JP3457900B2 - 基板熱処理装置及び基板熱処理方法 - Google Patents

基板熱処理装置及び基板熱処理方法

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JP3457900B2 JP32842098A JP32842098A JP3457900B2 JP 3457900 B2 JP3457900 B2 JP 3457900B2 JP 32842098 A JP32842098 A JP 32842098A JP 32842098 A JP32842098 A JP 32842098A JP 3457900 B2 JP3457900 B2 JP 3457900B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、被処理基板を加
熱処理するための基板熱処理装置に関し、特に、レジス
ト液が塗布された基板を加熱しベーキング処理を行なう
ための基板熱処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】液晶表示ディスプレイ(LCD)装置の
製造工程においては、LCD基板上に、例えばITOの
薄膜や電極パターン等を形成する。このために、半導体
製造工程において用いられるのと同様なフォトリソグラ
フィ技術が用いられる。
【0003】すなわち、被処理体であるLCD基板は、
まず、洗浄装置において洗浄された後、アドヒージョン
処理装置において処理面の疎水化処理が施される。そし
て、レジスト塗布装置においてフォトレジスト液が成膜
された後、熱処理装置において加熱(ベーキング処理)
されることによりレジスト液膜から溶剤等の昇華物を蒸
発させる。ついで、このLCD基板は露光装置に搬送さ
れ、レジスト液膜を所定のパターンに露光され、最後
に、現像装置において現像液を塗布され現像処理された
後、リンス液等によって現像液を洗い流され、一連の処
理を終了する。
【0004】上記のような処理において、前記ベーキン
グ処理は、加熱ヒータが埋め込まれてなるホットプレー
トと称される加熱台を内蔵する基板熱処理装置によって
行われる。この熱処理装置のホットプレートには、前記
被処理基板をこの加熱台上に受け渡して加熱処理を行な
わせるための移載ピンが突没自在に設けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、例え
ば開口率を上げて高視野化を図るいわゆるスーパーTF
T液晶ディスプレイ等の導入に伴い、LCD基板に形成
されるパターンが微細化・高精細化されている。これに
伴って、いわゆる「転写」の問題がクローズアップされ
ている。
【0006】転写とは、フォトソグラフィ処理、主に
熱処理中に、何らかの原因によってレジスト塗布膜に量
的・質的なばらつきが生じることをいう。この転写が生
じる原因は未だ明らかでないが、少なくともレジスト液
塗布後の基板を上記のような構成の熱処理装置に受け渡
した場合、前記移載ピンと基板との温度差によって、こ
の移載ピンで保持した部分の表側に塗布されたレジスト
液の膜厚に影響を及ぼし、これが転写の一因になること
が分かっている。
【0007】前述したようにLCD基板上に形成される
パターンが微細化、高精細化されるにしたがって、従来
問題にならなかった温度環境においても転写の問題が生
じている。
【0008】特にLCDの場合、完成品において、前記
膜厚変動部位がいわゆる「転写跡」となって残り、ガラ
ス基板を通して目視されるため、この転写の発生を有効
に防止する手段が求められている。また、大面積のLC
Dの場合、温度差によって生じる反りの問題にも対処す
る必要がある。
【0009】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、反りや転写
の発生を有効に防止できる基板熱処理装置を提供するこ
とにある。
【0010】また、この発明の更なる別の目的は、スル
ープットの低下をきたすことなく反りや転写の発生を有
効に防止できる基板熱処理装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明は、被処理基板を加熱処理する加熱台と、
水平に張架された複数本のワイヤを有し、このワイヤ上
に前記被処理基板を保持し、前記加熱台上に移載する移
載手段と、前記被処理基板の製品形成領域外の部分を保
持するように、前記ワイヤの張架位置を移動できるワイ
ヤ移動機構と、を有することを特徴とする基板熱処理装
