JP3439785B2 - 呼接続方法 - Google Patents

呼接続方法

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JP3439785B2
JP3439785B2 JP01204493A JP1204493A JP3439785B2 JP 3439785 B2 JP3439785 B2 JP 3439785B2 JP 01204493 A JP01204493 A JP 01204493A JP 1204493 A JP1204493 A JP 1204493A JP 3439785 B2 JP3439785 B2 JP 3439785B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の電話端末を運用
可能とし、特に公衆網から発呼要求を受けた際に空き状
態の電話端末を選出してその端末と当該呼とを接続させ
呼接続方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近では、航空券、コンサート・チケッ
ト、テレフォンショッピング等に代表される電話によ
り、種々のチケット及び商品を購入するサービスが普及
してきている。
【0003】上記のサービスでは、消費者は、任意のA
CD端末から購入先へ発呼要求を行い、当該発呼要求が
許諾された場合、すなわち回線が接続された場合に、購
入先のオペレーターに商品番号等を告げることにより、
チケット及び商品を購入できる。このため、消費者は、
在宅しながらチケット、商品を購入可能であり、店頭へ
足を運ぶ手間が省け、多忙時には有効なサービスであ
る。
【0004】ここで、上記したサービスにおいては、A
CD(AUTOMATIC CALLDISTRIBUTION;呼自動分配機能)
装置の需要が高まってきている。以下、従来のACD装
置について説明する。
【0005】ACD装置は例えばPBX(構内交換機)
に併設、またはPBX内に設ける。PBXには、M本の
電話回線を接続すると共に、N個のACD端末を接続す
る。このとき、NとMの関係をN<Mとする。
【0006】例えば、構内交換網において、任意の加入
者は、ACD代表番号をダイヤルして発呼要求を行う。
PBXでは、当該発呼要求を受けた際に、ACD装置が
この発呼要求を認識する。そして、前記N個のACD端
末のうち空き状態のACD端末を選択し、選択されたA
CD端末と当該呼とを接続する。
【0007】一方、N個のACD端末が総て通話状態に
あり、空き状態のACD端末が不在の場合には、当該呼
をメッセージトランクへ接続する。メッセージトランク
には、待機を促すメッセージ、例えば「ただ今回線が混
雑しておりますでので、このままで少々御待ち下さ
い。」等のメッセージを発信者へ送信する。
【0008】ACD装置は、各ACD端末を監視して
、ACD端末の通話終了を検出する、前記の待ち
態の呼を当該ACD端末へ接続する。なお、ACD装置
は、待ち状態の呼が複数ある場合には、待ち時間の長い
呼から順次処理を行う。
【0009】これにより、呼を各ACD端末へ均等に接
続することが可能となり、オペレーターの負担を軽減
きる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記AC
D装置において、ACD端末が総て通話状態の場合、
信者は、トーキー、リンギングバックトーン等を聴きな
がらACD端末との接続を待機する必要がある。従っ
て、待時間が長くなった場合、発信者待ち途中に呼
を切断する、途中放棄呼が生じる。しかし、上記AC
D方式では、途中放棄呼の発信者と接続することは不可
能であり、発信者は、ACD端末が応答するまで繰り返
し発呼要求を行う必要がある。このため、発信者へのサ
ービス性の向上のひとつとして、個々の発信者に対する
応答時間の短縮化、及び待ち時間の短縮化が望まれてい
るが、オペレーターの負担が大きくなり、困難である。
また、上記の問題を解決するために回線数及び応答端末
の増設が考えられるが、設備投資、及び端末数に対応す
るオペレーターの増員によりコストがかかるという問題
