JP2002109645A - Posシステム、posサーバ、posシステム、販売管理方法、及び記録媒体 - Google Patents

Posシステム、posサーバ、posシステム、販売管理方法、及び記録媒体

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JP2002109645A
JP2002109645A JP2000295390A JP2000295390A JP2002109645A JP 2002109645 A JP2002109645 A JP 2002109645A JP 2000295390 A JP2000295390 A JP 2000295390A JP 2000295390 A JP2000295390 A JP 2000295390A JP 2002109645 A JP2002109645 A JP 2002109645A
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JP
Japan
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store terminal
management device
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information
transaction
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JP2000295390A
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English (en)
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Tokuhiro Yamada
徳廣 山田
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VISUAL JAPAN Inc
Original Assignee
VISUAL JAPAN Inc
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Publication date
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    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/06Buying, selling or leasing transactions
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07FCOIN-FREED OR LIKE APPARATUS
    • G07F9/00Details other than those peculiar to special kinds or types of apparatus
    • G07F9/002Vending machines being part of a centrally controlled network of vending machines
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07GREGISTERING THE RECEIPT OF CASH, VALUABLES, OR TOKENS
    • G07G1/00Cash registers
    • G07G1/12Cash registers electronically operated
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 店端末からの要求に即座に応答することがで
きるPOSサーバを提供する。 【解決手段】 複数の店舗に配設された複数の店端末を
管理するPOSサーバ100であって、複数の店端末の
うち第1の店端末300aにおいて商品の取引が行われ
たことを示す取引情報を、第1の店端末300aからそ
れぞれ受信して格納し、第1の店端末に対して取引情報
を受信した旨をそれぞれ通知する第1及び第2の管理装
置を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、POS(Point Of
Sales)サーバ(販売時点情報管理サーバ)、店端末、
POSシステム、販売管理方法、及び記録媒体に関す
る。特に本発明は、複数の店舗における商品の販売を管
理するPOSサーバ、POSサーバと接続する店端末、
POSサーバ及び店端末を備えたPOSシステム、及び
販売管理方法、及び上記のプログラムを格納する記録媒
体に関する。
【0002】
【従来の技術】コンビニエンスストアやスーパー等の小
売業界では、売上管理のためにPOSシステムが使用さ
れている。店舗には、LAN(Local Area Network)等
によってPOSサーバに接続された店端末が配設され
る。チェーン店のように複数の店舗を有する場合は、1
台のPOSサーバが、異なる店舗に配設された複数の店
端末を管理する。
【0003】店舗において、商品を販売するときに、ス
キャナを用いて、その商品に付与された値段や包装パッ
ケージに印刷または貼付されたバーコードを読み込み、
店端末は、その商品を売上計上する。
【0004】また、今日では、店舗に配設された店端末
の台数に関わらず、店舗側にもPOSサーバを設け、本
部の上位サーバとの通信を行うクライアントサーバがシ
ステムが主流化している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のPOS
システムを構築するためには、膨大なコストを要する。
また、店端末側にサーバを設けた場合、店端末の保守が
必要となってしまう。
【0006】店舗側のPOサーバと本部の上位サーバが
一日中接続するのは、コスト的に不経済であるため、一
日に数回の接続で、上位サーバとのデータの送受信を行
う。従って、情報の送受信のタイミングが制限されるの
で、新規の商品マスタ及びその他の情報を所望のタイミ
ングで送受信することができない。また、上位サーバ
が、多くの店端末から同時に1対1の通信を行える上位
サーバを構築するためには、膨大な設備投資が必要とな
る。
【0007】そこで本発明は、上記の課題を解決するこ
とのできるPOSサーバ、店端末、POSシステム、販
売管理方法、及び記録媒体を提供することを目的とす
る。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の
特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発
明の更なる有利な具体例を規定する。
【0008】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明の第1の形
態によると、複数の店舗に配設された複数の店端末を管
理するPOSサーバであって、前記複数の店端末のうち
第1の店端末において商品の取引が行われたことを示す
取引情報を、前記第1の店端末からそれぞれ受信して格
納し、前記第1の店端末に対して前記取引情報を受信し
た旨をそれぞれ通知する第1及び第2の管理装置を備え
る。
【0009】前記第1の管理装置に前記第1の店端末の
前記取引情報が正しく格納されなかった場合に、前記第
2の管理装置は、前記取引情報を前記第1の管理装置に
提供してもよい。
【0010】前記複数の店端末のうち、前記第1の店端
末と異なる第2の店端末において商品の取引が行われた
ことを示す取引情報を、前記第2の店端末から受信して
格納し、前記第2の店端末に対して前記取引情報を受信
した旨を通知する第3の管理装置をさらに備えてもよ
い。前記第2の管理装置は、さらに前記第2の店端末の
前記取引情報を前記第2の店端末から受信して格納し、
前記第2の店端末に対して前記取引情報を受信した旨を
通知してもよい。
【0011】前記第3の管理装置に前記第2の店端末の
前記取引情報が正しく格納されなかった場合に、前記第
2の管理装置は、前記取引情報を前記第3の管理装置に
提供してもよい。
【0012】前記第2の管理装置は、前記複数の店端末
のうち所定の店端末から、当該店端末以外の前記取引情
報に関する情報の要求を受信した場合、前記要求が示す
前記取引情報を前記店端末に送信してもよい。
【0013】前記第1の店端末の前記取引情報を前記第
1の店端末から受信して格納し、前記第1の店端末に対
して前記取引情報を受信した旨を通知し、前記第1の管
理装置に前記第1の店端末の前記取引情報が正しく格納
されなかった場合に、前記取引情報を前記第1の管理装
置に提供する第4の管理装置と、前記第2の店端末の前
記取引情報を前記第2の店端末から受信して格納し、前
記第2の店端末に対して前記取引情報を受信した旨を通
知し、前記第3の管理装置に前記第2の店端末の前記取
引情報が正しく格納されなかった場合に、前記取引情報
を前記第1の管理装置に提供する第5の管理装置とをさ
らに備えてもよい。
【0014】前記第1の店端末及び前記第2の店端末の
それぞれから前記取引情報を受信し格納する第4の管理
装置をさらに備えてもよい。前記第4の管理装置は、前
記複数の店端末のうち所定の店端末から、当該店端末以
外の前記取引情報に関する情報の要求を受信した場合
に、前記要求が示す前記取引情報を前記店端末に送信し
てもよい。
【0015】前記第1及び第2の管理装置は、複数の店
端末のうち第2の店端末において商品の取引が行われた
ことを示す取引情報を、前記第2店端末からそれぞれ受
信して格納し、前記第2の店端末に対して前記第2の店
端末に対して前記取引情報を受信した旨をそれぞれ通知
してもよい。
【0016】前記第2の管理装置は、前記第1の管理装
置に前記第1の店端末の前記取引情報が正しく格納され
なかった場合に、前記取引情報を前記第1の管理装置に
提供してもよい。前記第1の管理装置は、前記第2の管
理装置に前記第2の店端末の前記取引情報が正しく格納
されなかった場合に、前記取引情報を前記第2の管理装
置に提供してもよい。
【0017】複数の店端末のうちの第3及び第4の店端
末において商品の取引が行われたことを示す取引情報を
受信して格納すべく設けられた、前記第1及び第2の管
理装置と同一の機能を有する第3及び第4の管理装置
と、前記第1及び第2の管理装置のうち少なくとも一方
から前記第1の店端末の前記取引情報を受信して格納
し、前記第3及び第4の管理装置のうち少なくとも一方
から前記第2の店端末の前記取引情報を受信して格納す
る第5の管理装置とをさらに備えてもよい。
【0018】前記複数の店端末のうち所定の店端末から
当該店端末以外の前記取引情報に関する情報の要求を受
信した場合に、前記第5管理装置は、前記要求が示す前
記取引情報を前記店端末に送信してもよい。
【0019】複数の店端末のうちの第3及び第4の店端
末において商品の取引が行われたことを示す取引情報を
前記受信した格納すべく設けられた、前記第1及び第2
の管理装置と同一の機能を有する第3及び第4の管理装
置と、前記第1及び第2の管理装置のうち少なくとも一
方から前記第1の店端末の取引情報を受信して格納し、
前記第1及び第2の管理装置のうち少なくとも一方から
前記第2の店端末の取引情報を受信して格納し、前記第
3及び第4の管理装置のうち少なくとも一方から前記第
3の店端末の前記取引情報を受信して格納し、前記第3
及び第4の管理装置のうち少なくとも一方から第4の店
端末の前記取引情報を受信して格納する第5の管理装置
とをさらに備えてもよい。
【0020】前記複数の店端末のうち所定の店端末から
当該店端末以外の前記取引情報に関する情報の要求を受
信した場合に、前記第5の管理装置は、前記要求が示す
情報を前記店端末に送信してもよい。
【0021】前記第1の管理装置は、前記第1の店端末
から受信した前記取引情報を処理した後に、前記処理の
完了を前記第1の店端末に認識させる主応答情報を前記
第1の店端末に送信してもよい。前記第2の管理装置
は、前記第1の店端末から受信した前記取引情報を処理
した後に、前記第1の管理装置から前記主応答情報が前
記第1の店端末に送信されなかった場合に、前記取引情
報の処理を完了したことを前記第1の店端末に認識させ
る副応答情報を前記第1の店端末に送信してもよい。
【0022】前記第1の管理装置は、前記第1の店端末
から受信した前記取引情報を処理した後に、前記処理の
完了を前記第1の店端末に認識させる主応答情報を前記
第1の店端末に送信してもよい。前記第3の管理装置
は、前記第2の店端末から受信した前記取引情報を処理
した後に、前記処理の完了を前記第2の店端末に認識さ
せる主応答情報を前記第2の店端末に送信してもよい。
前記第2の管理装置は、前記第1の店端末から受信した
前記取引情報を処理した後に、前記第1の管理装置から
前記主応答情報が前記第1の店端末に送信されなかった
場合に、前記取引情報の処理を完了したことを前記第1
の店端末に認識させる副応答情報を前記第1の店端末に
送信し、前記第2の店端末から受信した前記取引情報を
処理した後に、前記第3の管理装置から前記主応答情報
が前記第2の店端末に送信されなかった場合に、前記取
引情報の処理を完了したことを前記第2の店端末に認識
させる副応答情報を前記第2の店端末に送信してもよ
い。
【0023】前記第1の管理装置は、前記第1の店端末
から受信した前記取引情報を処理した後に、前記処理の
完了を前記第1の店端末に認識させる主応答情報を前記
第1の店端末に送信してもよい。前記第4の管理装置
は、前記第1の店端末から受信した前記取引情報を処理
した後に、前記第1の管理装置から前記主応答情報が前
記第1の店端末に送信されなかった場合に、前記取引情
報の処理を完了したことを前記第1の店端末に認識させ
る副応答情報を前記第1の店端末に送信してもよい。前
記第3の管理装置は、前記第2の店端末から受信した前
記取引情報を処理した後に、前記処理の完了を前記第2
の店端末に認識させる主応答情報を前記第2の店端末に
送信してもよい。前記第5の管理装置は、前記第2の店
端末から受信した前記取引情報を処理した後に、前記第
3の管理装置から前記主応答情報が前記第2の店端末に
送信されなかった場合に、前記取引情報の処理を完了し
たことを前記第2の店端末に認識させる副応答情報を前
記第2の店端末に送信してもよい。
【0024】前記第1の管理装置は、前記第1の店端末
から受信した前記取引情報を処理した後に、前記処理の
完了を前記第1の店端末に認識させる主応答情報を前記
第1の店端末に送信してもよい。前記第2の管理装置
は、前記第1の店端末から受信した前記取引情報を処理
した後に、前記第1の管理装置から前記主応答情報が前
記第1の店端末に送信されなかった場合に、前記取引情
報の処理を完了したことを前記第1の店端末に認識させ
る副応答情報を前記第1の店端末に送信してもよい。前
記第2の管理装置は、前記第2の店端末から受信した前