置を提供する。また、上記課題を解決するため、この発
明は、水平に張架された複数本のワイヤ上に被処理基板
を載置する工程と、被処理基板が載置された前記ワイヤ
を加熱台の方向へ移動させて被処理基板を加熱台に載置
又は近接させることにより被処理基板を熱処理する工程
と、を有することを特徴とする基板熱処理方法を提供す
る。
【0012】この基板熱処理装置は、特に、前記被処理
基板として、上面にレジスト液が塗布された基板を処理
する場合に、より好ましい作用効果を奏する。より具体
的には、レジスト液塗布後に行われるベーキング処理に
用いられることが好ましい。
【0013】このような構成によれば、熱処理における
基板移載手段として、小さい接触幅で基板を保持できる
ワイヤを採用することによって、この移載手段が基板と
の接触幅の大きさに応じて基板へ及ぼす温度差の影響を
極力小さくすることができる。このことにより、基板と
移載手段との温度差によって生じる基板の反り等の影響
を有効に防止できる。
【0014】また、特に、レジスト液の塗布工程を密閉
した空間内で行なう場合、熱処理工程導入前におけるレ
ジスト液中の溶剤等の揮発量は少ないため、この被処理
基板を温度差の大きい熱処理装置の移載手段にいきなり
受け渡すとその温度変化によって支持された部分と支持
されていない部分とに温度差生じ、この温度差によって
レジスト膜厚が変動し、これがいわゆる「転写跡」の原
因になる恐れが高い。
【0015】この発明によれば、移載手段としてワイヤ
を採用することによってこのような事態を有効に防止で
きるから、特にLCD製造装置において非常に高い効果
が得られる。
【0016】なお、前記ワイヤの径は、ワイヤと被処理
基板の温度差が被処理基板の上面に塗布されたレジスト
液膜の膜厚に変化を生じさせない大きさに定めて形成さ
れていることが必要であり、具体的には、0.1〜0.
8mmに形成されていることが好ましい。
【0017】また、前記加熱台上には、前記ワイヤを収
納する収納溝が形成されていることが好ましい。被処理
基板としてレジスト液塗布後の基板を処理する場合に
は、この収納溝は、前記ワイヤを収納した後の寸法が、
前記基板の表面に塗布されたレジスト液膜への影響を及
ぼさない大きさに形成されていることが必要である。
【0018】さらに、前記ワイヤの張架位置を移動でき
るワイヤ移動機構を採用することが好ましい。LCD基
板を処理する場合、製品形成領域外の部分を保持するよ
うにすれば、「転写」の影響を最小限に止めることが可
能になる。
【0019】また、この場合、製品領域のデータに基づ
いてワイヤの移動量を決定し、この決定手段の決定に基
づいてワイヤを移動させるようにすればより好ましい。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、この発明に係る熱処理装置
の一実施形態を、図1に示すLCD基板の塗布現像処理
システム1に適用した場合を例にとって説明する。
【0021】この塗布現像処理システム1は、LCD基
板に対してレジスト液を塗布した後、図に2で示す露光
システム(EXP)に一旦受け渡し、この露光システム
2によって露光処理された後の基板を再度受け取って現
像処理を行なうものである。
【0022】このような一連の処理を行なうため、この
塗布現像処理システム1は、LCD基板のローディング
及びアンローディングを行なうためのローダ/アンロー
ダ部(L/UL)3と、基板洗浄処理を行なうための第
1プロセス部4と、レジスト液の塗布(コーティング)
及び周縁レジスト除去処理を行なうための第2プロセス
部5と、現像処理を行なうための第3プロセス部6と、
露光システム2との間で基板の受け渡しを行なうための
インターフェース部(I/F)7とを備えている。
【0023】ローダ/アンローダ部3は、カセット載置
台10及び搬送部(C/S)11を備えている。カセッ
ト載置台10上には2種類のカセットC1,C2が載置
されている。第1のカセットC1には処理前のLCD基
板が収納され、第2のカセットC2には処理後のLCD
基板が収納される。
【0024】また、搬送部11には、第1のサブアーム
機構13が設けられている。この第1のサブアーム機構
13は、基板を保持できるアーム14を有し、このアー
ム14を旋回させ進退させることで、第1のカセットC
1に収納された基板を取り出し、第1のプロセス部4側
に受け渡せるようになっている。なお、全ての処理が終
了した基板は、この第1のサブアーム機構13によって
