JP3443790B2 - 苗カートリッジを用いた苗差込み装置 - Google Patents

苗カートリッジを用いた苗差込み装置

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JP3443790B2
JP3443790B2 JP07623699A JP7623699A JP3443790B2 JP 3443790 B2 JP3443790 B2 JP 3443790B2 JP 07623699 A JP07623699 A JP 07623699A JP 7623699 A JP7623699 A JP 7623699A JP 3443790 B2 JP3443790 B2 JP 3443790B2
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雅博 遠藤
敬三 池田
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株式会社サークル鉄工
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、甘蔗等の苗を挟持
整列させた苗カートリッジを用いて、それらの苗を、集
合育苗器具の苗収容部に差し込む苗カートリッジを用い
た苗差込み装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、梢頭部を切除することにより側芽
が発芽する催芽現象を連続的に起こさせることによって
得た所要長さの側芽成長茎、すなわち、展開葉が所要枚
数になるまで成長した側芽の第10節等より上部である
梢頭部を切除することを繰り返し行うことによって得た
所要長さの側芽成長茎を側枝苗とし、これを本圃に植え
付ける栽培方法がたとえば特開平8−280244号公
報に開示されている。
【0003】上記のようにして栽培された側枝苗Pは、
図23に示すように、対角寸法waが2.9cm、高さh
が10cmほどの六角筒形に形成された紙筒製の苗収容部
wを一定の間隔kで、しかも、各列同じ本数の上記苗収
容部wからなる紙筒列w1,w2…の並びを1列毎にk
/2の間隔だけずらして綴合させた集合育苗器具に、換
言すると、紙筒製の上記苗収容部wを蜂の巣状配列にし
た、たとえば、ペーパーポット(登録商標、日本甜菜製
糖株式会社)等の集合育苗器具Wに差し込んで育苗され
ることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来において
は、集合育苗器具Wに差し込んだ側枝苗Pの育苗状態を
揃える必要から、同数の展開葉を持った側枝苗P毎に選
別しておき、それら選別しておいたものを、同数の展開
葉を持つ側枝苗P毎に各別の集合育苗器具Wに手作業で
差し込んでいる。このために、その差込み作業が煩雑で
長時間を要するとともに、その作業時間の経過に従って
作業効率も低下するという欠点がある。
【0005】本発明は、集合育苗器具の各苗収容部に、
集合育苗器具毎に同数の展開葉を持つ側枝苗等の苗の差
し込みを容易にしかも効率よく行わせることができる苗
カートリッジを用いた苗差込み装置を提供しようとする
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明苗
カートリッジを用いた苗差込み装置は、甘蔗等の苗Pを
挟持する複数の挟持部体2…を、多数の苗収容部w…を
縦横に列設している集合育苗器具Wの列をなしている複
数の苗収容部w…のうちの、隣り合う2つのものの間隔
と同じ間隔で列設してなる苗カートリッジAを下降させ
て、それの各挟持部体2…に受入挟持した苗Pを上記の
苗収容部wに差し込む苗インサート機構Gと、上記苗カ
ートリッジAに列設された複数の挟持部体2…に対応し
て配列された挟持部体開閉ロッド60…と、これら挟持
部体開閉ロッド60…を上記各挟持部体2…に挿入する
アクチュエータ59,59とを備え、上記苗インサート
機構Gによる苗Pの差し込み完了後、上記各挟持部体2
を開かせて、それらに挟持されていた苗P…を一斉に開
放する苗開放機構Hとを備えている。
【0007】請求項2記載の本発明は、苗開放機構H
が、苗カートリッジAの挟持部体2…に挟持した苗P…
に、所要の振動を加えるバイブレータ66を備えている
請求項1記載の苗カートリッジを用いた苗差込み装置で
ある。
【0008】請求項3記載の本発明は、複数の苗カート
リッジA…を苗インサート機構Gに順次送給するカート
リッジ送給コンベアFを備えている請求項1又は2記載
の苗カートリッジを用いた苗差込み装置である。
【0009】請求項4記載の本発明は、集合育苗器具W
