JP3451743B2 - 遠隔監視制御システムの増幅器 - Google Patents

遠隔監視制御システムの増幅器

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JP3451743B2
JP3451743B2 JP23186494A JP23186494A JP3451743B2 JP 3451743 B2 JP3451743 B2 JP 3451743B2 JP 23186494 A JP23186494 A JP 23186494A JP 23186494 A JP23186494 A JP 23186494A JP 3451743 B2 JP3451743 B2 JP 3451743B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、負荷の操作を遠隔制御
する遠隔監視制御システムに用いられる増幅器に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の制御用端末器を利用
して照明器具等の負荷を制御するようにした負荷制御シ
ステムが提供されている。例えば、図8に示すように、
複数のスイッチSを備えて各スイッチSの操作状態を監
視する複数個の操作用端末器90と、複数の負荷L1
を制御する複数個の制御用端末器91とを2線式の伝送
線Lsを介して伝送処理装置92に接続した遠隔監視制
御システムが知られている。操作用端末器90及び制御
用端末器91には、それぞれ個別のアドレスが設定さ
れ、このアドレスを用いて伝送処理装置92が操作用端
末器90及び制御用端末器91を個別に認識する。
【0003】伝送処理装置92は伝送線Lsに対して、
図9(a)のようなフォーマットの伝送信号Vsを送出
する。すなわち、伝送信号Vsは、信号送出開始を示す
スタートパルスST、信号モードを示すモードデータ信
号MD、操作用端末器90や制御用端末器91を各別に
呼び出すためのアドレスデータを伝送するアドレスデー
タ信号AD、負荷L1 …を制御する制御データを伝送す
る制御データ信号CD、伝送エラーを検出するためのチ
ェックサムデータ信号CS、操作用端末器90や制御用
端末器91からの返送データ信号を受信するタイムスロ
ットである信号返送期間WTよりなる複極(±24V)
の時分割多重信号であり、パルス幅変調によってデータ
が伝送されるようになっている。
【0004】各操作用端末器90および各制御用端末器
91では、伝送線Lsを介して受信した伝送信号Vsに
より伝送されたアドレスデータがあらかじめ設定されて
いるアドレスデータに一致すると、伝送信号Vsから制
御データを取り込むとともに、伝送信号Vsの信号返送
期間WTに同期して返信データを電流モード信号(伝送
線Lsの線間を適当な低インピーダンスを介して短絡す
ることにより送出される信号)として返送する。
【0005】また、伝送処理装置92には、ダミー信号
送信手段および割り込み信号処理手段が設けられる。ダ
ミー信号送信手段は、モードデータ信号MDをダミーモ
ードとしたダミー伝送信号を常時送出する。また、割り
込み信号処理手段は、いずれかの操作用端末器90でス
イッチSの操作に伴って発生した図9(b)のような割
り込み信号Viを受信したときに、割り込み信号Viを
発生した操作用端末器90を検索し、その操作用端末器
90に設定されているアドレスデータを返信データ(操
作データ)として返送させる。すなわち、常時はダミー
信号送信手段によってダミー伝送信号を伝送線Lsに送
出し、スイッチSの操作に伴って操作用端末器90から
発生した割り込み信号Viをダミー伝送信号のスタート
パルス信号STに同期して検出すると、伝送処理装置9
2からは割り込み処理手段によってモードデータ信号M
Dをアドレス確認モードとした伝送信号Vsを伝送線L
sに送出する。各操作用端末器90では、割り込み信号
Viを発生すると割り込みの要求を行う割り込みフラグ
を設定し、割り込みフラグが設定されている操作用端末
器90ではモードデータ信号MDがアドレス確認モード
の伝送信号Vsを受信すると、この伝送信号Vsの信号
返送期間WTに同期して操作用端末器90に設定されて
いるアドレスデータを返信データ(操作データ)として
返送する。このようにして伝送処理装置92では割り込
み信号Viを発生した操作用端末器90のアドレスを獲
得することができる。
【0006】伝送処理装置92では、割り込み信号Vi
を発生した操作用端末器90のアドレスを獲得すると、
スイッチSに対する対応関係があらかじめ設定されてい
る負荷L1 …を接続した制御用端末器91に伝送する制
御データを生成するとともに、その制御データを含む伝
送信号Vsを伝送線Lsに送出し、対応する制御用端末
器91に制御データを伝送して負荷L1 …を制御する。
【0007】操作用端末器90や制御用端末器91で
