JP3138530B2 - 移植方法及び移植装置 - Google Patents

移植方法及び移植装置

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JP3138530B2
JP3138530B2 JP04139977A JP13997792A JP3138530B2 JP 3138530 B2 JP3138530 B2 JP 3138530B2 JP 04139977 A JP04139977 A JP 04139977A JP 13997792 A JP13997792 A JP 13997792A JP 3138530 B2 JP3138530 B2 JP 3138530B2
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泰男 川端
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、育苗器を用いて育て
られた倒立錐体台(円錐台又は角錐台)状の土付き苗で
ある苗ブロックを圃場に植付けるための移植方法と移植
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ポット苗とも称されている上記のような
土付き苗は一般に、育苗器の苗枠ごと移植機にのせ、苗
枠の各ポットから苗を取出して圃場に植付けられる。苗
枠のポットは無底のものとされることもあるが、そうで
あっても苗ブロックとポットが倒立錐体台状であるため
ポットの底側に苗ブロックを取出すことはできない。こ
のため一般に苗枠のポットを略水平姿勢としてポットの
底側から苗押出杆により苗ブロックを押し、苗枠から苗
ブロックを略水平方向に押出すようにされている。
【0003】そのための具体的手段の1つとして例えば
特公昭57−22288号公報に開示されているよう
に、苗枠を可撓性に富む素材から成るものとし、移植機
後部に略上下方向に沿う苗放出部を有する湾曲した苗ガ
イド板を設けてその上に苗枠をのせ、苗枠をその各ポッ
トが順次、苗放出部に位置せしめられるように移動さ
せ、該放出部で苗ブロックを苗押出杆により略水平方向
に押出すといった手段がある。この手段によれば多数の
苗ブロックを保持する苗枠が移植機後部に湾曲状で載せ
られるため、移植機後部の重心位置を低くして移植機の
安定した走行性能を確保できる反面、湾曲した経路に沿
い移動させる苗枠に対し無理な力が加わって、苗枠が破
損し易いと共に苗ブロックの形状がくずれ易い。このた
め例えば特開昭56−75009号公報、特開昭56−
78509号公報、特開平1−141513号公報、W
O87/06791等に開示されているように、苗ブロ
ックを保持する苗枠を移植機後部に鉛直又は略鉛直方向
に沿わせてのせ、苗押出杆により苗ブロックを略水平方
向に押出すといった手段を採用する場合が多いが、本手
段によれば逆に移植機後部の重心位置が高くされ移植機
の走行性能が害される。
【0004】苗枠から水平方向に押出される苗ブロック
は、水平姿勢から直立姿勢へと姿勢を変更した上で圃場
に植付けられることになる。この姿勢変更のためには或
る一定の高さを必要とするから、苗枠をどうしても高位
置に設けねばならず移植機後部の重心位置がこの理由か
らも高くなる。そしてこの姿勢変更にはさらに別の問題
が附随することになる。
【0005】すなわちWO87/06791のものでは
苗枠から苗ブロックをロート状の受枠中へ押出して該受
枠により苗ブロックの姿勢を水平姿勢から直立姿勢へと
矯正させているが、これでは苗ブロックに加わる衝撃が
大きくその崩れが起き易いと判断される。特開昭56−
75009号公報のものでは水平支点軸まわりで上下回
動する植付杆の爪中に苗ブロックを押出して該爪に挟持
させているが、このように爪中へ押込むとき苗ブロック
の崩れが起き易いと認められ、またそうかといって爪を
開閉するものとすれば苗ブロックの押出しと爪開閉動と
の間のタイミングを厳密に設定しないと苗ブロックが脱
落してしまう。特開昭56−78509号公報のもので
は水平支点軸まわりで上下回動する苗誘導体上へと苗ブ
ロックを押出し、苗誘導体を円弧状のガイド板に沿わせ
て下方回動させることにより苗ブロックが苗誘導体に受
止められつつガイド板に摺接して水平姿勢から直立姿勢
まで姿勢を変更することとしているが、苗誘導体の下方
回動をゆっくりと行なわせ苗ブロックが徐々に姿勢を変
更して行くようにしないと苗ブロックの崩れが生じるか
