JP3532084B2 - 商品販売データ処理装置および方法並びに商品販売データ処理プログラムを記憶したコンピュータで読取り可能な記憶媒体 - Google Patents

商品販売データ処理装置および方法並びに商品販売データ処理プログラムを記憶したコンピュータで読取り可能な記憶媒体

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JP3532084B2
JP3532084B2 JP32184397A JP32184397A JP3532084B2 JP 3532084 B2 JP3532084 B2 JP 3532084B2 JP 32184397 A JP32184397 A JP 32184397A JP 32184397 A JP32184397 A JP 32184397A JP 3532084 B2 JP3532084 B2 JP 3532084B2
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秀二 薮
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の端末とデー
タ通信可能に接続されかつ各端末を一括管理する上位機
とを有し、各端末が上位機から送信された処理要求デー
タに従って商品販売に関するデータ処理を実行する商品
販売データ処理装置および方法並びに商品販売データ処
理プログラムを記憶したコンピュータで読取り可能な記
憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】図6に示す商品販売データ処理装置は、
商品登録機能,会計処理機能等を有する複数の端末10
と,各端末10にデータ通信回線(例えば、LAN)1
を介して接続されかつ各端末10を一括管理する上位機
50とから形成されている。POSシステムを構成す
る。
【0003】かかる装置では、上位機50が各端末10
へ各種処理要求データをダウンロードし、また、商品登
録に際する各端末10からの問合せに関しマスターファ
イルから得た商品情報を当該各端末10へ応答する。さ
らに、各端末10から売上データ等を収集して管理す
る。従って、上位機50の性能および信頼性を向上させ
ることが、システムの円滑で安定した運用を期するため
に極めて重要である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、接続される端
末10の台数が例えば200台以上になると、いかに大
型高性能な上位機50でも種々の支障が生じ易い。例え
ば、各端末10からの問合せに関する応答が遅くなり、
販売業務の能率を低下させる。
【0005】また、機能制限を余儀なくされる場合も生
じる。例えば、図6に2点鎖線で示したクレジット会社
のホストコンピュータ100にデータ通信回線(例え
ば、ISDN)101を介して接続し、各端末10で会
計処理に係るクレジット処理を実行可能に構築する場合
に一部の端末10にしか認めることができなくなった
り、これを導入すると他の機能を削除しなければならな
い場合が発生する。
【0006】また、多数店舗をネットワークで結ぶ場合
には、各上位機50の機能がより増大かつ複雑化すると
ともにコスト高になる傾向が強い。さらに、運用の実際
において、業務(タスク)ごとの管理強化が求められ
る。
【0007】なお、複数(2)台の上位機50を設け、
1台が故障したときに他を起動させる方式が考えられる
が、バックアップとしては有効ではあるものの、各端末
10の性能や機能上から制約される上位機50が1台の
場合と比較して、その本質に変わりがない。
【0008】本発明の目的は、システム全体の安定かつ
円滑な運用を担保しつつ各端末に対して等価に働く複数
台の上位機を設けて、データ処理の多機能化,専用化を
図れる商品販売データ処理装置および方法を提供するこ
とにある。また、商品販売データ処理プログラムを記憶
したコンピュータで読取り可能な記憶媒体を提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、複数
の端末とデータ通信可能に接続されかつ各端末を一括管
理する上位機とを有し、各端末が上位機から送信された
処理要求データに従って商品販売に関するデータ処理を
実行する商品販売データ処理装置において、前記上位機
を複数台設けるとともに前記各端末に共通の端末制御機
を設け、この端末制御機が各上位機から受信した各処理
