JP3434070B2 - 仮植装置 - Google Patents

仮植装置

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、花卉や野菜の苗の如
く、セル成形苗トレーに播種し、発芽後に4〜6葉程度
の大きさで、仮植トレーに並列配置した仮植ポットに仮
植する為の、仮植装置のセル成形苗の抜取り、植付作業
速度を速くするための構成に関する。 【0002】 【従来の技術】従来から、セル成形苗をトレーのポット
から抜取り、植えつける機構に関する技術は公知とされ
ているのである。抜取り装置は、トレー上のセル成形苗
の土の部分に抜取り爪を挿入して、持ち上げて苗を抜取
り、セル成形苗を持ち上げながら水平方向へ移動して、
仮置きカップへ挿入していた。そして、この仮置きカッ
プを植付部まで搬送して、植付部で植付装置によって、
仮置きカップから仮植ポットへ水平移動と上下移動によ
って搬送して、仮植トレーの仮植ポットに仮植されてい
た。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の技
術においては、抜取り装置や植付装置を移動させるため
のアクチュエーターは、水平移動と上下移動が別々のア
クチュエーターによって行われていたので、駆動装置が
大きくなり、両者を同時に駆動するので、制御構成も複
雑となっていた。また、移動装置をクランク機構等を用
いることも可能であるが、機構が複雑となり、位置調整
が難しくなっていた。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明が解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に上記課題を解決するた
めの手段を説明する。即ち、発芽させたセル成形苗を備
えた苗トレーPを載置し、搬送する苗トレーコンベア1
0を設け、前記苗トレーコンベア10と平行に、仮植ト
レーSを載置し搬送する仮植トレーコンベア11を配置
し、該苗トレーコンベア10と仮植トレーコンベア11
の上方に、セル成形苗を搬送する苗搬送コンベアCを直
角方向に配置し、該苗トレーコンベア10は、苗トレー
Pの穴ピッチの間隔で間欠移動し、仮植トレーコンベア
11は、仮植トレーSに嵌装した仮植ポットTのピッチ
の間隔で、苗トレーコンベア10に対して反対方向へ間
欠移動すべく構成し、前記苗トレーコンベア10の苗ト
レーPからセル成形苗を抜いて、苗搬送コンベアCへ苗
を移載する苗抜取部Eを配設して、苗搬送コンベアCに
より搬送し、苗搬送コンベアCから苗を、仮植トレーコ
ンベア11上の仮植ポットTへ移載する際、該セル成形
苗の間隔を変更して植付を行う苗植付部Bを配設したも
のである。 【0005】 【作用】次に作用を説明する。セル成形苗が、苗トレー
コンベア10によって苗搬送コンベアC下方まで搬送さ
れ、その位置で苗抜取部Eによって、苗トレーPの1列
のセル成形苗が抜き取られる。該苗抜取部Eは、スライ
ドシリンダー16の伸長によって、苗取り支持体22の
スライダ53が円弧状のガイドレール15に沿って、ス
ライド55が水平方向のガイドレール23に沿って移動
して、苗抜取部Eが上昇と前後方向の移動が同時に行わ
れ、苗搬送コンベアCのカップ9上まで搬送されて、カ
ップ9にセル成形苗が挿入される。そして、苗搬送コン
ベアCによって仮植トレーコンベア11まで直角方向に
搬送されて、その位置で、スライドシリンダー17が縮
小されて、植付支持体21のスライダがガイドレール2
5とガイドレール24に沿って移動して、植付部Bが下
降と前後動が同時に行われ、搬送コンベアCから仮植ト
レーコンベア11上へセル成形苗が搬送されて仮植トレ
ーSに植え付けられる。 【0006】 【実施例】次に実施例を説明する。図1は仮植装置の全
体左側面図、図2は同じく仮植装置の全体平面図、図3
は同じく仮植装置の全体正面図、図4は本発明の移動機
構の側面図、図5は同じく正面図一部断面図、図6は苗
抜取部Eの正面図一部断面図、図7は同じく側面断面