ら、植付けまでの間に時間を要し作業能率が低いと認め
られる。特開平1−141513号公報のものでは水平
支点軸まわりで上下回動するスパイクに苗ブロックを突
き刺すように該苗ブロックを押出しているが、これでは
苗の根が損傷を受けると共に、スパイクを急速に下方回
動させると苗ブロックが脱落するおそれがある。
【0006】また苗ブロックを水平姿勢から直立姿勢へ
と姿勢変更する従来技術によると総じて、苗押出しから
植付けに至るまでの苗ブロックの移動経路が長いことか
ら作業能率が低い問題点と苗ブロックの崩れが生じ易い
といった問題点とが附随することになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】したがってこの発明の
主たる目的とするところは、倒立錐体台状の苗ブロック
を移植機に直立姿勢で保持させておいて、その直立姿勢
のままで苗ブロックを取出し圃場面まで移動させて植付
けることとする新規な移植方法と移植装置を提供して、
前述のような諸問題点を解消するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】そのために開発された本
発明の移植方法は、倒立錐体台状の苗ブロックの複数個
を移植機に設けた水平な苗保持枠に、各苗ブロックの上
端部分外周面を弾性的に把持させて直立姿勢で保持さ
せ、苗保持枠を移動させて各苗ブロックを所定取出し位
置に移した上で、該各苗ブロックを苗保持枠から、該苗
保持枠の下面側から引き抜くことにより下方向きに離脱
させ圃場に植付けるものに、構成される。
【0009】上記のように苗保持枠に保持させた苗ブロ
ックは苗保持枠の下面側に裸のままで突出しているか
ら、その突出部分をつかんで下方向きに引張ることによ
り苗保持枠の苗保持部を若干弾性的に拡開させつつ引き
抜くことができる。また苗ブロックの引き抜きと同時に
苗保持枠の上面側から苗ブロックの上面を押すことによ
り、苗ブロックの下方向き離脱を得ることもできる。こ
の発明はかかる引き抜き或は引き抜きと押出しを同時に
行なって、苗保持枠からの苗ブロックの下方向きの離脱
を得、そのままの直立姿勢で苗ブロックを圃場面にもた
らし圃場に植付けることとするのである。
【0010】苗保持枠から直立姿勢のままで下方向きに
離脱させた苗ブロックは、苗保持枠を比較的低いレベル
に配置して直立姿勢をくずすことなく圃場に植付けるこ
ができる。苗ブロックの離脱を引き抜きにより得るこ
ととしたから、引き抜き手段を利用してそのまま苗ブロ
ックを圃場面近くまで運ぶことができる。そのような引
き抜き手段として好適したものは苗保持枠の下面近くの
上昇端位置と圃場面近くの下降端位置との間で上下動さ
せる開閉可能な苗取爪であり、このような苗取爪の上昇
端位置で苗ブロックを挟持させた上で苗取爪を下降させ
て苗ブロックの引き抜きを得、そのまま苗取爪を下降さ
せて行って下降端位置で開放し苗ブロックの挟持を解除
し圃場に植付け、苗取爪は次の苗ブロックの引き抜きの
ために上昇端位置まで上昇させる。
【0011】この発明の移植装置は、倒立錐体台状の苗
ブロックを該苗ブロックの上端部分外周面で弾性的に把
持可能な複数の苗把持部を有する水平な可動苗保持枠、
この苗保持枠の各苗把持部を所定取出し位置に移動させ
る駆動手段、及び苗保持枠の下面側に配置されていて、
所定取出し位置にある苗把持部に把持された苗ブロック
を挟持して下降し該苗ブロックを苗保持枠から下方向き
引き抜く、開閉及び上下動する苗取爪を備えたものに
構成される。
【0012】苗取爪による苗保持枠からの苗ブロックの
離脱は苗把持部を若干弾性的に拡開させつつ達成され、
離脱した苗ブロックは直立姿勢のままで圃場面へともた
らされて圃場に植付けられる。苗離脱手段として上記の
ような苗取爪と、苗保持枠の上面側に配置され苗ブロッ
クの上面を押して苗把持部から苗ブロックを押出す苗押
出杆とを併用することもでき、この場合には比較的軟弱
な苗ブロックであっても該ブロックの崩れが生じること
のないように苗取爪の挟持圧を小さく設定できる。
【0013】上記した苗取爪は開閉する1対の爪体と該
爪体を開閉動させるアクチュエータを備えていると共
に、昇降駆動装置により苗保持枠の下面近くの上昇端位
置と圃場面近くの下降端位置との間で上下動されるもの
に構成するのが、適当である。本構成の苗取爪によれ
ば、1対の爪体間に苗ブロックを挟持させた状態で同ブ
ロックの直立姿勢を完全に維持させつつ圃場面近くまで
