JP3271456B2 - 仮植装置の苗搬送機構 - Google Patents

仮植装置の苗搬送機構

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JP3271456B2
JP3271456B2 JP00418095A JP418095A JP3271456B2 JP 3271456 B2 JP3271456 B2 JP 3271456B2 JP 00418095 A JP00418095 A JP 00418095A JP 418095 A JP418095 A JP 418095A JP 3271456 B2 JP3271456 B2 JP 3271456B2
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孝志 小野坂
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
Kanzaki Kokyukoki Manufacturing Co Ltd
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
Kanzaki Kokyukoki Manufacturing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、花卉や野菜の苗の如
く、苗トレーに播種し、発芽後に4〜6葉程度の大きさ
で、仮植トレーに並列配置した仮植ポットに仮植する為
の、仮植装置の苗搬送機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、仮植装置の苗搬送機構に関す
る技術は公知とされているのである。例えば、図13に
示す仮植装置の如くである。図13に示す仮植装置にお
いては、搬送台61の上に搬送機構が配置されており、
この上に仮置カップがランダム載置され、搬送台61の
水平面上の楕円コンベア63を循環移動している。該搬
送台61の下部の一側方に苗トレー51を搬送する苗ト
レーコンベア50が配置されており、該苗トレー51か
ら、搬送台61上に配置した苗抜取り機構52によりセ
ル成形苗を1列分抜取り、該苗抜取り機構52の下方に
送り込まれてくる仮置カップ53内に挿入する。
【0003】該仮置カップ53の中には、苗トレー51
のセル成形苗が1カップに1ケずつ挿入されるのである
が、実際には苗トレー51の1列の中に欠株部分や、矮
小苗が発生しているので、これを間引く必要があり、選
別機構62で、欠株や矮小苗の分の仮置カップ53を、
前記コンベア63の内側に設けた別のU字状コンベア5
6の欠株仮置カップ列に移動させる。該U字状のコンベ
ア56の中途に洗浄ステーション57が配置されてお
り、内部に投入された土壌の部分が洗浄され、洗浄後の
仮置カップ列58は、仮植セル成形苗仮置カップ列59
の空になった仮置カップと合流し、コンベア63上に整
然と並ぶ。
【0004】搬送台61の下部の他側方に、仮植ポット
55を備えた仮植トレー60を搬送する仮植トレーコン
ベア54が配置されている。選別機構62において選別
された、正常な苗が挿入された苗トレー51の列は、欠
株仮置カップ列を間引いた後詰めて1列に整列させて、
仮植セル成形苗仮置カップ列59として、仮植トレー6
0の上方に並べられる。該仮植トレー60の上方で、植
付機構により、仮植トレー60内に仮植される。該仮植
後の仮置カップ列は、土壌も共に仮植トレー60に移動
しているので、洗浄する必要はなく、欠株仮置カップ列
56の中で洗浄ステーション57を通過してきた洗浄後
の仮置カップ列58と合流して、再度苗抜取り機構52
の下方に循環移動するのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記従来の仮植
装置においては、次のような不具合があったのである。
即ち、搬送台61には、正常なセル成形苗が移載された
仮置カップ列59と、空の仮置カップ53とを循環搬送
させる楕円コンベア63、並びに該楕円コンベア63の
内側で、異常なセル成形苗を間引いて洗浄除去し仮置カ
ップを空の清浄な状態として楕円コンベア63に合流さ
せるためのU字状コンベア56が平面的に構成されてい
るために、大きな面積のものに構成せざるを得ない。そ
のうえ、搬送台61が相当大きくなってしまい、必然的
に、仮植装置全体が大形化していたのである。そこで、
本発明の第1の目的は、仮植装置の全体形状に大きく影
