JP3465413B2 - 光ディスク駆動装置およびフォーカス制御方法 - Google Patents
光ディスク駆動装置およびフォーカス制御方法Info
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Description
よびフォーカス制御方法に関し、特に2以上の記録層を
有する光ディスクに対して、迅速かつ確実にフォーカス
制御することができるようにした光ディスク駆動装置お
よびフォーカス制御方法に関する。
スクは、1層の情報記録層のみを有している。近年、記
録容量をより大きくすることが要望されている。この大
容量化には、例えば、トラックピッチを狭くしたり、ピ
ットの大きさを小さくすることで答えることが可能であ
る。そして、さらに容量を増加するために、複数の記録
層を形成するようにした光ディスクも提案されている。
を表している。この光ディスクにおいては、ディスク基
板101上に記録層Aが形成され、さらにその上に記録
層Bが形成されている。そして、記録層Bの上に、さら
に保護膜102が形成されている。
ボネイトのような透明な材料で構成され、記録層Aは、
半透明膜から構成され、記録層Bは、例えばアルミニウ
ムなどの全反射膜で構成される。
1で示すように、レーザ光を記録層Aにフォーカスさ
せ、記録層Aからの反射光を受光する。
情報を再生する場合においては、符号L2で示すよう
に、半透明膜で構成される記録層Aを介してレーザ光を
記録層Bにフォーカスさせる。そして、その反射光を記
録層Aを介して受光する。このように、記録層Aは、半
透明膜で構成されているため、記録層Aを介して記録層
Bの情報を読み取ることが可能となる。
(または記録層B)にフォーカスされている状態におい
て、再生対象としての記録層を、記録層B(または記録
層A)に変更する場合、フォーカスサーボループにジャ
ンプパルスを印加し、光ヘッドを新たな記録層の方向に
ジャンプさせた後、新たな記録層上でフォーカスエラー
信号が小さくなるように、フォーカスサーボをかければ
よい。
つきなどに起因して、フォーカスエラー信号が最小であ
る位置が、必ずしも正確なフォーカス位置になっている
とは限らない。このため、通常、フォーカスエラー信号
にオフセット信号を付加して、最適なフォーカス状態が
得られるようにしている。
ずれの記録層から情報を再生する場合であっても、オフ
セット値は一定とされていた。従って、複数の記録層か
ら安定して情報を再生することが困難になる課題があっ
た。
ものであり、迅速かつ確実に、複数の記録層のいずれに
対しても、正確に情報を記録または再生することができ
るようにするものである。
スク装置は、光ディスクに情報を記録または再生するた
めの光を照射する照射手段と、照射手段により照射され
る光のフォーカス状態をフォーカスエラー信号に対応し
て制御するフォーカス制御手段と、フォーカスエラー信
号に加算するオフセット信号を発生する発生手段と、発
生手段によりオフセット信号が発生されたとき、照射手
段により照射される光のトラッキング状態に対応するト
ラッキングエラー信号の振幅、光ディスクの記録層に記
録されている情報に対応するRF信号の振幅、または光
ディスクから再生される信号のジッタに基づいて、照射
手段により発生された光のフォーカスオフセット位置を
検出する検出手段と、発生手段が発生するオフセット信
号に対応するオフセット値を記憶する記憶手段と、検出
手段による検出結果に基づいて、照射手段により発生さ
れた光の最適なフォーカスオフセット位置を判定し、そ
の判定結果に対応して発生手段が発生するオフセット信
号を制御するオフセット制御手段とを備え、記憶手段
は、光ディスクが装着されたとき、複数の記録層全てに
おける、トラッキングエラー信号の振幅が最大となるオ
フセット値、RF信号の振幅が最大となるオフセット
値、またはジッタが最小となるオフセット値を記憶し、
記録層が変更されたとき、オフセット制御手段は、トラ
ッキングエラー信号の最大の振幅、RF信号の最大の振
幅、または光ディスクから再生される信号の最小のジッ
タの、記録層を変更する前の値と変更した後の値の差を
算出し、その差が所定の値より小さい場合、変更前の値
を最適値とし、その差が所定の値より大きい場合、発生
手段を制御して最適点を検出することを特徴とする。
光ディスクに情報を記録または再生するための光の最適
なフォーカスオフセット位置を、フォーカスエラー信号
に加算するオフセット信号の値を変化させてサーチし、
光ディスクが装着されたとき、複数の記録層全てにおけ
る、トラッキングエラー信号の振幅が最大となるオフセ
ット値、RF信号の振幅が最大となるオフセット値、ま
たは光ディスクから再生される信号のジッタが最小とな
るオフセット値を記憶し、記録層が変更されたとき、ト
ラッキングエラー信号の最大の振幅、RF信号の最大の
振幅、または光ディスクから再生される信号の最小のジ
ッタの、記録層を変更する前の値と変更した後の値の差
を算出し、その差が所定の値より大きい場合、サーチを
実行することを特徴とする。
は、フォーカスエラー信号に加算するオフセット信号が
発生されたとき、光のトラッキング状態に対応するトラ
ッキングエラー信号の振幅、光ディスクの記録層に記録
されている情報に対応するRF信号の振幅、または光デ
ィスクから再生される信号のジッタに基づいて、光のフ
ォーカスオフセット位置が検出され、その検出結果に基
づいて、発生された光の最適なフォーカスオフセット位
置が判定され、その判定結果に対応して発生するオフセ
ット信号が制御される。また、光ディスクが装着された
とき、複数の記録層全てにおける、トラッキングエラー
信号の振幅が最大となるオフセット値、RF信号の振幅
が最大となるオフセット値、またはジッタが最小となる
オフセット値が記憶される。さらに、記録層が変更され
たとき、トラッキングエラー信号の最大の振幅、RF信
号の最大の振幅、または光ディスクから再生される信号
の最小のジッタの、記録層を変更する前の値と変更した
後の値の差が算出され、その差が所定の値より小さい場
合、変更前の値が最適値とされ、その差が所定の値より
大きい場合、最適点が検出される。
いては、光ディスクに情報を記録または再生するための
光の最適なフォーカスオフセット位置が、フォーカスエ
ラー信号に加算するオフセット信号の値を変化させてサ
ーチされ、光ディスクが装着されたとき、複数の記録層
全てにおける、トラッキングエラー信号の振幅が最大と
なるオフセット値、RF信号の振幅が最大となるオフセ
ット値、または光ディスクから再生される信号のジッタ
が最小となるオフセット値が記憶され、記録層が変更さ
れたとき、トラッキングエラー信号の最大の振幅、RF
信号の最大の振幅、または光ディスクから再生される信
号の最小のジッタの、記録層を変更する前の値と変更し
た後の値の差が算出され、その差が所定の値より大きい
場合、サーチが実行される。
した光ディスクの再生装置の構成例を表している。図1
において、光ディスク1は、複数の(2以上の)記録層
を有しており、例えば2層の場合、上述した図21に示
すような構成とされている。
り所定の速度で回転されるようになされている。光ヘッ
ド3は、光ディスク1に対してレーザ光を照射し、光デ