記取引情報を処理した後に、前記処理の完了を前記第2
の店端末に認識させる主応答情報を前記第2の店端末に
送信してもよい。前記第1の管理装置は、前記第2の店
端末から受信した前記取引情報を処理した後に、前記第
2の管理装置から前記主応答情報が前記第2の店端末に
送信されなかった場合に、前記取引情報の処理を完了し
たことを前記第2の店端末に認識させる副応答情報を前
記第2の店端末に送信してもよい。
【0025】前記第1の管理装置は、前記第1の店端末
から受信した前記取引情報を処理した後に、前記処理の
完了を前記第1の店端末に認識させる主応答情報を前記
第1の店端末に送信してもよい。前記第2の管理装置
は、前記第1の店端末から受信した前記取引情報を処理
した後に、前記第1の管理装置から前記主応答情報が前
記第1の店端末に送信されなかった場合に、前記取引情
報の処理を完了したことを前記第1の店端末に認識させ
る副応答情報を前記第1の店端末に送信してもよい。前
記第3の管理装置は、前記第2の店端末から受信した前
記取引情報を処理した後に、前記処理の完了を前記第2
の店端末に認識させる主応答情報を前記第2の店端末に
送信してもよい。前記第4の管理装置は、前記第2の店
端末から受信した前記取引情報を処理した後に、前記第
2の管理装置から前記主応答情報が前記第2の店端末に
送信されなかった場合に、前記取引情報の処理を完了し
たことを前記第2の店端末に認識させる副応答情報を前
記第2の店端末に送信してもよい。
【0026】本発明の第2の形態においては、複数の店
舗における商品の販売を管理するPOSサーバに接続さ
れた店端末であって、取引すべき商品の商品識別情報を
入力する入力部と、入力された前記商品識別情報に対応
する前記商品の取引に関する処理を行う取引処理部と、
前記取引に関する処理を示す取引情報を作成する取引情
報作成部と、前記取引情報を複製する複製部と、複製さ
れた複数の前記取引情報を送信する送信部と、送信した
複数の前記取引情報のいずれかに対する応答を受信する
受信部とを備える。前記送信部は、前記応答を受信しな
いことを必要条件として前記取引情報を再送する。
【0027】前記複製部が複製した複数の前記取引情報
に異なる宛先アドレスを付与する宛先付与部をさらに備
えてもよい。前記送信部は、前記宛先アドレスが付与さ
れた複数の前記取引情報を送信し、送信した複数の前記
取引情報のいずれに対する応答も前記受信部が受信しな
いことを必要条件として前記取引情報を再送してもよ
い。
【0028】前記POSサーバは、前記店端末の前記取
引情報を受信し、前記取引情報に対する応答を前記店端
末に送信すべき店端末主管理装置、及び前記取引情報を
受信し、前記店端末主管理装置が前記応答を送信しない
場合に、前記取引情報に対する応答を前記店端末に送信
すべき店端末副管理装置を備えてもよい。前記宛先付与
部は、前記店端末主管理装置及び前記店端末副管理装置
のアドレスを2つの前記取引情報に付与してもよく、前
記送信部は、前記店端末主管理装置から前記応答を受信
しないことを必要条件として、前記取引情報を再送して
もよい。
【0029】前記店端末主管理装置から前記応答を受信
しない状態で、前記送信部が前記取引情報を送信してか
ら所定の時間が経過し、かつ前記受信部が、前記店端末
副管理装置から前記応答を受信しないことを必要条件と
して、前記送信部は、前記取引情報を再送してもよい。
【0030】前記店端末から前記応答を受信しない状態
で、前記送信部が前記取引情報を送信してから所定の時
間が経過し、かつ前記受信部が、前記店端末副管理装置
から前記応答を受信した場合に、前記送信部が、次回前
記取引情報を送信するときに、前記店端末副管理装置が
前記応答を受信しなかったことを必要条件として、前記
送信部は、前記取引情報を再送してもよい。
【0031】前記店端末から前記応答を受信しない状態
で、前記送信部が前記取引情報を送信してから所定の時
間が経過し、かつ前記受信部が、前記店端末副管理装置
から前記応答を受信した場合に、前記送信部が、次回前
記取引情報を送信するときに、前記店端末副管理装置が
前記応答を受信しない状態で、前記送信部が前記取引情
報を送信してから所定の時間が経過し、かつ前記受信部
が前記店端末主管理装置から前記応答を受信しなかった
ことを必要条件として、前記送信部は、前記取引情報を
再送してもよい。
【0032】前記店端末から前記応答を受信しない状態
で、前記送信部が前記取引情報を送信してから所定の時
間が経過し、かつ前記受信部が、前記店端末副管理装置
から前記応答を受信した場合に、前記送信部が、次回前
記取引情報を送信するときに、前記店端末副管理装置前
記応答を受信しない状態で、前記送信部が前記取引情報
を送信してから所定の時間が経過し、かつ前記受信部が
前記店端末主管理装置から前記応答を受信しなかったこ
とを必要条件として、前記送信部が前記取引情報を送信
する状態で、当該店端末が再起動された場合に、前記受
信部が、前記店端末主管理装置から前記応答を受信しな
かったことを必要条件として、前記送信部は、前記取引
情報を再送してもよい。
【0033】前記店端末副管理装置は、前記POSサー
バが管理する店端末の前記取引情報を格納してもよい。
前記POSサーバが管理する前記店端末のうち当該店端
末以外の店端末から受信して格納した前記取引情報の要
求を、前記送信部が送信した場合、前記店端末副管理装
置から前記応答を受信しなかったことを必要条件とし
て、前記送信部は、前記要求を再送してもよい。
【0034】本発明の第3の形態においては、複数の店
舗における商品の取引を管理するPOSサーバ及び前記
店舗に配設される店端末を備えるPOSシステムであっ
て、複数の前記店端末のうち第1の店端末は、取引すべ
き商品の商品識別情報を入力する入力部と、入力された
前記商品識別情報に対応する前記商品の取引に関する処
理を行う取引処理部と、前記取引に関する処理を示す取
引情報を作成する取引情報作成部と、前記取引情報を複
製する複製部と、複製された複数の前記取引情報を送信
する送信部とを有する。前記POSサーバは、前記複数
の店端末のうち第1の店端末において商品の取引が行わ
れたことを示す同一の取引情報を、前記第1の店端末か
らそれぞれ受信して格納し、前記第1の店端末に対して
前記取引情報を受信した旨をそれぞれ通知する第1及び
第2の管理装置を有する。前記第1の店端末は、送信し
た複数の前記取引情報のいずれかに対する応答を示す前
記通知を受信する受信部をさらに有する。前記第1の店
端末の前記送信部は、前記応答を受信しないことを必要
条件として前記取引情報を再送する。
【0035】本発明の第4の形態においては、複数の店
舗に配設された複数の店端末での商品の取引をPOSサ
ーバ上で管理する取引管理方法であって、前記複数の店
端末のうち第1の店端末において商品の取引が行われた
ことを示す同一の複数の取引情報を、前記第1の店端末
から受信して格納する格納段階と、前記格納段階の後
に、前記第1の店端末に対して前記取引情報を受信した
旨を通知する段階とを有する。
【0036】本発明の第5の形態においては、複数の店
舗における商品の取引を管理するPOSサーバを用いて
前記商品の取引を管理する取引管理方法であって、取引
すべき商品の商品識別情報を入力する段階と、入力され
た前記商品識別情報に対応する前記商品の取引に関する
処理を行う段階と、前記取引に関する処理を示す取引情
報を作成する段階と、前記取引情報を複製する段階と、
複製された複数の前記取引情報を送信する段階と、送信
した複数の前記取引情報のいずれかに対する応答を受信
する段階と、前記応答を受信しないことを必要条件とし
て前記取引情報を再送する段階とを有する。
【0037】本発明の第6の形態においては、複数の店
舗に配設された複数の店端末での商品の取引をPOSサ
ーバ上で管理するコンピュータ用のプログラムを格納し
た記録媒体であって、前記複数の店端末のうち第1の店
端末において商品の取引が行われたことを示す同一の複
数の取引情報を、前記第1の店端末から受信して格納す
る格納モジュールと、前記第1の店端末に対して、前記
取引情報を受信した旨を通知する通知モジュールとを有
する。
【0038】本発明の第7の形態においては、複数の店
舗における商品の取引を管理するPOSサーバに接続さ
れた店端末用のプログラムを格納した記録媒体であっ
て、取引すべき商品の商品識別情報を入力する入力モジ
ュールと、入力された前記商品識別情報に対応する前記
商品の取引に関する処理を行う取引処理モジュールと、
前記取引に関する処理を示す取引情報を作成する取引情
報作成モジュールと、前記取引情報を複製する複製モジ
ュールと、複製された複数の前記取引情報を送信する送
信モジュールと、送信した複数の前記取引情報のいずれ
かに対する応答を受信する受信モジュールと、前記応答
を受信しないことを必要条件として前記取引情報を再送
する再送モジュールとを有する。
【0039】なお上記の発明の概要は、本発明の必要な
特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群の
サブコンビネーションも又発明となりうる。
【0040】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を通じて
本発明を説明するが、以下の実施形態はクレームにかか
る発明を限定するものではなく、又実施形態の中で説明
されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に
必須であるとは限らない。
【0041】図1は、POSシステム全体を示す。PO
Sシステムは、第1店端末300a、第2店端末300
b、…(店端末300と略称する)と、複数の店端末3
00を管理するPOSサーバ100とを備える。複数の
店端末300は、インターネット20を介してPOSサ
ーバ100と通信可能である。店端末300は、クライ
アントコンピュータである。店端末300は、汎用の市
販パソコンを核として、ジャーナルプリンタ、バーコー
トリーダ等の周辺機器を有する。これらの連携によっ
て、店端末300は、店舗における販売や買い取り等の
取引に関する取引処理を行う。店端末300は、ルータ
12を介して、POSサーバ100に接続し、必要な情
報を取得する。
【0042】POSサーバ100は、サーバコンピュー
タであり、商品の売価を含む、商品の内容を示す商品情
報、店端末300から受信した店端末300における取
引の内容を示す情報を格納する取引データベース116
を有する。POSサーバ100は、ルータ12を介し
て、店端末300に接続される。POSサーバ100
は、店端末300において商品が取引されたことを、取
引データベース116に反映させるデータベース操作命
令を、店端末300から受信する。
【0043】なお、ここではネットワーク回線として、
インターネット回線網を例示したが、安全性を重視した
場合、フレームリレー網でもよく、接続形態が制限され
るものではない。
【0044】図2は、図1に示す店端末300のハード
ウェア構成を示すブロック図である。店端末300は、
CPU302と、主記憶装置304と、BIOS−RO
M306と、ディスプレイコントローラ(LCDC)30
8と、プリンタコントローラ(PRTC)310と、ス
キャナコントローラ312と、キーボードコントローラ
314と、ネットワークインタフェース316と、CD
−ROMインタフェース318と、CD−ROM330
と、LCDディスプレイ332と、ジャーナルプリンタ
334と、バーコードリーダ336と、キーボード/キ
ーマット338を有する。
【0045】CPU302は、主記憶装置304及びB
IOS−ROM306に格納されるプログラムに従い算
術論理演算を行う。CPU302はまた、ジャーナルプ
リンタ310及びバーコードリーダ312等の各種周辺
装置を制御する。主記憶装置304は、RAMで構成さ
れる。BIOS−ROM306は、接続される周辺装置
を制御するBIOS(基本入出力制御システム)プログ
ラムを格納する。LCDC308は、ラインディスプレ
イを含むLCDディスプレイ308に接続される。プリ
ンタコントローラ310は、領収書を発行するジャーナ
ルプリンタ334に接続される。スキャナコントローラ
312は、バーコードリーダ336に接続される。キー
ボードコントローラ314は、キーボード/キーマット
338に接続される。CD−ROMインタフェース31
8は、CD−ROM330の制御を行う。
【0046】ネットワークインタフェース316は、例
えばモデムカードで構成され、インターネット20を含
む通信回線網経由でPOSサーバ100と接続される。
店端末300は、ネットワークインタフェース316を
介して、本店端末300において商品が販売されること
を示す取引情報をPOSサーバ100に送信し、送信し
た情報に対する応答を受信する。入出力バス320は、
データアドレス、コントロールの為のラインが複数本で
構成され、入出力バス320を介して相互にデータ交信
が行われ、それぞれが持つ機能を実現する。なお、店端
末300の周辺装置を含む構成は店舗の構成により適宜
変更可能である。
【0047】図3は、図2のハードウェア構成によって
実現される処理部350の機能を示す機能ブロック図で
ある。処理部350は、取引処理に関する機能をまとめ
たユニットである。処理部350の一連の動作は、主に
CPU302と、主記憶装置304、及びBIOS−R
OM306に格納されたプログラムの共同によって実現
される。ただしそれ以外の構成要素によって処理部35
0が実現されてもよく、その設計の自由度は高い。処理
部350は、入力部352と、取引処理部354と、D
B操作命令作成部356と、DB操作命令保持部358
と、送信部360と、受信部362と、出力部364
と、複製部366と、宛先付与部368とを有する。
【0048】入力部352は、例えば、バーコードリー
ダ336やキーボード/キーマット338を介して、商
品の識別情報、商品の個数、及び商品の値段を入力す
る。商品識別情報は、商品に貼付されたバーコードであ
ってもよい。
【0049】取引処理部354は、入力部352が入力
した情報に基づいて算術計算を行う。例えば、1人の顧
客と取引する合計金額を算出する。顧客に商品を販売す
る場合は、購入合計金額を算出する。
【0050】DB操作命令作成部356は、取引処理部
354が処理した内容を、POSサーバ100の取引デ
ータベース116に反映させるデータベース操作命令を
作成する。データベース操作命令としては、例えば鉛筆
を5本販売したことをPOSサーバ100のデータベー
スに反映させる命令であってもよく、また例えば消しゴ
ムを3個販売したことをPOSサーバ100のデータベ
ースに反映させる命令であってもよい。1人の顧客に鉛
筆5本と消しゴム3個を販売した場合、鉛筆に関するデ
ータベース操作命令と消しゴムに関するデータベース操
作命令をそれぞれ作成する。このように、データベース
操作命令は、各商品毎に作成される。データベース操作