を間欠搬送する集合育苗器具搬送コ ンベアEを備えてい
る請求項1,2又は3記載の苗カートリッジを用いた苗
差込み装置である。
【0010】請求項5記載の本発明は、集合育苗器具W
が紙筒製の苗収容部w…を蜂の巣状に配列したものであ
り、その集合育苗器具Wを集合育苗器具展開具37によ
り展開した状態で集合育苗器具搬送コンベアEに載置し
ている請求項4記載の苗カートリッジを用いた苗差込み
装置である。
【0011】請求項6記載の本発明は、集合育苗器具展
開具37が、集合育苗器具Wを引張展開する2つの集合
育苗器具展開用帯板39,39と、互いに当接させるこ
とにより集合育苗器具Wを収容する枠を形成する2つの
型枠38,38とを備えてなる請求項5記載の苗カート
リッジを用いた苗差込み装置である。
【0012】
【発明の実施の形態】苗カートリッジを用いた本発明苗
差込み装置の一実施形態について、図面を参照して説明
する。
【0013】本発明苗差込み装置は、予め側枝苗P…を
受入して挟持整列させた苗カートリッジAを用いて、そ
れらの側枝苗P…を集合育苗器具Wの紙筒w…に差し込
むようにしているので、最初に苗カートリッジA、次
に、それに側枝苗P…を受入して挟持整列させる苗挟持
整列装置について説明し、最後に苗差込み装置について
説明する。
【0014】苗カートリッジAは、前面に嵌挿溝1aを
形成した断面略コ字形の横長支持体1と、前記集合育苗
器具Wの各列をなす紙筒w…のうち、隣り合う紙筒w,
wと同じ間隔kでかつそれらの紙筒w…と同数の挟持部
体2…とからなるものであり、それらの挟持部体2…
が、上記嵌挿溝1aに着脱自在に嵌挿されている。
【0015】横長支持体1の後面1bには、後述する挟
持部体開閉ロッド15…を遊挿できる複数のロッド挿入
孔1c…が挟持部体2…と対向する位置に、すなわち、
一定間隔kで形成されており、また、上面1dには、後
述するカートリッジ掛止具Dに係合する角形係合リング
1e,1eと、苗カートリッジAを後述する苗インサー
ト機構Gに装着するための円柱突起1f,1fが突設さ
れている。
【0016】挟持部体2は、図4にも示すように、連結
脚2aの両端に苗挟持片2b,2bを折曲形成したもの
であり、たとえば鋼,合成樹脂製の弾性板材からなる。
【0017】また、連結脚2aを、上記隣り合う紙筒
w,wの間隔kと同じ幅にしているので、挟持部体2…
を互いに当接させて横長支持体1の嵌挿溝1aに嵌挿し
たときに、それらが各紙筒w…に対向する間隔になる。
【0018】なお、2c,2cは、苗挟持片2b,2b
の基部の上下両辺縁に形成された、上記横長支持体1の
嵌挿溝1aをなす辺縁に係合する係合溝、2dは、連結
脚2aに形成されたロッド遊挿孔であり、また、2eは
苗挟持片2bの基部に形成された強度調整用孔であり、
その径を拡縮することにより、その弾性強度を、たとえ
ば苗である側枝苗Pの径や甘蔗以外の種類の苗に応じて
調整できるようにしている。
【0019】3,3は苗挟持片2b,2bの先端部対向
面に固着された、ゴム等の弾性材で形成された挟持用パ
ットであり、それらの対向面には、図3に示すような、
上下3段にした横長突起3a〜3cと、上段の横長突起
3aの下側に配置した平面鋸歯形の突起3dと、下段の
横長突起3cと中段の横長突起3bの中間部分に配置し
た同じく平面鋸歯形の突起3eが形成されている。
【0020】また、図1,3に示すように、横長支持体
1の後面1bから挟持部体2の苗挟持片2b,2bの先
端までの寸法Mを、後述するカートリッジ送給コンベア
Fのカートリッジ受け49…の配列間隔に一致させてい
る。
【0021】4,4は、横長支持体1の嵌挿溝1aに嵌
挿された挟持部体2…を横長支持体1の長手方向両側か
ら押さえるコ字形の挟持部体押さえ片であり、それらの
両側脚片4a,4aに形成された係止用孔4b,4b
に、横長支持体1の上下面1d,1hに形成した切起こ
し舌片1g,1gを弾性的に係合させている。
【0022】次に、苗カートリッジAに、側枝苗Pを受
入して挟持整列させるためのカートリッジ用苗挟持整列
装置について説明する。Bは載置台であり、それは、図
5,6に示すように、左右両側に互いに所要の間隔で配
設した側板5,5間に連結部材6を横架してなる支持枠
7の四隅に、すなわち、側板5,5の前側と後側にそれ
ぞれ起立脚8,9、8,9を配設するとともに、それら
起立脚8,9の下端部間に連結部材10を、また、それ
ら連結部材10,10の中央部分間に連結部材11を横
架してなる。
【0023】各側板5は、これの前側に円形の支持孔5
aが、また、後側に弧状ガイド孔5bが縦長にして穿設
された側面扇形のものであり、それら側板5,5の間に
傾動枠12が支持されている。
