JP3467445B2 - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体装置およ
びその製造方法に関し、特に、内部配線層間に容量素子
を形成した半導体装置およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、多層構造の内部配線層を有する半
導体装置であるLSI(largescale int
egrated circuit)チップが知られてい
る。大きな容量を付加できるものの、外部バイパスコン
デンサでは、大面積化するチップ上で長大化する内部電
源配線の電圧のIRドロップ抑制に十分対応することが
できなくなってきている。その上、最近は半導体チップ
の高集積化及び高密度化が進み、内部電源配線の線幅を
余裕を持った幅広に形成することができなくなってい
る。
【0003】そこで、チップ上のゲート絶縁膜を容量膜
としその下層の基板を下層電極、絶縁膜上層に設けた電
極を上層電極として形成された、電源ラインのIRドロ
ップを抑制し電圧を安定化するためのバイパスコンデン
サ(容量素子)を設けているものが知られている。
【0004】このバイパスコンデンサは、ゲート絶縁膜
を利用して基板に容量を形成していることから、バイパ
スコンデンサを設けることにより、チップ周辺部にバイ
パスコンデンサを形成するための場所を必要とし、チッ
プ面積を拡大させてしまう。ゲート絶縁膜の薄膜化が進
むことによりリークが増大すると、コンデンサとして機
能しなくなる。また、チップ上の任意の場所に容量を形
成できず、空きスペースに形成しなければならず、IR
ドロップを抑制するのに必要な箇所の近くに容量を配置
する構造になっていない。
【0005】ところで、多層配線構造において電源配線
のIRドロップを抑制し電圧の安定化を図るために、例
えば、特開平9−64284号公報に開示された半導
体集積回路、或いは、特開平5−283611号公報に
開示された半導体装置が提案されている。
【0006】半導体集積回路は、多層化された第1及
び第2の配線層を設け、これらの配線層をそれぞれ電源
配線にも用い、互いに重ねて配置した第1及び第2の電
源配線によって得られる容量により、回路内部にバイパ
スコンデンサを構成している。
【0007】半導体装置は、半導体基板の一主面上の
外周部に沿って形成された設置電位配線及び電源配線と
なる下層配線及び上層配線が、薄い絶縁膜又は高誘電率
膜からなる層間絶縁膜を挟んで対向して容量素子を形成
している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、半導
体集積回路においては、電源系配線層と信号線層とは同
一層を共用しているので、層間絶縁膜を薄くして配線層
間で容量値を稼ぐことができない。実用的な容量値を稼
ぐべく容量絶縁膜となる相関絶縁膜を薄くすると、電源
系配線と同一層にある信号線のカップリング容量が増大
してしまう。これは、信号の伝達速度を遅くする。ま
た、配線ピッチの縮小化に伴い、層間絶縁膜には低誘電
率のものが求められるようにもなりつつある。
【0009】また、半導体装置においては、層間膜厚
が厚く小さなホールを開け難いことから、上部電極形成
時のホールを大きくする必要があり、電源配線幅よりか
なり広い面積を必要とする。この結果、段差が生じて平
坦化し難くなる。
【0010】この発明の目的は、設置のための専用面積
を必要とせずにチップ内部に十分な容量値のバイパスコ
ンデンサを設けることができ、電源ラインのIRドロッ
プを抑制して電圧を安定化することができる半導体装置
およびその製造方法を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明に係る半導体装置は、多層構造の内部配線
層を有し、前記内部配線層の上下2層の配線間に容量素
子を形成した半導体装置において、前記容量素子は、前
記上下2層の配線の少なくとも一方の配線とビアを介し
て導通する電極を有し、且つ、前記上下2層の配線間の
層間絶縁膜中に存在すること、及び前記容量素子を構成
する容量絶縁膜の誘電率は、前記層間絶縁膜の誘電率よ
りも高いこと、前記上下2層の内部配線層は、一方が
源配線層であり、他方がグランド配線層であって、それ
ぞれ別の層に形成されること、を特徴としている。
【0012】上記構成を有することにより、多層構造の
内部配線層を有し、内部配線層の上下2層の配線間に容
量素子を形成した半導体装置において、容量素子は、上
下2層の配線の少なくとも一方の配線とビアを介して導
通する電極を有し、且つ、前記上下2層の配線間の層間