は、それぞれ伝送線Lsを伝送されている伝送信号Vs
を全波整流し安定化することによって内部回路の動作用
の電源を得るようになっている。制御用端末器91に接
続される負荷L1 …については、別途に設けられた外部
電源より制御用端末器91を介して電源供給されるよう
になっている。
【0008】ここで、伝送処理装置92からの距離に比
例して伝送線Lsが長くなるために、伝送信号VS が途
中で減衰したり鈍ったり、あるいは操作用端末器90や
制御用端末器91の数が増加すると伝送線Lsの消費電
流が定格をオーバーしたりする場合があるので、このよ
うな場合には、図8に示すように伝送信号VS を中継増
幅する増幅器93を伝送線Lsの途中に挿入してやる必
要がある。この増幅器93は送り配線された電源線Eに
て供給される交流電源により動作し、伝送線Lsを伝送
される伝送信号VS を増幅して伝送信号VS の減衰や鈍
りあるいは伝送線Lsの定格オーバーを防止するもので
ある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構成の増幅器
93は、その器体93aが日本工業規格(JIS)にお
いて規定された分電盤協約寸法に対応させて形成される
とともに、電源線Eが接続される端子部93bが露出し
ているため、天井面などに設けられた点検口の近傍に配
設される場合には安全性の面からボックス(図示せず)
に収納されていた。ところが、このような遠隔監視制御
システムの施工時に仕様の変更等があると、遠隔監視制
御システムが導入されるビル等の建造物の建設過程によ
っては、例えば内装工事がほぼ終了した段階で上記のよ
うな仕様変更がなされても、増幅器93やボックスを取
り付けるスペースを確保できないことが多く、上記分電
盤協約寸法に対応した器体93aを有する増幅器93で
は施工が困難になる場合があるという問題があった。
【0010】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、施工が容易に行える遠隔監視制御システムの
増幅器を提供しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、各別にアドレスを有する操作用
端末器及び制御用端末器を2線式の伝送線を介して伝送
処理装置に接続し時分割多重の伝送信号にてデータの送
受信を行い、伝送処理装置は、アドレスデータを含む伝
送信号を伝送線に送出することによって操作用端末器及
び制御用端末器を個別にアクセスし、伝送信号に同期し
て設定した信号返送期間に操作用端末器からの操作デー
タを受信すると操作データに基づいて制御データを生成
し、操作データを発生した操作用端末器とアドレスによ
る対応関係があらかじめ設定されている制御用端末器に
対して制御データを伝送して制御用端末器の動作を制御
する遠隔監視制御システムに用いられ、伝送線を介して
伝送処理装置と操作用端末器あるいは制御用端末器に接
続されて少なくとも伝送処置装置から伝送線にて伝送さ
れる伝送信号を操作用端末器あるいは制御用端末器に中
継増幅する増幅器であって、システム天井の吊りボルト
に取り付ける取付手段を備え、当該取付手段を、器体に
設けた取付金具と、取付金具との間に吊りボルトを挟持
する固定金具とで構成し、取付金具に穿設された一対の
取付孔の一方に挿通係止される係止片を固定金具に設け
るとともに、取付孔の他方に挿通された固定ねじの螺合
するねじ孔を固定金具に設けたことを特徴とする。
【0012】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
、伝送信号を増幅するための外部電源に接続される電
源線を速結式で接続する外部電源用の速結端子ブロック
と、外部電源用の速結端子ブロックと対になって外部電
源を送り配線する速結式の送り配線用の速結端子ブロッ
クとを備えたことを特徴とする。
【0013】請求項の発明は、請求項の発明におい
て、外部電源用及び送り配線用の速結端子ブロックは電
源線が挿入される挿通孔を具備し、この挿通孔は開口端
の径を電源線が被覆を付けたまま挿入可能な大きさであ
って、内部に行くに従って径が細くなるように形成され
たことを特徴とする。請求項の発明は、請求項1乃至
請求項の発明において、伝送線を速結式で接続する伝
送線用の速結端子ブロックを備えたことを特徴とする。
【0014】
【作用】請求項1の発明の構成では、伝送信号を操作用
端末器あるいは制御用端末器に中継増幅する増幅器にシ
ステム天井の吊りボルトに取り付ける取付手段を備えた
ので、増幅器をシステム天井の吊りボルトに容易に取り
付けることができ、点検口の近傍にもボックスを用いず
に増幅器を配設することができるため、遠隔監視制御シ
ステムの設計が容易になるものである。
【0015】請求項2の発明の構成では、伝送信号を増
幅するための外部電源に接続される電源線を速結式で接
