JP3466895B2 - 振れ補正装置、撮像装置、撮像システム、カメラユニット、及びレンズユニット - Google Patents
振れ補正装置、撮像装置、撮像システム、カメラユニット、及びレンズユニットInfo
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Description
による撮像画像の振れを光学的に補正する振れ補正装
置、該振れ補正装置を備えた撮像装置、撮像システム、
カメラユニット、及びレンズユニットに関するものであ
る。
は、オートエクスホージャ(AE)やオートフォーカス
(AF)等、あらゆる点で自動化及び多機能化が図ら
れ、良好な撮影が容易に行えるようになっている。ま
た、近年では、撮像装置の小型化や光学系の高倍率化に
伴い、装置の振れ等が撮影画像の品位を低下させる大き
な原因となっていることに着目し、このような装置の振
れ(手振れ)等により生じた撮像画像の振れを補正する
振れ補正機能が種々提案されている。そして、このよう
な振れ補正機能を撮像装置に搭載することで、さらに良
好な撮影が容易に行えるようになっている。
体からの光を結像することで撮像画像を得る撮像装置に
設けられる振れ補正機能として、図11に示すような構
成のものがある。
角速度検出回路601は、振動ジャイロ等の角速度セン
サからなり、撮像装置本体に取り付けられており、装置
の振れを角速度として検出する。DCカットフィルタ6
02は、角速度検出回路601から出力される角速度信
号の直流(DC)成分を遮断して、交流成分、すなわち
振動成分のみを通過させる。増幅器(アンプ)603
は、DCカットフィルタ602から出力された角速度信
号を適当な感度に増幅して出力する。アナログ/ディジ
タル(A/D)変換器604は、増幅器603から出力
された角速度信号をディジタル化して出力する。
器606、及びパン・チルト判定回路607は、例え
ば、マイクロコンピュータ(マイコン)COMによって
構成される。
意の周波数帯域でその特性を可変しえる機能を有してお
り、A/D変換器604から出力されたディジタルの角
速度信号(角速度データ)に含まれる低周波成分を遮断
して出力する。積分器606は、任意の周波数帯域でそ
の特性を可変しえる機能を有しており、HPF5から出
力された角速度データを積分して、その積分結果を角変
位データとして出力する。
換器604から出力された角速度データ及び積分器60
6から出力された角変位データに基づいて、パンニング
・チルティングの判定を行って、パンニング制御を行
う。すなわち、角速度データが所定のしきい値以上、或
いは、角速度データが所定のしきい値に満たなくとも角
変位データ(積分結果)が所定のしきい値以上であるな
らば、パンニング或いはチルティング状態であると判定
し、パンニング制御を行う。このパンニング制御では、
先ず、HPF605の低域カットオフ周波数を高域側に
変移させる。これにより、低域の周波数に対しては、画
像補正回路610での振れ補正系が応答しないようにな
る。また、積分器606での積分演算に用いる時定数の
値を短くなる方向に変移させる。これにより、画像補正
回路610での振れ補正位置が徐々に移動範囲中心へと
センタリングし、積分器606から出力される角変位デ
ータの値が基準値(振れがない状態においてとりうる
値)に徐々に近づいていく。一方、そうでない場合に
は、パンニング或いはチルティング終了状態であると判
定し、HPF605の低域カットオフ周波数を低域側に
変移させ、また、積分器606での積分演算に用いる時
定数の値も長くなる方向に変移させる。これにより、H
PF605の低域カットオフ周波数、及び積分器606
での積分演算に用いる時定数の値が各々元の状態に戻さ
れ、パンニング制御から抜けることになる。
08は、積分器606から出力された角変位データをア
ナログ化して出力する。駆動回路609は、D/A変換
器608から出力されたアナログの角変位データ(角変
位信号)に基づいて、画像補正回路610を駆動する。
画像補正回路610は、例えば、可変頂角プリズムを用
いた光学的振れ補正系を有し、駆動回路609からの駆
動に従って、可変頂角プリズムの頂角を可変して、撮像
面への入射光の光軸を変えることで、撮像画像に生じる
振れを光学的に補正する。
動ジャイロ等の角速度検出回路601により、装置の振
れを検出し、その検出結果に基づいて、撮像画像の振れ
を光学的に補正するようになされている。
正機能600のような従来の振れ補正機能には、次のよ
うな問題があった。
度を検出する振動ジャイロ等の出力信号を利用して、撮
像画像の振れを補正する構成の場合、撮像レンズの倍率
が大きくなるにつれて、すなわち望遠になるにつれて、
撮像画像の補正誤差が拡大してしまう。ここで、撮像画
像の補正誤差とは、撮像装置自体の振れ量に対する振れ
補正系での補正残り、或いは補正過多のことである。撮
像装置の光学系の焦点距離が長くなり像の拡大倍率が大
きくなるにつれ、撮像面上での補正誤差量も増加する。
撮影領域を広げるために、銀塩カメラ同様の交換レンズ
方式のビデオカメラが提案されている。このようなビデ
オカメラでは、交換レンズ方式により、高倍率のレンズ
やエクステンダー等の装置が着脱可能であるため、高倍
率レンズを組み合わせることが容易である。したがっ
て、交換レンズ方式のビデオカメラ等の撮像装置では、
カメラ・レンズ一体型の撮像装置に比べ、上述の補正誤
差が大きくなる。
検出回路では、1Hz以下の低域周波数において、振動
ジャイロの検出特性が劣化する。したがって、この低周
波数帯域では、上述の補正誤差の拡大が顕著となり、低
域周波数の振れ残りが生じ、これは画質の劣化につなが
る。
振動ジャイロ等の角速度検出回路の他に、撮像画像の振
れ残りを検出する回路をさらに備えることで、補正性能
を向上させた振れ補正機能が提案されている。
正機能700は、上記図11に示した振れ補正機能60
0の各構成601〜610に加えて、撮像装置の撮像素
子により得られた撮像画像情報から、例えば、NTSC
フォーマットに準拠したビデオ信号(映像信号)を生成
するカメラ信号処理回路701と、カメラ信号処理回路
701で生成された映像信号に含まれる輝度信号に基づ
いて画像の動きベクトルを検出する動きベクトル検出回
路702と、動きベクトル検出回路702で検出された
動きベクトルを変位量(変位データ)に変換するための
HPF605’、積分器606’、及びパン・チルト判
定回路607’とを備えている。そして、HPF60
5’、積分器606’、及びパン・チルト判定回路60
7’は、上述したマイコンCOMと同様に、マイコンC
OM’によって構成され、動きベクトル検出回路702
から出力される動きベクトル及び積分器606’から出
力される動きベクトルの変位データに基づいて、パンニ
ング・チルティングの判定を行って、パンニング制御を