第1のプロセス部4側から第2のカセットC2へと収納
される。
【0025】前記第1のプロセス部4は、前記第1のサ
ブアーム機構13から基板を受け取る第1のメインアー
ム機構15を有する。このメインアーム機構15は、Y
方向に沿って延設された第1の中央搬送路16上を走行
するベース17と、このベース17上で旋回しかつ進退
駆動されるアーム18とを具備する。
【0026】この第1のメインアーム機構15の側方に
は、中央搬送路16に沿って、ブラシスクラバからなる
2つの洗浄ユニット(SCR)19、ホットプレートを
備える加熱/加熱ユニット(HP/HP)20、紫外線
洗浄装置からなる乾式洗浄ユニット(UV)21、およ
びクーリングプレートを備える冷却ユニット(COL)
22がそれぞれ設けられている。
【0027】ここで、「加熱/加熱ユニット(HP/H
P)」の表記は、ホットプレートを有する加熱ユニット
が例えば上下2段に積み上げて設置されていることを示
している(以下同じ)。また、図中、加熱ユニットを表
すHP及び冷却ユニットを表すCOLの後に付された数
字(「HP<U>1</U>」や「COL<U>1</U>」等)は、
加熱処理若しくは冷却処理の種類若しくは順序を示して
いる。
【0028】前記第1のメインアーム機構15は、前記
ローダ/アンローダ部3から受け取った基板を各処理ユ
ニット19〜20に挿入し、必要な処理を行なわせた
後、この基板を取り出して順次別の処理ユニット19〜
20若しくは第2のプロセス部5に搬送するようになっ
ている。
【0029】一方、第2のプロセス部5は、Y方向に沿
って延設された第2の中央搬送路23上を走行する第2
のメインアーム機構24を具備する。この第2のメイン
アーム機構24は、前記第1のメインアーム機構15と
同様に構成されたベース25及びアーム26を有する。
【0030】また、この第2のメインアーム機構24の
側方には、基板に対してレジストの塗布を行なうと共に
周縁部の不要レジストを除去するレジスト塗布・周辺レ
ジスト除去ユニット(CT/ER)28と、基板表面の
疎水化処理を行なうためのアドヒージョン/冷却ユニッ
ト(AD/COL)29と、加熱/加熱ユニット(HP
/HP)30、加熱/冷却ユニット(HP/COL)3
1が配置されている。
【0031】前記第2のメインアーム機構24は、前記
第1のプロセス部4から受け取った基板を各処理ユニッ
ト28〜31に挿入し、必要な処理を行なわせた後、こ
の基板を取り出して順次別の処理ユニット28〜31若
しくは第3のプロセス部6側に搬送するようになってい
る。
【0032】第3のプロセス部6は、Y方向に沿って延
設された第3の中央搬送路33上を走行する第3のメイ
ンアーム機構34を具備する。この第3のメインアーム
機構34は、前記第1、第2のメインアーム機構15と
同様に構成されたベース35及びアーム36を有する。
【0033】この第3のメインアーム機構34の側方に
は、露光処理後のLCD基板を現像処理するための3つ
の現像処理ユニット(DEV)38と、タイトリングを
行なうタイトラー(TITLER)39と、加熱/加熱
ユニット(HP/HP)40と、加熱/冷却ユニット
(HP/COL)41とが配設されている。
【0034】前記第3のメインアーム機構34は、前記
第2のプロセス部5から受け取ったレジスト液塗布済み
の基板を露光システム2側(インターフェース部7)に
移送すると共に、前記露光済みの基板を露光システム2
側から受け取る。そして、この露光済み基板を各処理ユ
ニット38〜41に挿入し、必要な処理を行なわせた
後、この基板を取り出して順次別の処理ユニット38〜
41若しくは第2のプロセス部5側に搬送するようにな
っている。
【0035】なお、この図に示されるように、第1、第
2、第3のプロセス部4、5、6間には冷却ユニット
(COL)42、43が設けられている。これらの冷却
ユニット42、43は処理中の基板を一次的に待機させ
ておくために用いられる。
【0036】また、前記インターフェース部7は、バッ
ファーカセット(BC)及び第2のサブアーム機構46
を有する搬送・待機部47及び前記第2のサブアーム機
構46と露光システム2との間での基板受け渡しを行な
わせるための受け渡し台(図示せず)を有する受け渡し
部49とからなる。
【0037】このインターフェース部7は、前記第2の
プロセス部5から前記第3メインアーム機構34を介し
て受け取ったレジスト塗布済みの基板を露光システム2
側に移送すると共に、露光済みの基板を露光システム2