続する外部電源用の速結端子ブロックと、外部電源用の
速結端子ブロックと対になって外部電源を送り配線する
速結式の送り配線用の速結端子ブロックとを備えたの
で、電源線を速結式で増幅器に容易に接続することがで
きるようになり、増幅器の施工が容易になるものであ
る。
【0016】請求項の発明の構成では、外部電源用及
び送り配線用の速結端子ブロックは電源線が挿入される
挿通孔を具備し、この挿通孔は開口端の径を電源線が被
覆を付けたまま挿入可能な大きさであって、内部に行く
に従って径が細くなるように形成されたので、電源線は
被覆を付けたまま速結端子ブロックの挿通孔に挿入する
ことができ、電源線の芯線を露呈させないようにするこ
とができるものである。
【0017】請求項の発明の構成では、伝送線を速結
式で接続する伝送線用の速結端子ブロックを備えたの
で、伝送線の接続が容易になるものである。
【0018】
【実施例】
(実施例1)本発明の一実施例を図1〜図5により説明
する。図5は本実施例の増幅器Aを用いた遠隔監視制御
システムの構築例を示すものであり、増幅器A以外の構
成は従来例のものと共通である。よって、共通する部分
には同一の符号を付し、説明は省略する。図5に示すよ
うに、この増幅器Aは従来の増幅器93と同様に、伝送
線Lsを介して伝送処理装置92と操作用端末器902
とに接続され、外部より供給される交流電源により動作
して伝送処理装置92から伝送線Lsを介して伝送され
てくる伝送信号を増幅して操作用端末器902 に伝送す
るとともに、操作用端末器902 から伝送線Lsを介し
て伝送処理装置92に伝送される返送信号を中継するも
のである。なお、伝送処理装置92から伝送される伝送
信号は、従来例と同じく図9に示すフォーマットの信号
である。
【0019】図2に本実施例の増幅器Aの回路構成を示
す。この増幅器Aは、入力側回路ブロックCB1 と出力
側回路ブロックCB2 とを備え、これら両回路ブロック
CB 1 ,CB2 は後述するフォトカプラPC1 ,PC2
にて接続されており、両者は電気的に絶縁されている。
入力側回路ブロックCB1 は、伝送処理装置92からの
伝送線Lsと接続される入力端子101 ,102 と、伝
送線Lsを介して伝送処理装置92より伝送されてくる
伝送信号をダイオードブリッジDB1 を介して受信する
信号受信回路11と、信号受信回路11に並列に接続さ
れるとともにフォトカプラPC1 によって後述する出力
側回路ブロックCB2 の信号波形整形回路22と光接続
された信号送信回路12と、ダイオードブリッジDB1
の出力より定電圧を得る定電圧回路13と、後述するよ
うに出力側回路ブロックCB2 の返送信号レシーバ回路
26とフォトカプラPC2 により光接続されるとともに
送られてくる返送信号を受信するための返送信号受信回
路14と、受信した返送信号をダイオードブリッジDB
1 を介して入力端子101 ,102 より伝送線Ls上に
送信する返送信号送信回路15と、出力側回路ブロック
CB2 からの返送信号からノイズを除去するノイズ除去
回路16とを備えている。
【0020】一方、出力側回路ブロックCB2 は、外部
の交流電源に接続されて電源供給を受けるための電源端
子20と、電源端子20に1次側が接続された降圧トラ
ンスTと、この降圧トランスTの2次側にダイオードブ
リッジDB2 と平滑コンデンサC1 と定電圧回路21を
介して接続されるとともに、入力側回路ブロックCB1
の信号送信回路12とフォトカプラPC1 によって光接
続された信号波形整形回路22と、この信号波形整形回
路22の出力にて制御される信号駆動回路23と、信号
駆動回路23の出力端にサージ吸収素子Z1 〜Z3 を介
して設けられた出力端子251 〜253 と、出力端子2
1 〜253 に接続された伝送線Lsを介して操作用端
末器902 から伝送されてくる返送信号を受信するとと
もにフォトカプラPC2 によって入力側回路ブロックC
1 の返送信号受信回路13と接続された返送信号レシ
ーバ回路26と、出力端子251 〜253 間の短絡を検
出する伝送線短絡検出回路27と、伝送線Lsの短絡を
表示する短絡表示回路28とを備えている。
【0021】入力側回路ブロックCB1 の信号受信回路
11は、一方の入力端子101 とダイオードブリッジD
1 の一方の出力端との間に抵抗R1 を介してツェナー
ダイオードZD1 が接続されて成るものであり、この抵
抗R1 とツェナーダイオードZD1 との直列回路の両端
に信号送信回路12の発光ダイオードLD1 と、この発
光ダイオードLD1 を駆動するトランジスタQ1 との直
列回路が接続されている。なお、この発光ダイオードL
1 はフォトカプラPC1 を構成するものである。
【0022】入力端子101 ,102 間に伝送線Lsを
介し複極信号にて伝送信号が伝送されてくると、一方の
入力端子101 が他方の入力端子102 に対して高電位