響する、セル成形苗を苗抜取部から植付部まで搬送する
ための苗搬送機構を小型化しながら、セル成形苗が載置
される前の苗移載カップを洗浄する洗浄装置を合理的に
装備させることである。第2の目的は、苗移載カップか
ら排出される残土を能率よく処理することであり、第3
の目的は洗浄装置の構成を簡素化することであり、第4
の目的は、苗移載カップ内を確実に洗浄することであ
り、第5の目的は、苗移載カップの洗浄が効率よく行え
るようにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明が解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に上記課題を解決するた
めの手段を説明する。請求項1においては、苗抜取部に
より苗トレーから抜き取られたセル成形苗を移載して、
仮植ポットへ仮植するための植付部へ搬送する苗搬送機
構を、水平または略水平の回動軸心まわりに循環する無
端ベルトと、該無端ベルトの長手方向に沿ってその外周
面に列状に固設した、セル成形苗を載置するための苗移
載カップと、無端ベルトの行き側の苗移載カップを順に
苗抜取部から植付部へ搬送させる駆動装置とで構成する
と共に、無端ベルトの戻り側に、苗移載カップの内部を
洗浄する洗浄装置を配設したものである。
【0007】請求項2においては、前記洗浄装置は、苗
搬送機構の外に設置した残土用の貯槽と、苗移載カップ
内の残土を該貯槽へ排出案内するシュートとを備えてい
るものである。
【0008】請求項3においては、前記洗浄装置は、苗
移載カップ内に向けて流体を吐出する洗浄ノズルで構成
したものである。
【0009】請求項4においては、前記苗移載カップの
外周面に、その内部と連通する切欠部を設けると共に、
前記洗浄ノズルを苗移載カップの搬送方向に対して左右
側に取り付け、該洗浄ノズルの吐出口を前記切欠部に対
向させたものである。
【0010】請求項5においては、前記苗移載カップの
搬送移動中にのみ洗浄ノズルから流体が吐出されるよう
に洗浄ノズルの開閉制御と前記無端ベルトの駆動装置と
を連動させたものである。
【0011】
【作用】次に作用を説明する。請求項1によれば、苗搬
送機構の無端ベルトの行き側の苗移載カップが順に苗抜
取部へ搬送され、苗抜取部によって苗トレーから抜き取
られたセル成形苗が苗移載カップの各々に順次移載さ
れ、次に、該セル成形苗を載置した状態の苗移載カップ
が次々に植付部へ搬送される。そして植付部によって苗
移載カップから取り出されたセル成形苗が仮植ポットへ
仮植される。植付部を通過した後の苗移載カップ内に
は、セル成形苗の残土や欠株のセル成形苗が残っている
も、無端ベルトが行き側から戻り側へ移行する段階で苗
移載カップの開口端は下方に向けられ、この状態のまま
で苗移載カップの内部が洗浄装置により洗浄作用を受け
る。
【0012】請求項2によれば、無端ベルトが行き側か
ら戻り側へ移行してその苗移載カッフの開口端が下方に
向けられた時に、その中の殆どの残土は自重で苗移載カ
ップの外へ放り出され、シュートに案内されながら、苗
搬送機構の外に設置した残土用の貯槽へ投入される。
【0013】請求項3によれば、苗移載カップの内部に
付着した残土は洗浄ノズルから吐出される流体によって
除去される。
【0014】請求項4によれば、苗移洗浄ノズルより吐
出される流体は、苗移載カップの周壁に設けた切欠部を
通じてカップ内へ導入されて、その内部に付着した残土
を除去する。
【0015】請求項5によれば、無端ベルトの行き側の
苗移載カップにセル成形苗が移載されるている時や、苗
移載カップからセル成形苗が取り出されている時などで
苗移載カップの搬送が一旦停止している状態では、洗浄
ノズルは、無端ベルトの戻り側の所定の苗移載カップに
対して流体を吐出せず、苗移載カップの搬送中にのみ流
体を吐出して苗移載カップ内の洗浄を完了させる。
【0016】
【実施例】次に実施例を説明する。図1は本発明の仮植
装置の全体側面図、図2は同じく仮植装置の全体平面
図、図3は同じく仮植装置の全体正面図、図4は仮植装
置の苗抜取部Eとその周辺を示す部分側面図、図5は苗
搬送機構C上に移動した状態の苗抜取部Eの後面図、図
6は仮植装置の植付部Bとその周辺を示す部分側面図、
図7は苗搬送機構C上に移動した状態の植付部Bの正面
図、図8は苗成長検出器Fの周辺を示す苗搬送機構Cの
断面図、図9は苗成長検出器Fの周辺を示す苗搬送機構
Cの部分正面図、図10は駆動輪3aの周辺を示す苗搬