もたらして、爪体の開放によりそのまま圃場に植付けう
る。
【0014】このような苗取爪はさらに、苗ブロックを
直立姿勢で挟持する爪姿勢を維持するように昇降ガイド
手段によりガイドさせ得、また上記昇降駆動装置を苗取
爪の上昇端位置及び下降端位置でそれぞれ該苗取爪を一
旦停止させるものに構成して、苗ブロックの確実な挟持
及び挟持解除を得させるものとでき、或はさらに1対の
爪体間で開放時に苗ブロックを押出して苗ブロックの確
実な分離を得させる苗押出杆を備えたものともできる。
【0015】
【実施例】図示の実施例では図1に示すように、自走式
の移植機にこの発明に係る移植装置を装備させてある。
移植機は左右1対宛の前輪1と後輪2を備え、機体前部
にエンジン3を搭載してあるものとされている。エンジ
ン3の後部にはミッションケース4を連設してあり、こ
のミッションケース4の両側に後下方向きに傾斜させた
左右のチェンケース5を取付け、このチェンケース5端
に後輪2を装備させて左右の後輪2の駆動により移植機
を走行させることとしてある。操縦ハンドル6は機体後
部から後上方向きに立上らせて設けられている。本移植
機は図1,2に示すように圃場に形成された畝R間の溝
内で前後輪1,2を走行させ、畝Rの中央部に溝Gを形
成しつつ該溝G内に苗ブロックPを移植した上で覆土す
ることにより、所要の移植を行なうものとされている。
【0016】図1,3に示すように移植機には、ミッシ
ョンケース4の前端上方部から操縦ハンドル6にまでか
けて後端部のみを後上方向きに傾斜させてある苗載台8
を、左右往復動可能に設けてある。この苗載台8上には
多数の苗ブロックPを保持する水平な苗保持枠9を、前
後動可能に設けてある。機体幅方向のほぼ中央部で苗載
台8及び苗保持枠9の下面側には苗取爪10を昇降可能
に支持して設けてあり、その上方で苗載台8及び苗保持
枠9の上面側には苗押出杆11を配置してある。移植装
置の可動部材を駆動するためにミッションケース4に取
付けたチェンケース12を後方向きに張出させてあり、
このチェンケース12の後端には苗取爪10を支持及び
昇降駆動するための回動ケース13を支持させてある。
チェンケース12には回動ケース13のやや前方位置で
後上方向きに傾斜する駆動ケース14を取付けてあり、
この駆動ケース14の上端に苗載台8を横送りするため
の横送りケース15が取付けられている。横送りケース
15にはさらに苗保持枠9を縦送り駆動するための前方
向きに大きく張出させた縦送りケース16を取付けてあ
り、この縦送りケース16の後端に苗押出杆11を駆動
するための駆動ケース部16aを、上方向きに突出させ
て形成してある。チェンケース12にはステー17を介
して後端を開放する平面視コの字形の鉛直な苗誘導枠1
8を固定支持させてあり、この苗誘導枠18の前面に溝
G形成用の溝切り板19を取付けてある。苗誘導枠18
から適当間隔おいて機枠に支持させた左右1対の鎮圧ロ
ーラ20が、設けられている。
【0017】図1,3に示すように横送りケース15か
ら延出する往復送りねじ22を水平配置して設けてあ
り、苗載台8の下面には左右1対のナット部材23を固
着して往復送りねじ22に螺合してある。図3に示すよ
うに苗載台8はその周縁を区画する枠体から成り、前後
の端縁間には適当本数の案内ロッド8aを架渡してあ
る。苗載台8の前端部は機枠に設けた左右方向のレール
24に支承させてある。この苗載台8の前半部の左右両
側には1対の縦搬送帯25を装備させてあり、苗保持枠
9はその両側に設けた一連の係合穴9bに縦搬送帯25
の搬送爪25aを係合させた状態で、案内ロッド8a上
で苗載台8に載置するものとされている。縦送りケース
16の前端から延出させた水平な縦送り軸26を機枠に
支持させて設けてあり、この縦送り軸26の上方で該軸
26に平行する搬送帯駆動軸27を、苗載台8に装備さ
せてある。縦送り軸26の左右両端部には駆動カム28
を固着してあり、また搬送帯駆動軸27の両端部には苗
載台8の左右の横送り端で左右の各駆動カム28と係合
することになる左右の従動カム29を固着してある。
【0018】図1,3に示すように苗保持枠9は多数の
苗把持部9aを、マトリックス状の配置で有する。図
4,5は好適した苗保持枠9を示しており、この苗保持
枠9はトレー31と組合されて育苗器で苗トレーとして
用い、そのまま移植装置に用いるものとされている。す
なわちトレー31及び苗保持枠9は適宜の弾性を有する
プラスチック材から製作され、トレー31は通常のポッ