絶縁膜中に存在すること、及び容量素子を構成する容量
絶縁膜の誘電率は、層間絶縁膜の誘電率よりも高いこ
と、上下2層の内部配線層は、一方が電源配線層であ
り、他方がグランド配線層であって、それぞれ別の層に
形成されること、になる。これにより、新たに容量設置
のための専用面積を必要とせずにチップ内部に十分な容
量値のバイパスコンデンサを設けることができ、電源ラ
インのIRドロップを抑制して電圧を安定化することが
できる。
【0013】また、この発明に係る半導体装置の製造方
法により、上記半導体装置を製造することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0015】図1は、この発明の実施の形態に係る半導
体装置の内部配線構造を示す平面図である。図1に示す
ように、半導体装置10は、多層構造の内部配線層を有
しており、例えば、並設された複数の配線からなる上層
配線11と、上層配線11の下の層に位置して、上層配
線11と同様に並設された複数の配線からなる下層配線
12とが、ほぼ直交した状態で配置されている。
【0016】通常、同一配線層内の電源配線とグランド
(GND)配線とは、電源−GND、電源−GND、と
いうようにセットで交互に配置される。上層配線11及
び下層配線12は、電源配線とGND配線からなり、上
層と下層が交差していることから、平面で見ると電源配
線とGND配線が格子状に配置されてそれらの交差する
部分にビア形成部13を有している。このビア形成部1
3には、上下層の配線と電気的に接続するビア14が形
成される。
【0017】そして、複数層の電源−GND配線領域を
有する半導体装置10の、上層配線11である電源−G
ND配線層と下層配線12である電源−GND配線層の
間で、電源ラインのIRドロップを抑制し電源配線電圧
を安定化させて電源ノイズを低減するための、デカップ
リングキャパシタンスが形成される。
【0018】次に、上層配線11と下層配線12の間で
デカップリングキャパシタンスを形成する配線プロセス
を、通常プロセスとダマシン(damascene)プ
ロセス(単体或いはデュアル)とに分けて説明する。下
層配線12の下には、図示しないがトランジスタ等の回
路素子や他の配線層が設けられている。なお、説明は、
層間絶縁膜15に化学機械研磨(chemical m
echanicalpolishing:CMP)をか
けてビア14が開いた状態から行う。上層配線11形成
後は、通常の配線プロセスと同様である。 (A)通常配線プロセス (1)キャパシタの電極として下層配線を用いた場合 図2は、キャパシタの電極として下層配線を用いた場合
の半導体装置を示す、図1A−A線に沿う断面図であ
り、図3は、図2の半導体装置の配線プロセスを説明す
る工程断面図である。
【0019】図2に示すのは、キャパシタの電極として
下層配線を用いた場合であり、上層配線11と下層配線
12との間の層間絶縁膜15中に、ビア14を介して上
層配線11に接続された上部電極16と下層配線12と
に挟み込まれた容量絶縁膜17を有している。
【0020】図3に示すように、先ず、CMPにより平
坦化された層間絶縁膜15(図3(a)参照)に、例え
ばスパッタ法により、チタンナイトライド(TiN)、
アルミニウム(Al)、TiNを順次堆積する。その
後、リソグラフィ工程を経て例えばドライエッチングを
行い、TiN−Al−TiN構造の下層配線12を形成
する(図3(b)参照)。
【0021】次に、下層配線12形成後の層間絶縁膜1
5上に、容量絶縁膜17を形成する。ここでは、プラズ
マCVD(chemical vapor depos
ition)法により、SiO2 を堆積させSiO2
膜し、容量絶縁膜17とする。
【0022】この容量絶縁膜17としては、酸化膜、窒
化膜、酸化タンタル膜、或いはチタン酸バリウムストロ
ンチウム(BST)膜等の高誘電率膜が用いられる。そ
して、キャパシタの容量を大きくしたいためにできるだ
け薄くすることが望ましく、その限界は、リーク電流
(特に、トンネル電流)で決定され、実膜厚で約0.5
〜20nmが適当である。
【0023】容量絶縁膜17の成膜後、上部電極16を
形成するための電極材料膜16aとして、例えばスパッ
タ法によりタングステン(W)を堆積させタングステン
膜を成膜する。この電極材料膜16aの膜厚は、この後
に形成される層間絶縁膜15の平坦化をし易くするた
め、なるべく薄い方が望ましいが、薄すぎると電極の抵
抗が大きくなることから限界があり、実膜厚で約50〜
500nmが適当である。
【0024】その後、リソグラフィ工程を経てレジスト