要求データを記憶管理可能かつ所定の順序に従って前記
各端末に当該各データ処理を実行させるものと形成さ
、さらに、前記各上位機が自機から送信した前記各処
理要求データに関する実行状態を前記端末制御機へ問合
せ可能に形成され、前記端末制御機が前記各端末での各
処理要求データについての実行状態を把握記憶可能かつ
前記上位機から問合せがあった場合に当該上位機から受
信した当該処理要求データについての実行状態を当該上
位機へ応答可能に形成されている商品販売データ処理装
置である。
【0010】かかる発明では、各上位機は自機1台の場
合と同様に各端末に対して処理要求データを送信する。
このままでは、各端末は、複数の上位機からの複数の処
理要求データを無秩序に受信し、さらには同時に受信す
ることになるので、円滑な処理ができない。ここに、端
末制御機が、各上位機から受信した各処理要求データを
記憶管理しかつ所定の順序に従って各端末に当該各デー
タ処理を実行させる。つまり、例えば、予め設定されあ
るいは処理要求データに含まれた優先順位に従って錯綜
する処理要求データの交通整理を行う。
【0011】したがって、各上位機および各端末のそれ
ぞれが複数性を認識等することなく動作できるので、シ
ステム全体の安定かつ円滑な運用を担保しつつ各端末に
対して等価に働く上位機の複数台分だけデータ処理の多
機能化,専用化を図れる。また、端末制御機は、各上位
機から受信した各処理要求データについての実行状態を
把握記憶する。処理要求データを送信した上位機は、当
該各処理要求データについての実行状態を端末制御機へ
問合せすることができる。この問合せを受けた端末制御
機は、当該各処理要求データについての実行状態を当該
上位機へ応答する。したがって、各上位機側の進行を無
理なく消化させることができ、また、各端末側への重複
要求を未然に防止できる。
【0012】また、請求項2の発明は、前記各処理要求
データには実行させる優先順位が含まれている商品販売
データ処理装置である。
【0013】かかる発明では、端末制御機は、各上位機
からの処理要求データに付された優先順位に従って当該
各処理要求データを各端末に実行させる。請求項1の発
明の場合と同様な作用効果を奏することができることに
加え、さらに優先度を順守した効率的なデータ処理を行
える。
【0014】
【0015】
【0016】さらに、請求項3の発明は、各端末にデー
タ通信可能に接続された上位機から送信されて来た処理
要求データに従って商品販売に関するデータ処理を実行
させる商品販売データ処理方法において、前記端末側に
設けられた前記各端末に共通の端末制御機に複数台の前
記上位機から受信した各処理要求データを記憶管理させ
かつ所定の順序に従って前記各端末に当該各データ処理
を実行させ、さらに、前記各上位機が自機から送信した
前記各処理要求データに関する実行状態を前記端末制御
機へ問合せ、前記端末制御機が前記各端末での各処理要
求データについての実行状態を把握記憶し、かつ前記上
位機から問合せがあった場合に当該上位機から受信した
当該処理要求データについての実行状態を当該上位機へ
応答する商品販売データ処理方法である。
【0017】かかる発明では、端末側に設けられた各端
末に共通の端末制御機に、複数台の上位機から受信した
各処理要求データを記憶管理させかつ所定の順序に従っ
て各端末に当該各データ処理を実行させる。したがっ
て、各上位機および各端末のそれぞれが複数性を認識等
することなく動作できるので、システム全体の安定かつ
円滑な運用を担保しつつ各端末に対して等価に働く上位
機の複数台分だけデータ処理の多機能化,専用化を図れ
る。さらに、各上位機側の進行を無理なく消化させるこ
とができ、また、各端末側への重複要求を未然に防止で
きる。
【0018】さらにまた、請求項4の発明は、各端末に
データ通信可能に接続された上位機から送信されて来た
処理要求データに従って商品販売に関するデータ処理を
実行させる商品販売データ処理プログラムを記憶したコ
ンピュータで読取り可能な記憶媒体であって、前記商品
販売データ処理プログラムがこれを読取った前記端末側
に設けられたコンピュータに、複数台の前記上位機から
受信した各処理要求データを記憶管理させかつ所定の順
序に従って前記各端末に当該各データ処理を実行させ、
さらに、前記各上位機が自機から送信した前記各処理要
求データに関する実行状態を前記端末制御機へ問合せを
する処理を実行させ、前記端末制御機が前記各端末での