【0024】傾動枠12は、図5〜8に示すように、前
側下部を上記各側板5,5の支持孔5a,5aに支承し
かつ後側下部を弧状ガイド孔5b,5bに沿って摺動自
在に支持した傾動側板13,13間に、これらの前後側
上部にパイプ材13a,13aを、また、下部中央に下
向きコ字形の連結部材13bを横架してなる。これによ
り、傾動枠12は、全体として、支持孔5a,5aを中
心とする所要の角度範囲内で傾動可能になっている。
【0025】Cは傾動枠12に配設された挟持部体開閉
機構であり、それの構成は次の通りである。14は、上
記連結部材13bに載置された空圧,油圧又は電動シリ
ンダー等のロッド入出用アクチュエータであり、これの
伸縮ロッド14aには、上記挟持部体2…に対応する本
数の挟持部体開閉ロッド15…を、集合育苗器具Wの列
をなしている複数の紙筒w…のうち、隣り合う紙筒w,
wの間隔kと同じ間隔で列設した横長のロッド支持部材
16が取り付けられている。
【0026】17,17は、横長板18の先端に、後述
するカートリッジ抑止アーム19,19に当接する当接
ローラ20,20を配設してなるアーム傾動用部材であ
り、ロッド支持部材16の前側面と後側面に突設されて
いる。なお、21,21はロッド支持部材16の昇降移
動をガイドするガイド部材であり、上記傾動側板13,
13にそれぞれ固定されている。
【0027】22,22は、上記苗カートリッジAを装
着する断面コ字形のカートリッジ受けであり、傾動側板
13,13の上辺縁中央部分、換言すると、苗カートリ
ッジAを挟持部体開閉ロッド15…に対向させられる位
置にそれぞれ固着されている。なお、22a,22a
は、苗カートリッジAの装着位置を規制する規制片であ
る。
【0028】上記カートリッジ抑止アーム19,19
は、カートリッジ受け22,22を挟む前後両側に配置
されており、それらの先端部に、それらカートリッジ受
け22,22に装着された苗カートリッジAの横長支持
体1に当接する当接片19a,19aが先端部に折曲形
成され、また、基端部19b,19bが連結部材13b
の前後両面に突設されたブラケット13c,13cにそ
れぞれ軸支されているものである。
【0029】19c,19cは、カートリッジ抑止アー
ム19,19の上記アーム傾動用部材17,17との当
接領域に折曲形成された傾動用斜面であり、これらに、
ロッド入出用アクチュエータ14による挟持部体開閉ロ
ッド15…の伸出に従って昇降するアーム傾動用部材1
7,17が転接する。
【0030】これにより、カートリッジ抑止アーム1
9,19は、上記当接片19a,19aが苗カートリッ
ジAの横長支持体1に当接して、カートリッジ受け2
2,22に装着された苗カートリッジAの抜け出しを抑
えるカートリッジ抑止位置(イ)(図7)と、それら当
接片19a,19aが横長支持体1から離間して、その
苗カートリッジAの装着と抜脱を許容する着脱許容位置
(ロ)(図8)との間で傾動する構成にしている。
【0031】すなわち、カートリッジ抑止アーム19,
19は、アーム傾動用部材17,17が、傾動用斜面1
9c,19cの上下端間で転接するのに従って、カート
リッジ抑止アーム19,19が上記カートリッジ抑止位
置(イ)と着脱許容位置(ロ)との間で揺動するように
なっている。
【0032】19dは、側枝苗Pの葉部側を載置する葉
部側載置板であり、カートリッジ抑止アーム19,19
のうちの一方のものに、ステー19eを介して固定され
ている。
【0033】19fは、側枝苗Pの根部側を載置すると
ともに、それの挟持位置、具体的には苗カートリッジA
の挟持部体2の中心から側枝苗Pの根部側端部までの長
さLを一定に揃えるためのL字形の位置決め片19f′
を形成してなる根部側載置板であり、ステー19gを介
して他方のカートリッジ抑止アーム19に固定されてい
る。なお、23はカートリッジ抑止アーム19,19の
中間部分間に張架された引張スプリングである。
【0034】次に、上記構成の苗挟持整列装置により、
同じく上記構成の苗カートリッジAの挟持部体2…に側
枝苗Pを受入して挟持整列させる動作について説明す
る。ここで挟持させようとしている側枝苗Pは、たとえ
ば次のようにして栽培,選別されている。
【0035】(1) 母茎として利用する甘蔗を栽培し、
それが所要の茎丈となったとき、頂芽成長点を含む上側
茎を切除するとともに残存する下側茎の葉を取り払って
母茎とする。
【0036】(2) その母茎に発芽する1次腋芽を1次
枝茎に成長させ、その頂芽成長点を含む1次枝茎上側茎
を切除し、母茎に1次枝茎基部を残存させる。
【0037】(3) その1次枝茎基部に発芽する2次腋