パターン18を形成し(図3(c)参照)、このレジス
トパターン18をマスクとして例えばドライエッチング
を行い、上部電極16及び上部電極16に対応する容量
絶縁膜17を形成する。
【0025】次に、上部電極16形成後、下層の層間絶
縁膜15上に、更に上層の層間絶縁膜15を形成する。
ここでは、プラズマCVD法により、通常のSiO2
比誘電率よりも低い比誘電率を持つ低誘電率(Low−
k)の絶縁膜、例えばSiOF膜を成膜し、層間絶縁膜
15とする。その後、層間絶縁膜15にCMPをかけ平
坦化する(図3(d)参照)。CMPによる平坦化の
後、リソグラフィ工程を経て例えばドライエッチングを
行い、層間絶縁膜15に、上部電極16に達するビア1
4を開口し、その後、ビア14を導電体で完全に埋める
(図3(e)参照)。このビア14は、例えば、最小寸
法径の孔を接続対象である電極面に対して複数個開け
る、鋲打ちにより形成される。
【0026】その後、下層配線12と同様に、例えばス
パッタ法により、TiN、Al、TiNを順次堆積し、
リソグラフィ工程を経て例えばドライエッチングを行
い、TiN−Al−TiN構造の上層配線11を形成す
る(図2参照)。
【0027】従って、下部電極としての下層配線12の
上に容量絶縁膜17を挟み込んだ上部電極16が形成さ
れ、上層配線11と下層配線12との間にデカップリン
グキャパシタンスが形成される。 (2)キャパシタの電極として配線を用いない場合 図4は、キャパシタの電極として配線を用いない場合の
半導体装置を示す、図1A−A線に沿う断面図である。
図5は、図4の半導体装置の配線プロセスを説明する工
程断面図(その1)であり、図6は、図4の半導体装置
の配線プロセスを説明する工程断面図(その2)であ
る。
【0028】図4に示すのは、キャパシタの電極として
配線を用いない場合であり、上層配線11と下層配線1
2との間の層間絶縁膜15中に、それぞれビア14を介
して、上層配線11に接続された上部電極16及び下層
配線12に接続された下部電極19を有し、両電極1
6,19間に容量絶縁膜17が挟み込まれている。
【0029】図5及び図6に示すように、先ず、CMP
により平坦化された層間絶縁膜15(図5(a)参照)
に、TiN−Al−TiN構造の下層配線12を形成す
る(図5(b)参照)。ここまでの工程は、上述した
(1)キャパシタの電極として下層配線を用いる場合と
同様である(図3参照)。
【0030】次に、下層配線12形成後の層間絶縁膜1
5上に、更に層間絶縁膜15を形成する。ここでは、プ
ラズマCVD法により、通常のSiO2 の比誘電率より
も低い比誘電率を持つ低誘電率(Low−k)の絶縁
膜、例えばSiOF膜を成膜し、層間絶縁膜15とす
る。その後、堆積した層間絶縁膜15にCMPをかけ平
坦化する。CMPによる平坦化の後、リソグラフィ工程
を経て例えばドライエッチングを行い、層間絶縁膜15
に、下層配線12に達するビア14を開口し、その後、
ビア14を導電体で完全に埋める(図5(c)参照)。
【0031】その後、下部電極19を形成するための電
極材料膜19aとして、例えばスパッタ法によりタング
ステン膜を成膜する。この電極材料膜19aの膜厚は、
この後に形成される層間絶縁膜15の平坦化をし易くす
るため、なるべく薄い方が望ましいが、薄すぎると電極
の抵抗が大きくなることから限界があり、実膜厚で約5
0〜500nmが適当である。
【0032】次に、電極材料膜19aの上に、容量絶縁
膜17を形成する。ここでは、プラズマCVD法によ
り、SiO2 膜を成膜し、容量絶縁膜17とする。この
容量絶縁膜17としては、酸化膜、窒化膜、酸化タンタ
ル膜、或いはチタン酸バリウムストロンチウム(BS
T)膜等の高誘電率膜が用いられる。そして、キャパシ
タの容量を大きくしたいためにできるだけ薄くすること
が望ましく、その限界は、リーク電流(特に、トンネル
電流)で決定され、実膜厚で約0.5〜20nmが適当
である。
【0033】容量絶縁膜17の成膜後、上部電極16を
形成するための電極材料膜16aとして、例えばスパッ
タ法によりタングステン膜を成膜し、下部電極19との
間に容量絶縁膜17を挟み込む。この電極材料膜16a
の膜厚は、この後に形成される層間絶縁膜15の平坦化
をし易くするため、なるべく薄い方が望ましいが、薄す
ぎると電極の抵抗が大きくなることから限界があり、実
膜厚で約50〜500nmが適当である。
【0034】このような、下部電極19用の電極材料膜
19a、容量絶縁膜17、及び上部電極16用の電極材
料膜16aからなる三層構造を形成した後、リソグラフ
ィ工程を経てレジストパターン18を形成し(図6