各処理要求データについての実行状態を把握記憶させ、
かつ前記上位機から問合せがあった場合に当該上位機か
ら受信した当該処理要求データについての実行状態を当
該上位機へ応答する処理を実行させるものとされている
商品販売データ処理プログラムを記憶したコンピュータ
で読取り可能な記憶媒体である。
【0019】かかる発明では、商品販売データ処理プロ
グラムを読取ったコンピュータは、複数台の上位機から
受信した各処理要求データを記憶管理しかつ所定の順序
に従って各端末に当該各データ処理を実行させる。
【0020】したがって、コンピュータに商品販売デー
タ処理プログラムを読取らせれば、当該コンピュータ
を、システム全体の安定かつ円滑な運用を担保しつつ各
端末に対して等価に働く上位機の複数台分だけデータ処
理の多機能化,専用化を図れ、さらに、各上位機側の進
行を無理なく消化させることができ、また、各端末側へ
の重複要求を未然に防止できると言う優れた作用効果を
有する商品販売データ処理装置を簡単に構築できかつ当
該方法を確実に実施させられる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。 (第1の実施形態)本商品販売データ処理方法を実施す
るために好適な商品販売データ処理装置は、基本的構成
が従来例(図6)の場合と同様なPOSシステムとされ
ているが、さらに図1に示す如く上位機50を複数台
(50A,50B)設けるとともに各端末10に共通の
端末制御機20を設け、この端末制御機20が各上位機
50から受信した各処理要求データを記憶管理可能かつ
所定の順序に従って各端末10に当該各データ処理を実
行させるものと形成されている。
【0022】図1において、各上位機50(50A,5
0B)は、CPU51,ROM52,RAM53,時計
回路54,HDD(ハードディスク装置)55,FDD
(フロッピーディスク装置)56,キーボード(KB)
57,表示器(IND)58およびデータ通信回線(例
えば、LAN)2用のインターフェイス(I/F)59
を含み、各端末(TM)10との間にデータ通信回線
2,1を介して介在する1台の端末制御機20に対して
等価に働く。
【0023】すなわち、ストアコントローラ(SC)と
も呼称される各上位機50(50A,50B)は、処理
要求(図3のST10でYES)があると、処理要求伝
文を作成(ST13)し、各端末(TM)10に共通で
端末10側に設けられた端末制御機(TMCNTR)2
0へデータ処理要求を送信する(ST14)。
【0024】この要求やその送信は、自機(50A)が
単独である場合と同様に行える。つまり、他機(50
B)の存在にかかわりない。したがって、従来例(図
6)の場合と同様に構築すればよい。換言すれば、従来
例(図6)の場合と同じ上位機50を複数(2)台分だ
け準備すればよいので、2倍容量の上位機50を1台準
備する場合に比較して、大幅なコスト低減を図れかつ信
頼性も向上できると理解される。
【0025】送信するデータ処理要求には、優先度(端
末制御機20側で優先順位を決める。)を含めること
(図3のST12)ができる。この優先度は、キーボー
ド57を用いて入力(ST11)する。
【0026】また、端末制御機20は、CPU21,R
OM22,RAM23,時計回路24,HDD(ハード
ディスク装置)25,キーボード(KB)27,表示器
(IND)28,データ通信回線(例えば、LAN)1
用のインターフェイス(I/F)29Lおよびデータ通
信回線(例えば、LAN)2用のインターフェイス(I
/F)29Iを含み、各上位機50から受信した各処理
要求データを記憶管理しかつ所定順序に従って各端末
(電子キャッシュレジスタ)10に当該各データ処理を
実行させる機能を有する。
【0027】すなわち、上位機(SC)50から処理要
求を受信(図4のST20でYES)すると、記憶管理
制御手段(CPU21,ROM22)が、RAM23内
の図2に示す処理要求管理ファイル23Fに当該処理要
求を記憶(ST21)して管理する。
【0028】つまり、処理要求データに含まれる要求元
ID(例えば、50A)と優先度とを、端末制御機20
内で発行した“受付番号”と時計回路24から得た“受
付時間”とともに記憶する。この際、実行状態は、“実
行前”と記憶(ST22)される。
【0029】そして、実行要求が発せられると(ST2
3のYES)、処理要求管理ファイル23Fを検索(S
T24)して、“実行前”である処理要求を各端末10