のときに、信号受信回路11の出力端にはツェナーダイ
オードZD1 のツェナー電圧に対応した定電圧が発生す
る。反対に、入力端子101 の方が低電位のときには、
ツェナーダイオードLD1 が導通状態となるから、信号
受信回路11の出力端間の電圧は略ゼロとなる。そし
て、信号受信回路11から定電圧が出力されている場合
には、信号送信回路12のトランジスタQ1 がオンとな
ってフォトカプラPC1 を構成する発光ダイオードLD
1 が点灯し、信号受信回路11からの出力が略ゼロの場
合には、トランジスタQ1 がオフとなり発光ダイオード
LD1 は消灯する。よって、信号受信回路11と信号送
信回路12とによって、入力端子101 ,102 より伝
送された伝送信号をフォトカプラPC1 を介して出力側
回路ブロックCB2 に伝送することができる。
【0023】一方、フォトカプラPC1 を構成するフォ
トトランジスタQ2 は信号波形整形回路22に組み込ま
れており、定電圧回路21から出力される定電圧を分圧
して2つのオペアンプIC1 ,IC2 にそれぞれ異なっ
た基準電圧を与えるための分圧抵抗R2 〜R4 と直列接
続されたトランジスタQ3 をオン・オフするようになっ
ている。ここで、信号波形整形回路22は、フォトカプ
ラPC1 のフォトトランジスタQ2 と、上記分圧抵抗R
2 〜R4 とトランジスタQ3 との直列回路と、2つの
ペアンプIC1 ,IC2 とを備えている。一方のオペア
ンプIC1 の非反転端子は抵抗R2 と抵抗R3 との接続
点に接続され、他方のオペアンプIC2の反転端子は抵
抗R3 と抵抗R4 との接続点に接続されている。また、
2つのオペアンプIC1 ,IC2 の残りの端子(オペア
ンプIC1 の反転端子及びオペアンプIC2 の非反転端
子)はツェナーダイオードZD2 に接続され、常時一定
のツェナー電圧が基準電圧として入力されている。した
がって、トランジスタQ3がオフのときには、オペアン
IC1 の非反転端子と他方のオペアンプIC2 の反転
端子とに入力される電圧は基準電圧よりも低くなるた
め、各オペアンプIC1 ,IC2 の出力は各々”
L”,”H”となる。逆に、トランジスタQ3 がオンの
ときには各オペアンプIC1 ,IC2 の出力は各々”
H”,”L”となる。
【0024】上記2つのオペアンプIC1 ,IC2 の出
力端は、信号駆動回路23を構成する4つのトランジス
タQa〜Qdのベースにそれぞれ接続されている。これ
ら4つのトランジスタQa〜Qdはダイオードブリッジ
DB2 に接続されたブリッジ回路を構成しており、トラ
ンジスタQaとトランジスタQcはNPN型、トランジ
スタQbとトランジスタQdはPNP型であり、トラン
ジスタQaとトランジスタQbのベースがオペアンプ
1 の出力端に共通接続され、トランジスタQcとトラ
ンジスタQdのベースがオペアンプIC2 の出力端に共
通接続されている。したがって、オペアンプIC1 の出
力が”H”のときにはトランジスタQaがオン、トラン
ジスタQbがオフとなり、反対に出力が”L”のときに
はトランジスタQaがオフ、トランジスタQbがオンと
なる。同様に、オペアンプIC2の出力の”H”/”
L”に対して、トランジスタQcはオン/オフ、トラン
ジスタQdはオフ/オンとなる。
【0025】また、トランジスタQaとトランジスタQ
bとの接続点にはそれぞれ出力端子251 ,252
続されている。
【0026】したがって、入力側回路ブロックCB1
ら伝送された伝送信号に応じて信号波形整形回路22の
2つのオペアンプIC1 ,IC2 の出力は相互に”
H”,”L”となり、それによってトランジスタQa〜
Qdのブリッジ回路が導通し、結果的には出力端子25
1 ,252 間に複極にて伝送信号が出力されることにな
り、入力端子101 ,102 間に入力された伝送信号が
増幅されて出力端子251,252 間から出力されるの
である。
【0027】一方、出力端子251 ,252 には操作用
端末器902 より伝送処理装置92に返送される返送信
号が入力される。返送信号は操作用端末器902 におい
て伝送線Ls間を略短絡状態にすることで伝送されるも
のであり、伝送線Ls間が略短絡状態になることで、ト
ランジスタQbとトランジスタQdのコレクタとダイオ
ードブリッジDB2 との間に挿入された検出抵抗R0
流れる電流が変化する。この検出抵抗R0 は返送信号レ
シーバ回路26を構成するものであって、一端がコンパ
レータIC3 の反転端子に接続されている。さらに、こ
のコンパレータIC3 の非反転端子はツェナーダイオー
ドZD2 のカソードに接続されており、しかも、検出抵
抗R0 の他端がこのツェナーダイオードZD2 のアノー
ドに接続されている。そのため、出力端子251 ,25
2 間が略短絡状態になると検出抵抗R0 の両端電圧が上
昇してコンパレータIC3 の出力が”H”から”L”に