芽を2次枝茎に成長させ、その頂芽成長点を含む2次枝
茎上側茎を切除し、上記1次枝茎基部に2次枝茎基部を
残存させる。
【0038】(4) その2次枝茎基部に発芽する3次腋
芽を3次枝茎に成長させることにより、あるいは、必要
に応じ、同様にして4次枝茎を成長させることによっ
て、上記母茎に3次枝茎又は4次枝茎である高次枝茎を
集中群生させて高次枝茎塊とする。
【0039】(5) 上記高次枝茎塊全体を母茎から切り
離した後に、各高次枝茎の切り離しを、その高次枝茎基
部に芽基及び根基組織部分を付けた状態にして行う。
【0040】(6) 上記高次枝茎を、葉数が同じもの毎
に区分するとともに、所要の茎丈のところで剪葉する。
以上の(1)〜(6)の工程により、多数の高次枝茎苗、すな
わち、側枝苗Pを得る。
【0041】苗カートリッジAをカートリッジ受け2
2,22に装着していないときには、図5,6に示す載
置台Bの前面に配設した操作レバー24をたとえば上向
きに操作しておく。
【0042】これにより、図9,10に示すように、ロ
ッド入出用アクチュエータ14の伸縮ロッド14aが縮
退されて、カートリッジ抑止アーム19,19が着脱許
容位置(ロ)に移動し、この状態で、カートリッジ受け
22,22に苗カートリッジAを装着することができ
る。
【0043】このとき、挟持部体開閉ロッド15…は、
これらの先端部がカートリッジ受け22,22の上側に
位置してはいるものの、苗カートリッジAの横長支持体
1内に止まっているので、挟持部体2の苗挟持片2b,
2bは閉じている。
【0044】苗カートリッジAの装着後、上記操作レバ
ー24を下向きに操作すると、図11に示すように、伸
縮ロッド14aが伸出して、カートリッジ抑止アーム1
9,19がカートリッジ抑止位置(イ)に回動する。こ
のとき、挟持部体開閉ロッド15…は、まだ、各苗挟持
片2b,2b間に挿入されていない。
【0045】これにより、それらカートリッジ抑止アー
ム19,19の当接片19a,19aが横長支持体1に
当接して、カートリッジ受け22,22からの苗カート
リッジAの抜き出しを抑止した状態になる。すなわち、
挟持部体開閉ロッド15…が、各苗挟持片2b,2b間
に挿入される前に、苗カートリッジAの抜き出しが抑止
される。
【0046】その後、挟持部体開閉ロッド15…が挟持
部体2…の各苗挟持片2b,2b間に挿入することによ
って、図12,13に示すように、各挟持部体2…は苗
挟持片2b,2bを開き、そこに側枝苗Pを受け入れる
ことができる状態になる。
【0047】そこで、側枝苗Pを、根部を位置決め片1
9f′に当接させながら、苗挟持片2b,2bの先端部
から基端部に向けて下降させることにより、上記のよう
に開いている苗挟持片2b,2b間に受入させる。これ
により、側枝苗Pは、葉部側を葉部側載置板19dに、
また、根部側を根部側載置板19fに載置した安定状態
で保持される。
【0048】すべての挟持部体2…に対して同数の展開
葉を持つ側枝苗Pを受入させたなら、操作レバー24を
上向きに操作することにより、ロッド入出用アクチュエ
ータ14の伸縮ロッド14aが縮退されて、カートリッ
ジ抑止アーム19,19が着脱許容位置(ロ)に回動
し、挟持部体2…の苗挟持片2b,2b間に挿入してい
た挟持部体開閉ロッド15…が下方に抜脱する。
【0049】これにより、それら各挟持部体2の苗挟持
片2b,2bが閉じ、これらの間に受入されている側枝
苗Pをしっかりと挟持した状態になるとともに、カート
リッジ受け22,22からの苗カートリッジAの抜き出
しを許容する状態になる。
【0050】以上のようにして、同数の展開葉を持つ側
枝苗P…を挟持整列させた苗カートリッジAを、1又は
2冊以上の集合育苗器具W分だけ、さらに具体的には、
それらの合計紙筒w…の列分だけ用意しておく。
【0051】Dは、上記複数の苗カートリッジA…を掛
止しておくカートリッジ掛止具であり、それの構成は次
の通りである。
【0052】カートリッジ掛止具Dは、図14に示すよ
うに、苗カートリッジAの角形係合リング1e,1eに
差し込むことができる横U字形からなる1対の吊下げ部
材25,25と、これの基端部間に架設した連結部材2
6aに下端部を固着したハンドル26とからなる。
【0053】吊下げ部材25,25の上脚部25a,2
5aは、たとえば6本の苗カートリッジA…を同時に掛
止しておける長さのものを例として示しているが、任意
の長さに設定することができる。
【0054】吊下げ部材25,25に苗カートリッジA
…を互いに当接した状態で掛止させることにより、それ
ら苗カートリッジA…の横長支持体1…が、後出のカー
トリッジ送給コンベアFのカートリッジ受け49…と同
