JP3030836B2 - 呼接続制御システム - Google Patents
呼接続制御システムInfo
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- JP3030836B2 JP3030836B2 JP5003161A JP316193A JP3030836B2 JP 3030836 B2 JP3030836 B2 JP 3030836B2 JP 5003161 A JP5003161 A JP 5003161A JP 316193 A JP316193 A JP 316193A JP 3030836 B2 JP3030836 B2 JP 3030836B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は呼接続制御システムに関
し、特に各種発信者が発呼した場合に、着信者により予
めネットワーク内のデータベースに蓄積しておかれる接
続許容時刻,接続優先度の情報に基づいて、発信者と着
信者とを接続する呼接続制御システムに関する。
し、特に各種発信者が発呼した場合に、着信者により予
めネットワーク内のデータベースに蓄積しておかれる接
続許容時刻,接続優先度の情報に基づいて、発信者と着
信者とを接続する呼接続制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、着信者が話中であるときに着呼が
あった場合に、ネットワークで該呼を保持し、着信者の
回線が空いたときにネットワークから当該呼の発信者お
よび着信者を呼び出して接続するサービス(名称として
「終話時再呼出し,キャンプオン,CCBS」等がある)(秋
山等による「インテリジェントネットワークとネットワ
ークオペレーション」(コロナ社1991年刊)や、野口等に
よる「図解ISDN -多目的インタフェース-」(オーム社
1988年刊)参照)が知られている。また、着信者が限定さ
れた接続要求に基づく呼接続方法(いわゆる「カスタマイ
ズド・サービス」と呼ばれるサービス)としては、例え
ば、村瀬等による「サービスのカスタム化とカスタマコ
ントロール」、または、上坂等による「INサービスの先
駆け-フリーダイヤルサービス」(いずれも、NTT技術
ジャーナル,Vol.1,No.9(1989))に開示されている方法が
知られている。
あった場合に、ネットワークで該呼を保持し、着信者の
回線が空いたときにネットワークから当該呼の発信者お
よび着信者を呼び出して接続するサービス(名称として
「終話時再呼出し,キャンプオン,CCBS」等がある)(秋
山等による「インテリジェントネットワークとネットワ
ークオペレーション」(コロナ社1991年刊)や、野口等に
よる「図解ISDN -多目的インタフェース-」(オーム社
1988年刊)参照)が知られている。また、着信者が限定さ
れた接続要求に基づく呼接続方法(いわゆる「カスタマイ
ズド・サービス」と呼ばれるサービス)としては、例え
ば、村瀬等による「サービスのカスタム化とカスタマコ
ントロール」、または、上坂等による「INサービスの先
駆け-フリーダイヤルサービス」(いずれも、NTT技術
ジャーナル,Vol.1,No.9(1989))に開示されている方法が
知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術の前者に
おいては、ネットワークからの接続は、ネットワークで
の受け付け順序によるもののみで、ある発信者を優先的
に受け付けたい、あるいは、ある時刻に受け付けたいと
いった着信者側の希望が満たされないという問題があっ
た。また、上記従来技術の後者においても、着信者側へ
の接続は、リアルタイムでの接続のみであり、着信者話
中に遭遇した発信者は再度掛け直さなければならないと
いう問題があった。すなわち、従来は、希望する接続許
容時刻,接続優先度を考慮して、発信者を選択的に接続
しようという思想は見受けられなかった。本発明は上記
事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところ
は、従来は存在しなかった、着信者側で希望する接続許
容時刻,接続優先度を考慮して、発信者を選択的に接続