送機構Cの部分正面図、図11は駆動輪3aの周辺を示
す苗搬送機構Cの断面図、図12は苗移載カップ9の斜
視図、図13は従来の仮植装置を示す平面図である。
【0017】種子が播種されて、苗を発芽・育成させる
苗トレーPは苗の種類に応じて、例えば14条×29列
の406孔、又は12条×24列の288孔のマトリッ
クス状に構成されており、これらの全てのセル孔に用土
を入れ、播種されて、発芽して2〜4葉となるとセル成
形苗Gが出来上がる。該苗トレーPのセル孔45はあま
りにも小さいので、市販可能な苗とする為には、これよ
りもやや大きい仮植ポットTに仮植しなおす必要があ
る。該仮植ポットTを1個づつ、別々に供給すると仮植
を機械的に行うことが複雑となり、能率が悪くなるの
で、4条×5列の20ポット、4条×6列の24ポッ
ト、5条×8列の40ポットのマトリックス状に構成さ
れた仮植トレーSが用意され、ここに用土の入った仮植
ポットTを配置して、仮植ポットTの各々にセル成形苗
Gの仮植を行うのである。
【0018】図1・図2・図3において、自動仮植装置
の全体的な構成について説明する。下部にはキャスター
輪を配置したフレーム台Hが設けられている。該フレー
ム台Hの上に、前後方向に苗トレーコンベア10と仮植
トレーコンベア11が平行して左右に配置されている。
図1及び図2でみて苗トレーコンベア10は、その左側
(搬送上手側)に、セル成形苗Gを備えた苗トレーPを
載置し、苗トレーPの先頭列の全てのセル成形苗Gが抜
き取られるごとに、苗トレーPの一列ごとの間隔で苗ト
レーPを順次右方向へ間欠的に搬送させる。そして、苗
トレーコンベア10の紙面右端(搬送下手側)では、セ
ル成形苗Gを取り出した後の空の苗トレーPが回収され
る。仮植トレーコンベア11は、その左側(搬送上手
側)に仮植ポットTを備えた仮植トレーSを載置し、該
仮植トレーSに配置した仮植ポットTの先頭列の全てに
セル成形苗Gが仮植されるごとに、仮植ポットの一列ご
との間隔で仮植トレーSを順次右方向へ間欠的に搬送さ
せる。そして、仮植トレーコンベア11の紙面右端(搬
送下手側)では、セル成形苗Gを移植した状態の仮植ポ
ットTを備えた仮植トレーSが回収される。13は仮植
装置の起動・停止等を行うためのオペレータコントロー
ルパネルである。
【0019】該仮植トレーコンベア11と苗トレーコン
ベア10の上方には、直角方向に苗搬送機構Cが設置さ
れる。該苗搬送機構Cは以下のように構成されている。
即ち、図1に示す前記フレーム台Hに一対の支柱50,
50を立設し、該支柱50,50の上端には、図3に示
すように苗トレーコンベア10と仮植トレーコンベア1
1の上方を横断する方向に延びる支持板51,51を架
設している。支持板51,51の長手方向の両端部には
駆動輪3aと従動輪3bとが、その回転軸心を水平方向
へ向けるようにして回転自在に取り付けられ、駆動輪3
aと従動輪3bとの間に無端ベルト20を懸回すること
により、無端ベルト20は水平または略水平の回動軸心
まわりで循環するように構成されている。該無端ベルト
20の外周面上には、図10に示すように複数の苗移載
カップ9が、間隔tを保って等間隔にベルトの長手方向
に沿って固設されて一列に並べられている。苗移載カッ
プ9は図12に示すように、本体の開口内周面9bをセ
ル成形苗Gの土塊の形状に略合致する逆円錐形の有底の
ものに形成し、その外周面の4カ所の位置に、その内周
面9bと連通する垂直な切欠部9aを設けている。更
に、本体の下部には無端ベルト20の外周面に取り付け
るための台座9cが備えられている。苗移載カップ9を
無端ベルト20に取り付けた時に前記切欠部9aは、ベ
ルトの長手方向に対して略45°振った位置から各々略
90°毎に位置するように位置決めされる。前記駆動輪
3aは図11に示すように、その回転軸端に入力スプロ
ケット3cを備え、伝動チェーンを介して駆動装置Xに
連結している。駆動装置Xは、互いに連設された、電動
モータXaと、電磁クラッチXbと、減速歯車機構X
c、並びに、該減速歯車機構Xcの出力軸Xc1に電動
チェーンを介して連結した割出しユニットXdとから構
成される。14は、前記苗搬送機構Cや、後述する苗抜
取部E、植付部Bなどの一連の作動を司る制御装置であ
る。
【0020】前記駆動装置14は苗搬送機構Cの苗移載
カップ9を、次のようにして搬送させる。制御装置14
が、「苗搬送信号」を出力して電磁クラッチXbを入り
操作すると電動モータXaの回転が減速歯車機構Xcへ