命令は、例えば、SQL(Structured Query Languag
e)であってもよい。
【0051】複製部366は、DB操作命令作成部35
6から受け取ったデータベース操作命令をコピーする。
宛先付与部368は、複製部366から受け取った各デ
ータベース操作命令に、各データベース操作命令を送信
すべき宛先のIPアドレスを付与する。アドレスは、例
えばIPアドレスであってもよい。
【0052】送信部360は、宛先付与部368からア
ドレスを付与されたデータベース操作命令を受けとり、
インターネット20を介してそれぞれの宛先に送信す
る。送信部360はまた、POSサーバ100に対し
て、商品の売価を含む、商品情報を要求する商品情報要
求を送信する。DB操作命令保持部358は、DB操作
命令作成部356が作成したデータベース操作命令を保
持する。
【0053】受信部362は、インターネット20を介
してPOSサーバ100から商品の売価を含む商品情報
を受信する。受信部362はまた、送信したデータベー
ス操作命令に対する完了通知を受信する。第1店端末3
00aは、送信部360がデータベース操作命令を送信
する複数の送信先のうち、データベース操作命令に対す
る完了通知を受信すべき主応答装置と、主応答装置から
完了通知を受信できない場合に、データベース操作命令
に対する完了通知を受信すべき副応答措置とを予め設定
している。受信部362は、主応答装置から所定の時間
完了通知を受信しない場合、さらに副応答装置から所定
の時間、完了通知を受信するのをまつ。所定の時間が経
過しても、完了通知を受信しない場合、送信部360に
対し、再送させる。
【0054】出力部364は、例えば、ジャーナルプリ
ンタ334に印刷させるべき情報や、LCDディスプレ
イ332に表示させるべき情報をそれぞれ、ジャーナル
プリンタ334及びLCDディスプレイ332に出力す
る。出力部364はまた、DB操作命令保持部358が
保持するDB操作命令に対応する取引内容を出力する。
【0055】図4は、図1に示すPOSサーバ100の
ハードウェア構成を示すブロック図である。POSサー
バ100は、総合管理装置200と、第1管理装置21
0aと、第2管理装置210bと、第3管理装置210
cと、第4管理装置210dを有する。総合管理装置2
00、第1管理装置210a、第2管理装置210b、
第3管理装置210c、及び第4管理装置210d(単
に管理装置210と呼ぶ)は、いずれもインターネット
20を介して複数の店端末300及び本POSサーバ1
00以外のPOSサーバと通信可能である。
【0056】POSサーバ100に含まれる装置は、第
1店端末300a及び第2店端末300bがデータベー
ス操作命令を送信すべき装置に設定され、予め定められ
た店端末300のデータベース操作命令を格納する。本
図を用いて、第1店端末300a及び第2店端末300
bのデータベース操作命令を格納する、POSサーバ1
00の各装置について説明する。
【0057】第1管理装置210a及び第2管理装置2
10bのそれぞれは、第1店端末300aにおいて商品
の取引が行われたことを示す取引情報を取引データベー
ス116に反映させるデータベース操作命令を、第1店
端末300aから受信して格納する。すなわち、第1管
理装置210a及び第2管理装置210bは、それぞれ
第1管理装置210a及び第2管理装置210bのアド
レスが付与され、第1店端末300aから送信された同
一のデータベース操作命令を受信する。
【0058】第1管理装置210aは、第1店端末30
0aから受信したデータベース操作命令を処理した後
に、処理の完了を第1店端末300aに認識させる完了
通知を主応答情報として第1店端末300aに送信す
る。
【0059】第2管理装置210bは、第1店端末30
0aから受信したデータベース操作命令を処理した後
に、第1管理装置210aから主応答情報が第1店端末
300aに受信されなかった場合に、データベース操作
命令の処理を完了したことを第1店端末300aに認識
させる完了通知を副応答情報として第1店端末300a
に送信する。第1店端末300aは、第1管理装置21
0aを主応答装置、第1管理装置210aを副応答装置
に設定している。このように、第1店端末300aが、
第1店端末300aのデータベース操作命令を第1に格
納すべき主応答装置、及びデータベース操作命令を第2
に格納すべき副応答装置を予め設定しているので、複数
の管理装置210は、いずれも同様に、データベース操
作命令を受信した場合、完了通知を送信すればよい。
【0060】第1管理装置210aに、第1店端末30
0aのデータベース操作命令が正しく格納されなかった
場合に、第2管理装置210bは、データベース操作命
令を第1管理装置210aに提供する。すなわち、第2
管理装置210bは、第1管理装置210aのバックア
ップ装置として機能する。このように、第1店端末30
0aから送信された同一のデータベース操作命令を複数
の管理装置210が受信するので、一方の管理装置21
0にデータベース操作命令が正しく格納されなかった場
合に、他方に格納されたデータベース操作命令を補填す
ることができる。
【0061】第3管理装置210c及び第4管理装置2
10dは、第2店端末300bからデータベース操作命
令をそれぞれ受信して格納する。すなわち、第3管理装
置210c及び第4管理装置210dは、それぞれ第3
管理装置210c及び第4管理装置210dのアドレス
が付与され、第2店端末300bから送信された同一の
データベース操作命令を受信する。
【0062】第3管理装置210cは、第2店端末30
0bから受信したデータベース操作命令を処理した後
に、処理の完了を第2店端末300bに認識させる主応
答情報を第2店端末300bに送信する。第4管理装置
210dは、第2店端末300bから受信した取引情報
を処理した後に、第2管理装置210bから主応答情報
第2店端末300bに受信されなかった場合に、データ
ベース操作命令の処理を完了したことを第2店端末30
0bに認識させる副応答情報を第2店端末300bに送
信する。
【0063】すなわち、第3管理装置210cは、第2
店端末300bに対する主応答装置、第3管理装置21
0cは、第2店端末300bに対する副応答装置に設定
されている。また、第4管理装置210dは、第3管理
装置210cのバックアップ装置として機能する。
【0064】このように、POSサーバ100は、複数
の店端末300を管理する場合に、複数の管理装置21
0に異なる店端末300を管理させることによって、処
理を分散させることができる。これによって、POSサ
ーバ100は、管理すべき店端末300の数が多い場合
でも、店端末300からの要求に、リアルタイムに応答
することができる。
【0065】総合管理装置200は、総合管理装置20
0のアドレスを付与されたデータベース操作命令を第1
店端末300a及び第2店端末300bそれぞれから受
信して格納する。このように、総合管理装置200は、
POSサーバ100が管理する全ての店端末300から
受信したデータベース操作命令を格納する。従って、複
数の管理装置210が異なる店端末300を管理する場
合でも、総合管理装置200は、全ての店端末300を
統括的に管理することができる。
【0066】なお、図4は、複数の管理装置210を有
するPOSサーバ100をひとまとまりとして示した
が、これらは物理的に一つのまとまりである必要はな
く、複数の管理装置210及び総合管理装置200は、
それぞれ異なる場所に配設されてもよい。この場合、そ
れぞれの管理装置210及び総合管理装置200は、イ
ンターネット20を介して店端末300と通信し、例え
ばLANなどの通信回線を用いてPOSサーバ100内
の他の装置と通信してもよい。例えば、第1管理装置2
10aは、東京に配設され、第2管理装置210bは、
九州に配設されてもよい。このように、異なる場所に複
数の管理装置210を配設することができるので、例え
ば、第1管理装置210aが作動しない場合や、第1管
理装置210aのトラフィックが混雑している場合に
は、店端末300は、第2管理装置210bにアクセス
し、同一の処理を行うことができる。
【0067】図5は、図4に示す第1管理装置210a
のハードウェア構成を示すブロック図である。第1管理
装置210aは、CPU102と、主記憶装置104
と、BIOS−ROM106と、データベース更新部1
08と、取引データベース116と、ネットワークイン
タフェース110と、内部接続部112と、入出力バス
114とを有する。
【0068】CPU102は、主記憶装置104および
BIOS−ROM106に格納されるプログラムに従い
算術論理演算を行う。CPU102はまた、各種周辺装
置を制御する。主記憶装置104は、RAMで構成され
る。BIOS−ROM106は、システムに接続される
周辺装置を制御するBIOS(基本入出力制御システ
ム)プログラムを格納する。データベース更新部108
は、取引データベース116のフォーマット制御ならび
にリードライト制御を行う。取引データベース116
は、店端末300における取引の内容を格納する。
【0069】ネットワークインタフェース110は、イ
ンターネット20を介して店端末300と接続し、デー
タベース操作命令などを受信する。ネットワークインタ
フェース110はまた、受信した情報に対する応答を送
信する。内部接続部112は、例えばLANなどの通信
回線を介して第2管理装置210b、総合管理装置20
0、及びバックアップ装置220と接続する。従って、
POSサーバ100の第1管理装置210a、第2管理
装置210b、総合管理装置200、及びバックアップ
装置220は、インターネット20を介さずに情報を送
受信することができる。なお、図示しないが、管理装置
210aは、図2に示した店端末300と同様に、LC
Dモニタ、キーボードなどの周辺装置が、専用の入出力
コントローラを介して入出力バス114に接続される。
【0070】図6は、図5のハードウェア構成によって
実現される第1管理装置210aの機能のうち、本実施
の形態に特徴的なDB操作命令処理部150の機能を示
す機能ブロック図である。DB操作命令処理部150
は、データベース操作命令を処理する機能をまとめたユ
ニットである。DB操作命令処理部150の一連の動作
は、主にCPU102、主記憶装置104、及びBIO
S−ROM106に格納されたプログラムの共同によっ
て実現される。ただし、それ以外の構成要素によってD
B操作命令処理部150が実現されてもよく、その設計
の自由度は高い。
【0071】DB操作命令処理部150は、整合性確認
部156と、DB操作命令保持部158と、削除部16
0と、データベース更新部108と、DB操作命令補填
部164と、検出部172と、抽出部174と、修正値
算出部176を有する。
【0072】受信部152は、インターネット20を介
してデータベース操作命令を受信する。装置間受信部1
66は、他の管理装置210からデータベース操作命令
を受信し、整合性確認部156、またはDB操作命令保
持部158に送る。装置間受信部166は、データベー
ス操作命令を送信することを要求するデータベース操作
命令要求を他の管理装置210から受信する。タイマ部
170は、時間を計測する。
【0073】DB操作命令保持部158は、受信部15
2及び装置間受信部166から受け取ったデータベース
操作命令を一時的に保持する。DB操作命令保持部15
8は、また、装置間受信部166からデータベース操作
命令要求を受け取り、データベース操作命令要求が示す
データベース操作命令を装置間送信部168に送る。
【0074】整合性確認部156は、第1店端末300
aが送信した同一のデータベース操作命令を装置間受信
部166及びDB操作命令保持部158それぞれから受
け取る。整合性確認部156は、2つのデータベース操
作命令の整合性を確認する。
【0075】整合性確認部156は、データベース操作
命令の整合性が確認できた場合に、送信部154及び削
除部160に対して、整合性の確認が完了したことを示
す整合性確認完了通知を送信する。整合性確認部156
はまた、整合性の確認ができたデータベース操作命令を
データベース更新部108に送る。整合性確認部156
は、データベース操作命令の整合性の確認が取れなかっ
た場合に、すなわち、保持すべきデータベース操作命令
を、DB操作命令保持部158が保持していなかった場
合に、欠如しているデータベース操作命令を取得するこ
とを示す補填命令をDB操作命令補填部164に送る。
【0076】削除部160は、完了通知を受信すると、
DB操作命令保持部158に保持されるデータベース操
作命令を削除する。データベース更新部108は、デー
タベース操作命令を受け取ると、受け取ったデータベー
ス操作命令を実行し、取引データベース116を更新す
る。DB操作命令補填部164は、整合性確認部156
から補填命令を受け取ると、装置間送信部168を介し
て補填命令を送信する。装置間送信部168は、補填命
令及びデータベース操作命令を他の管理装置210に送
信する。送信部154は、整合性確認完了通知を受信す
ると、店端末300に、データベース操作命令の受信を
完了したことを示す完了通知を送信する。
【0077】検出部172は、取引データベース116
に格納される情報から所定の情報を検出する。抽出部1
74は、検出部172が検出すべき情報が、取引データ
ベース116に格納されていない場合に、装置間受信部
166を介して総合管理装置200から所定の情報を抽
出する。修正値算出部176は、取引データベース11
6に格納される情報に基づいて、棚卸しのときの、商品
の在庫数の修正値を算出する。
【0078】図7は、第1管理装置210aの取引デー
タベース116に格納されるデータベースの構成を示
す。取引データベース116は、在庫マスタ400、売
上分析ファイル402、入出荷ファイル404、取引合
計ファイル406、日次合計ファイル408、客層ファ
イル410、レシートファイル412を含む。
【0079】在庫マスタ400は、POSサーバ100
が管理する店舗で販売される商品の商品識別情報に対応
付けて、商品の値段を含む、商品の内容を示す商品情報
及び商品の在庫数を格納する。入出荷ファイル404
は、第1管理装置210aが管理する店端末300から
受信した取引情報のうち、商品毎の取引内容を、取引の
行われた日時に対応付けて格納する。売上ファイル40
2は、商品のジャンル毎の売上を格納する。取引合計フ
ァイル406は、取引金額の月間の集計情報を格納す
る。日次合計ファイル408は、店舗別の1日の売上を
格納する。客層ファイル410は、複数の客層に対応付
けて、各客層に当てはまる顧客の取引情報を格納する。
レシートファイル412は、レシート毎の取引情報を格
納する。
【0080】図8は、第1管理装置210aの在庫マス
タ400のデータフォーマットを示す。在庫マスタ40
0は、商品を識別する商品コードに対応付けて、商品情
報を格納する。在庫マスタ400は、商品コードフィー
ルド、商品番号フィールド、商品名フィールド、売価フ