ィスク1からの反射光を受光するようになされている。
1に記録されている信号を再生して出力するRF信号を
2値化して、2値化RF信号を生成するとともに、RF
信号に含まれるクロックを抽出し、同期クロック信号を
生成する。CLV回路6は、PLL回路5が出力する2
値化RF信号と同期クロック信号の入力を受け、両者の
位相の誤差信号を出力するようになされている。スイッ
チ8は、制御回路17により制御され、CLV回路6の
出力または初期駆動回路7の出力の一方を選択し、スピ
ンドルモータ2に出力している。
する2値化RF信号と同期クロック信号の入力を受け、
同期クロック信号を基準にして、2値化RF信号をデコ
ードするようになされている。
従って、フォーカスエラー信号を生成するとともに、例
えばプッシュプル法の原理に従って、トラッキングエラ
ー信号を生成する。フォーカスサーボ回路9は、光ヘッ
ド3が出力するフォーカスエラー信号の供給を受け、こ
のフォーカスエラー信号に対応して、フォーカスコイル
12を駆動し、光ヘッド3を光ディスク1に対して垂直
な方向にフォーカス制御するようになされている。トラ
ッキングサーボ回路10は、光ヘッド3が出力するトラ
ッキングエラー信号の供給を受け、このトラッキングエ
ラー信号に対応してトラッキングコイル13を駆動し、
光ヘッド3を光ディスク1のトラックと垂直な方向にト
ラッキング制御するようになされている。
号は、スレッドサーボ回路15に供給され、スレッドサ
ーボ回路15は、この信号に対応してスレッドモータ1
6を駆動し、光ヘッド3を光ディスク1の半径方向に移
動させるようになされている。制御回路17は、フォー
カスサーボ回路9、トラッキングサーボ回路10、スレ
ッドサーボ回路15の他、スイッチ8を制御するように
なされている。
エラー信号振幅最大サーチ回路31が設けられている。
このトラッキングエラー信号振幅最大サーチ回路31
は、レベル検出回路41を有し、このレベル検出回路4
1は、光ヘッド3が出力するトラッキングエラー信号の
レベルを検出し、検出結果を制御回路42に出力するよ
うになされている。制御回路42は、レベル検出回路4
1の出力から、光ヘッド3の最適なフォーカス位置を検
出するようになされている。
るフォーカスオフセット位置を変化させると、トラッキ
ングエラー信号は図2に示すように変化する。すなわ
ち、最適なフォーカスオフセット位置(最適点)に光ヘ
ッド3の位置が調整されたとき、トラッキングエラー信
号の振幅は最大となり、最適点からずれると、トラッキ
ングエラー信号の振幅は小さくなる。制御回路42は、
この原理に従って、最適点を求めるのである。
めるために、オフセット発生回路43を制御し、所定の
値のオフセット信号を発生させる。このオフセット信号
は、光ヘッド3の出力するフォーカスエラー信号と加算
器32において、加算され、加算器32の出力がフォー
カスサーボ回路9に出力されるようになされている。
路31の制御回路42には、最適フォーカスオフセット
位置記憶回路33が接続されている。この最適フォーカ
スオフセット位置記憶回路33には、トラッキングエラ
ー信号振幅最大サーチ回路31がサーチした結果得られ
た最適なフォーカスオフセット位置のデータが記憶され
るようになされている。
その動作について説明する。最初に、ステップS1にお
いて、ディスク起動処理が実行される。すなわち、光デ
ィスク1が再生装置に装着されたとき、制御回路17
は、スレッドサーボ回路15を制御し、スレッドモータ
16を駆動して、光ヘッド3を光ディスク1の所定の基
準位置、例えば最内周のトラック位置まで移動させる。
また、制御回路17は、スイッチ8を初期駆動回路7側
に切り替え、初期駆動回路7が出力する初期駆動信号を
スイッチ8を介してスピンドルモータ2に供給させる。
これにより、スピンドルモータ2が駆動され、回転す
る。
ボ回路9を制御し、フォーカスサーボを実行させる。光
ヘッド3は、光ディスク1のデフォルトの記録層(例え
ば図21の記録層A)にレーザ光を照射し、その反射光
を受光して、フォーカスエラー信号とトラッキングエラ
ー信号を生成する。フォーカスエラー信号は、加算器3
2を介してフォーカスサーボ回路9に供給され、フォー
カスサーボ回路9は、このフォーカスエラー信号に対応
して、フォーカスコイル12を駆動し、光ヘッド3のフ
ォーカス方向の位置を制御する。
ィスク1の記録層Aに記録されている信号を再生して出
力するRF信号の入力を受け、このRF信号を2値化し
て2値化RF信号を生成するとともに、RF信号に含ま
れる同期信号に同期した同期クロック信号を生成する。
CLV回路6は、同期クロック信号と2値化RF信号の
位相を比較し、その誤差信号を出力する。制御回路17
は、スピンドルモータ2が起動された後、所定の時間が
経過したとき、あるいはスピンドルモータ2の回転が所
定の回転速度に達したとき、スイッチ8をCLV回路6
側に切り替えさせる。これにより、CLV回路6が出力
する誤差信号がスピンドルモータ2に供給され、CLV
サーボが実行される。これにより、光ディスク1は、そ
の線速度が一定となるように駆動される。
スサーチ処理が実行される。この最適フォーカスサーチ
処理については後述するが、トラッキングエラー信号振
幅最大サーチ回路31の制御回路42が、オフセット発
生回路43を制御し、所定のオフセット信号を加算器3
2を介してフォーカスエラー信号に加算させる。フォー
カス状態が適正でないとき、光ヘッド3が出力するトラ
ッキングエラー信号の振幅が小さくなり、フォーカス状
態が最適な状態にあるとき、トラッキングエラー信号の
振幅は最大となる。そこで、このトラッキングエラー信
号の振幅をレベル検出回路41で検出し、制御回路42
において、最大の振幅のトラッキングエラー信号が得ら
れたか否かを判定する。そして、最大の振幅のトラッキ
ングエラー信号が得られたと判定された場合、そのとき
オフセット発生回路43が発生しているオフセット値を
求める。
2で求めた最適フォーカスオフセット値を、最適フォー
カスオフセット位置記憶回路33に記憶させる。
A)において、最適なフォーカスオフセット位置が求め
られたとき、次にステップS4に進み、その光ディスク
1の全ての記録層について同様のサーチが行われたか否
かが判定され、全ての記録層についてサーチが行われて
いない場合においては、ステップS5に進み、記録層変
更処理が実行される。すなわち、制御回路17は、フォ
ーカスサーボ回路9を制御し、フォーカスエラー信号に
ジャンプパルスを加算させる(あるいは、フォーカスエ
ラー信号に代えて、ジャンプパルスを発生させる)。そ
の結果、フォーカスコイル12が、このジャンプパルス
に対応して光ヘッド3をフォーカス方向に駆動し、今ま
で記録層Aに集束されていたレーザ光を、今度は記録層
Bに集束させる。ジャンプパルスの供給が停止される
と、再び通常のフォーカスサーボループが閉結された状
態となり、フォーカスエラー信号が最小となるようにサ
ーボをかけることで、記録層Bに光ヘッド3が発生する
レーザ光がフォーカスされる。
おいて、最適フォーカスサーチ処理を実行する。そし
て、得られた最適フォーカスオフセット値をステップS
3において記憶回路33に記憶させる。
記録層が形成されている場合においては、N個の最適フ
ォーカスオフセット値が最適フォーカスオフセット位置
記憶回路33に記憶される。
カスオフセット値(位置)が記憶されたとき、ステップ
S4からステップS6に進み、フォーカス位置が予め設
定されているデフォルトの記録層に変更される。例え
ば、制御回路17は、フォーカスサーボ回路9を制御
し、必要な数のジャンプパルスを発生させて、ディスク
基板101に最も近い記録層Aにレーザ光を集束させ
る。
エラー信号振幅最大サーチ回路31の制御回路42は、
最適フォーカスオフセット位置記憶回路33に記憶され
ている記録層Aのフォーカスオフセット値を読み出し、
オフセット発生回路43に供給する。オフセット発生回
路43は、このオフセット値に対応するオフセット信号
を発生し、このオフセット信号が、加算器32におい
て、フォーカスエラー信号に加算され、フォーカスサー
ボ回路9に供給される。フォーカスコイル12が、フォ
ーカスサーボ回路9により最適なオフセット値が加算さ
れたフォーカスエラー信号で駆動されるため、記録層A
において、最適なフォーカス状態が実現される。
録層の変更が指令されるまで待機し、記録層の変更が指
令された場合においては、ステップS9に進み、指定さ
れた記録層にフォーカス位置を変更する。すなわち、こ
のとき、制御回路17は、フォーカスサーボ回路9を制
御し、所定のジャンプパルスを発生して、フォーカス位
置を例えば記録層Aから記録層Bに変更させる。
た記録層の最適オフセット値の読み出し処理が実行され
る。すなわち、トラッキングエラー信号振幅最大サーチ
回路31の制御回路42は、最適フォーカスオフセット
位置記憶回路33に記憶されている記録層Bのオフセッ
ト値を読み出し、オフセット発生回路43に出力する。
オフセット発生回路43は、このオフセット値に対応す
るオフセット信号を発生し、加算器32において、フォ
ーカスエラー信号に加算させる。フォーカスサーボ回路
9は、この加算器32の出力に対応してフォーカスコイ
ル12を駆動するため、記録層Bにおいて、最適なフォ
ーカス状態が実現される(トラッキングエラー信号の振
幅が最大となるようなフォーカス状態が実現される)。
処理が繰り返し実行される。
する。上述したように、このサーチ時においては、トラ
ッキングサーボはまだ開始されていない。その結果、光
ヘッド3は、光ディスク1の複数のトラックを周期的に
横切る状態となる。すなわち、光ディスク1とスピンド
ルモータ2の回転中心は、偏心によりずれているため、
トラッキングサーボをかけないと、光ヘッド3の情報再
生点(レーザ光による光スポット)は複数のトラックを
周期的に横切ることになる。その結果、光ヘッド3は、
例えば図4に示すようなトラッキングエラー信号を出力
する。同図に示すように、トラッキングエラー信号が周
期的に変化している。
路31のレベル検出回路41は、このトラッキングエラ
ー信号のピークホールド値とボトムホールド値とを検出
し、両者の差をトラッキングエラー信号の振幅として検
出する。そして、この振幅検出信号は、制御回路42に
供給される。このトラッキングエラー信号の振幅は、図
2に示したように、光ヘッド3のフォーカスオフセット
値に対応して変化する。制御回路42は、トラッキング
エラー信号の最大の振幅が得られるフォーカスオフセッ
トの最適点を、いわゆる山登り法により検出する。
発生回路43の出力するオフセット信号を、S0,S1,
S2,・・・とαずつ順次増加させる。そして、連続す
る3つのサンプリング点Si-1,Si,Si+1におけるト
ラッキングエラー信号の振幅値Ri-1,Ri,Ri+1を比
較し、Riが最大となる(Ri-1<Ri>Ri+1となる)と
き、そのサンプリング点Siを最適点とする。このた
め、制御回路42はオフセット発生回路43を制御し、
所定の初期値と以後αずつ変化するオフセット信号を出
力させ、加算器32においてフォーカスエラー信号と加
算させ、フォーカスサーボ回路9に出力させる。
オフセット位置を調整する場合の処理例を表している。
最初にステップS21において、Snに初期値S0を設
定する。そして、フォーカスオフセット位置をSn(い
まの場合、Sn=S0)として、その場合におけるトラ
ッキングエラー信号の振幅値を測定し、その測定結果を
Rn(いまの場合、Rn=R0)に設定する。
生回路43にオフセット信号S0を発生させる。フォー
カスサーボ回路9は、加算器32によりこのオフセット
信号S0が加算されたフォーカスエラー信号に対応して
フォーカスコイル12を制御し、光ヘッド3のフォーカ
スオフセットを調節する。
3が出力するトラッキングエラー信号の振幅を検出し、
制御回路42に出力する。制御回路42は、この時検出
されたトラッキングエラー信号の振幅値をRn(いまの
場合、Rn=R0)に設定する。
とαを加算した値を設定する。すなわち次式を演算す
る。 Sn+=S0+α
オフセット信号Sn+(=S1)を発生させる。すなわ
ち、ステップS21で発生していたオフセット信号Sn
よりαだけ大きいオフセット値をオフセット発生回路4
3に発生させる。フォーカスサーボ回路9は、このオフ
セット値が加算されたフォーカスエラー信号に対応して
フォーカスコイル12を制御するので、光ヘッド3は、
このオフセット値αの分だけ光ヘッド3のフォーカスオ
フセットをさらに変化させる。
3が出力するトラッキングエラー信号の振幅を検出す
る。制御回路42は、レベル検出回路41が検出する、
この時のトラッキングエラー信号の振幅をRn+(いま
の場合、R0+=R1)に設定する。
0よりαだけ小さい値を設定する。すなわち次式を演算
する。 Sn−=S0−α
生回路43を制御し、ステップS21において発生して
いたオフセット信号Sn(いまの場合、Sn=S0)よ
りαだけ小さい値を発生させる。このオフセット信号S
n−が加算されたフォーカスエラー信号が、フォーカス
サーボ回路9を介してフォーカスコイル12に供給され
るため、光ヘッド3は、オフセット値S0を発生してい
た場合より、オフセット値−αの分だけフォーカスオフ
セットが変更される。
光ヘッド3が出力するトラッキングエラー信号の振幅を
検出し、制御回路42に出力する。制御回路42は、こ
の時のトラッキングエラー信号の振幅値をRn−(いま
の場合、Rn−=R0−)に設定する。
より、図5に示したように、フォーカスエラー信号に加
算するオフセット値を初期値S0に設定した場合におけ
るトラッキングエラー信号の振幅値Rn(=R0)と、
オフセット信号をαだけ大きくした場合におけるトラッ
キングエラー信号の振幅値Rn+(=R0+=R1)と、
オフセット信号をαだけ小さくした場合におけるトラッ
キングエラー信号の振幅値Rn−(=R0−)が得られ
たことになる。
n+と等しいか、それより大きく、かつ、RnがRn−
と等しいか、それより大きいか否かが判定される。すな
わち、RnがRn−およびRn+より大きいか否か(R
nが最大値であるか否か)が判定される。
がS0である時のトラッキングエラー信号の振幅Rn
(=R0)は、オフセット信号がαだけ小さいときの振
幅値Rn−(=R0−)より大きいが、オフセット信号
がαだけ大きい場合におけるトラッキングエラー信号の
振幅Rn+(=R0+=R1)より小さい。そこでこの場
合においては、ステップS25に進み、Rn+がRn−
より大きいか否かが判定される。いまの場合、Rn+
(=R0+=R1)はRn−(=R0−)より大きいため
(図5において右上がりの区間であるため)、ステップ
S26に進む。
れまでのSn(=S0)を設定する。そして、新たなS
nに、それまでのSn+(=S1)を設定し、Rn−
に、それまでのRn(=R0)を設定し、Rnに、それ
までのRn+(=R1)を設定する。そして、さらにS
n+に、新たなSn(=S0+α=S1)にαを加算した
値(=S0+2α=S2)を設定する。すなわち次式を演
算する。 Sn+=Sn+α
を制御し、オフセット信号として、Sn+(=S2)を
発生させる。すなわち、ステップS22で発生していた
Sn+(=S0+α)よりαだけ大きいオフセットSn
+(=S0+2α=S2)を発生させる。そして、そのと
き検出されるトラッキングエラー信号の振幅をRn+
(=R1+=R2)に設定する。
おいて、それまでの場合よりαだけ右側に移動した3つ
のサンプリング点S0,S1,S2におけるトラッキング
エラー信号の振幅値が、Rn−(=R0)、Rn(=
R1)およびRn+(=R2)に設定されたことになる。
Rn−およびRn+より大きいか否かが判定される。R
nが最大値でない場合は、ステップS25に進み、再び
Rn+がRn−より大きいか否かが判定される。Rn+
がRn−より大きい場合においてはステップS26に進
み、同様の処理が繰り返される。
間が右方向に移動し、Snが最適点に達すると、その時
得られる振幅値Rnは、Rn−より大きくかつRn+よ
り大きくなる。すなわち、Rnが最大値となる。そこ
で、この場合においては、ステップS24からステップ
S28に進み、その時のSnの値が、トラッキングエラ
ー信号の振幅Rnを最大とする最適値として設定され
る。すなわち、制御回路42は、以後、オフセット発生
回路43より、この最適値としてのオフセット信号Sn
を継続して発生させる。
て、サンプリングが行われている場合においては、Rn
+の値は、Rn−より小さくなる。そこで、この場合に
おいてはステップS25からステップS27に進み、S
n+に、それまでのSnを設定し、Snに、それまでの
Sn−を設定し、Rn+に、それまでのRnを設定し、
Rnに、それまでのRn−を設定する。そして、さらに
新たなSnよりαだけ小さい値をSn−に設定する。す
なわち、次式を演算する。 Sn−=Sn−α
プリング点をSn−によりサンプリングするようにす
る。そして、オフセット発生回路43よりオフセット信
号Sn−を発生させた場合におけるトラッキングエラー
信号の振幅値を検出し、その検出した振幅値をRn−に
設定する。
n−およびRn+より大きいか否かが判定される。図5
において、右下がりの区間においては、まだRnはRn
−より小さいからステップS25に進み、ステップS2
5からさらにステップS27に進み、同様の処理が繰り
返される。そして、サンプリング点が図5において、順
次左方向に(最適点の方向に)進み、Snが最適点に達
したとき、RnはRn+より大きくかつRn−よりも大
きくなる。この時、ステップS24からステップS28
に進み、そのときのオフセット信号Snの値が最適値と
される。そして、以後、制御回路42は、オフセット発
生回路43に、この最適値を継続して発生させる。
り、最適点(最大値)を検出するようにしたが、例えば
図7に示すようにして、最適点を求めることができる。
すなわち、図7の実施例においては、オフセット信号を
αずつ順次変化させ、S0からSnまでの間を最初にす
べてサンプリングする。そして、その時、サンプリング
して得られるトラッキングエラー信号の急激な上り変化
点に対応するオフセット信号をSm1として検出し、ト
ラッキングエラー信号の急な下り変化点に対応するオフ
セット信号をSm2として検出する。そして、変化点S
m1とSm2の中点を最適点(調整点)とする。
を求める場合の処理例を表している。この実施例におい
ては、最初にステップS31において、変数nに0を初
期設定し、ステップS32において次式を演算する。 S[n]=SMIN+α×n
小値を表しており、αはオフセット信号をステップ上に
変化させる幅を表している。
は、SMINとされる。
を制御し、このS[n](いまの場合、S[0]=SM
IN)を発生させる。そして、この時のトラッキングエ
ラー信号の振幅をレベル検出回路41で検出し、その値
をR[n](=R[0])に設定する。
けインクリメントする(n=1とする)。ステップS3
4においてインクリメントした変数nが、NUMより小
さいか否かが判定される。このNUMは、オフセット値
の最大値をSMAXとするとき、(SMAX−SMI
N)/αで得られる値である。すなわち、オフセットス
キャン範囲のサンプリング数を表す。
だすべてのサンプリング点をサンプリングしていないの
で、ステップS32に戻り、次式を演算する。 S[n]=SMIN+α×n
INよりαだけ大きい値が、オフセット信号S[1]と
して設定される。そしてオフセット信号S[1]を発生
した場合におけるトラッキングエラー信号の振幅が測定
され、その値がR[1]として設定される。
1だけインクリメントして、いまの場合、n=2とす
る。ステップS34において、変数n(=2)がNUM
より小さいと判定された場合においては、ステップS3
2に戻り、同様の処理が繰り返し実行される。このよう
にして、図7に示すS0からSnまでのサンプリング点
におけるトラッキングエラー信号の振幅値R0乃至Rn
が得られる。
ングが完了したとき、変数nがNUMと等しくなるた
め、ステップS34からステップS35に進み、変数n
を1に初期設定する。そして、ステップS36におい
て、現在の参照点の振幅値R[n]と、その1つ前の振
幅値R[n−1]の差が、予め設定してある基準値Th
より大きいか否かが判定される。いまの場合、R[1]
−R[0]の値がThより大きいか否かが判定される。
図7に示すように、サンプリング範囲の最初の期間は、
右上がりの特性となっているため、R[1]は、R
[0]より充分大きい(その差(R[1]−R[0])
はThより大きい)。そこでステップS37に進み、変
化点Sm1として、サンプリング点S[n]とS[n−
1]の間の値を設定する。すなわち、次式を演算する。 Sm1=(S[n]+S[n−1])/2
がSm1に設定される。
けインクリメントして(n=2として)、ステップS3
9において、その変数nがNUMより小さいか否かを判
定する。変数nがNUMより小さい場合においては、ス
テップS36に戻り、R[2]−R[1]の値がThよ
り大きいか否かが判定される。図7に示すように、トラ
ッキングエラー信号が大きく変化している期間において
は、2つのサンプリング値の差は、基準値Thより大き
い。そこで、再びステップS37に進み、Sm1に、
(S[2]+S[1])/2の値を設定する。すなわ
ち、前回よりαだけ右側の値がSm1に設定されたこと
になる。
数nを1だけインクリメントして、n=3とし、ステッ
プS39からステップS36に戻り、同様の処理を繰り
返し実行する。
右側に移動するに従って、トラッキングエラー信号の変
化率は次第に小さくなる。そして、R[n]−R[n−
1]の値がThより小さくなったと判定された場合、ス
テップS36からステップS40に進む。すなわち、こ