ト苗育苗用のトレー同様に倒立錐体台(図例では四角錐
台)状の多数のポット31aをマトリックス状に配置し
て形成してあるものとされている。そして苗保持枠9は
トレー31のポット31a間の段付け嵌合い部31bに
外嵌する嵌合い溝9cを有し、その嵌合い状態でポット
31aの延長部を形成するように配置してマトリックス
状配置の、苗把持部9aを形成する低い四角錐台状の開
口を多数形成してあるものとされている。トレー31に
は苗保持枠9の透孔に挿通される適当数の位置決めピン
31dを一体形成してあり、また苗保持枠9の一部を上
面側から把持して抜止めするクリップ部31eを形成し
てある。苗保持枠9の各苗把持部9aの四隅部には、該
把持部9aの弾性を高めるためのノッチ9dを設けてあ
る。なおトレー31のポット31aの底には開口31f
が設けられ、外側面には把手31gが設けられている。
このようなトレー31と苗保持枠9とを図4,5のよう
に組付けて苗トレーとして用い、ポット31a内と苗把
持部9aとにまたがらせて土を充填し播種し育苗した
後、図5に鎖線図示のように苗保持枠9をトレー31か
ら抜出せば図6に明瞭に示すように、各苗ブロックPが
その上端部分外周面で苗把持部9aに弾性的に把持され
た状態で苗保持枠9が取外される。すなわち弾性を有す
るプラスチック材から製作された苗保持枠9における各
苗把持部9aの周壁は、各苗把持部9aの四隅部に上記
ノッチ9dが設けられているため苗把持部9a内の土に
押されて弾性的に押し広げられ弾性的に復元しようとす
る力で各苗ブロックPの上端部外周面を弾性的に把持
し、苗保持枠9がトレー31から抜出された状態でも該
苗保持枠9に苗ブロックPが落下不能に保持されるので
ある。また倒立錐体状の苗ブロックPは下方にずれ落ち
ようとすると倒立錐体状の苗把持部9aの周壁に及ぼす
力を増し該苗把持部9aにより強固に把持されるから、
苗保持枠9に苗ブロックPが確実に保持されるのであ
る。なおトレー31側に苗ブロックPが残ることを確実
に防止するためには、トレー31の開口31fを利用し
て押し杆によりポット31aから苗ブロックを押出すよ
うにするとか、苗把持部9aの抜き勾配をポット31a
の抜き勾配より大とするとかすればよい。
【0019】図3に示す位置Wが苗取出し位置であり、
図3に図示の状態から苗載台8上に載置される苗保持枠
9の各苗把持部9aに把持された苗ブロックP(図3で
は図示せず)は、苗保持枠9を苗載台8ごと横送りする
ことと苗載台8に対し苗保持枠9を後方向きに縦送りす
ることによって順次、取出し位置Wに移される。すなわ
ち図3の状態から横送りケース15内の図示省略の間欠
回転機構を介し往復送りねじ22を間欠回転することに
より苗載台8は図上で左向きに、苗保持枠9の苗把持部
9a間の左右方向間隔に等しいピッチ宛横送りされ、こ
の向きでの苗載台横送り端では常時回転している図上左
側の駆動カム28に対し従動カム29が係合することに
より搬送帯駆動軸27が所定量回転せしめられ、これに
よる縦搬送帯25の駆動によって苗保持枠9が、苗把持
部9a間の前後方向間隔に等しいピッチだけ後向きに縦
送りされる。なお従動カム29はその後、縦搬送帯25
のケース内に設けられている図示省略の一方向クラッチ
とスプリング機構との作用で縦搬送帯25を逆駆動する
ことなく原姿勢に戻される。引続いて往復送りねじ22
が間欠回転駆動されることにより苗保持枠9は苗載台8
ごと図上右方向に横送りされ、その横送り端では上記と
は逆の側の駆動カム28と従動カム29の作用で苗保持
枠9が1ピッチだけ後方に送られる。このように苗保持
枠9が横送りと縦送りされることで苗ブロックが順次、
取出し位置Wに移されるのに対し、前記した苗取爪10
と苗押出杆11は同位置Wの下方と上方に次のように設
けられている。
【0020】すなわち先ず苗載台8及び苗保持枠9の下
面側に配置されている苗取爪10は図6−8に示すよう
に、前記チェンケース12端に設けた左右方向に沿うケ
ース駆動軸32に前記回動ケース13を固定する一方、
ケース駆動軸32に平行な台板駆動軸33を回動ケース
13の他端側から突出させ、この台板駆動軸33にアー
ム34を締付け固定し、このアーム34の他端に左右方
向に沿う支軸35を固定して、この支軸35にボス部3
6aで回動自在に支持させた台板36に支持させてあ
る。すなわち苗取爪10は水平方向に沿わせる1対の爪
体37を備え、これらの爪体37に取付けた鉛直取付軸
37aを台板36上の1対の鉛直ボス部36bに回転可
能に支承させ、両爪体37間に配設したコイルばね38
によって開放方向に附勢して設けられている。両爪体3
7の基端(後端)部内面にはカム37bを固定してあ
り、このカム37b間に突出するカムピン39aを備え
た第1のアクチュエータ39が苗取爪10に設けられて
いる。この第1のアクチュエータ39は単動形の空気圧
シリンダに構成されており、カムピン39aは戻しばね
39bにより両カム37b間から後退する向きに移動附
勢されていて、空気圧の供給により両カム37b間で前
進して両爪体37を互に近接する向きに回動させ、苗取
爪10を閉鎖させるものとされている。
【0021】苗取爪10は次のようにガイドしつつ昇降
駆動するものとされている。すなわち同様に図6−8に
示すように台板36のボス部36aに後方向きに張出す
アーム36cを突設して、このアーム36c端に支持さ
せたガイドローラ41を、機枠に固定した平面視コの字
形の鉛直なガイドレール42内に臨ませてある。図8に
示すように前記チェンケース12内にはケース駆動軸3
2の前段側でミッションケース4(図1)内からの伝動
によりチェン44を介し駆動される伝動軸45が設けら
れており、この伝動軸45とケース駆動軸32とにそれ
ぞれ嵌着した歯車46,47を互に噛合せてある。ケー
ス駆動軸32の外周には回動ケース13に固定した太陽
歯車48を配置してあり、この太陽歯車48に噛合う歯
車49を回動ケース13に遊転自在に支持させ、該歯車
49に噛合う歯車50を台板駆動軸33に嵌着してい
る。これよりして回動ケース13はケース駆動軸32の
回転に伴い図6でみて矢印Aのように該駆動軸32と一
体に反時計方向に回動せしめられ、このように回動ケー
ス13が回動することにより太陽歯車48のまわりを自
転しつつ公転する歯車49の回転が歯車50に伝えられ
ることによりアーム34は、回動ケース13と共に位置
を変更して行く台板駆動軸33まわりで図6でみて矢印
Bのように時計方向に回動せしめられることとされてい
る。図6に示す状態が苗取爪10の上昇端位置に対応
し、この状態でアーム34は図示のように鉛直姿勢をと
るように設けられている。したがって回動ケース13の
矢印A方向への回動により台板駆動軸33の位置が低め
られるのに伴ってアーム34は矢印B方向に回動しつつ
引下げられ、これによって台板36及び苗取爪10が引
下げられて行くが、歯車48,49,50の歯数は同時
に矢印B方向に回動するアーム34によって台板36に
支持させたガイドローラ41がガイドレール42内を下
降する台板36のガイドによって、台板36及びそれに
支持させた苗取爪10が常に図示の水平姿勢を維持する
ように設定されている。図11が苗取爪10の下降時中
途の位置を、図12が同爪10の下降端位置を、それぞ
れ示しているが、図示のように水平姿勢を維持しつつ下
降せしめられた苗取爪10は、図12の位置から回動ケ
ース13がケース駆動軸32まわりで矢印A方向に回動
することによる台板駆動軸33の上昇により上昇せしめ
られ、またそのときアーム34は台板駆動軸33まわり
で矢印B方向に回動せしめられ、図13に示すように台
板36及び苗取爪10の水平姿勢が維持されつつ、図6
の上昇端位置までの苗取爪10の上昇が得られる。以上
より明らかなように回動ケース13とアーム34は、苗
取爪10の昇降駆動装置(図8で、符号7で指す。)を
構成し、ガイドローラ41及びガイドレール42は苗取
爪10の水平姿勢を維持するガイド手段を構成してい
る。
【0022】昇降駆動装置7は図6,12に示す苗取爪
10の上昇端及び下降端位置ではそれぞれ、苗取爪10
の昇降駆動を一旦停止させるものとしてある。すなわち
図8,9に示すように伝動軸45上の歯車46には1対
の凸円弧面52a,52bを有する回転規制板52を固
定してあり、ケース駆動軸32には1対の凹円弧面53
a,53bを有する回転規制板53を嵌着してある。伝
動軸45が1回転する間、苗取爪10の上昇端位置では
凸円弧面52aと凹円弧面53aが、また下降端位置で
は凸円弧面52bと凹円弧面53bが、それぞれ伝動軸
45の一定回転角度範囲にわたり係合し合うこととされ
ており、これよりして伝動軸45の回転は常時行なわれ
るも歯車46は上記の範囲では歯車47を回転させるこ
となく回転し、これによってケース駆動軸32、したが
って苗取爪10の停止が得られることとされている。
【0023】苗取爪10には次のような苗押出し部材5
5と第2のアクチュエータ56も、設けてある。すなわ