(d)参照)、このレジストパターン18をマスクとし
て例えばドライエッチングを行い、下部電極19、下部
電極19に対応する容量絶縁膜17、及び上部電極16
を形成する。
【0035】次に、両電極16,19形成後、下層の層
間絶縁膜15上に、更に上層の層間絶縁膜15を形成す
る。ここでは、プラズマCVD法により、通常のSiO
2 の比誘電率よりも低い比誘電率を持つ低誘電率(Lo
w−k)の絶縁膜、例えばSiOF膜を成膜し、層間絶
縁膜15とする。その後、層間絶縁膜15にCMPをか
け平坦化する(図6(e)参照)。CMPによる平坦化
後、リソグラフィ工程を経て例えばドライエッチングを
行い、層間絶縁膜15に、上部電極16に達するビア1
4を開口し、その後、ビア14を導電体で完全に埋める
(図6(f)参照)。
【0036】その後、下層配線12と同様に、例えばス
パッタ法により、TiN、Al、TiNを順次堆積し、
リソグラフィ工程を経て例えばドライエッチングを行
い、TiN−Al−TiN構造の上層配線11を形成す
る(図4参照)。
【0037】従って、下部電極19の上に容量絶縁膜1
7を挟み込んだ上部電極16が形成され、上層配線11
と下層配線12との間にデカップリングキャパシタンス
が形成される。このようにして、上層配線11と下層配
線12の間の中間に、キャパシタを構成することができ
る。 (3)キャパシタの電極として上層配線を用いる場合 図7は、キャパシタの電極として上層配線を用いる場合
の半導体装置を示す、図1A−A線に沿う断面図であ
る。図8は、図7の半導体装置の配線プロセスを説明す
る工程断面図(その1)であり、図9は、図7の半導体
装置の配線プロセスを説明する工程断面図(その2)で
ある。
【0038】図7に示すのは、キャパシタの電極として
上層配線を用いる場合であり、上層配線11と下層配線
12との間の層間絶縁膜15中に、ビア14を介して下
層配線12に接続された下部電極19と上層配線11と
に挟み込まれた容量絶縁膜17を有している。
【0039】図8及び図9に示すように、CMPにより
平坦化された層間絶縁膜15(図8(a)参照)に、T
iN−Al−TiN構造の下層配線12を形成し(図8
(b)参照)、低誘電率(Low−k)の層間絶縁膜1
5を成膜してCMPをかけ平坦化した後、ビア14を開
口して導電体を埋設する(図8(c)参照)。
【0040】その後、下部電極19用の電極材料膜19
a、容量絶縁膜17、及びエッチングストッパにする上
部電極16用の電極材料膜16aからなる三層構造を形
成し、リソグラフィ工程を経てレジストパターン18を
形成した(図9(d)参照)後、例えばドライエッチン
グを行い、下部電極19、下部電極19に対応する容量
絶縁膜17、及び上部電極16を形成し、低誘電率(L
ow−k)の層間絶縁膜15を成膜する。ここまでの工
程は、上述した(2)キャパシタの電極として配線を用
いない場合と同様である(図5及び図6参照)。
【0041】次に、層間絶縁膜15にCMPをかけ、上
部電極16の上を実膜厚で約50〜100nm程度に平
坦化する(図9(e)参照)。CMPによる平坦化後、
リソグラフィ工程を経て上部電極16をエッチングスト
ッパとして、例えばドライエッチングを行い、層間絶縁
膜15から上部電極16の上部を露出(頭出し)させる
(図9(f)参照)。
【0042】その後、下層配線12と同様に、例えばス
パッタ法により、TiN、Al、TiNを順次堆積し、
リソグラフィ工程を経て例えばドライエッチングを行
い、TiN−Al−TiN構造の上層配線11を形成す
る(図7参照)。
【0043】従って、上部電極16としての上層配線1
1の間に容量絶縁膜17を挟み込んだ下部電極19が形
成され、上層配線11と下層配線12との間にデカップ
リングキャパシタンスが形成される。 (B)ダマシン配線プロセス (1)キャパシタの電極として下層配線を用いた場合 図10は、ダマシン配線プロセスにおいてキャパシタの
電極として下層配線を用いた場合の半導体装置を示す、
図1B−B線に沿う断面図である。図11は、図10の
半導体装置の配線プロセスを説明する工程断面図(その
1)であり、図12は、図10の半導体装置の配線プロ
セスを説明する工程断面図(その2)である。
【0044】図10に示すのは、キャパシタの電極とし
て下層配線を用いた場合であり、上層配線11と下層配
線12との間の、窒化膜(SiN)20aを挟んで形成
された低誘電率(Low−k)の層間絶縁膜15中に、
ビア14を介して上層配線11に接続された上部電極1
6と下層配線12とに挟み込まれた容量絶縁膜17を有
している。