の時、Sm1には、トラッキングエラー信号の振幅の変
化率が大きい区間から小さくなる区間への変化点(急な
上り変化点)がSm1として設定されることになる。
ングエラー信号の振幅の変化率が徐々に小さくなる期間
から、急激に小さくなる変化点を急な下り変化点Sm2
として求めるようにする。
[n−1]−R[n]の値が、基準値Thより小さいか
否かが判定される。図7に示すように、左側のサンプリ
ング値R[n−1]の方が、右側のサンプリング値R
[n]より小さい期間(右上がりの期間)、並びに右側
のサンプリング値R[n]の方が、左側のサンプリング
値R[n−1]より小さくても、その差が小さい期間に
おいては、R[n−1]−R[n]の値は基準値Thよ
り小さくなる。このため、ステップS40からステップ
S41に進み、Sm2に、S[n]とS[n−1]の間
の値を設定する。すなわち、次式を演算する。 Sm2=(S[n]+S[n−1])/2
けインクリメントし、ステップS43において、変数n
がNUM−1より小さいか否か(サーチ範囲が図7にお
ける右端にまだ達していないか否か)が判定される。変
数nがNUM−1より小さい場合においては、ステップ
S40に戻り、図7において、1サンプルだけ右側の2
つのサンプル値について同様の処理を繰り返す。そし
て、2つのサンプル値の差が基準値Thより小さい場合
においては、再びステップS41に進み、Sm2にその
2つのサンプリング点の中間の値を設定する。
おいて右方向に順次移動し、図中右側のサンプリング値
R[n]が、左側のサンプリング値R[n−1]より急
激に小さくなると、両者の差(R[n−1]−R
[n])は、基準値Thと等しいか、それより大きくな
る。このとき、Sm2には、サンプリング点S[n−
1]とS[n−2]の中間の値が設定されていることに
なる。そして、この時の値が、急な下り変化点Sm2と
される。
上り変化点Sm1が求められ、ステップS41で急な下
り変化点Sm2が求められたので、ステップS44に進
み、変化点Sm1とSm2の中間の点を最適点として求め
る。すなわち、(Sm1+Sm2)/2の値を最適点とし
て設定する。
UMと等しいか、それより大きい値になったと判定され
た場合においては、ステップS39からステップS40
に進む。また、ステップS43において、変数nがNU
M−1と等しいかそれより大きくなったと判定された場
合においては、ステップS43からステップS44に進
む。
ク1を再生装置に装着したとき、その光ディスク1の全
ての記録層における最適フォーカスオフセット位置を予
めサーチし、これを記憶するようにしたが、記録層を変
更する度に、最適なフォーカスオフセット位置をサーチ
するようにすることも可能である。
例を表している。すなわち、最初に、ステップS51に
おいて、光をフォーカスする記録層の変更が指令される
まで待機し、変更が指令されたとき、ステップS52に
進み、その指定された記録層にフォーカスすべきジャン
プパルスが、フォーカスサーボ回路9において発生され
る。これにより、光ヘッド3が指定された記録層にフォ
ーカスできる位置にフォーカス方向にジャンプされる。
ンプした記録層における最適フォーカス位置をサーチす
る処理が実行される。この最適フォーカスサーチ処理
は、図3におけるステップS2における処理と同様の処
理となる。
理が完了したとき、ステップS51に戻り、同様の処理
が繰り返し実行される。すなわち、このような処理が記
録層を変更する度に行われることになる。
光ディスク1の再生装置のトラッキングエラー信号振幅
最大サーチ回路31の制御回路42は、レベル検出回路
41が検出するトラッキングエラー信号の振幅が最大と
なるオフセット信号をオフセット発生回路43に発生さ
せたとき、以後、継続してそのオフセット信号をオフセ
ット発生回路43に発生させるようにする。その結果、
図1に示した最大フォーカスオフセット位置記憶回路3
3は、この実施例においては不要となる。
る。図9の実施例においては、記録層が変更される度
に、最適フォーカスサーチ処理を実行するようにした
が、そのようにすると、記録層を変更する度に、実際に
データを再生することができるようになるまでに、時間
がかかる。図11の実施例は、この時間を短縮すること
ができるようにするものである。
て、記録層の変更が指令されるまで待機し、記録層の変
更が指令されたとき、ステップS62に進み、フォーカ
スサーボ回路9にジャンプパルスを発生させて、光ヘッ
ド3をその記録層に向けて移動させる。
トラッキングエラー信号の振幅を検出する処理を実行さ
せる。すなわち、トラッキングエラー信号振幅最大サー
チ回路31の制御回路42は、そのときレベル検出回路
41が出力するトラッキングエラー信号の振幅値を読み
取り、その読み取った値をRnに設定する。
すように構成される。そして、検出された値Rnは、最
適フォーカスオフセット位置記憶回路33に供給され、
記憶される。この最適フォーカスオフセット位置記憶回
路33にはまた、直前の記録層を再生していたとき、検
出されていたトラッキングエラー信号の振幅がRPとし
て記憶されている。そこで、ステップS64において、
RP−Rnの値が予め設定されている基準値Tより大き
いか否かが判定される。
回得られていた振幅RPより大きいか、あるいは小さく
ても、その差が基準値Tより小さい場合においては、特
にフォーカスオフセット値を変更せずとも十分安定して
データを再生することが可能であるとして、フォーカス
オフセット値の変更は行わない。すなわち、直前の記録
層再生時における場合と同一のオフセット値をそのまま
発生させる。そして、ステップS61に戻り、それ以降
の処理を繰り返し実行する。
幅RPより小さく、その差が基準値Tより大きい場合に
おいては、ステップS64からステップS65に進み、
最適フォーカスサーチ処理を実行する。この最適フォー
カスサーチ処理は、図3のステップS2あるいは図9の
ステップS53における処理と同様の処理である。そし
て、最適フォーカスサーチ処理が完了したとき、ステッ
プS61に戻り、それ以降の処理が繰り返し実行され
る。
カスオフセットのずれに起因してトラッキングエラー信
号の振幅が十分な大きさとならない場合においてのみ、
フォーカスサーチ処理を実行するので、図9に示す実施
例の場合に比べて、フォーカスサーチ処理が実行される
回数を少なくすることができ、その分だけ迅速にその記
録層からデータの再生を開始することが可能になる。
用した光ディスク再生装置の他の実施例を表している。
この実施例においては、図1のトラッキングエラー信号
振幅最大サーチ回路31に代えて、RF信号振幅最大サ
ーチ回路51が設けられている。そして、光ヘッド3が
出力するRF信号が、RF信号振幅最大サーチ回路51
に入力されている。
に示したトラッキングエラー信号振幅最大サーチ回路3
1と同様に、レベル検出回路、制御回路およびオフセッ
ト発生回路により構成されている。その他の構成は、図
1における場合と同様である。
生動作の開始が指令されたとき、制御回路17は、図1
の実施例における場合と同様に、光ヘッド3を光ディス
ク1の最内周トラック位置に移送した後、スピンドルモ
ータ2を駆動し、光ディスク1を回転させる。その後、
さらに、フォーカスサーボ回路9およびトラッキングサ