行うようになされている。
OMの積分器606から出力される角変位データと、マ
イコンCOM’の積分器606’から出力される動きベ
クトルの変位データとを加算する加算器703を備えて
おり、この加算器703の加算結果がD/A変換器60
8に供給されるようになされている。
像画像の動きベクトルの変位量、すなわち撮像画像の振
れ残りが、角速度の角変位量の補助情報として、該角変
位量に加算され、この加算結果に基づいて、撮像画像の
振れが光学的に補正されることになる。この結果、より
精度の高い振れ補正が可能となる。
な従来の振れ補正機能においても、次のような問題があ
った。
角速度データと、動きベクトル検出回路702で得られ
る動きベクトルと、マイコンCOM及びマイコンCO
M’でのパンニング制御との関係が複雑であり、場合に
よっては十分な振れ補正が行われない場合も生じる。具
体的な例を挙げると、角速度検出回路601側の積分器
606の出力のみが増加してしまった場合、動きベクト
ル検出回路702側の積分器606’の出力が”0”に
近い状態でもパンニング制御がおこなわれてしまい、動
きベクトル検出回路702側の出力による振れ補正が行
われなくなってしまう。同様に、動きベクトル検出回路
702側の積分器606’の出力のみが増加してしまっ
たときも、角速度検出回路601側の出力による振れ補
正が行われなくなってしまう。
路601の出力から得られた角変位量(振れ情報)と、
動きベクトル検出回路702の出力から得られた動きベ
クトルの変位量(振れ情報)とに基づいて、撮像画像の
振れ補正を行う構成としているため、上述したように、
振動ジャイロ検出特性が劣化する1Hz以下の低域周波
数においては、動きベクトル検出回路702による振れ
補正のウエートが大きくなる。したがって、このような
構成では、角速度検出回路601と動きベクトル検出回
路702の何れか一方に偏ったパンニング制御が行われ
てしまい、これは、補正性能の劣化を伴う。
ために成されたもので、簡易的な構成で、撮像画像の振
れ補正のための制御を円滑に行い、補正性能の向上を図
った振れ補正装置、該振れ補正装置を備えた撮像装置、
該装置を含む撮像システム、及び該装置で使用されるカ
メラユニット、及びレンズユニットを提供することを目
的とする。
第1の発明は、装置の振れ量から振れ補正量を得て出力
する第1の振れ補正量出力手段と、光学系を介した被写
体像を撮像手段で撮像して得られた撮像画像の振れ量か
ら振れ補正量を得て出力する第2の振れ補正量出力手段
と、上記第1及び第2の振れ補正量出力手段の各出力に
基づいて撮像画像の振れを補正する補正手段と、上記第
1及び第2の振れ補正量出力手段の各出力に基づいて上
記第1及び第2の振れ補正量出力手段の各出力を各々制
御する制御手段とを備えることを特徴とする。
1の振れ検出手段と、上記第1の振れ検出手段で検出さ
れた振れ量を振れ補正量に変換して出力する第1の振れ
補正量出力手段と、光学系を介した被写体像を撮像手段
で撮像して得られた撮像画像の振れ量を検出する第2の
振れ検出手段と、上記第2の振れ検出手段で検出された
振れ量を振れ補正量に変換して出力する第2の振れ補正
量出力手段と、上記第1及び第2の振れ補正量出力手段
の各出力に基づいて撮像画像の振れを補正する補正手段
を備える振れ補正装置であって、上記第1及び第2の振
れ補正量出力手段の各出力に基づいて上記第1及び第2
の振れ補正量出力手段の各出力を各々制御する制御手段
を備えることを特徴とする。
おいて、上記制御手段は、上記第1及び第2の振れ補正
量出力手段の出力である振れ補正量の増加を各々制限す
ることを特徴とする。
上記制御手段は、上記第1及び第2の振れ補正量出力手
段の各出力を比較する比較手段を含み、上記比較手段の
比較結果に基づいて上記振れ補正量の増加の制限の割合
を可変することを特徴とする。
おいて、上記補正手段は、上記撮像画像の振れを光学的
に補正することを特徴とする。
おいて、上記補正手段は、上記被写体像を上記撮像手段
に伝達する可変頂角プリズムにより上記撮像画像の振れ
を光学的に補正することを特徴とする。
おいて、上記補正手段は、上記被写体像を上記撮像手段
に伝達する移動可能な一群のレンズにより上記撮像画像
の振れを光学的に補正することを特徴とする。
載の振れ補正装置を備える撮像装置であることを特徴と
する。
メラユニットに着脱可能なレンズユニットと、上記カメ
ラユニットとレンズユニット間の情報転送を行う転送制
御手段とを備える撮像装置であって、上記カメラユニッ
トは、光学系を介した被写体像を撮像手段で撮像して得
られた撮像画像の振れ量から振れ補正量を得て出力する
第2の振れ補正量出力手段を含み、上記レンズユニット
は、装置の振れ量から振れ補正量を得て出力する第1の
振れ補正量出力手段と、上記第1及び第2の振れ補正量
出力手段の各出力に基づいて撮像画像の振れを補正する
補正手段と、上記第1及び第2の振れ補正量出力手段の
各出力に基づいて上記第1及び第2の振れ補正量出力手
段の出力を各々制御する制御手段とを含み、上記転送制
御手段は、上記第1及び第2の振れ補正量出力手段の各
出力である振れ補正量及び上記制御手段での制御情報の
転送を、所定のタイミングに従って行うことを特徴とす
る。
て、上記制御手段は、上記第1及び第2の振れ補正量出
力手段の出力である振れ補正量の増加を各々制限するこ
とを特徴とする。
て、上記制御手段は、上記第1及び第2の振れ補正量出
力手段の各出力を比較する比較手段を含み、上記比較手
段の比較結果に基づいて上記振れ補正量の増加の制限の
割合を可変することを特徴とする。
て、上記補正手段は、上記撮像画像の振れを光学的に補
正することを特徴とする。
て、上記補正手段は、上記被写体像を上記撮像手段に伝
達する可変頂角プリズムにより上記撮像画像の振れを光
学的に補正することを特徴とする。
て、上記補正手段は、上記被写体像を上記撮像手段に伝
達する移動可能な一群のレンズにより上記撮像画像の振
れを光学的に補正することを特徴とする。
記載の振れ補正装置、請求項8に記載の撮像装置、及び
請求項9〜14の何れかに記載の撮像装置の何れかの装
置を含む撮像システムであることを特徴とする。
に用いられているカメラユニットであることを特徴とす
る。
に用いられているレンズユニットであることを特徴とす
る。
て図面を用いて説明する。
1に示すような撮像装置100に適用され、この撮像装
置100は、本発明に係る撮像装置を適用したものでも
ある。
と最も異なるのは、上記図1に示すように、補正量比較
回路109を設けたことにある。具体的には、撮像装置
100は、角速度検出回路101と、角速度検出回路1
01の出力が供給されるDCカットフィルタ102と、
DCカットフィルタ102の出力が供給される増幅器
(アンプ)103と、増幅器103の出力が供給される