【0045】図11及び図12に示すように、CMPに
より平坦化された層間絶縁膜15(図11(a)参照)
に、通常のダマシンプロセスを経て下層配線12を形成
する(図11(b)参照)。このダマシンプロセスは、
先ず、層間絶縁膜15上にエッチングストッパ用の窒化
膜(SiN)20bを成膜し、この窒化膜20bの上に
更に層間絶縁膜を成膜する。次に、この層間絶縁膜の上
に配線溝を形成し、この配線溝に例えば銅(Cu)を埋
め込んだ後、CMPをかける。これにより、埋め込み下
層配線12が形成される。
【0046】下層配線12の形成後、容量絶縁膜17を
形成した上に更に電極材料膜16aを成膜し、レジスト
パターン18を形成して(図11(c)参照)例えばド
ライエッチングを行い、上部電極16及び上部電極16
に対応する容量絶縁膜17を形成する。
【0047】次に、上部電極16形成後、下層の層間絶
縁膜15上に、更に上層の層間絶縁膜15を成膜する。
ここでは、プラズマCVD法により、通常のSiO2
比誘電率よりも低い比誘電率を持つ低誘電率(Low−
k)の絶縁膜、例えばSiOF膜を成膜し、層間絶縁膜
15とする。その後、層間絶縁膜15にCMPをかけて
平坦化する。層間絶縁膜15が平坦になったところで、
エッチングストッパとして機能する例えば窒化膜20a
を薄く成膜し、更に、窒化膜20aの上に層間絶縁膜1
5を成膜する(図11(d)参照)。
【0048】その後、デュアルダマシンプロセスを経て
埋め込み配線を形成する。即ち、リソグラフィ工程を経
て例えばドライエッチングを行い、窒化膜20aを挟ん
だ上下の両層間絶縁膜15,15に、上部電極16に達
するビア21を開口する(図12(e)参照)。
【0049】つまり、窒化膜20aと窒化膜20a上層
の層間絶縁膜15に、ビア21を含み窒化膜20aに達
する配線溝22、及びビア21を含まず窒化膜20aに
達する配線溝23を開け(図12(f)参照)、その
後、層間絶縁膜15上に、バリアメタル層形成後、例え
ば銅(Cu)やタンタル(Ta)或いはタンタルナイト
ライド(TaN)等又はその積層膜を堆積して金属膜2
4を形成し、配線溝22,23内に金属膜24を埋め込
む(図12(g)参照)。その後、上部の不要な金属膜
24をCMPにより除去し、上層配線11としての埋め
込み配線を形成する(図10参照)。
【0050】従って、下部電極としての下層配線12と
の間に容量絶縁膜17が挟み込まれた上部電極16が形
成され、上層配線11と下層配線12との間にデカップ
リングキャパシタンスが形成される。 (2)キャパシタの電極として配線を用いない場合 図13は、ダマシン配線プロセスにおいてキャパシタの
電極として配線を用いない場合の半導体装置を示す、図
1B−B線に沿う断面図である。図14は、図13の半
導体装置の配線プロセスを説明する工程断面図(その
1)であり、図15は、図13の半導体装置の配線プロ
セスを説明する工程断面図(その2)である。
【0051】図13に示すのは、キャパシタの電極とし
て配線を用いない場合であり、上層配線11と下層配線
12との間の層間絶縁膜15中に、それぞれビア14を
介して、上層配線11に接続された上部電極16及び下
層配線12に接続された下部電極19を有し、両電極1
6,19間に容量絶縁膜17が挟み込まれている。
【0052】図14及び図15に示すように、層間絶縁
膜15に、上述したダマシンプロセスを経て下層配線1
2を形成し(図14(a)参照)、ビア14を開口埋設
する(図14(b)参照)。
【0053】その後、下部電極19用の電極材料膜19
a、容量絶縁膜17、及び上部電極16用の電極材料膜
16aからなる三層構造を形成し、リソグラフィ工程を
経てレジストパターン18を形成した(図14(c)参
照)後、例えばドライエッチングを行い、下部電極1
9、下部電極19に対応する容量絶縁膜17、及び上部
電極16を形成し、低誘電率(Low−k)の層間絶縁
膜15を成膜する。
【0054】次に、下部電極19、容量絶縁膜17及び
上部電極16を形成した後、下層の層間絶縁膜15上
に、更に上層の層間絶縁膜15を成膜し平坦化した後、
エッチングストッパ用の窒化膜20aを成膜し、その上
に層間絶縁膜15を成膜する(図15(d)参照)。こ
の工程は、上述した(B)ダマシン配線プロセスの
(1)キャパシタの電極として下層配線を用いる場合と
同様である(図11(d)参照)。
【0055】その後、デュアルダマシンプロセスを経て
埋め込み配線を形成する。即ち、リソグラフィ工程を経
て例えばドライエッチングを行い、窒化膜20aを挟ん
だ上下の両層間絶縁膜15,15に、上部電極16に達