伝えられる。ここで出力軸Xc1の回転が、回転角度検
出羽根Xc2と近接スイッチXc3によって、例えば1
80°回転したことを検出されると、制御装置14は電
磁クラッチXbを切り操作する。「苗搬送信号」が継続
していると再度、電磁クラッチXbが入り操作される。
このようにして、出力軸Xc1は180°回転毎の間欠
回転を割出しユニットXdへ出力する。割出しユニット
Xdは、出力軸Xc1の180°の回転量を、前記苗移
載カップ9の一間隔t(図10)に相当する距離だけ無
端ベルト20を移動させる回転量に変換して出力するよ
うに構成されている。割出しユニットXdから駆動輪3
aに動力が伝達されると、駆動輪3aは図3でみて時計
回りで回転し、無端ベルト20の行き側(紙面上側)に
位置する苗移載カップ9を順に、その開口を上方に向け
た状態で距離t毎に苗抜取部Eから植付部Bの方向へ間
欠的に移動させ、同時に、戻り側(紙面下側)に位置す
る苗移載カップ9を順に、その開口を下方に向けた状態
で苗抜取部Eの方向へ間欠的に移動させて、循環するの
である。苗移載カップ9を間欠的に移動させるのは、苗
移載カップ9が移動して次の移動が開始されるまでの間
の一旦停止状態を得るためであり、苗抜取部Eによる苗
移載カップ9へセル成形苗Gの移載、または植付部Bに
よるセル成形苗Gの苗移載カップ9から取り出しが完了
するまでは、一旦停止状態を保ち、機械の相互干渉をさ
ける制御ができるのである。
【0021】該苗搬送機構Cの上方と、苗トレーPの上
方との間をそれらの上部で往復に移動するように苗抜取
部Eが構成され、また苗搬送機構Cと仮植トレーSの上
方との間をそれらの上部で往復移動するように植付部B
が構成されている。図1に示す如く、フレーム台Hには
一対の門形フレームH1,H2が設置されている。該門
形フレームH1,H2の上部の左右一方側には一対の苗
抜き取りスライドレール15,15を、その長手方向が
苗トレーコンベア10の搬送方向に沿うようにして取り
付け、左右他方側には一対の植付スライドレール25,
25を、その搬送方向が仮植トレーコンベア11の搬送
方向に沿うようにして取り付けている。前記苗抜き取り
スライドレール15,15には苗抜き取り支持体22
を、苗トレーコンベア10の搬送方向の上手側と下手側
とに渡って往復移動自在に支持し、植付スライドレール
25,25には植付支持体21を、仮植トレーコンベア
11の搬送方向の上手側と下手側とに渡って往復移動自
在に支持している。苗抜き取り支持体22はスライドシ
リンダ16を作動させることによって往復移動し、植付
支持体21はスライドシリンダ17を作動させることに
よって往復移動する。
【0022】該苗取り支持体22には、図4,図5に示
す取付フレーム70が、昇降シリンダ27を介して上下
方向に昇降自在に吊持されている。取付フレーム70に
は苗移載カップ9の列方向に沿う案内レール72を介し
て支持枠73が吊持されている。支持枠73には、14
条の苗トレーPに対応させるべく、7組の抜取体E1,
E2・・・E7が一列をなして苗移載カップ9の列方向
へ移動自在に支持され、各々の抜取体E1,E2・・・
E7はパンタグラフ機構75によって結合されている。
一端側の抜取体E7は、支持枠73に設置した第1間隔
調整シリンダ77の可動部に結合してあり、第1間隔調
整シリンダ77の作動によって抜取体E7を列方向へ移
動させることにより、隣り合う抜取体の間隔を均等に保
ったままでその間隔を変更自在に構成している。また支
持枠73は、取付フレーム70に設置した第2間隔調整
シリンダ68の可動部に連結してあり、第2間隔調整シ
リンダ68の作動によって支持枠73を、つまり、全て
の抜取体E1,E2・・・E7を苗トレーPの列方向に
並ぶセル成形苗の1間隔分だけ列方向へ移動可能に構成
している。各々の抜取体E1,E2・・・E7の先端に
は、苗トレーPのセル成形苗Gの軸心に対して所定角度
傾斜して取付られ斜め上方から下方へ向けて突き出し自
在な2本の抜取爪5,5、並びに、抜取爪5,5の間に
向けて突き出し自在であって、突き出ることで抜取爪
5,5の先端を開き、後退することでその先端を閉じる
よう制御する開閉カム杆4を備えている。30は抜取爪
5,5を突き出し・後退させるためのスライドシリンダ
であり、31は開閉カム杆4を突き出し・後退させるた
めのスライドシリンダである。
【0023】仮植装置が起動されると、苗抜取部Eは苗
トレーPに向けて後退し、第1間隔調節シリンダ77に