じ配列間隔、すなわち、それらに対向した状態となる。
【0055】次に、上記苗挟持整列装置により側枝苗P
…を挟持整列された苗カートリッジAを用いて、それら
の側枝苗P…を集合育苗器具Wに差し込む苗差込み装置
について、主に図15〜19を参照して説明する。
【0056】Eは、複数の集合育苗器具W…を搬送する
集合育苗器具搬送コンベアであり、それの構成は次の通
りである。
【0057】集合育苗器具搬送コンベアEは、側部枠材
28,28の両端部間に連結部材29,29を横架して
なる枠体27と、その側部枠材28,28の両端部側に
配設された回転軸31,32とからなる。
【0058】回転軸31,32の両端部にはスプロケッ
ト30,30が固定されており、回転軸31のスプロケ
ット30,30と回転軸32のスプロケット30,30
の間にはコンベアチェーン33,33が張架されてい
る。なお、34は回転軸32の一端部に連結されたモー
ターである。
【0059】コンベアチェーン33,33間には、一側
端側にトレー位置決め片35a,35aを突設した横架
部材35…が所定の間隔で配列されており、それらの上
に、集合育苗器具載置トレー36を位置決めして載置で
きるようになっている。
【0060】37は集合育苗器具展開具であり、これの
構成は次の通りである。集合育苗器具展開具37は、図
20〜22に示すように、連結板部38cの両端に当接
板部38d,38dを形成した平面コ字形の2つの型枠
38,38と、集合育苗器具展開用帯板39,39とを
備えてなる。
【0061】連結板部38cには、集合育苗器具Wの各
紙筒列w1、w2、…に一致する位置決め用切欠き38
a…を列設した位置決め片38bが折曲形成されてお
り、また、当接板部38d,38dの基端には、上記集
合育苗器具展開用帯板39を係止する係止片38e,3
8eが形成されている。
【0062】上記集合育苗器具展開用帯板39,39
は、連結板部38cよりも長く、また、集合育苗器具
とこれの両端部に貼着した集合育苗器具展開用紙片(図
示しない)との間に挿入して、その集合育苗器具Wを引
張するものである。
【0063】すなわち、集合育苗器具展開用帯板39,
39を、集合育苗器具Wとこれの両端部に貼着した集合
育苗器具展開用紙片(図示しない)との間に挿入して、
集合育苗器具Wを引張し、その状態のまま、集合育苗器
Wを、型枠38,38を平面ロ形となるように当接さ
せてなる枠に収容し、また、それら集合育苗器具展開用
帯板39,39を、それら型枠38,38の係止片38
e,38eに係止する。
【0064】これにより、集合育苗器具Wは、型枠3
8,38で形成した上記枠内で展開された状態を保持す
る。その後、それらを集合育苗器具載置トレー36に載
置して、各紙筒w…に土詰めした後、集合育苗器具展開
用帯板39,39を抜き取る。
【0065】位置決め用切欠き38a…は、図16,1
8に示す、枠体27の一側部に配置した集合育苗器具検
出センサーS1により検出されるようになっており、そ
れら位置決め用切欠き38a…が、集合育苗器具検出セ
ンサーS1により検出されるごとに、集合育苗器具搬送
コンベアEが停止される。これにより、集合育苗器具
をなす紙筒w…の各紙筒列w1,w2…が所定位置に順
次停止されながら、搬送方向α1に向けて搬送される。
【0066】Fは上記集合育苗器具搬送コンベアEの上
方に配置された、カートリッジ送給コンベアであり、そ
れの構成は次の通りである。
【0067】カートリッジ送給コンベアFは、図15〜
17に示すように、互いに平行にした側部枠材43,4
3の両端部に、スプロケット40,40を固定した回転
軸44,45を配設するとともに、回転軸44のスプロ
ケット40,40と、回転軸45,45のスプロケット
40,40との間にコンベアチェーン46,46を張架
してなるものである。
【0068】側部枠材43,43は、これの一端部が、
側部枠材28の一端部側に立設した起立脚41,41の
やや上側寄りに固定され、また、それの他端部が支持部
材42,42の上端部に固定されている。
【0069】なお、47は回転軸44の一端部に連結さ
れたモーター、48はその回転軸44の他端部に固定し
た回転検出用円板、S2はその回転検出用円板48に円
環状に列設されたスリットを検出する検出センサーであ
る。
【0070】コンベアチェーン46,46には、前記苗
カートリッジAを支持するカートリッジ受け49…が一
定間隔Mで横架配列されており、それら各カートリッジ
受け49…により苗カートリッジA…を保持するように
なっている。
【0071】検出センサーS2によって回転検出用円板
48のスリットを計数することにより、回転軸44の回
転角度、すなわち、コンベアチェーン46,46に横架