可能とする呼接続制御システムを提供することにある。
おいては、ネットワークからの接続は、ネットワークで
の受け付け順序によるもののみで、ある発信者を優先的
に受け付けたい、あるいは、ある時刻に受け付けたいと
いった着信者側の希望が満たされないという問題があっ
た。また、上記従来技術の後者においても、着信者側へ
の接続は、リアルタイムでの接続のみであり、着信者話
中に遭遇した発信者は再度掛け直さなければならないと
いう問題があった。すなわち、従来は、希望する接続許
容時刻,接続優先度を考慮して、発信者を選択的に接続
しようという思想は見受けられなかった。本発明は上記
事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところ
は、従来は存在しなかった、着信者側で希望する接続許
容時刻,接続優先度を考慮して、発信者を選択的に接続
可能とする呼接続制御システムを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の上述の目的は、
端末装置を所持する発信者を収容する加入者収容交換
機、および、着信者を収容する加入者収容交換機を含む
通信網において、着信者側のオペレータ端末からの設定
により着信許容判定に係るデータを保持するデータベー
スと該データベースを制御する制御局とを前記複数の加
入者交換機とは独立に設けて、該制御局は、前記発信者
から接続希望があった旨の情報を、一旦、前記データベ
ース内に保持し、前記制御局が、所定の時刻に、前記発
信者から接続希望があった着信者を収容している加入者
収容交換機から当該着信者の空きを検出した旨の通知を
受けたとき、前記着信者により予め前記データベースに
登録されている接続許容時刻と接続優先度を含む接続情
報をキーとして接続判定を行い、接続が許容される場合
には、当該着信者収容交換機および発信者収容交換機に
対して当該発信者と当該着信者との接続を指示し、前記
加入者収容交換機間で接続を行うことを特徴とする呼接
続制御システムによって達成される。
端末装置を所持する発信者を収容する加入者収容交換
機、および、着信者を収容する加入者収容交換機を含む
通信網において、着信者側のオペレータ端末からの設定
により着信許容判定に係るデータを保持するデータベー
スと該データベースを制御する制御局とを前記複数の加
入者交換機とは独立に設けて、該制御局は、前記発信者
から接続希望があった旨の情報を、一旦、前記データベ
ース内に保持し、前記制御局が、所定の時刻に、前記発
信者から接続希望があった着信者を収容している加入者
収容交換機から当該着信者の空きを検出した旨の通知を
受けたとき、前記着信者により予め前記データベースに
登録されている接続許容時刻と接続優先度を含む接続情
報をキーとして接続判定を行い、接続が許容される場合
には、当該着信者収容交換機および発信者収容交換機に
対して当該発信者と当該着信者との接続を指示し、前記
加入者収容交換機間で接続を行うことを特徴とする呼接
続制御システムによって達成される。
【0005】
【作用】本発明に係る呼接続制御システムにおいては、
着信者が接続許容時刻と接続優先度を含む着信許容判定
基準を登録しておき、通信網側で、複数の発信者からの
着信について所定の時刻に上述の基準による接続判定を
行い、基準に合致するものを優先的に接続するようにし
たので、発信者と着信者の双方にとって有効な、呼接続
制御を行うことが可能になる。
着信者が接続許容時刻と接続優先度を含む着信許容判定
基準を登録しておき、通信網側で、複数の発信者からの
着信について所定の時刻に上述の基準による接続判定を
行い、基準に合致するものを優先的に接続するようにし
たので、発信者と着信者の双方にとって有効な、呼接続
制御を行うことが可能になる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。以下の説明では、本発明の一実施例とし
て、着信者であるチケット販売の予約受付けを業務とす
る会社AのオペレータBが、データベースに着信の優先
順位を登録しておくことにより、会員Dが、一般の発信
者Cより優先的にオペレータBに接続される場合を例と
して説明する。図1は、この実施例を説明するための図