なり、コンパレータIC3 の出力端に接続された発光ダ
イオードLD2 を点灯させる。この発光ダイオードLD
2 はフォトカプラPC2 を構成するものであり、発光ダ
イオードLD2 が点灯することで入力側回路ブロックC
1 の返送信号受信回路14のフォトトランジスタQ4
がオンとなる。その結果、出力端子251 ,252 から
出力側回路ブロックCB2 に入力された返送信号が、入
力側回路ブロックCB1 に伝送されるのである。
【0028】一方、上述のようにフォトカプラPC2
介して返送信号が伝送される返送信号受信回路14は、
フォトトランジスタQ4 によりオン・オフされるトラン
ジスタQ5 を備えており、さらに、このトランジスタQ
5 はダイオードブリッジDB 1 の出力端間に接続された
返送信号送信回路15のトランジスタQ6 をオン・オフ
して、ダイオードブリッジDB1 の出力端間を略短絡さ
せ、入力端子101 ,102 より伝送線Lsを介して伝
送処理装置92に返送信号を返送するのである。
【0029】ところで、出力側回路ブロックCB2
は、何等の事故等による伝送線Lsの短絡を検出するた
めの伝送線短絡検出回路27を備えている。この伝送線
短絡検出回路27においては、上記の検出抵抗R0 の両
端電圧を監視して伝送線Lsの短絡を検出するものであ
り、コンパレータIC4 の非反転端子にツェナーダイオ
ードZD2 のツェナー電圧が分圧された基準電圧が入力
され、検出抵抗R0 の両端電圧が抵抗R5 とコンデンサ
3 との時定数回路を介してコンパレータIC4の反転
端子に入力されている。したがって、操作用端末器90
2 が返送信号を送出するためのきわめて短い時間の略短
絡状態では、抵抗R5 とコンデンサC3 との時定数回路
のためにコンパレータIC4 の反転入力が充分上昇しな
いためにコンパレータIC4 の出力は”H”から”L”
に反転しない。しかし、他の原因によって上記時定数回
路の時定数を越える時間だけ伝送線Lsが短絡した場合
には、コンパレータIC4 の出力が”H”から”L”に
反転する。そして、コンパレータIC4 の出力端に接続
された伝送線短絡表示回路28の発光ダイオードLD 3
が点灯し、伝送線Lsが短絡したことを知らせるように
なっている。
【0030】また、入力側回路ブロックCB1 には、集
積回路IC5 を備えたノイズ除去回路16が具備されて
いる。このノイズ除去回路16は、入力端子101 ,1
2より入力される伝送信号が返送期間WTの場合にの
み、集積回路IC5 のOS4端子の出力を”H”とする
ものであって、このOS4端子は返送信号受信回路14
のフォトカプラPC2 のフォトトランジスタQ4 のベー
スに接続されている。すなわち、負荷駆動用のリレーを
駆動する際の駆動電流が誤って伝送線Lsを介して伝送
された場合でも、これを返送信号として伝送してしまう
のを防止するため、集積回路IC4 のOS4端子の出力
が”H”のときのみ、発光ダイオードLD2 の点灯・消
灯に応じてフォトトランジスタQ4 をオン・オフさせる
ている。このようにすれば、返送信号を誤って伝送する
ことなく、正しい返送信号と割込パルスとを伝送するこ
とができる。
【0031】図3に本実施例の増幅器Aの分解斜視図を
示す。この増幅器Aの器体1は、上面が開口する箱状の
ボディ1aと、このボディ1aに被着されるカバー1b
とで構成され、全体形状が分電盤協約寸法に対応した直
方体状の箱形に形成されている。この器体1の内部に
は、上述した入力側回路ブロックCB1 及び出力側回路
ブロックCB2 が形成されたプリント基板2及び降圧ト
ランスTが納装されたトランスボックス5、外部からの
交流電源の供給を受けるための電源線Eを接続する外部
電源用の速結端子ブロック31 、これと対になって電源
線Eを送り配線するための送り配線用の速結端子ブロッ
ク32 、及び伝送線Lsを速結式で接続する入力用及び
出力用の一対の速結端子ブロック41 ,42 が収められ
る。
【0032】器体1の両側面には内部に収納される速結
端子ブロック31 ,32 の電源線Eの接続面を露呈させ
る接続孔6が形成してある。プリント基板2の一端側に
は略コ字形の放熱板7が取着されている。また、カバー
1bの内部に形成された溝部8にプリント基板2の一端
部が挿入されて、プリント基板2がカバー1bの内部に
立てた状態で収納される。このプリント基板2は、トラ
ンスボックス5から導出されたリード線9にて降圧トラ
ンスTの2次側と接続されており、トランスボックス5
は、カバー1bの裏面に形成されたねじ挿通孔30bを
介してトランスボックス5の取付片5aに設けられたね
じ孔5bに固定ねじ30aをねじ止めして固定される。
また、降圧トランスTの1次側は同じくトランスボック
ス5より導出されたリード線32にて接続用基板33に
接続されている。この接続用基板33には、電源線Eが