があり現実的ではない。
【0011】そこで、本発明は、前記問題点に鑑みてな
されたものであり、待ち状態の発信者が呼を切断した場
合、ACD装置から当該発信者へ発呼要求を行い、効率
のよい呼分配処理を行うことを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために以下のようにした。これを図1の原理図に
基づいて説明する。
【0013】本発明は、発信側端末からの発呼を複数の
受信側端末に接続する呼接続方法に関する。
【0014】本発明における呼接続方法では、まず、発
信側端末より受信側の端末である端末3に対して発呼が
あり、接続された複数の受信側の端末3が全て着信可能
で無いときは、発信側端末からの当該呼を接続待ち状態
に設定し、その設定時間を記憶させる。この時、端末3
が着信可能であるか否かの判断、即ち、各 端末3を監視
して通話状態にあるか空き状態にあるか否かの判別は、
例えば、回線監視手段5で行えばよい。さらに、前記設
定時間の記憶は、登録手段6に行うようにしてもよい。
前記複数の受信側の端末3において、いずれかが着信可
能となったときは、記憶されている呼の中で最も古い時
間が設定されている呼の検出が行われる。この時、呼の
検出は、端末3が着信可能であるか否かの判断と共に、
回線監視手段5で行えばよい。前記検出された最も古い
時間が設定されている呼が接続待ち状態であった場合に
は、前記着信可能となった受信側の端末3と当該呼の接
続が行われる。この時、呼の接続は、例えば、回線交換
手段4で行えばよい。一方で、前記検出された呼が切断
されたものであった場合には、例えば、登録手段6に蓄
積された発信元番号を元に、当該呼の発信元に発呼動作
を行えばよい。この時、前記切断された途中放棄呼の発
信者への発呼要求を行う発呼動作は、発信手段2で行え
ばよい。
【0015】また、上記の呼接続方法において、前記複
数の受信側の端末3のいずれかが着信可能となったとき
は、記憶されている呼の中から、接続する呼を選択可能
とするものでもよい。
【0016】さらに、上記の呼接続方法において、前記
接続待ち状態において呼が切断されたとき、当該呼の待
ち時間が特定の時間未満であるときは、当該呼の情報を
前記記憶内容から消去してもよい。
【0017】好ましくは、上記の呼接続方法において、
前記接続待ち状態において呼が切断されたとき、前記接
続待ち状態において特定番号を受信していない場合は、
当該呼の情報を前記記憶内容から消去してもよい。
【0018】さらに好ましくは、上記の呼接続方法にお
いて、前記接続待ち状態において特定番号を受信したと
きには、呼が切断されたときの当該呼の待ち時間が特定
の時間未満であっても、当該呼の情報を前記記憶内容か
ら消去しなくてもよい。また、上記した各部の動作にお
ける一連の制御は、例えば、制御手段7により行えばよ
い。さらに、上記した当該待ち呼の待ち時間を計時する
タイマ8を備えるようにしてもよい。この場合、制御手
段7には、予め特定時間を設定するようにすればよい。
【0019】
【作用】本発明によれば、制御手段7は、当該端末3に
対する発呼要求を認識した際に、回線監視手段5を動作
させ、各端末3の通話状態を判別させる。すなわち、空
き状態の端末3が存在するか否かを判別させる。ここで
空き状態の端末3が存在する場合には、前記回線交換手
段4は、当該呼と前記空き状態の端末3とを接続する。
この時点で発信者は、端末3へ任意の要件を伝達するこ
とが可能である。
【0020】また、回線監視手段5が空き状態の端末3
が不在と判別した場合、すなわち全ての端末3が通話状
態にある場合は、制御手段7は、当該呼を待ち状態へ設
定すると共に、前記回線監視手段5により当該待ち呼を
監視させる。ここで、回線監視手段5が待ち呼の途中放
棄を検出した場合に、制御手段7は当該発呼要求から
信者の着信番号を抽出して登録部6へ登録する。
【0021】さらに、回線監視手段5が任意の端末の通
話終了を検出した場合、発信手段2は、登録部6から当
該途中放棄呼にかかる着信番号を読み出す。そして、こ
の着信番号に基づいて発信者へ発呼要求を行う。これに