ーボ回路10が、いずれも動作状態とされる。すなわ
ち、フォーカスサーボおよびトラッキングサーボがかか
った状態となる。
とRF信号の振幅の関係をグラフに示すと、図2、図5
および図7に示すようになる。すなわち、光ヘッド3の
光ディスク1の記録層に対するフォーカスオフセットを
最適な値に設定したとき、RF信号の振幅は最大とな
る。従って、RF信号振幅最大サーチ回路51におい
て、トラッキングエラー信号の振幅の最大値を求めた場
合と同様に、RF信号の振幅の最大値を求めることで、
最適点をサーチし、設定することができる。その処理
は、図1の実施例における場合と同様であるので、その
説明は省略する。
る度にRF信号を用いて最適フォーカスサーチ処理を実
行する場合においては、図12に示す最適フォーカスオ
フセット位置記憶回路33は不要となるため、再生装置
は図13に示すように、最適フォーカスオフセット位置
記憶回路33を省略した構成となる。
行う場合において、図3あるいは図11に示す処理を行
うときは、再生装置は、図12に示すように、最適フォ
ーカスオフセット位置記憶回路33が必要となる。
る。この実施例においては、図1の実施例におけるトラ
ッキングエラー信号振幅最大サーチ回路31に代えて、
ジッタ最小サーチ回路61が設けられている。そして、
ジッタ計測回路62が、PLL回路5の出力からジッタ
を検出し、検出したジッタをジッタ最小サーチ回路61
に出力している。ジッタ最小サーチ回路61は、図1に
示したトラッキングエラー信号振幅最大サーチ回路31
と同様に、レベル検出回路、制御回路およびオフセット
発生回路により構成されている。
である。
力する2値化RF信号と同期クロック信号の位相差の絶
対値を検出し、これをジッタとして、ジッタ最小サーチ
回路61に出力する。このジッタと、フォーカスオフセ
ットとの関係は、図15に示すようになる。
3の光ディスク1に対するフォーカスオフセットが最適
であるとき、ジッタは最小となり、この最適な位置から
ずれると、ジッタは増加する。そこで、このジッタの最
小値を求めることで、光ヘッド3の光ディスク1に対す
るフォーカスオフセットの最適点を求めることができ
る。
山登り法により求めることができる。すなわち、サンプ
リング点をαずつ順次増加していき、中央のサンプル値
が、その左右のサンプル値より小さくなったとき、その
中央のサンプル値が得られるサンプル点を最適点として
設定するのである。
値を求める処理例を表している。
期値S0を設定する。そして、フォーカスオフセット位
置をSn(いまの場合、Sn=S0)として、その場合
におけるジッタの振幅値(大きさ)を測定し、その測定
結果をRn(いまの場合、Rn=R0)に設定する。
生回路43にオフセット信号S0を発生させる。フォー
カスサーボ回路9は、加算器32によりこのオフセット
信号S0が加算されたフォーカスエラー信号に対応して
フォーカスコイル12を制御し、光ヘッド3のフォーカ
スオフセット位置を調節する。
測回路62が出力するジッタの振幅を検出し、制御回路
42に出力する。制御回路42は、この時検出されたジ
ッタの振幅値をRn(いまの場合、Rn=R0)に設定
する。
とαを加算した値を設定する。すなわち次式を演算す
る。 Sn+=S0+α
オフセット信号Sn+(=S1)を発生させる。すなわ
ち、ステップS71で発生していたオフセット信号Sn
よりαだけ大きいオフセット値をオフセット発生回路4
3に発生させる。フォーカスサーボ回路9は、このオフ
セット値が加算されたフォーカスエラー信号に対応して
フォーカスコイル12を制御するので、光ヘッド3は、
このオフセット値αの分だけ光ヘッド3のフォーカスオ
フセット位置をさらに変化させる。
測回路62が出力するジッタの振幅を検出する。制御回
路42は、レベル検出回路41が検出する、この時のジ
ッタの振幅をRn+(いまの場合、R0+=R1)に設定
する。
0よりαだけ小さい値を設定する。すなわち次式を演算
する。 Sn−=S0−α
生回路43を制御し、ステップS71において発生して
いたオフセット信号Sn(いまの場合、Sn=S0)よ
りαだけ小さい値を発生させる。このオフセット信号S
n−が加算されたフォーカスエラー信号が、フォーカス
サーボ回路9を介してフォーカスコイル12に供給され
るため、光ヘッド3は、オフセット値S0を発生してい
た場合より、オフセット値−αの分だけフォーカスオフ
セット位置が変更される。
ジッタ計測回路62が出力するジッタの振幅を検出し、
制御回路42に出力する。制御回路42は、この時のジ
ッタの振幅値をRn−(いまの場合、Rn−=R0−)
に設定する。
より、図16に示したように、フォーカスエラー信号に
加算するオフセット値を初期値S0に設定した場合にお
けるジッタの振幅値Rn(=R0)と、オフセット信号
をαだけ大きくした場合におけるジッタの振幅値Rn+
(=R0+=R1)と、オフセット信号をαだけ小さくし
た場合におけるジッタの振幅値Rn−(=R0−)が得
られたことになる。
n+と等しいか、それより小さく、かつ、RnがRn−
と等しいか、それより小さいか否かが判定される。すな
わち、RnがRn−およびRn+より小さいか否か(R
nが最小値であるか否か)が判定される。
号がS0である時のジッタの振幅Rn(=R0)は、オフ
セット信号がαだけ小さいときの振幅値Rn−(=R0
−)より小さいが、オフセット信号がαだけ大きい場合
におけるジッタの振幅Rn+(=R0+=R1)より大き
い。そこでこの場合においては、ステップS75に進
み、Rn+がRn−より小さいか否かが判定される。い
まの場合、Rn+(=R0+=R1)はRn−(=R
0−)より小さいため(図16において右下がりの区間
であるため)、ステップS76に進む。
れまでのSn(=S0)を設定する。そして、新たなS
nに、それまでのSn+(=S1)を設定し、Rn−
に、それまでのRn(=R0)を設定し、Rnに、それ
までのRn+(=R1)を設定する。そして、さらにS
n+に、新たなSn(=S0+α=S1)にαを加算した
値(=S0+2α=S2)を設定する。すなわち次式を演
算する。 Sn+=Sn+α
を制御し、オフセット信号として、Sn+(=S2)を
発生させる。すなわち、ステップS72で発生していた
Sn+(=S0+α)よりαだけ大きいオフセットSn
+(=S0+2α=S2)を発生させる。そして、そのと
き検出されるジッタの振幅をRn+(=R1+=R2)に
設定する。
において、それまでの場合よりαだけ右側に移動した3
つのサンプリング点S0,S1,S2におけるジッタの振
幅値が、Rn−(=R0)、Rn(=R1)およびRn+
(=R2)に設定されたことになる。
Rn−およびRn+より小さいか否かが判定される。R
nが最小値でない場合は、ステップS75に進み、再び
Rn+がRn−より小さいか否かが判定される。Rn+
がRn−より小さい場合においてはステップS76に進
み、同様の処理が繰り返される。
区間が右方向に移動し、Snが最適点に達すると、その
時得られる振幅値Rnは、Rn−より小さくかつRn+
より小さくなる。すなわち、Rnが最小値となる。そこ
で、この場合においては、ステップS74からステップ
S78に進み、その時のSnの値が、ジッタの振幅Rn