であり、図中、1は一般の発信者Cの電話機、2は会社
Aの会員であるDの発信者電話機、3は加入者収容交換
機、4は制御局、5はデータベース、6は加入者収容交
換機、7はオペレータBの電話機、8はデータベース5
にアクセスできるデータ端末、9は加入者収容交換機3
と制御局4との間で制御信号をやり取りするための制御
回線、10は制御局4とデータベース5との間で制御信
号をやり取りするための制御回線、11はデータベース
5とデータ端末8との間で制御信号をやり取りするため
の制御回線、12は加入者収容交換機3と6との間でや
り取りするための通話回線、13は加入者収容交換機3
と6との間で制御信号をやり取りするための制御回線、
14は制御局4と加入者収容交換機6との間で制御信号
をやり取りするための制御回線、15は会社Aのオフィ
スを示している。
に説明する。以下の説明では、本発明の一実施例とし
て、着信者であるチケット販売の予約受付けを業務とす
る会社AのオペレータBが、データベースに着信の優先
順位を登録しておくことにより、会員Dが、一般の発信
者Cより優先的にオペレータBに接続される場合を例と
して説明する。図1は、この実施例を説明するための図
であり、図中、1は一般の発信者Cの電話機、2は会社
Aの会員であるDの発信者電話機、3は加入者収容交換
機、4は制御局、5はデータベース、6は加入者収容交
換機、7はオペレータBの電話機、8はデータベース5
にアクセスできるデータ端末、9は加入者収容交換機3
と制御局4との間で制御信号をやり取りするための制御
回線、10は制御局4とデータベース5との間で制御信
号をやり取りするための制御回線、11はデータベース
5とデータ端末8との間で制御信号をやり取りするため
の制御回線、12は加入者収容交換機3と6との間でや
り取りするための通話回線、13は加入者収容交換機3
と6との間で制御信号をやり取りするための制御回線、
14は制御局4と加入者収容交換機6との間で制御信号
をやり取りするための制御回線、15は会社Aのオフィ
スを示している。
【0007】なお、以下の説明では、一例として、チケ
ット受付け日時を 1992年11月7日の10:00〜11:00、受付
け用フリーダイヤル(登録商標)番号を 0120-123456、
また、会員Dの電話番号を0422-59-3343であるとする。
概略動作フローを図3〜図5に示す。まず、オペレータ
Bは、予め、前記データ端末8を用いて、チケット受付
け日時(1992.11.7.10:00-11:00)、着信受付け用電話番
号(0120-123456)、Dを始めとする会員の電話番号(0422
-59-3343等)を、データベース5に登録しておく。これ
により、前記データベース5に、着信者の接続希望情報
が、図2に示す如く設定される。チケット予約受付け時
間内に、一般の発信者Cは、電話機1を用いて会社Aの
オペレータ用電話機7に発呼する。また、会員Dも、電
話機2を用いて会社Aのオペレータ用電話機7に発呼す
る。加入者収容交換機3は、発信者の発信ダイヤル番号
(0120-123456)から 呼の制御権を制御局4に移行するこ
とを判別し、発信者であるC,会員Dの電話番号とダイ
ヤル番号を制御局4に通知する。
ット受付け日時を 1992年11月7日の10:00〜11:00、受付
け用フリーダイヤル(登録商標)番号を 0120-123456、
また、会員Dの電話番号を0422-59-3343であるとする。
概略動作フローを図3〜図5に示す。まず、オペレータ
Bは、予め、前記データ端末8を用いて、チケット受付
け日時(1992.11.7.10:00-11:00)、着信受付け用電話番
号(0120-123456)、Dを始めとする会員の電話番号(0422
-59-3343等)を、データベース5に登録しておく。これ
により、前記データベース5に、着信者の接続希望情報
が、図2に示す如く設定される。チケット予約受付け時
間内に、一般の発信者Cは、電話機1を用いて会社Aの
オペレータ用電話機7に発呼する。また、会員Dも、電
話機2を用いて会社Aのオペレータ用電話機7に発呼す
る。加入者収容交換機3は、発信者の発信ダイヤル番号
(0120-123456)から 呼の制御権を制御局4に移行するこ
とを判別し、発信者であるC,会員Dの電話番号とダイ