より苗トレーPの先頭列の14個並んだセル成形苗Gに
対してその2間隔分となるように抜取体E1,E2・・
・E7の間隔を調節した後、そのセル成形苗Gに向けて
抜取体E1,E2・・・E7が所定位置まで垂直に下降
する。(図4の二点鎖線の状態)ここから、その先端が
開いた状態の抜取爪5,5の各々を同時にセル成形苗G
の土塊に向けて斜め上方から下向きに突き刺し、その先
端を閉じてセル成形苗Gが抜き取られる。そして、苗抜
取部Eが垂直に上昇することにより苗トレーPからセル
成形苗Gが抜き取られる。苗抜取部Eを苗搬送機構Cの
上方まで前進させ、苗移載カップ9の1間隔分となるよ
うに抜取体E1,E2・・・E7の間隔を第1間隔調節
シリンダ77で調節した後に、7組の抜取爪5,5の各
々に捕捉されたセル成形苗Gを、対応する各々の苗移載
カップ9の中に位置させるまで抜取体E1,E2・・・
1E7を下降し、そして、抜取爪5,5をセル成形苗G
から斜め上方へ引き抜くことにより、第1番目から第7
番目までの苗移載カップ9に対する移載が終了するので
ある。ここで、苗搬送機構Cによる苗移載カップ9の間
欠的な搬送が開始されるのであり、苗移載カップ9が全
体的に7つ搬送されるまでの間に、苗抜取部Eは苗トレ
ーPに向けて再び後退し、第1間隔調節シリンダ77と
第2間隔調整シリンダ68により、苗トレーPの先頭列
のうちで残ったセル成形苗Gの間隔に合わせるように抜
取体E1,E2・・・E7の間隔を調節した後、前述と
同様の所作で7組の抜取爪5,5の各々にセル成形苗G
を捕捉し、そして、苗抜取部Eを苗搬送機構Cの上方ま
で前進させ、苗移載カップ9の間隔に抜取体E1,E2
・・・E7の間隔が合わせられるのである。そして、搬
送下手側の抜取体E7に対して空の苗移載カップ9が搬
送されて一旦停止した時に、抜取体E1,E2・・・E
7が下降して7組の抜取爪5,5の各々に捕捉されたセ
ル成形苗Gを対応する苗移載カップ9の各々の中に位置
させ、抜取爪5,5をセル成形苗Gから引き抜くことに
より、第8番目から第14番目の苗移載カップ9に対す
る移載行程が終了するのである。そして、苗移載カップ
9の搬送が継続して更に全体的に7つ移動するまでの間
に、苗トレーコンベア10は苗トレーPを1間隔だけ搬
送すると共に、苗抜取部Eは前記と同様の、所作を行う
のである。このようにして、間欠的に苗抜取部Eへ搬送
されてくる苗移載カップ9の中に苗トレーPから抜き取
られたセル成形苗Gがとぎれることなく移載されるので
ある。
【0024】図6,図7に示すように、苗移載カップ9
と仮植ポットTとの間を往復動する植付支持体21には
昇降シリンダ29を介して植付部Bを支持してある。植
付部Bは、5条の仮植トレーSに対応させるべく、5組
の植付体B1,B2・・・B5を備えてあり昇降シリン
ダ29の伸縮によって全体的に上下動可能に構成してあ
る。植付体B1,B2・・・B5の各々は苗移載カップ
9の列方向に沿って移動自在に支持され、互いにパンタ
グラフ機構(図示せず)に連結し、一端の植付体B5を
スライドアクチュエータ28の可動部に連結して、これ
を伸縮させることにより、植付体B1,B2・・・B5
の各々を仮植ポットTの間隔と苗移載カップ9の間隔と
に変更調節可能に構成している。植付体が苗移載カップ
9内のセル成形苗Gを捕捉すべく下降する際に、孔開け
器8が同期して下降し、仮植トレーSの先頭列にある仮
植ポットTの用土表面にくぼみが設けられるように構成
している。植付体B1,B2・・・B5の各々は、ここ
に捕捉されたセル成形苗Gが仮植ポットTのくぼみの中
に仮植されるように移動して下降し、セル成形苗Gを開
放して一連の仮植行程が終了するのである。尚、この時
には孔開け器8は下降しないように制御される。
【0025】植付体B1,B2・・・B5の各々には、
その可動部Baを図示の状態から下向きに突出させるた
めのスライドシリンダBbを備えている。可動部Baの
先端には、セル成形苗Gの土塊の周囲をつかんだり緩め
たりする4本の把持杆6を開閉操作自在に取付けてい
る。スライドシリンダBbは、開いた状態で把持杆6
を、捕捉対象のセル成形苗Gを載置した苗移載カップ9
の真上の位置(待機位置)から苗移載カップ9の外周に
かぶさる位置(苗捕捉位置)まで移動させることができ
るよう伸長可能に構成されている。ここで把持杆6が苗
捕捉位置にあるとき、把持杆6の4本の各々は、前記苗
移載カップ9の周壁に設けた前記切欠部9aの各々と対
応するように位置決めされており、把持杆6を閉じ操作