図、図8は仮植装置の右側面図、図9は穴開け部正面
図、図10は植付部Bの後面図である。 【0007】セル成形苗を育苗する苗トレーPは、播種
される種子の種類に合わせた大きさの穴を数条・数列マ
トリクス状に形成し、これらの全ての穴に所定の用土を
充填して播種され、発芽して2〜4葉となるとセル成形
苗が出来上がる。該セル成形苗は余りにも小さく、その
まま路地やハウス等で栽培すると枯れる可能性もあるた
め、販売可能な苗とする為には、これよりもやや大きい
仮植ポットTに仮植しなおす必要がある。 【0008】図1・図2・図3において、自動仮植装置
の全体的な構成について説明する。下部にはキャスター
輪を配置したフレーム台Hが設けられている。該フレー
ム台Hの上に、前後方向に苗トレーコンベア10と仮植
トレーコンベア11が、平行して左右に配置されてい
る。該苗トレーコンベア10と仮植トレーコンベア11
は、反対方向に間欠移動すべく構成している。つまり、
苗トレーコンベア10は、苗トレーPの穴ピッチの間隔
で前方(又は後方)へ間欠移動し、仮植トレーコンベア
11は、仮植トレーSに嵌装した仮植ポットTのピッチ
の間隔で後方(又は前方)へ間欠移動する。 【0009】該仮植トレーコンベア11と苗トレーコン
ベア10の略中央部において、両コンベアに対して、直
角方向に両コンベアを跨いで、苗搬送コンベアCが配置
されている。該苗搬送コンベアCは、垂直方向に配置し
て、左右方向に回動するチェーンコンベアにより構成さ
れている。該チェーンコンベアのチェーン(又はベル
ト)20は、図3に示すように、苗トレーコンベア10
と仮植トレーコンベア11の、両外側の上下に駆動スプ
ロケット35と従動スプロケット36・36・36を、
正面視長方形の頂点の位置に配置して、チェーン20を
巻回している。この巻回したチェーン20の内側を苗ト
レーコンベア10と仮植トレーコンベア11が貫通する
ごとく平行に配置している。チェーン20上部の高さ
と、苗トレーコンベア10及び仮植トレーコンベア11
の上面の高さの差が、小さくなるように配置して、高さ
を抑えて低重心となるように構成している。 【0010】前記駆動スプロケット35は、フレーム台
Hに設けたモーターMより電磁クラッチ、減速機、割出
しユニット、スプロケット、チェーンを介して動力が伝
達され間欠駆動される。また、前記チェーン20の外周
に、等しい間隔を置いて、苗移載カップ9・9・・・が
固定されている。該苗移載カップ9は、セル成形苗を挿
入する楔状の挿入孔を有し、その周囲には後述する植付
部Bのチャックが把持の為に外から入り込み可能とする
縦溝が構成されている。前記苗搬送コンベアCの上方
と、苗トレーPの上方の間には、本発明の移動機構によ
って前後に移動する苗抜取部Eが設けられ、また苗搬送
コンベアCと仮植トレーSの上方の間で、略同様に構成
した植付部Bの移動機構が配設されている。 【0011】本発明の移動機構を苗取り部Eの移動機構
において詳述する。図4、図5に示すように、フレーム
台H上の柱H1・H2上部間に梁H3が横架され、該梁
H3にブラケット54を立設し、該ブラケット54側面
に側面視で円弧状に構成した苗取りガイドレール15
が、前が高く後が低くなるように配置されている。該ガ
イドレール15に苗取り支持体22裏面上部に回転自在
に配置したスライダ53を嵌合している。そして、その
下部の梁H3側面には前後方向水平にガイドレール23
・23が平行に配置され、該ガイドレール23・23に
上下前後スライダ55が嵌合され、該上下前後スライダ
55と苗取り支持体22の裏面に、上下方向に固設した
上下レール56に嵌合されている。該苗取り支持体22
の上部端にはステー57を介してアクチュエーターとし
てのスライドシリンダー16のピストンロッド16a先
端に連結されている。 【0012】前記スライドシリンダー16は柱H2に枢
支されて、該スライドシリンダー16を縮小させると、
苗取り支持体22は、上部がスライダ53が苗取りガイ
ドレール15にガイドされ、下部が上下レール56とガ