A/D変換器104と、A/D変換器104の出力が供
給されるマイコン(COM)108bとを備えている。
また、撮像装置100は、カメラ信号処理回路120
と、カメラ信号処理回路120の出力が供給される動き
ベクトル検出回路121と、動きベクトル検出回路12
1の出力が供給されるマイコン(COM)108aとを
備えている。そして、マイコン108aとマイコン10
8bの各出力が補正量比較回路109に供給され、補正
量比較回路109の出力は、マイコン108aとマイコ
ン108bに各々供給されるようになされている。
路121の出力が供給されるハイパスフィルタ(HP
F)105a及びパン・チルト判定回路107aと、H
PF105aの出力が供給される積分器106aとを備
えており、パン・チルト判定回路107aの出力はHP
F105aと積分器106aに各々供給され、パン・チ
ルト判定回路107aに補正量比較回路109の出力が
供給されるようになされている。そして、積分器106
aの出力が、このマイコン108aの出力とされる。
104の出力が供給されるハイパスフィルタ(HPF)
105b及びパン・チルト判定回路107bと、HPF
105bの出力が供給される積分器106bとを備えて
おり、パン・チルト判定回路107bの出力はHPF1
05bと積分器106bに各々供給され、パン・チルト
判定回路107bに補正量比較回路109の出力が供給
されるようになされている。そして、積分器106bの
出力が、このマイコン108bの出力とされる。
aとマイコン108bの各出力が供給される加算器11
0と、加算器110の出力が供給される加算器111
と、加算器111の出力が供給される増幅器112と、
増幅器112の出力が供給される駆動回路113と、駆
動回路113の出力が供給される画像補正回路117と
を備えており、画像補正回路117の出力は加算器11
1に供給されるようになされている。画像補正回路11
7は、駆動回路113の出力が供給されるアクチュエー
タ114と、アクチュエータ114の出力が供給される
可変頂角プリズム115と、可変頂角プリズム115の
出力が供給されるエンコーダ116とを備えており、エ
ンコーダ116の出力が上述の加算器111に供給され
るようになされている。
17の可変頂角プリズム115の出力が供給される撮像
光学系118と、撮像光学系118の出力が供給される
撮像素子119とを備えており、撮像素子119の出力
が上述のカメラ信号処理回路120に供給されるように
なされている。そして、カメラ信号処理回路120の出
力は、上述したように、動きベクトル検出回路121に
供給されると共に、ビデオ出力端子122を介して表示
部や記録部等に供給されるようになされている。
具体的に説明する。
ャイロの角速度センサを含み、手振れ等による装置自体
の振れを角速度信号として検出し、その角速度信号をD
Cカットフィルタ102に供給する。
回路101からの角速度信号に含まれる直流(DC)成
分を遮断して、該角速度信号の交流成分、すなわち振動
成分のみを増幅器103に供給する。尚、DCカットフ
ィルタ102として、所定の周波数帯域で入力信号を遮
断するハイパスフィルタ(HPF)を用いてもよい。
2からの角速度信号(振動成分)を、最適な感度に増幅
して、A/D変換器104に供給する。
の角速度信号をディジタル化して、角速度データとして
マイコン108bに供給する。
bは、任意の周波数帯域でその特性を可変しえる機能を
有しており、A/D変換器104からの角速度データに
含まれる低域波成分を遮断して出力する。積分器106
bは、任意の周波数帯域でその特性を可変しえる機能を
有しており、HPF105bから出力された角速度デー
タを積分し、その積分結果(角変位量の和)を角変位デ
ータとして出力する。
は、A/D変換器104bから出力された角速度データ
及び積分器106bから出力された角変位データ(角変
位量の和)に基づいて、パンニング・チルティングの判
定を行って、パンニング制御を行うが、後述する補正量
比較回路109の出力に従ってこれを行う。すなわち、
パン・チルト判定回路107bは、補正量比較回路10
9からパンニング制御を行う指示があったときのみ、次
のようなパンニング制御処理を行う。
増幅器103で増幅された角速度信号(アナログ)が、
マイコン108b内で扱えるディジタル値に変換される
(ステップS01)。そこで、マイコン108bにおい
て、HPF105bは、A/D変換器104の出力され
た角速度データに対して、前回用意されたカットオフ周
波数(fc)の値を用いた演算を行う(ステップS0
2)。積分器106bは、HPF105bから出力され
た角速度データに対して、前回用意された時定数の値を
用いた積分演算を行う(ステップS03)。この積分器
106bから出力された積分結果(角変位データ)は、
図示していないD/A変換器により、アナログ化される
(ステップS04)。パン・チルト判定回路107b
は、補正量比較回路109からパンニング制御を行う指
示があったか否かを判別する(ステップS05)。ステ
ップS05の判別の結果、パンニング制御の指示がなか
った場合には、何も行わずに本処理終了となる。ステッ
プS05の判別の結果、パンニング制御の指示があった
場合、パン・チルト判定回路107bは、A/D変換器
104から出力された角速度データが所定のしきい値以
上であるか否かを判別する(ステップS06)。ステッ
プS06の判別の結果、角速度データが所定のしきい値
以上でなかった場合、パン・チルト判定回路107b
は、ステップS04にてアナログ化された角変位データ
(角変位信号)が所定のしきい値以上であるか否かを判
別する(ステップS07)。ステップS06及びステッ
プS07の各判別の結果、角速度データが所定のしきい
値以上、或いは角速度データが所定のしきい値に満たな
くとも、角変位信号(積分結果)が所定のしきい値以上
であった場合、パン・チルト判定回路107bは、パン
ニング或いはチルティング状態であると判別し、ステッ
プS08からの処理に進む。また、角速度データと角変
位信号が共に所定のしきい値に満たない場合には、通常
制御状態、或いはパンニング或いはチルティングの終了
状態と判断し、ステップS10からの処理に進む。ステ
ップS08では、パン・チルト判定回路107bは、H
PF105bでの演算に用いるカットオフ周波数の値を
現在の値より所定の値だけ高くし、低周波信号の減衰率
を現在のそれより大きくする。また、次のステップS0
9では、パン・チルト判定回路107bは、積分器10
6bでの演算に用いる時定数の値を現在の値より所定の
値だけ短くし、角変位データが基準値に近づくようにす
る。そして、これらのステップS08及びステップS0
9の後、本処理終了となる。一方、ステップS10で
は、パン・チルト判定回路107bは、HPF105b