より、発信者は、一度発呼要求を行えばよく、さらに必
要以上の待ち時間を消費することを防止できる。
【0022】なお、タイマ8を設けた場合、制御手段7
は、任意の呼を待ち状態とする際に当該タイマ8を起動
させる。さらに、当該呼が途中放棄された場合に当該タ
イマ8を停止する。そして、タイマ8の計時した待ち時
間と予め設定されている特定時間とを照合する。当該待
ち時間が特定時間未満の場合には制御手段7は、当該呼
にかかる処理を終了する。一方待ち時間が特定時間以上
の場合には、発信手段2を動作させる。発信手段2は、
上記同様に登録部6から当該途中放棄呼にかかる着信番
号を読み出し、この着信番号に基づいて発信者へ発呼要
求を行う。
【0023】ここで、上記した特定時間は、トーキー等
から発生する音声メッセージの1周期と同長とすること
ができる。これによれば、当該発呼要求が間違いの場
合、この発信者に対する発呼要求を行わなくて済む。
【0024】また、本発明の呼接続方法では、発信者
対する発呼要求の実行/未実行を、当該発信者に選択さ
せるようにしてもよい。この場合、発信者は、待ち呼を
途中放棄する前に、上記の特定番号をダイヤルする。
して、この特定番号を受信した場合に限り、途中放棄呼
発信者へ発呼要求を行う。これによれば、発信者は、
待ち時間を最小限に短縮できる。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施の形態について説明す
る。図2は、本実施例における呼分配システムの概略構
成図である。
【0026】本実施例では、本発明にかかるACD装置
12を構内交換機(以下、PBXと記す)9内に設ける
と共に、このPBX9の外部には、当該ACD装置12
の動作を制御する制御コンソール13を設ける。
【0027】PBX9は、公衆網から5本のISDN回
線11を引き込み、構内交換網には3台のACD端末A
(10A)、ACD端末B(10B)、ACD端末C
(10C)を収容する。
【0028】以下、ACD装置12及び制御コンソール
13の構成について説明する。図3は、本実施例におけ
るACD装置12及び制御コンソール13の内部構成ブ
ロック図である。
【0029】同図において、ACD装置12は、回線監
視装置14、発信装置15、トーキートランク21、制
御装置16、本体側送受信回路17を備える。回線監視
装置14は、PBX9における局線スイッチ回路(図示
せず)を監視して、ACD端末10の通話状態、すなわ
ち通話中か否かを判別すると共に、ISDN回線11を
監視して呼の接続/切断を判別する。
【0030】発信装置15は、本発明にかかる発信手段
2の具体例であり、公衆網へ発呼要求を行うものであ
る。トーキートランク21は、発信者に対し待機を促す
音声メッセージを出力するものであり、PBX9の局線
スイッチ回路と接続する。
【0031】本体側送受信回路17は、制御コンソール
13との間で任意の情報を送受信するものである。制御
装置16は、前記した各部の動作を制御するものであ
る。
【0032】一方、制御コンソール13は、コンソール
側送受信回路18、コンソール側制御装置19、タイマ
20を備える。上記のコンソール側送受信回路18は、
ACD装置12、すなわち本体側送受信回路17との間
で情報の送受信を行うものである。
【0033】コンソール側制御装置19は、メモリ19
aを有し、このメモリ19aに任意の情報を書き込み/
読み出しを行うと共に、待ち呼の切断時に、その待ち呼
が正当な待ち呼であるか否かを判別する。詳細には、当
該コンソール側制御装置19は、待ち呼の受付時にタイ
マ20を起動し、当該待ち呼の待ち時間を計時する。そ
して、タイマ20により計時した待ち時間が所定時間以
上であるか否かを判別する。この所定時間は、前記した
トーキートランク21の音声メッセージ長と同長とす
る。
【0034】メモリ19aは、各待ち呼の発信者毎に着
信番号を登録するものであり、この具体的な説明を以下
に示す。図4は、本実施例におけるメモリ19aの具体
例を示す図である。
【0035】同図において、メモリ19aには、現時点
