JP2826252B2 - 光ディスク・ドライブ及びその信号校正方法 - Google Patents

光ディスク・ドライブ及びその信号校正方法

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JP2826252B2 JP5097519A JP9751993A JP2826252B2 JP 2826252 B2 JP2826252 B2 JP 2826252B2 JP 5097519 A JP5097519 A JP 5097519A JP 9751993 A JP9751993 A JP 9751993A JP 2826252 B2 JP2826252 B2 JP 2826252B2
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    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/09Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B7/094Methods and circuits for servo offset compensation

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フォーカス・エラー信
号やトラッキング・エラー信号の校正機能を備えた光デ
ィスク・ドライブに関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスク・ドライブにおいて、光スポ
ットをディスクの面振れやトラックの蛇行に追従させる
ために、トラッキング・サーボ制御及びフォーカス・サ
ーボ制御が行われる。一般に、トラッキング・サーボ系
ではトラッキング・エラー信号がゼロになるように、ま
た、フォーカス・サーボ系ではフォーカス・エラー信号
がゼロになるように、それぞれ光スポットの位置を制御
する。
【0003】現在、光ディスク・ドライブにおいては、
データを記録するディスクが交換可能である。そのた
め、サーボ系の最適なパラメータが常に一定とは限らな
い。また、ディスクの特性が一様ではないので、サーボ
系のパラメータが最適になるように自己校正することが
必要である。
【0004】そこで、ディスクの特性が一様でない場合
にも、正しく読み書きやアクセスできるように、ディス
クをロードする度にトラッキング・エラー信号やフォー
カス・エラー信号の校正を行う。このとき、一枚のディ
スクの中でも特性が一様でない場合もあるので、ディス
クのいくつかの場所毎に校正を行うことが一般的であ
る。この場合、校正に時間がかかるので、ディスクをロ
ードしてから、データを読み書きできるようになるに
は、数秒かかることがあり、使い勝手が悪かった。
【0005】校正の方法はいくつか提案されている。ま
ず、1)" 86mm Magneto-optical Disk Drive ", Nakas
hima et al, SPIE Vol.1316Optical Data Storage pp.1
6-29 (1990)に開示された方法を説明する。ディスクが
新たにロードされる度に、トラッキング・サーボをオフ
でフォーカス・サーボのみオンのときにディスクの偏芯
によって発生するトラッキング・エラー信号の振幅 (TE
p-p)det を検出し、所望の値 (TEp-p)typ との比をとっ
て規格化係数 Cte = (TEp-p)typ / (TEp-p)det を求め
ておく。次に、トラッキング・エラー信号にオフセット
を加えて再生されるpre-pitの信号レベルを調べ、最大
値よりあるレベル下がったレベルでの正と負のオフセッ
ト値を OFFSET1 と OFFSET2 として、その中心値を検出
オフセット OFFSETte とする。これらにより校正後のト
ラッキング・エラー信号 TEcal は TEcal = Cte * Cagc
* ( TE - OFFSETte ) によって計算される。ここで Ca
gc は pre-pitの信号レベルがレーザの強度に依存する
ために、それを補正するための係数である。フォーカス
・エラー信号に対しては、ディスクがロードされる度に
対物レンズ上下させてSカーブの振幅を測定し、以下は
