JPH1196059A - データ処理装置及び二重化設定業務プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

データ処理装置及び二重化設定業務プログラムを記録した記録媒体

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JPH1196059A
JPH1196059A JP25365097A JP25365097A JPH1196059A JP H1196059 A JPH1196059 A JP H1196059A JP 25365097 A JP25365097 A JP 25365097A JP 25365097 A JP25365097 A JP 25365097A JP H1196059 A JPH1196059 A JP H1196059A
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JP
Japan
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auxiliary storage
storage device
file system
hdd
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JP25365097A
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Hiroshi Koshiba
啓 小柴
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 二重化設定業務に関しての専門の知識がなく
てもOSに関する各種ファイルシステムの二重化を容易
に実行できるようにする。 【解決手段】 各補助記憶装置別にその補助記憶装置に
格納したファイルシステムを二重化する相手先の補助記
憶装置に関する情報を記憶する。また、各補助記憶装置
の中からファイルシステムが未登録の新規補助記憶装置
を指定するためのメニュー画面を表示装置に表示させ
る。この状態で、入力装置の入力によりメニュー画面か
ら新規補助記憶装置が指定されると、その新規補助記憶
装置で二重化するファイルシステムを格納した相手先補
助記憶装置を記憶情報に基づいて選出し、その選出した
相手先補助記憶装置に格納されたファイルシステムを新
規補助記憶装置に複写して二重化を自動的に実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基本プログラムで
あるオペレーティング・システムに関する各種のファイ
ルシステムを複数の補助記憶装置を用いて二重化してな
るワークステーション,パーソナルコンピュータなどの
データ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばスーパーマーケット等の流通小売
業において、商品の売上,在庫,発注等のデータや従業
員の生産性データなどを一元的に処理して店舗管理を行
うコンピュータいわゆるストアコンピュータは、従来よ
り補助記憶装置としてのHDD(Hard Disc Drive )装
置を少なくとも2機設け、これらのHDD装置を用いて
オペレーティング・システムに関する各種のファイルシ
ステムを二重化することにより、システムの安定化を図
っている。
【0003】このため、いずれかのHDD装置に障害が
発生してHDD装置の交換を行った場合には、二重化を
設定し直す必要がある。この場合、ストアコンピュータ
に二重化用のミドルウェアをインストールして起動し、
コマンドやパラメータを所定の手順で入力操作すること
によって、各種ファイルシステムの二重化を再現してい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
この種のデータ処理装置において、オペレーティングシ
ステムに関する各種ファイルシステムの二重化を設定し
直す場合には、複雑なコマンドやパラメータの入力操作
が要求され、操作手順を誤ると、最悪の場合、システム
が立ち上がらなくなることがあった。このため、二重化
設定業務に関しての専門の知識を必要としていた。した
がって、専門の知識を持たないサービスマンでは対応で
きず、専門の知識を持ったサービスマンが派遣されるま
で障害の発生したHDD装置の交換を待たなければなら
なかった。
【0005】本発明はこのような事情に基づいてなされ
たもので、その目的とするところは、二重化設定業務に