における待ち呼数を格納すると共に、各待ち呼の発信者
の電話番号、待ち設定時間、及び途中放棄呼判別情報を
登録する。
【0036】上記の待ち設定時間は、ACD装置12に
おいて、呼を待ち状態へ設定した時間をいう。また、途
中放棄呼判別情報は、発信者が待ち呼を切断した場合
に、この呼を途中放棄呼として通常の待ち呼と識別する
ための情報である。ここで通常の待ち呼とは、トーキー
トランク21と接続状態にある呼をいう。同図における
途中放棄呼識別情報は、途中放棄呼に”1”、通常の待
ち呼には”0”を登録する。
【0037】以下、本実施例におけるACD装置12の
動作過程を説明する。図5は、発呼要求時のACD装置
12の動作過程を示すフローチャート図である。
【0038】同図において、ACD装置12では、回線
監視装置14は、PBX9の局線スイッチ回路を監視し
て当該構内交換網に対する発呼要求を認識する(ステッ
プ501)と共に、各ACD端末10の通話状態を監視
して空き状態のACD端末10が存在するか否かを判別
する(ステップ502)。
【0039】ここで、空き状態のACD端末10が存在
する場合には、PBX9の局線スイッチ回路を動作させ
て、当該呼とACD端末10を接続する(ステップ50
3)。
【0040】一方、上記のステップ502において、全
てのACD端末10が通話中の場合には、当該発呼要求
から発信者の電話番号を検出する(ステップ504)。
さらに、局線スイッチ回路を動作させて当該呼をトーキ
ートランク21へ接続し、当該呼を待ち状態とする(ス
テップ505)。
【0041】次に、本体側送受信回路17は、当該電話
番号を制御コンソール13へ送信する(ステップ50
6)。その後、回線監視装置14は、3台のACD端末
10を監視し、ACD端末10の通話終了を認識する
(ステップ507、508)。このとき、本体側送受信
回路17は、当該通話終了情報を制御コンソール13へ
送信する(ステップ509)。そして、当該ACD装置
12は、制御コンソール13からの指示を待つ。
【0042】制御コンソール13から任意の指示情報を
受信した際に(ステップ510)、当該指示情報解析し
て、前記空き状態のACD端末10と待ち呼との接続要
求であるのか、または途中放棄呼に対する発呼要求であ
るか判別する(ステップ511)。
【0043】ここで、当該指示情報が発呼指示の場合に
は、当該指示情報から途中放棄呼電話番号を読み出
し、発信装置15へ通知する。発信装置15は、当該電
話番号に基づいて途中放棄呼の発信者へ発呼要求を行う
(ステップ512)。
【0044】一方、当該指示情報が接続指示の場合に
は、待ち呼のISDN回線11を識別し、このISDN
回線11と前記したACD端末10とを接続させる(ス
テップ513)。
【0045】次に、待ち呼の途中放棄時におけるACD
装置12の動作過程を図6のフローチャート図に基づい
て説明する。同図においてACD装置12では、回線監
視装置14は、PBX9の局線スイッチ回路を監視する
(ステップ601)。そして、ISDN回線の切断を認
識し(ステップ602)、当該ISDN回線は、待ち呼
の回線であったか、またはACD端末との通話を終了し
た呼の回線であったかを判別する(ステップ603)。
【0046】ここで、当該呼が待ち呼の場合には、当該
呼の電話番号と共に途中放棄した旨を制御コンソール1
3へ送信する(ステップ604)。一方、前述のステッ
プ603において、当該呼が通話を終了した呼である場
合には、ACD端末10の通話終了と判別し、制御コン
ソール13へACD端末10の通話終了を送信する(ス
テップ605)。そして、前述の図5と同様に制御コン
ソールからの指示に待機する。
【0047】以下に、制御コンソール13の動作過程に
ついて説明する。図7は、本実施例における制御コンソ
ール13の動作過程を示すフローチャート図である。同
図において、制御コンソール13は、ACD装置12か
ら任意の情報を受信し(ステップ701)、コンソール
側制御装置19は当該情報の属性を識別する(ステップ
702)。
【0048】第1に、当該情報が待ち呼設定情報の場