イドレール23に嵌合された上下前後スライダ55によ
ってガイドされて、苗取り支持体22は垂直方向を向い
たまま後方へ移動しながら、同時に下降し、苗搬送コン
ベアCの上方位置から苗トレーPの上方位置まで移動で
きる。そして、スライドシリンダー16を伸長させる
と、上下動と前後動が同時に行われて苗トレーPの上方
位置から苗搬送コンベアCの上方位置まで移動でき、こ
の苗抜取部Eは一つのスライドシリンダー16の伸縮に
よって、上下動と前後動が同時に行われて、その動作は
苗トレーコンベア10と苗搬送コンベアCの搬送に同期
して行われる。 【0013】また、植付支持体21も同様に、上部裏面
にスライダを設けて、円弧状のガイドレール25に嵌合
してガイドされ、下部裏面に上下レールを設けて上下前
後スライダを介してガイドレール24にガイドされ、植
付支持体21の上部一端がスライドシリンダー17に連
結され、該スライドシリンダー17は柱H2に枢支され
ている。従って、該スライドシリンダー17を伸縮させ
ることによって、苗取りガイドレール25、ガイドレー
ル24に沿って、植付支持体21が垂直方向を向いたま
ま移動して、植付部Bが上下動と前後動が同時に行われ
て、苗搬送コンベアCと仮植トレーSの間を往復動でき
るようにしている。このようにして一つのシリンダーで
前後方向と上下方向の移動を同時に行い、簡単な構成で
移動速度も短縮して、作業を高速で行えるようにしてい
る。 【0014】次に苗抜取部Eの構成を図6、図7にて説
明する。苗抜取部Eは苗トレーPのセル成形苗が挿入さ
れている凹部に斜め上方から、垂直線に対し所定角度で
挿入される2本の抜取爪5・5と、該抜取爪5・5の間
を開閉する開閉カム杆4により構成している。該開閉カ
ム杆4も同じ角度で傾斜しており、開閉カム杆4と抜取
爪5・5は平行に配置している。該抜取爪5・5を上下
する爪突出シリンダ30と、開閉カム杆4を上下する爪
開閉シリンダ31が支持枠73に設けられ、抜取爪5・
5の突出・収納と開閉カム杆4の伸縮を行っている。 【0015】抜取爪5・5の上部はスライドガイド74
により角度を保持されて上下方向に摺動可能に支持さ
れ、爪突出シリンダ30によるスライドがスムーズに行
われるように構成している。また、開閉カム杆4の上部
も、スライドガイド74によってガイドされており、開
閉カム杆4の上部を爪開閉シリンダ31と連結してい
る。該開閉カム杆4の下端の部分にカムフォロワー44
・44が左右から接当されており、該開閉カム杆4が爪
開閉シリンダ31によって突出された時にカムフォロワ
ー44・44を開げて抜取爪5・5を開き、開閉カム杆
4がセル成形苗の位置で縮小した時に抜取爪5・5が閉
じるように構成している。 【0016】そして、前記スライドガイド74の上部に
は、間隔調整機構を介して苗抜取部Eの全体を上下する
昇降ガイド付シリンダ27が設けられ、前記苗取り支持
体22に支持されている。前記間隔調整機構は昇降シリ
ンダ27に取付フレーム70が支持され、該取付フレー
ム70に苗移載カップ9の列方向に沿う案内レール72
を介して支持枠73が吊持されている。支持枠73に
は、数条(本実施例では14条)の苗トレーPに対応さ
せるべく、その半分(7組)の苗抜取部E1,E2・・
・E7が一列をなして、苗移載カップ9の列方向へ移動
自在に支持され、各々の苗抜取部E1,E2・・・E7
はパンタグラフ機構75によって結合されている。 【0017】一端側の抜取体E7は、支持枠73に設置
した第1間隔調整シリンダ77の可動部に結合してあ
り、第1間隔調整シリンダ77の作動によって、抜取体
E7を列方向へ移動させることにより、パンタグラフ機
構75によって隣り合う抜取体の間隔を均等に保ったま
までその間隔を変更自在に構成している。また支持枠7
3は、取付フレーム70に設置した第2間隔調整シリン
ダ68の可動部に連結してあり、第2間隔調整シリンダ
68の作動によって支持枠73を、つまり、全ての苗抜
取部E1,E2・・・E7を苗トレーPの列方向に並ぶ
セル成形苗の1間隔分だけ列方向へ移動可能に構成して