ィールド、及び在庫数フィールドを有する。商品コード
フィールドには、商品を識別するコード番号が格納され
る。商品番号フィールドには、商品特有の番号が格納さ
れる。商品名フィールドには、商品の名称が格納され
る。売価フィールドには、売値が格納される。在庫数フ
ィールドには、商品の現在の在庫数が格納される。在庫
フィールドに格納される在庫数は店端末300において
商品が取引される毎に更新される。在庫数はまた、商品
が入荷したときに、更新される。店端末300が配設さ
れる店舗における棚卸しの時は、棚卸しにおいて数えら
れた正しい在庫数が格納される。
【0081】このように、在庫マスタ400は、各商品
の商品識別情報に対応付けて、商品情報及び商品の在庫
数を格納するので、各商品の商品情報及び在庫数を同時
に抽出することができる。
【0082】本実施の形態のPOSシステムにおいて
は、店端末300は、在庫マスタ400を有さない。従
って、店端末300は、簡易なコンピュータで実現する
ことができる。また、店端末300の増設を、比較的容
易に行うことができる。また、在庫マスタ400は、P
OSサーバ100に設けられているので、容易に更新す
ることができる。
【0083】また、第1管理装置210aの在庫マスタ
400に登録されている商品情報は、所定の期間毎に更
新されてもよい。例えば、在庫数がゼロの状態で、1ヶ
月間取引が無い場合には、取引が無かった商品の商品情
報を在庫マスタ400から削除してもよい。このよう
に、第1管理装置210aは、最低限必要な商品情報の
みを格納することができる。これによって、第1管理装
置210aは、効率的に情報処理を行うことができる。
【0084】図9は、第1管理装置210aの入出荷フ
ァイル404のデータフォーマットを示す。入出荷ファ
イル404は、店舗IDフィールドと、日付フィールド
と、区分フィールドと、伝票番号フィールドと、商品コ
ードフィールドと、数量フィールドと、単価フィールド
と、合計金額フィールドと、税額フィールドを格納す
る。
【0085】店舗IDフィールドには、店舗を示す識別
情報が格納される。このように、各入出荷データ毎に店
舗IDが識別可能に格納されているので、いずれの店舗
における取引情報か識別することができる。日付フィー
ルドには、取引の行われた日付が格納される。区分フィ
ールドには、業務区分が格納される。例えば、取引が、
販売であるか、買い取りであるかを示す情報が格納され
る。このように、業務区分が格納されているので、例え
ば、販売に関する情報を要求された場合に、業務区分が
販売に指定されているデータを抽出して、提供すること
ができる。
【0086】伝票番号フィールドには、取引ごとに付与
されるシリアル番号が格納される。商品コードフィール
ドには、取引のあった商品のコードが格納される。数量
フィールドには、取引のあった商品の数量が格納され
る。単価フィールドには、取引のあった商品の単価が格
納される。合計金額フィールドには、商品の合計金額が
格納される。税額フィールドには、税額が格納される。
【0087】業務区分が棚卸しの場合、数量フィールド
には棚卸しにより、実際に数えられた、正しい在庫数が
格納される。
【0088】このように、管理装置210の入出荷ファ
イル404は、管理装置が管理する店端末300におけ
る取引に関する情報を格納している。したがって、店端
末300から取引の情報を要求された場合に必要な情報
を提供することができる。総合管理装置200は、店端
末300から、その店端末300以外の店端末300の
データベース操作命令を要求する要求情報を受信した場
合、要求情報が示すデータベース操作命令を店端末30
0に送信する。
【0089】第2管理装置210b、第3管理装置21
0c、及び第4管理装置210dの構成及び動作は、図
5から図9を用いて説明した第1管理装置210aの構
成及び動作と同様なので説明を省略する。
【0090】このように、POSサーバ100は、複数
の管理装置210を有し、これらは、同一の構成及び機
能を有する。また、各管理装置210は、いずれも簡易
なコンピュータによって実現することができる。従っ
て、各店の規模に応じたPOSシステムを容易に構築す
ることができる。
【0091】また、それぞれの管理装置210は、各イ
ンターネットインターフェース114を介して、店端末
300と通信できるので、通信回数が増加した場合、及
びPOSサーバ100が管理する情報量が増加した場合
でも、管理装置210の台数を増加することによって対
応することができる。
【0092】次に、総合管理装置200のハードウェア
構成を説明する。総合管理装置200のハードウェア構
成は、図5から図9を用いて説明した管理装置210の
構成及び動作とほぼ同様である。ただし、以下の点で、
第1管理装置210aと異なる。
【0093】総合管理装置200が有する入出荷ファイ
ル404は、POSサーバ100が有する全ての装置そ
れぞれの入出荷ファイル404に格納される情報を格納
する。また、総合管理装置200の在庫マスタ400
は、POSサーバ100が管理する全ての商品の商品情
報を格納する。これらの点で、総合管理装置200は、
管理装置210と異なる。また、総合管理装置200の
在庫マスタ400は、在庫を有しない商品、すなわちP
OSサーバ100が管理する店舗において扱われていな
い商品の商品情報を格納してもよい。この場合、在庫数
フィールドには、ゼロが格納される。
【0094】また、総合管理装置200は、管理装置2
10からデータベース操作命令を受信して管理するが、
店端末300への完了通知の送信を行わない。従って、
管理装置210のように、リアルタイムに応答を送信し
なくともよい。このように、総合管理委装置200は、
処理の即時性を要求されない。
【0095】POSサーバ100は、比較的大量のデー
タを格納する総合管理装置200と、比較的少量のデー
タを格納する管理装置210を有する。従って、総合管
理装置200は、大量のデータを格納できることが望ま
しいが、リアルタイムに通信することは要求されない。
これに対して、管理装置210は、店端末300とリア
ルタイムに通信することのできる処理速度のCPU10
2を有することが望ましい。ただし、管理装置210が
格納できるデータ量は、比較的少量でよい。このよう
に、POSサーバ100は、店端末300との通信を主
に担当する管理装置210及びデータの管理を主に担当
する総合管理装置200をそれぞれ有する。このように
処理を分散させることによって、リアルタイムな応答及
び大量のデータ管理を行うことができる。
【0096】図10は、顧客へ商品を販売するときの第
1店端末300aの動作を示すフローチャートである。
レジの操作者、通常は店舗の従業員によって、第1店端
末300aが操作され、取引処理が行われる(S50
0)。次に、DB操作命令作成部356は、取引処理の
内容をPOSサーバ100の取引データベース116に
反映させるデータベース操作命令を作成する(S50
2)。このとき、DB操作命令作成部356は、データ
ベース操作命令を実行することを示す実行命令をさらに
作成する。次に、送信部360は、第1管理装置210
a、第2管理装置210b、及び総合管理装置200の
アドレスを付与した同一のデータベース操作命令をPO
Sサーバ100に送信する(S508)。このとき、送
信部360は、実行命令をさらに送信する。
【0097】次に、第1管理装置210a(主応答装
置)から完了通知を受信すると(S510)、第1店端
末300aの次の動作が許可される(S522)。S5
10で、第1管理装置210aから完了通知を受信しな
い状態で、所定の時間が経過すると(S512)、第2
管理装置210b(副応答装置)から完了通知を受信す
るのを所定の時間待つ(S514、S516)。S51
4で、所定の時間内に第2管理装置210bから完了通
知を受信すると、第1店端末300aは、第1店端末3
00aに対して、第2管理装置210bを主応答を返信
すべき主応答装置に設定し、第1管理装置210aを副
応答を返信すべき副応答をうちに設定する(S52
0)。次に、第1店端末300aの次の操作が可能にな
る(S522)。
【0098】S514で、所定の時間内に第2管理装置
210bから完了通知を受信しなかった場合は、第1店
端末300aは、再び、データベース操作命令を送信
し、S508に戻る。以上で、商品を販売するときの第
1店端末300aの動作は、終了する。
【0099】このように、第1店端末300aは、主応
答装置から所定の時間、完了通知を受信しない場合、副
応答装置から完了通を受信することによって、送信が完
了したことを確認することができる。
【0100】また、S520において、副応答装置が主
応答装置に変更され、かつ副応答装置が主応答装置に変
更された状態で、第1店端末300aの電源がオフさ
れ、再び電源がオンされた場合、第1管理装置210a
が主応答装置、第2管理装置210bが副応答装置に設
定される。
【0101】このように、主応答装置から完了通知を受
信できない場合に、主応答装置を他の管理装置210に
設定できるので、主応答装置と正常に通信を行えない場
合でも、他の管理装置210と通信を行うことによって
データベース操作命令をPOSサーバ100に格納する
ことができる。
【0102】図11は、図10の取引処理段階(S50
0)における第1店端末300aの詳細な動作を示すフ
ローチャートである。レジの操作者、通常は店舗の従業
員によって、バーコードリーダ336、またはキーボー
ド/キーマット338が操作され、入力部352は、商
品コードを入力する(S100)。次に、送信部360
は、入力された商品コードを、ネットワークインタフェ
ース316を介してPOSサーバ100に送信する(S
102)。次に、POSサーバ100に送信した商品コ
ードが示す商品の商品情報をPOSサーバ100から受
信する(S104)。このとき、商品の在庫数をさらに
受信する。従って、レジ操作者は、常に在庫の状況を知
ることができる。
【0103】S102では、第1管理装置210a、第
2管理装置210b、及び総合管理装置200に送信し
てもよく、また120a及び第2管理装置210bに送
信してもよい。
【0104】次に、レジ操作者は、S100において入
力した商品コードに対応する商品の数量を入力する(S
106)。次に、取引処理部354は、商品の数量と売
値に基づいて取引処理を行う(S108)。次に、出力
部364は、受信した商品情報をLCDディスプレイ3
08に表示させる(S110)。
【0105】このように、店端末300は、POSサー
バ100から商品情報を受信するので、店端末300
は、予め商品情報を格納しなくてもよい。従って、店端
末300を構成するコンピュータは、比較的少ないデー
タ容量であってもよい。また、商品情報は、POSサー
バ100に格納されているので、更新が容易であり、ま
た、リアルタイムに更新することができる。従って、店
端末300は、常に最新の商品情報を用いて取引処理を
行うことができる。
【0106】さらに他の商品を購入する場合、S100
か0らS110を繰り返す(S112)。全ての商品に
ついて、S100からS110の処理が完了すると(S
112)、図10のデータベース操作命令作成段階(S
502)へ進む。
【0107】店端末300は、一人の顧客との取引が完
了する毎にデータベース操作命令及び実行命令を送信す
るので、POSサーバ100は、取引が行われる毎に、
データベース操作命令を受信することができる。このよ
うに、POSサーバ100は、店端末300において取
引が完了する毎に、店端末300において行われた取引
内容を取引データベース116に反映させることができ
る。すなわち、POSサーバ100は、取引データベー
ス116をリアルタイムに更新することができる。従っ
て、取引データベース116は、常に取引完了時点まで
の取引内容を格納することができる。従って、取引デー
タベース116に格納されるデータに基づいて、取引完
了時点までの集計を行うことができる。
【0108】図12は、図10のDB操作命令送信段階
(S508)における第1店端末300aの詳細な動作
を示すフローチャートである。複製部366は、データ
ベース操作命令作成段階(S114)において作成され
たデータベース操作命令をコピーし、3つのデータベー
ス操作命令を作成する(S130)。このように、複製
部366は、店端末300が顧客との取引を完了する毎
に、DB操作命令作成部356が作成したデータベース
操作命令を複製する。
【0109】次に、宛先付与部368は、複製部366
から受け取った同一の3つのデータベース操作命令に第
1管理装置210a、第2管理装置210b、及び総合
管理装置200のアドレスを付与する(S132)。次
に送信部360は、宛先付与部368が宛先を付与した
3つのデータベース操作命令をインターネット20を介
して送信する(S134)。データベース操作命令を送
信が完了した場合は(S136)、図10の完了通知受
信段階(S510)へ進む。
【0110】S136において、データベース操作命令
の送信が完了しなかった場合は、DB操作命令保持部3
58は、データベース操作命令を保持する(S13
8)。次に、出力部364は、取引の内容及びデータベ
ース操作命令を送信できなかった旨を示す情報を、例え
ばジャーナルプリンタ334に出力する(S140)。
このように、データベース操作命令を送信できなかった
場合には、ジャーナルプリンタ334や、LCDディス
プレイ332に取引内容及びデータベース操作命令を送
信できなかった旨を示す情報が出力されるので、レジ操
作者は、データベース操作命令が送信できなかったこと
を認識することができる。
【0111】次に、インターネットインターフェース3
16は、再び、DB操作命令保持部358に保持される
DB操作命令を送信する(S142)。以上、S136
からS142を繰り返す。このように、インターネット
インターフェース316は、一度目のアクセスで、DB
送信命令を送信できなかった場合でも、再度アクセスし
て、DB操作命令を送信することができるので、確実に
POSサーバ100に送信することができる。S142
で、データベース操作命令を送信した後に、DB操作命
令保持部358に保持されるデータベース操作命令は、
削除されてもよい。
【0112】顧客へ商品を販売するときの第2店端末3
00bの動作は、図10から図12を用いて説明した第
1店端末300aの動作と同様である。但し、第1店端
末300aが、第1管理装置210a、第2管理装置2
10b、及び総合管理装置200に送信するのに対し
て、第2店端末300bは、第3管理装置210c、第
4管理装置210d、及び総合管理装置200に送信す
る点で異なる。
【0113】図13は、POSシステムの第1管理装置
210a、第2管理装置210b、及び総合管理装置2
00が第1店端末300aから各装置宛の同一のデータ
ベース操作命令を受信したときの第1管理装置210a
の動作を示すフローチャートである。