トラッキング・エラー信号と同様の処理を実行する。
【0006】しかしながら、この方法によると、まずト
ラッキング・サーボをオフにしないとトラッキング・エ
ラー信号の振幅が検出できないために、校正に時間がか
かる。データの読み書きを行っていない時に校正を行う
としても、その作業中にデータの読み書きの要求がきた
ときには応答が遅れるという問題がある。また、振幅の
検出の際にディスクの欠陥やばらつきによるノイズが加
わるとそれがそのまま校正誤差となって現れる。然る
に、この文献には有効なノイズ除去方法を示していな
い。
【0007】2)”90mm光ディスク装置におけるド
ライブ制御技術”、吉本ら、三菱電気技報 Vol.66, N
o.6, pp.629-633 (1992)は、ノイズの除去方法を提案し
ている。この文献では、トラック・ジャンプをディスク
1回転中に何度も繰り返し、トラッキング・エラー信号
の最大値と最小値を測定し平均化することにより、ノイ
ズの影響を除去し、トラッキング・エラー信号のオフセ
ットを補正する方法が述べられている。しかしながら、
キャンセルすべきオフセット値の計測がディスクがロー
ドされた時点で行われ、かつデータの読み書きが可能に
なるのに数秒の時間がかかるという問題があった。さら
に、文献1と同様に、オフセットの経時変動に対処でき
ないという問題があった。また、この文献は、トラッキ
ング・エラー信号の振幅やフォーカス・エラー信号のオ
フセットに関しては校正する方法を示していない。
【0008】3)特開平4−278233号公報では、
光ディスク・ドライブのトラッキング・エラー信号に含
まれるオフセットをキャンセルする方法として、シーク
動作時及びトラック・ジャンプ時に発生するトラッキン
グ・エラー信号の最大値と最小値をもとにオフセット値
を計算している。計算方法としては、トラッキング・エ
ラー信号の最大値と最小値をそれぞれ正のピークと負の
ピークのタイミングでサンプル・ホールド回路において
保持し、その加算平均値をオフセット値として記憶した
り、あるいは直接トラッキング・エラー信号に加算す
る。前者の場合、トラック・アドレスも検出してオフセ
ット値と対応させて記憶しておき、記憶していた値を後
の時刻に読み出して、後者と同じ方法でオフセットをキ
ャンセルする。
【0009】しかしながら、この方法だと、ディスクに
欠陥などが発生した時に誤ったトラッキング・エラー信
号の最大値と最小値を検出することがあり、トラッキン
グ・エラー信号のオフセット値を誤った値に設定する可
能性がある。
【0010】4)特開平4−232624号公報では、
フォーカス・エラー信号に正と負の増分を加えた状態で
トラッキング・エラー信号の振幅を測定することを、得
られる2つのトラッキング・エラー信号の差が十分小さ
くなるまで繰り返すことによって、最良のフォーカスを
獲得し、かつフォーカス・エラー信号の補正値を決定す
る方法が開示されている。
【0011】しかしながら、この方法もまた、フォーカ
ス・エラー信号のオフセットの時間的な変動に対処する
ことが難しい。また、トラッキング・エラー信号の差が
収束するために時間を要する。
【0012】上記の文献に共通して、それらはトラッキ
ング・エラー信号の校正とフォーカス・エラー信号の校
正を統一的に行う方法を開示していない。従って、それ
ら信号の校正を別々に異なる方法で行わなければなら
ず、それだけ時間を要する。
【0013】また、上記何れの文献も、トラック追従時
のトラック・ジャンプにより発生するトラッキング・エ
ラー信号をトラッキング・エラー信号やフォーカス・エ
ラー信号の校正に利用することを開示するものではな
い。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、光ディスク
・ドライブの通常の動作時に、トラッキング・エラー信
号とフォーカス・エラー信号を繰り返し校正できるよう
にすることを目的とする。詳しく述べると、校正の対象
とするのは、光ディスク・ドライブのサーボ系の性能と
安定性に重要な意味を持つ、フォーカス・エラー信号の
オフセット並びにトラッキング・エラー信号のオフセッ
ト及び振幅である。
【0015】本発明の他の目的は、光ディスクをロード