接続される側の速結端子ブロック31 の出力端子3aが
接続される。さらに、2つの速結端子ブロック3 1 ,3
2 は互いにリード線34にて接続され、これらのリード
線34は速結端子ブロック31 ,32 の端子板に半田付
けされる。
【0033】上記器体1の両側面に形成された接続孔6
は、ボディ1a及びカバー1bの両側壁に形成された凹
部6a,6bとで形成される。各速結端子ブロック3の
収納部35は、ボディ1a及びカバー1bの両側壁と共
に速結端子ブロック3を囲む略コ字状のリブ35a,3
5bで形成され、リブ35bの後端壁は高さを低くして
後述する速結端子ブロック3の端子部38bをプリント
基板2側に導出できる構造としてある。
【0034】また、伝送線Lsが接続される速結端子ブ
ロック41 ,42 は、固定ねじ36aをカバー1bの裏
面に形成されたねじ止め部36bにねじ止めしてそれぞ
れ固定される。なお、カバー1bの裏面には伝送線Ls
が接続される速結端子ブロック41 ,42 の接続面を露
呈させるための透孔37,37が形成されている。速結
端子ブロック31 ,32 は、図4に示すように、直方体
状の箱形であり、電源線挿入面側の肉厚が薄く、後端部
側の肉厚を厚くした形状になっており、端子板38、錠
ばね39及び解除釦40で構成されるいわゆる速結構造
のものであり、これら速結構造部材は、ボディ41aと
カバー41bで構成されるハウジング41内に収納され
る。なお、ボディ41aとカバー41bとの結合は、は
とめ鋲42を挿通孔43b,43aに通してかしめるこ
とにより行われる。
【0035】端子板38は、一端部に電源線Eの芯線を
錠ばね39と共に弾性挟持する側方に開口するコ字状の
いわゆる端子板部38aとしてあり、他端は後述するプ
リント基板に接続する端子部38bとなっている。そし
て、端子板部38aと端子部38bとの間に端子板38
をボディ41aに固定するための固定部38cを形成し
てある。端子部38bは先端をL字状に下方に折り曲げ
た形状になっており、垂下片の基部を湾曲させてある。
固定部38cは下端の開口縁の幅を狭くした凹部で形成
してある。
【0036】錠ばね39は、挿入される芯線に係止して
芯線の抜けを防止する係止片39aと、挿入された芯線
を端子板38の上片との間に弾性保持する弾性片39b
とからなり、端子板38の端子板部38aに側方から挿
入され、この端子板部38aに形成された折曲部43及
び取付片44,45で所定位置に位置決めして取り付け
られる。
【0037】解除釦40は、電源線を外す場合に、錠ば
ね39と端子板38とによる芯線の弾性挟持状態を解除
するもので、上記端子板38の上に配置され、下方に垂
設された3本の解除片40aで、一度に各錠ばね39と
端子板38とによる芯線の保持状態を解除するものであ
る。ここで、端子板38の端子板部38aの上片にはこ
の解除釦40の解除片40aを通す切欠46を設けてあ
る。
【0038】ボディ41a及びカバー41bの薄肉部分
には、接続孔6を通して差し込まれる電源線Eを通す挿
通孔47を構成する凹部47a,47bを形成してあ
る。ここで、挿通孔47は開口端の径を電源線Eが被覆
を付けたまま挿入可能な大きさであって、内部に行くに
従って径を細くしてあり、被覆の付いた部分を挿通孔4
7の内部に挿入することができるとともに、芯線を確実
に錠ばね39と端子板38の端子板部38aの上片との
間に導くようにしてある。
【0039】ボディ41aの後端側には挿通孔47に連
続する3つの収納凹部48を形成し、この収納凹部48
内に端子板38及び錠ばね39が収納される。ここで、
収納凹部48の後端壁部には嵌合凹部49を形成し、こ
の嵌合凹部49に端子板38の固定部38cを嵌めて端
子板38の固定を行う。カバー41bの収納凹部48に
対応する部分は全体的に凹設してあり、後端寄りの部分
に、端子板38の上面を押圧する押圧凸部50を形成
し、この押圧凸部50の前端寄りの部分に、解除釦40
が収められる。そして、上記解除釦40の前端側に形成
された凸部40bを露呈させる解除用の開口51を肉厚
部の側面部に形成してある。
【0040】本実施例では、接続孔6を通して速結端子
ブロック31 ,32 の電源線挿通孔47に先端の被覆を
剥がした電源線Eを挿入すると、錠ばね39の係止片3
9aと弾性片39bとの間に芯線が弾性保持され、芯線
に係止片39aが係止されることにより、電源線Eの抜
けが防止される。また、電源線Eの被覆を付けた部分が
上記挿通孔47の内部に一部挿入されるため、芯線が露
呈することがなく、芯線に接触して感電するなどの事故
を防止することができる。そして、電源線Eを外す必要
が生じた場合には、解除用の開口51を通してドライバ
などの工具の先端を挿入して解除釦40を操作すると、
解除釦40の解除片40aが錠ばね39の係止片39a
の係止状態を解除し、これにより電源線Eを外すことが
できる。なお、説明は省略するが、上記速結端子ブロッ
