JP3024842B2 - 構内交換機の交換制御方法 - Google Patents

構内交換機の交換制御方法

Info

Publication number
JP3024842B2
JP3024842B2 JP03314017A JP31401791A JP3024842B2 JP 3024842 B2 JP3024842 B2 JP 3024842B2 JP 03314017 A JP03314017 A JP 03314017A JP 31401791 A JP31401791 A JP 31401791A JP 3024842 B2 JP3024842 B2 JP 3024842B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
extension
call
private branch
branch exchange
exchange
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP03314017A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05130238A (ja
Inventor
眞次 荒川
一彦 柳舘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP03314017A priority Critical patent/JP3024842B2/ja
Publication of JPH05130238A publication Critical patent/JPH05130238A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3024842B2 publication Critical patent/JP3024842B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sub-Exchange Stations And Push- Button Telephones (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、蓄積プログラム制御方
式の構内交換機(すなわち電子構内交換機)による交換
制御に関する。
【0002】電子構内交換機は、音声通話を主とした各
種の通信に係る多種多様のサービスを提供する機能を有
している。サービスには、コールウェイティングやキャ
ンプオンなどのように通話の便宜を意図したもの、及び
通話規制や所定通話時間の経過通知(いわゆる3分コー
ル)などのように構内通信網の管理の上で有益なものが
ある。それ故、電子構内交換機を中心に構成される構内
通信網においては、網を運用する上でこれらサービスの
効果的な活用が望まれている。
【0003】
【従来の技術】従来において、電子構内交換機(以下
「交換機」ということがある)は、収容する内線に接続
された通信端末装置(電話機、ファクシミリ、及びデー
タ通信に係る情報処理装置など)による発呼に呼応し
て、予め各内線毎に設定された内容の交換制御を行うよ
うに構成されていた。
【0004】例えば、一般のオフィスを例に挙げると、
通常、各部署に配置される電話機(厳密には電話機を接
続する内線)に対しては、内線間の通話(内線通話)の
みが許されるもの、内線通話及び構内通信網の外部との
通話(外線通話)が許されるものなど、通話規制に係る
クラス分けがなされる。この場合において、交換機は、
各電話機による発呼に際して、その電話機のクラスに応
じて、相手側との接続を行うか又は接続を拒否するとい
う制御を行う。
【0005】また、パーソナルコンピュータなどの情報
処理装置(つまりデータ通信に利用しようとする内線)
に対しては、通信の障害となるトーン信号の発信を伴う
コールウェイティングや3分コールなどのサービスを排
除した交換制御の設定が行われ、この場合において、交
換機は、相手側回線との接続などの基本サービスに係る
処理のみを行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来では、構内通信網
における各内線の享受するサービスが、上述のように前
もって行われる交換制御の設定によって固定的に規定さ
れ、そのために構内通信網の運用の上で不都合が生じる
という問題があった。
【0007】すなわち、例えば電話機と情報処理装置と
を切り換えて接続することによって1つの内線を通話と
データ通信とに共用する場合には、その内線には各種サ
ービスが提供されないことから通話の便宜又は管理上の
有益性が損なわれてしまう。
【0008】また、通信費の削減を意図して外線通話が
規制された電話機では、いわゆるフリーダイヤル(登録
商標)(以下同じ)(NTT(登録商標)加入電話サー
ビスの1種で、呼を自動的にコレクトコール扱いとする
通話サービス)に係る相手先への発信であっても、他の
外線通話と同様に規制されてしまい、通話規制の目的か
らみて不合理となる。本発明は、上述の問題に鑑み、構
内通信網における利便性の向上を図ることを目的として
いる。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る交
換制御方法においては、図1に示すように、内線LAを
収容した構内交換機1は、前記内線LAを介して発信さ
れた相手番号NAと予め登録されている1つ又は複数の
特定番号NSとを照合し、それらの番号が一致した場合
にはデータ通信のための交換制御を行い、それらの番号
が不一致の場合には当該内線LAに対して設定されてい
る内容の交換制御を行う。
【0010】
【0011】
【0012】
【作用】構内交換機1による交換制御の内容は、内線L
Aに接続された通信端末装置2の発信した相手番号NA
(相手を特定するいわゆるフルダイヤル)が予め特定番
号NSとして登録されている場合と登録されていない場
合とによって変更される。
【0013】例えば、相手番号NAが情報処理装置の接
続された回線番号として登録されている番号「1234
56」であるときは、通信の障害となるトーン信号の発
信を抑止したデータ通信のための交換制御が行われる。
また、相手番号NAが通話料金の着信払いの回線番号と
して登録されている番号「234567」であるとき
は、内線LAに対する接続規制(通話規制)を無効とし
て相手側との接続が行われる。
【0014】
【実施例】図3は本発明に係る電子構内交換機1の要部
の構成を示すブロック図である。交換機1は、プログラ
ムに従って各部を制御する制御系10、回線接続のため
の通信路系11、プログラムを格納した主記憶装置1
2、保守用のコンソール13、収容する複数の内線LA
のそれぞれに対して設けられた内線トランク14、及び
複数の局線(公衆網の加入回線)LBのそれぞれに対し
て設けられた局線トランク15などを有し、内線LA相
互の接続及び内線LAと局線LBとの接続が可能に構成
されている。
【0015】なお、各内線LAには、電話機、ファクシ
ミリ、各種の情報処理装置などが通信端末装置2として
接続されている。また、ここでは、内線LA及び局線L
Bを電話回線(アナログ回線)とする。
【0016】交換機1の運用に際しては、まず、各内線