ち図6−8に示すように苗押出し部材55は台板36か
ら前方向きに張出してあるガイド部36dにガイドさせ
た押出し板に形成され、単動形の空気圧シリンダに形成
されている第2のアクチュエータ56のピストンロッド
端に取付けて両爪体37間に臨ませてある。苗押出し部
材55は第2のアクチュエータ56内の戻しばね56a
により後退方向に移動附勢され、アクチュエータ56に
対する空気圧の供給により前進せしめられるものとされ
ている。
【0024】次に苗載台8及び苗保持枠9の上面側に配
置されている苗押出杆11は図10に示すように、押出
ケース58内から前下方向きにやや傾斜させて突出させ
てある進退ロッド59に支持板60を介し、進退ロッド
59に平行させて取付けられている。押出ケース58は
図3に示すように前記駆動ケース部16aに取付けて左
右方向に沿わせてある横向きケース部16bに苗取出し
位置Wの後上方側で連設してあり、図8の前記伝動軸4
5から伝動されて回転するところの、横向きケース部1
6b内の押出駆動軸61を内部に臨ませてある。進退ロ
ッド59の基端には、押出ケース58に水平支点軸62
まわりで回動可能に支持させた押出駆動アーム63をリ
ンク64により接続してある。押出駆動アーム63の基
端部は押出駆動軸61上に固定設置した押出駆動カム6
5に対し、ケース58内面に基端を受けさせてアーム6
3に作用させてあるコイルばね66の附勢下で係合させ
てある。押出駆動カム65は図示のように円形面を欠除
した欠除部65aを有し、駆動軸61が1回転する間に
欠除部65aがアーム63の基端部位置に到達すること
により押出駆動アーム63がばね66の附勢力により鎖
線図示のように回動せしめられ、これによって進退ロッ
ド59が突出動して苗押出杆11を鎖線図示のように、
苗取出し位置にある苗把持部9a内へと突入させ、該把
持部9aに把持されている苗ブロックPの上面を押させ
ることとされている。押出ケース58と進退ロッド59
とには押出し作動時のショックアブソーバとなるゴムリ
ング67,68を装備させてある。
【0025】前記第1のアクチュエータ39は苗取爪1
0が図6の上昇端位置まで上昇せしめられ停止せしめら
れた上で作動させるものに、また前記第2のアクチュエ
ータ56は苗取爪10が図12の下降端位置まで下降せ
しめられ停止せしめられた上で第1のアクチュエータ3
9の作動解除による苗取爪10の開放と同期して一定時
間のみ作動させるものに、それぞれ構成されている。こ
れらのアクチュエータ39,56に対し空気圧を供給す
るためのコンプレッサ70が、図1に示すようにミッシ
ョンケース4の外面上に該ケース4内から駆動を受ける
ように設置されている。各アクチュエータ39,56の
作動制御は、図11に示すように前記ガイドローラ41
の上下限位置を検出するように前記ガイドレール42の
上下端部に配設するリミットスイッチ71,72、及び
図外の電磁弁を用いて行なえる。
【0026】図14は第1の実施例の作用を、動作の進
行方向を時計方向として図解したものであり、「閉鎖」
は第1のアクチュエータ39が空気圧で作動して苗取爪
10が閉鎖している範囲、「開放」は第1のアクチュエ
ータ39から空気圧が抜かれコイルばね38の附勢力で
苗取爪10が開放している範囲を、示している。また
「下降」、「上昇」はそれぞれ、苗取爪10が回動ケー
ス13の回動により下降中、上昇中である範囲を、「停
止」は図8,9の回転規制板52,53の作用により回
動ケース13の回動が停止され苗取爪10が停止状態に
ある範囲を、それぞれ示している。苗取爪10の上昇は
同爪10が上昇端位置に到達した時点ULで終わり、こ
の苗取爪10の停止期間中に第1のアクチュエータ39
の作動で両爪体37が閉鎖動せしめられ苗取爪10が苗
取出し位置にある苗把持部9aの苗ブロックPを挟持す
る(図6に対応)。上昇端位置での停止期間が完了する
と苗押出杆11が図10に鎖線図示のように押出し作動
せしめられるのと同時に苗取爪10の下降が開始せしめ
られて、時点PPで図1に示すように苗ブロックPが苗
把持部9aから完全に離脱せしめられる。苗取爪10は
引続いて、図11に示すように水平姿勢を維持しつつ下
降せしめられて行く。なお苗押出杆11と苗取爪10類
似の爪を設ける構造で、開放状態で待機する爪中へと苗
ブロックを押出し同期して爪を閉鎖させるようにするこ
とも可能である。
【0027】図14の時点LLで苗取爪10の下降停止
が得られ、この停止中に第1のアクチュエータ39から