【0114】はじめに、第1管理装置210aのネット
ワークインタフェース110は、第1管理装置210a
宛のデータベース操作命令を受信する(S200)。次
に、店端末300における取引が完了すると、データベ
ース操作命令を実行すべき旨を示す実行命令を受信する
(S202)。取引完了通知を受信しない場合は、取引
完了通知を受信するまで、DB操作命令保持部158
は、データベース操作命令を保持する。この間、複数の
データベース操作命令を受信する。
【0115】S202において、ネットワークインタフ
ェース110が取引完了通知を受信すると、データベー
ス更新部162は、データベース操作命令に基づいて取
引データベース116に格納されるファイルが更新可能
か否か確認する(S204)。次に、全てのファイルが
更新可能であった場合は(S206)、全てのデータベ
ースを更新する(S208)。ただし、受信したデータ
ベース操作命令が示す商品の売価と、取引データベース
116に格納される商品の売価が異なる場合には、受信
したデータベース操作命令に示された商品の売価を商品
IDに対応付けて格納する。S206で、取引データベ
ース116の更新が可能でない場合は、第1店端末30
0aから再度、データベース操作命令を受信し(S22
0)、データベース更新処理段階(S204)に戻る。
【0116】次に、ファイルの更新が完了したことを示
す完了通知を第1店端末300aに送信する(S21
0)。次に、整合性確認部156は、DB操作命令保持
部158に格納されるデータベース操作命令と、装置間
受信部166を介して第2管理装置210bから受信し
たデータベース操作命令の整合性を確認する(S21
2)。以上で、データベース操作命令を受信したときの
第1管理装置210aの動作は、終了する。
【0117】第1管理装置210aは、第1店端末30
0aが主応答を受信すべき主応答装置に設定されている
ので、第1管理装置210aが送信した完了通知を、第
1店端末300aは、主応答として受信する。これに対
して、第2管理装置210bは、第1管理装置210a
と同様に、第1店端末300aに対して完了通知を送信
する。第2管理装置210bは、第1店端末300aが
副応答を受信すべき副応答装置に設定されているので、
第2管理装置210bが送信した完了通知を、第1店端
末300aは、副応答として受信する。このように、複
数の管理装置210の構成及び動作は、ほぼ同様であっ
て、各店端末300が、複数の管理装置210のうち所
定の装置を主応答装置、及び副応答装置に設定すること
ができる。また、この場合に、店端末300が設定して
装置を認識するので、複数の管理装置210は、いずれ
も同様の動作を行えばよい。
【0118】ここで、主応答装置及び副応答装置は、同
一の完了通知を送信し、店端末300は、完了通知を受
信した管理装置210のアドレスに基づいて各完了通知
を主応答または副応答として識別する。従って、店端末
300における設定を変更するのみでいずれの管理装置
210からの完了通知を主応答とし、いずれの管理装置
210からの完了通知を副応答とするかを変更すること
ができる。
【0119】他の形態としては、主応答装置は、主応答
装置が送信する完了通知が主応答であることを識別可能
に完了通知を送信し、副応答装置は、副応答装置が送信
する完了通知が副応答であることを識別可能に完了通知
を送信してもよい。この場合、店端末における設定を変
更することなく、POSサーバ100における設定を変
更することによって、いずれの管理装置210を主応答
装置とし、いずれの管理装置210を副応答装置とする
かを設定することができる。
【0120】図14は、図13に示したデータベース更
新確認段階(S204)におけるPOSサーバ100の
第1管理装置210aの詳細な動作を示すフローチャー
トである。
【0121】実行命令を受信すると、データベース更新
部108は、在庫マスタ400が更新可能か否か確認す
る。更新可能であった場合は(S240)、データベー
ス更新部108は、売上分析ファイル402が更新可能
か否かを確認する。更新可能であった場合は(S24
2)、データベース更新部108は、入出荷ファイル4
04が更新可能か否か確認する。更新可能であった場合
は(S244)、データベース更新部108は、取引合
計ファイル406が更新可能か否かを確認する。更新可
能であった場合は(S246)、データベース更新部1
08は、日次合計ファイル408が更新可能か否かを確
認する。更新可能であった場合は(S248)、データ
ベース更新部108は、客層ファイル410が更新可能
か否かを確認する。更新可能であった場合は(S25
0)、データベース更新部108は、レシートファイル
412更新可能であるか否かを確認する。更新可能であ
った場合は(S252)、受信したデータベース操作命
令を実行可能と判断される(S254)。
【0122】予め定められたデータベース更新プログラ
ムが例えば、主記憶装置104またはBIOS−ROM
106に格納されている。データベース更新プログラム
は、例えばストアードプロシージャであってもよい。店
端末300から受信したデータベース操作命令によっ
て、データベース更新命令が実行される。次に、プログ
ラムが実行され、データベース操作命令を各ファイル毎
に異なる内容に変換し、それぞれのファイルに格納す
る。このように、1つのデータベース操作命令を実行す
ることによって、ファイル毎に異なる内容を格納するこ
とができる。なお、更新可能とは、新規のファイルを追
加することを含む。例えば、データベース操作命令を書
き込むべきファイルが存在しない場合は、新規にファイ
ルを作成し、作成したファイルにデータベース操作命令
の内容を反映させてもよい。
【0123】S240で在庫マスタ400が更新可能で
なかった場合、S242で売上分析ファイル402が更
新可能でなかった場合、S244で入出荷ファイル40
4が更新可能でなかった場合、S246で取引合計ファ
イル406が更新可能でなかった場合、S248で日次
合計ファイル408が更新可能でなかった場合、S25
0で客層ファイル410が更新可能でなかった場合、S
252でレシートファイル412が更新可能でなかった
場合には、エラーと判断される(S260)。
【0124】図15は、図13のDB操作命令の整合性
確認段階(S212)における第1管理装置210aの
詳細な動作を示すフローチャートである。
【0125】所定の時間が経過すると(S270)、整
合性確認部156は、DB操作命令保持部158に格納
されるデータベース操作命令と、第2管理装置210b
のDB操作命令保持部158に格納されるデータベース
操作命令の整合性を確認する(S272)。データベー
ス操作命令の確認が取れた場合には(S274)、第1
管理装置210aの動作は終了する。このように、所定
の時間毎に整合性を確認するので、すなわち、整合性確
認の動作は、所定の時間にしか行わないので、第1管理
装置210aは、CPU102の負荷を軽減することが
できる。
【0126】S274で、データベース操作命令の確認
が取れなかった場合には、DB操作命令補填部164
は、装置間送信部168に対して、第1管理装置210
aにデータベース操作命令要求を送信させることを指示
する。この要求に対して、装置間受信部166は、要求
されたデータベース操作命令を受信する(S276)。
データベース操作命令を受信できた場合は、S282に
ジャンプする。S278で、データベース操作命令を受
信できなかった場合は、DB操作命令補填部164は、
装置間送信部168に対してバックアップ装置220に
データベース操作命令を送信させることを指示する(S
280)。これに対して、装置間受信部166は、バッ
クアップ装置220からデータベース操作命令を受信す
る。装置間受信部166は、受信したデータベース操作
命令をDB操作命令保持部158に保持させる。次に、
データベース更新部108は、補填されたデータベース
操作命令に基づいて取引データベース116を更新する
(S282)。
【0127】このように、第1管理装置210aは、第
1店端末300aから正確にデータベース操作命令を受
信できなかった場合でも、第2店端末300bから欠如
したデータベース操作命令を補填することができる。
【0128】図16は、店端末300aが配設された店
舗において、棚卸しが行われた場合の第1管理装置21
0aの動作を示すフローチャートである。
【0129】第1管理装置210aの受信部152は、
第1店端末300aが配設される店舗において棚卸しが
行われた後に、店端末300から棚卸しによって確認さ
れた、各商品の正しい在庫数を受信する(S400)。
次に、データベース更新部108は、受信した各商品の
在庫数を各商品の商品識別情報に対応付けて在庫マスタ
400に格納する。また、業務区分を棚卸しとして、受
信した正しい在庫数を商品識別情報に対応付けて、入出
荷ファイル404に格納する(S402)。
【0130】第1店端末300aなどは、棚卸し時にお
ける在庫数の修正値を知る必要がある場合がある。ここ
で、修正値とは、入荷数量と販売などの取引を行った商
品の数量から算出される現在あるべき在庫数と、実際に
棚卸しにおいて数えられた在庫数との差分をいう。
【0131】例えば、第1店端末300aから棚卸し時
における商品の修正値を要求する修正値要求を受信した
場合(S404)、修正値算出部176は、各商品の前
回の棚卸し時に確認されている在庫数を、入出荷ファイ
ル404から読み出す。また、前回の棚卸しの後に行わ
れた、その商品の入荷及び販売に対応付けて格納される
商品の個数(入庫数及び販売数)に基づいて、対象とな
る棚卸し時における在庫数の修正値を算出する(S40
6)。修正数量は、正の値でもよく、負の値でもよい。
次に、送信部154は、算出された修正数量を第1店端
末300aに送信する(S408)。以上で、第1管理
装置210aの動作は終了する。
【0132】入出荷ファイル404は、棚卸しにおける
修正値を格納するかわりに、棚卸しのときに確認され
た、正しい在庫数を格納する。第1管理装置210a
は、棚卸し時における、在庫数の修正値要求を受信した
時に、修正値を算出する。棚卸しが行われた後に、棚卸
し日時より前に入出荷ファイル404に格納された情
報、例えば、販売した商品の個数が正しく格納されてい
ないことが判明した場合に、その商品の正しい販売個数
を入力すればよい。その後、棚卸し時における在庫数の
修正値が要求された場合に、正しく入力され直した販売
個数に基づいて修正値が新たに算出され直す。従って、
販売個数を修正した時点では、棚卸し時における在庫数
の修正値を変更しなくてよい。このため、棚卸し前にお
ける商品取引の数量を、容易に変更することができる。
【0133】第2管理装置210bが第1店端末300
aと通信する場合の動作は、図13から図16を用いて
説明した第1管理装置210aの動作と同様なので、説
明を省略する。また、第2店端末300bと通信する場
合の第3管理装置210c及び第4管理装置210dの
動作は、図13から図16を用いて説明した第1管理装
置210aの第1店端末300aに対する動作と同様で
ある。
【0134】総合管理装置200が第1店端末300a
及び第2店端末300bと通信する場合の動作は、図1
3から図16を用いて説明した第1管理装置210aの
動作と同様である。ただし、図13のS212において
は、第1店端末300aのデータベース操作命令の整合
性を確認する場合は、第1管理装置210aまたは第2
管理装置210bのDB操作命令保持部158に保持さ
れているデータベース操作命令と、総合管理装置200
のDB操作命令保持部158に保持されるデータベース
操作命令の整合性を確認する。また、第2店端末300
bのデータベース操作命令の整合性を確認する場合は、
第3管理装置210cまたは第4管理装置210dのD
B操作命令保持部158に保持されているデータベース
操作命令と、総合管理装置200のDB操作命令保持部
158に保持されるデータベース操作命令の整合性を確
認する。S212で、データベース操作命令の整合性が
確認できると、総合管理装置200の削除部160は、
DB操作命令保持部158に保持されるデータベース操
作命令を削除する。このとき、整合性が確認できた、第
1管理装置210a、第2管理装置210bなども、D
B操作命令保持部158に保持されるデータベース操作
命令を削除してもよい。
【0135】このように、第1管理装置210a、第2
管理装置210b、総合管理装置200は、第1店端末
300aから同一のデータベース操作命令を受信し、装
置間でデータベース操作命令の整合性を確認した後に、
第1管理装置210a、第2管理装置210b、及び総
合管理装置200のDB操作命令保持部158のそれぞ
れに格納されたデータベース操作命令を削除する。従っ
て、第1管理装置210a、第2管理装置210b、及
び総合管理装置200のCPU102を有効に活用する
ことができる。
【0136】なお、整合性を確認する装置は、実施の形
態に限定されず、第1管理装置210a、第2管理装置
210b、及び総合管理装置200のいずれの装置間で
整合性を確認してもよい。
【0137】他の形態としては、総合管理装置200の
DB操作命令保持部158に保持されるデータベース操
作命令は、削除されずに保持されていてもよい。これに
よって、他の総合管理装置200の取引データベース1
16を更新することができる。
【0138】次に、第2の実施形態におけるPOSサー
バ100の構成及び動作について説明する。図17は、
本実施形態におけるPOSサーバ100の構成を示すブ
ロック図である。POSサーバ100は、総合管理装置
200と、第1管理装置210aと、第2管理装置21
0bと、第3管理装置210cと、第4管理装置210
dを有する。総合管理装置200、第1管理装置210
a、第2管理装置210b、第3管理装置210c、及
び第4管理装置210dは、いずれもインターネット2
0を介して複数の店端末300及び本POSサーバ10
0以外のPOSサーバ100と通信可能である。
【0139】POSサーバ100に含まれる装置は、第
1店端末300a、第2店端末300b、第3店端末3
00c、及び第4店端末300dがデータベース操作命
令を送信すべき装置に設定される。
【0140】第1管理装置210a及び第2管理装置2
10bの第1店端末300aに対する動作、及び機能
は、第1実施形態における第1管理装置210a及び第
2管理装置210bの動作及び機能と同様である。ただ
し、第1管理装置210a及び第2管理装置210bは
さらに、第2店端末300bにおいて商品の取引が行わ
れたことに対応するデータベース操作命令を、第2店端
末300bから受信して格納する。この点で、本実施の
形態の第1管理装置210a及び第2管理装置210b
は、第1実施形態の第1管理装置210a及び第2管理
装置210bと異なる。このように、第1管理装置21
0a及び第2管理装置210bは、複数の店端末300
のデータベース操作命令を管理することができる。