関しての専門の知識がなくても、オペレーティングシス
テムに関する各種ファイルシステムの二重化を容易に実
行できるデータ処理装置を提供しようとするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願請求項1に係る発明
は、表示装置,入力装置等とともに補助記憶装置を複数
備え、各補助記憶装置で基本プログラムに関する各種の
ファイルシステムを二重化してなるデータ処理装置に、
二重化相関情報記憶手段,メニュー画面表示制御手段及
び自動二重化設定手段を設けたものである。二重化相関
情報記憶手段は、各補助記憶装置別にその補助記憶装置
に格納したファイルシステムを二重化する相手先の補助
記憶装置に関する情報を記憶する手段である。メニュー
画面表示制御手段は、各補助記憶装置の中からファイル
システムが未登録の新規補助記憶装置を指定するための
メニュー画面を表示装置に表示させる手段である。しか
して、自動二重化設定手段は、入力装置の入力により表
示装置に表示されたメニュー画面から新規補助記憶装置
が指定されると、その新規補助記憶装置で二重化するフ
ァイルシステムを格納した相手先補助記憶装置を二重化
相関情報記憶手段により記憶した情報に基づいて選出
し、その選出した相手先補助記憶装置に格納されたファ
イルシステムを新規補助記憶装置に複写する。このよう
な構成を有したことにより、オペレータはメニュー画面
から新規補助記憶装置を指定しさえすれば、その新規補
助記憶装置で二重化するファイルシステムを格納した相
手先補助記憶装置から上記ファイルシステムが新規補助
記憶装置に複写されて、上記ファイルシステムの二重化
が実現され、複雑なコマンドやパラメータの入力が不要
となる。
【0007】本願請求項2に係る発明は、表示装置,入
力装置等とともに補助記憶装置を複数備え、各補助記憶
装置で基本プログラムに関する各種のファイルシステム
を二重化してなるコンピュータに、以下の機能とを実現
させるための二重化設定業務プログラムを記録したコン
ピュータ読取可能な記録媒体である。その機能とは、各
補助記憶装置別にその補助記憶装置に格納したファイル
システムを二重化する相手先の補助記憶装置に関する情
報を記憶する機能と、各補助記憶装置の中からファイル
システムが未登録の新規補助記憶装置を指定するための
メニュー画面を表示装置に表示させる機能と、入力装置
の入力により表示装置に表示されたメニュー画面から新
規補助記憶装置が指定されると、その新規補助記憶装置
で二重化するファイルシステムを格納した相手先補助記
憶装置を二重化相関情報記憶手段により記憶した情報に
基づいて選出し、その選出した相手先補助記憶装置に格
納されたファイルシステムを新規補助記憶装置に複写す
る機能である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を用いて説明する。なお、この実施の形態では、本発
明のデータ処理装置を、オペレーティング・システムに
関する各種のファイルシステムをHDD装置を用いて二
重化してなるストアコンピュータに適用した場合につい
て説明する。
【0009】図1は上記ストアコンピュータの要部構成
を示すブロック図であって、図中10はエンジン部を示
している。すなわち、このストアコンピュータは、制御
部本体を構成するCPU(Central Processing Unit )
11、プログラムなどの固定的データを記憶するROM
12、書換え自在なデータを記憶するための各種メモリ
エリアが形成されるRAM13、現日付及び時刻を計時
する時計部14の他、マスター側HDDコントローラ1
5、サテライト側HDDコントローラ16、LAN(Lo
cal Area Network)ボード17,FDD(Floppy Disk
Drive )インタフェース18,キーボードインタフェー
ス19,表示インタフェース20,プリンタインタフェ
ース21などの信号入出力部を搭載し、これらをアドレ
スバス,データバスなどのバスライン22で接続するこ
とによって、エンジン部10を構成している。
【0010】前記信号入出力部のうち、LANボード1
7には、LAN回線を介して当該ストアコンピュータが
制御するPOS(Point Of Sales)ターミナルなどを接
続している。また、前記FDDインタフェース19には
FDD装置23を接続し、キーボードインタフェース1
9にはキーボード24を接続し、表示インタフェース2
0にはCRTディスプレイ25を接続し、プリンタイン