へ送信(実行要求)する(ST26)。この場合は“実
行中”に変える。全要求について要求する(ST2
8)。
【0030】各処理要求の実行順序は、予め設定された
所定順序(この実施形態では、“受付時間”)とされ、
かつ“優先度(優先順位)”が高い方を“受付時間”よ
りも優先する。
【0031】各端末(TM)10から、実行済通知を受
ける(図5のST29でYES)と、図2の処理要求管
理ファイル23Fに“実行済”と記憶(ST30)す
る。
【0032】かくして、上位機(SC)50からの状態
確認要求を受信(ST31のYES)すると、処理要求
管理ファイル23Fを検索(ST32)して、当該時に
おける当該処理要求の状態を読み出し、当該上位機50
へ応答(ST33のYES,ST34、ST35のYE
S,ST36、ST35のNO,ST37)する。全て
の要求について応答する(ST38)。
【0033】すなわち、上位機50側で、状態確認要求
を発する(図3のST15でYES)ことにより、端末
制御機20へ問合せ(ST16)することができる。端
末制御機20からの応答によって(ST17)、先に処
理要求(ST10〜ST14)した処理についての状態
を確認できる(ST18)。通信不良等によりエラー
(ST19)になることもあり得る。
【0034】かかる第1の実施形態では、各上位機50
A,50Bは自機1台の場合と同様に各端末10に対し
て処理要求データを送信する(図3のST10〜ST1
4)。このままでは、各端末10は、複数の上位機50
A,50Bからの複数の処理要求データを無秩序に受信
し、さらには同時に受信することになるので、円滑な処
理ができない。
【0035】ここに、端末制御機20が、各上位機50
A,50Bから受信した各処理要求データを記憶管理し
かつ所定順序に従って各端末10に当該各データ処理を
実行させる(図4のST20〜ST22)。すなわち、
“受付時間”の順番によって、かつ各上位機50からの
処理要求データに優先順位が付されている場合にはその
優先順位に従って錯綜する処理要求データの交通整理を
行う。
【0036】かくして、各上位機50および各端末10
のそれぞれが複数性を認識等することなく動作できるの
で、システム全体の安定かつ円滑な運用を担保しつつ各
端末に対して等価に働く上位機の複数(2)台分だけデ
ータ処理の多機能化,専用化を図れるとともに、優先度
を順守した効率的なデータ処理を行える。
【0037】また、端末制御機20は、各上位機50か
ら受信した各処理要求データについての実行状態を処理
要求記憶管理ファイル23Fに把握記憶しつつ管理す
る。処理要求データを送信した上位機50は、当該各処
理要求データについての実行状態を端末制御機20へ問
合せすることができる。
【0038】この問合せを受けた端末制御機20は、当
該各処理要求データについての実行状態を当該上位機5
0へ応答する。したがって、各上位機50側の進行を無
理なく消化させることができ、また、上位機50から各
端末10への重複要求を未然に防止できる。
【0039】しかして、第1の実施形態によれば、上位
機50を複数台(50A,50B)設けるとともに各端
末10に共通の端末制御機20を設け、この端末制御機
20が各上位機50から受信した各処理要求データを記
憶管理可能かつ所定順序に従って各端末10に当該各デ
ータ処理を実行させるものと形成されているので、各上
位機50および各端末10のそれぞれが複数性を認識等
することなく動作できるから、システム全体の安定かつ
円滑な運用を担保しつつ各端末10に対して等価に働く
上位機50の複数台分だけデータ処理の多機能化,専用
化を図れる。
【0040】また、各処理要求データには実行させる優
先順位が含まれているので、優先度を順守した効率的な
データ処理を行える。
【0041】また、各上位機50が自機から送信した各
処理要求データに関する実行状態を端末制御機20へ問
合せ可能かつ端末制御機20が各端末10での各処理要
求データについての実行状態を把握記憶可能で当該上位
機50へ当該処理要求データについての実行状態を応答
可能に形成されているので、各上位機50側の進行を無
理なく消化させることができ、また、端末10側への重
複要求を未然に防止できる。
【0042】(第2の実施形態)この実施形態では、コ
ンピュータ(50,20)に記憶媒体(FD)から商品
販売データ処理プログラムを読取らせ、第1の実施形態
の場合と同様な商品販売データ処理装置を構築しかつ商