したカートリッジ受け49…を一定間隔毎に、移送方向
α2に向けて移送することができる。
【0072】Gは、上記苗カートリッジAに挟持整列さ
れている側枝苗P…を、上記集合育苗器具載置トレー
6に収容されている集合育苗器具Wに差し込む苗インサ
ート機構であり、それの構成は次の通りである。
【0073】50,50は、図16,17に示すよう
に、たとえばロッドレスシリンダー等のリニアアクチュ
エータであり、これらは、上記起立脚41,41の上端
部に搭載されて、横長のガイド部材51を搬送方向α1
にまたそれとは逆向きに移動させるようにしている。
【0074】ガイド部材51には、これの上下辺縁に沿
って互いに平行にしたガイドレール52,52が固定さ
れており、それらのガイドレール52,52には、これ
らに沿って移動自在な横動ベース53が吊持されてい
る。なお、54は横動ベース53を移動させるモーター
である。
【0075】横動ベース53は、上端部をガイドレール
52,52に移動自在に取り付けた断面コ字形のベース
55に、昇降スライダー56昇降摺動自在に取り付け
てなり、これに、横長ステー57が固定されている。
【0076】横長ステー57の両端部後面には、図
5,17に示すように、ブラケット58,58を介して
リニアアクチュエータ59,59が配設されており、そ
れらの伸縮ロッド(図示しない)に、苗カートリッジA
の挟持部体2…を開閉するための挟持部体開閉ロッド6
0…を列設したロッド支持部材61が固定されており、
これらにより、苗開放機構Hを構成している。
【0077】すなわち、リニアアクチュエータ59,5
9の伸縮ロッドを伸出させると、挟持部体開閉ロッド
0…が、横長支持体1のロッド挿入孔1c…を介して、
挟持部体2…の各苗挟持片2b,2b…間に挿入するこ
とによって、各挟持部体2…は苗挟持片2b,2bを開
いた状態になる。
【0078】横長ステー57の両端部前面には、図1
,17に示すように、連結台62,62を介してカー
トリッジ把持アクチュエータ63,63が固定されてお
り、これに設けられている把持具64,64により苗カ
ートリッジAの円柱突起1f,1fを把持するようにな
っている。
【0079】カートリッジ把持アクチュエータ63,6
3間には、図16,17に示すように、振動伝達用板6
5が横設されており、それには、苗カートリッジAに保
持されている側枝苗P…に所要の振動を加えるためのバ
イブレータ66が載置固定されている。
【0080】67は、起立脚41,41間に横設した連
結部材68に固定されたカートリッジ回収枠台であり、
前記カートリッジ掛止具Dの吊下げ部材25を支持する
ブラケット67aを、補強部材67bにより支えた構成
になっている。
【0081】続いて、上記の構成からなる苗差込み装置
の動作について説明する。まず、集合育苗器具搬送コン
ベアE上に、集合育苗器具Wを収容した集合育苗器具載
置トレー36を配置しておく(図15)。
【0082】カートリッジ送給コンベアFへの苗カート
リッジAの供給は、カートリッジ掛止具Dをカートリッ
ジ送給コンベアFにセットすることにより、そのカート
リッジ掛止具Dに掛止した苗カートリッジA…を、カー
トリッジ受け49…に同時に載せることにより行う。
【0083】すなわち、互いに当接して掛止されている
苗カートリッジA…の間隔と、カートリッジ受け49…
の間隔とを前述したように一致させているので、それら
苗カートリッジA…全てを、それらカートリッジ受け4
9…に一度にセットすることができる。そして、カート
リッジ受け49…に載せられた苗カートリッジA…は、
図17に示すカートリッジ送給コンベアFの受渡し位置
(ハ)に順次移送される。
【0084】上記昇降スライダー56は、上記把持具6
4,64を、受渡し位置(ハ)に移送された苗カートリ
ッジAに対向する把持待機位置(ニ)に位置させるよう
に停止されている。
【0085】把持具64,64は、所定のタイミングで
搬送方向α1に移動され、受渡し位置(ハ)に停止され
ている苗カートリッジAを把持した後、把持待機位置
(ニ)に復帰移動する。
【0086】その後、昇降スライダー56を下降させ、
さらに、ガイド部材51を搬送方向α1に移動させるこ
とによって、把持具64,64で把持している苗カート
リッジAを、図15,19に示す所定の挿苗位置(ホ)
に移動させる。
【0087】挿苗位置(ホ)の下方には、集合育苗器具
Wの第1列目の紙筒列w1が位置するように、集合育苗
器具載置トレー36が移動されている。
【0088】次に、昇降スライダー56を、すなわち、
把持具64,64をさらに所定距離だけ下降させて、苗
カートリッジAに挟持されている側枝苗P…を第1列目