から受け取って第3のプロセス部6に受け渡す機能を有
する。
【0038】次に、上記のように構成される塗布現像処
理システムにおける処理手順を図2のフローチャートを
参照して説明する。なお、フローチャート内の英字記号
は図1の同符号が付されたユニットで行われることを意
味している。
【0039】まず、前記載置台10上の第1のカセット
C1内に収納された未処理の基板は前記ローダ/アンロ
ーダ部3から前記搬送部(C/S)11を介して第1の
プロセス部4の第1のメインアーム機構15に受け渡さ
れる(ステップS1,S2)。ついで、この基板は、乾
式洗浄装置(UV)21によって紫外線洗浄され(ステ
ップS3)、その後前記冷却ユニット22によって第1
の冷却(COL1)が行われる(ステップS4)。
【0040】次いで前記湿式洗浄装置19によってブラ
シ洗浄(SRC)が行われたならば、前記加熱ユニット
20による第1の加熱処理(HP1)によって加熱乾燥
された後(ステップS6)、前記冷却ユニット21によ
る第2の冷却処理によって冷却される(ステップS
7)。ついで、この基板は第1のメインアーム機構15
から第2のプロセス部5の第2のメインアーム機構24
に受け渡される。
【0041】第2のプロセス部5に受け渡された基板
は、アドヒージョン処理ユニット29によって表面の疎
水化処理(AD)が行われた後(ステップS8)、第3
の冷却処理(COL3)が施される(ステップS9)。
ついで、疎水化処理後の基板は、レジスト液塗布/周縁
レジスト除去装置28に導入されレジスト塗布(CT)
及び基板周縁の不要なレジスト液の除去(ER)が行わ
れる。
【0042】このレジスト液の塗布は、スピンコータと
称される装置によって行われる。このスピンコーター
は、密閉されたカップ内にLCD基板を収容し、この基
板の表面にレジスト液を供給しつつ前記カップごと高速
回転させることで、レジスト液の成膜を行うものであ
る。
【0043】このように基板を回転させながらレジスト
液を塗布する手法は、半導体ウエハ上に回路パターンを
形成する場合にも採用されている。しかし、LCDの製
造においては、LCD基板が大型でかつ矩形であること
からウエハと比較して均一なレジスト膜の形成が難しい
ということがある。
【0044】特に、4つの角部は中心から距離があるた
め、この部分の周速はかなり高速になり、基板の周囲に
乱気流が発生するという不具合が生じる可能性がある。
また、基板の角部にまでレジスト液を均一に拡散させる
には、レジスト液中に含まれる溶剤の揮発をできるだけ
防止して、拡散速度を一定にする必要がある。このた
め、LCD基板製造装置においては、基板のみを回転さ
せるのではなく、この基板を密閉収容するカップごと高
速で回転させることで、溶剤の揮発及び乱気流の発生を
防止するようにしている。
【0045】一方、周縁レジストの除去は、基盤の縁部
で盛り上がったレジスト膜を、エッジリムーバーと称さ
れるツールを用いて除去するものである。
【0046】このように処理された基板は、前記加熱ユ
ニット30、31に挿入され、ベーキング処理(HP
2)が施される(ステップS11)。このことによっ
て、基板に塗布されたレジスト液に含まれる溶剤を揮発
させる。ついで、この基板を冷却ユニット31に挿入
し、略室温にまで冷却(COL4)する(ステップS1
2)。ついで、この基板は、前記第2のメインアーム機
構24から第3のメインアーム機構34を介してインタ
ーフェース部7に搬送され、露光システム2に受け渡さ
れる(ステップS13)。そして、この露光システム2
において露光処理(EXP)が施される(ステップS1
4)。
【0047】露光処理が行なわれた基板は、前記インタ
ーフェース部7、第3のメインアーム機構34を介して
タイトラー39に挿入されタイトリング処理が行なわれ
る(ステップS15)。
【0048】その後、基板は現像処理装置38に導入さ
れ、現像処理(DEV)が行われる(ステップS1
6)。この現像処理ユニット38は、基板上に現像液を
供給しながら基板を回転させることで現像を行ない、リ
ンス液で現像液を洗い流した後、振り切り乾燥を行な
う。
【0049】最後に、この基板は、この基板に対向する
加熱/加熱ユニット40もしくは加熱/冷却ユニット4
1に挿入され、第3の加熱処理(HP3)によって加熱
乾燥された後(ステップS17)、第5の冷却処理(C
OL5)により冷却される(ステップS18)。
【0050】以上の処理全てが終了した基板は、前記第
3のメインアーム機構34から、前記第2、第1のメイ