空気圧が抜かれ爪体37が開放動して苗取爪10が開放
されるのと同時に第2のアクチュエータ56に空気圧が
供給され苗押出し部材55が両爪体37間で前進して苗
ブロックPを押し、該苗ブロックPが苗取爪10から解
放される。苗取爪10の下降端位置では苗ブロックPが
前記苗誘導枠18のコの字形誘導溝に対面する位置まで
下降せしめられており、同苗ブロックPは図12に示す
ように苗誘導枠18内に押出されて、この誘導枠18に
誘導されつつ直立姿勢のままで溝切り板19による溝G
内へ自然落下して移植される。図14の時点PUがその
ような移植時を示しており、移植された苗ブロックPは
1対の鎮圧ローラ20の作用で覆土を施されて所要の移
植状態となる。図12の状態から苗取爪10は開放状態
のままで図13に図示のように上昇せしめられて行き、
それまでの間に既に苗取出し位置へと送られて来ている
次の苗ブロックPを挟持可能な上昇端位置まで上昇して
停止せしめられる。
【0028】
【発明の効果】この発明は倒立截頭錐体台状の苗ブロッ
クPを水平な苗保持枠9に、苗ブロック上端部分外周面
の弾性的な把持により直立姿勢で保持させておいて、そ
の直立 姿勢のままで苗ブロックを取出し圃場面まで移動
させて移植することとしたから、水平配置の苗保持枠9
によった点と苗ブロックの姿勢を全く変更しない点とか
ら苗保持枠を従来の場合よりもずっと低い位置に配置す
ることができ、苗保持枠を移植機の後部に設ける場合も
移植機後部の重心位置を低くして移植機の安定した走行
性能を確保できることとする
【0029】また苗ブロックPの姿勢変更を行なうもの
でないことから、姿勢変更のために必要な諸機構を設け
る必要がなくて移植装置の構造を簡単化できるのはもと
より、苗保持枠から圃場面に至るまでの苗ブロックの移
動距離が短縮されて移植能率を大幅に向上でき、また同
移動距離の短縮と姿勢変更のための力を加えない点とか
ら苗ブロックの崩れが少なくされ、移植後の苗の良好な
生育、したがって収穫物の品質向上を期待できる
【0030】苗保持枠9の苗把持部9aに上端部分外周
面を弾性的に把持させた苗ブロックPは、被把持部分の
下方側がむき出し状態にあることから苗取爪10を利用
して苗ブロックをつかみ苗保持枠から引き抜くことがで
き、そのような苗取爪を利用してそのまま圃場面近くま
で移動させることができて、極く安定した直立姿勢維持
と植付けとを得ることができる。
【0031】苗取爪10を用い苗ブロックPの引き抜き
と移動を行なう構成において、該苗取爪を上昇端位置と
下降端位置とで一旦停止させることとすると、上下動を
停止した状態の下での苗ブロックの挟持及び解放が行な
われて同挟持及び解放が確実に行なわれる。苗取爪10
からの苗ブロックPの解放時に苗ブロックを同期して苗
押出し部材55により押出させることとすると苗ブロッ
クり土が粘着性であっても、また苗自体が葉がらみを起
こし易い生育状態にあっても、同苗ブロックが直立姿勢
を安定に維持しつつ確実に解放され、移植状態が良くさ
れる
【0032】苗保持枠9から苗ブロックPを、苗押出杆
11による押出しと苗取爪10による引き抜きとを同時
に行なって取出す構成によると、軟弱な苗ブロックの場
合に も形状が崩れないように同苗ブロックを把持でき、
また粘着性の苗ブロックであっても安定した姿勢で確実
に取出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明移植装置の一実施例を装備する移植機の
一部縦断概略側面図である。
【図2】図1の一部分の縦断背面図である。
【図3】実施例の要部を示す概略斜視図である。
【図4】実施例で用いている苗保持枠とそれに組合され
たトレーの一部分を示す平面図である。
【図5】図4のV−V線に沿う断面図である。
【図6】実施例の要部を示す縦断側面図である。
【図7】実施例の一部分の分解斜視図である。
【図8】実施例の一部分の一部展開横断平面図である。
【図9】図8のIX−IX線に沿う断面図である。
【図10】実施例の他の一部分の縦断側面図である。
【図11】実施例の作用を説明するための一部縦断側面
図である。
【図12】実施例の作用を説明するための一部縦断側面
図である。
【図13】実施例の作用を説明するための一部縦断側面
図である。
【図14】実施例の作用を示す円グラフである。
【符号の説明】