での演算に用いるカットオフ周波数の値を現在の値より
所定の値だけ低くし、低周波信号の減衰率を現在のそれ
より小さくする。また、次のステップS10では、パン
・チルト判定回路107bは、積分器106bでの演算
に用いる時定数の値を現在の値より所定の値だけ長く
し、積分効果を上げる。そして、これらのステップS1
0及びステップS11の後、本処理終了となる。尚、上
記図2に示したステップS01からの処理は、所定のタ
イミングで繰り返し行われる。
は、A/D変換器104の出力である角速度及び積分器
106bの出力である角変位を入力とし、角速度が所定
のしきい値以上となりえた、或いは角速度が所定のしき
い値以内であっても角速度を積分処理した角変位が所定
のしきい値以上となりえた場合に、パンニング或いはチ
ルティング状態であると判定し、HPF105bの低域
カットオフ周波数を高域側へと変移させ、低域周波数に
対して後述する画像補正回路117での振れ補正系が応
答しないように特性を変更する。また、そうでない場合
には、画像補正回路117での補正位置を序々に移動範
囲中心へとセンタタリングさせるために、積分器106
bの積分特性の時定数を短くなる方向に変移させ、積分
器106bに蓄積された値が基準値(振れがない状態に
おいてとりうる値)となるように制御する。そして、こ
のようなパンニング制御の実行は、補正量比較回路10
9の出力に従って、制御される。尚、この処理間も、角
速度検出回路101での角速度及び積分器106bでの
角変位の検出は行われており、パンニング或いはチルテ
ィング終了状態の場合、すなわち角速度及び角変位の各
々が所定のしきい値以下の値をとりうる場合には、再び
HPF105bの低域カットオフ周波数を低くして、振
れ補正範囲を拡張する動作が行われ、パンニング制御か
ら抜けることになる。
118及び撮像素子119により得られた画像信号か
ら、例えば、NTSCフォーマットに準拠したビデオ信
号(映像信号)を生成して動きベクトル検出回路121
に供給する。
号処理回路120からの映像信号に含まれる輝度信号を
基に、動きベクトルを検出する。
しては、相関法やブロックマッチング法等がある。ここ
では、その一例として、ブロックマッチング法を動きベ
クトル検出回路121に採用するものとする。このブロ
ックマッチング法とは、入力画像信号を複数の適当な大
きさのブロック(例えば、8×8画素)に分割し、ブロ
ック単位に前のフィールド又はフレームの一定範囲の画
素との差を計算し、この差の絶対値の和が最小となる前
のフィールド又はフレームのブロックを検索し、当該ブ
ロックの相対的なずれをそのブロックの動きベクトルと
して検出する方法である。尚、ブロックマッチング法で
のマッチング演算については、尾上守男氏等による”情
報処理Vo 1.17 No.7 p634 〜640 July 1976 ”等で詳し
く論じられているため、その詳細な説明は省略する。
例えば、図3に示すように、カメラ信号処理回路120
からの映像信号が供給されるフィルタ201と、フィル
タ201の出力が供給される2値化回路202と、2値
化回路202の前回のサンプルデータを記憶する記憶回
路206と、2値化回路202及び記憶回路206の各
出力の相関演算を行う相関演算回路203と、相関演算
回路203の出力から動きベクトルを検出する動きベク
トル検出回路204と、動きベクトル検出回路204の
出力が供給される動きベクトル決定回路205とを備え
ている。そして、記憶回路206の出力が、マイコン1
08aに供給されるようになされている。
において、フィルタ201は、画像信号の高空間周波数
成分等を除去する目的を有するものであり、供給された
画像信号から、動きベクトル検出に有用な空間周波数成
分を抽出して出力する。2値化回路202は、フィルタ
201から出力された画像信号を所定のレベルを境に2
値化して相関演算回路203及び記憶回路206に各々
供給する。記憶回路206は、2値化回路202からの
画像信号を、1フィールド期間遅延して相関演算回路2
03に供給する。したがって、相関演算回路203に
は、2値化回路202からの画像信号(現フィールドの
画像信号)と、記憶回路206からの画像信号(前フィ
ールドの画像信号)とが供給されることになる。相関演
算手段203は、上述したブロックマッチング法に従っ
て、ブロック単位に現フィールドと前フィールドの相関
演算を行い、その演算結果(相関値)を動きベクトル検
出回路204に供給する。動きベクトル検出回路204
は、相関演算手段203からの相関値からブロック単位
の動きベクトルを検出する。すなわち、相関値が最小と
なる前フィールドのブロックを探索し、その相対的なず
れを動きベクトルとして検出する。動きベクトル決定回
路205は、動きベクトル検出回路204からのブロッ
ク単位の動きベクトルから全体の動きベクトルを決定す
る。例えば、ブロック単位の動きベクトルの中央値又は
平均値を全体の動きベクトルとして決定する。この動き
ベクトル決定回路205で決定された動きベクトルは、
マイコン108aに供給される。
出回路121では、画素単位での垂直方向及び水平方向
各々の移動量(=動きベクトル)が求められる。この動
きベクトルは、連続した撮像画像の単位時間当たりの移
動量、すなわち撮像画像の振れ残りを示すものであり、
連続した撮像画像の移動量に比例した値をとるものであ
る。換言すれば、角速度検出回路101側の補正量(マ
イコン108bの積分器106bの出力である角変位デ
ータ)の誤差がない場合は、撮像画像上の動きベクトル
は検出されないことになる。また、この動きベクトル
は、振れ補正の補助情報となるものであり、したがっ
て、この場合には、この補助情報も”0”となる。
aは、任意の周波数帯域でその特性を可変しえる機能を
有しており、動きベクトル検出回路121からの単位時
間当たりの動きベクトルのデータに含まれる低域波成分
を遮断して出力する。積分器106aは、HPF105
aから出力された動きベクトルのデータを積分し、その
積分結果(変位量の和)を動きベクトルの変位データと
して出力する。パン・チルト判定回路107aは、上述
した角速度検出回路101側のマイコン108bでのパ
ンニング制御処理(上記図2)と同様に、動きベクトル
検出回路121からの単位時間当たりの動きベクトルの
データ(動きベクトル量)及び積分器106aから出力
された動きベクトルの変位データ(変位量の和)に基づ
いて、パンニング・チルティングの判定を行って、パン
ニング制御を行う。このとき、パン・チルト判定回路1
07aも、補正量比較回路109の出力に従ってこれを
行う。すなわち、パン・チルト判定回路107aは、補
正量比較回路109からパンニング制御を行う指示があ
ったときのみ、動きベクトル検出回路121からの単位
時間当たりの動きベクトル量と、積分器106aからの
動きベクトルの変位量とが、各々所定のしきい値を越え