することにより把持杆6の各々は、前記切欠部9aを通
じて苗移載カップ9の中に進入して、セル成形苗Gを捕
捉することができようになっている。その後、スライド
シリンダBbを収縮させることにより、把持杆6に捕捉
された状態のセル成形苗Gが苗移載カップ9から取り出
されるのである。
【0026】このように、植付体B1,B2・・・B5
の各々に備わるスライドシリンダBbの各々を独立的に
伸縮操作して、5組の把持杆6の各々が独立的に、対応
する苗移載カップ9の中のセル成形苗Gを捕捉可能に構
成してあるのは、前記苗抜取部Eが苗トレーPの、欠株
や矮小苗のものを含む全てのセル成形苗Gを苗移載カッ
プ9に移載するため、植付部Bへ搬送されてくる苗移載
カップ9の中には欠株や矮小苗のセル成形苗Gaが混じ
っていることがあり、この異常なセル成形苗Gaは捕捉
しないようにするためである。苗移載カップ9に載置さ
れたル成形苗Gの葉部が正常に成長しているか否かは、
苗搬送機構Cに付設した苗成長検出器Fによって検出さ
れる。該苗成長検出器Fとしては、セル成形苗Gの葉部
を傷めないために、実施例に示したような光電センサ、
或いは、超音波センサやレーザセンサ等の非接触式のも
のが望ましい。前記制御装置14は苗成長検出器Fから
の情報を受けて、セル成形苗Gの葉部が正常に成長して
いる場合にのみ、植付体B1,B2・・・B5の各々に
独立的に、セル成形苗Gの「苗取出信号」を出力してス
ライドシリンダBbの各々を伸長操作して待機位置にあ
る把持杆6を苗捕捉位置まで移動させ、前述した動作に
より正常なセル成形苗Gのみを苗移載カップ9から取り
出すのである。
【0027】苗成長検出器Fとして採用した光電センサ
の具体的な構成を図8,図9に基づいて説明する。光電
センサは発光器33と受光器33’の一対で成り、各々
は取付板33a,33a’に取付けている。なお実施例
では、発光器33と受光器33’の一対を5組設けてお
り、情報の確実性を期している。また、前記苗搬送機構
Cにおける前記支持板51,51の植付部Bの近傍位置
には取付基板33b,33b’が固着され、ここへ前記
取付板33a,33a’を締付固着具33c,33c’
を介して、発光器33と受光器33’が、セル成形苗G
に対して適切な高さにセットされるよう取付けている。
セル成形苗Gを載置した苗移載カップ9を、発光器33
から出される光線を横断する方向で順次間欠的に搬送し
てセル成形苗Gの葉部の存否を検出するよう構成してい
るのであり、セル成形苗Gの葉部が発光器33からの光
線を遮るか、否かという情報は受光器33’から逐一、
制御装置14へ入力される。制御装置14は苗成長検出
器Fからの情報に基づき、間欠的な搬送が5回行われる
間で先頭のセル成形苗Gから第5番目のセル成形苗Gま
での各々の葉部のうち、光線を遮ったものがあるか否か
を計測する。例えば、5つのセル成形苗Gの葉部の全て
が光線を遮っていればそれら全てのセル成形苗Gを正常
なものと判断し、5組の植付体B1,B2・・・B5の
全てに「苗取出信号」を出力する。また図9に示したよ
うに、搬送下手側の先頭から第3番目のセル成形苗Ga
の葉部が、光線を遮る長さにまで成長していないような
矮小苗である場合には、このセル成形苗Gaを異常と判
断して、制御装置14は対応する植付体B3に対しての
み「苗取出信号」を出力せず、その把持杆6を待機位置
にしておく。つまり、異常なセル成形苗Gaが検出され
た場合にはその苗Gaを苗移載カップ9に残したままで
苗搬送機構Cの搬送が継続されると共に、苗成長検出器
Fが正常なセル成形苗Gを検出して、それが植付体B3
の把持杆6の真下まで搬送された時点で初めて、制御装
置14は該植付体B3に対してのみ「苗取出信号」を出
力する。このようにして、5組の把持杆6の全てに正常
なセル成形苗Gが捕捉された時点で、植付部Bが前述し
た動作を開始して仮植ポットTへの仮植が行われるので
ある。
【0028】図10と図11においては、苗搬送機構C
における無端ベルト20の戻り側の下方に配置した洗浄
装置Dの要部が開示されている。該洗浄装置Dが効果を
発揮するのは、苗移載カップ9の内部に欠株や矮小苗の
土壌がそのまま残った場合、残土がある状態で、再度、
苗抜取部Eにより抜取ったセル成形苗Gをここへ移載し
ようとすると、セル成形苗Gが充分奥まで挿入されずに
傾いたりする。このような不具合を解消する為に洗浄装
置Dが設けられている。
【0029】前記洗浄装置Dは、無端ベルト20の戻り
側の苗移載カップ9に対して、そのカップ内部を洗浄す