品販売データ処理方法を実行可能としてある。
【0043】すなわち、第1の実施形態(図1)では、
図3および図4,図5に示す各商品販売データ処理プロ
グラムを各上位機50および端末制御機20の各ROM
52,22に格納させていたが、この第2の実施形態で
は、便宜的に第1の実施形態(図1)に示した上位機5
0のFDD56を用いて記憶媒体(FD…フロッピーデ
ィスク)に記憶された商品販売データ処理プログラム
(図3および図4,図5)を読取ってHDD55に格納
しかつ図3のプログラムはRAM53に展開して実施可
能に形成するとともに、図4,図5に示すプログラムは
データ通信回線2を介して端末制御機20へダウンロー
ドさせかつその各RAM23に展開して実施可能に形成
してある。他は第1の実施形態の場合と同様である。
【0044】従って、コンピュータ(50,20)に記
憶媒体(FD)に記憶された商品販売データ処理プログ
ラム(図3および図4,図5)を読取らせれば、当該コ
ンピュータ(50,20)を、第1の実施形態の場合と
同様な商品販売データ処理装置として簡単に構築するこ
とができかつ当該商品販売データ処理方法を確実に実施
させられる。
【0045】もとより、図1に示すROM52およびH
DD55やROM22を着脱可能としかつ図3および図
4,図5に示す各商品販売データ処理プログラムを格納
させておけば、当該HDDやROMも記憶媒体となる。
また、記憶媒体は、上記に限定されずCD−ROM,D
VD−ROM,MO,磁気テープ等から形成してもよ
い。
【0046】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、上位機を複数
台設けるとともに各端末に共通の端末制御機を設け、こ
の端末制御機が各上位機から受信した各処理要求データ
を記憶管理可能かつ所定順序に従って各端末に当該各デ
ータ処理を実行させるものと形成された商品販売データ
処理装置であるので、各上位機および各端末のそれぞれ
が複数性を認識等することなく動作できるから、システ
ム全体の安定かつ円滑な運用を担保しつつ各端末に対し
て等価に働く上位機の複数台分だけデータ処理の多機能
化,専用化を図れる。また、各上位機が自機から送信し
た各処理要求データに関する実行状態を端末制御機へ問
合せ可能に形成され、端末制御機が各端末での各処理要
求データについての実行状態を把握記憶可能かつ上位機
から問合せがあった場合に当該上位機から受信した当該
処理要求データについての実行状態を当該上位機へ応答
可能に形成されているので、各上位機側の進行を無理な
く消化させることができ、また、端末側への重複要求を
未然に防止できる。
【0047】また、請求項2の発明は、各処理要求デー
タには実行させる優先順位が含まれているものとされて
いるので、請求項1の発明の場合と同様な効果を奏する
ことができることに加え、さらに優先度を順守した効率
的なデータ処理を行える。
【0048】
【0049】さらに、請求項3の発明は、端末側に設け
られた各端末に共通の端末制御機に複数台の上位機から
受信した各処理要求データを記憶管理させかつ所定順序
に従って各端末に当該各データ処理を実行させる商品販
売データ処理方法であるので、各上位機および各端末の
それぞれが複数性を認識等することなく動作できるか
ら、システム全体の安定かつ円滑な運用を担保しつつ各
端末に対して等価に働く上位機の複数台分だけデータ処
理の多機能化,専用化を図れる。さらに、各上位機側の
進行を無理なく消化させることができ、また、各端末側
への重複要求を未然に防止できる。
【0050】さらにまた、請求項4の発明は、商品販売
データ処理プログラムがこれを読取った端末側に設けら
れたコンピュータに、複数台の上位機から受信した各処
理要求データを記憶管理させかつ所定順序に従って各端
末に当該各データ処理を実行させるものとされている商
品販売データ処理プログラムを記憶したコンピュータで
読取り可能な記憶媒体であるので、コンピュータに商品
販売データ処理プログラムを読取らせれば、当該コンピ
ュータを、システム全体の安定かつ円滑な運用を担保し
つつ各端末に対して等価に働く上位機の複数台分だけデ
ータ処理の多機能化,専用化を図れ、さらに、各上位機
側の進行を無理なく消化させることができ、また、各端
末側への重複要求を未然に防止できると言う優れた作用
効果を有する商品販売データ処理装置を簡単に構築でき