ンアーム機構24、15を介して前記搬送部11(C/
S)に設けられた第1のサブアーム機構13に受け渡さ
れる(ステップS19)。そして、この第1のサブアー
ム機構13によって前記ローダ/アンローダ部10に載
置された第2のカセットC2内に収容される(ステップ
S20)。
【0051】次に、上記塗布現像システムに使用される
この発明の熱処理装置の構成を図3(a)、(b)およ
び図4を参照して説明する。
【0052】この熱処理装置は、例えば、前記第2のプ
ロセス部5(図1)の加熱処理ユニット(HP2)3
0、31として用いられ、レジスト液の塗布された基板
を加熱処理(ベーキング処理)することによってこのレ
ジスト液に含まれた溶剤を揮発させ乾燥させるために用
いられる。
【0053】そして、この発明の熱処理の特徴は、図4
に61で示すLCD基板を、それぞれ一対のポール62
間に水平に張架された3本の細径ワイヤ63上で保持
し、図に60で示すホットプレート上に移載するように
したことにある。小さい接触幅でLCD基板61を保持
できるワイヤ63を基板移載手段として採用することに
より、このLCD基板61が急加熱されることを防止
し、基板61の反りや、いわゆる「転写跡」の発生を有
効に防止する。このような機能を奏するため、以下の構
成を有する。
【0054】まず、この熱処理装置は、図3(a)に示
すように、前記第2のメインアーム機構24によって基
板61の出し入れを行なうための開口部64が設けられ
てなる本体65を有する。この本体65内には、上面に
基板61を保持し本加熱を行なうための前記ホットプレ
ート60がこの本体65の底面から立設されたフレーム
67上に固定されている。このホットプレート60は例
えばアルミニウム合金等で形成され、その内部には加熱
ヒータ68が埋設されている。
【0055】この加熱ヒータ68は、図示しないヒータ
加熱温度制御部によって温度制御され、前記ホットプレ
ート60を例えば120℃〜150℃の高温に加熱する
ようになっている。
【0056】また、この本体65内には、加熱される基
板61を保持するためのワイヤ63と、このワイヤ63
を一定のテンションを与え状態で水平に架設する一対の
ポール62と、このポール62の基端部を保持するホル
ダ71と、このホルダ71を介して上記ワイヤを上下駆
動するための昇降機構72とが設けられている。
【0057】前記ワイヤ63は例えば径0.1mm〜
0.5mm程度の細径のステンレス鋼からなる。このワ
イヤ63の径は、このワイヤ63でLCD基板61を保
持した際に転写の原因となるレジスト膜厚変動を生じさ
せないような寸法以下で任意に決定される。
【0058】すなわち、レジストの膜厚変動の一因は、
基板61をワイヤ63に受け渡す際の基板61のワイヤ
63との温度差が、これらワイヤ63と基板61の接触
幅(ワイヤ径)に応じてレジスト液膜に影響を及ぼすこ
とにあることが分かっている。したがって、この発明で
は、前記ワイヤ63の幅を一定値以下に細径化すること
によって、転写が生じないか、生じていても目視で認識
できない程度にまで影響を低減する。このようなワイヤ
径は、Φ0.8mm以下であるが、この実施形態では、
より好ましい結果を得られる寸法として、Φ0.5mm以
下のワイヤ63を用いる。
【0059】一方、ワイヤ63の径は、張架するワイヤ
63の本数、及びテンション力に応じて、保持した基板
61が必要以上に撓まないことを基準に決定する。すな
わち、ワイヤ63の径が小さい場合には、基板61が撓
んでしまい、加熱結果にばらつきが生じてしまう。この
場合には、ワイヤの径を大きくするか、ワイヤの本数を
多くする必要がある。この実施形態では、好ましいワイ
ヤ径として、0.1mm以上のものを採用する。
【0060】なお、この実施形態では3本のワイヤ63
を張設しているが、大型の基板である場合にはさらに多
数本のワイヤ63を設けても良い。また、ワイヤ63と
基板61との接触によるパーティクルの発生等を防止す
るために、このワイヤ63に樹脂コーティングを施すよ
うにしても良い。
【0061】一方、前記ポール62は、基端部を前記フ
レーム71の上面に固着させた状態で前記ホットプレー
ト60を貫通し上方に延出されている。ホルダ71は、
図示しないガイド機構によって上下移動自在にガイド保
持され、上記ポール62の上端によって保持されたワイ
ヤ63を水平にかつ同じ高さに保持した状態で上下でき
るように構成されている。
【0062】さらに、前記昇降機構72は、前記ホルダ
71を上下駆動するタイミングベルト73と、このタイ
