JP3443611B2 - 計量装置 - Google Patents

計量装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロードセル等の重量測
定手段を組み込んだ計量コンベヤを有する計量装置の改
良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】商品の製造ライン等では、製品の重量測
定や量目チェックを自動的に行なう計量装置が配備され
る場合がある。この計量装置は、図2に示すように、ロ
ードセル等の重量測定手段(図示省略)を組み込んだ計
量コンベヤ(11)と、この計量コンベヤ(11)の上流側
に配置された搬入コンベヤ(12)と、計量コンベヤ(1
1)の下流側に配置された搬出コンベヤ(13)とで構成
され、搬入コンベヤ(12)から供給された計量物(14)
は、計量コンベヤ(11)を通過する際に重量測定手段で
計量された後、搬出コンベヤ上に排出される。
【0003】ところで、一般に計量コンベヤ(11)での
計量時には、計量物(14)の全重量が計量コンベヤ上に
負荷されていなければならない。計量物(14)が計量コ
ンベヤ(11)と他のコンベヤ、例えば搬出コンベヤ(1
3)との間に跨がっていると、計量物の重量が搬入若し
くは搬出コンベヤ(12)(13)に分散されて正確な計量
が行なえなくなるからである。従って、計量作業は、計
量物(14)の後端部が計量コンベヤ(11)上に乗り移っ
てから計量物(14)の先端部が計量コンベヤ(11)の終
端部に達するまでの間の時間TS’(以下、計量タイミン
グと称する)内に行なう必要がある。
【0004】この計量タイミングTS’は、予め TS’=(計量コンベヤの長さ−計量物の長さ)/計量コンベヤの搬送速度 =(L−X)/V ・・・・ なる式で演算され、演算結果は装置の制御部(図示省
略)に記憶されている。
【0005】この計量タイミングTS’中に得た計量値
は、制御部でその適否がチェックされる。そして、計量
値に問題がある場合(計量値に限度以上の過不足がある
場合、何らかの理由で計量ができなかった場合等)は、
制御部は計量エラーとして認識する。
【0006】従来では、このような計量エラーが生じた
場合に、以下に述べる2つの方策で対処している。一つ
は、ノンストップモードと呼ばれるもので、計量エラー
検出以降も計量コンベヤ(11)及び搬出コンベヤ(13)
を継続して回転させ、計量エラーにかかる計量物を計量
コンベヤ(11)、搬出コンベヤ(13)を介して搬出コン
ベヤ(13)の後段に配置した振り分け装置(図示省略)
に搬送し、この振り分け装置で当該計量物をライン外に
排出するものである。他方は、ストップモードと呼ばれ
るもので、計量エラー検出と同時に計量コンベヤ(11)
を停止させ(搬出コンベヤは回転させたままである)、
計量エラーにかかる計量物を作業者の人手によって計量
コンベヤ(11)上からライン外に排出するものである。
このストップモードは、振り分け装置で振り分けると計
量物に傷がつくおそれがある場合、計量物が重量物であ
る場合、あるいは、計量エラーが滅多に生じない場合
(高価な振り分け装置をあえて配置する必要もない場
合)等に使用されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ストップモ
ード下では、計量コンベヤの駆動系に停止信号を発して
から、実際に計量コンベヤが停止するまでの間にメカニ
カルなタイムラグが生じる。従って、図3に示すよう
に、計量タイミングTS’の経過と同時に停止信号を発し
ても(この時、計量物は実線位置にある)、実際に計量
コンベヤ(11)が停止するのは、二点鎖線で示すよう
に、計量物(14)が一定距離M'だけ移動(オーバラン)
した後である。このように計量物(14)がオーバランす
ると、その先端部が搬出コンベヤ(13)の始端部を越え
る位置に達するが、上述のように搬出コンベヤ(13)が
計量コンベヤ(11)の停止後も回り続けているため、計
量物(14)は停止することなく搬出コンベヤ(13)によ
って下流側に搬送される。そのため、作業者は計量物
(14)を追いかけてこれをライン外に排出しなければな
らず、多くの手間を要するようになる。
【0008】そこで、本発明は、ストップモード下での