を最大とする最適値として設定される。すなわち、制御
回路42は、以後、オフセット発生回路43より、この
最適値としてのオフセット信号Snを継続して発生させ
る。
いて、サンプリングが行われている場合においては、R
n+の値は、Rn−より大きくなる。そこで、この場合
においてはステップS75からステップS77に進み、
Sn+に、それまでのSnを設定し、Snに、それまで
のSn−を設定し、Rn+に、それまでのRnを設定
し、Rnに、それまでのRn−を設定する。そして、さ
らに新たなSnよりαだけ小さい値をSn−に設定す
る。すなわち、次式を演算する。 Sn−=Sn−α
ンプリング点をSn−によりサンプリングするようにす
る。そして、オフセット発生回路43よりオフセット信
号Sn−を発生させた場合におけるジッタの振幅値を検
出し、その検出した振幅値をRn−に設定する。
n−およびRn+より小さいか否かが判定される。図1
6において、右上がりの区間においては、まだRnはR
n−より大きいからステップS75に進み、ステップS
75からさらにステップS77に進み、同様の処理が繰
り返される。そして、サンプリング点が図16におい
て、順次左方向に(最適点の方向に)進み、Snが最適
点に達したとき、RnはRn+より小さくかつRn−よ
りも小さくなる。この時、ステップS74からステップ
S78に進み、そのときのオフセット信号Snの値が最
適値とされる。そして、以後、制御回路42は、オフセ
ット発生回路43に、この最適値を継続して発生させ
る。
り変化点Sm2と、急な上り変化点Sm1を求め、両者の
中点をジッタの最小値を呈する最適点として求めること
ができる。
示すように、サンプル点S0乃至Snまでの区間におい
て、サンプリング値R0乃至Rnを予め求める。そし
て、これらのサンプル値から変化点Sm1とSm2を求
め、両者の中点を求める。
る。この実施例においては、最初にステップS91にお
いて、変数nに0を初期設定し、ステップS92におい
て次式を演算する。 S[n]=SMIN+α×n
小値を表しており、αはオフセット信号をステップ上に
変化させる幅を表している。
は、SMINとされる。
を制御し、このS[n](いまの場合、S[0]=SM
IN)を発生させる。そして、この時のジッタの振幅を
レベル検出回路41で検出し、その値をR[n](=R
[0])に設定する。
けインクリメントする(n=1とする)。ステップS9
4においてインクリメントした変数nが、NUMより小
さいか否かが判定される。このNUMは、上述した場合
と同様に、オフセット値の最大値をSMAXとすると
き、(SMAX−SMIN)/αで得られる値である。
すなわち、フォーカスオフセットスキャン範囲のサンプ
リング数を表す。
だすべてのサンプリング点をサンプリングしていないの
で、ステップS92に戻り、次式を演算する。 S[n]=SMIN+α×n
INよりαだけ大きい値が、オフセット信号S[1]と
して設定される。そしてオフセット信号S[1]を発生
した場合におけるジッタの振幅が測定され、その値がR
[1]として設定される。
1だけインクリメントして、いまの場合、n=2とす
る。ステップS94において、変数n(=2)がNUM
より小さいと判定された場合においては、ステップS9
2に戻り、同様の処理が繰り返し実行される。このよう
にして、図18に示すS0からSnまでのサンプリング
点におけるジッタの振幅値R0乃至Rnが得られる。
ングが完了したとき、変数nがNUMと等しくなるた
め、ステップS94からステップS95に進み、変数n
を1に初期設定する。そして、ステップS96におい
て、現在の参照点の振幅値R[n]と、その1つ前の振
幅値R[n−1]の差が、予め設定してある基準値Th
より小さいか否かが判定される。いまの場合、R[0]
−R[1]の値がThより小さいか否かが判定される。
図18に示すように、サンプリング範囲の最初の期間
は、右下がりの特性となっているため、R[0]は、R
[1]より充分大きい(その差(R[0]−R[1])
はThより大きい)。そこでステップS97に進み、変
化点Sm2として、サンプリング点S[n]とS[n−
1]の間の値を設定する。すなわち、次式を演算する。 Sm2=(S[n]+S[n−1])/2
がSm2に設定される。
けインクリメントして(n=2として)、ステップS9
9において、その変数nがNUMより小さいか否かを判
定する。変数nがNUMより小さい場合においては、ス
テップS96に戻り、R[1]−R[2]の値がThよ
り小さいか否かが判定される。図18に示すように、ジ
ッタが大きく変化している期間においては、2つのサン
プリング値の差は、基準値Thより大きい。そこで、再
びステップS97に進み、Sm2に、(S[2]+S
[1])/2の値を設定する。すなわち、前回よりαだ
け右側の値がSm2に設定されたことになる。
数nを1だけインクリメントして、n=3とし、ステッ
プS99からステップS96に戻り、同様の処理を繰り
返し実行する。
て右側に移動するに従って、ジッタの変化率は次第に小
さくなる。そして、R[n−1]−R[n]の値がTh
より小さくなったと判定された場合、ステップS96か
らステップS100に進む。すなわち、この時、Sm2
には、ジッタの振幅の変化率が大きい区間から小さくな
る区間への変化点(急な下り変化点)がSm2として設
定されることになる。
の振幅の変化率が徐々に大きくなる期間から、急激に大
きくなる変化点を急な上り変化点Sm1として求めるよ
うにする。
R[n]−R[n−1]の値が、基準値Thより大きい
か否かが判定される。図18に示すように、左側のサン
プリング値R[n−1]の方が、右側のサンプリング値
R[n]より大きい期間(右下がりの期間)、並びに右
側のサンプリング値R[n]の方が、左側のサンプリン
グ値R[n−1]より大きくても、その差が小さい期間
においては、R[n]−R[n−1]の値は基準値Th
より小さくなる。このため、ステップS100からステ
ップS101に進み、Sm1に、S[n]とS[n−
1]の間の値を設定する。すなわち、次式を演算する。 Sm1=(S[n]+S[n−1])/2
だけインクリメントし、ステップS103において、変
数nがNUM−1より小さいか否か(サーチ範囲が図1
8における右端にまだ達していないか否か)が判定され
る。変数nがNUM−1より小さい場合においては、ス
テップS100に戻り、図18において、1サンプルだ
け右側の2つのサンプル値について同様の処理を繰り返
す。そして、2つのサンプル値の差が基準値Thより小
さい場合においては、再びステップS101に進み、S
m1にその2つのサンプリング点の中間の値を設定す
る。
において右方向に順次移動し、図中右側のサンプリング
値R[n]が、左側のサンプリング値R[n−1]より
急激に大きくなると、両者の差(R[n]−R[n−
1])は、基準値Thと等しいか、それより大きくな
る。このとき、Sm1には、サンプリング点S[n−
1]とS[n−2]の中間の値が設定されていることに
なる。そして、この時の値が、急な上り変化点Sm1と
される。
下り変化点Sm2が求められ、ステップS101で急な
上り変化点Sm1が求められたので、ステップS104
に進み、変化点Sm1とSm2の中間の点を最適点として