ミングベルト73を駆動するためのステッピングモータ
74とを有する。このステッピングモータ74は、図示
しない制御部に接続され、上記ワイヤ63によって保持
された基板61を任意の速度で駆動できるようになって
いる。
【0063】この熱処理装置は、前記基板61を徐々に
下降させ、基板の温度を昇温させつつ、かつ上面と下面
の温度差によって基板が反ることがないようにする。そ
して、この昇降機構72によって下降駆動された基板6
1は、前記ホットプレート60の上面に載置されるよう
になっている。この実施形態では、熱処理のスループッ
トを上げるために、載置された基板61をホットプレー
ト60上に吸着保持する。
【0064】図4は、このホットプレート60を斜め上
方から見た図である。この図に示すように、このホット
プレート60の上面には、前記ワイヤ63を収納するた
めの3本の収納溝75が設けられ、この収納溝75間に
は、前記基板61を吸着保持するための矩形ループ状の
真空チャック溝76が設けられている。
【0065】真空チャック溝76は、このホットプレー
ト60の上面に開口する吸引孔77に連通し、この吸引
孔77は図示しない真空ポンプに接続されている。した
がって、この真空ポンプが作動することで、この吸引孔
77及び前記真空チャック溝76によって前記基板61
の下面を吸着保持できるようになっている。
【0066】なお、このチャック溝76及び前記収納溝
75は、基板61に転写となるような熱分布を与えない
ように所定の幅以下で所定の深さ以下に形成されてい
る。
【0067】このことを図5を参照して説明する。この
図5は、前記基板61をワイヤ63からホットプレート
60上に受け渡した状態を示したものである。すなわ
ち、前記基板61は真空チャック溝76を介してホット
プレート60上に吸着され、前記ワイヤ63は基板61
の下面から離間して収納溝75内に収納されている。
【0068】ホットプレート60上に形成された溝類や
孔類は、所定の寸法以下の場合には、転写の原因となら
ないか、目視で確認できない程度に転写の影響を低減で
きることが分かっている。この実施形態では、特に、溝
幅0.5mm以下、溝深さ0.3mm以下の場合に転写
跡の影響を低減できるものとして、図5に示す寸法で真
空チャック溝76及び収納溝75を設計する。
【0069】すなわち、真空チャック溝76について
は、そのまま溝幅0.5mm、溝深さ0.3mmとなる
ように形成し、収納溝75については、ワイヤ63を収
納した状態で溝幅0.5mm、溝深さ0.3mmに形成
する。
【0070】また、この実施形態では、転写の影響をさ
らに有効に抑えるために、前記ワイヤ63を、前記LC
D基板61の製品領域に合わせて配設する。すなわち、
図4に示すように、前記LCD基板61から2枚の製品
を得る場合(2枚取りの場合)には、LCD基板61の
製品領域は図に点線61aで示すようになる。そして、
この実施形態では、前記ワイヤ63が前記基板61の製
品領域外の領域61bを保持するように配設されてい
る。
【0071】一方、図3(a)に示すように、ホットプ
レート60の外側には、前記本体65の開口64を閉じ
るためのシャッタ機構80が設けられている。このシャ
ッタ機構80は、前記ホットプレート60を囲む4方向
の壁を構成するシャッタ81と、このシャッタ81を上
下駆動する駆動シリンダ機構82とからなる。
【0072】図3(a)は、シャッタ81を開け、メイ
ンアーム24の進入を受け入れている状態を示す。この
シャッタ81は、図3(b)に示すように、基板61を
前記ワイヤ63上に受け渡したならば閉じられる。そし
て、この基板61は、このシャッタ内で加熱されながら
徐々に下降駆動され、最後にホットプレート60上に載
置される。なお、この図3(b)は、図3(a)と垂直
断面方向を90度ずらして表したもものである。
【0073】一方、前記シャッタ81の上端面に対向す
るフレーム上壁65aの下面には、シャッタ81とこの
上壁65aとの間に所定の隙間を形成させるためのスト
ッパ84が設けられている。
【0074】そして、この上壁65aの中央部には、前
記隙間を通して進入した気流(イ)を上記基板61上か
ら蒸発した溶剤等と共に排気するための排気孔85が形
成されている。本体上壁65aは前記排気孔85に向か
って次第に高くなるようなすり鉢形状に形成されてい
て、進入した気流(イ)を直接基板61に当たることの
ないように誘導するようになっている。
【0075】以上説明した構成によれば以下の効果を得