計量エラーの発生時に、計量物を確実に計量コンベヤ上
で停止させることのできる計量装置の提供を目的とす
る。
【0009】また、本発明は、計量物の種類に応じてノ
ンストップモードとストップモードとを使い分ける場合
において、上記目的に加え、ノンストップモード下での
計量データを高精度化することをも目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的の達成のため、
本発明では、重量測定手段を組み込んだ計量コンベヤの
終端部に搬出コンベヤを連設してなり、計量タイミング
中に計量及び計量値チェックを行なうものにおいて、計
量コンベヤに停止信号を発してから実際に計量物が停止
するまでの間の当該計量物のオーバラン距離をパラメー
タの一つに含めて計量タイミングを演算すると共に、計
量エラーの検出時に、計量物の先端部が計量コンベヤの
終端部より前記オーバラン距離分だけ上流側に達した時
点で計量コンベヤに停止信号を発する制御部を設けるこ
ととした。
【0011】この場合の計量タイミングTSは、 TS=(計量コンベヤの長さ−計量物の搬送方向の長さ−
オーバラン距離)/計量コンベヤの搬送速度 なる式で演算する。
【0012】制御部で、入力した計量コンベヤの搬送速
度からオーバラン距離を自動演算してもよい。
【0013】また、重量測定手段を組み込んだ計量コン
ベヤの終端部に搬出コンベヤを連設してなり、計量タイ
ミング中に計量及び計量値チェックを行なうものにおい
て、計量コンベヤに停止信号を発してから実際に計量物
が停止するまでの間のタイムラグをパラメータの一つに
含めて計量タイミングを演算すると共に、計量エラーの
検出時に、計量物の先端部が計量コンベヤの終端部に達
する時点よりも前記タイムラグ分だけ前の時点で計量コ
ンベヤに停止信号を発する制御部を設けることとした。
【0014】この場合の計量タイミングTSは、 TS=(計量コンベヤの長さ−計量物の搬送方向の長さ)
/計量コンベヤの搬送速度−タイムラグ なる式で演算する。
【0015】制御部で、入力した計量物の種類からこれ
に対応する各種パラメータを自動的に選択して計量タイ
ミングを演算してもよい。
【0016】制御部の内部回路をストップモードとノン
ストップモード間で切り替え可能とし、ストップモード
下では、計量コンベヤに停止信号を発してから実際に計
量物が停止するまでの間の当該計量物のオーバラン距離
又はタイムラグをパラメータの一つに含めて計量タイミ
ングを演算すると共に、ノンストップモード下では、前
記オーバラン距離又はタイムラグを考慮することなく計
量タイミングを演算してもよい。
【0017】
【作用】オーバラン距離をパラメータの一つに含めて計
量タイミングを演算すると、これを含まない場合に比べ
て計量タイミングが短くなる。これは、計量物の先端部
が計量コンベヤの終端部に到達する以前、具体的には、
計量コンベヤの終端部よりもオーバラン距離分だけ上流
側の地点に到達した時点で計量タイミングが終了するこ
とを意味する。従って、計量タイミングの終了と同時に
計量コンベヤに停止信号を発すれば、計量物は、その先
端部が計量コンベヤの終端部に達したところで停止し、
計量物の先端部が搬出コンベヤ上に到達することはな
い。
【0018】オーバラン距離は、主として計量コンベヤ
の搬送速度に左右されるので、搬送速度からその場合の
オーバラン距離を予測することができる。従って、オー
バラン距離と搬送速度との間に成り立つ関係式を見いだ
し、これを制御部に入力しておけば、搬送速度を入力す
るだけで、オーバラン距離を演算し、これから計量タイ
ミングを演算することが可能となる。
【0019】タイムラグをパラメータの一つに含めて計
量タイミングを演算しても同様の作用・効果が得られ
る。この場合もオーバラン距離を実測する必要がないの
で、作業能率の向上を図ることができる。
【0020】入力した計量物の種類からこれに対応する
各種パラメータを自動的に選択して計量タイミングを演
算するようにすれば、各種計量物ごとに計量条件に合致
する最適な計量タイミングを得ることができる。
【0021】一般に計量タイミングを短縮化すると、計
量精度の点で不利になる。従って、ストップモード及び
ノンストップモードを計量物の種類に応じて使い分ける
場合には、制御部の内部回路を両モード間で切り替え可