いる。 【0018】また、前記植付支持体21には図8に示す
ように、植付部Bを支持し、植付支持体21は、前述し
たように植付ガイドレール25及びガイドレール24に
沿って、スライドシリンダー17の伸縮で、前後動と上
下動を同時に可能とし、該植付支持体21に植付部Bを
装着している。該植付部Bの仮植トレーSの搬送方向前
方上に、穴開けロッド8が同数平行に配置される。 【0019】該穴開けロッド8は、図9に示すように、
搬送方向の植付部Bより前側に、柱H1に固定した支持
フレーム26を設けて、該支持フレーム26にガイド付
のシリンダー47を垂直方向に配置してしている。該シ
リンダー47の下端に、穴開けロッド8を仮植トレーS
の仮植ポットTの一列と同数配置し、仮植トレーコンベ
ア11の搬送に合わせてシリンダー47の伸縮によって
穴開けロッド8を上下動して、植付部Bにより植えつけ
る前に、植付ポットT内にセル成形苗の用土部分の大き
さの穴を穿設する。 【0020】また、植付部Bは図10に示すように、植
付支持体21下端にスライド枠37を固設し、該スライ
ド枠37に苗抜取り部Eと同様のパンタグラフ機構32
を設けている。該パンタグラフ機構32は、スライド枠
37にスライドガイド38・38を横架し、該スライド
ガイド38・38上に仮植アーム67・67・・・を摺
動自在に外嵌し、隣接する仮植アーム67・67・・・
同士をリンク66・66・・・で枢結し、一側のスライ
ド枠37の外側に突設した、ピッチ変更シリンダー28
のピストンロッド28aを、一側の仮植アーム67に固
定している。 【0021】そして、該仮植アーム67・67・・・そ
れぞれに上下スライドシリンダーと開閉シリンダーを垂
設して、該スライドシリンダー下端に枢支体78を設
け、該枢支体78の下部に植付チャック6を設けてい
る。該植付チャック6・6・・・(本実施例では5個)
の数は植付ポットTの列の数に合わせて設けられてい
る。37aは最大ピッチストッパーである。なお、チャ
ック6の各々が独立的に、対応する苗移載カップ9の中
のセル成形苗を捕捉可能に構成してあり、これは、前記
苗抜取部Eが苗トレーPの、欠株や矮小苗のものを含む
全てのセル成形苗を苗移載カップ9に移載するため、植
付部Bへ搬送されてくる苗移載カップ9の中には欠株や
矮小苗のセル成形苗が混じっていることがあり、この異
常なセル成形苗は捕捉しないようにするためである。 【0022】このような構成で仮植装置が起動される
と、苗抜取部Eは苗トレーPに向けて後退し、第1間隔
調節シリンダ77により苗トレーPのセル成形苗に対し
てその2間隔分となるように苗抜取部E1,E2・・・
E7の間隔を調節した後、下降して抜取爪5・5の各々
を同時にセル成形苗の土塊に向けて斜め上方から下向き
に突き刺し、その先端を閉じてセル成形苗が抜き取られ
る。そして、苗抜取部Eが上昇することにより苗トレー
Pからセル成形苗が抜き取られる。そして、本発明の移
動機構によって迅速に苗抜取部Eを苗搬送コンベアCの
上方まで上昇前進させ、苗抜取部E1,E2・・・E7
の間隔を第1間隔調節シリンダ77で苗移載カップ9の
間隔に合わせて調節した後に下降し、抜取爪5・5をセ
ル成形苗から斜め上方へ引き抜くことにより仮置きす
る。この抜取爪5・5をセル成形苗から引き抜く時、図
1に示す、押さえ部材34が苗移載カップ9まで突出
し、セル成形苗を押さえて抜取爪5・5と共に上昇する
ことを防止している。 【0023】そして、苗搬送コンベアCによる苗移載カ
ップ9の搬送が開始され、全体的に7つ搬送される。苗
抜取部Eは苗トレーPに向けて再び後退し、第1間隔調
節シリンダ77と第2間隔調整シリンダ68により、苗
トレーPの先頭列のうちで残ったセル成形苗の間隔に合
わせて下降し、前記同様に捕捉し、その後、苗抜取部E
を苗搬送コンベアCの上方まで前進させ、苗移載カップ
9に仮置きする。 【0024】そして、苗移載カップ9に載置されたセル
成形苗が側方へ搬送され、この搬送時に、セル成形苗の
葉部が正常に成長しているか否かを図示しない苗成長検