するビア21を開口する(図15(e)参照)。
【0056】つまり、窒化膜20aと窒化膜20a上層
の層間絶縁膜15に、ビア21を含み窒化膜20aに達
する配線溝22、及びビア21を含まず窒化膜20aに
達する配線溝23を開け(図15(f)参照)、その
後、層間絶縁膜15上に、バリアメタル層形成後、例え
ば銅(Cu)を堆積して金属膜24を形成し、配線溝2
2,23内に金属膜24を埋め込む(図15(g)参
照)。その後、上部の不要な金属膜24をCMPにより
除去し、上層配線11としての埋め込み配線を形成する
(図13参照)。
【0057】従って、下部電極19と上部電極16との
間に容量絶縁膜17が挟み込まれ、上層配線11と下層
配線12との間にデカップリングキャパシタンスが形成
される。この場合、上層配線11と下層配線12の間の
中間に、キャパシタを構成することができる。 (3)キャパシタの電極として上層配線を用いる場合 図16は、ダマシン配線プロセスにおいてキャパシタの
電極として上層配線を用いる場合の半導体装置を示す、
図1B−B線に沿う断面図である。図17は、図16の
半導体装置の配線プロセスを説明する工程断面図(その
1)であり、図18は、図16の半導体装置の配線プロ
セスを説明する工程断面図(その2)である。
【0058】図16に示すのは、キャパシタの電極とし
て上層配線を用いる場合であり、上層配線11と下層配
線12との間の層間絶縁膜15中に、ビア14を介して
下層配線12に接続された下部電極19と上層配線11
とに挟み込まれた容量絶縁膜17を有している。
【0059】図17及び図18に示すように、層間絶縁
膜15に、上述したダマシンプロセスを経て下層配線1
2を形成し(図17(a)参照)、ビア14を開口埋設
する(図17(b)参照)。
【0060】その後、下部電極19用の電極材料膜19
a、容量絶縁膜17、及び上部電極16用の電極材料膜
16aからなる三層構造を形成し、リソグラフィ工程を
経てレジストパターン18を形成した(図17(c)参
照)後、例えばドライエッチングを行い、下部電極1
9、下部電極19に対応する容量絶縁膜17、及び上部
電極16を形成し、低誘電率(Low−k)の層間絶縁
膜15を成膜する。
【0061】次に、下部電極19、容量絶縁膜17及び
上部電極16を形成した後の層間絶縁膜15上に、更に
層間絶縁膜15を成膜し平坦化した後、エッチングスト
ッパ用の窒化膜20aを成膜し、その上に層間絶縁膜1
5を成膜する(図18(d)参照)。ここまでの工程
は、上述した(B)ダマシン配線プロセスの(2)キャ
パシタの電極として配線を用いない場合と同様である。
【0062】その後、ダマシンプロセスを経て埋め込み
配線を形成する。即ち、上部電極16上層の層間絶縁膜
15、窒化膜20a及び窒化膜20aの上層の層間絶縁
膜15に、上部電極16に達して上部電極16を露出
(頭出し)させる配線孔25を開けた(図18(e)参
照)後、窒化膜20aに達する配線溝23を開ける(図
18(f)参照)。
【0063】なお、この場合、2回の開孔工程を必要と
しているが、層間絶縁膜15のCMP工程において、上
部電極16を露出(頭出し)させることができれば、1
回の開孔工程(図18(e)参照)のみでよい。
【0064】その後、配線溝23及び配線孔25内に金
属膜24を埋め込んだ(図18(g)参照)後、上部の
不要な金属膜24をCMPにより除去し、上層配線11
としての埋め込み配線を形成する(図16参照)。
【0065】従って、上部電極16としての上層配線1
1と下部電極19との間に容量絶縁膜17が挟み込ま
れ、上層配線11と下層配線12との間にデカップリン
グキャパシタンスが形成される。
【0066】上述した各例において、容量絶縁膜17及
び電極16,19(配線11,12)の材料としては、
各種薄膜形成方法に応じ以下のものを用いることができ
る。
【0067】容量絶縁膜として、Si3 4 ,SiO2
(プラズマCVD等のCVD)、Ta2 5 (P(ph
ysical)VD,CVD)、BST(CVD,PV
D)、PZT(PVD,ゾルゲル法,CVD)等の高誘
電体材料からなる単層膜或いは積層膜。
【0068】また、電極(配線)として、W(PVD,
CVD)、Al合金(PVD)、Cu(PVD)、Ti
N,Ta,TaN,Ti,WN(PVD,CVD)、R
uO 2 等の導電性酸化物(PVD,CVD)等の単層膜
又は積層膜。
【0069】このように、この発明によれば、配線をそ
のままキャパシタ電極の一部として使用し、上層の配線
2層分を用い、且つ、空きスペースを利用して、電源−
GND配線間に容量を形成し、電源ラインのIRドロッ