してからデータの読み書きが可能になるまでの時間を短
縮することにある。
【0016】本発明のさらに他の目的は、光ディスク・
ドライブの状態が時間と共に変動してもそれサーボ系の
パラメータを追随させることにある。
【0017】本発明のさらに他の目的は、データの読み
書きの要求があっても、校正のための時間遅れなく応答
することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の光ディスク・ド
ライブは、トラッキング・アクチュエータと、トラッキ
ング・エラー信号生成手段と、トラッキング・エラー信
号のオフセット及び振幅誤差を補正し、補正後のトラッ
キング・エラー信号に基づいて上記トラッキング・アク
チュエータの駆動信号を生成するトラッキング・サーボ
手段と、フォーカス・アクチュエータと、フォーカス・
エラー信号生成手段と、フォーカス・エラー信号のオフ
セットを補正し、補正後のフォーカス・エラー信号に基
づいて上記フォーカス・アクチュエータの駆動信号を生
成するフォーカス・サーボ手段と、所与のトラックに追
従するために上記トラッキング・サーボ手段に対してト
ラック・ジャンプ指令を発する手段と、上記所与のトラ
ック追従時の少なくとも1回のトラック・ジャンプにお
いて、前に求めたフォーカス・エラー信号のオフセット
値に正の値を加えた値を上記フォーカス・サーボ手段に
渡す手段と、上記所与のトラック追従時の少なくとも1
回のトラック・ジャンプにおいて、上記前に求めたフォ
ーカス・エラー信号のオフセット値に負の値を加えた値
を上記フォーカス・サーボ手段に渡す手段と、上記所与
のトラック追従時の少なくとも1回のトラック・ジャン
プにおいて、上記前に求めたフォーカス・エラー信号の
オフセット値を修正せずに上記フォーカス・サーボ手段
に渡す手段と、上記トラック追従時のフォーカス・エラ
ー信号オフセット値を修正して行ったトラック・ジャン
プにより発生するトラッキング・エラー信号の振幅に基
づいてフォーカス・エラー信号のオフセットの新たな値
を計算する手段と、上記トラック追従時のフォーカス・
エラー信号オフセット値を修正しないで行ったトラック
・ジャンプにより発生するトラッキング・エラー信号の
最大値と最小値に基づいてトラッキング・エラー信号の
オフセット及び振幅誤差の新たな値を計算する手段を含
む。
【0019】本発明の光ディスク・ドライブは、さら
に、上記計算手段の出力を、上記所与のトラックのアド
レスで定まるメモリ・ロケーションに記憶し、次の校正
のときに利用する。
【0020】
【作用】本発明では光ディスク・ドライブがトラック追
従モードにディスク1回転につき1回行うトラック・ジ
ャンプを利用し、少なくとも3回のトラック・ジャンプ
でフォーカス・エラー信号及びトラッキング・エラー信
号の誤差(オフセット、振幅誤差)を検出する。さら
に、新たに検出された誤差を前に検出した値と組み合わ
せることにより、ノイズの影響を除去する。
【0021】従って、従来は、校正の実行がディスク・
ロード時に限られていたのに対し、本発明では、データ
の読み書きなどの通常動作時に、トラッキング・エラー
信号、フォーカス・エラー信号を繰り返し校正すること
ができる。また、ディスク・ロード時に特別に校正モー
ドを設ける必要がなく、光ディスク・ドライブに光ディ
スクをロードしてからデータの読み書きができるように
なるまでの時間を短縮することができる。さらに、長時
間ディスクをロードしっぱなしにしておいても、光ディ
スク・ドライブの状態の変化にサーボ系のパラメータを
追随させることが可能になる。
【0022】
【実施例】図1は、実施例のブロック図である。トラッ
キング・サーボ制御やフォーカス・サーボ制御は、デジ
タル信号プロセッサなどで構成されるサーボ・プロセッ
サ1を用いて行われる。このプロセッサ1に対し、トラ
ック・ジャンプやトラック・アクセスなどの指令を出す
のが、ホスト・プロセッサ2である。サーボ・プロセッ
サ1にはフォーカス・エラー信号(FES)3やトラッキン
グ・エラー信号(TES)4が入力される。FESやTESはそれ
ぞれ四分割ディテクタ、二分割ディテクタ等の周知の手
段によって生成される。サーボ・プロセッサ1は、FES
のオフセット並びにTESのオフセット及び振幅誤差を補