の紙筒列w1をなす土詰めされている各紙筒w…に差し
込む。このとき、側枝苗P…をバイブレータ66により
振動させて、土詰めされている紙筒w…への側枝苗P…
の差し込みを容易に行うようにしている。
【0089】側枝苗Pの差し込みの完了により、リニア
アクチュエータ59,59が駆動されて、各挟持部体2
…の苗挟持片2b,2b間に挟持部体開閉ロッド60…
が挿入され、それまで挟持していた側枝苗P…が一斉に
開放される。
【0090】側枝苗P…を開放した後、使用済みの苗カ
ートリッジAを把持している把持具64,64は、カー
トリッジ回収枠台67に対向する位置に移動される。
【0091】そして、把持している苗カートリッジAを
カートリッジ回収台67にセットされているカートリッ
ジ掛止具Dの吊下げ部材25に挿入掛止した後、把持具
64,64は、カートリッジ送給コンベアFに対向する
把持待機位置(ニ)に復帰移動されて、次の苗カートリ
ッジAを待機する。
【0092】以上の動作を繰り返すことにより、集合育
苗器具Wをなす、第1列目の紙筒列w1から後列の紙筒
列w2,w3…にかけて、順次側枝苗Pの差込み動作を
所要回数繰り返し、集合育苗器具Wをなす全ての紙筒w
…に側枝苗Pを差し込む。
【0093】また、前述した紙筒列w1…と紙筒列w2
等の紙筒w…のずれに対しては、横動ベース53の停止
位置を、そのずれと同じ間隔だけそれらの列に沿ってず
らすことにより、側枝苗P…の差込み位置と、紙筒w…
との相対的な位置ずれを無くしている。
【0094】なお、上記においては、土詰めした紙筒に
側枝苗を差し込む際に、その側枝苗をバイブレータで振
動させている例について説明したが、土詰めした紙筒に
側枝苗を容易に挿入できる場合には、必ずしも振動させ
る必要はない。
【0095】
【発明の効果】請求項1〜記載の発明によれば、甘蔗
等の苗を挟持する複数の挟持部体を、多数の苗収容部を
縦横に列設している集合育苗器具の列をなしている複数
の苗収容部のうちの、隣り合う2つのものの間隔と同じ
間隔で列設してなる苗カートリッジを下降させて、それ
の各挟持部体に受入挟持した苗を上記の苗収容部に差し
込む苗インサート機構と、上記苗カートリッジに列設さ
れた複数の挟持部体に対応して配列された挟持部体開閉
ロッドと、これら挟持部体開閉ロッドを上記各挟持部体
に挿入するアクチュエータとを備え、上記苗インサート
機構による苗の差し込み完了後、上記各挟持部体を開か
せて、それらに挟持されていた苗を一斉に開放する苗開
放機構とを備えているので、集合育苗器具の各苗収容部
に、集合育苗器具毎に同数の展開葉を持つ側枝苗等の苗
の差し込みを容易にしかも効率よく行わせることがで
、また、簡易な構成で苗を開放することができる。
【0096】請求項1〜記載の発明で得られる上記共
通の効果の他、各請求項記載の発明によれば次の各効果
を得ることができる。請求項記載の発明によれば、苗
開放機構に、苗カートリッジの挟持部体に挟持した苗
に、所要の振動を加えるバイブレータを設けているの
で、土詰めした苗収容部内への苗の差し込みを容易に行
うことができ、また、苗茎が細くて弱い場合にも無理な
く差し込むことができる。
【0097】請求項記載の発明によれば、複数の苗カ
ートリッジを苗インサート機構に順次送給するカートリ
ッジ送給コンベアを備えているので、苗カートリッジの
補給回数を低減させられる。
【0098】請求項記載の発明によれば、集合育苗器
具を間欠搬送する集合育苗器具搬送コンベアを備えてい
るので、苗カートリッジを把持する把持具を苗収容部の
配列方向で移動させる構成を苗インサート機構に設ける
必要がないので、その苗インサート機構を簡略化でき
る。
【0099】請求項記載の発明によれば、紙筒製の苗
収容部を蜂の巣状に配列した集合育苗器具集合育苗器
具展開具により展開した状態で、それらを集合育苗器具
搬送コンベアに載置しているので、集合育苗器具の変形
を防止することができる。
【0100】請求項記載の発明によれば、集合育苗器
具展開具が、集合育苗器具を引張展開する2つの集合育
苗器具展開用帯板と、互いに当接させることにより集合
育苗器具を収容する枠を形成する2つの型枠とを備えて
構成されているので、集合育苗器具を型くずれさせるこ
となく、その集合育苗器具からの取り外しを容易に行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】苗カートリッジの平面図である。
【図2】その後面図である。
【図3】その側面図である。
【図4】挟持部体の拡大斜視図である。
【図5】苗挟持整列装置の正面図である。
【図6】その側面図である。
【図7】挟持部体開閉機構を拡大した側断面図であり、