能とし、ストップモード下でオーバラン距離又はタイム
ラグをパラメータの一つに含めて計量タイミングを演算
すると共に、ノンストップモード下でオーバラン距離又
はタイムラグを考慮することなく計量タイミングを演算
するとよい。これにより、ストップモード下では、計量
コンベヤの停止後に、計量物の先端部が搬出コンベヤ上
に到達する事態を確実に防止することでき、その一方、
ノンストップモード下では、高い計量精度を確保するこ
とができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1に基づいて説
明する。
【0023】図示した計量装置は、主にストップモード
下で使用されるもので、上流側より搬入コンベヤ
(1)、計量コンベヤ(2)、搬出コンベヤ(3)を順
次配設して構成される。計量コンベヤ(2)は、ロード
セル等の重量測定手段(4)にベルトコンベヤを搭載し
て構成され、重量測定手段(4)の出力は図示しない制
御部に接続されている。計量コンベヤ(2)の上流端に
は、間欠的に連続供給される計量物(5)の通過を検知
するセンサ(6)が設けられている。計量物(5)の先
端部がこのセンサ(6)を通過してから一定時間経過
し、計量物(5)の後端部が計量コンベヤ(2)上に完
全に乗り移ったところで、制御部によって計量タイミン
グTSのカウントが開始される。
【0024】計量タイミングTSは、計量コンベヤ(2)
の長さL、計量物(5)の搬送方向の長さX、オーバラ
ン距離M、計量コンベヤ(2)の搬送速度Vといったパ
ラメータから以下の演算式で演算される。
【0025】 TS=(計量コンベヤの長さ−計量物の長さ−オーバラン距離)/計量コンベヤ の搬送速度 =(L−X−M)/V ・・・・
【0026】ここで、オーバラン距離Mは、計量コンベ
ヤ(2)を駆動させて停止させ、駆動系に停止信号を発
してから実際に計量物(5)が停止するまでの間の計量
物の移動距離を実測することにより得られる。もちろ
ん、経験的にオーバラン距離Mが明らかであれば、それ
を利用することができる。このオーバラン距離Mは、他
のパラメータ(L、V、X)と共に、予めキーボード等
の入力手段によって制御部に入力されている。
【0027】上記演算式により、計量タイミングTS
終期は、計量物(5)の先端部が計量コンベヤ(2)の
終端部よりもオーバラン距離M分だけ上流側に達した時
点となる。従って、計量タイミングTSの経過と同時に計
量コンベヤ(2)の駆動系に停止信号を発しても、計量
物(5)は、その先端部が計量コンベヤ(2)の終端部
直上に達したところで停止し、当該先端部が搬出コンベ
ヤ(3)上に到達することはない。そのため、計量コン
ベヤ(2)の停止後に、計量物(5)が搬出コンベヤ
(3)によって下流側に搬送されることはなく、作業者
は定位置で計量エラーにかかる計量物(5)をライン外
に排出することが可能となる。
【0028】計量エラーの検出時には、停止信号を発す
ると共に、警告音を発して作業者に注意を促すようにし
てもよい。
【0029】一般に、オーバラン距離Mは、計量コンベ
ヤ(2)の搬送速度Vに大きく左右されるので、オーバ
ラン距離Mと搬送速度Vとの間には、一定の関係式が成
り立つと考えられる。従って、この関係式を見いだして
制御部に記憶させておけば、搬送速度Vを入力するだけ
で、オーバラン距離Mを演算し、これから計量タイミン
グTSを演算することが可能となる。この場合、作業者
は、オーバラン距離を実測する必要もないので、作業能
率のさらなる向上が期待できる。
【0030】なお、通常の使用条件下では、計量コンベ
ヤ(2)のベルトと計量物(5)との間の摩擦力がオー
バラン距離Mに及ぼす影響は小さいが、この摩擦力の影
響が無視できないほど大きい場合(両者間に作用する摩
擦力が極端に小さい場合)は、これを加味して上記関係
式を定める必要がある。
【0031】また、予め計量物の種類ごとにこれに対応
する各種パラメータ(V、X、M)を制御部に記憶さ
せ、入力された計量物の種類からこれに対応する各種パ
ラメータを制御部が自動的に選択するようにしておいて
もよい。これにより、計量物の種類を入力するだけで、
計量タイミングが自動的に演算されるので、計量物の変
更の度に各種パラメータを入力し直す手間を省略するこ
とができる。
【0032】以上の説明は、オーバラン距離Mを計量タ
イミングTSの演算式に代入するものであったが、この
他、計量コンベヤ(2)に停止信号を発してから実際に
計量コンベヤ(2)が停止するまでの間のタイムラグS
を演算式に代入してもよい。この場合の演算式は、
【0033】 TS=(計量コンベヤの長さ−計量物の長さ)/計量コンベヤの搬送速度−タイ ムラグ =(L−X)/V−S ・・・・ となる。
【0034】このタイムラグSは計量物(5)の種類或
いは搬送速度とは無関係であり、その計量装置に固有の
値を示すので、このようにタイムラグSを基に計量タイ
ミングTSを演算すれば、上述のようにオーバラン距離M
を実測する必要もなく、また、一度タイムラグSを計測
して制御部に入力しておけば、以後再計測することなく
継続してオーバランを防止できるようになる。
【0035】この場合も、計量物(5)の種類ごとにこ
れに対応する各種パラメータ(V、X)を制御部に記憶
させ、入力された計量物の種類からこれに対応する各種
パラメータを制御部が自動的に選択するようにしておい
てもよい。
【0036】ところで、上述のようにオーバラン距離M
あるいはタイムラグSを考慮して計量タイミングTSを演
算する場合には、これらを考慮しない場合(図2参照)
に比べて、計量タイミングTSが短くなる点が問題とな
る。計量コンベヤ(2)では、ベルト等の振動荷重を計
量値から除外すべく重量測定手段(4)の出力をローパ
スフィルタを通して制御部に入力しているため、計量タ
イミングTSが短かくなれば、これに応じてローパスフィ
ルタの応答時間を短縮化せざるを得ず、そのため外乱を
受け易くなって計量値精度の低下を招くおそれがあるか
らである。
【0037】従って、ストップモード及びノンストップ
モードを計量物の種類に応じて切り替えながら計量する
場合において、一律に上記演算式、によって計量タ
イミングTSを求めるのは非合理的であるといえる。
【0038】そこで、このような場合は、制御部の内部
回路をストップモードとノンストップモードとで切り替
え可能にし、ストップモード下では、演算式又はで
計量タイミングTSを演算すると共に、ノンストップモー
ド下では、オーバラン距離MあるいはタイムラグSを考
慮することなく上記演算式で計量タイミングTS’を演
算するとよい。これにより、ノンストップモード下で
は、高い計量精度を確保することができ、その一方、ス
トップモード下では、計量コンベヤ(2)の停止後に計
量物(5)が搬出コンベヤ(3)上に乗り移る事態を確
実に防止できるようになる。
【0039】この場合、ストップモード下での計量精度
の低下が懸念されるが、計量値として移動平均をとるよ
うにすれば実用上十分な精度を確保することができるの
で特に問題はない。
【0040】なお、演算式、、では、計量コンベ
ヤ(2)と搬出コンベヤ(3)間の隙間Gを考慮してい
ないが、この隙間Gが無視できない程大きく設定されて
いるのであれば、上記各演算式、、において計量
コンベヤの長さ(L)を、(L+G)に置き換える必要
がある。
【0041】
【発明の効果】このように、本発明によれば、オーバラ
ン距離又はタイムラグをパラメータの一つに含めて計量
タイミングを演算しているので、ストップモードにおけ
る計量エラー時に計量物が搬出コンベヤ上に乗り移るこ
とはなく、確実に計量コンベヤ上で停止する。このた
め、作業者は定位置で計量エラーにかかる計量物をライ
ン外に排出することができ、能率的に計量作業を行なう
ことができる。
【0042】特にタイムラグをパラメータとして使用す
る場合は、オーバラン距離Mを実測する必要もなく、ま
た、一度タイムラグSを計測して制御部に入力しておけ
ば、以後再計測することなく継続してオーバランを防止
できるという顕著な効果を奏する。
【0043】入力した計量コンベヤの搬送速度からオー
バラン距離を自動演算するようにすれば、搬送速度を入
力するだけで、計量タイミングを演算できる。従って、
オーバラン距離を実測する必要がなくなり、作業の容易
化が達成される。
【0044】入力された計量物の種類からこれに対応す
る各種パラメータを自動的に選択できるようにしておけ
ば、計量物の種類を入力するだけで、計量タイミングを
自動的に演算することができる。従って、計量物の変更
の度に各種パラメータを入力し直す手間を省略すること