た時点で、パンニング制御処理を行う。
最も特徴とする構成要件であり、次のように動作する。
学系118での補正範囲に対する、角速度検出回路10
1側と動きベクトル検出回路121側の各々の振れ検出
系の補正領域の割り当てを決定する(ステップS2
1)。この割合の変更は、後述する要因により可変する
ことも可能であるが、説明の便宜上、角速度検出回路1
01側の補正量(マイコン108bの積分器106bの
出力である角変位データ)と、動きベクトル検出回路1
21側の補正量(マイコン108aの積分器106aの
出力である動きベクトルの変位データ)との各々につい
て、全補正領域の50%づつとする。次に、動きベクト
ル検出回路121側の補正量が、ステップS21での割
当範囲のどの程度であるかを確認し(ステップS2
2)、この確認の結果、割当範囲の所定レベルを超えた
時点でパンニング制御として、動きベクトル検出回路1
21側のマイコン108aに対してパンニング制御を行
う指示を発行して(ステップS24)、次のステップS
23に進む。一方、ステップS22の確認により、パン
ニング制御とされない場合には、そのままステップS2
3に進む。ステップS23では、角速度検出回路101
側の補正量が、ステップS21での割当範囲のどの程度
であるかを確認し、この確認の結果、割当範囲の所定レ
ベルを超えた時点でパンニング制御として、角速度検出
回路101側のマイコン108bに対してパンニング制
御を行う指示を発行して(ステップS25)、本処理終
了となる。一方、ステップS23の確認により、パンニ
ング制御とされない場合には、そのまま本処理終了とな
る。尚、上記図4に示したステップS21からの処理
は、所定のタイミングで繰り返し行われる。
動きベクトル検出回路121側の補正量と角速度検出回
路101側の補正量に基づいて、動きベクトル検出回路
121側のパンニング制御の実行と角速度検出回路10
1側のパンニング制御の実行を各々制御する。この結
果、動きベクトル検出回路121側の補正量の増加と角
速度検出回路101側の補正量の増加に各々制限が与え
られることになる。
器106aから出力された動きベクトルの変位データ
(動きベクトル検出回路121側の補正量)と、マイコ
ン108bの積分器106bから出力された角変位デー
タ(角速度検出回路101側の補正量)とを加算して、
この加算結果を制御信号として加算器111に供給す
る。
信号と、エンコーダ116の出力とを逆極性で加算し
て、その加算結果を増幅器112に供給する。
(加算出力信号)を適当な感度に増幅して出力する。
幅器112の出力信号に従って、画像補正回路117の
アクチュエータ114を駆動する。
ータ114は、可変頂角プリズム115の駆動用のボイ
ス・コイル型のものであり、駆動回路113から駆動さ
れることで、可変頂角プリズム115を駆動する。可変
頂角プリズム115は、駆動回路113から駆動される
ことにより、その頂角が可変される。エンコーダ116
は、可変頂角プリズム115の頂角の変位を検出し、そ
の検出結果を、上述した加算器111に供給する。すな
わち、画像補正回路117は、図5に示すように、可変
頂角プリズム115を用いると共に、その駆動用として
ボイス・コイル型のアクチュエータ114を使用し、可
変頂角プリズム115の頂角変位をエンコーダ116で
検出して、その検出結果を加算器111に供給すること
で、アクチュエータ114に対してフィードバックし
て、可変頂角プリズム115の駆動量を制御するように
なされた閉ループを構成する制御系としたものである。
以下、画像補正回路117について、具体的に説明す
る。
ば、図6(a)に示すように、対抗して配置された平面
ガラス301及び301’と、透明な高屈折率(屈折率
n)の弾性体又は不活性液体からなる高屈折液体302
と、高屈折液体302を外周より樹脂フィルム等にて弾
力的に封止するための封止材303とから構成される。
尚、上記図6(a)中の”304”は、平面ガラス30
1に直角に入射し、301’及び高屈折液体302を透
過した光の光路を示したものである。
301’が平行に保持されている状態を示したものであ
り、この状態の場合、光路304は、平面ガラス301
に直角に入射し、高屈折率液体302を通り、平面ガラ
ス301’より直角に射出する。
型のアクチュエータ114により、平面ガラス301’
が傾けられた状態を示したものであり、光学的光軸を変
移させた状態にあたる。この状態では、平面ガラス30
1及び301’と、高屈折率液体302とで光学的なプ
リズムが形成される。したがって、平面ガラス301に
直角に入射した光は、平面ガラス301’から射出され
るときに、上記図6(a)に示した平行な状態での光路
304に対して、光路304’のようにその光路が変化
する。
プリズム115の一方の平面ガラス301’を平面ガラ
ス301対して、角度σだけ回動させたときの入射光束
304’の通過状態を更に説明すると、平面ガラス30
1に直角に入射してきた光束304’は、模形プリズム
と同様の原理により、角度φ=(n一l)σだけ偏向さ
れて出射する。すなわち、入射光速304’の光軸は、
角度分だけ偏心(偏向)される。尚、ここでの屈折率n
は、ガラスの屈折率に近いものとする。
軸の補正について説明すると、例えば、図7に示すよう
に、平面ガラス301’が平面ガラス301と平行にあ
る状態(状態A)の場合、光路304は、撮像光学系1
18を介して、CCD等の撮像素子119の結像面上に
直線的に結ばれる。一方、平面ガラス301’が平面ガ
ラス301に対して傾きが生じている状態(状態B)の
場合、平行な状態Aの場合の光路304に対して、光路
304’のように光路が変化する。すなわち、平面ガラ
ス301及び301’で形成される頂角が可変されるこ
とで、光路304’のように光路が変化して、変化した
光路304’は、撮像光学系118を介して撮像素子1
19の結像面上に結ばれる。これにより、撮像素子11
9の結像面上において、装置の振れ等により生じる被写
体の移動を、光学的に補正することが可能となる。
路113から駆動されることで、可変頂角プリズム11
5の平面ガラス301を回転して、可変頂角プリズム1
15の頂角を可変させる。すなわち、アクチュエータ1
14は、上記図6に示すように、ヨーク311と、マグ
ネット312と、コイル313と、駆動トルクを伝達す
るアーム314とから構成されたボイス・コイル型のも
のであり、コイル313に電流を流すことで、可変頂角
プリズム115の頂角を可変し得るようになされてい
る。
リズム115の頂角の変位(角変位)を検出する角変位
エンコーダであり、上記図6に示すように、可変頂角プ
リズム115の角変位検出用のスリット321と、スリ
ット321の位置を検出する発光ダイオード322と、
発光ダイオード322と共にスリツト221の位置を検
出するPSD(Position Sensing Detector )323と
から構成される。スリット321は、可変頂角プリズム
115の平面ガラス301’と共にアクチュエータ11
4のアーム314を介して回動してその位置を変位す
る。このスリット321の位置は、発光ダイオード32
2と、PSD323とから検出され、これにより、可変
頂角プリズム115の頂角の変位が検出される。
アクチュエータ114が駆動回路113から駆動される
ことで、可変頂角プリズム115の頂角が可変する。こ
れにより、上記図7に示したように、入射角度が変えら
れた光速は、撮像光学系118を介して撮像素子119
の結像面上に結像される。撮像素子119の出力は、カ
メラ信号処理回路120で所定の信号処理されて、ビデ
オ出力端子122を介して、例えば、記録装置123に
供給されると共に、動きベクトル検出回路121に供給
されることになる。また、このときの可変頂角プリズム
115の頂角の変位は、エンコーダ116により検出さ
れて、駆動回路113に対してフィードバックされる。
すなわち、上記図5に示したように、加算器111に供
給され、加算器111により、加算器110からの制御
信号と加算されて、増幅器112を介して駆動回路11
3に供給される。そして、このような閉ループを構成す
る制御系は、加算器110の出力である制御信号、すな
わち動きベクトル検出回路121側の補正量(マイコン
108aの出力)と角速度検出回路101側の補正量
(マイコン108bの出力)の加算値と、エンコーダ1
16で検出された可変頂角プリズム115の角変位とが
等しくなるように動作する。この結果、加算器110が
出力する制御信号がエンコーダ116の出力と一致する
ように、可変頂角プリズムが駆動されることになる。
示ではあるが、上述した可変頂角プリズム115の駆動
方向と直角方向に、同様の機能を有する駆動回路、エン
コーダ及び制御系が存在し、光軸に対して上下左右の補
正を可能にするものとする。
比較回路109により、動きベクトル検出回路121側
の補正量と角速度検出回路101側の補正量に基づい
て、動きベクトル検出回路121側の補正量の増加と角
速度検出回路101側の補正量の増加を各々制限して、
撮像画像の振れを光学的に補正する。
a及び107bによるパンニング制御が、積分器106
a及び106bの和により行われている理由としては、
積分器出力の総和が画像補正回路117での補正量(制
御目標値)となり、画像補正回路117に対する補正範
囲を超えないようにするために、積分器出力の総和が所
定値を超えた時点でパンニング制御に移行するためであ
る。このようにして、角速度検出回路101側での補正
量と、動きベクトル検出回路121側での補正量とに基
づいて、撮像画像の振れを補正することで、より精度の
高い振れ補正が可能となっている。さらにこのとき、角
速度検出回路101側での補正量と、動きベクトル検出
回路121側での補正量とに基づいて、各補正量の増加
を制限することで、振れ補正の精度のさらなる向上が可
能となっている。
振れの補正状態について、図8(A)〜(D)を用いて
説明する。
フの横軸は、例えば、光学的な補正範囲の一方向につい
て、補正量0%から最大補正量100%まで、或いは、
補正量0%から最大補正量50%までを示すものであ
る。
グラフ上の411は、動きベクトル検出回路121側で
得られた振れ補正の補正状況(補正量)を示し、一方、
412は、角速度検出回路101側で得られた振れ補正
の補正状況(補正量)を示したものである。
範囲から動きベクトル検出回路121側に対して割り当
てられた補正領域を分離して表現したもので、全補正範
囲を二等分した領域を動きベクトル検出回路121側に
対して割り当てた場合には、最大補正量は50%とな
る。このグラフ上の411’は、上記図8(A)の補正
量411に等しい。また、431は、動きベクトル検出
回路121側の補正量411に対するパンニング制御判
断時のしきい値を示すラインである。ここで、例えば、
上記図8(B)に示すように、しきい値431が40%
程度の領域に設定されているものとすれば、この場合の
動きベクトル検出回路121側の補正量411’は、既
にしきい値431を越えており、したがって、上記図4
に示した処理により、動きベクトル検出回路121側で
パンニング制御が行われることになる。
(C)と同様に、ここでの補正範囲から角速度検出回路
101側に対して割り当てられた補正領域を分離して表
現したもので、全補正範囲を二等分した領域を角速度検
出回路101側に対して割り当てた場合には、最大補正
量、すなわち残りの補正量は50%となる。このグラフ
上の412’は、上記図8(A)の補正量412に等し
い。また、432は、角速度検出回路101側の補正量
412に対するパンニング制御判断時のしきい値を示す
ラインである。ここで、例えば、上記図8(C)に示す
ように、しきい値432が40%程度の領域に設定され
ているものとすれば、この場合の角速度検出回路101
側の補正量412’は、しきい値432に満たないた
め、したがって、上記図4に示した処理により、角速度
検出回路101側でのパンニング制御は行われないこと
になる。
(A)の状況においては、動きベクトル検出回路121
側の補正量は、既にパンニング制御実行のレベルに移行
しており、制御目標値の増加の割合は少なく、反対に減
少に向かう制御がおこなわれているわけであるが、角速
度検出回路101側の補正量は、パンニング制御実行の
レベルには至っておらず、通常の振れ補正状態が実現で
きる。このような状況は、主に角速度検出回路101と
して用いている振動ジャイロの検出レベルの低下する1
Hz以下の揺れが連続的に起こっている場合に生じる
が、この状況においても角速度検出回路101側による
1Hzより高い周波数成分の検出情報は、補正量に反映
され、高い周波数のみの振れ補正が行われることにな
る。したがって、撮像画像の振れ補正のための制御を円
滑に行うことができ、これにより、補正性能の向上を図
ることができる。
(D)に示すように、動きベクトル検出回路側の補正量
413が既にパンニング制御実行のためのしきい値43
3を越えているため、動きベクトル検出回路側と角速度
検出回路側が同時にパンニング制御を行うことになる。
すなわち、角速度検出回路側は、その補正量少ないにも
関わらずパンニング制御に入ることになる。この結果、
十分な振れ補正ができなくなってしまう。
占める動きベクトル検出回路121側と角速度検出回路
101羽がの各々の補正領域の割り当ては、他の外的要
因により変更することも可能である。
合、撮像画像より求められる動きベクトル量が減衰した
り、動きベクトルの検出が困難になる場合がある。この
ような条件下では、角速度検出回路101側の補正領域
を拡大することにより、円滑な揺れ補正をある程度維持
できる。また、光学的に変倍が可能な所謂ズームレンズ
を具備した光学系の場合において、補正誤差の目立つ望
遠側を選択した場合でも、それに応じて補正領域の割合
を変えることも可能である。
9に示すような撮像装置500に適用され、この撮像装
置500は、本発明に係る撮像装置を適用したものでも
ある。
と最も異なるのは、上記図9に示すように、補正量比較
回路109を設けると共に、カメラユニットCUとレン
ズユニットLUに分離できる構成としたことにある。こ
のように、カメラユニットCUとレンズユニットLUに
分離できる構成は、例えば、バヨネットマウントと称さ
れる結合方式の構成であり、一眼レフカメラやビデオカ
メラ等で採用される。これらのカメラユニットCUとレ
ンズユニットLUは、その電気的な接点581と582
により、バヨネットマウント方式で両ユニットが結合さ
れると電気的に結線されるようになされている。
に示した撮像装置100が備える各回路に加えて、マイ
コン108aの出力が供給されると共にそれに対して出
力するCU通信回路591と、補正量比較回路109の
出力が供給されそれに対して出力するLU通信回路59
2とを備えている。CU通信回路591は、撮像素子1
19、カメラ信号処理回路120、動きベクトル検出回
路121、及びマイコン108aを含むカメラユニット
CUに設けられ、LU通信回路592は、他の各回路を
含むレンズユニットLUに設けられている。また、CU
通信回路591とLU通信回路592は、カメラユニッ
トCUとレンズユニットLUが結合されると、その接点
581及び582を介して、互いに情報伝達するように
なされている。そして、CU通信回路591とLU通信
回路592は各々、例えば、ワンチップマイクロコンピ
ュータで構成されており、情報伝達項目の一つとして、
特に、振れ補正のための情報を伝達するようになされて
いる。
角プリズム115を用いた画像補正回路117の代わり
に、シフトレンズ515を用いた画像補正回路517を
備えている。このシフトレンズ515は、光軸に対し直
交方向に可動可能な光学補正系である。
上記図1の撮像装置100と同様に動作する箇所には同
じ符号を付し、その詳細な説明は省略する。
述したように、撮像素子119により得られる画像信号
から動きベクトルを検出し、振動ジャイロ等の角速度検
出回路101による補正誤差(補正残り)を、撮像素子
119の結像面上の動きベクトル量として正規化し、C
U通信回路591を介して、手振れ補正の補助情報とし
て、レンズユニットLUに所定のタイミングで転送す
る。
メラユニットCUから転送されてきた補助情報をLU通
信回路592で受け、画像補正回路517のシフトレン
ズ515を駆動するために、加算器110でその補助情
報を、角速度検出回路101の検出出力から得られた補
正量に加算する。また、その補助情報を補正量比較回路
109に与える。尚、シフトレンズ515の駆動につい
ては、上述した可変頂角プリズム115の駆動と同様の
構成で実現できるため、その詳細な説明は省略する。
られる動きベクトル量(振れ補正の補助情報)は、上述
したように、連続した撮像画の単位時間当たりの移動量
を示すものであり、連続した撮像画の移動量に比例した
値をとる。すなわち、角速度検出回路101側の補正量
の誤差が無い場合は、撮像画上の動きベクトルは検出さ
れず、動きベクトル検出回路121側の補助量も”0”
となる。
ズユニットLUへの振れ補正の補助情報(動きベクトル
量)の転送は、CU通信回路591及びLU通信回路5
92を介して、例えば、ビデオ信号の垂直同期信号に同
期した所定のタイミングで行われる。尚、CU通信回路
591及びLU通信回路592は、シリアル通信等の電
気的なデータ伝達機能、例えば、ビデオカメラの交換レ
ンズフォーマットであるVLフォーマット等に準じた機
能を有するものであればよい。
ットLU間のデータ転送時のCU通信回路591及びL
U通信回路592の各動作について、図10(a)及び
(b)を用いて説明する。
イコン108aにて、動きベクトル検出回路121側の
補正量(動きベクトルの変位量)の演算が終了したか否
かを判別する(ステップS31)。ステップS31の判
別の結果、演算終了であった場合には、次のステップS
32に進み、そうでない場合には、演算終了待ち状態と
なる。ステップS32では、マイコン108aで得られ
た補正量を振れ補正の補助情報として、レンズユニット
LUに転送する通信データにセットする。次に、カメラ
信号処理回路120で得られた映像信号に垂直同期信号
が発生したか否かを判別する(ステップS33)。ステ
ップS33の判別の結果、垂直同期信号が発生した場合
には、次のステップS34に進み、そうでない場合に
は、垂直同期信号の発生待ち状態となる。そして、ステ
ップS34では、レンズユニットLUに対して、通信開
始を示す信号を転送することで、レンズユニットLUと
の通信を開始し、ステップS32での通信データを転送
し、本処理終了とする。尚、ステップS31からの処理
は、所定のタイミングで繰り返し開始される。
示す信号が転送されてきたか否かを判別する(ステップ
S41)。ステップS41の判別の結果、通信開始であ
った場合には、次のステップS42に進み、そうでない
場合には、通信開始待ち状態となる。ステップS42で
は、カメラユニットCUとの通信を開始する。そして、
カメラユニットCUから転送されてきた通信データに含
まれる振れ補正の補助情報を、補正量比較回路109に
与えると共に、加算器110に与える(ステップS4
3)。したがって、加算器110により、角速度検出回
路101側の補正量に、動きベクトル検出回路121側
の補正量(振れ補正の補助情報)が加算され、この加算
結果に従って、画像補正回路517のシフトレンズ51
5が駆動され、撮像画像の振れが光学的に補正されるこ
とになる。尚、ステップS41からの処理は、所定のタ
イミングで繰り返し開始される。
レンズユニットLU間のデータ転送が行われる。
た振れ補正の補助情報、すなわち動きベクトル検出回路
121側の補正量は、補正比較回路109にも与えら
れ、補正比較回路109にて、上述したように、パンニ
ング制御実行の判定が行われ、その判定結果は、マイコ
ン108bに供給されると共に、LU通信回路592に
より、カメラユニットCUに転送される。したがって、
動きベクトル検出回路121側の補正量と角速度検出回
路101側の補正量に基づいて、動きベクトル検出回路
121側の補正量の増加と角速度検出回路101側の補
正量の増加が各々制限されて、撮像画像の振れが光学的
に補正されることになる。
ユニットCUとレンズユニットLUに分離できる構成に
おいて、CU通信回路591とLU通信回路592によ
り、カメラユニットCUとレンズユニットLU間で振れ
補正のための情報の通信を行って、動きベクトル検出回