【0141】さらに、第2店端末300bは、第2管理
装置210bを主応答装置に、第1管理装置210aを
副応答装置に設定している。従って、第2管理装置21
0bは、第2店端末300bからデータベース操作命令
を受信すると、データベース操作命令を処理した後に、
処理の完了を第2店端末300bに認識させる完了通知
を主応答情報として第2店端末300bに送信する。第
1管理装置210aは、第2店端末300bから受信し
たデータベース操作命令に対して副応答情報として完了
通知を送信する。
【0142】また、第1管理装置210aは、第2店端
末300bのデータベース操作命令に関して、第2管理
装置210bのバックアップ装置として機能する。
【0143】すなわち、第1店端末300aに対して、
第1管理装置210aが主応答装置、第2管理装置21
0bが副応答装置に設定され、また第1店端末300a
のデータベース操作命令については、第2管理装置21
0bが第1管理装置210aのバックアップ装置として
機能する。一方、第2店端末300bに対して、第2管
理装置210bが主応答装置、第1管理装置210aが
副応答装置に設定され、また第2店端末300bのデー
タベース操作命令については、第1管理装置210aが
第2管理装置210bのバックアップ装置として機能す
る。
【0144】このように、各店端末300に対する主応
答装置としての機能及びバックアップ装置としての機能
を複数の管理装置に持たせることによって、POSサー
バ100の処理を分散させることができる。従って、P
OSサーバ100は、情報を受信した場合に、効率的に
情報を処理することができる。
【0145】第3管理装置210cd及び第4管理装置
210dの構成、及び第3店端末300c及び第4店端
末300dに対する動作は、第1管理装置210a及び
第2管理装置210bの構成、及び第1店端末300a
及び第2店端末300bに対する動作と同様なので説明
を省略する。
【0146】総合管理装置200は、第1管理装置21
0a及び第2管理装置210bが、第1店端末300a
及び第2店端末300bから受信したデータベース操作
命令を第1管理装置210a及び第2管理装置210b
のうち少なくとも一方から受信して管理する。総合管理
装置200はまた、第3管理装置210c及び第4管理
装置210dが、第3店端末300c及び第4店端末3
00dから受信したデータベース操作命令を第3管理装
置210c及び第4管理装置210dのうち少なくとも
一方から受信して管理する。すなわち、総合管理装置2
00は、POSサーバ100が管理する全ての店端末3
00から受信したデータベース操作命令を管理する。
【0147】これ以外のPOSサーバ100の構成及
は、第1実施形態において図4から図9を用いて説明し
たPOSサーバ100の構成と同様なので説明を省略す
る。
【0148】他の形態としては、総合管理装置200
は、各店端末300の主応答装置から各店端末300の
データベース操作命令を受信してもよい。
【0149】本実施の形態においては、店端末300に
設定された管理装置210のアドレスによって主応答装
置及び副応答装置を識別する。従って、店端末300に
おいて異なる管理装置210をそれぞれ主応答装置及び
副応答装置に設定しておくことによって、ある管理装置
210が一部の店端末300の対して主応答装置として
動作し、他の店端末300に対して副応答装置として動
作することができる。
【0150】他の形態としては、主応答装置が、特定の
店端末300に対してのみ主応答であることを識別可能
に完了通知を店端末300に送信してもよい。例えば、
主応答として認識すべき店端末300を識別する識別情
報を完了通知に付与して、全店端末300に送信しても
よい。この場合、完了通知を受信した店端末300は、
完了通知に自己の店端末300を識別する識別情報が付
与されているか否かを判断する。自己の店端末300の
識別情報が付与されている場合は、その完了通知を主応
答として取扱い、識別情報が付与されていない場合は、
その完了通知を副応答として取り扱う。
【0151】すなわち、いずれの管理装置210を主応
答を送信する主応答装置とし、いずれの管理装置210
を副応答を送信する副応答装置とするかは、店端末30
0で設定してもよく、POSサーバ100で設定しても
よい。
【0152】図18は、本実施のPOSサーバ100
が、第1店端末300aから商品コードを受信したとき
の詳細な動作を示フローチャートである。本実施のPO
Sサーバ100では、第1管理装置210aは、店端末
300からインターネット20を介してデータベース操
作命令を受信するのに対し、総合管理装置200は、管
理装置210からデータベース操作命令を受信する。
【0153】はじめに、第1管理装置210aの受信部
152は、商品情報要求を受信する(S160)。次
に、検出部172は、受信した商品情報要求に対応する
商品情報を在庫マスタ400から検出する。在庫マスタ
400に商品情報が格納されている場合は(S16
2)、S168にジャンプする。
【0154】S162で、在庫マスタ400に商品情報
が格納されていない場合は、抽出部174は、装置間送
信部168を介して総合管理装置200に対し、商品情
報要求を送信する。抽出部174は、装置間受信部16
6を介して総合管理装置200の在庫マスタ400に格
納される商品情報を取得する(S164)。次に、デー
タベース更新部108は、抽出部174が、取得した商
品情報を第1管理装置210aの在庫マスタ400に新
規登録する(S166)、次に、送信部154は、抽出
部174が、取得した商品情報を第1店端末300aに
送信する(S168)。このとき、商品の在庫数も送信
する。このように、在庫マスタ400は、商品の商品識
別情報に対応付けて、商品情報及び在庫数を格納するの
で、POSサーバ100は、商品情報と在庫数を同時に
提供することができる。以上で、商品情報要求を受信し
たときの第1管理装置210aの動作を終了する。
【0155】このように、第1管理装置210aに格納
されていない商品情報の商品情報要求を受信した場合
は、総合管理装置200から、商品情報要求に対応する
商品情報を抽出することができる。従って、第1管理装
置210aは、第1管理装置210aが管理する店舗で
販売される商品の商品情報のみを格納すればよい。この
ように、効率的に、メモリを使用することができる。
【0156】図19は、本実施の形態における総合管理
装置200が、第1管理装置210aからデータベース
操作命令を受信したときの総合管理装置200の詳細な
動作を示すフローチャートである。総合管理装置200
の装置間受信部166は、タイマ部170が所定の時間
をカウントすると(S300)、第1管理装置210a
からデータベース操作命令を受信する(S302)。こ
のように、所定の時間毎にデータベース操作命令を受信
するので、CPU102を効率的に使用することができ
る。
【0157】次に、整合性確認部156は、受信したデ
ータベース操作命令と、第1管理装置210aが保持す
るデータベース操作命令の整合性を確認する(S30
4)。データベース操作命令の整合性が確認できなかっ
た場合は(S306)、DB操作命令補填部164は、
欠如していたデータベース操作命令を補填する(S30
8)。S306で、データベース操作命令の整合性が確
認できた場合は、S310にジャンプする。
【0158】他の形態としては、総合管理装置200
は、第2管理装置210bからデータベース操作命令を
受信してもよい。総合管理装置200は、第1店端末3
00aが送信したデータベース操作命令を受信すればよ
く、第1管理装置210a及び第2管理装置210bい
ずれのデータベース操作命令を受信してもよい。
【0159】次に、取引データベース116の更新が可
能であるか否かを確認する(S310)。取引データベ
ース116の更新が可能であった場合は、取引データベ
ース116に格納される全てのファイルを更新する(S
314)。次に、削除部160は、第1管理装置210
aから受信したデータベース操作命令を削除する(S3
16)。このように、取引データベース116の更新が
完了すると、データベース操作命令を削除するので、各
装置のメモリを効率的に利用することができる。
【0160】S304における総合管理装置200の詳
細な動作は、図15を用いて説明したS212における
第1管理装置210aの動作と同様なので、説明を省略
する。また、S310における総合管理装置200の詳
細な動作は、図14を用いて説明したS204における
第1管理装置210aの動作と同様なので、説明を省略
する。
【0161】これ以外のPOSサーバ100の動作は、
第1実施形態において図13から図16を用いて説明し
たPOSサーバ100の動作と同様であるので説明を省
略する。
【0162】図20は、第3実施形態におけるPOSサ
ーバ100の構成を示すブロック図である。本実施の形
態のPOSサーバ100は、総合管理装置200、第1
管理装置210a、第2管理装置210b、及び第3管
理装置210cを有する。総合管理装置200、第1管
理装置210a、第2管理装置210b、及び第3管理
装置210cはいずれもインターネット20を介して複
数の店端末300及び、本POSサーバ100以外のP
OSサーバ100と通信可能である。
【0163】第1管理装置210a及び第2管理装置2
10bは、それぞれ第1店端末300a及び第2店端末
300bからデータベース操作命令を受信して格納す
る。第1管理装置210a及び第2管理装置210b
は、それぞれ第1店端末300a及び第2店端末300
bの主応答装置に設定されている。
【0164】第3管理装置210cは、第1店端末30
0a及び第2店端末300bのデータベース操作命令を
受信して格納する。第3管理装置210cは、第1店端
末300a及び第2店端末300bの副応答装置に設定
されている。第3管理装置210cはまた、第1管理装
置210a及び第2管理装置210bのバックアップ装
置として機能する。
【0165】このように、主応答装置としての機能を、
異なる管理装置210に分散させるので、主応答装置が
リアルタイムに完了通知を送信することができる。
【0166】総合管理装置200は、第1店端末300
a及び第2店端末300bからデータベース操作命令を
受信して格納する。
【0167】これ以外のPOSサーバ100の構成及び
動作は、第1実施形態において図4から図9及び図13
から図16で説明したPOSサーバ100の構成及び動
作と同様なので説明を省略する。
【0168】他の形態としては、第1から第3実施形態
のPOSサーバ100は、さらにバックアップ装置とし
て機能する管理装置210を有してもよい。バックアッ
プ装置として機能する管理装置210のハードウェア構
成を説明する。ハードウェア構成は、図5から図9を用
いて説明した管理装置210の構成と同様である。但
し、バックアップ装置220は、在庫マスタ400を有
しなくともよく、またこれ以外のデータベースを有しな
くともよい。この点で、バックアップ装置220の内部
構成は、管理装置210の内部構成と異なる。また、こ
の場合、バックアップ装置220は、データベース操作
命令を保持するデータベース操作命令保持部を有し、受
信したデータベース操作命令を保持し、要求に応じて、
第1管理装置210a、第2管理装置210b、及び総
合管理装置200にデータベース操作命令を転送する。
【0169】他の形態としては、バックアップ装置22
0は、受信部152、送信部154、装置間受信部16
6、装置間送信部168、及びDB操作命令保持部15
8のみを有してもよい。これによって、バックアップ装
置220は、データベース操作命令を受信し、また他の
管理装置210にデータベース操作命令を提供すること
ができる。
【0170】POSサーバ100のCPU102が実行
するソフトウエアは、フロッピー(登録商標)ディスク
またはCD−ROMなどの記録媒体に格納されて利用者
に提供されてもよい。また、店端末300のCPU30
2が実行するソフトウェアは、フロッピーディスクまた
はCD−ROMなどの記録媒体に格納されて利用者に提
供されてもよい。記録媒体に格納された各ソフトウエア
は、いずれも圧縮されていても非圧縮であってもよい。
各ソフトウエアは、記録媒体からハードディスクドライ
ブにインストールされ、それぞれ主記憶装置104、主
記憶装置304に読み出され、CPU102及びCPU
302により実行される。
【0171】本実施の形態の店端末300を実現するソ
フトウェア、すなわち、ハードディスクドライブにイン
ストールされるソフトウェアは、機能構成として、入力
モジュールと、取引処理モジュールと、DB操作命令作
成モジュールと、複製モジュールと、宛先付与モジュー
ルと、送信モジュールと、受信モジュールと、出力モジ
ュールを有する。各モジュールの動作は、図3で説明し
た処理部350の動作と同様なので、説明を省略する。
【0172】本実施の形態の第1管理装置210aを実
現するソフトウェア、すなわち、ハードディスクドライ
ブにインストールされるソフトウェアは、機能構成とし
て、受信モジュールと、送信モジュールと、整合性確認
モジュールと、DB操作命令補填モジュールと、削除モ
ジュールと、DB更新モジュールと、装置間受信モジュ
ールと、装置間送信モジュールと、タイマモジュールを
有する。各モジュールの動作は、図6で説明したDB操
作命令処理部150の動作と同様なので、説明を省略す
る。
【0173】記録媒体の一例としてのフロッピーディス
クまたはCD−ROMには、本出願で説明した全ての実
施形態に係るPOSサーバ100及び店端末300の動
作の一部または全ての機能を格納することができる。
【0174】これらのプログラムは記録媒体から直接R
AMに読み出されて実行されても、一旦ハードディスク
ドライブにインストールされた後にRAMに読み出され
て実行されてもよい。更に、上記プログラムは単一の記
録媒体に格納されても複数の記録媒体に格納されてもよ
い。又、符号化した形態で格納されていてもよい。
【0175】記録媒体としては、フロッピーディスク、
CD−ROMの他にも、DVD等の光学記録媒体、MD
等の磁気記録媒体、PD等の光磁気記録媒体、テープ媒
体、磁気記録媒体、ICカードやミニチュアーカードな
どの半導体メモリー等を用いることができる。又、専用
通信ネットワークやインターネット20に接続されたサ
ーバシステムに設けたハードディスクまたはRAM等の
格納装置を記録媒体として使用し、通信網を介してプロ
グラムをPOSサーバ100及び店端末300に提供し
てもよい。このような記録媒体は、POSサーバ100
及び店端末300を製造するためのみに使用されるもの
であり、そのような記録媒体の業としての製造および販
売等が本出願に基づく特許権の侵害を構成することは明
らかである。
【0176】以上、本発明を実施の形態を用いて説明し
たが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範
囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又
は改良を加えることができる。その様な変更又は改良を
加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、
特許請求の範囲の記載から明らかである。
【0177】そうした第1の変更例としては、本実施の
形態のPOSサーバ100の管理装置210は、例え
ば、第1店端末300aに対して、第1管理装置210
aは、主応答装置に設定され、第2管理装置210b
は、副応答装置に設定された場合、第2管理装置210
bは、第1管理装置210aのバックアップ装置として
機能する。このように、所定の店端末300に対して主
応答装置に設定された管理装置210は、店端末300
からデータベース操作命令を受信すると、主応答として
完了通知を送信し、副応答装置に設定された管理装置2
10は、副応答として完了通知を送信し、また、主応答
装置のバックアップ装置として機能した。これにかえ
て、例えば、第1店端末300aに対して、第1管理装
置210aは、主応答装置に設定され、第2管理装置2
10bは、副応答装置に設定された場合、第1管理装置
210aは、第2管理装置210bのバックアップ装置
として機能してもよい。
【0178】第2の変更例としては、POSサーバ10
0が有する各管理装置210は、いずれの店端末300
を管理してもよく、またPOSサーバ100が有する管
理装置210の台数は、本実施の形態に限定されない。
【0179】例えば、POSサーバ100が管理する店
端末300の数が増大した場合、及びPOSサーバ10
0の取引データベース116に格納される情報のデータ
量が増加した場合、POSサーバ100は、5つ以上の
管理装置210を有してもよい。例えば、POSサーバ
100は、第5管理装置210eをさらに備えてもよ
い。第5管理装置210eは、第1店端末300a及び
第2店端末300b以外の店端末300を管理してもよ
い。
【0180】このように、POSサーバ100が有する
管理装置210の数を変更することができるので、PO
Sサーバ100が管理する店端末300の数、店端末3
00との通信頻度、及び通信するデータ量に応じて、管
理装置210の数を自由に設定することができる。すな
わち、各店の規模に応じたPOSサーバ100を構築す
ることができる。また、このように、管理装置210の
数を自由に変更できるので、各管理装置210の負荷が
大きくなった場合には、管理装置210を増設して各管
理装置210の負荷を軽減することができる。
【0181】また例えば、管理する店端末300の数が
少ない場合や、通信頻度が少ない場合は、POSサーバ
100は、第1管理装置210a及び第2管理装置21
0bのみを有してもよい。このように、比較的小規模な
店を管理するPOSサーバ100の場合、1台のコンピ
ュータとバックップ用のコンピュータのみでもよい。
【0182】第3の変更例としては、第2の実施形態に
おいては、総合管理装置200は、第1店端末300a
から受信したデータベース操作命令を第1管理装置21
0aまたは第2管理装置210bのいずれかから受信し
たが、これにかえて、総合管理装置200は、第1管理
装置210a及び第2管理装置210bの両方からデー
タベース操作命令を受信してもよい。この場合、総合管
理装置200の整合性確認部156は、第1管理装置2
10a及び第2管理装置210bから受信したデータベ
ース操作命令の整合性を確認する。
【0183】第4の変更例としては、本実施の形態にお
いては、図13から図15を用いて説明したように、第
1管理装置210aのデータベース更新部108は、デ
ータベース送信命令を受信すると、取引データベース1
16を更新した後に、データベース操作命令の整合性を
確認したが、これにかえて、第1管理装置210aの整
合性確認部156が整合性を確認した後に、データベー
ス操作命令に基づいて取引データベース116を更新し
てもよい。
【0184】第5の変更例としては、POSサーバ10
0は、第1管理装置210a及びバックアップ装置22
0のみを有してもよい。この場合、第1店端末300a
は、第1管理装置210aのアドレスを付与した2つの
データベース操作命令及びバックアップ装置220のア
ドレスを付与した1つのデータベース操作命令を第1店
端末300aから受信する。第1管理装置210aは、
第1店端末300aから受信した2つのデータベース操
作命令の整合性を確認し、欠如しているデータベース操
作命令を補填してもよい。この場合、第1店端末300
aは、2つのデータベース操作命令は、インターネット
20を介して異なる経路でPOSサーバ100に送信し
てもよい。これによって、一方が、正確にPOSサーバ
100に到達しない場合でも、他方のデータベース操作
命令によって、補填することができる。
【0185】
【発明の効果】上記説明から明らかなように、本発明に
よれば、POSサーバは、店端末からの要求に即座に応
答することができる。また、低コストなPOSシステム
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】POSシステム全体を示す図である。
【図2】店端末のハードウェア構成を示すブロック図で
ある。
【図3】処理部の機能を示す機能ブロック図である。
【図4】POSサーバのハードウェア構成を示すブロッ
ク図である。
【図5】第1管理装置のハードウェア構成を示すブロッ
ク図である。
【図6】DB操作命令処理部の機能を示す機能ブロック
図である。
【図7】第1管理装置の取引データベースの構成を示す
図である。
【図8】第1管理装置の在庫マスタのデータフォーマッ
トを示す図である。
【図9】第1管理装置の入出荷ファイルのデータフォー
マットを示す図である。
【図10】顧客へ商品を販売するときの第1店端末の動
作を示すフローチャートである。
【図11】図10の取引処理段階(S500)における
第1店端末の詳細の動作を示すフローチャートである。
【図12】図10のDB操作命令送信段階(S502)
における第1店端末の詳細な動作を示すフローチャート
である。
【図13】POSシステムの第1管理装置、第2管理装
置、及び総合管理装置が第1店端末から各装置宛の同一
のデータベース操作命令を受信した時の第1管理装置の
動作を示すフローチャートである。
【図14】図13のDB更新確認段階(S204)にお
けるPOSサーバの第1管理装置の詳細な動作を示すフ
ォローチャートである。
【図15】図13のDB操作命令の整合性確認段階(S
212)におけるPOSサーバの第1管理装置の詳細な
動作を示すフローチャートである。
【図16】棚卸しにおける修正値要求を受信した時の第
1管理装置の動作を示すフローチャートである。
【図17】第2実施形態におけるPOSサーバの構成を
示すブロック図である。
【図18】第2実施形態におけるPOSサーバが、第1
店端末から商品コードを受信した時の詳細な動作を示す
フローチャートである。
【図19】第2実施形態におけるPOSサーバが、第1
管理装置からデータベース操作命令を受信したときの総
合管理装置の詳細な動作を示すフローチャートである。
【図20】第3実施形態におけるPOSサーバの構成を
示すブロック図である。
【符号の説明】
20 インターネット 12 ルータ 100 POSサーバ 200 総合管理装置 210a 第1管理装置 210b 第2管理装置 220 バックアップ装置 102 CPU 104 主記憶装置 106 BIOS−ROM 108 データベース更新部 110 ネットワークインタフェース 112 内部接続部 114 入出力バス 116 取引データベース 150 DB操作命令処理部 152 受信部 154 送信部 156 整合性確認部 158 DB操作命令保持部 160 削除部 164 DB操作命令補填部 166 装置間受信部 168 装置間送信部 170 タイマ部 172 検出部 174 抽出部 176 修正値算出部 300 店端末 302 CPU 304 主記憶装置 306 BIOS−ROM 308 ディスプレイコントローラ 310 プリンタコントローラ 312 スキャナコントローラ 314 キーボードコントローラ 316 ネットワークインタフェース 318 CD−ROMインタフェース 320 入出力バス 330 CD−ROM 332 LCDディスプレイ 334 ジャーナルプリンタ 336 バーコードリーダ 338 キーボード/キーマット 350 処理部 352 入力部 354 取引処理部 356 DB操作命令作成部 358 DB操作命令保持部 360 送信部 362 受信部 364 出力部 366 複製部 368 宛先付与部 400 在庫マスタ 402 売上分析ファイル 404 入出荷ファイル 406 取引合計ファイル 408 日次合計ファイル 410 客層ファイル 412 レシートファイル

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の店舗に配設された複数の店端末を
    管理するPOSサーバであって、 前記複数の店端末のうち第1の店端末において商品の取
    引が行われたことを示す取引情報を、前記第1の店端末
    からそれぞれ受信して格納し、前記第1の店端末に対し
    て前記取引情報を受信した旨をそれぞれ通知する第1及
    び第2の管理装置を備えることを特徴とするPOSサー
    バ。
  2. 【請求項2】 前記第1の管理装置に前記第1の店端末
    の前記取引情報が正しく格納されなかった場合に、前記
    第2の管理装置は、前記取引情報を前記第1の管理装置
    に提供することを特徴とする請求項1に記載のPOSサ
    ーバ。
  3. 【請求項3】 前記複数の店端末のうち、前記第1の店
    端末と異なる第2の店端末において商品の取引が行われ
    たことを示す取引情報を、前記第2の店端末から受信し
    て格納し、前記第2の店端末に対して前記取引情報を受
    信した旨を通知する第3の管理装置をさらに備え、 前記第2の管理装置は、さらに前記第2の店端末の前記
    取引情報を前記第2の店端末から受信して格納し、前記
    第2の店端末に対して前記取引情報を受信した旨を通知
    することを特徴とする請求項1または2に記載のPOS
    サーバ。
  4. 【請求項4】 前記第3の管理装置に前記第2の店端末
    の前記取引情報が正しく格納されなかった場合に、前記
    第2の管理装置は、前記取引情報を前記第3の管理装置
    に提供することを特徴とする請求項3に記載のPOSサ
    ーバ。
  5. 【請求項5】 前記第2の管理装置は、前記複数の店端
    末のうち所定の店端末から、当該店端末以外の前記取引
    情報に関する情報の要求を受信した場合、前記要求が示
    す前記取引情報を前記店端末に送信することを特徴とす
    る請求項3または4に記載のPOSサーバ。
  6. 【請求項6】 前記第1の店端末の前記取引情報を前記
    第1の店端末から受信して格納し、前記第1の店端末に
    対して前記取引情報を受信した旨を通知し、前記第1の
    管理装置に前記第1の店端末の前記取引情報が正しく格
    納されなかった場合に、前記取引情報を前記第1の管理
    装置に提供する第4の管理装置と、 前記第2の店端末の前記取引情報を前記第2の店端末か
    ら受信して格納し、前記第2の店端末に対して前記取引
    情報を受信した旨を通知し、前記第3の管理装置に前記
    第2の店端末の前記取引情報が正しく格納されなかった
    場合に、前記取引情報を前記第1の管理装置に提供する
    第5の管理装置とをさらに備えることを特徴とする請求
    項3乃至5のいずれかに記載のPOSサーバ。
  7. 【請求項7】 前記第1の店端末及び前記第2の店端末
    のそれぞれから前記取引情報を受信し格納する第4の管
    理装置をさらに備え、 前記第4の管理装置は、前記複数の店端末のうち所定の
    店端末から、当該店端末以外の前記取引情報に関する情
    報の要求を受信した場合に、前記要求が示す前記取引情
    報を前記店端末に送信することを特徴とする請求項4に
    記載のPOSサーバ。
  8. 【請求項8】 前記第1及び第2の管理装置は、複数の
    店端末のうち第2の店端末において商品の取引が行われ
    たことを示す取引情報を、前記第2店端末からそれぞれ
    受信して格納し、前記第2の店端末に対して前記第2の
    店端末に対して前記取引情報を受信した旨をそれぞれ通
    知することを特徴とする請求項1または2に記載のPO
    Sサーバ。
  9. 【請求項9】 前記第2の管理装置は、前記第1の管理
    装置に前記第1の店端末の前記取引情報が正しく格納さ
    れなかった場合に、前記取引情報を前記第1の管理装置
    に提供し、 前記第1の管理装置は、前記第2の管理装置に前記第2
    の店端末の前記取引情報が正しく格納されなかった場合
    に、前記取引情報を前記第2の管理装置に提供すること
    を特徴とする請求項8に記載のPOSサーバ。
  10. 【請求項10】 複数の店端末のうちの第3及び第4の
    店端末において商品の取引が行われたことを示す取引情
    報を受信して格納すべく設けられた、前記第1及び第2
    の管理装置と同一の機能を有する第3及び第4の管理装
    置と、 前記第1及び第2の管理装置のうち少なくとも一方から
    前記第1の店端末の前記取引情報を受信して格納し、前
    記第3及び第4の管理装置のうち少なくとも一方から前
    記第2の店端末の前記取引情報を受信して格納する第5
    の管理装置とをさらに備えることを特徴とする請求項1
    または2に記載のPOSサーバ。
  11. 【請求項11】 前記複数の店端末のうち所定の店端末
    から当該店端末以外の前記取引情報に関する情報の要求
    を受信した場合に、前記第5管理装置は、前記要求が示
    す前記取引情報を前記店端末に送信することを特徴とす
    る請求項10に記載のPOSサーバ。
  12. 【請求項12】 複数の店端末のうちの第3及び第4の
    店端末において商品の取引が行われたことを示す取引情
    報を前記受信した格納すべく設けられた、前記第1及び
    第2の管理装置と同一の機能を有する第3及び第4の管
    理装置と、 前記第1及び第2の管理装置のうち少なくとも一方から
    前記第1の店端末の取引情報を受信して格納し、前記第
    1及び第2の管理装置のうち少なくとも一方から前記第
    2の店端末の取引情報を受信して格納し、前記第3及び
    第4の管理装置のうち少なくとも一方から前記第3の店
    端末の前記取引情報を受信して格納し、前記第3及び第
    4の管理装置のうち少なくとも一方から第4の店端末の