プを抑制し電源配線電圧を安定化させることができる。
電極は、ビアを用いて、対向する配線の近くに設けてい
る。
【0070】この際、容量は、上下層の電源とGNDの
配線が交差する所に形成されるので、任意の所に細かく
形成することができる。また、1本の電源配線或いは1
本のGND配線に対して複数個の容量を作ることがで
き、これが並列につながり容量値を稼ぐことができる。
【0071】即ち、電源−GND間で空きスペースを利
用しているため、チップ面積を縮小することが可能とな
り、また、下層配線を電極の一方に使用しているため、
マスク数を最小限に抑えることが可能となり、コストを
低く抑えてチップ面積を小さくしながら、電源ノイズを
抑制することができる。
【0072】なお、上記実施の形態において、配線をア
ルミニウム又は銅で行うのは、シリコンデバイスを想定
した場合の単なる例示であり、シリコンデバイスでない
場合は、アルミニウム又は銅配線でなくても良い。ま
た、ダマシンプロセスにおける層間絶縁膜は、低誘電率
(Low−k)の絶縁膜が用いられる。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、多層構造の内部配線層を有し、内部配線層の上下2
層の配線間に容量素子を形成した半導体装置において、
容量素子は、上下2層の配線の少なくとも一方の配線と
ビアを介して導通する電極を有し、且つ、前記上下2層
の配線間の層間絶縁膜中に存在すること、及び容量素子
を構成する容量絶縁膜の誘電率は、層間絶縁膜の誘電率
よりも高いこと、上下2層の内部配線層は、一方が電源
配線層であり、他方がグランド配線層であって、それぞ
れ別の層に形成されること、になるので、新たに容量設
置のための専用面積を必要とせずにチップ内部に十分な
容量値のバイパスコンデンサを設けることができ、電源
ラインのIRドロップを抑制して電圧を安定化すること
ができる。
【0074】また、この発明に係る半導体装置の製造方
法により、上記半導体装置を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る半導体装置の内部
配線構造を示す平面図である。
【図2】キャパシタの電極として下層配線を用いた場合
の半導体装置を示す、図1A−A線に沿う断面図であ
る。
【図3】図2の半導体装置の配線プロセスを説明する工
程断面図である。
【図4】キャパシタの電極として配線を用いない場合の
半導体装置を示す、図1A−A線に沿う断面図である。
【図5】図4の半導体装置の配線プロセスを説明する工
程断面図(その1)である。
【図6】図4の半導体装置の配線プロセスを説明する工
程断面図(その2)である。
【図7】キャパシタの電極として上層配線を用いる場合
の半導体装置を示す、図1A−A線に沿う断面図であ
る。
【図8】図7の半導体装置の配線プロセスを説明する工
程断面図(その1)である。
【図9】図7の半導体装置の配線プロセスを説明する工
程断面図(その2)である。
【図10】ダマシン配線プロセスにおいてキャパシタの
電極として下層配線を用いた場合の半導体装置を示す、
図1B−B線に沿う断面図である。
【図11】図10の半導体装置の配線プロセスを説明す
る工程断面図(その1)である。
【図12】図10の半導体装置の配線プロセスを説明す
る工程断面図(その2)である。
【図13】ダマシン配線プロセスにおいてキャパシタの
電極として配線を用いない場合の半導体装置を示す、図
1B−B線に沿う断面図である。
【図14】図13の半導体装置の配線プロセスを説明す
る工程断面図(その1)である。
【図15】図13の半導体装置の配線プロセスを説明す
る工程断面図(その2)である。
【図16】ダマシン配線プロセスにおいてキャパシタの
電極として上層配線を用いる場合の半導体装置を示す、
図1B−B線に沿う断面図である。
【図17】図16の半導体装置の配線プロセスを説明す
る工程断面図(その1)である。
【図18】図16の半導体装置の配線プロセスを説明す
る工程断面図(その2)である。
【符号の説明】
10 半導体装置 11 上層配線 12 下層配線 13 ビア形成部 14,21 ビア 15 層間絶縁膜 16 上部電極 16a 電極材料膜 17 容量絶縁膜 18 レジストパターン 19 下部電極 19a 電極材料膜 20a,20b 窒化膜 22,23,24 配線溝 25 配線孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/822 H01L 21/3205 H01L 27/04