ることができる。すなわち、この発明では、熱処理にお
ける基板移載手段として、小さい接触幅で基板を保持で
きるワイヤ63を採用することによって、この移載手段
が基板61との接触幅の大きさに応じて基板61へ及ぼ
す温度差の影響を極力小さくすることができる。このこ
とにより、基板61と移載手段(ワイヤ63)との温度
差によって生じる基板61の反り等の影響を有効に防止
できる。
【0076】特に、LCD製造装置の場合、レジスト液
の塗布工程を密閉した空間(カップ)内で行なうことか
ら、熱処理工程導入前においては、レジスト液中の溶剤
等はほとんど昇華していない。このため、このLCD基
板61を温度差の大きい熱処理装置の移載手段にいきな
り受け渡すとその温度変化によって支持された部分の昇
華物の昇華のみが促進されてレジスト膜厚が変動し、こ
れがいわゆる「転写跡」の原因になる恐れが高い。
【0077】したがって、この発明によれば、移載手段
としてワイヤ63を採用することによってこのような事
態を有効に防止できるから、特にLCD製造装置におい
て非常に高い効果が得られる。
【0078】なお、上記一実施形態においては、基板熱
処理のスループットを向上させるため、LCD基板61
を吸着保持しホットプレート60の上面に密着させるよ
うにしたが、これに限定されるものではない。ホットプ
レート60上にプロキシミティスペーサを配設し、基板
61とホットプレート60間に一定の隙間を設けるよう
にしても良い。このようにすれば、静電気による剥離帯
電を有効に防止できる効果がある。
【0079】また、上記一実施形態においては、LCD
基板61をホットプレート60上に吸着保持するように
したが、これに限定されるものではない。前記基板61
を前記プロキシミティスペーサ上に載置するだけで吸着
保持しなくても良い。
【0080】図6は、このプロキシミティスペーサ87
を設けてなるホットプレート60’を示した斜視図であ
る。このホットプレート60’上には、吸引チャック溝
は設けられておらず、代わりに多数のプロキシミティス
ペーサ87が散設されている。図7は、このプロキシミ
ティスペーサ87を介してLCD基板61を保持してい
る状態を示す模式図である。
【0081】この場合、プロキシミティスペーサ87に
よって基板61とホットプレート60’との間には0.
1〜0.2mmの隙間が区画されている。なお、前記プ
ロキシミティスペーサ87によって区画される隙間がワ
イヤ径よりも大きい場合には、ホットプレート60’上
には、ワイヤ63を収納する収納溝75を設ける必要が
無いが、この実施形態では、ワイヤ63の径が前記隙間
より大きいため、ホットプレート60上には依然として
収納溝75が形成されている。
【0082】また、前記一実施形態では、ワイヤ63の
張架位置は固定であったが、図6に示すように移動可能
であっても良い。この実施形態では、前記ホットプレー
ト60’の両側部に、ワイヤ63と直交する方向に沿う
スリット88を設け、前記ポール62の立設位置を変更
可能に構成したものである。そして、前記ホットプレー
ト60’上には、前記ワイヤ63の収納溝75がワイヤ
63の数より多く設けられ、ワイヤ位置の変更及びワイ
ヤ63の本数増加に対応できるように構成されている。
【0083】このような構成によれば、被処理基板61
の大きさや、製品領域61aの位置などに応じてワイヤ
63の位置をずらしたり、ワイヤ63の本数を増加する
ことが容易になる効果がある。
【0084】なお、図6の例では手動によってワイヤ位
置を変更するようにしているが、図8に示すように、前
記ポール62を駆動できるポール駆動機構90によって
ワイヤ位置を移動できるようにしても良い。そして、こ
の場合、中央制御部91が、基板の製品領域データ92
に基づいてワイヤ位置を決定し、上記ポール駆動機構9
0を制御するようにしても良い。
【0085】また、前記ワイヤ63を保持するための構
成は、ポール62に限定されるものではなく、一対の壁
状の部材の上端に複数本のワイヤ63を平行に架設する
ようにしても良い。
【0086】最後に、上記一実施形態では、特に大きな
効果を得ることのできる例として、LCD製造装置の塗
布現像処理システムに適用した例を示したが、単独の熱
処理装置にも適用できるほか、プローバー、アッシング
装置、露光装置等にも適用できることは勿論である。ま
た、被処理基板としてシリコンウエハ処理する場合にも
適用できる。
【0087】
【発明の効果】以上説明したこの発明の構成によれば、