タフェース21にはプリンタ26を接続している。
【0011】一方、前記マスター側HDDコントローラ
15には、記憶容量が2.1GBの第1のHDD装置
(ディスク名=Aとする)27と、同じく記憶容量が
2.1GBの第2のHDD装置(ディスク名=Bとす
る)28とを接続している。他方、前記サテライト側H
DDコントローラ16には、記憶容量が4.2GBの第
3のHDD装置(ディスク名=Cとする)29を接続し
ている。そしてこのストアコンピュータは、第1乃び第
2のHDD装置27,28によってオペレーティング・
システムに関する各種のファイルシステムを格納し、第
3のHDD装置29によって上記各種ファイルシステム
の二重化を実現している。
【0012】すなわち、図2に示すように、第1のHD
D装置27に5つのパーティションとよばれる論理的な
領域を形成し、各領域に、rootファイルシステム,
swapファイルシステム,usrファイルシステム,
varファイルシステム及びoptファイルシステムを
格納している。また、第2のHDD装置27にユーザの
ホームディレクトリを作成するためのファイルシステム
であるデータ領域を形成している。さらに、第3のHD
D装置29に6つのパーティション領域を形成し、その
うち5つの領域にrootファイルシステム,swap
ファイルシステム,usrファイルシステム,varフ
ァイルシステム及びoptファイルシステムを格納し、
残りの1つの領域をデータ領域としている。
【0013】因みに、rootファイルシステムは、オ
ペレーティング・システムを起動するために必要なファ
イルが格納される領域である。swapファイルシステ
ムは、仮想メモリに使われる領域である。usrファイ
ルシステムは、オペレーティング・システムのコマンド
などが格納される領域である。varファイルシステム
は種々のログファイルなどが格納される領域である。o
ptファイルシステムは、オペレーティング・システム
以外の種々のミドルウェアが格納される領域である。
【0014】また、このストアコンピュータは、二重化
相関情報記憶手段として、図3に示すように、第1乃至
第3のHDD装置27,28,29をそれぞれ識別する
ディスク名情報別に、各HDD装置27,28,29に
それぞれ格納したファイルシステムを二重化する相手先
のHDD装置27,28,29のディスク名情報と、二
重化が設定されているか解除されているかを識別する状
態フラグ(設定=1,解除=0)とを格納した状態デー
タベース30を、前記第1及び第3のHDD装置27,
29でそれぞれ記憶保持している。
【0015】しかして、かかるストアコンピュータは、
マスター側HDDコントローラ15に接続された第1及
び第2のHDD装置27,28と、スレーブ側HDDコ
ントローラ16に接続された第3のHDD装置29とが
それぞれ正常であるとき、CPU11が第1,第2のH
DD装置27,28に格納された各種ファイルシステム
に基づいてオペレーティング・システムを起動して、通
常運用に入る。このときCPU11は、第1のHDD装
置27から状態データベース30を読込んでRAM13
にロードする。
【0016】そして、通常運用のプロセス実行中におい
て、マスター側HDDコントローラ15に接続された第
1,第2のHDD装置27,28のうちいずれか一方の
HDD装置の異常が検出されると、CPU11は、実行
中のプロセスを中断する。その後、システムの再立上げ
が指令されると、今度は第3のHDD装置29に格納さ
れた各種ファイルシステムに基づいてオペレーティング
・システムを起動して、通常運用を再開する。このとき
CPU11は、第3のHDD装置29から状態データベ
ース30を読込んでRAM13にロードする。
【0017】ところで、異常が発生したHDD装置は、
正常なものに交換する必要がある。このHDD装置の交
換作業は、メーカなどから派遣されるサービスマンによ
り、以下の手順で行われる。先ず、システムが立上げら
れている通常運用中において、前もってROM12に格
納されていた二重化解除プログラムP1を起動して、異
常が発生したHDD装置によって実現されていたファイ
ルシステムの二重化解除を行う。すなわちサービスマン
は、CRTディスプレイ25に初期業務メニュー画面が
表示された状態で、キーボード24からの入力により二
重化解除業務の実行を選択する。
【0018】すると、CPU11は、上記二重化解除プ
ログラムP1を起動する。そして、図4に示すように、
ST(ステップ)1としてCRTディスプレイ25に図