正し、さらに位相補償等の処理を行った後、フォーカス
・アクチュエータ駆動信号5及びトラッキング・アクチ
ュエータ駆動信号6を出力する。
【0023】フォーカス・アクチュエータ駆動信号5は
フォーカス・アクチュエータに入力され、トラッキング
・アクチュエータ駆動信号6はトラッキング・アクチュ
エータに入力される。図では、フォーカス・アクチュエ
ータとトラッキング・アクチュエータはまとめて駆動機
構7として示されている。
【0024】この光ディスク・ドライブでは、ホスト・
プロセッサ1からサーボ解除指令が出されない限り、フ
ォーカス・サーボとトラッキング・サーボをオンにして
いる。また、ディスクのトラックは螺旋状に作られてい
るため、同じトラック上で待機するときには、ディスク
一回転につき一回のトラック・ジャンプを行っている。
そのトラック・ジャンプの際も、フォーカス・サーボと
トラッキング・サーボはともにオンである。実施例で
は、連続する3回のトラック・ジャンプの間に、フォー
カス・エラー信号とトラッキング・エラー信号の校正を
行う。
【0025】図2は、フォーカス・エラー信号からキャ
ンセルするオフセットの値を変えてトラック・ジャンプ
したときの、トラッキング・エラー信号の最大値と最小
値を示す。トラッキング・エラー信号の振幅が最大にな
るときがベスト・フォーカス状態である。
【0026】このときのオフセット値を測定するため
に、実施例では、トラック追従時において、前に計算し
たFESオフセット値に正の値を加えた値をサーボ・プロ
セッサに渡して、1回トラック・ジャンプを行う。前に
計算したFESオフセットの値は、現在追従しているトラ
ック(以下、現在トラックと呼ぶ)のアドレスで定まる
メモリ・ロケーションから読み出す。次に、前に計算し
たオフセットの値に負の値を加えた値をサーボ・プロセ
ッサに渡して、1回トラック・ジャンプを行う。この2
回のトラック・ジャンプにより発生するトラッキング・
エラー信号の振幅に基づいて、ベスト・フォーカス状態
のときのオフセット値を計算し、これを前に計算したオ
フセット値と組み合わせて、後のフォーカス・サーボ制
御に用いるFESオフセット値を計算する。
【0027】最後に、前に計算したオフセット値を修正
を加えずにサーボ・プロセッサに渡して、1回トラック
・ジャンプを行い、そのとき発生するトラッキング・エ
ラー信号の最大値と最小値から、後のトラッキング・サ
ーボ制御に用いるTESオフセットと振幅誤差の値を計算
する。
【0028】図3はサーボ・プロセッサの処理の流れの
1例を示す。ステップ30で、ホスト・プロセッサから
トラック・ジャンプ指令を受け取ったか否かを判断し、
ノーであるならトラック追従動作を行う。
【0029】イエスならステップ31に進み、FESオフ
セット値として、FESoff(k) + a、FESoff(k) - a、また
はFESoff(k)の何れか一つの値をホスト・プロセッサか
ら受け取る。連続する3回のトラック・ジャンプの最初
のジャンプのときにFESoff(k)+ aを受け取り、次のジャ
ンプでFESoff(k) - aを受け取り、最後のジャンプでFES
off(k)を受け取る。したがって、第1回目のトラック・
ジャンプのときのフォーカス・エラー信号の目標値は本
来の目標値(通常はゼロ)に正のオフセットを加えた値
であり、2回目のトラック・ジャンプのときは、本来の
目標値に負のオフセットを加えた値である。3回目のト
ラック・ジャンプのときは、本来の目標値を修正しな
い。人工的なオフセット a はトラッキング・エラー信
号の振幅の変化がはっきり検出できるような大きさに選
ぶ。なお、FESoff(k)は、現在トラックについて前に計
算されてメモリに記憶されていたFESオフセット値であ
る。初期値FESoff(0)は典型的にはゼロである。
【0030】ステップ32では、FESを A/D 変換器より
読み込む。読み込んだ値を以下ではFESad(k) と表記す
る。ステップ33では、FESad(k) から、ステップ31
で受け取ったオフセット値をキャンセルする。キャンセ
ルした後のFES の値を以下ではFESloop(k) と表記す
る。次に、TESlpf の最大、最小値をクリアした後、以
下のステップからなるループに入る。
【0031】まず、TESをA/Dより読み込む。読み込んだ