P 苗ブロック W 取出し位置 7 昇降駆動装置 8 苗載台 9 苗保持枠 9a 苗把持部 10 苗取爪 11 苗押出杆 12 チェンケース 13 回動ケース 14 駆動ケース 22 往復送りねじ 25 縦搬送帯 26 縦送り軸 32 ケース駆動軸 33 台板駆動軸 34 アーム 36 台板 37 爪体 39 第1のアクチュエータ 41 ガイドローラ 42 ガイドレール 52 回転規制板 53 回転規制板 55 苗押出し部材 56 第2のアクチュエータ 65 押出駆動カム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−130105(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01C 11/02

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 倒立錐体台状の苗ブロックの複数個を移
    植機に設けた水平な苗保持枠に、各苗ブロックの上端部
    分外周面を弾性的に把持させて直立姿勢で保持させ、苗
    保持枠を移動させて各苗ブロックを所定取出し位置に移
    した上で、該各苗ブロックを苗保持枠から、該苗保持枠
    の下面側から引き抜くことにより下方向きに離脱させ圃
    場に植付けるようにした移植方法。
  2. 【請求項2】 苗保持枠からの苗ブロックの引き抜き
    を、苗保持枠の下面近くの上昇端位置と圃場面近くの下
    降端位置との間で上下動させる開閉可能な苗取爪によ
    り、該苗取爪の上昇端位置で苗ブロックを挟持させた上
    で苗取爪を下降させることによって行ない、この苗取爪
    を下降端位置で開放して苗ブロックの挟持を解除し該苗
    ブロックの植付けを得、苗取爪は上昇端位置まで上昇さ
    せるようにした請求項1の移植方法。
  3. 【請求項3】 苗取爪を上昇端位置で一旦停止させた上
    で開放状態から閉鎖状態とし苗ブロックを挟持させると
    共に、下降端位置で一旦停止させた上で開放状態とし苗
    ブロックの挟持解除を行なわせるようにした請求項2の
    移植方法。
  4. 【請求項4】 苗保持枠からの各苗ブロックの下方向き
    の離脱を、苗保持枠の上面側から苗ブロックを押すのと
    同時に苗保持枠の下面側から該苗ブロックを引き抜くこ
    とによって行なう請求項1の移植方法。
  5. 【請求項5】 倒立錐体台状の苗ブロックを該苗ブロッ
    クの上端部分外周面で弾性的に把持可能な複数の苗把持
    部(9a)を有する水平な可動苗保持枠(9)、 この苗保持枠(9)の各苗把持部(9a)を所定取出し
    位置に移動させる駆動手段(22,25)、及び苗保持
    枠(9)の下面側に配置されていて、所定取出し位置に
    ある苗把持部(9 a)に把持された苗ブロックを挟持して下降し該苗ブロ
    ックを苗保持枠(9)から下方向きに引き抜く、開閉及
    び上下動する苗取爪(10)、 を備えた移植装置。
  6. 【請求項6】 前記苗取爪(10)が、開閉動する1対
    の爪体(37)と該爪体を開閉動させるアクチュエータ
    (39)を備えていると共に、昇降駆動装置(7)によ
    り苗保持枠(9)の下面近くの上昇端位置と圃場面近く
    の下降端位置との間で上下動されるものに構成されてい
    る請求項5の移植装置
  7. 【請求項7】 前記苗取爪(10)を、該苗取爪が苗ブ
    ロックを直立姿勢で挟持する姿勢を維持しつつ上下動す
    るようにガイドする昇降ガイド手段(41,42)を設
    けてある請求項6の移植装置。
  8. 【請求項8】 前記昇降駆動装置(7)を、苗取爪(1
    0)の上昇端位置と下降端位置とでそれぞれ該苗取爪を
    一旦停止させるものに構成してある請求項6の移植装
    置。
  9. 【請求項9】 前記苗取爪(10)に、前記した1対の
    爪体(37)間で進退動可能な苗押出し部材(55)と
    この苗押出し部材を進退動させる第2のアクチュエータ
    (56)を設けてある請求項6の移植装置。
  10. 【請求項10】 苗保持枠(9)の上面側に配置され、
    前記苗取爪(10)による苗ブロックの引き抜きと同期
    して苗ブロックの上面を押し苗把持部(9a)から苗ブ
    ロックを押出す苗押出杆(11)を設けてある請求項5
    の移植装置。
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