    前記取引情報を受信して格納する第5の管理装置とをさ
    らに備えることを特徴とする請求項8または9に記載の
    POSサーバ。
  13. 【請求項13】 前記複数の店端末のうち所定の店端末
    から当該店端末以外の前記取引情報に関する情報の要求
    を受信した場合に、前記第5の管理装置は、前記要求が
    示す情報を前記店端末に送信することを特徴とする請求
    項12に記載のPOSサーバ。
  14. 【請求項14】 前記第1の管理装置は、前記第1の店
    端末から受信した前記取引情報を処理した後に、前記処
    理の完了を前記第1の店端末に認識させる主応答情報を
    前記第1の店端末に送信し、 前記第2の管理装置は、前記第1の店端末から受信した
    前記取引情報を処理した後に、前記第1の管理装置から
    前記主応答情報が前記第1の店端末に送信されなかった
    場合に、前記取引情報の処理を完了したことを前記第1
    の店端末に認識させる副応答情報を前記第1の店端末に
    送信することを特徴とする請求項1乃至12のいずれか
    に記載のPOSサーバ。
  15. 【請求項15】 前記第1の管理装置は、前記第1の店
    端末から受信した前記取引情報を処理した後に、前記処
    理の完了を前記第1の店端末に認識させる主応答情報を
    前記第1の店端末に送信し、 前記第3の管理装置は、前記第2の店端末から受信した
    前記取引情報を処理した後に、前記処理の完了を前記第
    2の店端末に認識させる主応答情報を前記第2の店端末
    に送信し、 前記第2の管理装置は、前記第1の店端末から受信した
    前記取引情報を処理した後に、前記第1の管理装置から
    前記主応答情報が前記第1の店端末に送信されなかった
    場合に、前記取引情報の処理を完了したことを前記第1
    の店端末に認識させる副応答情報を前記第1の店端末に
    送信し、前記第2の店端末から受信した前記取引情報を
    処理した後に、前記第3の管理装置から前記主応答情報
    が前記第2の店端末に送信されなかった場合に、前記取
    引情報の処理を完了したことを前記第2の店端末に認識
    させる副応答情報を前記第2の店端末に送信することを
    特徴とする請求項3乃至7のいずれかに記載のPOSサ
    ーバ。
  16. 【請求項16】 前記第1の管理装置は、前記第1の店
    端末から受信した前記取引情報を処理した後に、前記処
    理の完了を前記第1の店端末に認識させる主応答情報を
    前記第1の店端末に送信し、 前記第4の管理装置は、前記第1の店端末から受信した
    前記取引情報を処理した後に、前記第1の管理装置から
    前記主応答情報が前記第1の店端末に送信されなかった
    場合に、前記取引情報の処理を完了したことを前記第1
    の店端末に認識させる副応答情報を前記第1の店端末に
    送信し、 前記第3の管理装置は、前記第2の店端末から受信した
    前記取引情報を処理した後に、前記処理の完了を前記第
    2の店端末に認識させる主応答情報を前記第2の店端末
    に送信し、 前記第5の管理装置は、前記第2の店端末から受信した
    前記取引情報を処理した後に、前記第3の管理装置から
    前記主応答情報が前記第2の店端末に送信されなかった
    場合に、前記取引情報の処理を完了したことを前記第2
    の店端末に認識させる副応答情報を前記第2の店端末に
    送信することを特徴とする請求項6に記載のPOSサー
    バ。
  17. 【請求項17】 前記第1の管理装置は、前記第1の店
    端末から受信した前記取引情報を処理した後に、前記処
    理の完了を前記第1の店端末に認識させる主応答情報を
    前記第1の店端末に送信し、 前記第2の管理装置は、前記第1の店端末から受信した
    前記取引情報を処理した後に、前記第1の管理装置から
    前記主応答情報が前記第1の店端末に送信されなかった
    場合に、前記取引情報の処理を完了したことを前記第1
    の店端末に認識させる副応答情報を前記第1の店端末に
    送信し、 前記第2の管理装置は、前記第2の店端末から受信した
    前記取引情報を処理した後に、前記処理の完了を前記第
    2の店端末に認識させる主応答情報を前記第2の店端末
    に送信し、 前記第1の管理装置は、前記第2の店端末から受信した
    前記取引情報を処理した後に、前記第2の管理装置から
    前記主応答情報が前記第2の店端末に送信されなかった
    場合に、前記取引情報の処理を完了したことを前記第2
    の店端末に認識させる副応答情報を前記第2の店端末に
    送信することを特徴とする請求項8または9に記載のP
    OSサーバ。
  18. 【請求項18】 前記第1の管理装置は、前記第1の店
    端末から受信した前記取引情報を処理した後に、前記処
    理の完了を前記第1の店端末に認識させる主応答情報を
    前記第1の店端末に送信し、 前記第2の管理装置は、前記第1の店端末から受信した
    前記取引情報を処理した後に、前記第1の管理装置から
    前記主応答情報が前記第1の店端末に送信されなかった
    場合に、前記取引情報の処理を完了したことを前記第1
    の店端末に認識させる副応答情報を前記第1の店端末に
    送信し、 前記第3の管理装置は、前記第2の店端末から受信した
    前記取引情報を処理した後に、前記処理の完了を前記第
    2の店端末に認識させる主応答情報を前記第2の店端末
    に送信し、 前記第4の管理装置は、前記第2の店端末から受信した
    前記取引情報を処理した後に、前記第2の管理装置から
    前記主応答情報が前記第2の店端末に送信されなかった
    場合に、前記取引情報の処理を完了したことを前記第2
    の店端末に認識させる副応答情報を前記第2の店端末に
    送信することを特徴とする請求項10または11に記載
    のPOSサーバ。
  19. 【請求項19】 複数の店舗における商品の販売を管理
    するPOSサーバに接続された店端末であって、 取引すべき商品の商品識別情報を入力する入力部と、 入力された前記商品識別情報に対応する前記商品の取引
    に関する処理を行う取引処理部と、 前記取引に関する処理を示す取引情報を作成する取引情
    報作成部と、 前記取引情報を複製する複製部と、 複製された複数の前記取引情報を送信する送信部と、 送信した複数の前記取引情報のいずれかに対する応答を
    受信する受信部とを備え、前記送信部は、前記応答を受
    信しないことを必要条件として前記取引情報を再送する
    ことを特徴とする店端末。
  20. 【請求項20】 前記複製部が複製した複数の前記取引
    情報に異なる宛先アドレスを付与する宛先付与部をさら
    に備え、 前記送信部は、前記宛先アドレスが付与された複数の前
    記取引情報を送信し、送信した複数の前記取引情報のい
    ずれに対する応答も前記受信部が受信しないことを必要
    条件として前記取引情報を再送することを特徴とする請
    求項19に記載の店端末。
  21. 【請求項21】 前記POSサーバは、前記店端末の前
    記取引情報を受信し、前記取引情報に対する応答を前記
    店端末に送信すべき店端末主管理装置、及び前記取引情
    報を受信し、前記店端末主管理装置が前記応答を送信し
    ない場合に、前記取引情報に対する応答を前記店端末に
    送信すべき店端末副管理装置を備え、 前記宛先付与部は、前記店端末主管理装置及び前記店端
    末副管理装置のアドレスを2つの前記取引情報に付与
    し、 前記送信部は、前記店端末主管理装置から前記応答を受
    信しないことを必要条件として、前記取引情報を再送す
    ることを特徴とする請求項20に記載の店端末。
  22. 【請求項22】 前記店端末主管理装置から前記応答を
    受信しない状態で、前記送信部が前記取引情報を送信し
    てから所定の時間が経過し、かつ前記受信部が、前記店
    端末副管理装置から前記応答を受信しないことを必要条
    件として、前記送信部は、前記取引情報を再送すること
    を特徴とする請求項21に記載の店端末。
  23. 【請求項23】 前記店端末から前記応答を受信しない
    状態で、前記送信部が前記取引情報を送信してから所定
    の時間が経過し、かつ前記受信部が、前記店端末副管理
    装置から前記応答を受信した場合に、 前記送信部が、次回前記取引情報を送信するときに、前
    記店端末副管理装置が前記応答を受信しなかったことを
    必要条件として、前記送信部は、前記取引情報を再送す
    ることを特徴とする請求項22に記載の店端末。
  24. 【請求項24】 前記店端末から前記応答を受信しない
    状態で、前記送信部が前記取引情報を送信してから所定
    の時間が経過し、かつ前記受信部が、前記店端末副管理
    装置から前記応答を受信した場合に、 前記送信部が、次回前記取引情報を送信するときに、前
    記店端末副管理装置が前記応答を受信しない状態で、前
    記送信部が前記取引情報を送信してから所定の時間が経
    過し、かつ前記受信部が前記店端末主管理装置から前記
    応答を受信しなかったことを必要条件として、前記送信
    部は、前記取引情報を再送することを特徴とする請求項
    23に記載の店端末。
  25. 【請求項25】 前記店端末から前記応答を受信しない
    状態で、前記送信部が前記取引情報を送信してから所定
    の時間が経過し、かつ前記受信部が、前記店端末副管理
    装置から前記応答を受信した場合に、 前記送信部が、次回前記取引情報を送信するときに、前
    記店端末副管理装置前記応答を受信しない状態で、前記
    送信部が前記取引情報を送信してから所定の時間が経過
    し、かつ前記受信部が前記店端末主管理装置から前記応
    答を受信しなかったことを必要条件として、前記送信部
    が前記取引情報を送信する状態で、当該店端末が再起動
    された場合に、前記受信部が、前記店端末主管理装置か
    ら前記応答を受信しなかったことを必要条件として、前
    記送信部は、前記取引情報を再送することを特徴とする
    請求項23または24に記載の店端末。
  26. 【請求項26】 前記店端末副管理装置は、前記POS
    サーバが管理する店端末の前記取引情報を格納し、 前記POSサーバが管理する前記店端末のうち当該店端
    末以外の店端末から受信して格納した前記取引情報の要
    求を、前記送信部が送信した場合、前記店端末副管理装
    置から前記応答を受信しなかったことを必要条件とし
    て、前記送信部は、前記要求を再送することを特徴とす
    る請求項19乃至25のいずれかに記載の店端末。
  27. 【請求項27】 複数の店舗における商品の取引を管理
    するPOSサーバ及び前記店舗に配設される店端末を備
    えるPOSシステムであって、 複数の前記店端末のうち第1の店端末は、 取引すべき商品の商品識別情報を入力する入力部と、 入力された前記商品識別情報に対応する前記商品の取引
    に関する処理を行う取引処理部と、 前記取引に関する処理を示す取引情報を作成する取引情
    報作成部と、 前記取引情報を複製する複製部と、 複製された複数の前記取引情報を送信する送信部とを有
    し、前記POSサーバは、 前記複数の店端末のうち第1の店端末において商品の取
    引が行われたことを示す同一の取引情報を、前記第1の
    店端末からそれぞれ受信して格納し、前記第1の店端末
    に対して前記取引情報を受信した旨をそれぞれ通知する
    第1及び第2の管理装置を有し、 前記第1の店端末は、送信した複数の前記取引情報のい
    ずれかに対する応答を示す前記通知を受信する受信部を
    さらに有し、 前記第1の店端末の前記送信部は、前記応答を受信しな
    いことを必要条件として前記取引情報を再送することを
    特徴とするPOSシステム。
  28. 【請求項28】 複数の店舗に配設された複数の店端末
    での商品の取引をPOSサーバ上で管理する取引管理方
    法であって、 前記複数の店端末のうち第1の店端末において商品の取
    引が行われたことを示す同一の複数の取引情報を、前記
    第1の店端末から受信して格納する格納段階と、前記格
    納段階の後に、前記第1の店端末に対して前記取引情報
    を受信した旨を通知する段階とを有することを特徴とす
    る取引管理方法。
  29. 【請求項29】 複数の店舗における商品の取引を管理
    するPOSサーバを用いて前記商品の取引を管理する取
    引管理方法であって、 取引すべき商品の商品識別情報を入力する段階と、 入力された前記商品識別情報に対応する前記商品の取引
    に関する処理を行う段階と、 前記取引に関する処理を示す取引情報を作成する段階
    と、 前記取引情報を複製する段階と、 複製された複数の前記取引情報を送信する段階と、 送信した複数の前記取引情報のいずれかに対する応答を
    受信する段階と、前記応答を受信しないことを必要条件
    として前記取引情報を再送する段階とを有することと特
    徴とする取引管理方法。
  30. 【請求項30】 複数の店舗に配設された複数の店端末
    での商品の取引をPOSサーバ上で管理するコンピュー
    タ用のプログラムを格納した記録媒体であって、 前記複数の店端末のうち第1の店端末において商品の取
    引が行われたことを示す同一の複数の取引情報を、前記
    第1の店端末から受信して格納する格納モジュールと、 前記第1の店端末に対して、前記取引情報を受信した旨
    を通知する通知モジュールとを有することを特徴とする
    記録媒体。
  31. 【請求項31】 複数の店舗における商品の取引を管理
    するPOSサーバに接続された店端末用のプログラムを
    格納した記録媒体であって、 取引すべき商品の商品識別情報を入力する入力モジュー
    ルと、 入力された前記商品識別情報に対応する前記商品の取引
    に関する処理を行う取引処理モジュールと、 前記取引に関する処理を示す取引情報を作成する取引情
    報作成モジュールと、 前記取引情報を複製する複製モジュールと、 複製された複数の前記取引情報を送信する送信モジュー
    ルと、 送信した複数の前記取引情報のいずれかに対する応答を
    受信する受信モジュールと、 前記応答を受信しないことを必要条件として前記取引情
    報を再送する再送モジュールとを有することと特徴とす
    る記録媒体。
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