ヤル番号を制御局4に通知する。
【0008】制御権の移行を受けた制御局4は、前述
の、データベースに予め登録されているデータから、通
知されたダイヤル番号に対応する受付け日時を判定し、
受付け時間外である場合には、加入者収容交換機3に対
して受付け拒否の通知を行う。また、受付け時間内であ
る場合には、加入者収容交換機3に対して受付け完了の
通知を行う。加入者収容交換機3は、受付け拒否通知を
制御局4から受信した場合には、発信者に対して受付け
ができない旨を、ガイダンスで通知し切断する。また、
加入者収容交換機3が、制御局4から受付け完了通知を
受信した場合には、発信者に対して電話を切って待機す
るよう、ガイダンスで通知する。加入者収容交換機3か
ら受付け時間内に制御権の移行を受けた制御局4は、通
知されたダイヤル番号に対応する発信者C,Dの電話番
号がデータベース5に存在するか否かの検索を行う。こ
こでは、発信者Cの電話番号は、データベース5に存在
せず、また、会員であるDの電話番号はデータベース5
に存在するため、これにより、制御局4では、会員であ
るDが、一般発信者Cより遅く発信した場合でも、優先
度を高く設定する。
の、データベースに予め登録されているデータから、通
知されたダイヤル番号に対応する受付け日時を判定し、
受付け時間外である場合には、加入者収容交換機3に対
して受付け拒否の通知を行う。また、受付け時間内であ
る場合には、加入者収容交換機3に対して受付け完了の
通知を行う。加入者収容交換機3は、受付け拒否通知を
制御局4から受信した場合には、発信者に対して受付け
ができない旨を、ガイダンスで通知し切断する。また、
加入者収容交換機3が、制御局4から受付け完了通知を
受信した場合には、発信者に対して電話を切って待機す
るよう、ガイダンスで通知する。加入者収容交換機3か
ら受付け時間内に制御権の移行を受けた制御局4は、通
知されたダイヤル番号に対応する発信者C,Dの電話番
号がデータベース5に存在するか否かの検索を行う。こ
こでは、発信者Cの電話番号は、データベース5に存在
せず、また、会員であるDの電話番号はデータベース5
に存在するため、これにより、制御局4では、会員であ
るDが、一般発信者Cより遅く発信した場合でも、優先
度を高く設定する。
【0009】その後、制御局4は、データベース5に予
め登録されたチケット予約受付け時間が終了したところ
で、優先度に基づいて接続順番を決定し、着信加入者収
容交換機6に対して、着信者の電話機7がネットワーク
から発呼予定があることを通知する。着信加入者収容交
換機6は、この通知を受けたことにより、着信者の電話
機7を監視し、空いている場合には、その旨を制御局4
に通知する。制御局4は、着信加入者収容交換機6から
の通知により、着信者の電話機7が空いていると判定し
た場合には、着信加入者収容交換機6に対してオペレー
タB(電話機7)への発呼要求を行い、また、加入者収容
交換機3に対して、会員D(電話機2)への発呼要求を行
う。制御局4から発呼要求を受けた加入者収容交換機6
は、オペレータBの電話機7を呼び出し、チケット予約
希望者に接続する旨を通知するとともに、オペレータB
が応答した旨を、制御局4に通知する。
め登録されたチケット予約受付け時間が終了したところ
で、優先度に基づいて接続順番を決定し、着信加入者収
容交換機6に対して、着信者の電話機7がネットワーク
から発呼予定があることを通知する。着信加入者収容交
換機6は、この通知を受けたことにより、着信者の電話
機7を監視し、空いている場合には、その旨を制御局4
に通知する。制御局4は、着信加入者収容交換機6から
の通知により、着信者の電話機7が空いていると判定し
た場合には、着信加入者収容交換機6に対してオペレー
タB(電話機7)への発呼要求を行い、また、加入者収容
交換機3に対して、会員D(電話機2)への発呼要求を行
う。制御局4から発呼要求を受けた加入者収容交換機6
は、オペレータBの電話機7を呼び出し、チケット予約
希望者に接続する旨を通知するとともに、オペレータB
が応答した旨を、制御局4に通知する。
【0010】制御局4から発呼要求を受けた加入者収容
交換機3は、会員D(電話機2)を呼び出し、オペレータ
Bに接続する旨をガイダンスで通知し、制御局4に会員