値を以下ではTESad(k)と表記する(ステップ35)。次
に、TESad(k)をローパス・フイルタに通す(ステップ3
6)。トラック・ジャンプ時にはTESは正弦波状になる
ので、その周波数を通過させ、それより高い周波数のノ
イズを除去するようにローパス・フイルタのカットオフ
周波数を設定しておく。ローパス・フィルタを通過した
TESの値をTESlpfと表記する。
【0032】次に、FESloop(k)に基づいてフォーカス・
アクチュエータ駆動信号を生成し、フォーカス・アクチ
ュエータに供給する。同時に、TESad(k)に基づいてトラ
ッキング・アクチュエータ駆動信号を生成し、トラッキ
ング・アクチュエータに供給する(ステップ37)。
【0033】ステップ37では、ステップ36で得られ
たTESlpfを、現在までの最大値と比較する。前者の方が
大きければ最大値を前者の値に更新し、そうでなければ
何もしない。さらに、TESlpfと現在までの最小値の比較
も行う。前者の方が小さければ最小値を前者の値に更新
し、そうでなければ何もしない。
【0034】ループはジャンプが終了するまで回り続け
る(ステップ39)。1周期分の正弦波(TES)が発生
した時点をもって、ジャンプの終了と判定する。
【0035】ループを抜けた後は、ステップ40に進ん
で、TESlpfの最大、最小値をホスト・プロセッサに送る
(ステップ40)。後は、通常のトラック追従動作を行
う。
【0036】図4は、ホスト・プロセッサの処理の流れ
の1例を示す。まず、ドライブがトラック追従モードに
あるか否かを判断する(ステップ41)。トラック追従
モードならば、ステップ42に進む。トラック追従モー
ド以外のとき(ディスクのロード、アンロード時など)
には検出モードのシーケンスをクリアしておく。
【0037】ステップ42でトラック・ジャンプのタイ
ミングでなければ、現在のトラック・アドレスを光ディ
スクのプレピットを再生した信号から読み込んでおく。
トラック・ジャンプのタイミングならば、ステップ43
に進み、前に書き込んでおいたFESオフセット値を、現
在トラック・アドレスに対応するメモリ・ロケーション
から読み込む。しかる後、トラック・ジャンプ指令をサ
ーボ・プロセッサに送り、検出モードに従って、FESオ
フセット値を渡し、TESの最大、最小値の検出を依頼す
る(ステップ44、45)。検出されたTESlpfの最大、
最小値はサーボ・プロセッサからホスト・プロセッサに
送られる(ステップ46)。ステップ47の「検出モー
ドに対応した処理」とは、ホスト・プロセッサによる次
の三つの処理である。
【0038】まず、検出モード0の処理の流れの1例を
図5に示す。ステップ51では、1回目のトラック・ジ
ャンプで検出されたTESlpfの最大、最小値より、TESの
振幅誤差TESamp+を計算してメモリに書き込む。ステッ
プ51及び後述するステップ61、71に共通するTES
の振幅誤差計算式は、次のとおりである。 TESamp=(TESlpf, max - TESlpf,min)/TES0 ここで、TES0はTESの目標振幅値である。
【0039】ステップ52で、検出モードを1にして、
検出モード0の処理は終了する。
【0040】検出モード1の処理の流れの1例を図6に
示す。ステップ61では、2回目のトラック・ジャンプ
で検出されたTESlpfの最大、最小値より、TESの振幅誤
差TESamp-を計算する。ステップ62では、検出モード
0のときに計算したTESamp+をメモリより読み込む。
【0041】ステップ63では、まず図に示した式
(1)に従って、TES の振幅を最大にする、つまりベス
ト・フォーカス状態を与えるオフセットの推定値 FESne
w を計算する。次に、図に示した式(2)に従って、
FESoff(k)とFESnew を組み合わせることによって、後の
フォーカス・サーボ制御に用いるのに最適な新しいオフ
セット値 FES(k+1) を算出する。係数C については、後
で触れる。
【0042】ステップ64でFESoff(k+1)を現在のトラ
ック・アドレスに対応したメモリ・ロケーションに書き
込み、ステップ65で検出モードを2にして、検出モー
ド1の処理は終了する。
【0043】検出モード2の処理の流れの1例を図7に