求める。すなわち、(Sm1+Sm2)/2の値を最適点
として設定する。
UMと等しいか、それより大きい値になったと判定され
た場合においては、ステップS99からステップS10
0に進む。また、ステップS103において、変数nが
NUM−1と等しいかそれより大きくなったと判定され
た場合においては、ステップS103からステップS1
04に進む。
点を求めるようにした場合においては、トラッキングエ
ラー信号、RF信号、またはジッタにノイズが重畳され
ているような場合においても、ノイズによる影響を軽減
することができる。
ト位置をサーチする場合も、図3または図9に示す処
理、あるいは図11に示す処理を行うようにすることが
できる。図3または図9に示す処理で、最適フォーカス
オフセット位置をサーチする場合には、再生装置は、図
14に示すように構成される。すなわち、この場合にお
いては、最適フォーカスオフセット位置記憶回路33が
必要となる。これに対して、図11に示す処理を実行す
る場合においては、図20に示すように、最適フォーカ
スオフセット位置記憶回路33は不要となる。
スク駆動装置を光ディスク再生装置に応用した場合を例
として説明したが、本発明は光ディスクに情報を記録す
る場合にも適用することが可能である。
ク駆動装置によれば、フォーカスエラー信号に加算する
オフセット信号が発生されたとき、光のトラッキング状
態に対応するトラッキングエラー信号の振幅、光ディス
クの記録層に記録されている情報に対応するRF信号の
振幅、または光ディスクから再生される信号のジッタに
基づいて、光のフォーカスオフセット位置を検出し、そ
の検出結果に基づいて、発生された光の最適なフォーカ
スオフセット位置を判定し、その判定結果に対応して発
生するオフセット信号を制御するようにした。また、光
ディスクが装着されたとき、複数の記録層全てにおけ
る、トラッキングエラー信号の振幅が最大となるオフセ
ット値、RF信号の振幅が最大となるオフセット値、ま
たはジッタが最小となるオフセット値を記憶するように
した。さらに、記録層が変更されたとき、トラッキング
エラー信号の最大の振幅、RF信号の最大の振幅、また
は光ディスクから再生される信号の最小のジッタの、記
録層を変更する前の値と変更した後の値の差を算出し、
その差が所定の値より小さい場合、変更前の値を最適値
とし、その差が所定の値より大きい場合、最適点を検出
するようにしたので、複数の記録層のうちのいずれの記
録層に情報を記録または再生する場合においても、光デ
ィスクなどのばらつきや経時変化に拘らず、常に最適な
フォーカス状態を実現することが可能となる。請求項2
に記載のフォーカス制御方法によれば、光ディスクが装
着されたとき、複数の記録層全てにおける、トラッキン
グエラー信号の振幅が最大となるオフセット値、RF信
号の振幅が最大となるオフセット値、または光ディスク
から再生される信号のジッタが最小となるオフセット値
を記憶し、記録層が変更されたとき、トラッキングエラ
ー信号の最大の振幅、RF信号の最大の振幅、または光
ディスクから再生される信号の最小のジッタの、記録層
を変更する前の値と変更した後の値の差を算出し、その
差が所定の値より大きい場合、サーチを実行するように
したので、複数の記録層のうちのいずれの記録層に情報
を記録または再生する場合においても、光ディスクなど
のばらつきや経時変化に拘らず、常に最適なフォーカス
状態を実現することが可能となる。
スク再生装置の構成例を示すブロック図である。
号との関係を説明するグラフである。
である。
波形を示す図である。
を求める原理を説明する図である。
を示すフローチャートである。
を求める原理を説明する図である。
を示すフローチャートである。
トである。
構成例を示すブロック図である。
ートである。
ィスク再生装置の他の構成例を示すブロック図である。
ィスク再生装置の他の構成例を示すブロック図である。
ィスク再生装置のさらに他の構成例を示すブロック図で
ある。
すグラフである。
る図である。
を示すフローチャートである。
点を求める原理を示す図である。
理例を示すフローチャートである。
ィスク再生装置の他の構成例を示すブロック図である。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 光ディスクの複数の記録層に情報を記録
または再生する光ディスク駆動装置において、 前記光ディスクに情報を記録または再生するための光を
照射する照射手段と、 前記照射手段により照射される光のフォーカス状態をフ
ォーカスエラー信号に対応して制御するフォーカス制御
手段と、 前記フォーカスエラー信号に加算するオフセット信号を
発生する発生手段と、 前記発生手段により前記オフセット信号が発生されたと
き、前記照射手段により照射される光のトラッキング状
態に対応するトラッキングエラー信号の振幅、前記光デ
ィスクの前記記録層に記録されている情報に対応するR
F信号の振幅、または前記光ディスクから再生される信
号のジッタに基づいて、前記照射手段により発生された
光のフォーカスオフセット位置を検出する検出手段と、 前記発生手段が発生するオフセット信号に対応するオフ
セット値を記憶する記憶手段と、 前記検出手段による検出結果に基づいて、前記照射手段
により発生された光の最適なフォーカスオフセット位置
を判定し、その判定結果に対応して前記発生手段が発生
するオフセット信号を制御するオフセット制御手段とを
備え、 前記記憶手段は、前記光ディスクが装着されたとき、前
記複数の記録層全てにおける、前記トラッキングエラー
信号の振幅が最大となるオフセット値、前記RF信号の
振幅が最大となるオフセット値、または前記ジッタが最
小となるオフセット値を記憶し、 前記記録層が変更されたとき、前記オフセット制御手段
は、前記トラッキングエラー信号の最大の振幅、前記R
F信号の最大の振幅、または前記光ディスクから再生さ
れる信号の最小のジッタの、前記記録層を変更する前の
値と変更した後の値の差を算出し、その差が所定の値よ
り小さい場合、変更前の値を最適値とし、その差が所定
の値より大きい場合、前記発生手段を制御して最適点を
検出する ことを特徴とする光ディスク駆動装置。 - 【請求項2】 光ディスクの複数の記録層に情報を記録
または再生する光ディスク駆動装置のフォーカス制御方
法において、 前記光ディスクに情報を記録または再生するための光の
最適なフォーカスオフセット位置を、フォーカスエラー
信号に加算するオフセット信号の値を変化させてサーチ
し、 前記光ディスクが装着されたとき、前記複数の記録層全
てにおける、トラッキングエラー信号の振幅が最大とな
るオフセット値、RF信号の振幅が最大となるオフセッ
ト値、または前記光ディスクから再生される信号のジッ
タが最小となるオフセット値を記憶し、 前記記録層が変更されたとき、前記トラッキングエラー
信号の最大の振幅、前記RF信号の最大の振幅、または
前記光ディスクから再生される信号の最小のジッタの、
前記記録層を変更する前の値と変更した後の値の差を算
出し、その差が所定の値より大きい場合、前記サーチを
実行することを特徴とするフォーカス制御方法。
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