かつ当該方法を確実に実施させられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すブロック図であ
る。
【図2】同じく、端末制御機内の処理要求管理ファイル
を説明するための図である。
【図3】同じく、上位機側の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図4】同じく、端末制御機側の動作を説明するための
フローチャート(1)である。
【図5】同じく、端末制御機側の動作を説明するための
フローチャート(2)である。
【図6】従来例を説明するための図である。
【符号の説明】
2 データ通信回線 10 端末 20 端末制御機(コンピュータ) 21 CPU 22 ROM 23 RAM 23F 処理要求管理ファイル 24 時計回路 25 HDD 50 上位機(コンピュータ) 51 CPU 52 ROM 53 RAM 54 時計回路 55 HDD 56 FDD FD フロッピーディスク(記憶媒体) 57 キーボード 58 表示器

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の端末とデータ通信可能に接続され
    かつ各端末を一括管理する上位機とを有し、各端末が上
    位機から送信された処理要求データに従って商品販売に
    関するデータ処理を実行する商品販売データ処理装置に
    おいて、 前記上位機を複数台設けるとともに前記各端末に共通の
    端末制御機を設け、この端末制御機が各上位機から受信
    した各処理要求データを記憶管理可能かつ所定の順序に
    従って前記各端末に当該各データ処理を実行させるもの
    と形成され さらに、前記各上位機が自機から送信した前記各処理要
    求データに関する実行状態を前記端末制御機へ問合せ可
    能に形成され、前記端末制御機が前記各端末での各処理
    要求データについての実行状態を把握記憶可能かつ前記
    上位機から問合せがあった場合に当該上位機から受信し
    た当該処理要求データについての実行状態を当該上位機
    へ応答可能に形成され ている商品販売データ処理装置。
  2. 【請求項2】 前記各処理要求データには実行させる優
    先順位が含まれている請求項1記載の商品販売データ処
    理装置。
  3. 【請求項3】 各端末にデータ通信可能に接続された上
    位機から送信されて来た処理要求データに従って商品販
    売に関するデータ処理を実行させる商品販売データ処理
    方法において、 前記端末側に設けられた前記各端末に共通の端末制御機
    に複数台の前記上位機から受信した各処理要求データを
    記憶管理させかつ所定の順序に従って前記各端末に当該
    各データ処理を実行させ さらに、前記各上位機が自機から送信した前記各処理要
    求データに関する実行状態を前記端末制御機へ問合せ、
    前記端末制御機が前記各端末での各処理要求データにつ
    いての実行状態を把握記憶し、かつ前記上位機から問合
    せがあった場合に当該上位機から受信した当該処理要求
    データについての実行状態を当該上位機へ応答す る商品
    販売データ処理方法。
  4. 【請求項4】 各端末にデータ通信可能に接続された上
    位機から送信されて来た処理要求データに従って商品販
    売に関するデータ処理を実行させる商品販売データ処理
    プログラムを記憶したコンピュータで読取り可能な記憶
    媒体であって、 前記商品販売データ処理プログラムがこれを読取った前
    記端末側に設けられたコンピュータに、複数台の前記上
    位機から受信した各処理要求データを記憶管理させかつ
    所定の順序に従って前記各端末に当該各データ処理を実
    行させ さらに、前記各上位機が自機から送信した前記各処理要
    求データに関する実行状態を前記端末制御機へ問合せを
    する処理を実行させ、前記端末制御機が前記各端末での
    各処理要求データについての実行状態を把握記憶させ、
    かつ前記上位機から問合せがあった場合に当該上位機か
    ら受信した当該処理要求データについての実行状態を当
    該上位機へ応答する処理を実行させ るものとされている
    商品販売データ処理プログラムを記憶したコンピュータ
    で読取り可能な記憶媒体。
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