出器によって検出され、セル成形苗の葉部が正常に成長
している場合にのみ、植付チャック6・6・・・の各々
に独立的に伸長操作して苗捕捉位置まで移動させ、正常
なセル成形苗のみを苗移載カップ9から取り出し、異常
なセル成形苗は捕捉せず、次に搬送された先頭のセル成
形苗から順次伸縮動作して全ての植付体Bに捕捉させ、
植付ポットTに植えつけるのである。異常なセル成形苗
は苗搬送コンベアC右端に設けた回収容器49に落とさ
れる。なお、苗搬送コンベアCのカップ9と仮植トレー
コンベア11の仮植トレーSのポットとの間で、植付チ
ャック6・6・・・が移動する時に、その間隔が前記同
様にピッチ変更シリンダー28を伸縮することによって
調節され、シリンダの伸縮によってチャック6が開閉さ
れ、セル成形苗の土塊の周囲をつかんだり放したりされ
る。 【0025】 【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。即ち、苗トレーコンベア
10と苗搬送コンベアCの間、及び苗搬送コンベアCと
仮植トレーコンベア11の間でセル成形苗を搬送するた
めの構成が簡単となり、苗の抜取りや植付のサイクルタ
イムを短くすることができるようになり、高速作業が可
能となり、作業効率を向上できる。そして、上下前後の
移動を一つのアクチュエーターでできるので、アクチュ
エーターの数を減少でき、そのアクチュエーターの制御
も簡単となり、コスト低減化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】仮植装置の全体左側面図である。 【図2】同じく仮植装置の全体平面図である。 【図3】同じく仮植装置の全体正面図である。 【図4】本発明の移動機構の側面図である。 【図5】同じく正面図一部断面図である。 【図6】苗抜取部Eの正面図一部断面図である。 【図7】同じく側面断面図である。 【図8】仮植装置の右側面図である。 【図9】穴開け部正面図である。 【図10】植付部Bの後面図である。 【符号の説明】 B 植付部 C 苗搬送コンベア E 苗抜取部 H フレーム台 P 苗トレー T 仮植ポット 10 苗トレーコンベア 11 仮植トレーコンベア 21 植付支持体 22 苗取り支持体 15・23・24・25 ガイドレール 16・17 スライドシリンダー 53・55 スライダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−308126(JP,A) 欧州特許出願公開551232(EP,A 1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01C 11/00 - 11/02 303 A01G 9/08

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 発芽させたセル成形苗を備えた苗トレー
    Pを載置し、搬送する苗トレーコンベア10を設け、 前記苗トレーコンベア10と平行に、仮植トレーSを載
    置し搬送する仮植トレーコンベア11を配置し、 該苗トレーコンベア10と仮植トレーコンベア11の上
    方に、セル成形苗を搬送する苗搬送コンベアCを直角方
    向に配置し、該苗トレーコンベア10は、苗トレーPの穴ピッチの間
    隔で間欠移動し、仮植トレーコンベア11は、仮植トレ
    ーSに嵌装した仮植ポットTのピッチの間隔で、苗トレ
    ーコンベア10に対して反対方向へ間欠移動すべく構成
    し、 前記苗トレーコンベア10の苗トレーPからセル成形苗
    を抜いて、苗搬送コンベアCへ苗を移載する苗抜取部E
    を配設して、苗搬送コンベアCにより搬送し、 苗搬送コンベアCから苗を、仮植トレーコンベア11上
    の仮植ポットTへ移載する際、該セル成形苗の間隔を変
    更して植付を行う苗植付部Bを配設したことを特徴とす
    る仮植装置。
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