6(a)に示すようなフォーマットの二重化解除業務画
面31を表示させる。この画面31は、当該ストアコン
ピュータに装備された各HDD装置27,28,29の
二重化関係を示す画像が表示されており、各HDD装置
27,28,29に番号1,2,3が付されているの
で、サービスマンは障害が発生し交換を行うHDD装置
の番号をキーボード24から入力する。
【0019】すると、CPU11は、ST2として交換
を行うHDD装置の番号入力を検知したことに応じて、
ST3としてRAM13にロードされている状態データ
ベース30を検索して番号入力されたHDD装置のディ
スク名に対応する状態フラグを二重化設定状態(1)か
ら二重化解除状態(0)に変更する。しかる後、ST4
としてRAM13上の状態データベース30を第1及び
第3のHDD装置27,29にそれぞれ格納されている
状態データベース30に上書き更新したならば、この二
重化解除プログラムP1が終了する。
【0020】そこでサービスマンは、電源をオフするな
どしてシステムを停止させた後、障害の発生したHDD
装置の交換を行う。そして交換後、システムを再立上げ
したならば、前もってROM12に格納されていた二重
化設定プログラムP2を起動して、交換されたHDD装
置によるファイルシステムの二重化設定を行う。すなわ
ちサービスマンは、CRTディスプレイ25に初期業務
メニュー画面が表示された状態で、キーボード24から
の入力により二重化設定業務の実行を選択する。
【0021】すると、CPU11は、上記二重化設定プ
ログラムP2を起動する。そして、図5に示すように、
ST1としてCRTディスプレイ25に図6(b)に示
すようなフォーマットの二重化設定業務画面32を表示
させる(メニュー画面表示制御手段)。この画面32
も、二重化解除業務画面31と同様に、当該ストアコン
ピュータに装備された各HDD装置27,28,29の
二重化関係を示す画像が表示されており、各HDD装置
27,28,29に番号1,2,3が付されているの
で、サービスマンは障害が発生し交換を行ったHDD装
置の番号をキーボード24から入力する。
【0022】すると、CPU11は、ST2として交換
を行ったHDD装置の番号入力を検知したことに応じ
て、ST3としてRAM13にロードされている状態デ
ータベース30を検索して、番号入力されたHDD装置
つまりは新規HDD装置に格納すべきファイルシステム
を二重化する相手先するHDD装置のディスク名情報を
取得する。
【0023】次に、ST4としてこの相手先HDD装置
に格納されているファイルシステムを格納するための領
域を新規HDD装置に形成する。すなわち、新規HDD
装置がディスク番号=1の第1のHDD装置27であれ
ば、rootファイルシステム,swapファイルシス
テム,usrファイルシステム,varファイルシステ
ム及びoptファイルシステムをそれぞれ格納するため
の5つのパーティション領域を形成する。また、新規H
DD装置がディスク番号=2の第2のHDD装置28で
あれば、データ領域を形成する。さらに、新規HDD装
置がディスク番号=3の第3のHDD装置29であれ
ば、rootファイルシステム,swapファイルシス
テム,usrファイルシステム,varファイルシステ
ム及びoptファイルシステムをそれぞれ格納するため
の5つのパーティション領域とデータ領域とを形成す
る。しかる後、ST5として相手先HDD装置に格納さ
れているファイルシステムを順に読込み、新規HDD装
置に順に転送して、ファイルシステムの複写を行う(自
動二重化設定手段)。
【0024】こうして、ST6として相手先HDD装置
に格納されている全てのファイルシステムを新規HDD
装置に複写し終えたならば、ST7としてRAM13に
ロードされている状態データベース30を検索して新規
HDD装置のディスク名に対応する状態フラグを二重化
解除状態(0)から二重化設定状態(1)に変更する。
しかる後、ST8としてRAM13上の状態データベー
ス30を第1及び第3のHDD装置27,29にそれぞ
れ格納されている状態データベース30に上書き更新し
たならば、この二重化設定プログラムP2が終了する。
【0025】なお、二重化解除プログラムP1及び二重
化設定プログラムP2は、コンピュータにより読取可能
な記録媒体として例えばフロッピーディスク40に記録
され、必要なときにFDD装置23を介してROM12
にインストロールされるものである。
【0026】このように本実施の形態のストアコンピュ
ータにおいては、例えば第3のHDD装置29に障害が