るように配設されている。洗浄装置は一対の洗浄ノズル
7a,7bで構成されると共に、前記駆動輪3aを支持
する支持板51,51の下端部に吊り下げ状態に固着し
たシュート19を備える。またフレーム台Hには、その
上面に開口部100aを備えた残土用の貯槽100を設
置してある。該シュート19は図10でみて略三角形を
した前後の側板19a,19bと、それらの底辺を互い
につなぐ底板19cとから成る。シュート19の底面1
9cは、前記無端ベルト20の戻り側の始端部の下方に
位置決めされ、開口部100aに向けて斜め下方へ延び
るように、支持板51,51に取り付けている。従っ
て、前記植付部Bが捕捉しなかった、欠株や矮小苗のセ
ル成形苗G、或いは、前記植付部Bが捕捉した時に生じ
た破片等、苗移載カップ9内の残土のほとんどは、苗移
載カップ9が順次搬送されて無端ベルト20が行き側か
ら戻り側に向きを変えて苗移載カップ9が逆さ吊りの状
態になった時に、自然落下してシュート19へ排出さ
れ、底面19cを滑り落ちて貯槽100の中へ投入され
る。
【0030】該洗浄ノズル7a・7bは、残土が排出さ
れた後の苗移載カップ9の内周面に付着した土を除去す
るために設けられている。洗浄ノズル7a,7bは、前
記支持板51,51に垂下して取り付けられた支持片1
2に、その吐出口が斜め下方を向いて前記苗移載カップ
9の切欠部9aと対向するように固着される。よって、
洗浄ノズル7a,7bは苗移載カップ9の搬送方向に対
して左右側に取り付けられた状態となっているのであ
る。また洗浄ノズル7a,7bは、それぞれ配管を介し
て電磁式の開閉バルブ7cの出力ポートに接続され、該
開閉バルブ7cの入力ポートは流体圧力源7dに接続し
ている。前記制御ユニット14は、電磁クラッチXbの
入り操作と連動して、苗搬送機構Cに苗搬送の指令が出
されている時だけ開閉バルブ7cを「開」位置へ操作す
るように制御する。よって、開閉バルブ7cが間欠的に
「開」位置に切り換えられるので流体圧力源7dは圧力
ダウンすることがない。流体圧力源7dの流体は洗浄ノ
ズル7a,7bの吐出口から前記切欠部9aを通じて苗
移載カップ9の内部へ吹きつけられ、その内周面9bに
こびりついた土を除去する。ここで除去された土も前記
シュート19の底面19cを滑り落ちて外部容器(貯
槽)100内へ投入される。なお、本実施では流体圧力
源7dにコンプレッサを用いて洗浄流体を圧縮空気とし
ているが、殺菌剤を混入した液体を洗浄流体とするべく
液体ポンプを使用しても良い。
【0031】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。請求項1の如く、構成し
たことにより、苗搬送機構の無端ベルトの行き側の苗移
載カップを順に苗抜取部へ搬送し、苗抜取部によってセ
ル成形苗が苗移載カップの各々に順次移載され、該セル
成形苗を載置した状態のままで苗移載カップを植付部へ
搬送させることができるので、搬送機構を小型・軽量に
構成することができる。植付部を通過した後の苗移載カ
ップ内には、セル成形苗の残土や欠株のセル成形苗が残
っているも、無端ベルトが行き側から戻り側へ移行する
段階で苗移載カップの開口端は下方に向けられて逆さ吊
りの状態となる。無端ベルトの戻り側に配設した洗浄装
置は、この状態の苗移載カップに対して合理的に洗浄す
ることができる。また、この洗浄装置を配設するもので
ありながら、苗搬送機構の形状には何ら影響が及ぶこと
がないのである。
【0032】請求項2の如く、構成したことにより、無
端ベルトが行き側から戻り側へ移行してその苗移載カッ
プの開口端が下方に向けられた時に、その中の殆どの残
土を自重で苗移載カップの外へ放り出され、シュートに
より案内されて、能率的に苗搬送機構の外に設置した残
土用の貯槽へ投入することができる。また、貯槽は苗搬
送機構の外に配置してあるので、苗搬送機構の形状には
影響しないのである。
【0033】請求項3の如く、構成したことにより、苗
移載カップの内部に付着した残土は洗浄ノズルから吐出
される流体によって除去されるので、洗浄装置を簡素化
して安価に構成することができる。
【0034】請求項4の如く、構成したことにより、洗
浄ノズルより吐出される流体は、苗移載カップの周壁に
設けた切欠部を通じてカップ内へ導入されて、その内部
に付着した残土を除去するので、洗浄ノズルを苗移載カ
ップの搬送に干渉しない位置で、かつ、その吐出口を苗
移載カップの切欠部に近接して取り付けることができ、