ク41 ,42 もこの速結端子ブロック31 ,32 とほぼ
同様の構造となっている。本実施例の場合の負荷に電源
を供給する電源線Eは、施工前に電源線の長さを決めて
おき、その長さに工場で加工することができるので、省
施工性を向上させることができる。
【0041】本実施例の増幅器Aは、器体1の両端部に
造営面への取付けを行うための取付金具52を備えてい
る。この取付金具52は、ボディ1aの両端に形成され
た凹所53に一端部を嵌め込み、カバー1bとボディ1
aにそれぞれ連通形成される挿通孔54a,54bを通
して固定ねじ55をねじ止めして器体1に取り付けら
れ、このとき同時にボディ1aとカバー1bとの固定が
行われる。
【0042】上記取付金具52を用い、図1に示すコン
クリート天井イとシステム天井ロとの間に架設される吊
りボルト60に増幅器Aを取り付けることができるよう
になっている。すなわち、取付金具52に穿設された一
対の取付孔52aの一方に挿通係止される係止片56a
を有し、略く字形に形成された固定金具56を使用し、
固定金具56の端部に穿設されたねじ孔56bに固定ね
じ57をねじ止めすることにより、取付金具52と固定
金具56とで吊りボルト60を挟持して固定することが
できる。尚、図6は参考例の固定金具58を示してお
、取付金具52の取付孔52aに対応するねじ孔58
aを両端部に備え、断面略コ字状に形成された固定金具
58を用い、同じく取付金具52と固定金具58とを2
本の固定ねじ57にてねじ止めすることで吊りボルト6
0を挟持して固定することができる。
【0043】なお、本実施例においては、増幅器Aの器
体1を分電盤協約寸法に対応した寸法に形成してあるか
ら、従来同様に分電盤内に配設したり、あるいは取付金
具52を用いて壁面などの造営面に固定ねじにて取り付
けることも可能である。 (参考例) 本参考例は、吊りボルト60に増幅器Aを取り付ける取
付構造に特徴を有するものであり、増幅器A自体の構成
を含めて基本的な構成は実施例1のものと共通であるか
ら、共通する部分には同一の符号付して説明は省略す
る。
【0044】本参考例の増幅器Aは、上下の取付金具5
2に対してそれぞれ異なる固定金具61,62を用いて
吊りボルト60に取り付けられるものである。まず、上
側の取付金具52に対応する固定金具61は、取付
金具52の一対の取付孔52aに挟まれるようにして穿
設された係合孔52bに先端部が係合される係合片61
bと、係合片61bとねじ63によって固定された略く
字形の固定金具本体61aとから成り、固定金具本体6
1aの両脚片の先端には吊りボルト60に弾接係合する
係合固定部61cが形成されている。つまり、固定金具
本体61aの両脚片に形成された係合固定部61cを吊
りボルト60に弾接係合させて固定金具61を固定し、
係合片61bの先端に増幅器Aの取付金具52の係
合孔52bに係合することで、増幅器Aが固定金具61
に吊り下げられることになる。
【0045】一方、下側の取付金具522 に対応する固
定金具62は、折曲自在の棒状体であって、取付金具5
2 の一対の取付孔52aに挿通されるとともに、吊り
ボルト60に巻回されて固定され、2つの固定金具6
1,62にて増幅器Aが吊りボルト60に取付固定され
る。
【0046】
【発明の効果】請求項1の発明は、各別にアドレスを有
する操作用端末器及び制御用端末器を2線式の伝送線を
介して伝送処理装置に接続し時分割多重の伝送信号にて
データの送受信を行い、伝送処理装置は、アドレスデー
タを含む伝送信号を伝送線に送出することによって操作
用端末器及び制御用端末器を個別にアクセスし、伝送信
号に同期して設定した信号返送期間に操作用端末器から
の操作データを受信すると操作データに基づいて制御デ
ータを生成し、操作データを発生した操作用端末器とア
ドレスによる対応関係があらかじめ設定されている制御
用端末器に対して制御データを伝送して制御用端末器の
動作を制御する遠隔監視制御システムに用いられ、伝送
線を介して伝送処理装置と操作用端末器あるいは制御用
端末器に接続されて少なくとも伝送処置装置から伝送線
にて伝送される伝送信号を操作用端末器あるいは制御用
端末器に中継増幅する増幅器であって、システム天井の
吊りボルトに取り付ける取付手段を備え、当該取付手段
を、器体に設けた取付金具と、取付金具との間に吊りボ
ルトを挟持する固定金具とで構成し、取付金具に穿設さ
れた一対の取付孔の一方に挿通係止される係止片を固定
金具に設けるとともに、取付孔の他方に挿通された固定
ねじの螺合するねじ孔を固定金具に設けたので、増幅器
をシステム天井の吊りボルトに容易に取り付けることが
でき、点検口の近傍にもボックスを用いずに増幅器を配
設することができるため、遠隔監視制御システムの設計
が容易になるという効果がある
【0047】請求項の発明は、伝送信号を増幅するた
めの外部電源に接続される電源線を速結式で接続する外