発生し交換を行う場合、サービスマンは、先ず二重化解
除プログラムP1を起動してCRTディスプレイ25に
二重化解除業務画面31を表示させる。そして、第3の
HDD装置29のディスク番号3をキー入力する。
【0027】以上の操作を行うことにより、第3のHD
D装置29による二重化設定状態が解除されるので、サ
ービスマンは第3のHDD装置29を新品に交換する。
そして交換後、システムを再立上げしたならば、二重化
設定プログラムP2を起動してCRTディスプレイ25
に二重化設定業務画面32を表示させる。そして、第3
のHDD装置29のディスク番号3をキー入力する。
【0028】以上の操作を行うことにより、先ず第1の
HDD装置27に格納されたrootファイルシステ
ム,swapファイルシステム,usrファイルシステ
ム,varファイルシステム及びoptファイルシステ
ムが順に読込まれ、第3のHDD装置29に転送されて
複写される。次いで、第2のHDD装置28に格納され
たデータ領域の内容が読込まれ、第3のHDD装置29
に転送されて複写される。かくして、第1,第2のHD
D装置27,28と第3のHDD装置29とによって、
オペレーティングシステムに関するrootファイルシ
ステム,swapファイルシステム,usrファイルシ
ステム,varファイルシステム及びoptファイルシ
ステムとデータ領域との二重化が確立される。
【0029】同様に、第1のHDD装置27に障害が発
生し交換を行う場合には、サービスマンは、先ず二重化
解除プログラムP1を起動してCRTディスプレイ25
に二重化解除業務画面31を表示させたならば、第1の
HDD装置27のディスク番号1をキー入力して、第1
のHDD装置27による二重化設定状態を解除する。次
いで、第1のHDD装置27を新品に交換し、システム
を再立上げしたならば、二重化設定プログラムP2を起
動してCRTディスプレイ25に二重化設定業務画面3
2を表示させる。そして、第1のHDD装置27のディ
スク番号1をキー入力する。こうすることにより、第3
のHDD装置29に格納されたrootファイルシステ
ム,swapファイルシステム,usrファイルシステ
ム,varファイルシステム及びoptファイルシステ
ムが順に読込まれ、第1のHDD装置27に転送され複
写されて、オペレーティングシステムに関する各種ファ
イルシステムの二重化が確立される。
【0030】また、第2のHDD装置28に障害が発生
し交換を行う場合には、サービスマンは、先ず二重化解
除プログラムP1を起動してCRTディスプレイ25に
二重化解除業務画面31を表示させたならば、第2のH
DD装置28のディスク番号2をキー入力して、第2の
HDD装置28による二重化設定状態を解除する。次い
で、第2のHDD装置28を新品に交換し、システムを
再立上げしたならば、二重化設定プログラムP2を起動
してCRTディスプレイ25に二重化設定業務画面32
を表示させる。そして、第2のHDD装置28のディス
ク番号2をキー入力する。こうすることにより、第3の
HDD装置29のデータ領域に格納された内容が読込ま
れ、第2のHDD装置28に転送され複写されて、オペ
レーティングシステムに関するデータ領域の二重化が確
立される。
【0031】このように本実施の形態によれば、二重化
解除画面31及び二重化設定画面32に従い交換するH
DD装置のディスク番号をキー入力するだけの簡単な操
作により、HDD装置によるオペレーティング・システ
ムに関する各種ファイルシステムの二重化解除及び設定
を実現できるので、二重化設定業務に関しての専門の知
識を持たないサービスマンであっても、障害が発生した
HDD装置を交換した後で、各種ファイルシステムの二
重化をミスなく再現することができる。その結果、シス
テムが立ち上がらなくなるような二重化設定作業のミス
発生を確実に無くすことができる。また、複雑なコマン
ドやパラメータを入力する必要がないので、作業時間を
短縮できる効果も奏する。
【0032】なお、本発明は前記一実施の形態に限定さ
れるものではない。例えば、前記一実施の形態では状態
データベース30を第1及び第3のHDD装置27,2
9にて記憶保持したが、補助記憶装置としてEPROM
を設け、このEPROMにて状態データベース30を記
憶保持してもよい。
【0033】また、本発明は3つのHDD装置を搭載し
たデータ処理装置に限定されるものではなく、2つ以上
のHDD装置によって、オペレーティング・システムに
関する各種データファイルを二重化してなるデータ処理