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多層構造の内部配線層を有し、前記内部配
    線層の上下2層の配線間に容量素子を形成した半導体装
    置において、 前記容量素子は、前記上下2層の配線の少なくとも一方
    の配線とビアを介して導通する電極を有し、且つ、前記
    上下2層の配線間の層間絶縁膜中に存在すること、 及び前記容量素子を構成する容量絶縁膜の誘電率は、前
    記層間絶縁膜の誘電率よりも高いこと、 前記上下2層の内部配線層は、一方が電源配線層であ
    り、他方がグランド配線層であって、それぞれ別の層に
    形成されること、 を特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】前記容量素子は、前記ビアを介して上層配
    線に導通する電極と、前記ビアを介して下層配線に導通
    する電極とを有することを特徴とする請求項1に記載の
    半導体装置。
  3. 【請求項3】前記ビアを、接続対象である電極面に対し
    て複数個の孔を開けた鋲打ちにより形成することを特徴
    とする請求項1または2に記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】前記容量素子は、前記電源配線と前記グラ
    ンド配線の交差部分に形成されることを特徴とする請求
    項1から3のいずれかに記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】前記上層配線及び前記下層配線は、各層毎
    に交互に配置された電源配線とグランド配線の複数組か
    らなり、前記容量素子を並列に接続して形成することを
    特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の半導体装
    置。
  6. 【請求項6】前記容量素子は、酸化膜、窒化膜、酸化タ
    ンタル膜、或いはチタン酸バリウムストロンチウム膜等
    の高誘電体材料からなる容量膜を有することを特徴とす
    る請求項1から5のいずれかに記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】多層構造の内部配線層を有する半導体装置
    の製造方法において、電源配線層とグランド配線層の上下2層からなる 前記内
    部配線層の下層配線を形成し、 前記下層配線からなる下部電極、或いは前記下層配線と
    ビアを介して導通する下部電極を形成し、 前記下部電極の上層に容量膜を形成し、 前記容量膜の上層に、前記下層配線からなる下部電極を
    形成した場合、上層配線とビアを介して導通する上部電
    極を形成し、前記下層配線とビアを介して導通する下部
    電極を形成した場合、上層配線からなる上部電極或いは
    上層配線と導通する上部電極を形成し、 前記上層配線と導通する上部電極を形成した場合、前記
    上層配線を形成し、 前記下層配線と前記上層配線の間に、前記下層配線と前
    記上層配線の少なくとも一方の配線と前記ビアを介して
    導通する電極を有する容量素子を形成することを特徴と
    する半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】前記下層配線の上に、エッチングストッパ
    用膜を挟んで上下二層の層間絶縁膜を成膜し、両層間絶
    縁膜に下層配線に達するビアを開口した後、ビア内に金
    属膜を埋め込んで表面を研磨し平坦化するダマシンプロ
    セスにより前記ビアを開口埋設することを特徴とする請
    求項7に記載の半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】前記上部電極の上に、エッチングストッパ
    用膜を挟んで上下二層の層間絶縁膜を成膜し、両層間絶
    縁膜に上部電極に達するビアを開口した後、エッチング
    ストッパ用膜と上層の層間絶縁膜に、ビアを含みエッチ
    ングストッパ用膜に達する配線溝、及びビアを含まずエ
    ッチングストッパ用膜に達する配線溝を開け、その後、
    両配線溝内に金属膜を埋め込んだ後、表面を研磨し平坦
    化するデュアルダマシンプロセスにより前記上層配線を
    形成し前記ビアを開口埋設することを特徴とする請求項
    7または8に記載の半導体装置の製造方法。
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