接触幅の小さいワイヤで熱処理する被処理基板を保持す
るようにしたから、急激な温度変化によって被処理基板
が反ることがない。また、基板と移載手段との温度差に
よって生じるいわゆるレジスト液膜の「転写跡」の問題
が発生することを有効に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態が適用されるLCD基板の
塗布現像処理システムを説明するための概略構成図。
【図2】LCD製造の一連の処理工程を説明するための
フローチャート。
【図3】本発明の一実施形態に係る基板熱処理装置を示
す概略構成図。
【図4】同じく、基板熱処理装置の要部を示す斜視図。
【図5】同じく、被処理基板をホットプレート上に吸着
保持している状態を示す断面図。
【図6】同じく、基板熱処理装置の別の例を示す斜視
図。
【図7】図6の基板熱処理装置により、被処理基板をホ
ットプレート上に吸着保持している状態を示す断面図。
【図8】同じく、基板熱処理装置の変形例を説明するた
めの図。
【符号の説明】
1…塗布現像処理システム(LCD製造装置) 60…ホットプレート(加熱台) 61…LCD基板(被処理基板) 61a…製品領域 61b…製品領域外 63…ワイヤ 68…加熱ヒータ(加熱手段) 71…ホルダ 72…昇降機構(移載手段) 75…収納溝 76…真空チャック溝 77…吸引孔 80…シャッタ機構 87…プロキシミティスペーサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−53774(JP,A) 特開 平4−360552(JP,A) 特開 昭62−281344(JP,A) 実開 昭59−11439(JP,U) 実開 平2−114937(JP,U) 実開 昭63−193833(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/027 H01L 21/68 G03F 7/00

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理基板を加熱処理する加熱台と、 水平に張架された複数本のワイヤを有し、このワイヤ上
    に前記被処理基板を保持し、前記加熱台上に移載する移
    載手段と 前記被処理基板の製品形成領域外の部分を保持するよう
    に、前記ワイヤの張架位置を移動できるワイヤ移動機構
    と、 を有することを特徴とする基板熱処理装置。
  2. 【請求項2】 前記ワイヤ移動機構は、 製品領域のデータに基づいてワイヤの移動量を決定する
    決定手段と、 この決定手段の決定に基づいてワイヤを移動させる駆動
    手段とを有することを特徴とする請求項1記載の基板熱
    処理装置。
  3. 【請求項3】 前記加熱台には、前記複数本のワイヤを
    収納できる収納溝が形成されていることを特徴とする請
    求項1又は2記載の基板熱処理装置。
  4. 【請求項4】 前記加熱台上には、前記ワイヤを収納す
    る収納溝が形成され、この収納溝は、前記ワイヤを収納
    した後の寸法が、前記基板の表面に塗布された液膜への
    影響を及ぼさない大きさに形成されていることを特徴と
    する請求項1又は2記載の基板熱処理装置。
  5. 【請求項5】 前記ワイヤは、ワイヤと被処理基板の温
    度差が被処理基板の上面に塗布された液膜の膜厚に変化
    を生じさせない径に形成されていることを特徴とする請
    求項1乃至4の内いずれか1項に記載の基板熱処理装
    置。
  6. 【請求項6】 水平に張架された複数本のワイヤ上に被
    処理基板を載置する工程と、 被処理基板が載置された前記ワイヤを加熱台の方向へ移
    動させて被処理基板を加熱台に載置又は近接させること
    により被処理基板を熱処理する工程と、 を有する基板熱処理方法であって、 前記ワイヤにて被処理基板の製品領域外を支持すること
    を特徴とする基板熱処理方法。
  7. 【請求項7】 前記熱処理工程は、前記ワイヤを基板裏
    面から離間した状態で行うことを特徴とする請求項6に
    記載の基板熱処理方法。
  8. 【請求項8】 前記ワイヤは、該ワイヤと被処理基板の
    温度差が被処理基板の上面に塗布された液膜の膜厚の変
    化を生じさせない径に形成されていることを特徴とする
    請求項6または7に記載の基板熱処理方法。
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