示す。ステップ71では、TESlpfの最大、最小値より、
TESの振幅誤差TESampとオフセットTESoffを計算する。
ここで、TESoffは次の式に従って計算される。 TESoff=TESlpf, max + TESlpf, min
【0044】ステップ72では、TESの振幅誤差TESamp
(k)とオフセットTESoff(k)を現在のトラック・アドレス
に対応したメモリ・ロケーションより読み込む。それら
の初期値TESamp(0)、TESoff(0)は、典型的にはゼロであ
る。ステップ73では、後のトラッキング・サーボ制御
に用いるのに最適な新しい振幅誤差値TESamp(k+1)とオ
フセット値TESoff(k+1)を、それぞれ図に示した式
(3)、(4)に従って計算する。
【0045】計算結果を現在のトラック・アドレスに対
応したメモリ・ロケーションに書き込み、検出モードを
0にして、検出モード2の処理は終了する。
【0046】オフセット値と振幅誤差値の更新計算に用
いる係数Cは0以上1以下で、0に近いほど早い応答に
なるが、逆にディスクの欠陥などによる誤検出の影響を
受けやすくなるので、実際の振幅やオフセットの変動速
度に合わせて選択する。
【0047】TESamp(k)、TESoff(k)、FESoff(k)は、ト
ラックごとにロケーションを変えてメモリに記憶する必
要はない。いくつかの近接したトラックの代表データ
を、それらのトラックのアドレスの上位ビットで定まる
メモリ・ロケーションに記憶してもよい。
【0048】以上のようにして得られる振幅誤差値TESa
mp(k+1)とオフセット値TESoff(k+1)、FESoff(k+1)は、
次に校正が行われるまでの間、トラッキング・サーボ制
御やフォーカス・サーボ制御のために常時用いられる。
つまり、トラッキング・サーボ制御に用いるトラッキン
グ・エラー信号は式(5)に従って、また、フォーカス
・サーボ制御に用いるフォーカス・エラ-信号は式
(6)に従って、修正される。 TESloop = ( TESad - TESoff(k+1) ) * TESamp(k+1) (5) FESloop = FESad - FESoff(k+1) (6)
【0049】以上、特定の実施例を説明したが、本発明
の適用範囲はこれに限られるわけではない。例えば、FE
Sオフセット値をFESoff(k) + a、FESoff(k) - a、また
はFESoff(k)として行うトラック・ジャンプをそれぞれ
2回以上にして、FESoff(k+1)、TESoff(k+1)及びTESamp
(k+1)の測定精度を上げるようにしてもよい。もっと
も、トラック追従時のトラック・ジャンプにより発生す
るトラッキング・エラー信号の波形は、シーク動作時と
異なり、安定しているので、多くの場合、それぞれ1回
のトラック・ジャンプでFESoff(k+1)、TESoff(k+1)及び
TESamp(k+1)を精度よく求めることができる。
【0050】あるいは、サーボ・プロセッサに渡すFES
オフセット値のシークエンスを、FESoff(k) + 2a、FES
off(k) + a、FESoff(k) - a、FESoff(k) - 2a、FESoff
(k)としてもよい。その場合、FESオフセット値がFESoff
(k) + 2a、FESoff(k) - 2aのときのTESの振幅から求め
た式(1)の値と、FESオフセット値がFESoff(k) + a、
FESoff(k) - aのときのFESの振幅から求めた式(1)の
値とを平均してFESnewを求めることにより、FESオフセ
ットの推定値の精度を上げることができる。
【0051】図8は、サーボ・プロセッサの処理の流れ
の他の例を示す。図3と比較して、ステップ80、8
1、82が追加されている。この例では、T=Nになる
まで、つまり所定の時間が経過するまで、TESは読み込
まれない。その間、トラッキング・アクチュエータは駆
動されない。このようにフォーカス・アクチュエータを
先に駆動することによって、フォーカス・エラー信号の
応答を早め、トラック・ジャンプに遅れないようにする
ことができる。
【0052】溝が螺旋状につくられていないディスクが
ロードされる光ディスク・ドライブでも、校正のため
に、トラック追従時に隣のトラックにジャンプし、元の
トラックにさらにジャンプして戻る動作を反復させるこ
とは可能である。そのような場合にもトラッキング・エ
ラー信号が発生するので、本発明は適用可能である。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、光ディスク・ドライブ
の通常の動作時に、トラッキング・エラー信号とフォー
カス・エラー信号を繰り返し校正することが可能にな
る。また、光ディスクをロードしてから読み書き可能に
なるまでの時間を短縮することができる。さらに、光デ
ィスク・ドライブの状態が時間と共に変動しても、それ
にサーボ系のパラメータを追随させることができる。ま
た、データの読み書きの要求があっても、校正のための
時間遅れなく応答することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の光ディスク・ドライブを示すブロック
図である。
【図2】FESオフセットとTESの最大値、最小値の
関係を示すグラフである。
【図3】サーボ・プロセッサの処理の一例を示すフロー
チャートである。
【図4】ホスト・プロセッサの処理の一例を示すフロー
チャートである。
【図5】検出モード0の処理を示すフローチャートであ
る。
【図6】検出モード1の処理を示すフローチャートであ
る。
【図7】検出モード2の処理を示すフローチャートであ
る。
【図8】サーボ・プロセッサの処理の他の例を示すフロ
ーチャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−271021(JP,A) 特開 平4−90131(JP,A) 特開 平2−29933(JP,A) 特開 平4−232624(JP,A) 特開 平4−319538(JP,A) 特開 昭62−73436(JP,A) 特開 昭60−66341(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 7/085 G11B 7/09 - 7/095

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トラックに対応してそのトラックに対する
    フォーカス・エラー信号のオフセット値を記憶し、該オ
    フセット値を用いてトラッキング・エラー信号を校正す
    る機能を有する光ディスク・ドライブにおいて、 トラッキング・アクチュエータと、 トラッキング・エラー信号生成手段と、 トラッキング・エラー信号に基づいて上記トラッキング
    ・アクチュエータの駆動信号を生成するトラッキング・
    サーボ手段と、 フォーカス・アクチュエータと、 フォーカス・エラー信号生成手段と、 フォーカス・エラー信号のオフセットを補正し、補正後
    のフォーカス・エラー信号に基づいて上記フォーカス・
    アクチュエータの駆動信号を生成するフォーカス・サー
    ボ手段と、 所与のトラックに追従するために上記トラッキング・サ
    ーボ手段に対してトラック・ジャンプ指令を発する手段
    と、 上記所与のトラック追従時の少なくとも1回のトラック
    ・ジャンプにおいて、当該トラックに対して前に記憶し
    たフォーカス・エラー信号のオフセット値に正の値を加
    えた値を上記フォーカス・サーボ手段に渡す手段と、 上記所与のトラック追従時の少なくとも1回のトラック
    ・ジャンプにおいて、当該トラックに対して前に記憶し
    たフォーカス・エラー信号のオフセット値に負の値を加
    えた値をオフセット値として上記フォーカス・サーボ手
    段に渡す手段と、 上記トラック追従時のフォーカス・エラー信号のオフセ
    ット値を上記正の値および負の値で修正して行ったトラ
    ック・ジャンプにより発生するトラッキング・エラー信
    号の振幅をそれぞれ検出する手段と、 上記検出された振幅に基づいてベスト・フォーカスを生
    じると推測されるフォーカス・エラー信号のオフセット
    の新たな値を計算する計算手段と、 上記計算手段の出力を、上記所与のトラックのアドレス
    で定まるメモリ・ロケーションに記憶する記憶手段と、 を含む、光ディスク・ドライブ。
  2. 【請求項2】上記所与のトラック追従時の少なくとも1