苗移載カップ内を確実に洗浄することができるのであ
る。
【0035】請求項5の如く、構成したことにより、無
端ベルトの行き側の苗移載カップにセル成形苗が移載さ
れている時や、苗移載カップからセル成形苗が取り出さ
れている時などで苗移載カップの搬送が一旦停止してい
る状態では、洗浄ノズルは、無端ベルトの戻り側の所定
の苗移載カップに対して流体を吐出せず、苗移載カップ
の搬送中にのみ流体を吐出するので、流体圧力源が圧力
ダウンを起こすようなことがなく、移載カップの洗浄を
効率よく行うことができるようになったのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の仮植装置の全体側面図。
【図2】同じく仮植装置の全体平面図。
【図3】同じく仮植装置の全体正面図。
【図4】仮植装置の苗抜取部Eとその周辺を示す部分側
面図。
【図5】苗搬送機構C上に移動した状態の苗抜取部Eの
後面図。
【図6】仮植装置の植付部Bとその周辺を示す部分側面
図。
【図7】苗搬送機構C上に移動した状態の植付部Bの正
面図。
【図8】苗成長検出器Fの周辺を示す苗搬送機構Cの断
面図。
【図9】苗成長検出器Fの周辺を示す苗搬送機構Cの部
分正面図。
【図10】駆動輪3aの周辺を示す苗搬送機構Cの部分
正面図。
【図11】駆動輪3aの周辺を示す苗搬送機構Cの断面
図。
【図12】苗移載カップ9の斜視図。
【図13】従来の仮植装置を示す平面図。
【符号の説明】
B 植付部 C 苗搬送機構 D 洗浄装置 E 苗抜取部 G セル成形苗 P 苗トレー T 仮植ポット 7a,7b 洗浄ノズル 9 苗移載カップ 9a 切欠部 19 シュート 20 無端ベルト X 駆動装置 100 貯槽
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平4−38209(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01G 9/08 A01G 9/06

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 苗抜取部により苗トレーから抜き取られ
    たセル成形苗を移載して、仮植ポットへ仮植するための
    植付部へ搬送する苗搬送機構を、水平または略水平の回
    動軸心まわりに循環する無端ベルトと、該無端ベルトの
    長手方向に沿ってその外周面に列状に固設した、セル成
    形苗を載置するための苗移載カップと、無端ベルトの行
    き側の苗移載カップを順に苗抜取部から植付部へ搬送さ
    せる駆動装置とで構成すると共に、無端ベルトの戻り側
    に、苗移載カップの内部を洗浄する洗浄装置を配設した
    ことを特徴とする仮植装置の苗搬送機構。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の仮植装置の苗搬送機構に
    おいて、前記洗浄装置は、苗搬送機構の外に設置した残
    土用の貯槽と、苗移載カップ内の残土を該貯槽へ排出案
    内するシュートとを備えていることを特徴とする仮植装
    置の苗搬送機構。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の仮植装置の苗搬送機構に
    おいて、前記洗浄装置は、苗移載カップ内に向けて流体
    を吐出する洗浄ノズルで構成したことを特徴とする仮植
    装置の苗搬送機構。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の仮植装置の苗搬送機構に
    おいて、前記苗移載カップの外周面に、その内部と連通
    する切欠部を設けると共に、前記洗浄ノズルを苗移載カ
    ップの搬送方向に対して左右側に取り付け、該洗浄ノズ
    ルの吐出口を前記切欠部に対向させたことを特徴とする
    仮植装置の苗搬送機構。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の仮植装置の苗搬送機構に
    おいて、前記苗移載カップの搬送移動中にのみ洗浄ノズ
    ルから流体が吐出されるように洗浄ノズルの開閉制御と
    前記無端ベルトの駆動装置とを連動させたことを特徴と
    する仮植装置の苗搬送機構。
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