LAのそれぞれに対して、それに接続された各通信端末
装置2の機能及び用途などの属性に応じて、当該交換機
1の提供するサービス(つまり制御内容)が設定され
る。そして、その設定内容は、各内線LAに割り当てた
内線番号とサービスとを対応づけた内線属性ファイルF
Lとして予めコンソール13の操作によって主記憶装置
12内に格納される。
【0017】また、本発明の特徴として、特定番号(特
定の相手先に対応した局線番号又は内線番号)及びそれ
に応じた交換制御の内容の登録が行われ、その登録内容
は特定番号ファイルFNとして主記憶装置12内に格納
される。
【0018】図4は内線属性ファイルFLの一例を示す
図である。同図において、例えば内線番号NNが「00
1」の内線LAに対しては、外線通話を規制するとも
に、3分コール及び割込みコール(二者間の通話への第
三者の割込みを可能とするコールウェイティングに係る
トーン信号の発信)を行う設定がなされている。
【0019】図5は特定番号ファイルFNの一例を示す
図である。同図において、例えば「12−3456」の
特定番号NSは、外部の情報センターなどに対応した局
線番号であり、業務上必要なデータ通信に係わる番号と
して登録されている。つまり、この特定番号NSに対し
ては、外線通話の規制を行わず、またデータ通信の障害
となる3分コール及び割込みコールを行わない旨の登録
がなされている。
【0020】なお、本実施例では、便宜上、特定番号N
Sを6桁の数としたが、実際には市外局番や国際通話用
の番号などを含む7桁以上の数となることが多い。ま
た、内線番号NNを特定番号NSとする場合などにおい
ては、特定番号NSは5桁以下の数になることもある。
【0021】図1は本発明の交換制御方式を模式的に示
す図、図2は図1に対応した電子構内交換機1による呼
処理を概略的に示すフローチャートである。図2に示す
ように、電子構内交換機1は、ステップ#1で内線LA
による発呼を検出すると(つまり、特定の内線LAに係
る呼の発生を認識すると)、その内線LAを発信音トラ
ンクに接続して発信音を送り、相手番号(通信相手の電
話番号)NAが送られるのを待つ。
【0022】その後、内線LAを介して送られた所定桁
数の相手番号NAを受信すると(ステップ#2)、続い
て、相手番号NAを対象として特定番号ファイルFNの
検索を行う。すなわち、相手番号NAと特定番号ファイ
ルFNに登録されている1つ又は複数の特定番号NSと
を照合する(ステップ#3)。
【0023】そして、相手番号NAと特定番号NSとが
一致した場合には、一致した特定番号NSに対応付けて
特定番号ファイルFNに登録されている内容の制御を行
う(ステップ#4、ステップ#5)。
【0024】すなわち、図1に示すように、相手番号N
Aが特定番号ファイルFNに登録されている番号「12
3456」であった場合には、この番号「12345
6」に対応付けて登録されている制御内容(ここでは
「Y」とする)をトランザクションファイルTRへ転送
する。そして、その後はトランザクションファイルTR
を適時参照して所定の処理を実行する。なお、制御内容
の「Y」は、図4で説明したように、3分コールやコー
ルウェイティングなどのサービスを排除したデータ通信
のための制御内容である。
【0025】また、相手番号NAと特定番号NSとが一
致しない場合には、内線属性ファイルFLに基づいて、
当該内線LAに対して設定されている内容の制御を行う
(ステップ#4、ステップ#6)。
【0026】すなわち、図1に示すように、相手番号N
Aが特定番号ファイルFNに登録されていない番号「6
66666」であった場合には、特定番号ファイルFN
の検索に続いて内線属性ファイルFLの検索を行い、発
呼に係る内線LA(ここでは例えば内線番号NNが「0
03」の内線とする)に対応付けて登録されている制御
内容(ここでは「B」とする)をトランザクションファ
イルTRへ転送する。
【0027】以上のように、電子構内交換機1は、各内
線LAによる発呼に呼応して行う交換制御の内容を相手
番号NAによって切り換える。したがって、このような
電子構内交換機1の機能を活用することにより、構内通
信網の利便性を高めることができる。
【0028】すなわち、上述したように、データ通信を
行うときに一時的に所定サービスの享受を停止すること
により、通話時の便宜を損なうことなく、1つの内線L
Aを通話とデータ通信とに共用することができる。
【0029】また、図5に示すように、例えば「23−
4567」の特定番号NSについては、外線通話規制を
行わない旨の登録を行えば、図4に示すように外線通話
が規制されている内線番号NNが「001」や「00
2」の内線LAであっても、相手番号NAが「23−4
567」の相手先に限って通話を可能とすることができ
る。つまり、この場合の「23−4567」をいわゆる
フリーダイヤル番号とすれば、通信費削減という目的か
らみて不合理な通話規制を取り止めることができる。
【0030】逆に、図5における「34−5678」の
特定番号NSのように外線通話規制を行う旨の登録を行
うことにより、特定の相手先との通信を規制することも
容易である。この場合において、電子構内交換機1の収
容する全内線LAについて個々に属性の変更(内線属性
ファイルFLの設定変更作業)を行うことなく、特定番
号ファイルFNに若干の追加を行うだけで、「34−5
678」の相手先への発信を全面的に規制することがで
きる。また、規制解除も簡便である。
【0031】上述の実施例によれば、例えば一般のオフ
ィスにおいて、デスクなどの配置換えにより、それまで
通話専用とされ各種サービスの提供されていた内線LA
をデータ通信(それまでは他の内線LAを用いて行って
いた)にも用いる必要が生じた場合であっても、この内
線LAに対する交換制御の設定を変更する作業が不要と
なる。
【0032】上述の実施例において、内線属性ファイル
FL及び特定番号ファイルFNの内容は、構内通信網の
形態に応じて適宜変更することができる。また、本発明
は、アナログ式及びデジタル式の電子構内交換機1に適
用可能である。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、構内交換機を中心に構
成される構内通信網の運用上の利便を向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の交換制御方式を模式的に示す図であ
る。
【図2】図1に対応した電子構内交換機による呼処理を
概略的に示すフローチャートである。
【図3】本発明に係る電子構内交換機の要部の構成を示
すブロック図である。
【図4】内線属性ファイルの一例を示す図である。
【図5】特定番号ファイルの一例を示す図である。
【符号の説明】 1 電子構内交換機(構内交換機) LA 内線 NA 相手番号 NS 特定番号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−248191(JP,A) 特開 平2−165761(JP,A) 特開 昭62−281588(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 3/42 - 3/436 H04Q 3/58 - 3/62