合、コンソール側制御装置19は、当該情報から待ち呼
発信者の電話番号を検出する(ステップ703)。こ
こでコンソール側制御装置19は、タイマ20を起動さ
せ、当該待ち呼の待ち時間を計時させる(ステップ
4)。
【0049】さらにコンソール側制御装置19は、メモ
リ19aへアクセスし(ステップ705)、待ち呼数を
1インクリメントすると共に、当該待ち呼の電話番号及
び待ち呼設定時間をメモリ19aに登録する(ステップ
706)。この時点では、途中放棄呼識別情報は”0”
を登録する。
【0050】第2に、前述のステップ702において、
当該情報がACD端末10の通話終了情報である場合、
コンソール側制御装置19はメモリ19aへアクセスし
(ステップ707)、待ち呼設定時間が最古の電話番号
を検出する(ステップ708)。
【0051】さらに、当該電話番号にかかる途中放棄呼
識別情報を参照し、当該待ち呼は途中放棄呼であるか否
かを判別する(ステップ709)。ここで、当該待ち呼
が途中放棄呼の場合には、コンソール側送受信回路18
は、当該呼の電話番号と共に発呼要求をACD装置12
へ送信する(ステップ710)。
【0052】また、当該待ち呼がトーキートランク21
と接続状態にある呼の場合には、コンソール側送受信回
路18は、当該呼の電話番号と共に、当該待ち呼とAC
D端末10との接続要求をACD装置12へ送信する
(ステップ711)。
【0053】そして、当該制御コンソール13では、コ
ンソール側制御装置19はメモリ19aへアクセスし、
当該待ち呼の電話番号及び待ち呼設定時間を消去し(ス
テップ712)、途中放棄呼識別情報を”0”へリセッ
トする。さらにメモリ19aの待ち呼数をひとつデクリ
メントする(ステップ713)。
【0054】第3に、前述のステップ702において、
当該情報が待ち呼途中放棄情報である場合、コンソール
側制御装置19は当該情報から待ち呼の電話番号を検出
する(ステップ714)。ここで、コンソール側制御装
置19はタイマ20を停止させて当該待ち呼の待ち時間
を算出し(ステップ715)、当該待ち呼の待ち時間と
特定時間とを比較し、当該待ち時間が特定時間以上であ
るか否かを判別する(ステップ716)。
【0055】当該待ち時間が特定時間以上の場合には、
メモリ19aへアクセスし、当該待ち呼の途中放棄呼識
別情報として”1”を登録する(ステップ717)。一
方、当該待ち時間が特定時間未満の場合には、メモリ1
9aから当該待ち呼にかかる情報、すなわち電話番号、
待ち呼設定時間を消去し、さらに待ち呼数を一つデクリ
メントする。
【0056】以上、本実施例によれば、当該構内交換網
への発信者は、ACD端末10すべてが通話中の場合に
はトーキートランク21から出力される音声メッセージ
を聴いた後呼を切断した場合においても、構内交換機か
ら自動的に発呼要求を受け、任意のACD端末10と通
話可能となる。
【0057】尚、制御コンソール13にメモリ19aの
内容を画面表示するディスプレイ装置を設けるようにし
てもよい。この場合は、オペレーターがディスプレイ画
面上を参照して手動で途中放棄呼に対する発呼要求を指
示することが出来る。
【0058】また、本実施例における制御コンソール1
3をACD装置12内部に備えるようにしてもよい。こ
の場合、途中放棄呼に対する発呼を手動で行うためにデ
ィスプレイ装置のみを外部に備えるようにしてもよい。
【0059】さらに、本実施例では、待ち時間が特定時
間以上の途中放棄呼にのみ発呼要求を行うようにした
が、待ち呼の発信者の指示により行えるようにしてもよ
い。この場合は、特定のダイヤル番号を設定し、発信者
は、待ち呼を切断する前に上記の特定番号をダイヤルす
る。この特定番号を認識した制御コンソール13では、
メモリ19aの途中放棄呼識別情報に”1”を登録す
る。これにより、多忙な発信者は、当該構内交換網へ発
呼要求を行い、全てのACD端末10が通話中であるこ
とを認識した際に、直ちに特定番号をダイヤルし、呼を
切断できる。
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、発信者が呼を途中放棄