装置全般に対して同様に適用できるものである。また、
HDD装置以外の補助記憶装置によって各種データファ
イルを二重化したデータ処理装置にも、本発明を同様に
適用できるものである。
【0034】また、前記実施の形態では、二重化解除プ
ログラムP1及び二重化設定プログラムP2を記録する
記録媒体としてフロッピーディスクを用いたが、CD−
ROMやDVDなどの光ディスクや、RAM,ROMな
どの半導体メモリを用いた記録媒体でもよい。また、二
重化解除プログラムP1及び二重化設定プログラムP2
を他のコンピュータなどから通信媒体によりROMにイ
ンストロールする方式を採用したデータ処理装置も本発
明に含まれる。
【0035】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
二重化設定業務に関しての専門の知識がなくても、オペ
レーティングシステムに関する各種ファイルシステムの
二重化を容易に実行することができ、補助記憶装置の交
換作業を能率よく迅速に行うことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態であるストアコンピュ
ータの要部ブロック図。
【図2】 同ストアコンピュータにおける各HDD装置
のデータ構造を示す図。
【図3】 同ストアコンピュータが記憶する状態データ
ベースの構成図。
【図4】 同ストアコンピュータが実行する二重化解除
業務のプログラム手順を示す流れ図。
【図5】 同ストアコンピュータが実行する二重化設定
業務のプログラム手順を示す流れ図。
【図6】 同ストアコンピュータにて表示される二重化
解除画面及び二重化設定画面の一表示例を示す図。
【符号の説明】
11…CPU 12…ROM 13…RAM 24…キーボード 25…CRTディスプレイ 27,28,29…第1〜第3のHDD装置 30…状態データベース 31…二重化解除業務画面 32…二重化設定業務画面 40…フロッピーディスク P1…二重化解除プログラム P2…二重化設定プログラム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示装置,入力装置等とともに補助記憶
    装置を複数備え、各補助記憶装置で基本プログラムに関
    する各種のファイルシステムを二重化してなるデータ処
    理装置において、 前記各補助記憶装置別にその補助記憶装置に格納したフ
    ァイルシステムを二重化する相手先の補助記憶装置に関
    する情報を記憶する二重化相関情報記憶手段と、 前記各補助記憶装置の中からファイルシステムが未登録
    の新規補助記憶装置を指定するためのメニュー画面を前
    記表示装置に表示させるメニュー画面表示制御手段と、 前記入力装置の入力により前記表示装置に表示された前
    記メニュー画面から新規補助記憶装置が指定されると、
    その新規補助記憶装置で二重化するファイルシステムを
    格納した相手先補助記憶装置を前記二重化相関情報記憶
    手段により記憶した情報に基づいて選出し、その選出し
    た相手先補助記憶装置に格納されたファイルシステムを
    前記新規補助記憶装置に複写する自動二重化設定手段と
    を具備したことを特徴とするデータ処理装置。
  2. 【請求項2】 表示装置,入力装置等とともに補助記憶
    装置を複数備え、各補助記憶装置で基本プログラムに関
    する各種のファイルシステムを二重化してなるコンピュ
    ータに、 各補助記憶装置別にその補助記憶装置に格納したファイ
    ルシステムを二重化する相手先の補助記憶装置に関する
    情報を記憶する機能と、 前記各補助記憶装置の中からファイルシステムが未登録
    の新規補助記憶装置を指定するためのメニュー画面を前
    記表示装置に表示させる機能と、 前記入力装置の入力により前記表示装置に表示された前
    記メニュー画面から新規補助記憶装置が指定されると、
    その新規補助記憶装置で二重化するファイルシステムを
    格納した相手先補助記憶装置を前記二重化相関情報記憶
    手段により記憶した情報に基づいて選出し、その選出し
    た相手先補助記憶装置に格納されたファイルシステムを
    前記新規補助記憶装置に複写する機能とを実現させるた
    めの二重化設定業務プログラムを記録したコンピュータ
    読取可能な記録媒体。
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