ができ、作業能率の向上が期待できる。
【0045】ストップモード及びノンストップモードを
計量物の種類に応じて使い分ける場合において、制御部
を両モード間で切り替え可能とし、ストップモード下で
オーバラン距離又はタイムラグをパラメータの一つに含
めて計量タイミングを演算する一方で、ノンストップモ
ード下でオーバラン距離又はタイムラグを考慮すること
なく計量タイミングを演算すれば、ストップモード下で
は、計量コンベヤの停止後に、計量物の先端部が搬出コ
ンベヤ上に到達する事態を確実に防止することでき、そ
の一方、ノンストップモード下では、高い計量精度を確
保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる計量装置の側面図である。
【図2】従来の計量装置の側面図である。
【図3】計量物がオーバランする様子を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
2 計量コンベヤ 3 搬出コンベヤ 4 重量測定手段 5 計量物 M オーバラン距離 TS 計量タイミング
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01G 11/00 B07C 5/18

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重量測定手段を組み込んだ計量コンベヤ
    の終端部に搬出コンベヤを連設してなり、計量タイミン
    グ中に計量及び計量値チェックを行なうものにおいて、 計量コンベヤに停止信号を発してから実際に計量物が停
    止するまでの間の当該計量物のオーバラン距離をパラメ
    ータの一つに含めて計量タイミングを演算すると共に、
    計量エラーの検出時に、計量物の先端部が計量コンベヤ
    の終端部より前記オーバラン距離分だけ上流側に達した
    時点で計量コンベヤに停止信号を発する制御部を設けた
    ことを特徴とする計量装置。
  2. 【請求項2】 前記計量タイミングTSが、 TS=(計量コンベヤの長さ−計量物の搬送方向の長さ−
    オーバラン距離)/計量コンベヤの搬送速度 なる式で演算されることを特徴とする請求項1記載の計
    量装置。
  3. 【請求項3】 前記制御部が、入力した計量コンベヤの
    搬送速度からオーバラン距離を自動演算することを特徴
    とする請求項1記載の計量装置。
  4. 【請求項4】 重量測定手段を組み込んだ計量コンベヤ
    の終端部に搬出コンベヤを連設してなり、計量タイミン
    グ中に計量及び計量値チェックを行なうものにおいて、 計量コンベヤに停止信号を発してから実際に計量物が停
    止するまでの間のタイムラグをパラメータの一つに含め
    て計量タイミングを演算すると共に、計量エラーの検出
    時に、計量物の先端部が計量コンベヤの終端部に達する
    時点よりも前記タイムラグ分だけ前の時点で計量コンベ
    ヤに停止信号を発する制御部を設けたことを特徴とする
    計量装置。
  5. 【請求項5】 前記計量タイミングTSが、 TS=(計量コンベヤの長さ−計量物の搬送方向の長さ)
    /計量コンベヤの搬送速度−タイムラグ なる式で演算されることを特徴とする請求項4記載の計
    量装置。
  6. 【請求項6】 前記制御部が、入力した計量物の種類か
    らこれに対応する各種パラメータを自動的に選択して計
    量タイミングを演算することを特徴とする請求項1又は
    4記載の計量装置。
  7. 【請求項7】 前記制御部の内部回路をストップモード
    とノンストップモード間で切り替え可能とし、ストップ
    モード下では、計量コンベヤに停止信号を発してから実
    際に計量物が停止するまでの間の当該計量物のオーバラ
    ン距離又はタイムラグをパラメータの一つに含めて計量
    タイミングを演算すると共に、ノンストップモード下で
    は、前記オーバラン距離又はタイムラグを考慮すること
    なく計量タイミングを演算することを特徴とする請求項
    1又は4記載の計量装置。
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