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内線を収容した構内交換機が、前記内線を
    介して発信された相手番号と予め登録されている1つ又
    は複数の特定番号とを照合し、それらの番号が一致した
    場合にはデータ通信のための交換制御を行い、それらの
    番号が不一致の場合には当該内線に対して設定されてい
    る内容の交換制御を行うことを特徴とする構内交換機の
    交換制御方法
JP03314017A 1991-10-30 1991-10-30 構内交換機の交換制御方法 Expired - Fee Related JP3024842B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03314017A JP3024842B2 (ja) 1991-10-30 1991-10-30 構内交換機の交換制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03314017A JP3024842B2 (ja) 1991-10-30 1991-10-30 構内交換機の交換制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05130238A JPH05130238A (ja) 1993-05-25
JP3024842B2 true JP3024842B2 (ja) 2000-03-27

Family

ID=18048206

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03314017A Expired - Fee Related JP3024842B2 (ja) 1991-10-30 1991-10-30 構内交換機の交換制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3024842B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05130238A (ja) 1993-05-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100249578B1 (ko) 개별화된 전화 호출 특징을 제공하는 시스템
US5917817A (en) User invocation of services in public switched telephone network via parallel data networks
JP2816385B2 (ja) Pbxテナントサービスの方路選択方式
JP3115772B2 (ja) 電話呼処理方法
JPH077549A (ja) 通信サ−ビスに加入している電話呼出を処理する方法
JP2007129730A (ja) 通信網装置および方法
JP2874119B2 (ja) 複数端末への着信呼分散サービス方式
JP3024842B2 (ja) 構内交換機の交換制御方法
JP3097114B2 (ja) 通信システムにおけるサービス制御方式ならびに電話機およびファクシミリ装置
JPS6154752A (ja) 自動交換機のハンテイング装置
JPH01183950A (ja) 電話交換システムにおける通話ルート指定方法
JPH05211563A (ja) 通信方法及び通信装置
US5598465A (en) Exchange controlling system for managing terminal groups
JP3494262B2 (ja) 着信呼の呼び返し制御方法及び装置
JP3150264B2 (ja) 内線電話番号変更時での着信接続制御方法
JP2818549B2 (ja) 呼受付分配方式
JP3455833B2 (ja) 交換機着信連続通話方式
JPH04351053A (ja) 構内交換機
JP3193932B2 (ja) 構内交換装置
JPH08251642A (ja) 収容交換機を移行/移転したときの同一番号を用いた呼の接続方法
JPH05327908A (ja) 短縮ダイヤルプラスダイヤリング方法及び交換装置
JPH1094000A (ja) ダイアル中継方式
WO2004086739A1 (en) Arrangement served by operator to establish connections between users
KR19990020643A (ko) 전전자 교환기의 내선 가입자 호 전환 서비스 방법
JPH0243862A (ja) 着信管理優先方式

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20000104

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080121

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090121

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100121

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees