこ
とができる。即ち、セーブ処理によって、図4中にで
示すように、ローカルPLUファイル31x中の商品デ
ータを一旦端末用PLUセーブファイル16b中にセー
ブし、ついで、ロード処理によって、で示すように、
端末用PLUセーブファイル16b中の商品データをロ
ーカルPLUファイル31y中にロードさせればよい。
これにより、新規なPOS端末6yであっても、既存の
POS端末6xと同じ商品データ量のローカルPLUフ
ァイル31yを備えた状態で起動させることができる。
特に、同系列に属するPOS端末同士の場合、例えば、
食料品部門A中のPOSサーバ3に接続されるPOS端
末6同士において、ローカルPLUファイル31に商品
データが既に十分に蓄積されたPOS端末6が存在する
場合には、同じ食料品部門A中に増設されるような新規
のPOS端末6のローカルPLUファイル31にコピー
処理させることにより、同系列に属するPOS端末6間
で商品コード検索処理に差のない迅速な販売処理が可能
となる。
【0044】なお、本実施例では、抽出センタPLUフ
ァイル14aの記憶容量をローカルPLUファイル31
の記憶容量よりも大きく設定したので、DLL処理に関
して、優先順位に従いDLL件数分だけをDLLさせる
ようにしたが、抽出センタPLUファイル14aの記憶
容量をローカルPLUファイル31の記憶容量と全く同
じとし、抽出センタPLUファイル14aに格納されて
いる商品データを全てDLLさせるようにしても、ロー
カルPLUファイル31にトレンド商品に関する商品デ
ータをDLLさせることができる。
【0045】また、本実施例はPOSサーバ3を備えた
POSシステムへの適用例であり、POSサーバ3をフ
ァイル制御部としたが、POSサーバ3を備えないPO
Sシステムの場合にも同様に適用し得るものであり、例
えば、ストア・プロセッサ1をファイル制御部として構
成すればよい。
【0046】
【発明の効果】本発明は、上述したように、抽出センタ
PLUファイルに記憶されている商品データの、前記端
末機のローカルPLUファイルへのダウンロードと、
何件分の商品データをダウンロードさせるかの設定と
ダウンロードさせる対象となる端末機の設定とを指示す
る指示手段と、この指示手段によりダウンロードが指示
された場合に前記設定した端末機内のローカルPLU
ファイルに対して抽出センタPLUファイル中の商品デ
ータを設定件数分だけ(請求項2記載の発明では、設定
件数分だけ最新のものより順に)ダウンロードさせるダ
ウンロード処理手段とを設けたので、各端末機からの問
合せに共用されて最新の商品データ、即ち、売れ筋商品
或いはトレンド商品に関する商品データを記憶している
抽出センタPLUファイルからのダウンロードを指示す
るだけで、各端末機では個々にファイル制御部側に問合
せを行うことなく、そのまま最新の商品データをローカ
ルPLUファイルに保有することができ、よって、以後
はその端末機に商品コードが入力された場合、自己の端
末機内のローカルPLUファイル中から検索できる確率
が高くなり、ファイル制御部側への問合せの確率が少な
くなるような処理形態を実現でき、結局、抽出センタP
LUファイルに抽出記憶されている最新の商品データを
最大限に活用できるPOSシステムを構築することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のDLL処理制御を示すフロ
ーチャートである。
【図2】POSシステム全体を示す構成図である。
【図3】POSサーバの内部構成を示すブロック図であ
る。
【図4】POSサーバのPLU関連構成を抽出して示す
模式的ブロック図である。
【図5】データ抽出手段の処理制御を示すフローチャー
トである。
【図6】セーブ処理手段の処理制御を示すフローチャー
トである。
【図7】ロード処理手段の処理制御を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
3 ファイル制御部 6 端末機 14a 抽出センタPLUファイル 16a センタPLUファイル 31 ローカルPLUファイル

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 販売商品の商品コードを入力させる入力
    装置と、商品コードに対応する単価等の商品データを書
    換え自在に記憶する所定数のデータ領域のローカルPL
    Uファイルとを各々備えた複数の端末機と、 扱う全商品分の商品データを商品コードに対応させて記
    憶したセンタPLUファイルと、商品コードに対応させ
    て商品データを書換え自在に記憶する所定数のデータ領
    域の抽出センタPLUファイルと、任意の前記端末機か
    ら前記センタPLUファイルへの商品コードによる問合
    せに応答した商品データを前記抽出センタPLUファイ
    ルに抽出記憶させるデータ抽出手段とを備えたファイル
    制御部とを接続してなり、 任意の端末機の入力装置から商品コードが入力されたと
    きには自己の端末機内のローカルPLUファイル、抽出
    センタPLUファイル、センタPLUファイルの優先順
    位でこれらのファイル中を検索し、前記ローカルPLU
    ファイル中から該当する商品コードが検索されたときに
    はその商品コードに対応する商品データに基づき販売業
    務を行い、前記抽出センタPLUファイル中から該当す
    る商品コードが検索されたときにはその商品データを問
    合せ元端末機に送出させてその問合せ元端末機のローカ
    ルPLUファイルへの格納と販売業務を行い、前記セ
    ンタPLUファイル中から該当する商品コードが検索さ
    れたときにはその商品データを前記データ抽出手段によ
    り前記抽出センタPLUファイルに抽出記憶させるとと
    もに問合せ元端末機へ送出させてその問合せ元端末機の
    ローカルPLUファイルへの格納と販売業務を行う商
    品販売登録データ処理装置に、 前記抽出センタPLUファイルに記憶されている商品デ
    ータの、前記端末機内のローカルPLUファイルへのダ
    ウンロードと、何件分の商品データをダウンロードさせ
    るかの設定と、ダウンロードさせる対象となる端末機の
    設定とを指示する指示手段と、 この指示手段によりダウンロードが指示された場合に前
    設定した端末機内のローカルPLUファイルに対し
    て前記抽出センタPLUファイル中の商品データを設定
    件数分だけダウンロードさせるダウンロード処理手段
    と、 を設けたことを特徴とする商品販売登録データ処理装
    置。
  2. 【請求項2】 販売商品の商品コードを入力させる入力
    装置と、商品コードに対応する単価等の商品データを書
    換え自在に記憶する所定数のデータ領域のローカルPL
    Uファイルとを各々備えた複数の端末機と、 扱う全商品分の商品データを商品コードに対応させて記
    憶したセンタPLUファイルと、商品コードに対応させ
    て商品データを書換え自在に記憶する所定数のデータ領
    域の抽出センタPLUファイルと、任意の前記端末機か
    ら前記センタPLUファイルへの商品コードによる問合
    せに応答した商品データを前記抽出センタPLUファイ
    ルに抽出記憶させるデータ抽出手段とを備えたファイル
    制御部とを接続してなり、 任意の端末機の入力装置から商品コードが入力されたと
    きには自己の端末機内のローカルPLUファイル、抽出
    センタPLUファイル、センタPLUファイルの優先順
    位でこれらのファイル中を検索し、前記ローカルPLU
    ファイル中から該当する商品コードが検索されたときに
    はその商品コードに対応する商品データに基づき販売業
    務を行い、前記抽出センタPLUファイル中から該当す
    る商品コードが検索されたときにはその商品データを問
    合せ元端末機に送出させてその問合せ元端末機のローカ
    ルPLUファイルへの格納と販売業務を行い、前記セ
    ンタPLUファイル中から該当する商品コードが検索さ
    れたときにはその商品データを前記データ抽出手段によ
    り前記抽出センタPLUファイルに抽出記憶させるとと
    もに問合せ元端末機へ送出させてその問合せ元端末機の
    ローカルPLUファイルへの格納と販売業務を行う商
    品販売登録データ処理装置に、 前記抽出センタPLUファイルに記憶されている商品デ
    ータの、前記端末機内のローカルPLUファイルへのダ
    ウンロードと、何件分の商品データをダウンロードさせ
    るかの設定と、ダウンロードさせる対象となる端末機の
    設定とを指示する指示手段と、 この指示手段によりダウンロードが指示された場合に前
    設定した端末機内のローカルPLUファイルに対し
    て前記抽出センタPLUファイル中の商品データを設定
    件数分だけ最新のものより順にダウンロードさせるダウ
    ンロード処理手段と、 を設けたことを特徴とする商品販売登録データ処理装
    置。
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