    回のトラック・ジャンプにおいて、当該トラックに対し
    て前に記憶したフォーカス・エラー信号のオフセット値
    を修正せずに上記フォーカス・サーボ手段に渡す手段
    と、 上記トラック追従時のフォーカス・エラー信号オフセッ
    ト値を修正しないで行ったトラック・ジャンプにより発
    生するトラッキング・エラー信号の最大値と最小値に基
    づいてトラッキング・エラー信号のオフセット及び振幅
    誤差の新たな値を計算する手段を更に含む、請求項1記
    載の光ディスク・ドライブ。
  3. 【請求項3】上記計算手段は、上記所与のトラックにつ
    いて記憶されたフォーカス・エラー信号のオフセット値
    を、上記フォーカス・エラー信号のオフセット値を修正
    して行ったトラック・ジャンプにより発生したトラッキ
    ング・エラー信号の振幅から推定したオフセット値と組
    み合わせることによって、上記オフセットの新たな値を
    計算することを特徴とする請求項1または2記載の光デ
    ィスク・ドライブ。
  4. 【請求項4】上記トラッキング・エラー信号振幅検出手
    段は、トラッキング・エラー信号を通過させるローパス
    フィルタを含む請求項1ないし3の何れかに記載の光デ
    ィスク・ドライブ。
  5. 【請求項5】トラッキング・アクチュエータとフォーカ
    ス・アクチュエータを備え、トラッキング・エラー信号
    に基づいてトラッキング・アクチュエータ駆動信号を生
    成し、フォーカス・エラー信号に基づいてフォーカス・
    アクチュエータ駆動信号を生成することによって、トラ
    ッキング・サーボ制御とフォーカス・サーボ制御を行
    い、トラックに対応してそのトラックに対するフォーカ
    ス・エラー信号のオフセット値を記憶し、該オフセット
    値を用いてトラッキングセットを加えることによりフォ
    ーカス・エラー信号の本来の目標値を修正してフォーカ
    ス・サーボ制御を行う光ディスク・ドライブにおけるフ
    ォーカス・エラー信号校正方法であって、 上記所与のトラック追従時の少なくとも1回のトラック
    ・ジャンプにおいて、当該トラックに対して前に記憶し
    たフォーカス・エラー信号のオフセット値に正の値を加
    えた値を上記フォーカス・サーボ手段に渡し、 上記所与のトラック追従時の少なくとも1回のトラック
    ・ジャンプにおいて、当該トラックに対して前に記憶し
    たフォーカス・エラー信号のオフセット値に負の値を加
    えた値をオフセット値として上記フォーカス・サーボ手
    段に渡し、 上記トラック追従時のフォーカス・エラー信号のオフセ
    ット値を上記正の値および負の値で修正して行ったトラ
    ック・ジャンプにより発生するトラッキング・エラー信
    号の振幅をそれぞれ検出し、 上記検出された振幅に基づいてベスト・フォーカスを生
    じると推測されるフォーカス・エラー信号のオフセット
    の新たな値を計算し、 上記計算された値を、上記所与のトラックのアドレスで
    定まるメモリ・ロケーションに記憶する、 ことを特徴とする、 光ディスク・ドライブのフォーカス・エラー信号校正方
    法。
  6. 【請求項6】上記所与のトラック追従時の少なくとも1
    回のトラック・ジャンプにおいて、当該トラックに対し
    て前に記憶したフォーカス・エラー信号のオフセット値
    を修正せずに上記フォーカス・サーボ手段に渡し、 上記トラック追従時のフォーカス・エラー信号オフセッ
    ト値を修正しないで行ったトラック・ジャンプにより発
    生するトラッキング・エラー信号の最大値と最小値に基
    づいてトラッキング・エラー信号のオフセット及び振幅
    誤差の新たな値を計算することを更に含む、請求項5記
    載のフォーカス・エラー信号校正方法。
  7. 【請求項7】上記少なくとも2回のトラック・ジャンプ
    は連続して行われる請求項5または6記載のフォーカス
    ・エラー信号校正方法。
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