Dが応答した旨を制御局4に通知する。加入者収容交換
機3,6からの応答通知を受信した制御局4は、加入者
収容交換機3に対して会員D(電話機2)と加入者収容交
換機6に収容されているオペレータB(電話機7)とを接
続するよう指示する。接続指示を受けた加入者収容交換
機3は、加入者収容交換機6に対する通話回線を捕捉
し、捕捉した通話回線による会員D(電話機2)とオペレ
ータB(電話機7)とを接続するよう、加入者収容交換機
6に指示を行う。通話回線接続指示を受けた加入者収容
交換機6は、捕捉された通話回線とオペレータB(電話
機7)とを接続することにより、オペレータB(電話機
7)と会員D(電話機2)とを接続し、接続が終了した旨
を制御局4に通知する。接続終了の通知を受けた制御局
4は、接随順番から会員Dを削除する。
交換機3は、会員D(電話機2)を呼び出し、オペレータ
Bに接続する旨をガイダンスで通知し、制御局4に会員
Dが応答した旨を制御局4に通知する。加入者収容交換
機3,6からの応答通知を受信した制御局4は、加入者
収容交換機3に対して会員D(電話機2)と加入者収容交
換機6に収容されているオペレータB(電話機7)とを接
続するよう指示する。接続指示を受けた加入者収容交換
機3は、加入者収容交換機6に対する通話回線を捕捉
し、捕捉した通話回線による会員D(電話機2)とオペレ
ータB(電話機7)とを接続するよう、加入者収容交換機
6に指示を行う。通話回線接続指示を受けた加入者収容
交換機6は、捕捉された通話回線とオペレータB(電話
機7)とを接続することにより、オペレータB(電話機
7)と会員D(電話機2)とを接続し、接続が終了した旨
を制御局4に通知する。接続終了の通知を受けた制御局
4は、接随順番から会員Dを削除する。
【0011】予約受付けが終了し、オペレータBが電話
機7をオンフックするか、または、会員Dが電話機2を
オンフックするかした場合に、加入者収容交換機3,6
は、通常の電話回線の切断処理を行うとともに、加入者
収容交換機6は、オペレータB(電話機7)が空いた旨
を、制御局4に通知する。オペレータB(電話機7)が空
いた旨の通知を受信した制御局4は、次の接続順番であ
る加入者CとオペレータBに対して、上述の会員Dとオ
ペレータBとの接続と同様に、処理を進める。このよう
にして、制御局4では、接続順番に従い、接続対象がな
くなるまで接続制御を行う。以上述べた如く、本実施例
によれば、従来の技術に比べて、着信者は着信呼を取り
逃がすことなく、また、指定時間内のみ受付けができ、
更に、会員を優先して受付けたいといった着信者の希望
が反映されるという効果がある。なお、上記実施例は本
発明の一例を示したものであり、本発明はこれに限定さ
れるべきものではないことは言うまでもない。
機7をオンフックするか、または、会員Dが電話機2を
オンフックするかした場合に、加入者収容交換機3,6
は、通常の電話回線の切断処理を行うとともに、加入者
収容交換機6は、オペレータB(電話機7)が空いた旨
を、制御局4に通知する。オペレータB(電話機7)が空
いた旨の通知を受信した制御局4は、次の接続順番であ
る加入者CとオペレータBに対して、上述の会員Dとオ
ペレータBとの接続と同様に、処理を進める。このよう
にして、制御局4では、接続順番に従い、接続対象がな
くなるまで接続制御を行う。以上述べた如く、本実施例
によれば、従来の技術に比べて、着信者は着信呼を取り
逃がすことなく、また、指定時間内のみ受付けができ、
更に、会員を優先して受付けたいといった着信者の希望
が反映されるという効果がある。なお、上記実施例は本
発明の一例を示したものであり、本発明はこれに限定さ
れるべきものではないことは言うまでもない。
【0012】
【発明の効果】以上、詳細に説明した如く、本発明によ
れば、着信者側で希望する接続許容時刻,接続優先度を
考慮して、発信者を選択的に接続可能とする呼接続制御
システムを実現できるという顕著な効果を奏するもので
ある。
れば、着信者側で希望する接続許容時刻,接続優先度を
考慮して、発信者を選択的に接続可能とする呼接続制御
システムを実現できるという顕著な効果を奏するもので
ある。
【図1】本発明の一実施例を説明するための図である。