部電源用の速結端子ブロックと、外部電源用の速結端子
ブロックと対になって外部電源を送り配線する速結式の
送り配線用の速結端子ブロックとを備えたので、電源線
を速結式で増幅器に容易に接続することができるように
なり、増幅器の施工が容易になるという効果がある。
【0048】請求項の発明は、外部電源用及び送り配
線用の速結端子ブロックは電源線が挿入される挿通孔を
具備し、この挿通孔は開口端の径を電源線が被覆を付け
たまま挿入可能な大きさであって、内部に行くに従って
径が細くなるように形成されたので、電源線は被覆を付
けたまま速結端子ブロックの挿通孔に挿入することがで
き、電源線の芯線を露呈させないようにすることがで
き、感電事故を防止して安全性を向上させることができ
るという効果がある。
【0049】請求項の発明は、伝送線を速結式で接続
する伝送線用の速結端子ブロックを備えたので、伝送線
の接続が容易になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1を示すものであり、(a)は増幅器を
吊りボルトに取り付けた状態を示す平面図、(b)は同
図(a)の要部を示す斜視図である。
【図2】同上の回路構成図である。
【図3】同上の分解斜視図である。
【図4】同上の外部電源用及び送り配線用の速結端子ブ
ロックの分解斜視図である。
【図5】同上を用いた遠隔監視制御システムの構築例を
示す概略構成図である。
【図6】同上の参考例をものであり、(a)は増幅器を
吊りボルトに取り付けた状態を示す平面図、(b)は同
図(a)の要部を示す斜視図である。
【図7】(a)及び(b)は別の参考例の吊りボルトへ
の取付状態を説明するための図である。
【図8】従来の増幅器を用いた遠隔監視制御システムの
構築例を示す概略構成図である。
【図9】(a)及び(b)は同上の信号フォーマットを
示す図である。
【符号の説明】
A 増幅器 52 取付金具 55 固定ねじ 56 固定金具 60 吊りボルト イ コンクリート天井 ロ システム天井
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 9/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各別にアドレスを有する操作用端末器及び
    制御用端末器を2線式の伝送線を介して伝送処理装置に
    接続し時分割多重の伝送信号にてデータの送受信を行
    い、伝送処理装置は、アドレスデータを含む伝送信号を
    伝送線に送出することによって操作用端末器及び制御用
    端末器を個別にアクセスし、伝送信号に同期して設定し
    た信号返送期間に操作用端末器からの操作データを受信
    すると操作データに基づいて制御データを生成し、操作
    データを発生した操作用端末器とアドレスによる対応関
    係があらかじめ設定されている制御用端末器に対して制
    御データを伝送して制御用端末器の動作を制御する遠隔
    監視制御システムに用いられ、伝送線を介して伝送処理
    装置と操作用端末器あるいは制御用端末器に接続されて
    少なくとも伝送処置装置から伝送線にて伝送される伝送
    信号を操作用端末器あるいは制御用端末器に中継増幅す
    る増幅器であって、システム天井の吊りボルトに取り付
    ける取付手段を備え、当該取付手段を、器体に設けた取
    付金具と、取付金具との間に吊りボルトを挟持する固定
    金具とで構成し、取付金具に穿設された一対の取付孔の
    一方に挿通係止される係止片を固定金具に設けるととも
    に、取付孔の他方に挿通された固定ねじの螺合するねじ
    孔を固定金具に設けたことを特徴とする遠隔監視制御シ
    ステムの増幅器。
  2. 【請求項2】伝送信号を増幅するための外部電源に接続
    される電源線を速結式で接続する外部電源用の速結端子
    ブロックと、外部電源用の速結端子ブロックと対になっ
    て外部電源を送り配線する速結式の送り配線用の速結端
    子ブロックとを備えたことを特徴とする請求項1記載
    遠隔監視制御システムの増幅器。
  3. 【請求項3】外部電源用及び送り配線用の速結端子ブロ
    ックは電源線が挿入される挿通孔を具備し、この挿通孔
    は開口端の径を電源線が被覆を付けたまま挿入可能な大
    きさであって、内部に行くに従って径が細くなるように
    形成されたことを特徴とする請求項2記載の遠隔監視制
    御システムの増幅器。
  4. 【請求項4】伝送線を速結式で接続する伝送線用の速結
    端子ブロックを備えたことを特徴とする請求項1乃至請
    求項3記載の遠隔監視制御システムの増幅器
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