路121側の補正量の増加と角速度検出回路101側の
補正量の増加を各々制限する。このような構成により、
バヨネットマウントと称される結合方式等を採用した撮
像装置でも、撮像画像の振れ補正のための制御を円滑に
行うことができ、これにより、補正性能の向上を図るこ
とができる。
特に、パンニング制御実行の判定のために、カメラユニ
ットCUからレンズユニットLUに振れ補正の補助情報
として動きベクトル量を転送するようにしたが、これに
限らず、オートフォーカス情報やオートエックスポージ
ャ情報等を同時に転送するようにしてもよい。
体の振れ量から得られた振れ補正量と、撮像画像の振れ
量から得られた振れ補正量とに基づいて、各々の振れ補
正量の出力を制御し、制御された振れ補正量に基づい
て、撮像画像の振れを補正するようにした。例えば、各
々の振れ補正量の比較を行い、その比較結果に基づい
て、各々の振れ補正量の出力の増加を制限し、制限され
た振れ補正量に基づいて、光学系に直角に配置された頂
角の傾きが可変なプリズム(可変頂角プリズム)や、光
学系の光軸に対し直角方向に移動可能な一群のレンズ等
により、撮像画像の振れを光学的に補正するようにし
た。このような構成としたことで、撮像画像の振れ補正
を行うための振れ補正制御処理を、複雑な処理をせずと
も円滑に行うことができる。これにより、撮像画像の振
れ補正の性能を向上させることができる。
補正装置を適用した撮像装置の構成を示すブロック図で
ある。
るためのフローチャートである。
成を示すブロック図である。
るためのフローチャートである。
るための図である。
説明するための図である。
て説明するための図である。
ついて説明するための図である。
補正装置を適用した撮像装置の構成を示すブロック図で
ある。
ためのフローチャートである。
である。
ク図である。
Claims (17)
- 【請求項1】 装置の振れ量から振れ補正量を得て出力
する第1の振れ補正量出力手段と、 光学系を介した被写体像を撮像手段で撮像して得られた
撮像画像の振れ量から振れ補正量を得て出力する第2の
振れ補正量出力手段と、 上記第1及び第2の振れ補正量出力手段の各出力に基づ
いて撮像画像の振れを補正する補正手段と、 上記第1及び第2の振れ補正量出力手段の各出力に基づ
いて上記第1及び第2の振れ補正量出力手段の各出力を
各々制御する制御手段とを備えることを特徴とする振れ
補正装置。 - 【請求項2】 装置の振れ量を検出する第1の振れ検出
手段と、 上記第1の振れ検出手段で検出された振れ量を振れ補正
量に変換して出力する第1の振れ補正量出力手段と、 光学系を介した被写体像を撮像手段で撮像して得られた
撮像画像の振れ量を検出する第2の振れ検出手段と、 上記第2の振れ検出手段で検出された振れ量を振れ補正
量に変換して出力する第2の振れ補正量出力手段と、 上記第1及び第2の振れ補正量出力手段の各出力に基づ
いて撮像画像の振れを補正する補正手段を備える振れ補
正装置であって、 上記第1及び第2の振れ補正量出力手段の各出力に基づ
いて上記第1及び第2の振れ補正量出力手段の各出力を
各々制御する制御手段を備えることを特徴とする振れ補
正装置。 - 【請求項3】 上記制御手段は、上記第1及び第2の振
れ補正量出力手段の出力である振れ補正量の増加を各々
制限することを特徴とする請求項1又は2に記載の振れ
補正装置。 - 【請求項4】 上記制御手段は、上記第1及び第2の振
れ補正量出力手段の各出力を比較する比較手段を含み、
上記比較手段の比較結果に基づいて上記振れ補正量の増
加の制限の割合を可変することを特徴とする請求項3記
載の振れ補正装置。 - 【請求項5】 上記補正手段は、上記撮像画像の振れを
光学的に補正することを特徴とする請求項1又は2に記
載の振れ補正装置。 - 【請求項6】 上記補正手段は、上記被写体像を上記撮
像手段に伝達する可変頂角プリズムにより上記撮像画像
の振れを光学的に補正することを特徴とする請求項1又
は2に記載の振れ補正装置。 - 【請求項7】 上記補正手段は、上記被写体像を上記撮
像手段に伝達する移動可能な一群のレンズにより上記撮
像画像の振れを光学的に補正することを特徴とする請求
項1又は2に記載の振れ補正装置。 - 【請求項8】 請求項1〜7の何れかに記載の振れ補正
装置を備えることを特徴とする撮像装置。 - 【請求項9】 カメラユニットと、上記カメラユニット
に着脱可能なレンズユニットと、上記カメラユニットと
レンズユニット間の情報転送を行う転送制御手段とを備
える撮像装置であって、 上記カメラユニットは、光学系を介した被写体像を撮像
手段で撮像して得られた撮像画像の振れ量から振れ補正
量を得て出力する第2の振れ補正量出力手段を含み、 上記レンズユニットは、装置の振れ量から振れ補正量を
得て出力する第1の振れ補正量出力手段と、上記第1及
び第2の振れ補正量出力手段の各出力に基づいて撮像画
像の振れを補正する補正手段と、上記第1及び第2の振
れ補正量出力手段の各出力に基づいて上記第1及び第2
の振れ補正量出力手段の出力を各々制御する制御手段と
を含み、 上記転送制御手段は、上記第1及び第2の振れ補正量出
力手段の各出力である振れ補正量及び上記制御手段での
制御情報の転送を、所定のタイミングに従って行うこと
を特徴とする撮像装置。 - 【請求項10】 上記制御手段は、上記第1及び第2の
振れ補正量出力手段の出力である振れ補正量の増加を各
々制限することを特徴とする請求項9記載の撮像装置。 - 【請求項11】 上記制御手段は、上記第1及び第2の
振れ補正量出力手段の各出力を比較する比較手段を含
み、上記比較手段の比較結果に基づいて上記振れ補正量
の増加の制限の割合を可変することを特徴とする請求項
10記載の撮像装置。 - 【請求項12】 上記補正手段は、上記撮像画像の振れ
を光学的に補正することを特徴とする請求項9記載の撮
像装置。 - 【請求項13】 上記補正手段は、上記被写体像を上記
撮像手段に伝達する可変頂角プリズムにより上記撮像画
像の振れを光学的に補正することを特徴とする請求項9
記載の撮像装置。 - 【請求項14】 上記補正手段は、上記被写体像を上記
撮像手段に伝達する移動可能な一群のレンズにより上記
撮像画像の振れを光学的に補正することを特徴とする請
求項9記載の撮像装置。 - 【請求項15】 請求項1〜7の何れかに記載の振れ補
正装置、請求項8に記載の撮像装置、及び請求項9〜1
4の何れかに記載の撮像装置の何れかの装置を含むこと
を特徴とする撮像システム。 - 【請求項16】 請求項9記載の撮像装置に用いられて
いるカメラユニットであることを特徴とするカメラユニ
ット。 - 【請求項17】 請求項9記載の撮像装置に用いられて
いるレンズユニットであることを特徴とするレンズユニ
ット。
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