【図2】実施例に係るデータベース内に設定される着信
者の接続希望情報の例を示す図である。
者の接続希望情報の例を示す図である。
【図3】実施例の動作の概要を説明するフローチャート
の一部である。
の一部である。
【図4】実施例の動作の概要を説明するフローチャート
の一部である。
の一部である。
【図5】実施例の動作の概要を説明するフローチャート
の一部である。
の一部である。
1:一般の発信者Cの電話機、2:会員Dの発信者電話
機、3:加入者収容交換機、4:制御局、5:データベ
ース、6:加入者収容交換機、7:オペレータBの電話
機、8:データ端末、9,10,11,13,14:制御回
線、12:通話回線、15:会社Aのオフィス。
機、3:加入者収容交換機、4:制御局、5:データベ
ース、6:加入者収容交換機、7:オペレータBの電話
機、8:データ端末、9,10,11,13,14:制御回
線、12:通話回線、15:会社Aのオフィス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−68757(JP,A) 特開 平4−312056(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 3/00 H04M 3/16 - 3/20 H04M 3/38 - 3/58 H04M 7/00 - 7/16 H04M 11/00 - 11/10 H04Q 3/58 - 3/62
Claims (1)
- 【請求項1】 端末装置を所持する発信者を収容する加
入者収容交換機、および、着信者を収容する加入者収容
交換機を含む通信網において、着信者側のオペレータ端末からの設定により 着信許容判
定に係るデータを保持するデータベースと該データベー
スを制御する制御局とを前記複数の加入者交換機とは独
立に設けて、該制御局は、前記発信者から接続希望があ
った旨の情報を、一旦、前記データベース内に保持し、
前記制御局が、所定の時刻に、前記発信者から接続希望
があった着信者を収容している加入者収容交換機から当
該着信者の空きを検出した旨の通知を受けたとき、前記
着信者により予め前記データベースに登録されている接
続許容時刻と接続優先度を含む接続情報をキーとして接
続判定を行い、接続が許容される場合には、当該着信者
収容交換機および発信者収容交換機に対して当該発信者
と当該着信者との接続を指示し、前記加入者収容交換機
間で接続を行うことを特徴とする呼接続制御システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5003161A JP3030836B2 (ja) | 1993-01-12 | 1993-01-12 | 呼接続制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5003161A JP3030836B2 (ja) | 1993-01-12 | 1993-01-12 | 呼接続制御システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06209374A JPH06209374A (ja) | 1994-07-26 |
JP3030836B2 true JP3030836B2 (ja) | 2000-04-10 |
Family
ID=11549637
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5003161A Expired - Fee Related JP3030836B2 (ja) | 1993-01-12 | 1993-01-12 | 呼接続制御システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3030836B2 (ja) |
-
1993
- 1993-01-12 JP JP5003161A patent/JP3030836B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06209374A (ja) | 1994-07-26 |
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