カートリッジ抑止アームをカートリッジ抑止位置に移動
させている状態を示す。
【図8】挟持部体開閉機構を拡大した側断面図であり、
カートリッジ抑止アームを着脱許容位置に移動させてい
る状態を示す。
【図9】挟持部体開閉機構の動作を示す側面図であり、
苗カートリッジを装着する前の状態を示している。
【図10】挟持部体開閉機構の動作を示す側面図であ
り、苗カートリッジを装着した状態を示している。
【図11】挟持部体開閉機構の動作を示す側面図であ
り、装着した苗カートリッジに苗を受入する前の状態を
示している。
【図12】挟持部体開閉機構の動作を示す側面図であ
り、装着した苗カートリッジの挟持部体に苗を受入した
後の状態を示している。
【図13】挟持部体の苗挟持片間に挟持部体開閉ロッド
が挿入されて、各苗挟持片が開いている状態を示す平面
図である。
【図14】カートリッジ掛止具の側面図である。
【図15】本発明に係る苗差込み装置の側面図である。
【図16】その正面図である。
【図17】その平面図である。
【図18】カートリッジ送給コンベアに苗カートリッジ
を装填し、また、集合育苗器具搬送コンベア集合育苗
器具載置トレーを載置した状態の部分正面図である。
【図19】集合育苗器具載置トレーの整列状態を示す部
分平面図である。
【図20】集合育苗器具載置トレーに、集合育苗器具展
開具によって展開した集合育苗器具を収容した正面図で
ある。
【図21】その側面図である。
【図22】その平面図である。
【図23】集合育苗器具の斜視図である。
【符号の説明】 挟持部体 2b 苗挟持片 37 集合育苗器具展開具 38 型枠 39 集合育苗器具展開用帯板 59 アクチュエータ 60 挟持部体開閉ロッド 64 把持具 66 バイブレータ A 苗カートリッジ E 集合育苗器具搬送コンベア F カートリッジ送給コンベア G 苗インサート機構 H 苗開放機構 P 苗である側枝苗 W ペーパーポット等の集合育苗器具 w 苗収容部である紙筒
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−84786(JP,A) 特開2000−188981(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01G 9/08 610

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】甘蔗等の苗を挟持する複数の挟持部体を、
    多数の苗収容部を縦横に列設している集合育苗器具の列
    をなしている複数の苗収容部のうちの、隣り合う2つの
    ものの間隔と同じ間隔で列設してなる苗カートリッジを
    下降させて、それの各挟持部体に受入挟持した苗を上記
    の苗収容部に差し込む苗インサート機構と、上記苗カー
    トリッジに列設された複数の挟持部体に対応して配列さ
    れた挟持部体開閉ロッドと、これら挟持部体開閉ロッド
    を上記各挟持部体に挿入するアクチュエータとを備え、
    上記苗インサート機構による苗の差し込み完了後、上記
    各挟持部体を開かせて、それらに挟持されていた苗を一
    斉に開放する苗開放機構とを備えていることを特徴とす
    る苗カートリッジを用いた苗差込み装置。
  2. 【請求項2】苗開放機構は、苗カートリッジの挟持部体
    に挟持した苗に、所要の振動を加えるバイブレータを備
    えている請求項記載の苗カートリッジを用いた苗差込
    み装置。
  3. 【請求項3】複数の苗カートリッジを苗インサート機構
    に順次送給するカートリッジ送給コンベアを備えている
    請求項1又は2記載の苗カートリッジを用いた苗差込み
    装置。
  4. 【請求項4】集合育苗器具を間欠搬送する集合育苗器具
    搬送コンベアを備えている請求項1,2又は3記載の苗
    カートリッジを用いた苗差込み装置。
  5. 【請求項5】集合育苗器具が紙筒製の苗収容部を蜂の巣
    状に配列したものであり、その集合育苗器具集合育苗
    器具展開具により展開した状態で集合育苗器具搬送コン
    ベアに載置している請求項記載の苗カートリッジを用
    いた苗差込み装置。
  6. 【請求項6】集合育苗器具展開具は、集合育苗器具を引
    張展開する2つの集合育苗器具展開用帯板と、互いに当
    接させることにより集合育苗器具を収容する枠を形成す
    る2つの型枠とを備えてなる請求項記載の苗カートリ
    ッジを用いた苗差込み装置。
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