した場合に、ACD装置は、この発信者へ自動的に発呼
することができる。このため、発信者は、繰り返し発呼
要求を行う必要がなく、被呼者と通話することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図
【図2】本実施例における呼分配システムの概略構成図
【図3】本実施例におけるACD装置及び制御コンソー
ルの内部構成ブロック図
【図4】本実施例におけるメモリの内部構成図
【図5】本実施例におけるACD装置の動作過程を示す
フローチャート図
【図6】待ち呼の途中放棄時におけるACD装置の動作
過程を示すフローチャート図
【図7】本実施例における制御コンソールの動作過程を
示すフローチャート図
【符号の説明】
1・・呼自動分配装置 2・・発信手段 3・・端末
4・・回線交換手段 5・・回線監視手段 6・・登録
手段 7・・制御手段 8・・タイマ 9・・PBX
(構内交換機) 10・・ACD端末 11・・ISD
N回線 12・・ACD装置 13・・制御コンソール
14・・回線監視装置 15・・発信装置 16・・
制御装置 17・・本体側送受信回路 18・・コンソ
ール側送受信回路 19・・コンソール側制御装置 1
9a・・メモリ 20・・タイマ 21・・トーキート
ランク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 3/42 H04Q 3/58 - 3/62

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発信側端末からの発呼を複数の受信側端
    末に接続する呼接続方法において、 前記複数の受信側端末が全て着信可能で無いときは、発
    信側端末からの呼を接続待ち状態に設定してその設定し
    た時間を記憶し、 前記複数の受信側端末のいずれかが着信可能となったと
    きは、記憶されている呼の中で最も古い時間が設定され
    ている呼を検出し、 当該最も古い呼が待ち状態に設定されている呼であると
    きは、前記着信可能となった受信側端末と接続し、 当該最も古い呼が切断された呼であるときは、当該最も
    古い呼の発信元番号への発呼を行う ことを特徴とする呼
    接続方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の呼接続方法であって、前
    記複数の受信側端末のいずれかが着信可能となったとき
    は、記憶されている呼の中から、接続する呼を選択可能
    であることを特徴とする呼接続方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の呼接続方
    法であって、前記接続待ち状態において呼が切断された
    とき、当該呼の待ち時間が特定の時間未満であるとき
    は、当該呼の情報を前記記憶内容から消去することを特
    徴とする呼接続方法。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2記載の呼接続方
    法であって、前記接続待ち状態において呼が切断された
    とき、前記接続待ち状態において特定番号を受信してい
    ない場合は、当該呼の情報を前記記憶内容から消去する
    ことを特徴とする呼接続方法。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の呼接続方法であって、前
    記接続待ち状態において特定番号を受信したときには、
    呼が切断されたときの当該呼の待ち時間が特定の時間未
    満であっても、当該呼の情報を前記記憶内容から消去し
    ないことを特徴とする呼接続方法。
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JPH0884193A (ja) * 1994-09-12 1996-03-26 Nec Corp 着信呼自動分配装置

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